JP2013135961A - 超音波診断装置、及び医用画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】表示制御部8は、表示部12に対して複数の超音波画像を並べて表示させ、かつ、マーカを、複数の超音波画像のそれぞれにおいて、実空間座標系において対応する位置に重ねて表示させる。
【選択図】図1
Description
請求項10に記載の発明は、造影剤が注入された被検体を超音波で撮影することで取得された、前記被検体の生体組織が表された生体組織画像データと、高調波成分に基づき前記造影剤が表わされたハーモニック画像データとからなる超音波画像データを記憶する画像記憶手段と、表示手段に対して、前記画像記憶手段に記憶されている複数の超音波画像データに基づく複数の超音波画像として、前記生体組織画像データに基づく生体組織画像と前記ハーモニック画像データに基づくハーモニック画像とを並べて表示させると共に、前記生体組織画像に第1マーカを重ねて表示させ、さらに前記ハーモニック画像において前記第1マーカと実空間座標系における位置が相対的に同じ位置に第2マーカを重ねて表示させる表示制御手段と、を有することを特徴とする医用画像処理装置である。
この実施形態では、表示制御部8は、複数の断層像データに基づく複数の断層像を並べて同時に表示部12に表示させる。例えば、超音波プローブ2と送受信部3とによって、被検体において同じ断面を順次走査し、画像生成部6は、その断面における断層像データを順次生成する。そして、操作者が操作部13を用いて所望の時相を指定すると、表示制御部8は、指定された時相に取得された断層像データを画像記憶部7から読み込み、その断層像データに基づく断層像を表示部12に表示させる。1例として、操作者が操作部13を用いて所望の2つの時相を指定すると、表示制御部8は、指定された2つの時相にそれぞれ取得された2つの断層像データを画像記憶部7から読み込み、2つの断層像を並べて同時に表示部12に表示させる。例えば、表示制御部8は、操作部13から複数画像表示の指示を受けると、表示部12の画面を複数の領域に分割し、分割後の各領域に断層像を表示させる。1例として、2つの画像を並べる場合、表示制御部8は、表示部12の画面を2つの領域に分割する。そして、表示制御部8は、表示部12に対して、分割後の各領域に断層像を表示させる。
また、被検体に造影剤を注入した状態で撮影された複数の超音波画像を並べて同時に表示しても良い。例えば、被検体に造影剤を注入した状態で、超音波プローブ2と送受信部3とによって被検体内を走査する。そして、画像生成部6は、コントラストハーモニック法(CHI法)によって、受信信号のうち高調波成分に基づいてハーモニック画像データを生成する。さらに、画像生成部6は、受信信号のうち基本波成分に基づいて生体組織画像データを生成する。ハーモニック画像には、造影剤の微小気泡が注入している部位が強調して表わされている。一方、生体組織画像には、各部位の形態や、腫瘍などの病変部の形態などが表わされている。そして、超音波プローブ2と送受信部3とによって、被検体において同じ断面を順次走査し、画像生成部6は、その断面における生体組織画像データとハーモニック画像データとを順次生成する。画像生成部6にて生成された生体組織画像データとハーモニック画像データとは、画像記憶部7に記憶される。表示制御部8は、画像生成部6から出力された生体組織画像データとハーモニック画像データとを受けて、生体組織画像データに基づく生体組織画像と、ハーモニック画像データに基づくハーモニック画像とを並べて同時に表示部12に表示させる。また、操作者が操作部13を用いて所望の時相を指定すると、表示制御部8は、指定された時相に取得された生体組織画像データとハーモニック画像データとを画像記憶部7から読み込み、生体組織画像とハーモニック画像とを並べて同時に表示部12に表示させる。
表示制御部8は、計測用マーカ(計測キャリパー)を超音波画像に重ねて表示部12に表示させる。この計測用マーカは、超音波画像に表わされた組織の定量的な情報を求めるために用いられる。計測の用途に応じて複数種類の計測用マーカが予め用意されて、初期状態の形状と大きさとを有する計測用マーカを示すデータが、設定情報記憶部9に予め記憶されている。例えば、2点間の距離を測定するための計測用マーカ、部位の周囲長を測定するための計測用マーカ、又は、部位の面積を測定するための計測用マーカなどが予め用意されている。これらの計測用マーカを示すデータが、設定情報記憶部9に予め記憶されている。
