JP2013128563A - 遊技機および遊技機の製造方法 - Google Patents
遊技機および遊技機の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013128563A JP2013128563A JP2011278496A JP2011278496A JP2013128563A JP 2013128563 A JP2013128563 A JP 2013128563A JP 2011278496 A JP2011278496 A JP 2011278496A JP 2011278496 A JP2011278496 A JP 2011278496A JP 2013128563 A JP2013128563 A JP 2013128563A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display unit
- image display
- game
- control board
- boss
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
Abstract
【解決手段】遊技演出を行うパチンコ遊技機100であって、画像による遊技演出を表示する画像表示部114と、パチンコ遊技機100の動作に関わる制御を行う制御基板(200B,300B,320B)と、画像表示部114を挟む間隔を有して制御基板(200B,300B,320B)を支持するベース部材51と、画像表示部114をベース部材51に対して摺動させる方向に移動させ、ベース部材51と制御基板(200B,300B,320B)とに挟まれる位置にて画像表示部114を保持する表示部保持部(52、61)とを備える。
【選択図】図7
Description
本発明は、遊技機に対して大きな面積を有する画像表示手段を用いる際などにおいて、簡易な構成により、制御基板を取り付けるスペースを確保しつつ画像表示手段を支持することを目的とする。
また、支持手段51は、制御基板(200B,300B,320B)が取り付けられた状態にて、制御基板(200B,300B,320B)と制御基板(200B,300B,320B)の制御対象となる部品とを接続する接続部85が設けられることを特徴とすることができる。
〔遊技機の基本構成〕
図1は、本実施形態に係るパチンコ遊技機100の概略正面図である。
遊技機の一例としてのパチンコ遊技機100は、遊技者の指示操作により打ち出された遊技球が入賞すると賞球を払い出すように構成されたものである。このパチンコ遊技機100は、遊技球が打ち出される遊技盤110と、遊技盤110を囲む枠部材150とを備えている。遊技盤110は、枠部材150に着脱自在に取り付けられている。
本実施形態では、遊技者により視認され易い遊技領域111の位置に、演出のための各種の画像を表示する画像表示部114が配設されている。この画像表示部114は、液晶ディスプレイ等による表示画面を備え、遊技者によるゲームの進行に伴い、例えば、図柄抽選結果(図柄変動結果)を遊技者に報知するための装飾図柄を表示したり、キャラクタの登場やアイテムの出現による演出画像を表示したりする。本実施形態の画像表示部114には、液晶ディスプレイを用いることができる。また、画像表示部114としては、EL(Electro-Luminescence)ディスプレイなどの液晶とは異なる方式のディスプレイを用いても構わない。
第2始動口122は、チューリップの花の形をした一対の羽根が電動ソレノイドにより開閉すると共に点灯する普通電動役物としての電動チューリップ123を備えている。電動チューリップ123は、羽根が閉じていると、遊技球が第2始動口122へ入り難い一方で、羽根が開くと第2始動口122の入口が拡大して遊技球が第2始動口122へ入り易くなるように構成されている。そして、電動チューリップ123は、普通図柄抽選に当選すると、点灯ないし点滅しながら羽根が規定時間(例えば6秒間)および規定回数(例えば3回)だけ開く。
なお、本実施形態では、遊技領域111に第1始動口121および第2始動口122が配設されているが、いずれか一方のみを配設する構成例やさらに他の始動口を配設する構成例も考えられる。また、本実施形態では、遊技領域111に大入賞口125が1つ配設されているが、大入賞口125を複数配設する構成例も考えられる。
本実施形態では、遊技盤110の右下の位置に、抽選結果や保留数に関する表示を行う表示器130が配設されている。
なお、本実施形態では、皿153を上下皿一体で構成しているが、上皿と下皿とを分離する構成例も考えられる。また、発射装置のハンドル151を所定条件下で発光させる構成例も考えられる。
また、枠部材150は、遊技盤110を遊技者と隔てるための透明板(不図示)を備えている。
