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JP2013538762A - 包装容器、及びかかる包装用域の製造において使用可能なブランク - Google Patents

包装容器、及びかかる包装用域の製造において使用可能なブランク Download PDF

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Abstract

本発明は、包装容器101に関する。この包装容器101は、プラスチックから主に構成される第1の材料又は材料の組合せから形成された第1の部分102と、繊維ベース包装薄層から主に構成される第2の材料又は材料の組合せから形成された第2の部分103と、前記第1の部分102中に形成された注ぎ口104とを備える。第2の部分103は、第2の部分103から第1の部分102の全体を分離させるための分離手段を備える。

Description

本発明は、第1の材料から実質的に形成される第1の部分と、第2の材料から実質的に形成される第2の部分とを備える包装容器に関する。また、本発明は、この種の包装容器の作製方法に関する。また、本発明は、かかる包装容器の作製に使用可能なブランクに関する。
第1の材料から実質的に形成される第1の部分と、第2の材料から実質的に形成される第2の部分とを備える包装容器が公知となって以来、長い時間が経過している。かかる包装容器の一実例が、特許文献1に示されている。かかる包装の別の実例は、特許文献2において開示されている。後者は、Tetra Pak社によりTetra Topの商標で市販されている包装容器である。
かかるタイプの包装容器に関する製造の特徴及び方法は、上記の文献に、及び上記の文献内において言及されている文献に、完全に記載されている。
簡単に述べると、上記の包装容器は、上記の特許出願に記載されているものなどの、適切な被覆又は薄層を備える紙ベース材料から作製された実質的に円筒状の容器本体を備え得る。容器本体は、通常は、その一方の端部で折り畳まれ封止され、他方の端部に頂部部分を備える。頂部部分は、開封デバイスを備える。一般的には、頂部部分は、プラスチック材料から作製され、このプラスチック材料は、光、風味、又は酸素の透過を遮断又は低下させるバリア特性を実現するために、追加のバリア材料を含んでもよい。
上述のタイプの包装容器は、製造前ロジスティック、製造、製造後ロジスティック、保管陳列、及びユーザ利便性に関して複数の有利な特徴を有する。しかし、1つの欠点は、使用後ロジスティックに関するものである。これらの包装容器は、容易に潰縮可能であり、手で圧縮することができ、したがって空間効率が高い。廃棄物管理の観点から、包装容器の2つの部分、すなわちプラスチック部分及び紙部分は、それぞれ異なる小部分へと分離及び分類されることが有益であるが、これは、現行においては顧客による実施が必要とされる。本出願人による特許文献3は、上述の欠点に対して示唆された解決策に関するものである。包装容器のプラスチック製の頂部部分に脆弱ラインを設けることにより、プラスチック製の頂部の大部分が、紙ベース部分から比較的容易に分離され得ることが、上述の出願において開示されている。
欧州特許出願公開第108166号明細書 国際公開第02/070365号明細書 国際公開第2005/032959号明細書
したがって、本発明の1つの目的は、最終的な処分、再利用、又は再生処理との関連において、それぞれ異なる小部分へと簡単な態様で分類し得る包装容器を作製することである。
また、本発明の1つの目的は、多様な材料から作製された容器に関して上述の利点を可能な限り最大限まで維持することである。
上述の目的は、本発明によれば、第2の部分が第2の部分から第1の部分の全体を分離させるための分離手段をさらに備えるという特徴を与えられた、導入部により規定されるような包装容器を用いることにより達成された。
この分離手段を容器に設けることにより、2つの部分を相互に分離させることが容易になる。第1の部分について(均一の材料又は複数の層を有する)プラスチック材料を使用することにより、例えば、透明部分及び/又はねじ山を有するネック部を有する部分及び/又はさらに複雑な形状を有する部分を形成することが可能になり、第2の部分について繊維ベース包装薄層を使用することにより、プリント・デザインを備える容器本体を作製する場合には好都合となる。さらに、薄層は、容易に封止され折り畳まれ得ることにより、緊密な底部を形成することが可能となる。
