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JP2013227136A - エレベータ - Google Patents

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JP2013227136A
JP2013227136A JP2012101178A JP2012101178A JP2013227136A JP 2013227136 A JP2013227136 A JP 2013227136A JP 2012101178 A JP2012101178 A JP 2012101178A JP 2012101178 A JP2012101178 A JP 2012101178A JP 2013227136 A JP2013227136 A JP 2013227136A
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JP
Japan
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main rope
drive sheave
sheave
car
pair
Prior art date
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Pending
Application number
JP2012101178A
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English (en)
Inventor
Kenji Yoake
明 健 治 夜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Elevator and Building Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Elevator Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Elevator Co Ltd filed Critical Toshiba Elevator Co Ltd
Priority to JP2012101178A priority Critical patent/JP2013227136A/ja
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Abstract

【課題】駆動シーブおよび巻上機に加わる荷重の低減を図る。
【解決手段】エレベータは昇降路1内に昇降自在に配置された乗りかご8と、昇降路1内に昇降自在に配置され、乗りかご8に第1主ロープ7を介して連結された釣合おもり9と、主ロープ7を駆動する駆動シーブ5と、駆動シーブ5に連結された巻上機3と、駆動シーブ5の下方に位置し、駆動シーブ5からの第1主ロープ7が掛け渡されたそらせシーブ6とを備えている。駆動シーブ5の上方に、一対の返しシーブ11、11が設けられている。乗りかご8から一対の返しシーブ11、11まで第2主ロープ7Aが延び、この第2主ロープ7Aはその後、駆動シーブ5に掛け渡された後、再度一対の返しシーブ11、11に掛け渡されて釣合おもり9まで達する。
【選択図】図1

Description

本発明は、エレベータに係り、とりわけ巻上機に加わる負荷を軽減することができるエレベータに関する。
図4に示すように、エレベータは昇降路1内をガイドレール10に沿って昇降する乗りかご8と、昇降路1内をガイドレール15に沿って昇降する釣合おもり9とを備えている。そして乗りかご8と釣合おもり9とが主ロープ7を介してつるべ式に連結されている。この場合、駆動シーブからの主ロープ7はそらせシーブ6を経て釣合おもり9に連結され、巻上機3、駆動シーブ5およびそらせシーブ6は機械室2内に配置されている。
図4において、主ロープ7を巻きつけた駆動シーブ5が巻上機3により回転することにより、昇降路1に設けたガイドレール10にそって、乗りかご8が上下に動く。
エレベータの巻上機3の軸3aには、乗りかご質量、積載量、釣合おもり質量、ロープ質量等の全ての質量がかかることになり、軸3aにかかる荷重が、巻上機3の適用条件になっている。