パチンコ遊技機100の表示器130は、図2(a)に示すように、第1始動口121の入賞に対応して作動する第1特別図柄表示器221と、第2始動口122の入賞に対応して作動する第2特別図柄表示器222と、ゲート124の通過に対応して作動する普通図柄表示器223と、を備えている。第1特別図柄表示器221は、第1始動口121の入賞による特別図柄を変動表示しその抽選結果を表示する。第2特別図柄表示器222は、第2始動口122の入賞による特別図柄を変動表示しその抽選結果を表示する。普通図柄表示器223は、遊技球がゲート124を通過することにより普通図柄を変動表示しその抽選結果を表示する。第1特別図柄表示器221、第2特別図柄表示器222および普通図柄表示器223の各々は、LED表示装置で構成され、その点灯態様によって各抽選結果を表す図柄が表示される。
次に、パチンコ遊技機100での動作制御や信号処理を行う制御ユニットについて説明する。
図3は、本実施形態のパチンコ遊技機100の制御ユニットの内部構成を示すブロック図である。
図3に示すように、制御ユニットは、メイン制御手段として、内部抽選および当選の判定等といった払い出す賞球数に関する各種制御を行う遊技制御部200を備えている。また、サブ制御手段として、演出を統括的に制御する演出制御部300と、画像および音響を用いた演出を制御する画像/音響制御部310と、各種のランプおよび可動役物115を用いた演出を制御するランプ制御部320と、払出球の払い出し制御を行う払出制御部400と、を備えている。
なお、表示部/基板支持部50による画像表示部114や遊技制御基板200Bなどの各種基板の支持については後に詳しく説明する。
遊技制御部200は、内部抽選および当選の判定等といった払い出し賞球数に関連する各種制御を行う際の演算処理を行うCPU201と、CPU201にて実行されるプログラムや各種データ等が記憶されたROM202と、CPU201の作業用メモリ等として用いられるRAM203と、を備えている。
遊技制御部200は、第1始動口121または第2始動口122に遊技球が入賞すると特別図柄抽選を行い、特別図柄抽選での当選か否かの判定結果を演出制御部300に送る。また、特別図柄抽選時の当選確率の変動設定(例えば300分の1から30分の1への変動設定)、特別図柄抽選時の特別図柄変動時間の短縮設定、および普通図柄抽選時の普通図柄変動時間の短縮設定を行い、設定内容を演出制御部300に送る。
また、遊技制御部200は、特別図柄抽選の結果に応じて、大入賞口125が所定条件(例えば30秒経過または遊技球10個の入賞)を満たすまで開状態を維持するラウンドを所定回数だけ繰り返すように制御する。さらには、大入賞口125が開く際の開閉動作間隔を制御する。
払出制御部400が遊技制御部200の指示に従って賞球の払い出しを行った場合には、遊技制御部200は、払い出した賞球の個数に関する情報を払出制御部400から取得する。それにより、払い出した賞球の個数を管理する。
さらに、遊技制御部200には、大入賞口125への遊技球の入賞を検出する大入賞口検出部(大入賞口スイッチ(SW))215と、大入賞口125を閉状態と突出傾斜した開状態とに設定する大入賞口開閉部216と、普通入賞口126への遊技球の入賞を検出する普通入賞口検出部(普通入賞口スイッチ(SW))217と、が接続されている。
さらに、遊技制御部200には、第1始動口121への遊技球の入賞により始動した特別図柄抽選の結果を表示する第1特別図柄表示器221と、第2始動口122への遊技球の入賞により始動した特別図柄抽選の結果を表示する第2特別図柄表示器222と、普通図柄抽選の結果を表示する普通図柄表示器223と、パチンコ遊技機100の状態を表示する状態表示器224と、が接続されている。
次に、演出制御部300は、演出を制御する際の演算処理を行うCPU301と、CPU301にて実行されるプログラムや各種データ等が記憶されたROM302と、CPU301の作業用メモリ等として用いられるRAM303と、日時を計測するリアルタイムクロック(RTC)304と、を備えている。
演出制御部300は、例えば遊技制御部200から送られる特別図柄抽選での当選か否かの判定結果に基づいて、演出内容を設定する。その際、演出ボタン等(演出ボタン161および演出キー162)を用いたユーザからの操作入力を受けて、操作入力に応じた演出内容を設定する場合もある。この場合、例えば演出ボタン等のコントローラ(不図示)から操作に応じた信号(操作信号)を受け付け、この操作信号により識別される操作内容を演出の設定に反映させる。また、遊技が所定期間中断された場合には、演出の一つとして客待ち用の画面表示の設定を指示する。
さらには、遊技制御部200が特別図柄抽選時の当選確率を変動させた場合、特別図柄抽選時の特別図柄変動時間を短縮させた場合、および普通図柄抽選時の普通図柄変動時間を短縮させた場合には、演出制御部300は設定された内容に対応させて演出内容を設定する。
