JP2013127771A - 周辺装置、情報処理装置、通信制御方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ネットワークを介して提供装置により提供されるサービスにおけるジョブの情報を管理する管理装置と通信可能に接続され、ジョブの処理を実行する周辺装置が、サービスでの一連の処理において、管理装置にジョブが存在するか否かを確認する際に用いる確認情報については暗号化を行わない通信方式で管理装置に送信し、確認情報とは異なる他の情報については暗号化を行う通信方式で管理装置に送信することによって課題を解決する。
【選択図】図1
Description
このような周辺装置のうちのプリンタや複合機に対して、Google社からGoogle Cloud Print(登録商標であり、以下、GCPと略す。)と呼ばれるクラウド印刷サービスが提供されている。クラウド印刷サービスを利用すると、ユーザは、パーソナルコンピュータ(以下、PCと略す。)やモバイルデバイスから文書作成用のアプリケーション等を起動(利用)し、インターネットを介して文書をプリンタや複合機で印刷することが可能である。GCPを利用した印刷の手順は、次のようなものである。
(2)ユーザが、その文書をあるプリンタで印刷するために、印刷ダイアログを開いてそのプリンタを選択し、印刷を実行する操作を行う。
(3)文書作成用のアプリケーションが印刷画像をPDFファイルとして生成する。
(4)GCPが印刷ダイアログで選択された印刷設定値と、前記PDFファイルから印刷ジョブを生成し、GCP内でそのプリンタに割り当られたプリントキューに印刷ジョブを格納し、プリンタに印刷ジョブ通知を送信する。
(5)プリンタは、前記印刷ジョブ通知を受信すると、前記印刷ジョブを取得して、前記印刷設定値に従って、前記PDFファイルの印刷画像を印刷する。
このような廉価版のプリンタや複合機でGCPを利用して印刷するために、PDFファイルを、例えばJPEGファイル等の廉価版のプリンタや複合機で印刷できる画像フォーマットに変換するWebサービス(画像変換サービス)用のアプリケーションが存在する。そして、画像変換サービスアプリケーションを利用して、PDFファイルをJPEGファイルに変換し、廉価版のプリンタや複合機で印刷するような周辺装置制御システムが提案されている。
そして、プロキシサービスアプリケーションと画像変換サービスアプリケーションとの間では、ポーリングによる画像変換処理の進捗状況の確認処理が行われている。また、廉価版のプリンタや複合機が自装置宛に発行されて印刷の準備が完了した印刷ジョブの有無を確認するために、そのプリンタや複合機とクラウド印刷プロキシサービスとの間では、ポーリングによる印刷ジョブの有無の確認処理が行われている。
上述の各サービス間のインタフェース、及び各サービスと廉価版のプリンタや複合機間のインタフェースは、WebサービスAPIで規定され、通常はSSL通信で暗号化されたHTTPSのPOSTメソッドやGETメソッドが利用されている。このように暗号化された通信により、セキュリティが確保されている。
この場合、情報の送信時の暗号化や情報の受信時の復号化に非常に時間を要することになり、また、通信処理の負荷が大きくなるので、クラウドを利用したときにシステムの構築やアプリケーションの実装に支障をきたすという問題がある。
また、性能の低い廉価版のプリンタや複合機のファームウェアの実装にも支障をきたす問題があり、更に、各処理に時間を要したりする等、ユーザの操作性も悪くなるという問題がある。
また、以下において、WebサービスAPIにHTTPのGETメソッド(通信方式の一例)を利用している場合があるが、このGETメソッドに関しては一般に公開されている情報であるので、ここではその詳細な説明を省略する。
また、以下において、WebサービスAPIにSSL通信で暗号化されたHTTPSのGETメソッド(通信方式の一例)を利用している場合があるが、このGETメソッドに関しては一般に公開されている情報であるので、ここではその詳細な説明を省略する。
また、HTTPは、Hyper Text Transfer Protocolの略であり、暗号化されていない公知の通信プロトコルであるので、ここではその詳細な説明を省略する。
また、SSLは、Secure Socket Layerの略であり、インターネット上でデータを暗号化して送受信する公知の方法であるので、ここではその詳細な説明を省略する。
また、Google Cloud Print(GCP)に関する説明は、次に示すサ
イトで公開されているので、ここではその詳細な説明を省略する。
インターネットURL:http://code.google.com/apis/cloudprint/docs/overview.html
図1は、情報処理装置、及び周辺装置を含んで構成されるシステムの構成の一例(周辺装置制御システム)を示す図である。PC1、PC2、PC5、及びPC7の各々は、情報処理装置(コンピュータ)の一例であり、例えば、一般的なパーソナルコンピュータである。PC1、PC2、PC5、及びPC7の各々は、図2(A)に示すハードウェアを含んで構成される。
PC1には、Operating System(以下、OSと略す。)としてGoogle社製のChrome(登録商標)と同等のOSがインストールされている。また、PC2及びPC5の各々には、マイクロソフト社製のWindows(登録商標)のServer用のOSがインストールされ、PC7には、Linux(登録商標)と同等のOSがインストールされている。PC1、PC2、PC5、及びPC7は、それぞれEthernet等のインタフェース(I/F)で構成されるネットワーク4、8、10、6に接続され、インターネット12にも接続されている。
MFP3、及びMFP103の各々は、図2(B)に示すハードウェアを含んで構成される。また、MFP3は、Ethernetで構成されるネットワーク11に接続され、インターネット12にも接続されている。MFP103は、Ethernetで構成されるネットワーク104に接続され、インターネット12にも接続されている。
PC1、PC2、PC5、PC7、モバイルデバイス14、MFP3、及びMFP103は、インターネット12を介して互いに双方向通信が可能である(通信可能に接続されている)。Webブラウザ(Web Browser)9は、PC1にインストールされ、Webブラウザ15は、モバイルデバイス14にインストールされている。
クラウド印刷APP146は、例えば、Google社が提供するGCPと同等の機能を有する。このクラウド印刷サービスを利用することで、PC1内のWebブラウザ9やモバイルデバイス内のWebブラウザ15から、文書作成APP145を実行し、ある文書を開き、その文書をMFP3やMFP103で印刷することができるようになる。
そして、クラウド印刷APP146は、この印刷画像(PDFファイル)と印刷ダイアログ142で選択されている印刷設定値とから印刷ジョブを生成し、クラウド印刷サービス内の選択されたプリンタ用のプリントキューにその印刷ジョブを格納する。また、クラウド印刷APP146は、そのプリンタ(後述する本実施形態の例ではプロキシAPP143)に対して印刷ジョブ通知を送信する。
プリンタやMFPがPDFファイルをレンダリングする機能を備えている場合、プリンタやMFPは、プリントキューに格納されている印刷ジョブを印刷することができる。しかしながら、多くの廉価版のインクジェットプリンタやMFPにおいては、プリンタやMFPがPDFファイルをレンダリングする機能を備えていない。故に、このようなプリンタ等でプリントキューに格納されている印刷ジョブを印刷する場合、PDFファイルの印刷画像を、JPEGファイル等、廉価版のプリンタ等でレンダリングできるタイプの画像フォーマットに変換すること(前処理の一例)が必要となる。