近年、大量の人を輸送できる大容量エレベーターの要求があるが、巻上機3の軸3aにかかる荷重の強度不足により、乗りかご8の大型化が制限されることもあった。
現状は、巻上機3の軸3aにかかる荷重を低減できる2:1ローピング等、ローピングにより、巻上機3の軸3aにかかる荷重を低減して対応している。
特許第4314891
上述のように巻上機3の軸3aには、乗りかご質量、積載量、釣合おもり質量、主ロープ質量等の全ての荷重がかかるが、乗りかごの大型化に伴い、巻上機3の軸3aの強度を確保することが難しくなってきている。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、巻上機にかかる軸荷重を低減することができるエレベータを提供することを目的とする。
本発明は、昇降路内に昇降自在に配置された乗りかごと、昇降路内に昇降自在に配置され、乗りかごに第1主ロープを介して連結された釣合おもりと、第1主ロープを駆動する駆動シーブと、駆動シーブに連結された巻上機と、駆動シーブより下方に位置し、駆動シーブからの第1主ロープが掛け渡されたそらせシーブとを備え、駆動シーブの上方に、一対の返しシーブを設け、乗りかごと釣合おもりとを連結して、第2主ロープが設けられ、第2主ロープは乗りかごから一対の返しシーブに掛け渡され、駆動シーブに掛け渡された後、再度一対の返しシーブに掛け渡されて釣合おもりまで達し、第1主ロープにより駆動シーブに下方への荷重が加えられ、第2主ロープにより駆動シーブに上方への荷重が加えられることを特徴とするエレベータである。
本発明は、第2主ロープの径は第1主ロープの径より小さい、ことを特徴とするエレベータである。
本発明は、第2主ロープの全部または一部はベルト式となっていることを特徴とするエレベータである。
本発明は、昇降路内に昇降自在に配置された乗りかごと、昇降路内に昇降自在に配置され、乗りかごに主ロープを介して連結された釣合おもりと、主ロープを駆動する駆動シーブと、駆動シーブに連結された巻上機と、駆動シーブより下方に位置し、駆動シーブからの主ロープが掛け渡されたそらせシーブとを備え、駆動シーブの上方に一対の返しシーブを設けるとともに、駆動シーブと一対の返しシーブとの間に補助ロープを掛け渡し、主ロープによって駆動シーブに対して下方への荷重が加えられ、補助ロープによって駆動シーブに対して上方への荷重が加えられることを特徴とするエレベータである。
本発明は、一対の返しシーブは、支持スプリングによって駆動シーブに対して常時上方へ付勢されていることを特徴とするエレベータである。
以上のように本発明によれば、駆動シーブに対して下方への荷重が加わるとともに、駆動シーブに対して上方への荷重が加わることになる。このため駆動シーブへ加わる下方への荷重と上方への荷重が相殺されるため、駆動シーブおよび巻上機の軸に対して過度に力が加わることはない。
本発明の第1の実施の形態によるエレベータを示す概略図。 本発明の第1の実施の形態によるエレベータの駆動シーブに掛け渡された主ロープを示す図。 本発明の第2の実施の形態によるエレベータの駆動シーブに掛け渡された主ロープおよび補助ロープを示す図。 従来のエレベータを示す概略図。
第1の実施の形態
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1および図2は本発明によるエレベータの第1の実施の形態を示す図である。
図1および図2に示すように、エレベータは昇降路1内にガイドレール10に沿って昇降自在に配置された乗りかご8と、昇降路1内にガイドレール15に沿って昇降自在に配置された釣合おもり9とを備え、乗りかご8と釣合おもり9とは主ロープ(第1主ロープともいう)7により互いに連結されている。
また第1主ロープ7を駆動する駆動シーブ5が設けられ、この駆動シーブ5は軸3aを有する巻上機3により回転駆動される。この場合、駆動シーブ5と巻上機3は同軸上に配置されている。
さらに駆動シーブ5より下方に、駆動シーブ5からの第1主ロープ7が掛け渡されるそらせシーブ6が設けられている。この場合、第1主ロープ7は乗りかご8から駆動シーブ5に掛け渡され、そらせシーブ6を経て、釣合おもり9に達する。
また乗りかご8と釣合おもり9とを連結する追加の主ロープ(第2主ロープともいう)7Aが設けられている。