計測部10は、計測用マーカによって指定された組織の定量的な情報を求める。2点間の距離を求める場合、計測部10は、実空間上における第1主マーカ111の位置を示す座標情報と第1副マーカ112の位置を示す座標情報とを表示制御部8から受けて、第1主マーカ111と第1副マーカ112との間の距離を求める。例えば、計測部10は、第1主マーカ111と第1副マーカ112との間の直線の距離を求める。また、計測部10は、第1主マーカ111と第1副マーカ112との間の曲線の距離を求めても良い。曲線の距離を求める場合、例えば、計測部10は、第1主マーカ111と第1副マーカ112との間にスプライン曲線を設定して、そのスプライン曲線の長さを求める。そして、計測部10は、計測値を表示制御部8に出力する。例えば、計測部10は、第1主マーカ111と第1副マーカ112との間の直線の距離を示す情報を表示制御部8に出力する。表示制御部8は計測部10から計測値を受けて、その計測値を表示部12に表示させる。例えば図5に示すように、表示制御部8は、計測値を表示欄Aに表示させる。1例として2点間の距離を測定しているため、第1主マーカ111と第1副マーカ112との間の距離が計測値(Dist A:59.2mm)として表示部12に表示される。なお、計測部10が、この発明の「計測手段」の1例に相当する。
2点間の距離を測定するための計測用マーカの他に、様々な計測用マーカを用いても良い。例えば、円形状、楕円状、矩形状、網目状、三角形状、又は任意の曲線状の形状を有する計測用マーカを用いても良い。初期状態の形状を有する計測用マーカを予め設定情報記憶部9に記憶させておき、操作者が操作部13を用いて所望の計測用マーカを選択すると、表示制御部8は選択された計測用マーカを表示部12に表示させる。さらに、操作者が操作部13を用いて、計測用マーカの位置の他、計測用マーカの大きさを任意に変えることができるようにする。ここで、計測用マーカの1例について図11を参照して説明する。図11は、計測用マーカの1例を示す画面の図である。
例えば、表示制御部8は、2本の直線状のマーカが交差する第1計測用マーカ133と第2計測用マーカ233とを、断層像100と断層像200とにそれぞれ重ねて表示部12に表示させる。操作者は操作部13を用いて、断層像100において第1計測用マーカ133を所望の位置に移動させると、表示制御部8は、操作部13から出力された移動量に従って、第1計測用マーカ133を指定された位置に移動させて表示部12に表示させる。このとき、表示制御部8は、断層像200において、第1計測用マーカ133と相対的に同じ位置に第2計測用マーカ233を表示させる。また、操作者が操作部13を用いて、第1計測用マーカ133を構成する2本のマーカの角度を変えると、表示制御部8は、操作部13で指定された角度に従って、第1計測用マーカ133を構成する2本のマーカの角度と、第2計測用マーカ233を構成する2本のマーカの角度とを変えて表示部12に表示させる。計測部10は、第1計測用マーカ133を構成する2本の直線状のマーカの座標情報を表示制御部8から受けて、その2本の直線状のマーカが交差する角度を求める。表示制御部8は、その角度を計測値として表示部12に表示させる。
また、表示制御部8は、円形状の第1計測用マーカ134と第2計測用マーカ234とを、断層像100と断層像200とにそれぞれ重ねて表示部12に表示させても良い。操作者は操作部13を用いて、断層像100において第1計測用マーカ134を所望の位置に移動させると、表示制御部8は、操作部13から出力された移動量に従って、第1計測用マーカ134を指定された位置に移動させて表示部12に表示させる。このとき、表示制御部8は、断層像200において、第1計測用マーカ134と相対的に同じ位置に第2計測用マーカ234を表示させる。また、操作者が操作部13を用いて、第1計測用マーカ134の大きさを変えると、表示制御部8は、操作部13で指定された大きさに従って、第1計測用マーカ134の大きさと第2計測用マーカ234の大きさとを変えて表示部12に表示させる。計測部10は、第1計測用マーカ134の座標情報を表示制御部8から受けて、第1計測用マーカ134が示す円形の周囲長や、円形の内側の面積を求める。表示制御部8は、周囲長や面積を計測値として表示部12に表示させる。例えば、円形状の計測用マーカによって計測対象の部位を囲むことで、その部位の周囲長や面積を求めることができる。