また、第1の部分全体を取り外すことが可能であることは、破棄物管理の観点から有利となり、複数の有利な特徴が、このことからもたらされる。
1)繊維ベース材料から作製される残りの第2の部分は、消費者の家庭においては既に小さな占有体積となるように、容易に圧縮することができ、第1の部分は、厚紙再生処理ステップを経由する必要性を伴わずにプラスチック再生処理ステップへと直接的に送ることができる。
2)包装の第1の部分、すなわち頂部部分は、複数の頂部部分を相互に積み重ねることが可能となるようにその形状を保持することができる。これにより、頂部部分がプラスチック材料の「束」に分類された場合に比べてより小さなスペースを占有することが可能となる。また、第1の部分は、様々なプラスチック廃棄物を仕分けする際に大量のプラスチックを容易に収集するのを可能にする。
本発明の1つ又は複数の実施例によれば、分離手段は、分離手段を形成する従来的な様式であるミシン目部分を含み、1つ又は複数の実施例においては、このミシン目部分は、第2の部分の上方外周部の全体に沿って延在する。この構成により、2つの部分を簡単に分離することが可能となる。
しかし、また、ミシン目部分は、本発明の1つ又は複数の実施例の場合と同様に、第2の部分の上方外周部の一部のみに沿って延在してもよい。この場合には、ユーザは、分離の開始のためにミシン目部分を使用することができ、その後、フィルムを把持することにより分離を完了させることができる。引っ張り力が印加されるにつれて、2つの部分の間の引張強度の差異、及び印加される力の方向により、第1の部分と第2の部分との間の境界部の方向に破開部が誘導され、この破開部は、この境界部に沿って第2の部分伝いに続く。さらなる1つ又は複数の実施例によれば、このミシン目部分は、湾曲状経路に倣って形成され、それにより、ユーザが包装容器を突き破ることがより容易になる。これらの実施例の1つ又は複数においては、湾曲状経路の端部の少なくとも1つが、第1の部分の方向に向けられる。このようにすることで、初めの破開(ミシン目部分を越える)が、第1の部分と第2の部分との間の境界部の方向に向けられることとなる。
1つ又は複数の実施例においては、ミシン目部分経路は、包装容器の隅部同士の間に、しかし隅部を越えずに延在してもよい。これらの隅部は、通常は、折り目ラインにより画定され、このようにすることで、ミシン目部分は、ユーザによる容易なアクセスが可能となる。
別の本発明のコンセプトによれば、分離手段は、第1の部分と第2の部分との間に挟まれとじ込まれた引っ張り紐を備えてもよい。この場合には、引っ張り紐が、第1の部分と第2の部分との間の連結に大きく関与するため、引っ張り紐の除去により、第1の部分と第2の部分との間の分離が可能となる。
また、本発明は、前述の説明による包装容器の製造において使用されることとなる包装ブランクに関する。かかる包装ブランクは、少なくとも1つのエッジを備え、包装薄層から形成され、1つのエッジに隣接して分離手段を備えることを特徴とする。分離手段は、上記又は下記において説明される代替形態のいずれを含んでもよい。
本発明の現時点において好ましい実施例の一実例を示す添付の概略図を参照として、本発明をさらに詳細に説明する。
先行技術の包装容器の側面図である。 本発明の実施例による包装容器の側面図である。 本発明の実施例による包装容器の側面図である。 本発明の実施例による包装容器の側面図である。 図2の実施例による包装容器用の包装ブランクの平面図である。 図3の実施例による包装容器用の包装ブランクの平面図である。 図2〜図4と同様ではあるが、本発明の他の実施例の図である。 図2〜図4と同様ではあるが、本発明の他の実施例の図である。
包装容器は、以下のステップに従って製造される。
a)包装薄層のロールをシートに切断する。
b)これらのシートを、2つのエッジを相互に封止することにより、スリーブへと形成する。
c)スリーブを、マンドレル・ホイール上のマンドレル上に摺動させる。
d)プラスチック材料から作製された頂部を、スリーブの一方の端部上に射出成形する。
e)容器を、成形ステーションから充填ステーションへと排出する(頂部を下にした立位において)。
f)容器に製品を充填する。
g)開口端部を押縮し、エッジを封止して横軸方向シールを形成することにより、底部を形成する。及び
i)フラップを折り畳み、フラップを底部の底部表面に対して封着することにより、底部を仕上げ形成する。