アプリケーション(Application)144は、PDFファイルをJPEGファイルに変換する画像変換サービスを提供するアプリケーションであり、以下では、画像変換APP144と称する。
また、クラウド印刷APP146は、プリンタやMFPの登録の際に、各プリンタやMFPに対して一意の値で表わされるプリンタIDを発行して割り当て、プリンタIDを登録の対象のプリンタ等に通知する。なお、プリンタ等の登録に関する処理に関しては、その詳細な説明を省略する。
PC2は、ランダムアクセスメモリ部(RAM201)、ハードディスクドライブ部(HDD202)、キーボード部(KBD203)、CPU204、表示用ディスプレイ(LCD205)、ネットワークボード(NB207)を有する。また、PC2は、上述の構成要素を互いに接続するバス206を有する。
プロキシAPP143、図3に示す各モジュール(ソフトウェア)等のプログラムは、HDD202に記憶され、CPU204により必要に応じてRAM201に読み出されて実行される。これにより、プロキシAPP143の機能、図3に示す各モジュール(ソフトウェア)の機能などが実現される。また、各種のデータベース(DB)は、HDD202に設けられ、データベースの情報は、CPU204により必要に応じてRAM201に読み出される。
CPU25は、マイクロプロセッサ等から構成される。CPU25は、MFP3の中央処理装置として、ROM16に記憶されているプログラムに従って、RAM17、通信部18、記録部19、操作部20、表示部21、読取り部22、ファクシミリ制御部23、及び外部ストレージ制御部24を制御する。
ROM16には、プリンタドライバ(図示は省略)による制御に従ってMFP3が行う記録(印刷)処理、印刷動作の状態をPCへ通知する処理などを実行するプログラムが記憶されている。また、ROM16には、FAXドライバ(図示は省略)による制御に従ってMFP3がファクシミリの送信処理または受信処理、ファクシミリ動作(送信または受信)の状態をPCへ通知する処理を実行するプログラムが記憶されている。更に、ROM16には、WIAドライバ(不図示)やTWAINドライバ(不図示)による制御に従ってMFP3が行う画像の読取り処理、読取り動作の状態をPCへ通知する処理を実行するプログラムが記憶されている。
通信部18には、ネットワーク4用の接続ポート、アナログ電話回線用の接続ポート等が含まれており、Ethernet、ファクシミリのアナログ通信を制御する。記録部19は、インクジェット方式の記録ヘッド、各カラーインク、キャリッジ、記録紙搬送機構等から構成される記録ユニットと、印字データをもとに記録ヘッドにて印字用パルスを発生させるためのASIC等から構成される電気回路とを含んで構成される。
MFP3にて受信された印字データは、記録部19で印字用パルスに変換され、記録紙上に印刷される。また、MFP3にて受信されたファクシミリの送信データは、ファクシミリ制御部23でファクシミリの通信プロトコルに変換され、アナログ電話回線を介して相手先のファクシミリ装置に送信される。
ファクシミリ制御部23は、ファクシミリ用のモデム、アナログ通信回路等から構成され、ファクシミリの通信プロトコルに従ってファクシミリの送信および受信を制御する。外部ストレージ制御部24は、フラッシュメモリの装着用のスロット、ストレージ用のインタフェース回路等から構成され、装着されたフラッシュメモリを制御する。
Internet Information Services(IIS)90は、IISを制御するIIS制御部であり、アプリケーション150は、このIIS制御部のWebサーバ機能を利用してWebサービスを提供する。JAVA(登録商標) Virtual Machine(Java VM)89は、Javaバイトコードをプラットフォームのネイティブコードに変換して実行するソフトウェアであり、プロキシAPP143は、JAVA VM89上で実行される。
Applications82は、アプリケーション群であり、プロキシAPP143、アプリケーション150等から構成される。
印刷メニュー401は、印刷に関する各種の操作を受け付ける。例えば、ユーザがKBD203等の入力部を操作(ユーザ操作)し、開いている文書を印刷するときに印刷メニュー401を押下すると、図5に示す印刷ダイアログ142が表示される。
プリンタ選択肢535、536、537の各々は、選択可能なプリンタの選択肢である。プリンタ選択肢535、536、537は、それぞれ、GHI社製のAkbNmbというモデル名のプリンタ、ABC社製のKmmnというモデル名のMFP(MFP3)、DEF社製のXyzというモデル名のプリンタに該当する選択肢を表す。図5では、MFP3を表すプリンタ選択肢536が選択されている状態が示されている。
用紙サイズの選択肢:A5、A4、B5、Letter
用紙の種類選択部531では、次に示す選択肢の中からMFP3で印刷する用紙の種類がユーザ操作に応じて選択される。図5では、Plain Paperが選択されている状態が示されている。
用紙の種類の選択肢:Plain Paper、Photo Paper、Postcard
印刷品位の選択肢:High、Standard、Fast
色/濃度選択部533では、次に示す選択肢の中からMFP3で印刷する色や濃度がユーザ操作に応じて選択される。図5では、Autoが選択されている状態が示されている。
印刷品位の選択肢:Auto、Manual
印刷ボタン534は、印刷の開始の指示を受け付ける。ユーザ操作により印刷ボタン534が押下されると、クラウド印刷APP146は、プリンタ選択肢536に関連付けられているMFP3用の印刷ジョブを生成する。クローズボタン538は、印刷ダイアログ142を閉じる指示を受け付ける。ユーザ操作によりクローズボタン538が押下されると、クラウド印刷APP146は、印刷ダイアログ142を閉じる。
これらのフローチャートにおいて、縦の列が処理の実行元を表し、本実施形態では図面の左側から、ユーザ(Webブラウザ9)、文書作成APP145、クラウド印刷APP146、プロキシAPP143、画像変換APP144、MFP3を記す。以下では、ユーザがPC1を使ってドキュメントの印刷をMFP3で行うケース(ドキュメントの印刷に係る一連の処理)を例に挙げて通信制御方法について説明する。
S618では、MFP3は、プロキシAPP143がエクスポートしているWebサービスAPIのCheckPrintJob関数をコールする。S618において、MFP3が、この関数をコールするときに、HTTPのGET要求のクエリパラメータとしてプロキシAPP143に渡す情報(確認情報の一例)は、次に示すような情報である。
・クラウド印刷APP146が発行したプリンタID
・ランダムコード
また、CheckPrintJob関数をコールするタイミングは任意であり、定常的にコールするポーリングの形態とするが、この形態に限られるものではない。例えば、ユーザから指定されたときにコールする形態であってもよい。更に、クエリパラメータに含まれる確認情報もプリンタID、ランダムコードに限られるものではない。
続いて、MFP3は、プロキシAPP143からのCheckPrintJob関数のレスポンスを受信すると、レスポンス内の応答メッセージに含まれている情報(「印刷ジョブ有り応答」又は「印刷ジョブ無し応答」)を確認する(S620)。S620において、MFP3は、「印刷ジョブ有り応答」を受信したと判断した場合、図7のS708に処理を移し、他方、「印刷ジョブ無し応答」を受信したと判断した場合、S621に処理を移す。
S621では、MFP3は、一定の時間(本実施形態では1分間)待った後、S618に処理を移す。このように、MFP3は、プロキシAPP143がエクスポートしているCheckPrintJob関数を一定の時間間隔で(定期的に)ポーリングする。
まず、ユーザは、Webブラウザ9を起動して文書作成APP145のURLにアクセスしてログインする。そして、ユーザは、ある文書を指定してその文書を開く指示を行うと、Webブラウザ9は、その文書を入力パラメータとして、文書作成APP145がエクスポートしているWebサービスAPIのOpenDocument関数をコールする(S602)。
