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JP2014069465A - 保護フィルム貼着部材 - Google Patents

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JP2014069465A
JP2014069465A JP2012217919A JP2012217919A JP2014069465A JP 2014069465 A JP2014069465 A JP 2014069465A JP 2012217919 A JP2012217919 A JP 2012217919A JP 2012217919 A JP2012217919 A JP 2012217919A JP 2014069465 A JP2014069465 A JP 2014069465A
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film
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JP2012217919A
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Kazunori Kitahara
一徳 北原
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Tsuchiya YAC Co Ltd
Original Assignee
Tsuchiya YAC Co Ltd
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Abstract

【課題】モニター画面に貼りにくい保護フィルムを誰でも簡単且つ美しくモニター画面に貼着することのできる保護フィルム貼着部材を提供する。
【解決手段】保護フィルム貼着部材Aは保護フィルム1の前面にカバーフィルム3が貼り付けられ、保護フィルム1の裏面の粘着層1aに離型フィルム2が貼り付けられた3層構造である。離型フィルム2は、保護フィルム1と同一形状の本体部分2aと、該本体部分2aの両側辺2a2から保護フィルム1の外側に張り出している耳部5とで構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、モニター画面、特にカーナビゲーションの液晶モニター画面に貼着される保護フィルム貼着部材の改良に関する。
モニター画面、特に液晶モニター画面は、使用していると指紋や汚れが付着したり、傷がついて汚くなる。そのため、一般に、保護フィルムが貼着された状態で使用される。使用前の状態である保護フィルム貼着部材は、保護フィルムの前面にカバーフィルム、裏面に離型フィルムが貼り付けられた通常は3層構造のものである。この保護フィルムは、パソコン用・ゲーム用・テレビ用・携帯電話用・スマートフォン用・自動販売機用・医療機器用・券売機用のモニター画面の全面に貼着して使用されるところから、その形状はモニター画面に合わせて形成されている。
この保護フィルム21をモニター画面11に貼着するには、図8に示すように、まず離型フィルム(図示せず)を保護フィルム21の裏面から剥離し、保護フィルム21の裏面の粘着層21aを露出させ、次いで、保護フィルム21の上端をモニター画面11の端に一致させて接着し、そのまま引っ張りつつ且つ指を持ち替えつつモニター画面11の表面の接着端から他端に向けて保護フィルム21を貼り付けていく。最後に、貼り付けた保護フィルム21の表面からカバーフィルム23を剥離して作業を終わる。この時、粘着層21aとモニター画面11との間に気泡Kが入り込まないようにする必要がある。このような保護フィルムには、以下のようなものがある(特許文献1)。
特開平7−313949号公報(図2)
しかしながら、上記保護フィルム貼着部材は、全体がモニター画面11の大きさに切断されているために、これを貼り付ける際、離型フィルムを剥離すると前述のように保護フィルム21の裏面の粘着層21aが全面に剥き出しになり、貼着作業時にカバーフィルム23がその表面に貼り付いた状態の保護フィルム21を摘まむと、摘まんだ人指し指に粘着層21aが接して粘着してしまう。
この状態で、前述のように保護フィルム21の上端をモニター画面11の上端に一致させて接着し、そのまま引っ張りつつ且つ指を持ち替えてモニター画面11の表面の接着端から下端まで保護フィルム21を貼り付けようとすると、保護フィルム21の下端部分の露出した粘着層21aがモニター画面11に不用意に接着したり、指の持ち替え時に指に粘着している粘着層21aが離れ難くて保護フィルム21に皺がよったり弛んだり、或いは不用意に接着した保護フィルム21とモニター画面11との間に気泡Kが入り込んでしまうことがあり、きれいに貼ることが難しかった。
また、離型フィルムが保護フィルム21と同じ大きさに形成されているので、保護フィルム21から離型フィルムを剥離する作業が難しいという問題もある。もちろん、離型フィルムを、保護フィルム21よりも一回り大きいサイズにすれば、上記剥離時の困難性を解消することが可能ではあるが、この場合は、例えばモニター画面11が周囲のフレームよりも一段凹んだ場所に位置しているような場合に、この一回りサイズの大きな離型フィルムが邪魔になり、保護フィルム21をモニター画面11に貼り付ける際の位置合わせが出来ないという問題もある。