また、表示制御部8は、所望の範囲を囲み任意の形状を有する第1計測用マーカ135と第2計測用マーカ235とを、断層像100と断層像200とにそれぞれ重ねて表示部12に表示させても良い。例えば、操作者は操作部13を用いて、断層像100において、所望の範囲を囲む任意の形状を指定すると、表示制御部8は、操作部13によって指定された形状を有する第1計測用マーカ135を断層像100に重ねて表示部12に表示させる。また、表示制御部8は、断層像200において、第1計測用マーカ135と相対的に同じ位置に、第1計測用マーカ135の形状と同じ形状を有する第2計測用マーカ235を表示させる。計測部10は、第1計測用マーカ135の座標情報を表示制御部8から受けて、第1計測用マーカ135が示す形状の周囲長や、その形状の内側の面積を求める。表示制御部8は、周囲長や面積を計測値として表示部12に表示させる。このように、任意形状の計測用マーカを用いることで、断層像上で所望の範囲を指定し、その範囲の周囲長や面積を求めることが可能となる。例えば、この計測用マーカによって形状が複雑な計測対象の部位を囲むことで、その部位の周囲長や面積を求めることができる。
また、Bモードで撮影することで得られたBモード画像と、カラードプラモードで撮影することで得られたカラードプラ画像とを重畳させた重畳画像に、計測用マーカを重ねて表示しても良い。計測用マーカが重ねられた重畳画像の1例を図12に示す。図12は、断層像と重畳画像とを並べて表示した状態の画面に、計測用マーカを表示した画面の1例を示す図である。表示制御部8は、Bモードで撮影することで得られた断層像400を表示部12に表示させる。また、表示制御部8は、Bモードで撮影することで得られた断層像410と、カラードプラモードで撮影することで得られたカラードプラ画像430とを重畳させた重畳画像を表示部12に表示させる。そして、上述した処理と同様に、表示制御部8は、第1計測用マーカ110を断層像400に重ねて表示部12に表示させ、重畳画像において、第1計測用マーカ110と相対的に同じ位置に第2計測用マーカ210を表示させる。この場合も、計測部10は、第1計測用マーカ110で指定された2点間の距離を求め、表示制御部8はその距離を計測値として表示欄Bに表示させる。
また、表示部12に表示している2つの超音波画像のうち、いずれか一方の超音波画像の左右又は上下を反転させて表示しても良い。この場合、表示制御部8は、実空間上の座標系を基準にして、2つの超音波画像のそれぞれにおいて、相対的に同じ位置に計測用マーカを表示させる。上下が反転した超音波画像を図13に示す。図13は、上下が反転した断層像に、計測用マーカを表示した画面の1例を示す図である。
次に、画像処理部14について説明する。画像処理部14は、参照画像生成部15と追跡部16とを備えている。画像処理部14は、取得された時間が異なる複数の超音波画像データを対象にしてパターンマッチングを行うことで、計測用マーカが重ねられた位置を含む所定範囲の組織の位置を、複数の超音波画像データにおいてそれぞれ求める。これにより、画像処理部14は、ある超音波画像上で指定された計測用マーカの位置を、時間ごとに追跡する。この画像処理部14が、この発明の「画像処理手段」の1例に相当する。なお、この実施形態に係る超音波診断装置1は、画像処理部14を備えていなくても良い。計測用マーカの位置を追跡する場合に、画像処理部14を超音波診断装置1に設ければ良い。以下、参照画像生成部15と追跡部16とについて説明する。
参照画像生成部15は、超音波画像における計測用マーカの位置を示す座標情報を表示制御部8から受ける。また、参照画像生成部15は、各時間に取得された超音波画像データを画像記憶部7から読み込む。そして、参照画像生成部15は、計測用マーカが設定された超音波画像データに基づき、計測用マーカの位置を含む所定範囲の組織を表す画像データを参照画像データとして生成する。例えば、参照画像生成部15は、計測マーカの位置を含み、所定の大きさを有する矩形状の範囲を設定し、その矩形状の範囲の組織を表す参照画像データを、計測用マーカが設定された超音波画像データから生成する。