文書作成APP145は、OpenDocument関数がコールされると、入力パラメータで指定された文書を開いてその情報をWebブラウザ9に送信する(S603)。例えば、図4に示すように、Webブラウザ9上で文書作成APP145を介して当該文書が開かれた状態となる。
クラウド印刷APP146は、PrintDialog関数がコールされると、印刷ダイアログ142を開いて、その情報をWebブラウザ9に送信する(S606)。例えば、図5に示すように、Webブラウザ9上に印刷ダイアログ142が表示される。
印刷設定値に関する情報は、例えば、ユーザが選択した印刷設定値が記されている印刷設定ファイル(XMLファイル)が格納されているURLである。文書作成APP145は、この通知を受け取ると、印刷画像をPDFファイルとして生成する。そして、文書作成APP145は、生成したPDFファイル、印刷設定値に関する情報等を入力パラメータとして、クラウド印刷APP146がエクスポートしているWebサービスAPIのSubmitPrintJob関数をコールする(S608)。
また、印刷ジョブには、少なくとも次に示すような情報(以下では、印刷ジョブ情報と称する。)が含まれている。
・クラウド印刷APP146が発行したプリンタID
・クラウド印刷APP146が提供するクラウド印刷サービスを利用するためのアクセストークン
・印刷設定値が記されている印刷設定ファイル(XMLファイル)が格納されているURL
・印刷画像(PDFファイル)の格納先のURL
・タイムスタンプ
プロキシAPP143は、印刷ジョブ情報を受信すると、印刷ジョブ情報の中から必要な情報を取得し、取得した情報とその他の制御で必要な情報とを印刷ジョブ管理データベースに保存する(S612)。そして、プロキシAPP143は、画像変換APP144がエクスポートしているWebサービスAPIのCreatePrintJobSet関数をコールする(S612)。
・クラウド印刷APP146が発行したプリンタID
・クラウド印刷APP146が発行した印刷ジョブID
・クラウド印刷サービスを利用するためのアクセストークン
・印刷画像(PDFファイル)の格納先のURL
[印刷ジョブ管理データベース]
・検索キー:クラウド印刷APP146が発行した印刷ジョブID
・クラウド印刷サービスを利用するためのアクセストークン
・印刷設定ファイル(XMLファイル)の格納先のURL
・印刷画像(PDFファイル)の格納先のURL
・画像変換APP144へのアクセストークン
・印刷ジョブアクセスURL(JPEGファイルの格納先のURL)
・印刷画像(JPEGファイル)の総ページ数
・印刷ジョブ準備完了(PrintJobReady)(0:未完了、1:完了)
画像変換APP144は、CreatePrintJobSet関数がコールされると、図10(A)で後述するCreatePrintJobSet関数の処理を実行し、そのレスポンスをプロキシAPP143に返す(S613)。このレスポンスには、画像変換APP144が発行したセッションIDが含まれている。
プロキシAPP143は、画像変換APP144からのCreatePrintJobSet関数のレスポンスを受信すると、画像変換APP144がエクスポートしているWebサービスAPIのConfirmProgress関数をコールする(S614)。S614において、プロキシAPP143が、この関数をコールするときに、HTTPのGET要求のクエリパラメータとして画像変換APP144に渡す情報(確認情報の一例)は、次に示すような情報である。
・シーケンス
セッションIDは、CreatePrintJobSet関数のレスポンスの中に含まれている情報であり、シーケンスは、プロキシAPP143が生成した任意の番号である。
プロキシAPP143は、画像変換APP144からのConfirmProgress関数のレスポンスを受信すると、そのレスポンス内の応答メッセージに含まれている内容(「処理中応答」、「処理完了応答」、又は「エラー応答」)を確認する(S616)。S616において、プロキシAPP143が「処理完了応答」を受信したと判断した場合、図7のS701に処理を移し、他方、「処理中応答」を受信したと判断した場合、S614に処理を移す。
しかしながら、エラー終了するケースに関しては、本実施形態の本質から外れるので、その詳細な説明を省略する。よって、S616以降では、プロキシAPP143が「処理完了応答」または「処理中応答」を受信した場合を中心に説明する。
・クラウド印刷APP146が発行したプリンタID
・クラウド印刷APP146が発行した印刷ジョブID
プロキシAPP143は、画像変換APP144からのCreatePrintJobResult関数のレスポンスを受信すると、PrintJobReadyに「1」をセットする(S703)。そして、プロキシAPP143は、印刷ジョブ管理データベースの印刷ジョブ準備完了(PrintJobReady)に、印刷ジョブ準備完了を表す「1」をセットする(S703)。これにより、MFP3における印刷待ち状態となる(S704)。
S704でMFP3における印刷待ち状態となっているとき、S705において、MFP3が、プロキシAPP143がエクスポートしているCheckPrintJob関数をコールした場合について説明する。プロキシAPP143は、CheckPrintJob関数がコールされると、図9(A)で後述するCheckPrintJob関数の処理を実行し、そのレスポンスをMFP3に返す(S706)。
S708では、MFP3は、プロキシAPP143がエクスポートしているWebサービスAPIのGetPrintJob関数をコールする。S708において、MFP3が、この関数をコールするときに、HTTPSのGET要求のクエリパラメータとしてプロキシAPP143に渡す情報(取得情報の一例)は、次に示すような情報である。
・クラウド印刷APP146が発行したプリンタID
MFP3は、プロキシAPP143からのGetPrintJob関数のレスポンスを受信すると、レスポンス内の応答メッセージに含まれている内容をもとに、印刷画像取得要求を画像変換APP144に送信する(S710)。
ここで、レスポンス内の応答メッセージに含まれている内容は、印刷ジョブアクセスURL(印刷画像(JPEGファイル)の格納先のURL)、印刷画像(JPEGファイル)の総ページ数、及び画像変換APP144へのアクセストークンである。また、印刷画像取得要求は、画像変換APP144から各ページの印刷画像(JPEGファイル)を取得するための要求である。
本実施形態では、印刷ジョブアクセスURLは、画像変換App144を有するPC5の格納先URLとするが、それ以外のPCの格納先URLであってもよい。また、例えば、印刷ジョブアクセスURLについては、直接PC5から送信する形態であってもよい。また、例えば、指定されたページの印刷画像を、プロキシApp143を有するPC2がPC5から取得し、取得した印刷画像をPC2がMFP3に送信する形態であってもよい。また、例えば、PC2が、取得した印刷画像の格納先のURLをMFP3に送ってもよい。
MFP3は、画像変換APP144から送信された印刷画像を受信すると、その印刷画像を印刷する(S712)。続いて、MFP3は、印刷画像(JPEGファイル)の総ページ数をもとに、次ページの有無を確認する(S713)。このとき、MFP3は、次ページが有ると判断した場合、S710に処理を移し、次ページの印刷画像を取得するための印刷画像取得要求を画像変換APP144に送信する。他方、MFP3は、次ページが無いと判断した場合、図8のS801に処理を移す。
S710〜S712における印刷画像(JPEGファイル)の取得処理に関しては、SSL通信で暗号化されたHTTPSのGETメソッドが利用される。
・クラウド印刷APP146が発行したプリンタID