特許文献2に記載されているように、かように形成された容器は、通常、注ぎ口を覆う膜を除去することにより開封されるように構成された閉鎖頂部を備える。容器の開封を容易にするために、膜と頂部の周辺部分との間の移行部は、脆弱ライン、すなわち周辺部分よりも薄い壁厚さを有する部分として形成される。
別の実例においては、頂部は、別個に製造され、後の段階にてスリーブ部分に溶接される。本発明は、製造方法にかかわらず、2つの主要構成要素を有する任意の包装容器に対して有効であり適用可能である。
図1は、プラスチック材料から作製された第1の部分である頂部2と、繊維ベース包装薄層から作製された第2の部分であるスリーブ3とを有する、包装容器1を開示する。容器1は、スリーブ3がマンドレルの上に配置され、頂部2がスリーブ3上に直接的に射出成形される、上述の方法を利用して作製される。包装ブランク又はシートの2つのエッジが、長手方向シール5に沿って接合されて、スリーブ3、すなわち包装容器1の主要本体を形成する。頂部2は、同一片中に形成された吐水口と、この吐水口の上に配置されたねじ蓋4とを備える。任意には、吐水口の注ぎ口(図示せず)は、吐水口と同一片で形成された膜(図示せず)を備える。上述の特徴を有する市販の容器をより深く理解するためには、特許文献2を参照すること。
スリーブ3について使用される材料は、紙ベース薄層又は繊維ベース薄層、すなわち薄層プラスチック・フィルムが両表面上に施された紙芯又は繊維芯であってもよい。例えば金属フォイル及びプラスチックなどの1つ又は複数の追加の層が、包装材料のサンドイッチ構造薄層構造体に追加されてもよい。包装材料は、適切なサイズのシートに切断され、したがって、紙芯又は繊維芯は、シートのエッジに沿って露出され得る。したがって、殆どの場合には、頂部2は、スリーブ3の頂部エッジを完全に覆うように構成される。なぜならば、このように構成されない場合には、芯層は、容器の内部から又は周囲環境から水分を吸収する傾向となるからである。
頂部2が配置された端部の対向側のスリーブ3の端部は、適切な様式で封止され折り畳まれる。これは、結果的に得られる包装容器1の所望の形状に応じて、複数の様式で及び複数のパターンに沿って実施することが可能である。
実施例の以下の詳細な説明においては、構成要素は、以下の論理に従い番号が振られている。
XYYにおいて、Xは、個々の実施例を示唆する番号であり(第1の実施例は「1」、第2の実施例は「2」、等々)、YYは、構成要素のタイプを示唆する番号である(頂部は「02」、本体は「03」、ミシン目部分手段は「06」、等々)。
図2は、本発明の第1の実施例による包装容器101の側面図である。先述の図1の包装容器との類似点は、明らかであり、類似の詳細部は、上記の定義に従って参照番号が与えられており、それ以上さらに説明しない。図2の包装容器101は、基本的には可能な限り上方端部の付近に、容器本体103の上方端部に沿って分離手段106を備える。図2の実施例においては、分離手段は、スリーブ103の外周部全体を周って延在するミシン目部分106の形態で設けられる。ミシン目部分106は、比較的容易に製造されるという利点を有し得るが、引き離し可能なミシン目部分を獲得することと、包装容器1の完全性を維持することとの間には、所望の度合いの衛生状態すなわち「無菌性」が維持され、それにより中に収容された製品についての所望の保存寿命が保証され得るような、繊細なバランスが存在する。自明であるが、ミシン目部分106は、スリーブを完全には貫通するものでなくてもよく、一般的には、紙芯のみを完全に又は部分的に貫通する。ミシン目部分を形成するために妥当と思われる技術は、打抜き加工用工具による又はレーザ貫通の利用による打抜き加工である。これらは共に、包装材料に対して以前より使用されるものである。ミシン目部分は、紙芯の上に薄層を配置する前に施される。
したがって、消費者は、本体部分103から頂部部分102の全体を容易に引き離し、廃棄物管理に関する地方の要件に応じてこれらを処分することができる。
図3の側面図に示す第2の実施例においては、分離手段は、封止され折り畳まれた包装容器の上方部分の一部のみにわたって延在するミシン目部分206から構成される。この特定の実例においては、ミシン目部分は、単一の膨出部分が容器201の底部の方向に向けられた状態で、湾曲状経路に倣って形成される。垂直方向、すなわち容器201の幅方向におけるミシン目部分経路206の長さは、この経路206が配置される側部の幅よりも短い。分離を実施する際には、ユーザは、その開口に1本又は2本の指を示唆される通りに押し通し、包装容器のプラスチック製の頂部部分202のエッジをしっかりと把持し、他方の手で容器のスリーブ部分203を保持し、引っ張り力を印加することによりこれらの2つの部分を分離する。引っ張り力の方向及びミシン目部分経路206の端部の方向が、結果的に得られる引き離しラインをスリーブ部分203と頂部部分202との間の境界部の方向へと向ける。図3に図示する実施例と同様の実施例においては、対称ラインの区域内の湾曲状部分は、図3に図示されるものよりもより急な又はより滑らかな曲線に倣って形成されてもよい。頂部部分202の材料が、スリーブ部分203の材料よりも引き離しにくいものであることにより、これらの2つの部分は、それらの境界部に沿って分離されることとなる。他の実施例においては、これらの2つの部分を相互に分離させるための別の技術を使用することが好ましい場合がある。実例には、一方の手で頂部部分を、他方の手でスリーブ部分を把持し、ねじりを加えるか、又は容器の潰された端部において引き離しが開始され得るように容器を潰すことが含まれる。
図4に示すような第3の実施例は、第2の実施例と殆どの特徴を共有しており、ミシン目部分経路の形状が、例えば第2の実施例と比較した場合に上下に反転されるように306変更されてもよいことを示す。この実施例の他の説明は、不要であるはずである。
当業者は、図3及び図4の実施例と同様の実施例においては、湾曲状経路は、特許請求の範囲により規定されるような本出願の範囲内に留まりつつ、1つの角を形成する2つのセグメント、2つの角を形成する3つのセグメント、等々の、直線状セグメントを含んでもよいことを理解する。かかる経路の実例には、1つの辺が省略された三角形、又は1つの辺が省略された矩形、等々が含まれる。これは、実質的に三角形の形状のミシン目部分を図示する図7の実施例、及び緩い曲線状の辺が容器の頂部部分の方向へと外側において上方に延在するが実質的に矩形の形状を有するミシン目部分を示す図8の実施例において、例示される。他の実施例においては、2つの辺が平行であってもよい、全体形状が異なる方向に向けられてもよい、等々となる。
また、本発明のさらに他の態様によれば、本発明は、上述の実施例及びそれらの普遍的形態による包装容器のスリーブを形成するための包装ブランクに関する。これを目的として、図5は、第1の実施例による包装容器向けに意図された包装ブランクの平面図である。包装ブランク124は、結果的に得られる包装ブランクの隅部の画成を補助することとなる垂直方向折り目ライン126と、結果的に得られる包装容器の底部を折り畳み封止する際に必要となる畳み目を画定するのを補助することとなる折り目ライン128とを備える。当業者は、これらの折り目ラインの位置及び設計(及びいくつかの場合には単に存在)が、結果的に得られる包装容器の設計によって変更されることとなり、したがって、この特定の折り目ライン126、128は、添付の特許請求の範囲により規定されるような本発明の範囲を限定するものではないことを、理解する。また、例えば包装材料に対して折り目ラインが施される態様及び理由などの折り目ラインは、当業者には周知であると見なされ、本出願においてはさらに詳細には説明しない。図5の包装ブランクは、包装ブランク124のエッジに沿った直線状経路に倣って形成されたミシン目部分106をさらに備える。
図6は、図5と同様の図であるが、図3を参照として図示及び説明された実施例による包装容器の向けに意図された包装ブランク224についての図である。この実施例においては、ミシン目部分206は、湾曲状経路に倣って形成され、包装ブランク224のエッジの一部のみにわたって延在する。
この説明する種類の容器において使用するのに適した包装薄層の一実例は、内側から外側に向かって順に、ポリエチレン(PE)若しくは金属被覆PEからなるプラスチック層、紙層、及びポリエチレンからなる外方層を備える。いくつかの場合では、アルミニウム層及び追加のポリエチレン層が、紙層の内側と、内側ポリエチレン層との間に配置される。当然ながら、異なるプラスチック材料を使用することが可能である。また、隣接し合う層同士を相互連結するために結合剤を添加することが、一般的に知られている。任意の説明した実施例によれば、容器は、好ましくは液体内容物を収容するように構成される。