また、演出制御部300は、設定した演出内容の実行を指示するコマンドを画像/音響制御部310およびランプ制御部320に送る。
画像/音響制御部310は、演出内容を表現する画像および音響を制御する際の演算処理を行うCPU311と、CPU311にて実行されるプログラムや各種データ等が記憶されたROM312と、CPU311の作業用メモリ等として用いられるRAM313と、を備えている。
具体的には、画像/音響制御部310のROM312には、画像表示部114において遊技中に表示する図柄画像や背景画像、遊技者に抽選結果を報知するための装飾図柄、遊技者に予告演出を表示するためのキャラクタやアイテム等といった画像データが記憶されている。さらには、画像データと同期させて、または画像データとは独立にスピーカ156から出力させる楽曲や音声、さらにはジングル等の効果音等といった各種音響データが記憶されている。CPU311は、ROM312に記憶された画像データや音響データの中から、演出制御部300から送られたコマンドに対応したものを選択して読み出す。さらには、読み出した画像データを用いて背景画像表示、図柄画像表示、図柄画像変動、およびキャラクタ/アイテム表示等のための画像処理と、読み出した音響データを用いた音声処理とを行う。
そして、画像/音響制御部310は、画像処理された画像データにより画像表示部114での画面表示を制御する。また、音声処理された音響データによりスピーカ156から出力される音響を制御する。
ランプ制御部320は、盤ランプ116や枠ランプ157の発光、および可動役物115の動作を制御する際の演算処理を行うCPU321と、CPU321にて実行されるプログラムや各種データ等が記憶されたROM322と、CPU321の作業用メモリ等として用いられるRAM323と、を備えている。
そして、ランプ制御部320は、演出制御部300から送られたコマンドに基づいて、盤ランプ116や枠ランプ157の点灯/点滅や発光色等を制御する。また、可動役物115の動作を制御する。
また、ランプ制御部320のROM322には、演出制御部300にて設定される演出内容に応じた可動役物115の動作パターンデータが記憶されている。CPU321は、可動役物115に対しては、読み出した動作パターンデータによりその動作を制御する。
払出制御部400は、払出球の払い出しを制御する際の演算処理を行うCPU401と、CPU401にて実行されるプログラムや各種データ等が記憶されたROM402と、CPU401の作業用メモリ等として用いられるRAM403と、を備えている。
そして、払出制御部400は、遊技制御部200から送られたコマンドに基づいて、払出球の払い出しを制御する。
具体的には、払出制御部400は、遊技制御部200から、遊技球が入賞した場所(第1始動口121等)に応じた所定数の賞球を払い出すコマンドを取得する。そして、コマンドに指定された数だけの賞球を払い出すように払出駆動部411を制御する。ここでの払出駆動部411は、遊技球の貯留部から遊技球を送り出す駆動モータで構成される。
図4は、本実施形態のパチンコ遊技機100の背面図である。また、図5は、パチンコ遊技機100の背面側に設けられる表示部/基板支持部50の分解図である。
図4に示すように、パチンコ遊技機100では、画像表示部114、遊技制御基板200B、演出制御基板300B、画像制御基板310B、ランプ制御基板320Bおよび払出制御基板400Bを遊技盤110の遊技者側Fとは反対側の背面側Bに取り付けている。そして、図4に示すように、パチンコ遊技機100は、画像表示部114、遊技制御基板200B、演出制御基板300B、画像制御基板310Bおよびランプ制御基板320Bを支持する表示部/基板支持部50を有している。
本実施形態のパチンコ遊技機100では、図5に示すように、遊技者側Fから背面側Bに向け、ベース部材51、補強部材61、表示部ケース71、基板取付部材81および外カバー91の順に重ねて遊技盤110に取り付けられる。
支持手段の一例としてのベース部材51は、図5に示すように、底部が開口した箱形の概形を有する部材である。ベース部材51は、遊技盤110の背面側Bに接続する接続部51Jと、遊技盤110から離れる方向に接続部51Jから立ち上がる側壁部51Wと、側壁部51Wの背面側Bに設けられ表示部ケース71を取り付ける部分となる枠部51Aとを有する。そして、ベース部材51は、接続部51Jが遊技盤110にねじなどの固定部材によって固定されることで、遊技盤110の背面側Bに取り付けられる。
なお、本実施形態のベース部材51の材料には、例えばABS樹脂などの合成樹脂を用いることができる。
本実施形態では、補強部材取付部53は、複数(本実施形態では8箇所)に補強部材取付用ボス群53Gを有している。補強部材取付用ボス群53Gは、それぞれベース部材51を遊技盤110に組み付けた状態にて上から下に向けて並ぶ3つのボスを有している。具体的には、補強部材取付用ボス群53Gは、それぞれ上段に位置する上段ボス531、中段に位置する中段ボス532および下段に位置する下段ボス533を有している。