・クラウド印刷APP146が発行した印刷ジョブID
S803において、プロキシAPP143が、この関数をコールするときに、HTTPSのPOST要求の入力パラメータとして画像変換APP144に渡す情報(ジョブ処理終了情報の一例)は、次に示すような情報である。
・クラウド印刷APP146が発行したプリンタID
・クラウド印刷APP146が発行した印刷ジョブID
プロキシAPP143は、画像変換APP144からのJobCompleted関数のレスポンスを受信すると、印刷ジョブ管理データベースからこの印刷ジョブに関する情報を削除して、印刷ジョブ管理データベースを更新する(S805)。そして、プロキシAPP143は、ドキュメントの印刷処理を終了する(S806)。
CheckPrintJob関数については、HTTPのGETメソッドが利用されている。GetPrintJob関数については、SSL通信で暗号化されたHTTPSのGETメソッドが利用されている。これらのフローチャートに係るプログラムは、PC2に組み込まれ、HDD202に記憶されており、CPU204によりRAM201に読み出されて実行される。
図9(A)に示すように、プロキシAPP143は、CheckPrintJob関数の処理を開始すると(S901)、印刷ジョブ管理データベースの印刷ジョブ準備完了(PrintJobReady)を確認する(S902)。S901において、HTTPのGET要求のクエリパラメータとして、クラウド印刷APP146が発行したプリンタIDとランダムコードとがMFP3から渡される。
プロキシAPP143は、印刷ジョブ準備完了(PrintJobReady)に印刷ジョブ準備が完了していることを表す「1」がセットされている、即ちMFP3の印刷ジョブが存在すると判断した場合(S903でYESの場合)、S904に処理を移す。他方、プロキシAPP143は、印刷ジョブの準備が未完了であることを表す「0」がセットされている、即ちMFP3の印刷ジョブが存在しないと判断した場合(S903でNOの場合)、S905に処理を移す。
S906では、プロキシAPP143は、GET要求の発行元(本例ではMFP3)に対して応答メッセージを送信し、CheckPrintJob関数の処理を終了する(S907)。
「印刷ジョブ有り応答」及び「印刷ジョブ無し応答」は、それぞれ、ランダムコードとこれらの状態を表す情報とを用いて演算された結果であり、例えば、次に示す情報を文字列に変換した文字列情報で構成される。
「印刷ジョブ有り応答」 = ランダムコード XOR 10101010
「印刷ジョブ無し応答」 = ランダムコード XOR 01010101
なお、このような不正なアクセスを防止する構成は、この例に限られるものではなく、ハッシュ化等、より複雑な演算を組み合わせてもよい。
図9(B)に示すように、プロキシAPP143は、GetPrintJob関数の処理を開始する(S911)。そして、プロキシAPP143は、HTTPSのGET要求に対するレスポンスのBODYに含める応答メッセージに、印刷画像(JPEGファイル)の格納先のURLをセットし(S912)、S913に処理を移す。
S915では、プロキシAPP143は、GET要求の発行元(本例ではMFP3)に対して応答メッセージを送信し、GetPrintJob関数の処理を終了する(S916)。
これらのフローチャートに係るプログラムは、PC5に組み込まれ、HDD202に記憶されており、CPU204によりRAM201に読み出されて実行される。
図10(A)に示すように、画像変換APP144は、CreatePrintJobSet関数の処理を開始する(S1001)。そして、画像変換APP144は、セッションIDを生成し、セッション管理データベースに保存し(S1002)、S1003に処理を移す。セッション管理データベースには、次に示すような情報が保存される。
・検索キー:画像変換APP144が発行したセッションID
・クラウド印刷APP146が発行したプリンタID
・クラウド印刷APP146が発行した印刷ジョブID
・クラウド印刷サービスを利用するためのアクセストークン
・印刷画像(PDFファイル)の格納先のURL
・画像変換APP144へのアクセストークン
・印刷ジョブアクセスURL(JPEGファイルの格納先のURL)
・処理の進捗を表す進捗状況(Progress)
また、画像変換APP144は、CreatePrintJobSet関数の入力パラメータの中からクラウド印刷サービスを利用するためのアクセストークンを取得する。そして、画像変換APP144は、クラウド印刷サービスを利用するためのアクセストークンをセッション管理データベースに保存する。
さらに、画像変換APP144は、CreatePrintJobSet関数の入力パラメータの中から印刷画像(PDFファイル)の格納先のURLを取得し、印刷画像(PDFファイル)の格納先のURLをセッション管理データベースに保存する。
続いて、画像変換APP144は、HTTPSのPOST要求に対するレスポンスのBODYに含める応答メッセージに、この関数が成功して正常終了したことを表すSUCCESSとS1002で生成したセッションIDとをセットする(S1005)。そして、画像変換APP144は、POST要求の発行元(本例ではプロキシAPP143)に対して応答メッセージを送信する。そして、画像変換APP144は、CreatePrintJobSet関数の処理を終了する(S1006)。
図10(B)に示すように、画像変換APP144は、ダウンロード・画像変換スレッドの処理を開始する(S1011)。そして、画像変換APP144は、クラウド印刷サービスを利用するためのアクセストークンを利用し、SSL通信で暗号化されたHTTPSのGETメソッドにて印刷画像(PDFファイル)の格納先のURLにアクセスする。即ち、画像変換APP144は、クラウド印刷サービスから印刷画像(PDFファイル)をダウンロードして一時的にRAM201に保存する(S1012)。
そして、画像変換APP144は、クラウド印刷APP146が発行したプリンタIDと印刷ジョブIDとから構成されるフォルダにそのJPEGファイルを保存する(S1013)。
また、S1013において、画像変換APP144は、セッション管理データベース内の画像変換APP144へのアクセストークンに、画像変換APP144へのアクセストークンをセットする。画像変換APP144へのアクセストークンは、クラウド印刷APP146が発行したプリンタIDが関連付けられているプリンタやMFP(本例ではMFP3)が印刷画像(JPEGファイル)にアクセスするためのアクセストークンである。さらに、S1013において、画像変換APP144は、セッション管理データベース内の印刷ジョブアクセスURLに、印刷画像(JPEGファイル)の格納先のURL(1ページ目)をセットする。
プリンタID:abcde
印刷ジョブID:1234
印刷画像(JPEGファイル)の総ページ数:3ページ
PC2内のデータストレージ:
C:\abcde1234\
p1.jpg
p2.jpg
p3.jpg
URL:http://www.abc.xxx/printdata/?pi=abcde&ji=1234&p=1
続いて、画像変換APP144は、S1011〜S1013の何れかの処理においてエラーを検出したか否かを判断する(S1014)。このとき、画像変換APP144は、エラーを検出したと判断した場合、S1016に処理を移し、他方、エラーを検出しなかったと判断した場合、正常終了と判断してS1015に処理を移す。
S1017において、画像変換APP144は、セッション管理データベースからこの印刷ジョブに関する情報を削除し、セッション管理データベースを更新する。
ここで、ConfirmProgress関数については、HTTPのGETメソッドが利用されている。JobCompleted関数については、SSL通信で暗号化されたHTTPSのPOSTメソッドが利用されている。これらのフローチャートに係るプログラムは、PC5に組み込まれ、HDD202に記憶されており、CPU204によりRAM201に読み出されて実行される。