追跡部16は、参照画像データと各時間に取得された超音波画像データとを対象としてパターンマッチングを行うことで、参照画像データに表わされている所定範囲の組織の位置を複数の超音波画像データのそれぞれにおいて特定する。このように、所定範囲の組織の位置を特定することで、追跡部16は、計測用マーカの位置を複数の超音波画像データのそれぞれにおいて特定する。これにより、追跡部16は、計測用マーカの位置を時間ごとに追跡する。パターンマッチングとしては、例えばテンプレートマッチング法(ブロックマッチング法)を用いれば良い。具体的には、追跡部16は、参照画像と超音波画像との差分を求め、その差分が最も小さい位置を求めることで、計測用マーカの位置を追跡する。
また、各超音波画像の全領域を覆う網目状の計測用マーカを表示しても良い。この計測用マーカを図16に示す。図16は、2つの断層像を並べて表示した状態の画面に、計測用マーカを表示した画面の1例である。
表示制御部8は、表示部12に並べて同時に表示させられた複数の超音波画像データに、同時表示であることを示す識別情報を付帯させて過去画像データとして画像記憶部7に記憶させても良い。そして、その識別情報が付帯された過去画像データに基づく複数の過去画像を並べて同時に表示部12に表示させる場合、表示制御部8は、計測用マーカを、複数の過去画像のそれぞれにおいて相対的に同じ位置に重ねて表示部12に表示させる。このように、複数の過去画像を並べて同時に表示させる場合も、相対的に同じ位置に計測用マーカを表示して、それぞれ対応する位置における定量的な情報を求めることができる。
また、複数の超音波画像を並べて同時に表示する医用画像処理装置を、超音波診断装置の外部に設けても良い。この医用画像処理装置は、上述した画像記憶部7、表示制御部8、ユーザインターフェース(UI)11、計測部10、及び画像処理部14を備えている。なお、計測用マーカの追跡を行わない場合は、画像処理部14を医用画像処理装置に設けなくても良い。医用画像処理装置は、複数の超音波画像データを外部の超音波診断装置から取得し、複数の超音波画像を並べて同時に表示し、各超音波画像において、計測用マーカを相対的に同じ位置に表示する。この医用画像処理装置によっても、上述した超音波診断装置1と同じ作用と効果とを奏することが可能となる。
2 超音波プローブ
3 送受信部
4 信号処理部
5 データ記憶部
6 画像生成部
7 画像記憶部
8 表示制御部
9 設定情報記憶部
10 計測部
11 ユーザインターフェース(UI)
12 表示部
13 操作部
14 画像処理部
15 参照画像生成部
16 追跡部
Claims (10)
- 被検体を超音波で撮影することで複数の超音波画像データを取得する画像取得手段と、
表示手段に対して、前記画像取得手段によって取得された複数の超音波画像データに基づく複数の超音波画像を、対応する実空間座標系を有する表示領域に並べて表示させ、かつ、マーカを、前記複数の超音波画像のそれぞれにおいて、実空間座標系において対応する位置に重ねて表示させる表示制御手段と、
を有することを特徴とする超音波診断装置。 - 造影剤が注入された被検体を超音波で撮影することで、前記被検体の生体組織が表された生体組織画像データと、高調波成分に基づき前記造影剤が表わされたハーモニック画像データとを、超音波画像データとして取得する画像取得手段と、
表示手段に対して、前記画像取得手段によって取得された複数の超音波画像データに基づく複数の超音波画像として、前記生体組織画像データに基づく生体組織画像と前記ハーモニック画像データに基づくハーモニック画像とを並べて表示させると共に、前記生体組織画像に第1マーカを重ねて表示させ、さらに前記ハーモニック画像において前記第1マーカと実空間座標系における位置が相対的に同じ位置に第2マーカを重ねて表示させる表示制御手段と、
を有することを特徴とする超音波診断装置。 - 前記生体組織画像は基本波で表示され、前記ハーモニック画像は高調波で表示されることを特徴とする請求項2に記載の超音波診断装置。
- 前記表示手段に並べて表示させられた前記複数の超音波画像を表す前記複数の超音波画像データに、前記並べて表示させられたことを示す識別情報を付帯させて過去の超音波画像データとして記憶する画像記憶手段を更に有し、