また、本実施形態では、上述のとおり、表示部ケース71を複数の位置(上段の位置、中段の位置、下段の位置)にて支持することが出来るように構成している。これに伴って、補強部材61に関しても、表示部ケース71の位置に応じて複数の位置(上段の位置、中段の位置、下段の位置)にて支持するように構成している。
本実施形態では、補強部材取付部53における2つのベース用孔63H(後述)に基板取付部材81の接続部82を嵌める。
表示部ケース71は、画像表示部114を収容する矩形状の容器である。表示部ケース71は、ケース部72と、ケース部72の縁に形成されベース部材51に取り付ける際の接続箇所となる接続部73を有している。
ケース部72は、画像表示部114の画面側に設けられる透明板と、画像表示部114の背面側Bに設けられる板とを有する。ケース部72は、これら2枚の板によって画像表示部114を挟み込むようにして画像表示部114を収容する。
基板取付部材81は、ベース部材51と接続する接続部82と、遊技制御基板200Bおよび演出制御基板300Bを取り付けるプレート部83と、接続部82とプレート部83との間に設けられるスペーサ部84と、ハーネス保持部85とを備えている。
接続部82は、図5に示すように、板状形状を有し2つの開口82Hが形成される部材である。基板取付部材81をベース部材51に取り付ける際、接続部82は、ベース部材51と補強部材61との間に挟み込まれる部位である。さらに、開口82Hの間隔は、補強部材61のベース用孔63H(後述)と同じ間隔に設定されている。そして、ベース部材51に補強部材61を取り付ける枠ねじ61Sによって、補強部材61と基板取付部材81とを併せてベース部材51に取り付けるようにしている。
スペーサ部84は、ベース部材51の背面側Bからプレート部83との間の距離が、表示部ケース71の厚みよりも大きくなるように保持する。このスペーサ部84によって、プレート部83とベース部材51との間に、表示部ケース71を挟んだ状態で配置することを可能にしている。
このように、本実施形態では、基板取付部材81にハーネスを保持するハーネス保持部85を設けることによって、基板取付部材81に各種基板を取り付けることを条件にして、取り付けた制御基板とその制御基板の制御対象となる電子部品との電気的な接続を実現できるようにしている。
補強部材61は、口の字形状を有する部材である。本実施形態の補強部材61は、ステンレスなどの金属板によって形成している。補強部材61の外形は、表示部ケース71(画像表示部114)のサイズに応じて形成されており、表示部ケース71と略同じ大きさに設定している。また、補強部材61の開口の大きさは、画像表示部114よりも一回り大きく設定されている。
ケース用孔62Hは、表示部ケース71をベース部材51に取り付ける際に、間に挟まれる補強部材61を介してケースねじ71Sを取り付けられるように形成した孔である。ケース用孔62Hは、表示部ケース71と補強部材61とが所定の位置で重なるように合わせた状態にて接続部73の孔と対向するように表示部ケース71の接続部73の位置に合わせて形成している。
外カバー91は、凹形状を有する箱状の部材である。外カバー91は、画像表示部114や遊技制御基板200Bなどの各種基板を覆う部材である。外カバー91の材料には、例えばABS樹脂を用いることができる。本実施形態では、外カバー91によって画像表示部114や遊技制御基板200Bなどを覆うことによって、これらの電子部品等を保護している。
図6(a)は表示部ケース71が上段の位置にて支持された状態を示し、図6(b)は表示部ケース71が中段の位置にて支持された状態を示し、図6(c)は表示部ケース71が下段の位置にて支持された状態を示す。また、図6(a)〜(c)は、遊技者側Fからみた表示部ケース71およびベース部材51などをみた図である。
なお、図6では、図面が繁雑にならないように、画像制御基板保持部54やランプ制御基板保持部55等の図示を省略している。
遊技盤110において、本実施形態のように画像表示部114の下側に可動役物115を配置する場合がある。このような場合には、画像表示部114の下側に可動役物115を構成する可動部材や可動部材を駆動する駆動機構を配置する必要がある。従って、画像表示部114を遊技盤110の上側に配置する。
このような場合、ベース部材51に画像表示部114を収容する表示部ケース71を取り付ける際には、表示部ケース71を上段の位置に取り付ける。具体的には、図6(a)に示すように、表示部保持部52におけるボス群のうち上段に位置する右上ボス群R1の第1ボスR11、右下ボス群R2の第1ボスR21、左上ボス群L1の第1ボスL11、および左下ボス群L2の第1ボスL21に表示部ケース71の接続部73をケースねじ71Sによって各々接続する。