図11(A)に示すように、画像変換APP144は、ConfirmProgress関数の処理を開始する(S1101)。このとき、ConfirmProgress関数に対するHTTPのGET要求には、クエリパラメータとしてセッションIDとシーケンスとが含まれている。シーケンスは、GET要求の発行元(本例ではプロキシAPP143)が生成する任意の番号である。
続いて、画像変換APP144は、クエリパラメータに含まれているセッションIDを検索キーとして、セッション管理データベース内の進捗状況(Progress)を確認する(S1102)。続いて、画像変換APP144は、進捗状況(Progress)に正常終了を表す「0」がセットされていると判断した場合(S1103でYESの場合)、S1104に処理を移す。他方、画像変換APP144は、「0」以外(「1」または「2」)がセットされていると判断した場合(S1103でNOの場合)、S1105に処理を移す。
S1106では、画像変換APP144は、HTTPのGET要求に対するレスポンスのBODYに含める応答メッセージに「処理中応答」をセットし、S1108に処理を移す。S1107では、画像変換APP144は、HTTPのGET要求に対するレスポンスのBODYに含める応答メッセージに「エラー応答」をセットし、S1108に処理を移す。
S1108では、画像変換APP144は、GET要求の発行元(本例ではプロキシAPP143)に対して応答メッセージを送信し、ConfirmProgress関数の処理を終了する(S1109)。
「処理完了応答」 = シーケンス
「処理中応答」 = シーケンス+1
「エラー応答」 = シーケンス+2
なお、このような不正なアクセスを防止する構成は、この例に限られるものではなく、ハッシュ化等、より複雑な演算を組み合わせてもよい。
図11(B)に示すように、画像変換APP144は、JobCompleted関数の処理を開始すると(S1121)、印刷画像(JPEGファイル)を削除し(S1122)、S1123に処理を移す。
S1123では、画像変換APP144は、HTTPSのPOST要求に対するレスポンスのBODYに含める応答メッセージに、正常終了したことを表すSUCCESSをセットする。また、S1123では、画像変換APP144は、POST要求の発行元(本例ではプロキシAPP143)に対して応答メッセージを送信する。そして、画像変換APP144は、JobCompleted関数の処理を終了する(S1124)。
CreatePrintJobResult関数については、SSL通信で暗号化されたHTTPSのPOSTメソッドが利用されている。このフローチャートに係るプログラムは、PC5に組み込まれ、HDD202に記憶されており、CPU204によりRAM201に読み出されて実行される。
図12に示すように、画像変換APP144は、CreatePrintJobResult関数の処理を開始する(S1201)。続いて、画像変換APP144は、HTTPSのPOST要求に対するレスポンスのBODYに含める応答メッセージに、画像変換APP144へのアクセストークンをセットし(S1202)、S1203に処理を移す。
S1204では、画像変換APP144は、POST要求に対するレスポンスのBODYに含める応答メッセージに、印刷画像(JPEGファイル)の総ページ数をセットし、S1205に処理を移す。S1205では、画像変換APP144は、POST要求の発行元(本例ではプロキシAPP143)に対して応答メッセージを送信し、CreatePrintJobResult関数の処理を終了する(S1206)。
図13(A)に示すように、プロキシAPP143とMFP3との間では、MFP3は、プロキシAPP143がエクスポートしているWebサービスAPIをコールしている。即ち、CheckPrintJob関数、GetPrintJob関数、EndPrintJob関数の順で、プロキシAPP143がエクスポートしているWebサービスAPIがコールされる。
このように、印刷ジョブの有無を確認するだけのためのポーリングに、暗号化されていないHTTPメソッドを利用することで、ポーリングに要する時間が低減され、ユーザの操作性に優れた周辺装置制御システムを実現することができる。また、ポーリングにかかる負荷を低減することができるので、例えば負荷に対応するための構成が必要なくなるので、システムの構築やプリンタやMFPのファームウェアの実装が容易となり、開発コストを削減できる。
ここで、ConfirmProgress関数については(ポーリング処理だけが)、暗号化されていないHPPTのGETメソッドが利用され、それ以外の関数については全てSSL通信で暗号化されたHTTPSのPOSTメソッドが利用されている。
このように、処理の進捗状況を確認するだけのためのポーリングに、暗号化されていないHTTPメソッドを利用することで、ポーリングに要する時間が低減され、ユーザの操作性に優れた周辺装置制御システムを実現することができる。また、ポーリングにかかる負荷を低減することができるので、例えば負荷に対応するための構成が必要なくなるので、システムの構築やアプリケーションの実装が容易となり、開発や運用コストを削減できる。
第1の実施形態では、あるMFPに対して1つのユーザアカウント及びそのパスワードが関連付けて登録され、ユーザアカウント及びパスワードによる認証を経て取得されたアクセストークンが用いられて利用される周辺装置制御システムの一例を説明した。本実施形態では、あるMFP(例えばMFP3)に対して複数のユーザアカウントを関連付けて登録することにより、当該MFPを複数のユーザで共有して利用することが可能な周辺装置制御システムの一例を説明する。なお、本実施形態では、第1の実施形態の構成と同一の構成には同一の符号を用いてその説明を適宜省略する。
図14は、MFP3の表示部21の画面の一例(クラウド印刷セットアップ画面1401)を示す図である。クラウド印刷セットアップ画面1401は、クラウド印刷サービスを利用するためのプリンタの登録などのセットアップに係る画面である。プリンタ登録操作部(1402、1405、1408、1411、1414)の各々は、ユーザ名入力部(1403、1406、1409、1412、1415)と、登録ボタン(1404、1407、1410、1413、1416)とを備えている。
登録ボタン1404は、MFP3をユーザ名入力部1403のユーザ「User A」用として、クラウド印刷APP146が提供するクラウド印刷サービスに登録するときに操作されるユーザインタフェース(UI)である。登録ボタン1407は、MFP3をユーザ名入力部1406のユーザ「User B」用として、クラウド印刷APP146が提供するクラウド印刷サービスに登録するときに操作されるUIである。登録ボタン1410は、MFP3をユーザ名入力部1409のユーザ「User C」用として、クラウド印刷APP146が提供するクラウド印刷サービスに登録するときに操作されるUIである。
なお、現時点では、ユーザ名入力部1412及びユーザ名入力部1415にはユーザ名が何もセットされていないので、登録ボタン1413及び登録ボタン1416は機能しない。
URL入力部1502は、URLの入力を受け付ける。URL入力部1502で入力されたURLのWebサイトのページがWebブラウザ9に表示される。ユーザアカウント入力部1503は、ユーザアカウントの入力を受け付ける。パスワード入力部1504は、パスワードの入力を受け付ける。ユーザは、クラウド印刷サービスを利用するために必要なユーザアカウントとパスワードとをここに入力する。