前記表示制御手段は、前記表示手段に対して、前記複数の過去の超音波画像データに基づく複数の過去の超音波画像を表示させ、かつ、前記第1マーカを、前記複数の過去の超音波画像のそれぞれの前記生体組織画像に重ねて表示させ、さらに前記複数の生体組織画像に対応する各ハーモニック画像において前記第1マーカと実空間座標系における位置が相対的に同じ位置に前記第2マーカを重ねて表示させることを特徴とする請求項2又は3に記載の超音波診断装置。 - 前記複数の超音波画像データのそれぞれにおける前記超音波画像の生体組織画像とハーモニック画像のうちの1つの生体組織画像に重ねて表示させるための第1マーカを指定し、前記指定された第1マーカを前記1つの生体組織画像において所望の位置に移動させるための操作手段を更に有し、
前記表示制御手段は、前記表示手段に対して、前記第2マーカを前記複数のハーモニック画像のそれぞれにおいて前記指定された第1マーカと実空間座標系における位置が相対的に同じ位置に重ねて表示させ、かつ、前記操作手段によって指定された前記第1マーカを前記第2マーカと識別可能にして前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の超音波診断装置。 - 前記画像取得手段は、順次撮影することで、撮影された時間が異なる前記複数の超音波画像データを取得し、
前記第1マーカが重ねられた位置を含む所定範囲の組織を表す画像データを参照画像データとし、前記参照画像データと前記順次取得される前記複数の超音波画像データのそれぞれにおける前記生体組織画像とを対象としてパターンマッチングすることで、前記参照画像データに表わされている前記所定範囲の組織の位置を前記複数の前記生体組織画像のそれぞれにおいて特定し、その特定によって前記第1マーカが重ねられている位置を前記複数の前記生体組織画像のそれぞれにおいて特定する画像処理手段を更に有し、
前記表示制御手段は、前記画像処理手段によって特定された前記第1マーカの位置に従って、前記第2マーカを前記複数のハーモニック画像のそれぞれにおいて前記第1マーカと実空間座標系における位置が相対的に同じ位置に重ねて前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の超音波診断装置。 - 前記表示制御手段は、円形状、楕円状、矩形状、網目状、三角形状、又は任意の曲線状のマーカを前記第1マーカ及び前記第2マーカとして前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の超音波診断装置。
- 前記表示制御手段は、網目状の線を有する網目状マーカを前記第1マーカ及び前記第2マーカとし、前記網目状マーカの網目を形成する各線の位置を、前記複数の超音波画像のそれぞれにおいて実空間座標系における位置が相対的に同じ位置に重ねて前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の超音波診断装置。
- 前記第1マーカ又は前記第2マーカによって指定された位置において、前記超音波画像に表わされた前記組織の定量的な情報を求める計測手段を更に有することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の超音波診断装置。
- 造影剤が注入された被検体を超音波で撮影することで取得された、前記被検体の生体組織が表された生体組織画像データと、高調波成分に基づき前記造影剤が表わされたハーモニック画像データとからなる超音波画像データを記憶する画像記憶手段と、
表示手段に対して、前記画像記憶手段に記憶されている複数の超音波画像データに基づく複数の超音波画像として、前記生体組織画像データに基づく生体組織画像と前記ハーモニック画像データに基づくハーモニック画像とを並べて表示させると共に、前記生体組織画像に第1マーカを重ねて表示させ、さらに前記ハーモニック画像において前記第1マーカと実空間座標系における位置が相対的に同じ位置に第2マーカを重ねて表示させる表示制御手段と、
を有することを特徴とする医用画像処理装置。
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