さらにまた駆動シーブ5の上方に、一対の返しシーブ11、11が設けられ、第2主ロープ7Aは乗りかご8から一対の返しシーブ11、11に掛け渡された後、駆動シーブ5に掛け渡され、再度一対の返しシーブ11、11に掛け渡されて釣合おもり9まで達する。これらの構成部材のうち、巻上機3、駆動シーブ5、そらせシーブ6および一対の返しシーブ11、11は、昇降路1上方の機械室2内に配置されている。
また図1および図2に示すように、第1主ロープ7により駆動シーブ5に下方への荷重が加えられ、第2主ロープ7Aにより駆動シーブ5に上方への荷重が加えられる。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
図1および図2において、駆動シーブ5と同軸に設けられた巻上機3により駆動シーブ5が回転し、駆動シーブ5の回転に伴なって第1主ロープ7が駆動される。
駆動シーブ5により第1主ロープ7が駆動されると、第1主ロープ7により乗りかご8がガイドレール10に沿って昇降路1内を昇降し、釣合おもり9もガイドレール15に沿って昇降路1内を昇降する。
この場合、第1主ロープ7は乗りかご8から上方へ延び駆動シーブ5に巻付けられ、そらせシーブ6から下方へ延びて釣合おもり9まで達する。また、第2主ロープ7Aは乗りかご8から上方へ延び、一対の返しシーブ11、11に掛け渡された後、駆動シーブ5に掛け渡され、再度一対の返しシーブ11、11に掛け渡されて釣合おもり9に達する。このため第1主ロープ7により駆動シーブ5に対して下方への荷重が加わり、第2主ロープ7Aにより駆動シーブ5に対して上方への荷重が加わる。
このように駆動シーブ5に対して第1主ロープ7により下方への荷重が加わり、第2主ロープ7Aにより上方への荷重が加わることになる。このため駆動シーブ5に対して、第1主ロープ7から加わる荷重と、第2主ロープ7Aから加わる荷重とが相殺される。このことにより駆動シーブ5および巻上機3の軸3aに対して過度に荷重が加わることはなく、巻上機3の吊り下げ荷重に対する強度の制約がなくなる。このため、巻上機3の形状によらず、乗りかご8の形状を大型化することができる。
また従来は巻上機3の軸3aに上下振動が生じることもあったが、本発明によれば、駆動シーブ5に対して第1主ロープ7から加わる下方への荷重と、第2主ロープ7Aから加わる下方への荷重が相殺されるため巻上機3の軸3aに上下振動が生じることはない。
このため乗りかご8の乗り心地を改善することができ、また巻上機3の寿命を長くすることもできる。
次に本発明の変形例について説明する。
上記実施の形態において、第1主ロープ7と第2主ロープ7Aは同一径を有しかつ同一材料からなっている。しかしながら第2主ロープ7Aの径を第1主ロープ7の径より小さくしてもよい。このように第2主ロープ7Aの径を小さくすることにより、一対の返しシーブ11、11の形状を小さくして、機械室2の内部形状を小さくすることができる。また、第2主ロープ7Aの全部又は一部をベルトにて形成することもできる。
第2の実施の形態
図3は本発明によるエレベータの第2の実施の形態を示す図である。
エレベータは昇降路1内にガイドレール10に沿って昇降自在に配置された乗りかご8と、昇降路1内にガイドレール15に沿って昇降自在に配置された釣合おもり9とを備え、乗りかご8と釣合おもり9とは主ロープ7により互いに連結されている(図1参照)。
また主ロープ7を駆動する駆動シーブ5が設けられ、この駆動シーブ5は軸3aを有する巻上機3により回転駆動される。この場合、駆動シーブ5と巻上機3は同軸上に配置されている。
さらに駆動シーブ5より下方に、駆動シーブ5からの主ロープ7が掛け渡されるそらせシーブ6が設けられている。
また駆動シーブ5の上方に、一対の返しシーブ11、11が設けられ、駆動シーブ5と一対の返しシーブ11、11との間に、主ロープ7とは別体に設けられた補助ロープ13が掛け渡されている。これらの構成部材のうち、巻上機3、駆動シーブ5、そらせシーブ6および一対の返しシーブ11、11は、昇降路1上方の機械室2内に配置されている(図1参照)。
また図3に示すように、主ロープ7は、駆動シーブ5からそらせシーブ6まで下方へ延びて駆動シーブ5に対して下方への荷重を加えるようになっている。また補助ロープ13は駆動シーブ5から一対の返しシーブ11、11まで上方へ延びて駆動シーブ5に対して上方への荷重を加えるようになっている。この場合、一対の返しシーブ11、11は機械室2内に支持スプリング12を介して設置させ、支持スプリング12によって、一対の返しシーブ11、11は常時、上方へ付勢されている。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