例えば遊技盤110において、画像表示部114の上下両方に可動役物115などを配置するような場合には、画像表示部114の位置を上段と下段との中間である中段の位置に取り付ける。
具体的には、図6(b)に示すように、表示部保持部52におけるボス群のうち中段に位置する右上ボス群R1の第2ボスR12、右下ボス群R2の第2ボスR22、左上ボス群L1の第2ボスL12、および左下ボス群L2の第2ボスL22に表示部ケース71の接続部73をケースねじ71Sによって各々接続する。
また、表示部ケース71を表示部保持部52の中段に取り付ける際に、補強部材取付部53における補強部材取付用ボス群53Gのうち中段ボス532に補強部材61を枠ねじ61Sによって取り付ける。
例えば遊技盤110において、画像表示部114の上側に可動役物115を配置するような場合には、画像表示部114の上側に可動役物115を配置するスペースを確保するために、画像表示部114の位置を下段に設定する。
具体的には、図6(b)に示すように、表示部保持部52におけるボス群のうち下段に位置する右上ボス群R1の第3ボスR13、右下ボス群R2の第3ボスR23、左上ボス群L1の第3ボスL13、および左下ボス群L2の第3ボスL23に表示部ケース71の接続部73をケースねじ71Sによって各々接続する。
そして、表示部ケース71を表示部保持部52の下段に取り付ける際に、補強部材取付部53における補強部材取付用ボス群53Gのうち下段ボス533に補強部材61を枠ねじ61Sによって取り付ける。
パチンコ遊技機100の製造方法について説明する。以下では、本実施形態が適用される表示部/基板支持部50の組み立て手順について特に詳しく説明する。他の部材の組み立てについてはパチンコ遊技機100の製造において従来より用いられる技術を採用することができる。
図7は、表示部/基板支持部50の組み立て手順を説明するための図である。
まず、遊技盤110の背面側Bにベース部材51を取り付ける。具体的には、ベース部材51の接続部51Jをねじなどの取付部材を用いて遊技盤110の背面側の面に取り付ける。さらに、遊技盤110には、第1始動口121などの始動口や、第1始動口スイッチ211などのスイッチ、表示器130、さらに可動役物115、盤ランプ116などの各種部材を取り付ける。
また、本実施形態では、ベース部材51に補強部材61を取り付ける際に、補強部材取付部53を用いてベース部材51の基板取付部材81を取り付ける。さらに基板取付部材81に設けられるハーネス保持部85に遊技盤110などに設けられる部品とを接続するハーネスを取り付ける。
この例では、表示部ケース71を上段の位置に取り付けるので、表示部ケース71の4つの接続部73が、ベース部材51の表示部保持部52における左上ボス群L1の第1ボスL11、左下ボス群L2の第1ボスL21、右上ボス群R1の第1ボスR11および右下ボス群R2の第1ボスR21がそれぞれ対向した状態にてケースねじ71Sを用いて取り付けを行う。そして、ベース部材51と基板取付部材81との間に表示部ケース71を取り付けることで、ベース部材51と遊技制御基板200Bおよび演出制御基板300Bとに挟まれる位置にて画像表示部114が保持されるように組み付ける。
図8は、ベース部材51の補強部材61を説明するための図である。
図8は、ベース部材51の背面側Bからみた場合を示している。なお、図8では、図面が繁雑にならないように、画像制御基板保持部54やランプ制御基板保持部55等の図示を省略している。
補助補強部65は、上述した補強部材61とは別体に構成され、ベース部材51の補強を行う部材である。補助補強部65は、上部補強部材65Tと下部補強部材65Bとを有している。上部補強部材65Tおよび下部補強部材65Bは、本実施形態ではアルミニウムやステンレスなどの金属製の板状の部材である。これら、上部補強部材65Tと下部補強部材65Bは、パチンコ遊技機100の左右方向に伸びて設けられる。そして、上部補強部材65Tは、ベース部材51の枠部51Aの上側の縁に取り付けられる。また、下部補強部材65Bは、ベース部材51の枠部51Aの下側の縁に取り付けられる。そして、補助補強部65は、補強部材61とは別体に構成されて、ベース部材51のさらなる補強を行う。
そして、例えばベース部材51の上段の位置に表示部ケース71および補強部材61を取り付けた場合に、ベース部材51の枠部51Aの下側が空いた状態になる(図6(a)参照)。そうすると、ベース部材51の枠部51Aの下端側における強度は、補強部材61と接続する枠部51Aの部分と比較して相対的に低下する。
また、例えばベース部材51の下段の位置に表示部ケース71および補強部材61を取り付けた場合に、ベース部材51の枠部51Aの上側が空いた状態になる(図6(c)参照)。そうすると、ベース部材51の枠部51Aの下側における強度は、補強部材61と接続する枠部51Aの部分と比較して相対的に低下する。
図9は、ベース部材51を補強する変形例の補強部材を説明するための図である。