開示した実施例の任意のものにおいて、ミシン目部分は、第2の部分に対して第1の部分を溶接することによる影響を被ることが無いようになど、第2の部分のエッジからある距離をおいて配置されてもよい。適切な距離は、エッジに最も近いミシン目部分の部分について、約5mmであってもよいが、この距離は、用途ごとに異なってもよい。さらに、ミシン目部分が、ミシン目部分の長さに沿って非均一なものであってもよく、特に、長さ単位における影響を被っていない材料又は貫通されていない材料の量が、ミシン目部分の長さに沿って一定でないことが、予期される。この特徴の効果は、ミシン目部分の破開を生じさせるために必要な力が、ミシン目部分の設計を変更することにより変更可能なものとなる点である。一実例は、初期破開区域において、影響を被っていない材料が少なく、そのため、消費者が引き離しを容易に開始できるものである。図3の実施例においては、これは、容器の底部に最も近くに位置するミシン目部分の部分に相当する。引き離しが開始された後では、長さ単位における影響を被っていない包装材料の量が増加してよく、これは容器の完全性に利するものとなる。
説明した種類の容器の頂部において使用するのに適したプラスチック材料の一実例は、所望の色を獲得するために種々の種類の顔料を含むポリエチレンである。薄層のプラスチック層及び頂部において同一の基礎プラスチックを使用することに伴う1つの利点は、これらが、作製の際に融合し、紙芯の周囲に液密シールを形成する点である。
本明細書において説明される実施例の多数の変更形態は、添付の特許請求の範囲により規定されるような本発明の範囲内に依然として含まれることが予期される。

Claims (11)

  1. プラスチックから主に構成される第1の材料又は材料の組合せから形成された第1の部分(−02)と、繊維ベース包装薄層を含む第2の材料又は材料の組合せから形成された第2の部分(−03)と、前記第1の部分中に形成された注ぎ口(−04)とを備える包装容器(−01)において、前記第2の部分(−03)は、前記第2の部分(−03)から前記第1の部分(−02)の全体を分離させるための分離手段(−06)を備え、前記分離手段(−06)は、前記第2の部分(−03)の上方外周部の一部に沿って延在するミシン目部分を備えることを特徴とする、包装容器。
  2. 前記ミシン目部分(106)は、前記第2の部分(103)の前記上方外周部の全体に沿って延在する、請求項1又は2に記載の包装容器。
  3. 前記ミシン目部分(206;306;406;506)は、非線形経路に沿って延在する、請求項1又は2に記載の包装容器。
  4. 前記ミシン目部分(206;306)は、湾曲状経路に倣って形成される、請求項3に記載の包装容器。
  5. 前記ミシン目部分(206;306;406;506)が配置される位置である前記包装容器(201;301;401;501)の側部上の幅方向における前記ミシン目部分(206;306;406;506)の長さが、同一の幅方向における前記包装容器の前記側部の長さよりも短い、請求項1から4までのいずれか一項に記載の包装容器。
  6. 前記分離手段は、ミシン目部分であり、前記ミシン目部分は、前記ミシン目部分の長さに沿って非均一であり、特に、長さ単位における影響を被っていない材料又は貫通されていない材料の量が、前記ミシン目部分の長さに沿って一定でない、請求項1から5までのいずれか一項に記載の包装容器。
  7. 前記第2の部分は、その両側部上に撥水層を備える繊維ベース芯を備え、前記ミシン目部分は、施すことが可能である場合には、前記繊維ベース芯中のみに構成される、請求項1から6までのいずれか一項に記載の包装容器。
  8. 前記第1の部分は、成形又は溶接による第2の部分に融着される、請求項1から7までのいずれか一項に記載の包装容器。
  9. 請求項1に記載の包装容器の製造において使用されることとなる包装ブランクであって、前記包装ブランク(124;224;424)は、少なくとも1つのエッジを備え、包装薄層から形成される、包装ブランクにおいて、
    前記包装ブランクは、その1つのエッジに隣接する分離手段(−06)を備え、前記分離手段は、前記1つのエッジの長さの一部のみに沿って延在するミシン目部分を備えることを特徴とする、包装ブランク。
  10. 前記ミシン目部分は、前記包装ブランクの2つの隣接し合う折り目ラインの間に、しかし前記2つの隣接し合う折り目ラインを越えることなく延在する、請求項9に記載の包装ブランク。
  11. 前記ミシン目部分は、前記ミシン目部分の長さに沿って非均一であり、特に長さ単位における影響を被っていない材料又は貫通されていない材料の量が、前記ミシン目部分の長さに沿って一定でない、請求項9又は10に記載の包装ブランク。
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