JP2013219440A - 撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】撮像装置において操作性を向上させる。
【解決手段】撮像装置は、露出条件の異なる複数の画像を合成することで広いダイナミックレンジを有するHDR画像を生成可能であるが、シャッタ速度を指定するシャッタ速ダイヤル及び絞り値を指定する絞りダイヤルが共にオート位置に設定されていなければ、HDR撮影処理が実行不可となる。それらがオート位置に設定されていない時にシャッタ操作が成されると、表示制御部は、それらをオート位置にすべきことを表示すると共に設定メニューへの移行方法を表示する(520)。この状態で決定ボタンが操作されると、HDR撮影処理のON、OFFを切り替え可能な項目を含む設定メニュー(510)を表示する。
【選択図】図8
【解決手段】撮像装置は、露出条件の異なる複数の画像を合成することで広いダイナミックレンジを有するHDR画像を生成可能であるが、シャッタ速度を指定するシャッタ速ダイヤル及び絞り値を指定する絞りダイヤルが共にオート位置に設定されていなければ、HDR撮影処理が実行不可となる。それらがオート位置に設定されていない時にシャッタ操作が成されると、表示制御部は、それらをオート位置にすべきことを表示すると共に設定メニューへの移行方法を表示する(520)。この状態で決定ボタンが操作されると、HDR撮影処理のON、OFFを切り替え可能な項目を含む設定メニュー(510)を表示する。
【選択図】図8
Description
本発明は、デジタルスチルカメラ等の撮像装置に関する。
表示部を備えた撮像装置において、一般的に、ユーザはメニューボタン等を押すことで設定用メニューを表示させ、そのメニューの中で撮影条件を形成する撮影パラメータを変更及び設定することができる。撮像装置の多機能化に伴い、設定可能な撮影パラメータは多数におよび、メニュー表示に階層構造が採用されることも多い。ユーザは、十字キー等を利用しつつ、必要に応じてメニュー表示を次々と変化させながら、多数の撮影パラメータの中から所望の撮影パラメータを探し出す。尚、下記特許文献1には、ステータスチェックキーの押圧に応答してカメラの各種設定状態を示すステータス表示を成す方法が開示されている。
上述したように、設定可能な撮影パラメータは多数存在することも多いが、特定表示(例えば、設定状態が不適切で撮影不能であることを警告する表示や、特定の撮影パラメータの表示)が成されるような条件下では、ユーザが設定変更を望む撮影パラメータは限定されることも多いと推測される。但し、従来では、そのような場合でも通常のメニュー用操作を介して多数の撮影パラメータの中から所望の撮影パラメータを探し出す必要があり、操作負担が重くなりがちである。操作性の向上が有益であることは言うまでも無い。
そこで本発明は、操作性の向上に寄与する撮像装置を提供することを目的とする。
本発明に係る撮像装置は、撮影を行う撮像部と、表示部と、操作入力部と、前記表示部にて所定の第1表示が行われている第1表示状態において、前記操作入力部に所定のメニュー用操作が入力されたとき、撮影条件を設定するための複数のメニューの内の何れかを前記表示部に表示する第1制御部と、前記操作入力部への所定操作の入力に応答して前記第1表示と異なる第2表示を前記表示部にて行い、前記第2表示が行われた第2表示状態において前記メニュー用操作と異なる特定操作が前記操作入力部に入力されたとき、前記複数のメニューの内の何れかを前記表示部に表示する第2制御部と、を備えたことを特徴とする。
第1制御部とは別に第2制御部を設け、メニュー用操作を介した経路と異なる経路にてメニュー表示を可能にしておく。これにより、煩雑になりうるメニュー用操作を行うことなく、ユーザ所望の撮影条件設定を成すことが可能となる。
具体的には例えば、前記撮影条件の設定状態に基づき、前記操作入力部を介して入力された指示を受理可能か否かを判断する判断部を、当該撮像装置に更に設けておくと良い。そして例えば、前記第2制御部は、前記指示を受理不可であるとき前記表示部にて前記第2表示を行い、その後に前記特定操作が前記操作入力部に入力されたとき、前記複数のメニューに含まれる特定メニューを前記表示部に表示する。前記特定メニューは、前記撮影条件を形成する複数の撮影パラメータの内、前記判断部が前記指示を受理可能か否かを判断する際に参照する撮影パラメータを変更するための項目を含んでいても良い。
これにより、ユーザは、煩雑になりうるメニュー用操作を行うことなく、指示の受理不可の原因を素早く取り除くことが可能となる。
また具体的には例えば、前記第2表示は、前記表示部に前記特定メニューを表示させるための操作方法又は前記表示部に前記特定メニューを表示させるためのボタンの表示を含む。
これにより、ユーザは、容易に特定メニューを表示させることが可能となる。
また例えば、前記指示は、画像の撮影指示であり、前記複数の撮影パラメータは、第1及び第2撮影パラメータを含み、前記第1及び第2撮影パラメータの関係が所定関係にあるとき前記撮影指示を受理不可であることが予め規定されており、前記判断部は、その規定に従って前記判断を行う。
また例えば、前記第2制御部は、前記第1表示状態において前記メニュー用操作と異なる所定操作が前記操作入力部に入力されたとき前記表示部にて前記第2表示を行い、その後に前記特定操作が前記操作入力部に入力されたとき、前記複数のメニューに含まれる特定メニューを前記表示部に表示し、前記第2表示は、前記撮影条件を形成する複数の撮影パラメータの表示を含み、前記特定メニューは、前記複数の撮影パラメータの内の1以上の撮影パラメータを変更するための項目を含む。
ユーザは第2表示を見ることで複数の撮影パラメータの設定状態を容易に確認することができる。この確認を経て、何れかの撮影パラメータの設定変更を希望する場合、ユーザは特定操作を成せばよい。これにより、煩雑になりうるメニュー用操作を行うことなく、所望の撮影パラメータの設定変更が可能となる。
また例えば、前記第2表示における前記複数の撮影パラメータは、一方が他方よりも優先される第1及び第2撮影パラメータを含み、前記第2制御部は、前記第2表示において、前記第1及び第2撮影パラメータのどちらが優先されるのかを表示する。
これにより、ユーザは、第1及び第2撮影パラメータ間の優先関係を容易に認識することができる。
具体的には例えば、前記第1撮影パラメータは第1撮影処理の有効又は無効を示す一方で、前記第2撮影パラメータは第2撮影処理の有効又は無効を示す。前記第1及び第2撮影パラメータによって前記第1及び第2撮影処理が共に有効とされているとき、前記第1及び第2撮影処理の一方のみを優先して機能させる撮影制御部を、当該撮像装置に設けておいても良い。そして例えば、前記第2制御部は、前記第1及び第2撮影パラメータによって前記第1及び第2撮影処理の共に有効とされているとき、前記第2表示において、前記第1及び第2撮影処理のどちらを優先するのかを示す。
本発明によれば、操作性の向上に寄与する撮像装置を提供することが可能である。
以下、本発明の実施形態の例を、図面を参照して具体的に説明する。参照される各図において、同一の部分には同一の符号を付し、同一の部分に関する重複する説明を原則として省略する。尚、本明細書では、記述の簡略化上、情報、信号、物理量、状態量又は部材等を参照する記号又は符号を記すことによって該記号又は符号に対応する情報、信号、物理量、状態量又は部材等の名称を省略又は略記することがある。
図1は、本発明の実施形態に係る撮像装置1の概略全体ブロック図である。撮像装置1は、静止画像を撮影及び記録可能なデジタルスチルカメラである。但し、撮像装置1は、静止画像及び動画像を撮影及び記録可能なデジタルビデオカメラであっても良い。撮像装置1は符号11〜17によって参照される各部位を備える。図2は、撮像部11の内部構成図である。図3は、撮像装置1の外観斜視図である。図4は、操作部17の構成ブロック図である。