認証コード(トークン)入力部1505は、仮認証コード(トークン)の入力を受け付ける。ユーザは、クラウド印刷APP146で発行されたプリンタ登録用の仮認証コード(トークン)をここに入力する。登録ボタン1506は、プリンタの仮登録を受け付ける。ユーザにより登録ボタン1506が押下されると、クラウド印刷サービスにプリンタが仮登録される。キャンセルボタン1507は、プリンタの仮登録の中止を受け付ける。ユーザによりキャンセルボタン1507が押下されると、クラウド印刷サービスにプリンタを仮登録する処理がキャンセルされる。
このフローチャートにおいて、縦の列が処理の実行元を表し、本実施形態では図面の左側から、ユーザ(Webブラウザ9)、文書作成APP145、クラウド印刷APP146、プロキシAPP143、画像変換APP144、MFP3を記す。以下では、ユーザがMFP3とPC1を使って、クラウド印刷APP146が提供するクラウド印刷サービスにMFP3を登録するケースを例に挙げて、通信制御方法について説明する。
プリンタの登録処理が開始されると、MFP3は、クラウド印刷APP146にプリンタの仮登録を要求する(S1602)。クラウド印刷APP146は、要求を受け取ると、プリンタ登録用の仮認証コード(トークン)と、プリンタ登録ページのURL(登録ページのURL)と、ポーリング用のURL(ポーリングURL)とを発行する(S1603)。MFP3は、クラウド印刷APP146から仮認証コード(トークン)とプリンタ登録ページのURLとポーリングURLとを受信すると、仮認証コード(トークン)及びプリンタ登録ページのURLを表示部21に表示し(S1604)、S1605に処理を移す。
次に、ユーザは、クラウド印刷APP146が提供するクラウド印刷サービスにMFP3を仮登録するためのユーザ認証処理を開始する(S1610)。より具体的には、ユーザは入力部を操作して、PC1内のWebブラウザ9を起動し、URL入力部1502にプリンタ登録ページのURLを入力すると、Webブラウザ9は、クラウド印刷APP146から指定されたプリンタ登録ページを開く(S1611)。
クラウド印刷APP146は、Webブラウザ9から送信されたユーザアカウント、パスワード、仮認証コード(トークン)を受信すると、ユーザ認証を行う。更に、クラウド印刷APP146は、認証に成功した場合にはクラウド印刷サービスを利用する際に必要なアクセストークンを発行し、クラウド印刷サービスにMFP3を仮登録する(S1613)。これでユーザ認証処理が終了し、クラウド印刷サービスにMFP3が仮登録された状態となる(S1614)。
このとき、クラウド印刷APP146は、プリンタ(MFP3)の仮登録が完了していると判断した場合、プリンタ(MFP3)用のプリンタIDを発行して当該プリンタを本登録する。更に、クラウド印刷APP146は、このプリンタIDとアクセストークンとをMFP3に送信し、プリンタの本登録が完了した旨の結果をMFP3に返信する(S1606)。なお、プリンタIDは、ユーザ名入力部1403で指定されているユーザ「User A」専用としてクラウド印刷APP146がMFP3に割り当てた一意の値で表されたものである。
MFP3は、プリンタ(MFP3)の本登録が完了した旨の結果を受信したと判断した場合(S1607でYESの場合)、S1608に処理を移し、他方、未完了である旨の結果を受信したと判断した場合(S1607でNOの場合)、S1605に処理を移す。S1608では、MFP3は、クラウド印刷サービスへのプリンタの本登録が完了した旨を表示部21に表示し(S1608)、プリンタの登録処理を終了する(S1609)。
また、ユーザがMFP3の表示部21を操作して、クラウド印刷セットアップ画面1401を開き、ユーザ名入力部1409のユーザ「User C」用の登録ボタン1410を押下すると、上述と同様にプリンタの登録処理とユーザ認証処理とが行われる。この際、S1606において、MFP3用のプリンタIDが発行されるが、このプリンタIDは、ユーザ名入力部1409で指定されているユーザ「User C」専用としてクラウド印刷APP146がMFP3に割り当てた一意の値で表されたものである。
このように、本実施形態では、クラウド印刷APP146が、1台のMFP(MFP3)に対して複数のユーザ(ユーザアカウント)毎にそれぞれ異なる一意の値のプリンタIDを発行する。これにより、1台のMFPを複数のユーザで共有して利用することができるので、MFPの利用目的や利用範囲が広がるとともに、操作性にも優れるなどの効果が得られる。なお、本実施形態においても、第1の実施形態の効果は得られる。
第1の実施形態では、クラウド印刷APP146が提供するクラウド印刷サービスにおける印刷ジョブ通知をプロキシAPP143が受信する構成を例に挙げて説明した。この例では、MFP3が、図6のS618〜S621において一定の時間間隔(この例では1分間隔)でポーリングすることにより、プロキシAPP143に対して印刷ジョブの有無の確認を行っている。
そのため、プロキシAPP143が印刷ジョブ通知を受信してから、必ずしも直ちにMFP3が印刷を開始することができず、最長でポーリングのインターバル分(この例では1分)の遅れが発生する事態が生じ得る。
そこで、本実施形態では、印刷の実行が指示されてから印刷が開始されるまでの時間(印刷開始時間)を短縮するとともに、印刷の実行が指示されてから印刷処理が終了するまでの時間(トータル印刷時間)を低減可能な周辺装置制御システムの一例を説明する。なお、本実施形態では、第1の実施形態の構成と同一の構成には同一の符号を用いてその説明を適宜省略する。
このフローチャートにおいて、縦の列が処理の実行元を表し、本実施形態では図面の左側から、ユーザ(Webブラウザ9)、文書作成APP145、クラウド印刷APP146、プロキシAPP143、画像変換APP144、MFP3を記す。以下では、ユーザがPC1を使ってドキュメントの印刷をMFP3で行うケース(ドキュメントの印刷に係る一連の処理)を例に挙げて通信制御方法について説明する。
このフローチャートにおいて、図6、図7に示すステップ番号と同じステップ番号が付与されている処理は、基本的には図6、図7で説明した処理と同一であるので、その説明を省略する。また、特に説明がない部分に関しても図6、図7で説明した内容と同一であるものとする。
印刷ジョブ通知には、例えば、Extensible Messaging and Presence Protocol(略称:XMPP)というインスタントメッセンジャーで使用されているプロトコルを利用することができる。ステップS609において、クラウド印刷APP146がプリンタ(MFP3)に送信する印刷ジョブ通知は、暗号化されていないXMPPが利用されるものとする。
MFP3は、印刷ジョブ通知を受信すると(S1708)、S1709に処理を移す。S1709では、MFP3は、プロキシAPP143に印刷ジョブの取得を要求し、印刷ジョブの有無を確認する処理(S1701)を開始(起動)する。
プロキシAPP143は、MFP3からの印刷ジョブの取得の要求を受信すると、クラウド印刷APP146がエクスポートしているWebサービスAPIのFetchPrintJob関数をコールする(S1710)。そして、図6のS611に処理が移され、図6のS611以降の処理が行われる。
プロキシAPP143は、CheckPrintJob関数がコールされると、図9(A)に示すCheckPrintJob関数の処理を実行し、そのレスポンス(応答情報の一例)をMFP3に返す(S1703)。
続いて、MFP3は、プロキシAPP143からのCheckPrintJob関数のレスポンスを受信すると、レスポンス内の応答メッセージに含まれている情報(「印刷ジョブ有り応答」又は「印刷ジョブ無し応答」)を確認する(S1704)。S1704において、MFP3は、「印刷ジョブ有り応答」を受信したと判断した場合、図7のS708に処理を移し、他方、「印刷ジョブ無し応答」を受信したと判断した場合、S1705に処理を移す。
S1707では、MFP3は、一定の時間(例えば1秒間)待った後、S1702に処理を移す。このように、MFP3は、印刷ジョブが生成される際に、プロキシAPP143がエクスポートしているCheckPrintJob関数を一定の時間間隔で(定期的に)ポーリングする。