図3において、駆動シーブ5と同軸に設けられた巻上機3により駆動シーブ5が回転し、駆動シーブ5の回転に伴なって主ロープ7が駆動される。
駆動シーブ5により主ロープ7が駆動されると、主ロープ7により乗りかご8がガイドレール10に沿って昇降路1内を昇降し、釣合おもり9もガイドレール15に沿って昇降路1内を昇降する。
この場合、主ロープ7は駆動シーブ5からそらせシーブ6まで下方へ延びている。また補助ロープ13は、駆動シーブ5から一対の返しシーブ11、11まで上方へ延びており、同時に一対の返しシーブ11、11は支持スプリング12、12により上方へ付勢されている。このため主ロープ7により駆動シーブ5に対して下方への荷重が加わり、補助ロープ13により駆動シーブ5に対して上方への荷重が加わる。
このように駆動シーブ5に対して主ロープ7により下方への荷重が加わり、補助ロープ13により上方への荷重が加わることになる。このため駆動シーブ5に対して、主ロープ7から加わる荷重と、補助ロープ13から加わる荷重とが相殺される。このことにより駆動シーブ5および巻上機3の軸3aに対して過度に荷重が加わることはなく、巻上機3の吊り下げ荷重に対する強度の制約がなくなる。このため、巻上機3の形状によらず、乗りかご8の形状を大型化することができる。
また従来は巻上機3の軸3aに上下振動が生じることもあったが、本発明によれば、駆動シーブ5に対して主ロープ7から加わる下方への荷重と、補助ロープ13から加わる下方への荷重が相殺されるため巻上機3の軸3aに上下振動が生じることはない。
1 昇降路
2 機械室
3 巻上機
3a 軸
5 駆動シーブ
6 そらせシーブ
7 第1主ロープ
7A 第2主ロープ
8 乗りかご
9 釣合おもり
10 ガイドレール
11、11 返しシーブ
12 支持スプリング
13 補助ロープ

Claims (5)

  1. 昇降路内に昇降自在に配置された乗りかごと、
    前記昇降路内に昇降自在に配置され、前記乗りかごに第1主ロープを介して連結された釣合おもりと、
    前記第1主ロープを駆動する駆動シーブと、
    前記駆動シーブに連結された巻上機と、
    前記駆動シーブより下方に位置し、前記駆動シーブからの前記第1主ロープが掛け渡されたそらせシーブとを備え、
    前記駆動シーブの上方に、一対の返しシーブを設け、
    前記乗りかごと前記釣合おもりとを連結して、第2主ロープが設けられ、前記第2主ロープは前記乗りかごから前記一対の返しシーブに掛け渡され、前記駆動シーブに掛け渡された後、再度前記一対の返しシーブに掛け渡されて前記釣合おもりまで達し、
    前記第1主ロープにより前記駆動シーブに下方への荷重が加えられ、
    前記第2主ロープにより前記駆動シーブに上方への荷重が加えられることを特徴とするエレベータ。
  2. 前記第2主ロープの径は、前記第1主ロープの径より小さい、ことを特徴とする請求項1記載のエレベータ。
  3. 前記第2主ロープの全部または一部はベルト式となっていることを特徴とする請求項1または2記載のエレベータ。
  4. 昇降路内に昇降自在に配置された乗りかごと、
    前記昇降路内に昇降自在に配置され、前記乗りかごに主ロープを介して連結された釣合おもりと、
    前記主ロープを駆動する駆動シーブと、
    前記駆動シーブに連結された巻上機と、
    前記駆動シーブより下方に位置し、前記駆動シーブからの前記主ロープが掛け渡されたそらせシーブとを備え、
    前記駆動シーブの上方に一対の返しシーブを設けるとともに、前記駆動シーブと前記一対の返しシーブとの間に補助ロープを掛け渡し、
    前記主ロープによって前記駆動シーブに対して下方への荷重が加えられ、
    前記補助ロープによって前記駆動シーブに対して上方への荷重が加えられることを特徴とするエレベータ。
  5. 前記一対の返しシーブは、支持スプリングによって前記駆動シーブに対して常時上方へ付勢されていることを特徴とする請求項4記載のエレベータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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