撮像部11は、光学系35と、絞り32と、CCD(Charge Coupled Device)又はCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサなどから成る撮像素子(固体撮像素子)33と、光学系35や絞り32を駆動制御するためのドライバ34と、を有している。光学系35は、撮像部11の画角を調節するためのズームレンズ30及び焦点を合わせるためのフォーカスレンズ31を含む複数枚のレンズから形成される。ズームレンズ30及びフォーカスレンズ31は光軸方向に移動可能である。主制御部13からの制御信号に基づき、光学系35内におけるズームレンズ30及びフォーカスレンズ31の位置並びに絞り32の開度(即ち絞り値)が制御される。撮像素子33は、水平及び垂直方向に複数の受光画素が配列されることによって形成される。撮像素子33の各受光画素は、光学系35及び絞り32を介して入射した被写体の光学像を光電変換し、該光電変換によって得られた電気信号を、被写体の画像信号としてAFE12(Analog Front End)に出力する。以下の説明において、撮影画像とは、撮像部11を用いた撮影により得られた画像(即ち、撮像部11の出力画像信号に基づく画像)を指し、撮影とは、撮像部11を用いた撮影を指す。
AFE12は、撮像部11(撮像素子33)から出力されるアナログ信号を増幅し、増幅されたアナログ信号をデジタル信号に変換してから主制御部13に出力する。AFE12における信号増幅の増幅度は主制御部13によって制御される。
主制御部13は、所定の信号処理を行う信号処理部51、撮影に関する制御を行う撮影制御部52及び表示部15の表示に関する制御を行う表示制御部53などを備え、撮像装置1内の各部位の動作を統括的に制御する。内部メモリ14は、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等にて形成され、撮像装置1内で生成された各種データを一時的に記憶する。表示部15は、液晶ディスプレイパネル等の表示画面を有する表示装置であり、表示制御部53の制御の下、撮影画像や記録媒体16に記録されている画像などを表示する。表示部15にはタッチパネル15aが設けられており、ユーザは、表示部15の表示画面を操作体(指やタッチペンなど)で触れることで撮像装置1に様々な指示を与えることができる。但し、タッチパネル15aを割愛することも可能である。本明細書において、表示及び表示画面とは、特に記述なき限り、表示部15のそれらを指す。記録媒体16は、カード状半導体メモリや磁気ディスク等の不揮発性メモリであり、主制御部13の制御の下、撮影画像の画像信号等を記録する。
操作部17は、図3及び図4に示す如く、シャッタボタン41、情報表示ボタン42、選択ボタン(十字キー等)43、決定ボタン44及びメニューボタン45を含む複数のボタンと、シャッタ速度を指定するシャッタ速ダイヤル48及び絞り32の開度(即ち絞り値)を指定する絞りダイヤル49等を備え、ユーザからの各種操作を受け付ける。操作部17における各ボタンを押しボタンスイッチ等にて形成することができるが、それらをタッチパネル15a上のボタンとして形成することも可能である。ダイヤル48及び49は機械式ダイヤルである。但し、ダイヤル48及び49はタッチパネル15a上のダイヤル(映像上のダイヤル)であっても良い。以下では、主として操作部17に様々な操作が入力されることを想定するが、任意の操作はタッチパネル15aに対する操作であっても良い。
ダイヤル48及び49に与えられた外力に応答して、ダイヤル48の回転位置であるシャッタ速ダイヤル位置DPSS及びダイヤル49の回転位置である絞りダイヤル位置DPAPは変化し、ダイヤル位置DPSS及びDPAPの夫々はオート位置とマニュアル位置のどちらかをとる。ダイヤル位置DPSSがマニュアル位置に属しているとき、撮影制御部52は、ダイヤル位置DPSSに対応するシャッタ速度にて撮影画像が取得されるようにシャッタ速度を制御する。制御されるシャッタ速度は、電子シャッタのシャッタ速度(即ち、撮影画像の画像信号を得る際の撮像素子33の露光時間に依存する速度)であっても良いし、機械式シャッタのシャッタ速度(即ち、撮像素子33及び被写体間に設けられうるシャッタ板の開口時間に依存する速度)であっても良い。ダイヤル位置DPSSがオート位置であるとき、撮影制御部52は、撮影条件の設定状態に応じ、自身で自由にシャッタ速度を設定する。ダイヤル位置DPAPがマニュアル位置に属しているとき、撮影制御部52は、ダイヤル位置DPAPに対応する絞り値にて撮影画像が取得されるように絞り32を制御する。ダイヤル位置DPAPがオート位置であるとき、撮影制御部52は、撮影条件の設定状態に応じ、自身で自由に絞り値を設定する。
ユーザは、シャッタボタン41に対して2段階の押し込み操作が可能である。シャッタボタン41に外力が加えられていない開放状態を起点として、シャッタボタン41が軽く押しこまれるとシャッタボタン41の状態は半押し状態となり、その後、更にシャッタボタン41が押しこまれるとシャッタボタン41の状態は全押し状態となる。シャッタボタン41の状態を全押し状態にするための操作(以下、シャッタ操作という)が成されたとき、撮影制御部52は対象画像を得るための撮影制御を行う。即ち、シャッタ操作は、対象画像の撮影指示に相当する。対象画像は、シャッタ操作に応答して得られるべき、撮像部11の出力画像信号に基づく画像(撮影画像の一種)であり、撮影制御は、撮像部11及び信号処理部51に対する制御を含む。
撮影制御部52は、対象画像の取得条件とも言うべき対象画像の撮影条件(以下、単に撮影条件ともいう)に応じた撮影制御を行う。撮影条件は複数の撮影パラメータから成り、操作部17への入力操作に応答して、撮影制御部52は各撮影パラメータを設定及び変更することができる。各撮影パラメータの設定及び変更は、メニュー表示が成されている状態において行われる。メニュー表示として複数のメニュー表示があり、表示制御部53は、複数のメニュー表示の何れかを選択的に表示部15に行わせることができる。
図5を参照して、表示内容の変遷及びメニュー表示の内容を説明する。撮像装置1が起動すると、表示部15の表示状態は基準表示状態となり、基準表示状態において主制御部13はライブビュー表示処理を成す。基準表示状態は撮影待機状態に相当する。ライブビュー表示処理では、所定のフレーム周期で順次撮像部11による被写体の撮影が行われ、これによって順次得られる被写体の撮影画像がライブビュー画像として表示部15に更新表示される。基準表示状態における表示部15の表示を基準表示とも言う。基準表示状態において、ライブビュー画像と共に付加的情報(シャッタ速度、絞り値に依存するF値、撮像装置1を駆動するバッテリの残量など)を表示するようにしてもよい。尚、シャッタボタン41の状態が開放状態であるときには、簡易的なAE制御及びAF制御が実行されたライブビュー画像が表示部15に表示され、シャッタボタン41の状態が半押し状態であるときには、厳格なAE制御及びAF制御が実行されたライブビュー画像が表示部15に表示される。AE制御は、ライブビュー画像を含む撮影画像の露出条件を適正化する制御である。AF制御は、ライブビュー画像を含む撮影画像のフォーカス状態を適正化する制御である。
基準表示状態を基準として、操作部17に所定のメニュー表示指示操作310が入力されたとき、表示制御部53は、表示部15にメインメニューを表示させ、メインメニューの表示が成されている状態において所定のメニュー切り替え操作320が操作部17に入力されると、メインメニューに変えてサブメニューを表示部15に表示させる。サブメニューは複数存在し、表示制御部53は、操作320の具体的内容に応じて何れのサブメニューを表示するのかを決定する。メニューボタン45の押下操作を操作310に相当させることができる。操作320は、例えば選択ボタン43及び決定ボタン44を用いて成される。メインメニュー及びサブメニューによってメニュー表示の階層構造が形成される。当該階層構造において、メインメニューはサブメニューの上位側に位置する。サブメニューの下位側に更なるメニューが存在していても良い。表示部15におけるメインメニューの表示及びサブメニューの表示を、以下、それぞれメインメニュー表示及びサブメニュー表示と呼ぶ。
メインメニュー表示では、1以上の撮影パラメータの状態を示す1以上の項目が表示される。メインメニュー表示で表示されるべき全項目が一度に表示できない場合は、選択ボタン43を用いた項目選択操作330に応答したスクロール処理を介して、時分割で全項目が表示される。図5の例では、メインメニュー表示にて示される項目に、連写処理の有効又は無効を示す項目351、手ぶれ補正処理の有効又は無効を示す項目352、HDR撮影処理の有効又は無効を示す項目353、及び、シャープネス処理の強度を示す項目354が含まれている。連写処理の有効又は無効、手ぶれ補正処理の有効又は無効、HDR撮影処理の有効又は無効、及び、シャープネス処理の強度は、互いに異なる4つの撮影パラメータに相当する。以下では、有効を“ON”と表現し、無効を“OFF”と表現する。
メインメニューが表示されている状態において、ユーザは、項目選択操作330を介し、項目351〜354を含む複数の項目の中から所望の項目を選択し、選択ボタン43及び決定ボタン44を用いた設定変更操作332を介し、選択項目に対応する撮影パラメータの変更を指示することができる。この指示を受けて、撮影制御部52が選択項目に対応する撮影パラメータを実際に変更する(例えば、HDR撮影処理をONからOFFに或いはHDR撮影処理をOFFからONに変更する)。
各サブメニュー表示でも、メインメニュー表示と同様、1以上の撮影パラメータの状態を示す1以上の項目が表示される。例えば、サブメニューの1つであるサブメニュー380では、ブラケット撮影処理のON又はOFFを示す項目381を含む1以上の項目が表示される。ブラケット撮影処理のON又はOFFは、1つの撮影パラメータに相当する。サブメニュー380が表示されている状態において、項目381に対応する撮影パラメータを変更するための設定変更操作332が操作部17に入力されたとき、撮影制御部52は、項目381に対応する撮影パラメータを変更する(例えば、ブラケット撮影処理をONからOFFに或いはブラケット撮影処理をOFFからONに変更する)。
連写処理、HDR撮影処理及びブラケット撮影処理が全てOFFに設定されているときにおいて操作部17にシャッタ操作が入力されたとき、撮影制御部52は、1枚の静止画像を撮像部11に撮影させる単写撮影処理を行う。連写処理がONのとき連写撮影が可能となるが、ここでは連写撮影の存在を無視する。
HDR撮影処理がONに設定されている場合において操作部17にシャッタ操作が入力されたとき、撮影制御部52は、原則として、HDR撮影処理を実行する。HDR撮影処理の実行時において、撮影制御部52は、図6に示す如く、露出条件を互いに異ならせた状態で複数の静止画像410[1]〜410[NA]を撮像部11にて連続的に撮影させ、得られた複数の静止画像410[1]〜410[NA]に対してHDR信号処理を信号処理部51に行わせる(NAは2以上の整数)。HDR信号処理では、静止画像410[1]〜410[NA]を合成することで、静止画像410[1]〜410[NA]の夫々のダイナミックレンジよりも広いダイナミックレンジを有するHDR(High Dynamic Range)画像415を生成する。HDR画像415の画像信号は記録媒体16に記録される。
ブラケット撮影処理がONに設定されている場合において操作部17にシャッタ操作が入力されたとき、撮影制御部52は、原則として、ブラケット撮影処理を実行する。ブラケット撮影処理の実行時において、撮影制御部52は、図7に示す如く、複数の静止画像420[1]〜420[NB]を撮像部11にて連続的に撮影させる(NBは2以上の整数)。静止画像420[1]〜420[NB]の画像信号は、信号処理部51による所定信号処理を介し、NB枚の静止画像の画像信号として記録媒体16に記録される。撮影制御部52は、静止画像420[1]〜420[NB]間において、露出条件、フォーカス状態又はホワイトバランス状態などを互いに相違せしめる。
HDR撮影処理の対象画像としてのHDR画像415(及び/又は静止画像410[1]〜410[NA])と、ブラケット撮影処理の対象画像としての静止画像420[1]〜420[NB]は互いに異なるため、HDR撮影処理とブラケット撮影処理が共にONに設定されているとき、何れか一方を優先させる必要がある。本実施形態では、HDR撮影処理がブラケット撮影処理よりも優先されるべきことが撮像装置1にて予め規定されているものとする。従って、HDR撮影処理がONに設定されている場合において操作部17にシャッタ操作が入力されたとき、ブラケット撮影処理のON、OFFに依存せず、撮影制御部52は、原則通りHDR撮影処理を実行する。一方、HDR撮影処理がOFFに設定され且つブラケット撮影処理がONに設定されている場合において操作部17にシャッタ操作が入力されたときは、撮影制御部52は、原則通りブラケット撮影処理を実行するが、HDR撮影処理がONに設定されていたならばブラケット撮影処理がONに設定されていてもブラケット撮影処理を実行しない。
露出条件は、シャッタ速度、絞り値及びAFE12における信号増幅の増幅度を含む。HDR撮影処理において、撮影制御部52は、シャッタ速度及び絞り値の内の少なくとも一方を静止画像410[1]〜410[NA]間で相違させ、これによってHDR画像415の生成に必要な露出を実現する。このため、撮影制御部52は、HDR撮影処理がONに設定されていても、ダイヤル位置DPSS及びDPAPが共にオート位置でない限り、HDR撮影処理を実行しない。
上述の内容を基本とする撮像装置1の具体的動作例などを、以下の複数の実施例の中で説明する。矛盾なき限り、以下に示す複数の実施例の内、任意の実施例にて記載した事項を、他の任意の実施例に適用することもできる。
<<第1実施例>>
第1実施例を説明する。図8を参照する。第1実施例では、HDR撮影処理及びブラケット撮影処理が共にONに設定されており、且つ、ダイヤル位置DPSS及びDPAPの内の少なくとも一方がマニュアル位置に属していることを想定する。また、過去にHDR撮影処理がONに設定されたが、現在、ユーザはHDR撮影処理の実行を望んでいないものとする(例えば、HDR撮影処理をOFFにすることを失念している状況を考える)。図8は、この想定下における表示内容の遷移図である。表示内容の遷移を含む表示内容の制御は、表示制御部53にて行われる(後述の他の実施例でも同様)。図8には示されていないが、基準表示が成されている状態において、操作310及び320(図5)を含むメニュー用操作が成されたとき、上述したように、メインメニューの表示及びメインメニューの表示を介したサブメニューの表示が成される。メニュー用操作は項目選択操作330(図5参照)をも含みうる。以下に述べる任意の各メニューは、特に記述なき限り、基準表示が成されている状態においてメニュー用操作が操作部17に入力されたときに、表示制御部53の制御の下で選択的に表示される複数のメニューの1つである。但し、所定条件下では、メニュー用操作を介することなく何れかのメニューが表示される(詳細は後述)。
第1実施例を説明する。図8を参照する。第1実施例では、HDR撮影処理及びブラケット撮影処理が共にONに設定されており、且つ、ダイヤル位置DPSS及びDPAPの内の少なくとも一方がマニュアル位置に属していることを想定する。また、過去にHDR撮影処理がONに設定されたが、現在、ユーザはHDR撮影処理の実行を望んでいないものとする(例えば、HDR撮影処理をOFFにすることを失念している状況を考える)。図8は、この想定下における表示内容の遷移図である。表示内容の遷移を含む表示内容の制御は、表示制御部53にて行われる(後述の他の実施例でも同様)。図8には示されていないが、基準表示が成されている状態において、操作310及び320(図5)を含むメニュー用操作が成されたとき、上述したように、メインメニューの表示及びメインメニューの表示を介したサブメニューの表示が成される。メニュー用操作は項目選択操作330(図5参照)をも含みうる。以下に述べる任意の各メニューは、特に記述なき限り、基準表示が成されている状態においてメニュー用操作が操作部17に入力されたときに、表示制御部53の制御の下で選択的に表示される複数のメニューの1つである。但し、所定条件下では、メニュー用操作を介することなく何れかのメニューが表示される(詳細は後述)。
図8において、メニュー510は、HDR撮影処理のON、OFFの設定変更を受け付けているときのメニュー(図5の例におけるメインメニューに相当)であり、故に、メニュー510は項目353(図5参照)を含む。以下では、メニュー510の表示をメニュー表示510とも言う。
上述したように基準表示状態は撮影待機状態に相当するため、基準表示状態においてシャッタ操作による対象画像の撮影指示が成されると、原則として対象画像の撮影が成される。しかし、上記想定の下では対象画像を撮影できない。故に、基準表示状態において、対象画像の撮影指示に相当するシャッタ操作が操作部17に入力されたとき、表示制御部53は、表示部15の表示を基準表示からメッセージ521及び522の表示を含む警告表示520に切り替える。メッセージ521は、撮影指示を受理するために必要な操作を示し、例えば、メッセージ「シャッタ速及び絞りダイヤルをオート位置にして下さい。」を含む。或いは、図9に示すメッセージ521a、即ちメッセージ「HDR撮影を行うためシャッタ速及び絞りダイヤルをオート位置にして下さい。或いは、HDRの設定をOFFにしてください。」をメッセージ521に含めても良い。
メッセージ522は、表示部15に特定のメニューを表示させるための操作方法を示す。ここでは、その操作方法は決定ボタン44を押すことであるとする。そうすると、メッセージ522は、例えば、メッセージ「決定ボタンで設定メニューへ」を含む。警告表示520を成してから所定時間(例えば2秒)以内に決定ボタン44の押下操作が成さたとき、表示制御部53は、表示部15の表示を警告表示520からメニュー表示510に切り替え、そうでなければ表示部15の表示を警告表示520から基準表示に戻す。
表示部15の表示が警告表示520からメニュー表示510に切り替えられると、ユーザは、単に設定変更操作332(図5参照)を行うだけで撮影指示の受理不可の原因を取り除くことができる。即ち、警告表示520が成されている状態で決定ボタン44が押下されることより、メニュー用操作を成すことなく、メニュー表示510が成され、撮影指示の受理不可の原因となった撮影パラメータの設定変更が直ちに可能となる。ダイヤル48及び49が機械式ダイヤルである場合、警告表示520のメッセージを見たユーザはすぐにダイヤル48及び49の存在に気付く。従って、仮にユーザがHDR撮影処理の実行を望んでいるならば、それらのダイヤル位置をHDR撮影処理の実行可能な位置に容易に変更することができる。しかしながら、ユーザが意図せずHDR撮影処理をONに設定してしまっていてHDR撮影処理の実行を望んでいない場合、通常は、メニュー用操作を用いて多数の項目の中からHDR撮影処理の設定用項目を探し出す必要がある。図5では、簡略化したメニューを図示しているが、実際には、設定可能な項目は多数におよぶため、そのような探索はユーザにとって負担が重いこともある。また、本実施形態では、HDR撮影処理の設定用項目がメインメニューに存在していることを想定しているが、それがスクロール処理を経なければ表示されない場合やメニュー表示の階層構造の下位側にあるような場合には、上記探索が一層難しくなるおそれがある。これに鑑み、上述の如く、警告表示520からメニュー表示510への直接遷移を可能にしておく。これにより、ユーザは、複雑になりうるメニュー用操作を行うことなく、撮影指示の受理不可の原因を直ちに知ることができると共に、必要に応じて、その原因を容易に取り除くことができる。
一方、基準表示状態において、メニュー用操作と異なる所定の操作571(ステータス表示を要求する操作)が操作部17に入力されたとき、表示制御部53は、ステータス表示530を表示部15に行わせる。操作571は任意であるが、ここでは、情報表示ボタン42を連続して1秒間押し続ける操作が操作571に相当すると考える。ステータス表示530が成されている状態を起点として、メニュー用操作と異なる所定操作572が操作部17に入力されたとき、表示制御部53は、表示部15の表示をステータス表示530からステータス表示540に切り替える。ステータス表示530を成してから所定時間(例えば2秒)以内に操作572が操作部17に入力されなければ、表示制御部53は、表示部15の表示をステータス表示530から基準表示に切り替える。操作572は任意であるが、ここでは、情報表示ボタン42を連続して1秒間押し続ける操作が操作572に相当すると考える。
ステータス表示530及び540の夫々は、撮影条件を形成する複数の撮影パラメータの設定状態の表示を含み、本例では特に、HDR撮影処理の設定状態(ON、OFFの何れであるか)及びブラケット撮影処理の設定状態(ON、OFFの何れであるか)の表示を含むと共に、HDR撮影処理とブラケット撮影処理の内、どちらが優先されるのかを示すマークMKPRの表示も含む。尚、ステータス表示530及び540において、複数の撮影パラメータの設定状態は、ライブビュー画像にスーパーインポーズされる形で表示されても良い(後述のステータス表示550についても同様)。また、ステータス表示530及び540において、上述の付加的情報(シャッタ速度など)が共に表示されても良い(後述のステータス表示550についても同様)。
ステータス表示530では、設定状態の単なる表示が成されるのに対し、ステータス表示540では、何れかの撮影パラメータの項目を選択するための選択項目枠SELFが表示される。ユーザは選択ボタン43を利用して選択項目枠SELFを移動させ、所望の撮影パラメータの項目を選択することができる。その移動を経て、表示部15の表示はステータス表示540からステータス表示550へ切り替わる。ステータス表示550では、選択項目枠SELFによりHDR撮影処理の項目が選択されている。枠SELFの位置が異なる点を除き、ステータス表示550はステータス表示540と同様である。尚、枠SELFの表示の代わりに選択項目の反転表示などを行うようにしても良い。
ステータス表示550が成されている状態において、決定ボタン44の押下操作が成されたとき、表示制御部53は、上述したメニュー用操作を介することなく、表示部15の表示をステータス表示550からメニュー表示510に切り替える。表示部15の表示がメニュー表示510に切り替えられると、ユーザは、必要に応じ、単に設定変更操作332(図5参照)を行うだけでHDR撮影処理のON、OFFの設定を変更することができる。尚、表示510、520、530、540又は550が成されている状態において、所定の復帰操作(例えば、シャッタボタン41を半押し状態にする操作)が操作部17に入力されると、表示制御部53は、表示部15の表示を基準表示に切り替える。また、表示510が成されている状態おいて決定ボタン44が押されたときも、基準表示に切り替えるようにしても良い。
例えば、ユーザは、HDR撮影処理を過去にONに設定して、それをOFFにすることなく、今度はブラケット撮影処理の実行を希望する場合がある。このような場合にブラケット撮影処理をONに設定してシャッタ操作を成しても、HDR撮影処理が優先されている場合にはブラケット撮影による複数の静止画像は得られず、ユーザは、その理由を理解できないこともある。これは、ユーザにとって好ましくないことは言うまでもない。何れの撮影処理が優先されていて今現在シャッタ操作を成せばどの撮影処理が実行されるのかを簡便にユーザに知らせることができれば、ユーザにとってメリットが大きい。これに鑑み、撮像装置1では、情報表示ボタン42の押下操作に応答したステータス表示において、マイクMKPRを用い、HDR撮影処理とブラケット撮影処理のどちらか優先して実行されるのかを示す。これにより、ユーザは、それらの優先関係を容易に認識し、必要に応じて、それらのON、OFFを所望のものへと変更することが可能となる。尚、それらの優先関係をユーザが認識できる限り、それらの優先関係の提示方法はマイクMKPRの表示以外の任意の方法でもよい。
マイクMKPRを見たユーザは、メニュー用操作にて、図5に示すような手順によりHDR撮影処理やブラケット撮影処理のON、OFF設定を成すこともできる。例えば、ブラケット撮影処理の実行を望むならば、HDR撮影処理のOFFにするべく、メニュー用操作を成すこともできる。しかしながら、メニュー用操作を用いて多数の項目の中からHDR撮影処理の設定用項目を探し出すことは、ユーザにとって負担が重いこともある。本実施形態では、HDR撮影処理の設定用項目がメインメニューに存在していることを想定しているが、それがスクロール処理を経なければ表示されない場合やメニュー表示の階層構造の下位側にあるような場合には、上記探索が一層難しくなるおそれがある。これに鑑み、ステータス表示(550等)からメニュー表示への直接遷移を可能にしておく。これにより、ユーザは、複雑になりうるメニュー用操作を行うことなく、所望の撮影パラメータを変更するためのメニューを表示させることができ、例えば、ブラケット撮影処理の実現に必要なHDR撮影処理のOFFを容易に達成することができる。
ステータス表示におけるHDR撮影処理に選択項目枠SELFをあわせた状態で決定ボタン44が押下されたならば、図8に示す如くメニュー510が表示されるが、仮に、ステータス表示におけるブラケット撮影処理に選択項目枠SELFをあわせた状態で決定ボタン44が押下されたならば、表示制御部53の制御の下、図5のサブメニュー380が表示される。
<<第2実施例>>
第2実施例を説明する。第2実施例では、図10〜図14を参照し、第1実施例の動作を実現する具体的動作手順を例示する。図10〜図14を参照して以下に説明される各ステップの処理が撮像装置1にて実行される(但し、ボタンに対する操作の主体は、当然、ユーザである)。
第2実施例を説明する。第2実施例では、図10〜図14を参照し、第1実施例の動作を実現する具体的動作手順を例示する。図10〜図14を参照して以下に説明される各ステップの処理が撮像装置1にて実行される(但し、ボタンに対する操作の主体は、当然、ユーザである)。
まず、撮像装置1が起動すると、撮像装置1は撮影待機状態となってライブビュー表示処理を開始し、基準表示を成した状態で何らかの操作の入力を待つ。何らかの操作が操作部17に入力されると主制御部13は、入力された操作の情報を取得する(ステップS1)。撮像装置1は、入力された操作がシャッタボタン41の押下操作であった場合(ステップS2のY)、ステップS3にて撮影制御処理を成し、入力された操作が情報表示ボタン42の押下操作であった場合(ステップS4のY)、ステップS5にて撮影情報処理を成し、入力された操作が撮像装置1の電源をオフにする操作であった場合(ステップS6のY)、撮像装置1の動作を終了し、入力された操作がそれら以外であった場合、対応する他の処理を成す(ステップS7)。
シャッタ操作の入力に応答したステップS3の撮影制御処理において、図11に示す如く、主制御部13は、シャッタ操作の入力(ステップS8)に応答して撮影可否判断処理を成す(ステップS9)。撮影可否判断処理では、図12に示す如く、現在の撮影モードが主制御部13に設けられた不揮発性メモリ(不図示)から読み出される(ステップS17)。撮影モードは、HDR撮影処理及びブラケット撮影処理のON、OFF設定状態を含む撮影条件の設定状態に応じ、単写撮影処理を行う単写モード、HDR撮影処理を行うHDRモード、ブラケット撮影処理を行うブラケットモードを含む複数の候補モードの中の何れかとなる。ここでは読み出された撮影モードがHDRモードであると仮定する(撮影モードがHDRモード以外であるときの動作説明を割愛する)。読み出された撮影モードがHDRモードである場合(ステップS18のY)、シャッタ速ダイヤル48及び絞りダイヤル49のダイヤル位置DPSS及びDPAPが取得されて(ステップS19)、それらがオート位置であるかが確認される(ステップS20)。それらの双方がオート位置であれば撮影可能と判断され(ステップS21)、図11のステップS10を経由してステップS11の撮影処理が実際に実行される。撮影モードがHDRモードである場合、ステップS11で実行される撮影処理はHDR撮影処理である。ダイヤル位置DPSS及びDPAPの内、少なくとも一方がマニュアル位置であった場合(図12のステップS20のN)、撮影不可と判断され(ステップS22)、図11のステップS10を経由してステップS12にて上述の警告表示520(図8参照)が成される。
警告表示520が成された後、所定時間(例えば2秒)が経過するまでに復帰操作が成されたとき(ステップS14)、或いは、決定ボタン44の押下操作を成されることなく該所定時間が経過したとき(ステップS13)、撮影制御処理を終了して撮影待機状態に戻る。一方、警告表示520が成された後、所定時間(例えば2秒)が経過するまでに決定ボタン44の押下操作が成されれば(ステップS15)、ステップS16のメニュー表示処理が成される。
メニュー表示処理(図13参照)では、まず、現在の撮影モードが上記不揮発性メモリから読み出され(ステップS23)、現在の撮影モードの設定内容を含んだメニューを表示する(ステップS24)。従って、現在の撮影モードがHDRモードならば、HDR撮影処理のON、OFFを設定するための項目を含むメニューが表示され、現在の撮影モードがブラケットモードならば、ブラケット撮影処理のON、OFFを設定するための項目を含むメニューが表示される。必要に応じて、ユーザは項目選択操作330(図5参照)により選択される項目を変更することができ、この変更が成されると、新たな選択項目をユーザが認識できるように選択に関する表示を更新する(ステップS28、S29)。撮影モードを変更させる何れかの項目を選択した上で、決定ボタン44の押下操作を含む設定変更操作332(図5参照)が成されると(ステップS25)、設定変更操作332に応答した撮影モードの更新を行うと共に上記不揮発性メモリに対する該更新後の撮影モードの保存を行って(ステップS26)、撮影待機状態に戻る。例えば、HDR撮影処理がONに設定されている状態において、HDR撮影処理のON、OFFを設定するための項目353を選択し、それをOFFに切り替える設定変更操作332を成せば、撮影モードはHDRモードから他のモード(単写モードやブラケットモード)に変更される。設定変更操作332が成されることなく復帰操作(図5参照)が成されれば(ステップS27)、撮影モードの更新は行われずに撮影待機状態に戻る。
撮影待機状態において情報表示ボタン42が押下されたときに実行される撮影情報処理(図10のステップS5)の詳細は、図14に示さている。撮影情報処理では、まず、ステップS30にて現在時刻を開始時刻として取得し、続くステップS31にて、情報表示状態を管理するための撮影情報フラグをリセットする(リセット状態にする)。その後、ステップS32において情報表示ボタン42の押下状態を確認し、情報表示ボタン42の押下操作が解除されている場合にはステップS33にて撮影情報フラグの状態を確認する。ステップS33にて、撮影情報フラグの状態がリセット状態であることが確認されると、ステップS34にて、付加的情報/ガイドラインの表示処理を成す。情報表示ボタン42の通常押下(1秒以内の押下)が成されたときにステップS34に至る。ステップS34の表示処理によって、ボタン42の通常押下を成すたびに、上記付加的情報の表示がある状態と、上記付加的情報の表示が無い状態と、ガイドラインの表示(表示画面上のグリッド表示)がある状態と、が順番に且つ巡回的に達成される。
ステップS32において情報表示ボタン42の押下操作の継続が確認されると、ステップS35にて、主制御部13は現在時刻を取得して(ステップS35)開始時刻から現在時刻までの経過時間を所定時間と比較する(ステップS36)。ここでは、所定時間が1秒であるとする。その経過時間が1秒を超えた場合、ステップS37への移行が発生し、そうでなければステップS32に戻る。ステップS37において、撮影情報フラグがリセット状態である場合、ステップS41にて撮影情報フラグがセット状態に変更されると共に、ステップS42にてステータス表示530(図8参照)を成す。その後、情報表示ボタン42の押下操作の更なる継続是非を判別するために現在時刻を開始時刻として再取得してから(ステップS43)、ステップS32に戻る。
従って、ステップS41〜S43を経由してステップS32に戻った場合において、情報表示ボタン42の押下操作が更に1秒継続した場合には、ステップS35〜S37を再度経由してステップS38に至る。ステップS38では、図8のステータス表示540又は550のような、ステータス表示を成しつつ、選択項目枠SELFを用いて何れかの撮影パラメータの項目選択を行う項目選択処理が成される。その処理の中で、何れかの項目を選択して決定ボタン44が押下されるとステップS39にてメニュー表示処理が成される。ステップS39のメニュー表示処理は、図13を参照して上述したそれと同様である。但し、ステップS39のメニュー表示処理で表示されるメニューには、図8の表示550及び510間の遷移の如く、ステップS38の選択項目に対応する項目(選択項目の撮影パラメータを設定及び変更するための項目)が含まれる。ステップS39のメニュー表示処理が終了するとステップS40にて撮影待機状態(基準表示状態)へ戻る。
基準表示状態を起点として、情報表示ボタン42を1秒以上且つ2秒未満だけ押し続けた場合には、ステップS41〜S43を経由した後、ステップS37に至ることなくステップS33を経由してステップS44に至る。ステップS44では、ステップS42のステータス表示(530)のタイムアウト判別のために、現在時刻を開始時刻として再取得し、その取得後、2秒経過すると(ステップS45、S46)、ステップS47にて撮影待機状態(基準表示状態)へ戻る。また、2秒の経過を待たずとも復帰操作が成されれば直ちに撮影待機状態(基準表示状態)へ戻る。尚、ステップS44〜S47間において情報表示ボタン42の押下操作が確認された場合、ステップS32に戻ることも可能である。
<<第3実施例>>
第3実施例を説明する。第1実施例で述べた想定の下、基準表示状態においてシャッタ操作が操作部17に入力されたとき、表示制御部53は、警告表示520の代わりに図15の警告表示520aを成しても良い。警告表示520aは、第1実施例で述べたものと同様のメッセージ521の表示と、ボタン523の表示を含む。
第3実施例を説明する。第1実施例で述べた想定の下、基準表示状態においてシャッタ操作が操作部17に入力されたとき、表示制御部53は、警告表示520の代わりに図15の警告表示520aを成しても良い。警告表示520aは、第1実施例で述べたものと同様のメッセージ521の表示と、ボタン523の表示を含む。
ボタン523はタッチパネル15a上のボタンであり、警告表示520aが成されている状態においてボタン523が押されたとき、表示制御部53は、表示部15の表示を警告表示520aからメニュー表示510(図8参照)に切り替える。従って、ボタン523は、表示部15に特定のメニューを表示させるためのボタンであると言え、ボタン523の表示によってもメッセージ522(図8参照)の表示と同様の効果が得られる。警告表示520aは、ボタン523の機能を説明するメッセージ(例えば、ボタン523を押すことで設定メニューが表示されることを示すメッセージ)の表示も含んでいると良い。
<<第4実施例>>
第4実施例を説明する。第4実施例では、上述の構成とは異なるが、操作部17にダイヤル48及び49が存在せず、シャッタ速度及び絞り値が、メニュー画面上で設定されることを想定する。即ち、第4実施例では、表示部15が選択的に表示可能な複数のメニューに図16のメニュー610が含まれており、メニュー610には、シャッタ速度を設定するための項目611及び絞り値を設定するための項目612が含まれる。そして、メニュー610の表示時において、ユーザが、項目選択操作330を介して項目611を選択して設定変更操作332を成すことでシャッタ速度を所望速度又はオート速度に変更設定することができると共に、項目選択操作330を介して項目612を選択して設定変更操作332を成すことで絞り値を所望値又はオート値に変更設定することができる。尚、絞り値の設定はF値の設定であっても良い。また、項目611を含んだメニューと項目612を含んだメニューは別々のものであっても良い。以下では、シャッタ速度及び絞り値をオート速度及びオート値に設定することを、シャッタ速度及び絞り値をオートに設定すると表現する。
第4実施例を説明する。第4実施例では、上述の構成とは異なるが、操作部17にダイヤル48及び49が存在せず、シャッタ速度及び絞り値が、メニュー画面上で設定されることを想定する。即ち、第4実施例では、表示部15が選択的に表示可能な複数のメニューに図16のメニュー610が含まれており、メニュー610には、シャッタ速度を設定するための項目611及び絞り値を設定するための項目612が含まれる。そして、メニュー610の表示時において、ユーザが、項目選択操作330を介して項目611を選択して設定変更操作332を成すことでシャッタ速度を所望速度又はオート速度に変更設定することができると共に、項目選択操作330を介して項目612を選択して設定変更操作332を成すことで絞り値を所望値又はオート値に変更設定することができる。尚、絞り値の設定はF値の設定であっても良い。また、項目611を含んだメニューと項目612を含んだメニューは別々のものであっても良い。以下では、シャッタ速度及び絞り値をオート速度及びオート値に設定することを、シャッタ速度及び絞り値をオートに設定すると表現する。
シャッタ速度がオートに設定されていないとき、撮影画像の取得時のシャッタ速度はユーザが設定したシャッタ速度に従い、絞り値がオートに設定されていないとき、撮影画像の取得時の絞り値はユーザが設定した絞り値に従う。シャッタ速度及び絞り値が共にオートに設定されている場合にのみHDR撮影処理が可能である。
従って、HDR撮影処理にONに設定されており、且つ、シャッタ速度及び絞り値の内の少なくとも一方がオートでない場合において、基準表示状態を起点としてシャッタ操作が操作部17に入力されると、HDR撮影処理は実行されずに、表示制御部53は、表示部15の表示を基準表示から図17(a)の警告表示620に切り替える。警告表示620は、メッセージ621及び622の表示を含む。メッセージ621は、撮影指示を受理するために必要な操作を示し、例えば、メッセージ「シャッタ速度及び絞りの設定をオートにして下さい。」を含む。或いは、図17(b)に示すメッセージ621a、即ちメッセージ「HDR撮影を行うためシャッタ速度及び絞りの設定をオートにして下さい。或いは、HDRの設定をOFFにしてください。」をメッセージ621に含めても良い。
メッセージ622は、表示部15に特定のメニューを表示させるための操作方法を示す。ここでは、その操作方法は決定ボタン44を押すことであるとする。そうすると、メッセージ622は、例えば、メッセージ「決定ボタンで設定メニューへ」を含む。警告表示620を成してから所定時間(例えば2秒)以内に決定ボタン44の押下操作が成さたとき、表示制御部53は、表示部15の表示を警告表示620からメニュー表示610に切り替え、そうでなければ表示部15の表示を警告表示620から基準表示に戻す。警告表示620からメニュー表示610への直接遷移を可能にしておくことで第1実施例と同様の効果が得られる。
或いは、第3実施例で述べたのと同様に、警告表示620を成す際、タッチパネル15a上のボタン523(図15参照)を表示させ、そのボタンが押されたときに、表示制御部53は、表示部15の表示を警告表示620からメニュー表示610に切り替えてもよい。
或いは、警告表示620に、図17(b)のメッセージ621aの表示を含めると共に、メッセージ「決定ボタンでシャッタ速度/絞り値の設定メニューへ、情報表示ボタンでHDRの設定メニューへ」の表示、又は、タッチパネル15a上の第1ボタン及び第2ボタン(不図示)の表示を含めておいても良い。この場合において、警告表示620を成してから所定時間以内に決定ボタン44又は上記第1ボタンの押下操作が成さたとき、表示制御部53は、表示部15の表示を警告表示620からメニュー表示610(図16参照)に切り替え、警告表示620を成してから所定時間以内に情報表示ボタン42又は上記第2ボタンの押下操作が成さたとき、表示制御部53は、表示部15の表示を警告表示620からメニュー表示510(図8参照)に切り替えると良い。
<<第5実施例>>
第5実施例を説明する。第5実施例では、図8を参照し、第1実施例の変形技術を説明する。上述のステータス表示において、マークMKPRに対応する撮影処理(図8の例においてHDR撮影処理)は、現在の撮影モードで実行される撮影処理を指している(マークMKPRは現在の撮影モードを指し示しているとも言える)。ステータス表示530の後、更に操作572を成すユーザは、撮影モードの変更を望んでいる可能性が相応に高い。故に、ステータス表示530の後、操作572が操作部17に入力されたとき、表示制御部53は、ステータス表示530をステータス表示540ではなくステータス表示550に切り替えても良い(即ち、選択ボタン43に対する入力操作を待たずに、選択項目枠SELFを現在の撮影モードに対応するHDR撮影処理の項目に合わせてもよい)。これにより、操作572の後、決定ボタン44を押すだけでメニュー510が表示されるため、操作性に関するユーザの満足度が高まる。
第5実施例を説明する。第5実施例では、図8を参照し、第1実施例の変形技術を説明する。上述のステータス表示において、マークMKPRに対応する撮影処理(図8の例においてHDR撮影処理)は、現在の撮影モードで実行される撮影処理を指している(マークMKPRは現在の撮影モードを指し示しているとも言える)。ステータス表示530の後、更に操作572を成すユーザは、撮影モードの変更を望んでいる可能性が相応に高い。故に、ステータス表示530の後、操作572が操作部17に入力されたとき、表示制御部53は、ステータス表示530をステータス表示540ではなくステータス表示550に切り替えても良い(即ち、選択ボタン43に対する入力操作を待たずに、選択項目枠SELFを現在の撮影モードに対応するHDR撮影処理の項目に合わせてもよい)。これにより、操作572の後、決定ボタン44を押すだけでメニュー510が表示されるため、操作性に関するユーザの満足度が高まる。
<<第6実施例>>
第6実施例を説明する。撮像装置1において、操作部17及びタッチパネル15aの少なくとも一方は、ユーザから各種操作の入力を受ける操作入力部を形成している。図18に示す如く、表示制御部53には、第1制御部(第1表示制御部)81と第2制御部(第2表示制御部)82が設けられていると考えることができる。制御部81は、表示部15にて基準表示が成されている状態を基準として操作入力部に所定のメニュー用操作が入力されたとき、複数のメニューの内の何れかを表示部15に表示する。制御部82は、所定条件下、操作入力部への所定操作(例えば、シャッタ操作又は情報表示ボタン42の押下操作)の入力に応答して基準表示と異なる特定表示(警告表示又はステータス表示)を表示部15に成し、特定表示が成された第2表示状態においてメニュー用操作と異なる特定操作(例えば決定ボタン44の押下操作を含む)が操作入力部に入力されたとき、特定メニューを表示部15に表示する。
第6実施例を説明する。撮像装置1において、操作部17及びタッチパネル15aの少なくとも一方は、ユーザから各種操作の入力を受ける操作入力部を形成している。図18に示す如く、表示制御部53には、第1制御部(第1表示制御部)81と第2制御部(第2表示制御部)82が設けられていると考えることができる。制御部81は、表示部15にて基準表示が成されている状態を基準として操作入力部に所定のメニュー用操作が入力されたとき、複数のメニューの内の何れかを表示部15に表示する。制御部82は、所定条件下、操作入力部への所定操作(例えば、シャッタ操作又は情報表示ボタン42の押下操作)の入力に応答して基準表示と異なる特定表示(警告表示又はステータス表示)を表示部15に成し、特定表示が成された第2表示状態においてメニュー用操作と異なる特定操作(例えば決定ボタン44の押下操作を含む)が操作入力部に入力されたとき、特定メニューを表示部15に表示する。
また、撮影条件の設定状態(例えば、ダイヤル位置DPSS及びDPAPがオート位置であるか否か、HDR撮影処理がONであるか否か)に基づき、操作入力部を介して入力された指示を受理可能か否かを判断する判断部83が、主制御部13に設けられていると考えることができる。判断部83は、撮影制御部52の一部であっても良い。上記指示の例は、シャッタ操作による撮影指示であるが、本発明において上記指示は撮影指示に限定されない。撮影条件を形成する第1及び第2撮影パラメータの関係が所定関係にあるとき上記指示を受理不可であることが予め撮像装置1において規定されており、判断部83は、その規定に従って上記判断を行うことができる。制御部82は、上記指示を受理不可であるときに特定表示としての警告表示を成し、その状態での特定操作の入力に応答して、受理不可の原因となった撮影パラメータを変更するための項目(例えば、353、611又は612)を含む特定メニュー(例えば510又は610)を表示する。受理不可の原因となった撮影パラメータは、判断部83が操作入力部を介して入力された指示を受理可能か否かを判断する際に参照する撮影パラメータの一種である。
上述の例において、第1撮影パラメータはシャッタ速度及び絞り値の少なくとも一方に相当し、第2撮影パラメータはHDR撮影処理のON又はOFFに相当する。勿論、これ以外でも良く、例えば、ホワイトバランスが第1撮影パラメータに相当し且つブラケット撮影処理のON又はOFFが第2撮影パラメータに相当すると考えても良い。但し、ここにおけるブラケット撮影処理は、ホワイトバランス状態が互いに異なる複数の静止画像を撮影するブラケット撮影処理であるとする。この場合例えば、ホワイトバランスの設定がオートでなければ、ブラケット撮影処理がONのときにおける撮影指示は受理不可と判断される。
また、制御部82は、複数の撮影パラメータの表示を含むステータス表示を特定表示として成すこともでき、ステータス表示を成している状態での特定操作の入力に応答して、特定メニュー(例えば510)を表示することもできる。また、制御部82は、マークMKPRの表示を成すこともできる。
<<変形等>>
本発明の実施形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。以上の実施形態は、あくまでも、本発明の実施形態の例であって、本発明ないし各構成要件の用語の意義は、以上の実施形態に記載されたものに制限されるものではない。上述の説明文中に示した具体的な数値は、単なる例示であって、当然の如く、それらを様々な数値に変更することができる。上述の実施形態に適用可能な注釈事項として、以下に、注釈1〜注釈4を記す。各注釈に記載した内容は、矛盾なき限り、任意に組み合わせることが可能である。
本発明の実施形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。以上の実施形態は、あくまでも、本発明の実施形態の例であって、本発明ないし各構成要件の用語の意義は、以上の実施形態に記載されたものに制限されるものではない。上述の説明文中に示した具体的な数値は、単なる例示であって、当然の如く、それらを様々な数値に変更することができる。上述の実施形態に適用可能な注釈事項として、以下に、注釈1〜注釈4を記す。各注釈に記載した内容は、矛盾なき限り、任意に組み合わせることが可能である。
[注釈1]
HDR撮影処理とブラケット撮影処理の間の優先関係は、上述したものの逆であっても良い。即ち、HDR撮影処理及びブラケット撮影処理が共にONに設定されているとき、シャッタ操作の入力に応答してブラケット撮影処理が実行されても良い。
HDR撮影処理とブラケット撮影処理の間の優先関係は、上述したものの逆であっても良い。即ち、HDR撮影処理及びブラケット撮影処理が共にONに設定されているとき、シャッタ操作の入力に応答してブラケット撮影処理が実行されても良い。
[注釈2]
HDR撮影処理とブラケット撮影処理の間の優先関係についてのみ議論したが、そのような優先関係は、2以上の他の撮影パラメータ間にも存在しうる。例えば、HDR撮影処理及び連写処理が共にONに設定されているとき、シャッタ操作の入力に応答してHDR撮影処理及び連写処理のどちらか一方が優先して実行される(ブラケット撮影処理及び連写処理のペアについても同様)。このような場合にも、ステータス表示において、優先される処理がどれであるのかを指し示しておくと良い。
HDR撮影処理とブラケット撮影処理の間の優先関係についてのみ議論したが、そのような優先関係は、2以上の他の撮影パラメータ間にも存在しうる。例えば、HDR撮影処理及び連写処理が共にONに設定されているとき、シャッタ操作の入力に応答してHDR撮影処理及び連写処理のどちらか一方が優先して実行される(ブラケット撮影処理及び連写処理のペアについても同様)。このような場合にも、ステータス表示において、優先される処理がどれであるのかを指し示しておくと良い。
[注釈3]
撮像装置1は、任意の機器(携帯電話機や情報端末装置)に搭載されるものであっても良い。
撮像装置1は、任意の機器(携帯電話機や情報端末装置)に搭載されるものであっても良い。
[注釈4]
図1の撮像装置1を、ハードウェア、或いは、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせによって構成することができる。撮像装置1にて実現される機能の内、任意の特定の機能をプログラムとして記述しておいても良い。具体的には例えば、主制御部13にCPU(Central Processing Unit)を設けておき、図示されないフラッシュメモリに格納されたプログラムを当該CPUに実行させることで、上記特定の機能を実現させても良い。図1の構成においては、例えば、信号処理部51、撮影制御部52及び表示制御部53の全部又は一部をソフトウェアを用いて構成することができ、それ以外の部位をハードウェアを用いて構成することができる。
図1の撮像装置1を、ハードウェア、或いは、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせによって構成することができる。撮像装置1にて実現される機能の内、任意の特定の機能をプログラムとして記述しておいても良い。具体的には例えば、主制御部13にCPU(Central Processing Unit)を設けておき、図示されないフラッシュメモリに格納されたプログラムを当該CPUに実行させることで、上記特定の機能を実現させても良い。図1の構成においては、例えば、信号処理部51、撮影制御部52及び表示制御部53の全部又は一部をソフトウェアを用いて構成することができ、それ以外の部位をハードウェアを用いて構成することができる。
1 撮像装置
11 撮像部
15 表示部
17 操作部
52 撮影制御部
53 表示制御部
11 撮像部
15 表示部
17 操作部
52 撮影制御部
53 表示制御部
Claims (7)
- 撮影を行う撮像部と、表示部と、操作入力部と、
前記表示部にて所定の第1表示が行われている第1表示状態において、前記操作入力部に所定のメニュー用操作が入力されたとき、撮影条件を設定するための複数のメニューの内の何れかを前記表示部に表示する第1制御部と、
前記操作入力部への所定操作の入力に応答して前記第1表示と異なる第2表示を前記表示部にて行い、前記第2表示が行われた第2表示状態において前記メニュー用操作と異なる特定操作が前記操作入力部に入力されたとき、前記複数のメニューの内の何れかを前記表示部に表示する第2制御部と、を備えた
ことを特徴とする撮像装置。 - 前記撮影条件の設定状態に基づき、前記操作入力部を介して入力された指示を受理可能か否かを判断する判断部を更に備え、
前記第2制御部は、前記指示を受理不可であるとき前記表示部にて前記第2表示を行い、その後に前記特定操作が前記操作入力部に入力されたとき、前記複数のメニューに含まれる特定メニューを前記表示部に表示し、
前記特定メニューは、前記撮影条件を形成する複数の撮影パラメータの内、前記判断部が前記指示を受理可能か否かを判断する際に参照する撮影パラメータを変更するための項目を含む
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 前記第2表示は、前記表示部に前記特定メニューを表示させるための操作方法又は前記表示部に前記特定メニューを表示させるためのボタンの表示を含む
ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。 - 前記指示は、画像の撮影指示であり、
前記複数の撮影パラメータは、第1及び第2撮影パラメータを含み、
前記第1及び第2撮影パラメータの関係が所定関係にあるとき前記撮影指示を受理不可であることが予め規定されており、前記判断部は、その規定に従って前記判断を行う
ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の撮像装置。 - 前記第2制御部は、前記第1表示状態において前記メニュー用操作と異なる所定操作が前記操作入力部に入力されたとき前記表示部にて前記第2表示を行い、その後に前記特定操作が前記操作入力部に入力されたとき、前記複数のメニューに含まれる特定メニューを前記表示部に表示し、
前記第2表示は、前記撮影条件を形成する複数の撮影パラメータの表示を含み、
前記特定メニューは、前記複数の撮影パラメータの内の1以上の撮影パラメータを変更するための項目を含む
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 前記第2表示における前記複数の撮影パラメータは、一方が他方よりも優先される第1及び第2撮影パラメータを含み、
前記第2制御部は、前記第2表示において、前記第1及び第2撮影パラメータのどちらが優先されるのかを表示する
ことを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。 - 前記第1撮影パラメータは第1撮影処理の有効又は無効を示す一方で、前記第2撮影パラメータは第2撮影処理の有効又は無効を示し、
前記第1及び第2撮影パラメータによって前記第1及び第2撮影処理が共に有効とされているとき、前記第1及び第2撮影処理の一方のみを優先して機能させる撮影制御部を、当該撮像装置は更に備え、
前記第2制御部は、前記第1及び第2撮影パラメータによって前記第1及び第2撮影処理の共に有効とされているとき、前記第2表示において、前記第1及び第2撮影処理のどちらを優先するのかを示す
ことを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2018150961A1 (ja) * | 2017-02-14 | 2018-08-23 | 富士フイルム株式会社 | 撮影装置及びその制御方法並びに作動プログラム |
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2012
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US11012615B2 (en) | 2017-02-14 | 2021-05-18 | Fujifilm Corporation | Imaging apparatus, control method and non-transitory computer readable medium that determines a confused state |
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