なお、図9(a)は上段配置用補強部材261Hを示し、図9(b)は中段配置用補強部材261Mを示し、図9(c)は下段配置用補強部材261Lを示す。
図9(a)〜(b)に示すように、上段配置用補強部材261H、中段配置用補強部材261Mおよび下段配置用補強部材261Lは、それぞれベース部材51を補強および表示部ケース71を摺動可能に保持する基礎補強部261Bと、基礎補強部261Bに加えてベース部材51をさらに補強する拡張部(後述のE1,E21,E22,E3)を備えている。
また、本実施形態が適用される上段配置用補強部材261H、中段配置用補強部材261Mおよび下段配置用補強部材261Lでは、基礎補強部261Bとそれぞれの拡張部(後述のE1,E21,E22,E3)とが一体形成されている。
なお、本実施形態では、上段配置用補強部材261H、中段配置用補強部材261Mおよび下段配置用補強部材261Lの材料には、アルミニウムやステンレスなどの金属を用いることができる。
基板支持部81は、保持手段51の取付部52への取り付け位置に応じて保持手段51に取り付け可能に構成されていることを特徴とすることができる。
また、保持手段51は、制御基板(200B,300B,320B)が取り付けられた状態にて、制御基板(200B,300B,320B)と制御基板(200B,300B,320B)の制御対象となる部品とを接続する接続部85が設けられることを特徴とすることができる。
Claims (4)
- 遊技演出を行う遊技機であって、
画像による遊技演出を表示する画像表示手段と、
遊技機の動作に関わる制御を行う制御基板と、
前記画像表示手段を挟む間隔を有して前記制御基板を支持する支持手段と、
前記画像表示手段を前記支持手段に対して摺動させる方向に移動させ、当該支持手段と前記制御基板とに挟まれる位置にて当該画像表示手段を保持する表示保持手段と、
を備えることを特徴とする遊技機。 - 前記支持手段を補強するとともに前記画像表示手段を前記支持手段に対して摺動するように案内する補強部をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
- 前記支持手段は、前記制御基板が取り付けられた状態にて、当該制御基板と当該制御基板の制御対象となる部品とを接続する接続部が設けられることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
- 画像による遊技演出を表示する画像表示手段を有する遊技機の製造方法であって、
遊技機の動作に関わる制御を行う制御基板を、前記画像表示手段を挟む間隔を有して支持手段に支持し、
前記画像表示手段を前記支持手段に対して摺動させる方向に移動させた後、当該支持手段と前記制御基板とに挟まれる位置にて当該画像表示手段を保持することを特徴とする遊技機の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011278496A JP5596010B2 (ja) | 2011-12-20 | 2011-12-20 | 遊技機および遊技機の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011278496A JP5596010B2 (ja) | 2011-12-20 | 2011-12-20 | 遊技機および遊技機の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013128563A true JP2013128563A (ja) | 2013-07-04 |
JP5596010B2 JP5596010B2 (ja) | 2014-09-24 |
Family
ID=48906677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011278496A Expired - Fee Related JP5596010B2 (ja) | 2011-12-20 | 2011-12-20 | 遊技機および遊技機の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5596010B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002224409A (ja) * | 2001-02-01 | 2002-08-13 | Sankyo Kk | 遊技機 |
JP2004215838A (ja) * | 2003-01-14 | 2004-08-05 | Samii Kk | 遊技機の制御装置 |
JP2009125347A (ja) * | 2007-11-26 | 2009-06-11 | Aruze Corp | 遊技機 |
JP2009247810A (ja) * | 2008-04-10 | 2009-10-29 | Aruze Corp | 遊技機 |