本発明は、モニター画面が周囲のフレームよりも一段凹んだ場所に位置しているような場合であっても、モニター画面に貼りにくい保護フィルムを誰でも簡単且つ美しくモニター画面に貼着することのできる保護フィルム貼着部材を提供することにある。
請求項1の保護フィルム貼着部材Aは、「保護フィルム1の前面にカバーフィルム3が貼り付けられ、保護フィルム1の裏面の粘着層1aに離型フィルム2が貼り付けられた構造のもので、
離型フィルム2が、保護フィルム1と同一形状の本体部分2aと、該本体部分2aの両側辺2a2から保護フィルム1の外側に張り出している耳部5とで構成されている」ことを特徴とする。
請求項2の保護フィルム貼着部材Aは「請求項1の離型フィルム2の耳部5が、本体部分2aの両側辺2a2から、前記両側辺2a2間の一辺2a1にかけて保護フィルム1の外側に張り出している」ことを特徴とする。
請求項3の保護フィルム貼着部材Aは「請求項1又は2の離型フィルム2の耳部5に、本体部分2aの一辺2a1に平行或いはこれに一致する折り曲げ線5bが設けられている」ことを特徴とする。
これによれば、耳部5を指で摘まんで保護フィルム1の端部1xから離型フィルム2の端部2xを剥離し、該端部1xとその近傍の粘着層1aを露出させ、離型フィルム2の端部2xを背面側に折り返すと共に、折り返した耳部5とカバーフィルム3が表面に貼り付けられた保護フィルム1の側辺部分とを指で摘み、その状態で保護フィルム1の端部1xの粘着層1aをモニター画面11の端部に沿わせて粘着させ、更に、折り返した耳部5と保護フィルム1とを摘まんだ状態、或いは折り返した耳部5だけを摘んだ状態で両側に軽く引っ張りつつ指を移動させ、粘着層1aを上から下に向けてモニター画面11の全面に貼り付ける。これにより粘着層1aが指に付いたり、モニター画面11に不所望に貼り付かず、保護フィルム1をモニター画面11の全面にきれいに貼り付けることができる。ここで、保護フィルム貼着部材Aの未だ離型フィルム2が剥離していない部分(本体部分2a)では、保護フィルム1と離型フィルム2とが同じ形状であるので、周囲のフレーム12よりも一段凹んだモニター画面11への位置あわせをしつつ、上記貼り付け作業を行うことができる。
特に、耳部5を折り曲げ線5aに沿って折り曲げると、保護フィルム1を保護フィルム1に貼り付ける際に、保護フィルム1の粘着層1aとモニター画面11との間に隙間Sが発生すること、及び、耳部5の折り曲げ線5b部分の弾発力Fによって保護フィルム1の他端1y側が跳ね上げられ、モニター画面11から離間する。この状態で幅方向に軽く張力を与えつつ耳部5を摘まんで保護フィルム1の他端1y側にゆっくりと離型フィルム2を移動させると、これだけできれいに貼ることができる。
本発明の保護フィルム部材の分解斜視図。 (a)は本発明の保護フィルム部材の第1実施例の斜視図、(b)は耳部を折り曲げた状態を部分斜視図、(c)は第2実施例の斜視図、(d)は第2実施例の耳部を折り曲げた状態を部分斜視図。 第1実施例の貼着時の斜視図。 第1実施例の貼着時において、気泡を指で周囲に押し出している状態の斜視図。 第1実施例の貼着時において、へらを使用して気泡を周囲に押し出している状態の斜視図。 第1実施例の貼着時において、カバーフィルムを剥離している状態の斜視図。 本発明の保護フィルムの貼着状態を示す斜視図。 従来の保護フィルムの貼着状態を示す斜視図。
以下、詳細な内容について実施例を用いて説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。本発明の保護フィルム貼着部材Aは、いずれの実施例に共通することであるが、透明な保護フィルム1の前面に薄く着色されたカバーフィルム3、保護フィルム1の裏面全面に設けられた粘着層1aに透明の離型フィルム2が貼り付けられた3層構造のものである(なお、保護フィルム1の前面には防眩用の機能層や屈折率を工夫して見えやすくした機能層が形成されることがあるが、これら機能層は保護フィルム1に含まれるものとする)。そして、保護フィルム1、カバーフィルム3及び離型フィルム2の本体部分2aの大きさがモニター画面11に合わせて形成されている。保護フィルム1には、例えば、PETのような樹脂シートが使用される。カバーフィルム3の図中下部の右コーナー部分には、剥離用の持ち手となるテープ4が貼着されている。
本発明の保護フィルム1が貼り付けられるモニター画面11は、カーナビゲーションの液晶モニター画面のように、通常、表示装置10のフレーム12から一段凹んだ場所に設けられ、その4周はフレーム12にて囲まれており、保護フィルム1のきれいな貼着が困難である。
本発明の第1実施例は図1、図2(a)(b)に示すように、離型フィルム2の耳部5が、本体部分2aの一辺2a1から該辺2a1に隣接する両側辺2a2にかけて保護フィルム1の本体部分2aの外側に張り出している。本体部分2aは保護フィルム1と同じ形状である。
耳部5の両側辺の外側への張り出し幅は、側方の張り出し部分5aが指で摘まむことができる程度のもので4mm〜10mm程度である。5mmから7mm程度が好ましい。そして、耳部5の、本体部分2aの一辺2a1の外側(上方)への張り出し部分5cを本体部分2aの一辺2a1に沿って折り曲げることができるようになっている。この折り曲げ可能部分を折り曲げ線5bで示す(図2(a))。この折り曲げ線5bはミシン目を入れるなどして、折り曲げやすくしてもよいし、そのままで、本体部分2aの一辺2a1に沿って折り曲げるようにしてもよい。この一辺2a1側の張り出し部分5cの出幅は、折り曲げやすく且つ折り曲げた時に折り曲げ状態を保持できる幅、例えば7〜12mm程度としている。8mm〜10mmが好ましい。なお、張り出し部分5cには、本発明の保護フィルム貼着部材Aの品番コーナー6が設けられている。
しかして、図示していないが、モニター画面11に、例えば、液晶クリーナースプレーを吹きかけ、清浄なクロスで汚れや指紋をふき取り、更に、除電ブラシのようなもので表面のホコリを払った後、エアーダストスプレーで四隅のほこりやごみを吹き飛ばしてモニター画面11の全面を清浄な状態にする。
次に、離型フィルム2の耳部5を指で摘まんで保護フィルム1の端部1x(上端)の辺に沿う折り曲げ線5bで離型フィルム2の張り出し部分5cを背面側に折り返す(図2(b))。特に、折り曲げ線5bに沿って折り曲げると、保護フィルム1をモニター画面11に貼り付ける際に、図3に示すように、保護フィルム1の粘着層1aとモニター画面11との間に隙間Sが発生して不所望に粘着層1aの他の部分がモニター画面11に付着しないこと、及び、耳部5の折り曲げ線5b部分の弾発力Fによって保護フィルム1の他端1y側が跳ね上げられ、この部分がモニター画面11から離間する結果、貼りやすくなる。
そしてそのまま保護フィルム1の端部1xから離型フィルム2を剥離して該端部1xとその近傍の粘着層1aを露出させ、折り返した耳部5とカバーフィルム3が表面に貼り付けられた保護フィルム1とを指で摘み、その状態で保護フィルム1の端部1xの粘着層1aをモニター画面11の端部に沿わせて粘着させる(図3)。挟んだ指は、カバーフィルム3と耳部5に接して粘着層5aに接触しないので、折り返した耳部5と保護フィルム1とを摘まんだ状態、或いは耳部5だけを摘んだ状態で両側に軽く引っ張りつつ指を下方に移動させ、離型フィルム2を剥離しつつ上から下に向かって貼り付けて行く。
ここで、保護フィルム貼着部材Aの未だ離型フィルム2が剥離していない部分(本体部分2a)は、保護フィルム1と離型フィルム2とが同じ形状であるので、モニター画面11に宛がっても、一段盛り上がった周囲のフレーム12と干渉することはない。換言すれば、フレーム12よりも一段凹んだモニター画面11に保護フィルム貼着部材Aの本体部分2aを宛がって位置あわせをしつつ、上記貼り付け作業を行うことができる。
保護フィルム1の他端1y(下端)まで滑らせると粘着層1aがモニター画面11の全面に均一に貼り付き、保護フィルム1をモニター画面11の全面にきれいに貼り付けることができる。
この状態でもし若干でも保護フィルム1とモニター画面11との間に気泡Kが巻き込まれておれば、例えば、保護フィルム1の中心から周辺部へ指を押圧しつつ滑らせ、その気泡Kを保護フィルム1へ押し出す(図4)。気泡Kの押し出しが終わると、粘着層5aのモニター画面11への均一な付着を行わせるためにへら8をカバーフィルム3の上から保護フィルム1の表面に押圧しつつ滑らせる(図5)。最後に、保護フィルム1の表面に貼着されているカバーフィルム3のテープ4を持って引っ張り剥離する(図6)。
第2実施例では、図2(c)に示されているように、離型フィルム2の耳部5が保護フィルム1の両側辺から外側に伸びているだけで、離型フィルム2は保護フィルム1の一辺1xに一致しているところで切断されている。貼着方法は第1実施例と同じである。ただこの場合、耳部5の形状が第1実施例と異なるため、この場合は同図(d)に示すように耳部5のいずれかの部分、或いは図示していないが、離型フィルム2のいずれかの部分を背方に折り曲げることになる。
1…保護フィルム
1a…粘着層
1x…保護フィルムの端部(上端)
1y…保護フィルムの他端(下端)
2…離型フィルム
2a…本体部分
2a1…本体部分の一辺
2a2…本体部分の側辺
3…カバーフィルム
4…テープ
5…耳部
5a…側方への張り出し部分
5b…折り曲げ線
5c…上方への張り出し部分
6…品番コーナー
11…モニター画面
12…フレーム
21…保護フィルム
21a…粘着層
23…カバーフィルム
A…保護フィルム貼着部材
K…気泡
S…隙間


Claims (3)

  1. 保護フィルムの前面にカバーフィルムが貼り付けられ、保護フィルムの裏面の粘着層に離型フィルムが貼り付けられた保護フィルム貼着部材であって、
    離型フィルムが、保護フィルムと同一形状の本体部分と、該本体部分の両側辺から保護フィルムの外側に張り出している耳部とで構成されていることを特徴とする保護フィルム貼着部材。
  2. 請求項1の保護フィルム貼着部材において、離型フィルムの耳部が、本体部分の両側辺から、前記両側辺間の一辺にかけて保護フィルムの外側に張り出していることを特徴とする保護フィルム貼着部材。
  3. 請求項1又は2の保護フィルム貼着部材において、離型フィルムの耳部に、本体部分の一辺に平行或いは一致する折り曲げ線が設けられていることを特徴とする保護フィルム貼着部材。
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