ここで、第1の実施形態の図6のS618〜S621におけるポーリングのインターバルが1分間であったのに対し、本実施形態ではポーリングのインターバルが1秒間である。この構成により、印刷開始時間を大幅に短縮することができ、トータル印刷時間も低減することができる。
しかしながら、本実施形態では、印刷ジョブが生成されるときに限ってポーリングが行われるため、全体からみた場合にごく少数のプリンタが対象となるので、ポーリングのインターバルを短くしてもシステムに与える負荷が少ない。したがって、本実施形態によれば、システムを大規模にする必要もなく、クラウドシステムの生産費、運用費などの費用を抑える(第1の実施形態のクラウドシステムの費用よりも下げる)ことができる。また、本実施形態によれば、システム全体を安定した状態で維持することも可能となる。
このように、本実施形態では、MFP3は、クラウド印刷APP146からの印刷ジョブ通知を受信すると、その時点から極めて短いインターバルで印刷ジョブの有無を確認することができるので、印刷開始時間を短縮し、トータル印刷時間を低減することができる。なお、本実施形態においても、第1の実施形態の効果は得られる。
なお、ユーザが印刷を開始したときに、MFP3の電源がオフの場合、印刷ジョブ通知を受信できないケースが考えられる。このようなケースに対応するために、MFP3の電源がオンになったときに、ステップS1701の処理を少なくとも1回、或いは、ある一定時間の間だけ行うようにする。このことで、前記ユーザが開始した印刷ジョブをMFP3の電源投入時に確実に印刷することができる。
上述した実施形態をさらに改良する実施形態もある。クラウド印刷APP146がMFP3に印刷ジョブ通知を送信するということは、印刷ジョブが有るという前提で処理できると考えられる。したがって、ステップS1709において、MFP3が印刷ジョブの有無を確認する処理(S1701)を開始(起動)した後、ステップS1702の処理を実行せずにステップS1704に直接進む。そして、更にステップS1704の判定を無条件にYESで処理して、ステップS708へ進む。これにより、クラウド印刷APP146が、暗号化されていない印刷ジョブ通知をMFP3に送信する。MFP3は、この暗号化されていない印刷ジョブ通知を受信した後、プロキシAPP143がエクスポートしているGetPrintJob関数を、SSL通信で暗号化されたHTTPSのGETメソッドでコールする。このような改良実施形態においても、第1の実施形態の効果が得られる。
上述した実施形態では、情報処理装置としてパーソナルコンピュータを想定した。しかしながら、この例に限られるものではなく、例えばDVDプレーヤー、ゲーム、セットトップボックス、インターネット家電等、同様な使用方法が可能な任意の情報処理装置(端末)に対して適用することができ、有効である。
また、上述した実施形態では、周辺装置としてMFPを例示した。しかしながら、周辺装置として他に、複写機、ファクシミリ、スキャナ、デジタルカメラ、及びこれらの複合機能を備える装置等の何れかであってもよい。
また、上述した実施形態では、OSに例としてWindowsと同等のOSを使用したが、このOSに限られるものではなく、任意のOSを使用することができる。
また、上述した実施形態では、ネットワーク4の構成例としてEthernetを用いたが、この例に限られるものではなく、他の任意のネットワーク構成であってもよい。
また、各種のアプリケーション(ファームウェア)における機能、上述したフローチャートに係る処理の一部、又は全部を専用のハードウェアを用いて構成してもよい。
また、周辺装置制御システムにクラウドを利用した場合においても、システムの構築やアプリケーションの実装が容易で、開発や運用コストを削減できる。
さらに、MFP3のような性能の低い廉価版のプリンタや複合機のファームウェアの実装にも支障をきたすことなく、各処理に時間を要することもなくなるため、ユーザの操作性を向上することができる。
Claims (22)
- ネットワークを介して提供装置により提供されるサービスにおけるジョブの情報を管理する管理装置と通信可能に接続され、前記ジョブの処理を実行する周辺装置であって、
前記サービスでの一連の処理において、前記管理装置にジョブが存在するか否かを確認する際に用いる確認情報については暗号化を行わない通信方式で前記管理装置に送信し、前記確認情報とは異なる他の情報については暗号化を行う通信方式で前記管理装置に送信する通信手段を有することを特徴とする周辺装置。 - 前記通信手段は、
前記確認情報に対する前記管理装置からの応答情報をもとに、ジョブが存在すると判断した場合、前記他の情報である前記ジョブの取得に用いる取得情報について暗号化を行う通信方式で前記管理装置に送信し、
前記取得情報に応答して前記管理装置から送信された前記ジョブの処理が終了すると、前記他の情報である前記ジョブの処理が終了したことを示す終了情報について暗号化を行う通信方式で前記管理装置に送信することを特徴とする請求項1記載の周辺装置。 - 前記通信手段は、定期的に、前記確認情報を前記管理装置に送信することを特徴とする請求項1又は2記載の周辺装置。
- ネットワークを介して提供装置により提供されるサービスにおけるジョブの処理を実行する周辺装置と通信可能に接続された情報処理装置であって、
前記サービスにおけるジョブの情報を記憶部に記憶する記憶手段と、
前記サービスでの一連の処理において、前記記憶部にジョブの情報が記憶されているか否かを確認する前記周辺装置からの確認情報に対する応答情報については暗号化を行わない通信方式で前記周辺装置に送信し、前記確認情報とは異なる前記周辺装置からの他の情報に対する応答情報については暗号化を行う通信方式で前記周辺装置に送信する通信手段と、を有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記通信手段は、前記確認情報に対する応答情報については予め定められた演算を行い、演算した結果を暗号化しない通信方式で前記周辺装置に送信することを特徴とする請求項4記載の情報処理装置。
- ネットワークを介して提供装置により提供されるサービスにおけるジョブの処理の前処理を行う前処理装置と通信可能に接続された情報処理装置であって、
前記サービスでの一連の処理において、前記前処理装置が行う前処理の実行の状況を確認する際に用いる確認情報については暗号化を行わない通信方式で前記前処理装置に送信し、前記確認情報とは異なる他の情報については暗号化を行う通信方式で前記前処理装置に送信する通信手段を有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記ジョブの処理を実行する周辺装置と通信可能に接続され、
前記通信手段は、
前記提供装置から前記ジョブの情報を受信すると、前記ジョブの情報をもとに生成する前記他の情報である前記前処理で用いられる前処理情報について暗号化を行う通信方式で前記前処理装置に送信し、
前記ジョブの処理が終了したこと示す終了情報を前記周辺装置から受信すると、前記他の情報である前記終了情報をもとに生成するジョブ処理終了情報について暗号化を行う通信方式で前記前処理装置に送信することを特徴とする請求項6記載の情報処理装置。 - 前記通信手段は、前記確認情報に対する前記前処理装置からの応答情報をもとに、前記前処理が終了したと判断した場合、前記他の情報である、前記前処理の結果の所在を示す情報の取得に用いる所在取得情報について暗号化を行う通信方式で前記前処理装置に送信することを特徴とする請求項6又は7記載の情報処理装置。
- 前記通信手段は、前記前処理装置から前記前処理を開始したことを示す情報を受信してから前記確認情報に対する前記前処理装置からの応答情報をもとに前記前処理が終了したと判断するまでの間、前記確認情報を前記前処理装置に送信することを特徴とする請求項6乃至8の何れか1項記載の情報処理装置。
- ネットワークを介して提供装置により提供されるサービスにおけるジョブの情報を管理する管理装置と通信可能に接続された情報処理装置であって、
前記サービスにおけるジョブの処理の前処理を行う前処理手段と、
前記前処理の実行の状況を示す情報を記憶部に記憶する記憶手段と、
前記サービスでの一連の処理において、前記前処理の実行の状況を確認する前記管理装置からの確認情報に対する応答情報については暗号化を行わない通信方式で前記管理装置に送信し、前記管理装置からの前記確認情報とは異なる他の情報に対する応答情報については暗号化を行う通信方式で前記管理装置に送信する通信手段と、を有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記通信手段は、前記確認情報に対する応答情報については予め定められた演算を行い、演算した結果を暗号化しない通信方式で前記管理装置に送信することを特徴とする請求項10記載の情報処理装置。
- ネットワークを介して提供装置により提供されるサービスにおけるジョブの情報を管理する管理装置と通信可能に接続され、前記ジョブの処理を実行する周辺装置における通信制御方法であって、
前記サービスでの一連の処理において、前記管理装置にジョブが存在するか否かを確認する際に用いる確認情報については暗号化を行わない通信方式で前記管理装置に送信する工程と、
前記サービスでの一連の処理において、前記確認情報とは異なる他の情報については暗号化を行う通信方式で前記管理装置に送信する工程と、を有することを特徴とする通信制御方法。 - ネットワークを介して提供装置により提供されるサービスにおけるジョブの処理を実行する周辺装置と通信可能に接続された情報処理装置における通信制御方法であって、
前記サービスにおけるジョブの情報を記憶部に記憶する記憶工程と、
前記サービスでの一連の処理において、前記記憶部にジョブの情報が記憶されているか否かを確認する前記周辺装置からの確認情報に対する応答情報については暗号化を行わない通信方式で前記周辺装置に送信する工程と、
前記サービスでの一連の処理において、前記確認情報とは異なる前記周辺装置からの他の情報に対する応答情報については暗号化を行う通信方式で前記周辺装置に送信する工程と、を有することを特徴とする通信制御方法。 - ネットワークを介して提供装置により提供されるサービスにおけるジョブの処理の前処理を行う前処理装置と通信可能に接続された情報処理装置における通信制御方法であって、
前記サービスでの一連の処理において、前記前処理装置が行う前処理の実行の状況を確認する際に用いる確認情報については暗号化を行わない通信方式で前記前処理装置に送信する工程と、
前記サービスでの一連の処理において、前記確認情報とは異なる他の情報については暗号化を行う通信方式で前記前処理装置に送信する工程と、を有することを特徴とする通信制御方法。 - ネットワークを介して提供装置により提供されるサービスにおけるジョブの情報を管理する管理装置と通信可能に接続された情報処理装置における通信制御方法であって、
前記サービスにおけるジョブの処理の前処理を行う前処理工程と、
前記前処理の実行の状況を示す情報を記憶部に記憶する記憶工程と、
前記サービスでの一連の処理において、前記前処理の実行の状況を確認する前記管理装置からの確認情報に対する応答情報については暗号化を行わない通信方式で前記管理装置に送信する工程と、
前記サービスでの一連の処理において、前記管理装置からの前記確認情報とは異なる他の情報に対する応答情報については暗号化を行う通信方式で前記管理装置に送信する工程と、を有することを特徴とする通信制御方法。 - ネットワークを介して提供装置により提供されるサービスにおけるジョブの情報を管理する管理装置と通信可能に接続され、前記ジョブの処理を実行するコンピュータを、
前記サービスでの一連の処理において、前記管理装置にジョブが存在するか否かを確認する際に用いる確認情報については暗号化を行わない通信方式で前記管理装置に送信し、前記確認情報とは異なる他の情報については暗号化を行う通信方式で前記管理装置に送信する通信手段として機能させるプログラム。 - ネットワークを介して提供装置により提供されるサービスにおけるジョブの処理を実行する周辺装置と通信可能に接続されたコンピュータを、
前記サービスにおけるジョブの情報を記憶部に記憶する記憶手段と、
前記サービスでの一連の処理において、前記記憶部にジョブの情報が記憶されているか否かを確認する前記周辺装置からの確認情報に対する応答情報については暗号化を行わない通信方式で前記周辺装置に送信し、前記確認情報とは異なる前記周辺装置からの他の情報に対する応答情報については暗号化を行う通信方式で前記周辺装置に送信する通信手段として機能させるプログラム。 - ネットワークを介して提供装置により提供されるサービスにおけるジョブの処理の前処理を行う前処理装置と通信可能に接続されたコンピュータを、
前記サービスでの一連の処理において、前記前処理装置が行う前処理の実行の状況を確認する際に用いる確認情報については暗号化を行わない通信方式で前記前処理装置に送信し、前記確認情報とは異なる他の情報については暗号化を行う通信方式で前記前処理装置に送信する通信手段として機能させるプログラム。 - ネットワークを介して提供装置により提供されるサービスにおけるジョブの情報を管理する管理装置と通信可能に接続されたコンピュータを、
前記サービスにおけるジョブの処理の前処理を行う前処理手段と、
前記前処理の実行の状況を示す情報を記憶部に記憶する記憶手段と、
前記サービスでの一連の処理において、前記前処理の実行の状況を確認する前記管理装置からの確認情報に対する応答情報については暗号化を行わない通信方式で前記管理装置に送信し、前記管理装置からの前記確認情報とは異なる他の情報に対する応答情報については暗号化を行う通信方式で前記管理装置に送信する通信手段として機能させるプログラム。 - ネットワークを介して提供装置により提供されるサービスにおけるジョブの情報を管理する管理装置と通信可能に接続され、前記ジョブの処理を実行する周辺装置であって、
前記サービスでの一連の処理において、前記提供装置から前記サービスの開始を指示する開始通知を受信すると、前記管理装置にジョブが存在するか否かを確認する際に用いる確認情報を、暗号化を行わない通信方式で前記管理装置に定期的に送信し、前記確認情報とは異なる他の情報については暗号化を行う通信方式で前記管理装置に送信する通信手段を有することを特徴とする周辺装置。 - ネットワークを介して提供装置により提供されるサービスにおけるジョブの情報を管理する管理装置と通信可能に接続され、前記ジョブの処理を実行する周辺装置における通信制御方法であって、
前記サービスでの一連の処理において、前記提供装置から前記サービスの開始を指示する開始通知を受信すると、前記管理装置にジョブが存在するか否かを確認する際に用いる確認情報を、暗号化を行わない通信方式で前記管理装置に定期的に送信する工程と、
前記サービスでの一連の処理において、前記確認情報とは異なる他の情報については暗号化を行う通信方式で前記管理装置に送信する工程と、を有することを特徴とする通信制御方法。 - ネットワークを介して提供装置により提供されるサービスにおけるジョブの情報を管理する管理装置と通信可能に接続され、前記ジョブの処理を実行するコンピュータを、
前記サービスでの一連の処理において、前記提供装置から前記サービスの開始を指示する開始通知を受信すると、前記管理装置にジョブが存在するか否かを確認する際に用いる確認情報を、暗号化を行わない通信方式で前記管理装置に定期的に送信し、前記確認情報とは異なる他の情報については暗号化を行う通信方式で前記管理装置に送信する通信手段として機能させるプログラム。
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