-
2011
- 2011-12-20 JP JP2011278496A patent/JP5596010B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002224409A (ja) * | 2001-02-01 | 2002-08-13 | Sankyo Kk | 遊技機 |
JP2004215838A (ja) * | 2003-01-14 | 2004-08-05 | Samii Kk | 遊技機の制御装置 |
JP2009125347A (ja) * | 2007-11-26 | 2009-06-11 | Aruze Corp | 遊技機 |
JP2009247810A (ja) * | 2008-04-10 | 2009-10-29 | Aruze Corp | 遊技機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5596010B2 (ja) | 2014-09-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5229824B2 (ja) | 遊技台 | |
JP5356075B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5070241B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5156686B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5449926B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4457356B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5587475B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5373034B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5596010B2 (ja) | 遊技機および遊技機の製造方法 | |
JP5398817B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5689238B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5492855B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5337222B2 (ja) | 設定部材および遊技機 | |
JP2013090659A (ja) | 遊技機 | |
JP5347004B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4977734B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5383263B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2010207381A (ja) | 遊技機 | |
JP2004173848A (ja) | 遊技機 | |
JP2003225374A (ja) | 遊技機 | |
JP4881979B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5577442B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5404735B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5507521B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5153929B1 (ja) | 遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131029 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131220 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140722 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140806 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5596010 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |