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JP2013192224A - ブラー映像及びノイズ映像で構成されたマルチフレームを用いて非均一モーションブラーを除去する方法及び装置 - Google Patents

ブラー映像及びノイズ映像で構成されたマルチフレームを用いて非均一モーションブラーを除去する方法及び装置 Download PDF

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JP2013192224A JP2013043486A JP2013043486A JP2013192224A JP 2013192224 A JP2013192224 A JP 2013192224A JP 2013043486 A JP2013043486 A JP 2013043486A JP 2013043486 A JP2013043486 A JP 2013043486A JP 2013192224 A JP2013192224 A JP 2013192224A
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motion blur
blur
noise
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Jung Uk Cho
ウク チョウ,ジョン
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ヨン リ,スン
Young Su Moon
ス ムン,ヨン
Shi Hwa Lee
ファ リ,シ
Chi Young Lee
ヨン リ,チ
Sung Hyun Cho
ヒョン チョウ,ソン
Ho-Jin Cho
ジン チョウ,ホ
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Academy Industry Foundation of POSTECH
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Abstract

【課題】 ブラー映像及びノイズ映像で構成されたマルチフレームを用いて鮮明な映像をより正確で早く推定する。
【解決手段】 非均一モーションブラーを除去する方法は、非均一モーションブラーの含まれたブラー映像及びブラーの含まれていないノイズ映像を含むマルチフレームを受信するステップと、露出時間の差を補正するためのヒストグラムマッチング方法を用いて、前記ブラー映像と前記ノイズ映像に対する映像明度整合を行うステップと、前記映像明度整合を行うことによって生成されたブラー映像に対する非均一モーションブラー情報を推定するステップと、前記推定された非均一モーションブラー情報に基づいて、前記マルチフレームから前記非均一モーションブラーが除去されたレイタント映像を取得するステップとを含む。
【選択図】 図2

Description

下記の実施形態は、ブラー映像及びノイズ映像で構成されたマルチフレームを用いて非均一モーションブラーを除去する方法及び装置に関する。
ブラー(blur)現象は、映像取得装置を用いて映像を取得する過程で頻繁に発生する現象であり、映像の品質を低下させる主な原因の1つである。
暗い室内や夕方頃の外側のように光量が足りない環境でカメラなどの装置を用いて映像を取得する場合、鮮明な映像を得るためには十分な光量が必要であり、そのためには映像センサを光に長く露出させなければならない。しかし、露出時間が長くなれば、映像センサの揺れによって取得した映像にブラーが発生することがある。
映像からブラーを除去することは与えられた情報量に比べて把握しなければならない多い量の情報を必要とするため依然として解決が困難である問題がある。
本発明の目的は、ブラー映像及びノイズ映像で構成されたマルチフレームを用いて鮮明な映像をより正確で早く推定することにある。
本発明の目的は、非均一モーションブラー情報の推定及びレイタント映像の取得を反復的に行うことによって、非均一モーションブラー情報の推定正確度を向上させることにある。
一実施形態に係る非均一モーションブラーを除去する方法は、非均一モーションブラーが含まれたブラー映像及びブラーが含まれていないノイズ映像を含むマルチフレームを受信するステップと、露出時間の差を補正するためのヒストグラムマッチング方法を用いて、前記ブラー映像と前記ノイズ映像に対する映像明度整合を行うステップと、前記映像明度整合を行うことによって生成されたブラー映像に対する非均一モーションブラー情報を推定するステップと、前記推定された非均一モーションブラー情報に基づいて、前記マルチフレームから前記非均一モーションブラーが除去されたレイタント映像を取得するステップとを含む。
前記ブラー映像と前記ノイズ映像に対する映像明度整合を行うステップは、前記ノイズ映像からノイズを除去するステップと、前記ブラー映像及び前記ノイズが除去されたノイズ映像に対する映像明度整合を行うステップとを含んでもよい。
前記非均一モーションブラー情報を推定するステップ及び前記レイタント映像を取得するステップを反復的に行うステップをさらに含んでもよい。
前記推定を反復的に行うステップは、前記映像明度整合を行うことによって生成されたブラー映像の解像度を変化させながら前記非均一モーションブラー情報を推定するステップ、及び前記レイタント映像を取得するステップを反復的に行ってもよい。
最初の反復で、前記ノイズの除去されたノイズ映像に対して前記非均一モーションブラー情報を推定するステップをさらに含んでもよい。
2番目以後の反復それぞれで、前の反復で取得されたレイタント映像を用いて前記非均一モーションブラー情報を更新するステップをさらに含んでもよい。
前記レイタント映像を取得するステップは、前記推定の反復的な実行によって取得した最終的な非均一モーションブラー情報、前記非均一モーションブラーが含まれたブラー映像及び前記ノイズが除去されたノイズ映像に対してRLデコンボリューション方法を行うことによって、前記マルチフレームから復元される最終レイタント映像を取得するステップを含んでもよい。
前記非均一モーションブラー情報を推定するステップは、前記映像明度整合を行ったブラー映像に対するホモグラフィを推定するステップと、前記推定されたホモグラフィを用いて前記ホモグラフィに対する加重値を算出するステップとを含んでもよい。
前記ホモグラフィを推定するステップ及び前記加重値を算出するステップは、予め決定した回数だけ反復的に行われてもよい。
前記レイタント映像を取得するステップは、前記RLデコンボリューション方法に基づいた残余ブラー映像及び残余レイタント映像を用いて前記非均一モーションブラーを除去するステップをさらに含んでもよい。
前記レイタントイメージは前記ブラーイメージよりも少ないモーションブラーを有し、前記レイタントイメージは前記ノイズイメージよりも少ないノイズを有してもよい。
一実施形態に係る非均一モーションブラーを除去する装置は、非均一モーションブラーが含まれたブラー映像及びブラーが含まれていないノイズ映像を含むマルチフレームを受信する受信部と、露出時間の差を補正するためのヒストグラムマッチング方法を用いて、前記ブラー映像と前記ノイズ映像に対する映像明度整合を行う実行部と、前記映像明度整合を行うことによって生成されたブラー映像に対する非均一モーションブラー情報を推定する推定部と、前記推定された非均一モーションブラー情報に基づいて、前記マルチフレームから前記非均一モーションブラーが除去されたレイタント映像を取得する取得部とを備える。
前記実行部は、前記ノイズ映像からノイズを除去するノイズ除去手段と、前記ブラー映像及び前記ノイズが除去されたノイズ映像に対する映像明度整合を行う実行手段とを備えてもよい。
前記非均一モーションブラー情報の推定及び前記レイタント映像の取得を反復的に行うようにする制御部を備えてもよい。
前記制御部は、前記映像明度整合を行うことによって生成されたブラー映像の解像度を変化させながら前記非均一モーションブラー情報の推定及び前記レイタント映像の取得を反復的に行ってもよい。
前記制御部は、最初の反復で、前記ノイズの除去されたノイズ映像に対して前記非均一モーションブラー情報を推定してもよい。
前記制御部は、2番目以後の反復それぞれで、前の反復で取得されたレイタント映像を用いて前記非均一モーションブラー情報を更新してもよい。
前記取得部は、前記反復的な実行によって取得した最終的な非均一モーションブラー情報、前記非均一モーションブラーの含まれたブラー映像及び前記ノイズの除去されたノイズ映像に対してRLデコンボリューション方法を行うことによって前記マルチフレームから復元される最終レイタント映像を取得してもよい。
前記推定部は、前記映像明度整合を行ったブラー映像に対するホモグラフィを推定する推定手段と、前記推定されたホモグラフィを用いて前記ホモグラフィに対する加重値を算出する算出手段とを含んでもよい。
前記推定手段による前記ホモグラフィの推定及び前記算出手段による前記加重値の算出は、予め決定した回数だけ反復的に行われてもよい。
前記レイタントイメージは前記ブラーイメージよりも少ないモーションブラーを有し、前記レイタントイメージは前記ノイズイメージよりも少ないノイズを有してもよい。
一実施形態に係る非均一モーションブラーを除去する方法は、非均一モーションブラー及びノイズイメージの含まれたブラーイメージを含むマルチフレームを受信するステップと、前記ブラーイメージ及び前記ノイズイメージの態様(aspects)を結合して前記ブラーイメージよりも少ないモーションブラーを含むレイタント映像を取得するステップとを含む。
前記ブラーイメージは相対的に長い露出時間を用いて取得され、前記ノイズイメージは相対的に短い露出時間を用いて取得されてもよい。前記レイタントイメージは、前記ノイズイメージよりも少ないノイズを有してもよい。
一実施形態に係る非均一モーションブラーを除去する方法は、露出時間の差を補正するためのヒストグラムマッチングを用いてブラーのない非均一モーションブラー及びノイズイメージを含むブラーイメージに対するイメージ鮮明度登録を行うステップと、前記イメージ鮮明度登録の実行によって生成されるブラーイメージの非均一モーションブラー情報を推定するステップと、前記推定された非均一モーションブラーイメージに基づいて前記マルチフレームで前記非均一モーションブラーを除去することによってレイタントイメージを獲得するステップとを含む。
一実施形態によれば、ブラー映像及びノイズ映像で構成されたマルチフレームを用いてブラー映像の非均一モーションブラー情報を推定することによって、より鮮明な映像をより正確で早く推定することができる。
一実施形態によれば、非均一モーションブラー情報の推定及びレイタント映像の取得を反復的に行うことによって、非均一モーションブラー情報の推定正確度を向上させることができる。
一実施形態に係るブラー映像及びノイズ映像で構成されたマルチフレームを用いた非均一モーションブラーを除去する方法を説明するための図である。 一実施形態に係るブラー映像及びノイズ映像で構成されたマルチフレームを用いた非均一モーションブラーを除去する方法を示したフローチャートである。 一実施形態に係るマルチフレームを構成するブラー映像を示す図である。 一実施形態に係るマルチフレームを構成するノイズ映像を示す図である。 図3に示すブラー映像を白黒で示した映像である。 図4に示すノイズ映像でノイズを除去した後、ブラー映像とのヒストグラムマッチングを行った結果を示す図である。 一実施形態に係る非均一モーションブラーを除去する方法によって推定された非均一モーションブラーを示す図である。 一実施形態に係る非均一モーションブラーを除去する方法を用いて非均一モーションブラーを除去した結果を示す図である。 一実施形態に係るブラー映像及びノイズ映像で構成されたマルチフレームを用いて非均一モーションブラーを除去する装置のブロック図である。
以下、実施形態を添付する図面を参照しながら詳細に説明する。しかし、本発明が一実施形態によって制限されたり限定されることはない。また、各図面に提示された同一の参照符号は同一の部材を示す。
図1は、一実施形態に係るブラー映像及びノイズ映像で構成されたマルチフレームを用いた非均一モーションブラーを除去する方法を説明するための図である。
図1を参照すると、一実施形態ではブラー映像及びノイズ映像で構成されたマルチフレームを用いて非均一モーションブラーを除去するために、ステップS110では、まず、ブラー映像及びノイズ映像で構成されたマルチフレームが提供される。ここで、ブラー映像は長時間露出によって取得した映像であり、ノイズ映像は映像センサのISO感度(sensitivity)を高くして短露出で撮影した映像である。ステップS120において、ステップS110で入力されたノイズ映像を処理する。
すなわち、マルチフレームに含まれたノイズ映像のノイズを除去し、ノイズが除去されたノイズ映像及びブラー映像の露出時間の差を補償するためにヒストグラムマッチングを適用する。
ここで、ノイズ映像に含まれたノイズの種類に応じてエッジ格納ノイズ除去(Edge−preserving noise removal)方法を用いてもよい。この過程で、テクスチャのような細部情報はなくなることがあるが、大部分のエッジ情報を格納してステップS130におけるホモグラフィ推定に利用してもよい。ステップS120によってノイズ映像からノイズが除去され、ブラー映像と類似の色を有するよう補正された映像を取得することができる。
ステップS130において、整合を用いて非均一モーションブラー情報を推定する。ステップS130では、マルチフレームのブラー映像をステップS120で算出されたノイズの除去された映像に整合で非均一モーションブラー情報を推定する。
ステップS130とステップS140の反復的な実行過程において、最初の反復時にはノイズが除去された映像を基準としてブラー映像の非均一モーションブラー情報を推定するが、2番目の反復からはステップS140のレイタント映像復元過程によって取得した、非均一モーションブラーの除去されたレイタント映像を用いてブラー映像の非均一モーションブラー情報を推定する。
反復回数が増加するにつれて推定された非均一モーションブラー情報は実際にカメラが揺れたモーションの情報と類似に取りまとめられる。また、非均一モーションブラー情報の推定時に用いられる取得されたレイタント映像(中間レイタント映像)も反復回数が増加することによってさらに鮮明になる。しかし、取得されたレイタント映像(中間レイタント映像)は、非均一モーションブラー推定にのみ使用され、ステップS150で最終的に復元される鮮明な映像には直接的に影響を及ぼさない。
ステップS140において、ステップS130で推定された非均一モーションブラー情報に基づいて上述したRL(Richardson−Lucy)デコンボリューション方法を用いて鮮明な映像、すなわち、レイタント映像を取得することができる。ステップS140で復元されたレイタント映像は、ステップS130とステップS140間の反復的(iteratively)な実行過程によって、再びステップS130の入力で提供される。
一実施形態に係る非均一モーションブラーを除去する方法として、より効果的に非均一モーションブラー情報を推定してレイタント映像を取得するために、ステップS130及びステップS140間の反復的な実行時にマルチ−スケール反復処理(multi−scale iterative processing)方式によって映像の解像度を変化させながら推定及び復元の正確度を向上させることができる。
マルチ−スケール反復処理方式は、まず、非均一モーションが大きい場合のブラー情報を推定できる低い解像度で非均一モーションブラー情報を推定する。そして、高い解像度では、以前の低い解像度によって取得した非均一モーションブラー情報をアップサンプリングして小さい大きさのモーションにより発生するブラー情報を推定する。マルチ−スケール反復処理方式を用いる場合、1つのスケールを用いて処理できなかった大きいモーションによるブラーを推定してもよい。また、大きいモーションを先に推定することによって処理速度も加速化される。
ステップS150は、最終レイタント映像を復元する過程である。ステップS130及びステップS140の反復的な実行によって、入力されたブラー映像に対する最終非均一モーションブラー情報が取得された後、ステップS150では非均一モーションブラーの除去された最終映像を取得するために最終的に推定された非均一モーションブラー情報、入力された非均一モーションブラーが含まれたブラー映像、及びブラー情報が含まれていないノイズ映像を全て用いてデコンボリューションを行う。ここで、推定された非均一モーションブラー情報を用いてマルチフレームの各カラーチャネル(R、G、B)に対するデコンボリューションを行うことで最終レイタント映像を復元することができる。
以下、一実施形態に係る非均一モーションブラーを除去する方法をより具体的に説明する。
一般的にモーションブラーは数式(1)のように表現されてもよい。
Figure 2013192224
数式(1)において、Bはブラーが含まれた映像(Blurred image)を意味し、Kは映像のブラー情報を示すモーションブラーカーネル(blur kernel)または点拡散関数(PSF:Point Spread Function)を意味する。Lはレイタント映像(Latent image)すなわち、ブラーのない鮮明な映像を意味し、Nは映像取得過程で導入された把握されない雑音(Noise)を意味する。*はコンボリューション演算子(convolution operator)を意味する。
数式(1)は下記の数式(2)のようなベクトル形態に表現されてもよい。
Figure 2013192224
数式(2)において、b、l、nはそれぞれ数式(1)でB、L、Nのベクトル表現を意味する。ここでTは時点tでカメラの並進運動(translational motion)を代表する行列式である。wはtでカメラが止まっている時間の相対的な長さ(但し、
Figure 2013192224
すなわち、時点tでカメラの露出時間を意味する。
数式(2)が意味することは次の通りである。
ブラー映像bはカメラが動いた経路上の各地点Tにおける鮮明な映像(l)の和で表現されたものである。ここで、数式(1)及び数式(2)は同一のモデルを他の表現方法で表したものである。
数式(1)または数式(2)のモーションブラーモデルに基づいて鮮明な映像lが算出される。ここで、鮮明な映像(レイタント映像)推定のためのブラーモデルそのものが映像の全てのピクセルが均一に動いた場合を仮定するため、カメラの並進運動の他に回転動き(rotational motion)によって発生する非均一モーションブラーを除去することが難しい。
したがって、一実施形態では、非均一モーションブラーを表現することのできる異なるモデルを用いて非均一モーションブラーを除去する。
カメラの揺れが非並進運動(non−translational motion)を示す場合には、数式(1)の形態で表現することが難しい。したがって、一実施形態では数式(2)におけるTをホモグラフィPに置き換えることによって、数式(3)のようにカメラの非均一モーションブラー効果を記述する非均一モーションブラーモデルを導き出すことができる。
Figure 2013192224
一実施形態に係る非均一モーションブラーを除去する方法として、数式(3)を応用してブラインドモーションデブラーリング(blind motion deblurring)を実行してもよい。
一般的にブラインドモーションデブラーリングでは入力されたブラー映像bのみを用いてレイタント映像lと非均一モーションブラー情報P、wを算出する。しかし、一実施形態ではブラー映像及びノイズ映像で構成されたマルチフレームを用いる。すなわち、入力されたブラー映像b以外にノイズ映像lからノイズを除去した映像Nを共に用いて最終的に鮮明なレイタント映像lと非均一モーションブラー情報P、wを算出することができる。
一実施形態に係る非均一モーションブラーを除去する方法として、入力されたマルチフレームに含まれたブラー映像に対して数式(3)を満足する非均一モーションブラー情報P、wとこれを鮮明に復元したレイタント映像lを求めるために、非均一モーションブラー情報の推定過程及びレイタント映像の取得過程を実行する。
ここで、非均一モーションブラー情報の推定過程及びレイタント映像の取得過程は反復処理(iteratively process)される。
一実施形態では、このような反復的な処理によって非均一モーションブラー情報を含むPとwの正確度を徐々に改善することができる。
ブラー映像から非均一モーションブラーの除去された最終レイタント映像は、反復的な実行によって取得した最終的な非均一モーションブラー情報P、wと非均一モーションブラーが含まれた入力ブラー映像b及び非均一モーションブラーが含まれていないノイズ映像lからノイズを除去した映像Nを用いて取得してもよい。
ここで、ノイズ映像lからノイズを除去した映像Nを求める方法は制限されず、ノイズ映像内に存在するノイズの種類に応じていかなるノイズ除去方法も利用できる。
非均一モーションブラー情報の推定過程及びレイタント映像の取得過程を交番に繰り返して最適化する過程で推定された中間レイタント映像は、非均一モーションブラーの除去された最終映像に直接的な影響を及ぼさない。すなわち、中間レイタント映像は、非均一モーションブラー情報P、w推定に影響を及ぼすことによって非均一モーションブラーの除去された最終鮮明な映像には間接的に影響を及ぼすことになる。
一実施形態に係る非均一モーションブラーを除去する方法として、非均一モーションブラー情報の推定過程は映像整合(image registration)を用いて行われる。この過程は非均一モーションブラーを表現するホモグラフィPの推定過程及び該当ホモグラフィの加重値wの算出過程の2種類ステップを含んでもよい。
非均一モーションブラー情報の推定過程では、中間レイタント映像lが与えられた場合、先に非均一モーションブラーを表現するホモグラフィPを算出してもよい。ホモグラフィPを算出するために数式(3)を再配列して数式(4)を取得することができる。
Figure 2013192224
一実施形態に係る非均一モーションブラーを除去する方法は、数式(4)において1つのホモグラフィPを算出するため、映像整合方法を適用することによって左辺の
Figure 2013192224
と右辺の
Figure 2013192224
との間の差を最小化するホモグラフィPを算出してもよい。全体ホモグラフィ集合Pを算出するために、数式(4)でそれぞれのホモグラフィPは全体ホモグラフィのうちの1つに交番に選択されて全てのホモグラフィを算出することができる。
ホモグラフィの算出において、ブラー映像とノイズ映像を用いて映像整合する場合には、2つの映像間の露出時間の差によって整合を行うことが難しい。したがって、これを解決するために一実施形態では、ヒストグラムマッチング(histogram matching)方法を用いてノイズ映像のトン値(tone value)をブラー映像のトン値に類似するよう変えた後、映像整合を行う。
全体ホモグラフィPを算出した後には、算出された全体ホモグラフィPを用いてホモグラフィの加重値wを算出してもよい。加重値wを算出するために、まず、数式(3)を下記の数式(5)のように表現してもよい。
Figure 2013192224
ここで、
Figure 2013192224
であり、Lは大きさがm×nである行列である。ここで、mは映像のピクセルの個数であり、nはホモグラフィPの個数である。
一般的にm>>nであるため、数式(5)で加重値wは「0」以上の値を有しなければならないため、非負最小二乗法(non−negative least square method)を用いて加重値を算出してもよい。非負最小二乗法を用いるために数式(5)を下記の数式(6)のような正規方程式(normal equation)の形態で表現してもよい。
下記の数式(6)を用いて加重値wを算出してもよい。
Figure 2013192224
ここで、βは括弧内の行列式の逆行列を求めるとき逆行列が存在しない問題を解決するための正規化パラメータであり、Iは単位行列(identity matrix)である。
一実施形態に係る非均一モーションブラーを除去する方法のうち、非均一モーションブラー情報の推定過程では数式(4)及び数式(6)による反復的な実行によって、現在与えられたレイタント映像lに対応する最適化されたホモグラフィPと加重値wを算出してもよい。
但し、ここで、最初の反復(iteration)におけるレイタント映像lではノイズの除去された映像Nを利用し、2番目以後の反復それぞれにおいて、前の反復で取得されたレイタント映像を用いて非均一モーションブラー情報を更新してもよい。
一実施形態に係る非均一モーションブラーを除去する方法として、非均一モーションブラー情報P、wの推定はレイタント映像lが更新されるたびに反復実行され、このような反復処理過程によって最適化されたレイタント映像lとそれに対応する非均一モーションブラー情報P、wを算出してもよい。
一実施形態に係る非均一モーションブラーを除去する方法として、レイタント映像の取得過程では推定された非均一モーションブラー情報P、wと入力ブラー映像b及び入力ノイズ映像lを用いてレイタント映像lを算出してもよい。
まず、レイタント映像lは下記の数式(7)のようにノイズが除去された映像Nと本来の鮮明なエッジ情報を含む残余レイタント映像
Figure 2013192224
の和で表現されてもよい。
Figure 2013192224
数式(7)で残余レイタント映像
Figure 2013192224
はノイズの除去過程においてなくなる映像の鮮明な情報である。数式(3)と数式(7)を利用すれば、残余レイタント映像
Figure 2013192224
に対する非均一モーションブラーΔbを次の数式(8)のように表現してもよい。
Figure 2013192224
一実施形態では数式(8)を解決するために残余レイタント映像
Figure 2013192224
を算出してもよい。残余レイタント映像
Figure 2013192224
の算出には非均一モーションブラーに適するように拡張されたRichardson−Lucy(RL)デコンボリューションアルゴリズムを用いてもよい。
このように、残余ブラー映像に対してデコンボリューションを行うことによって結果映像の品質を低下させるリンギング効果(ringing artifact)を減らすことができる。
各反復における残余レイタント映像lは次の数式(9)によって算出されてもよい。
Figure 2013192224
数式(9)でPTはホモグラフィPを逆に適用する変換である。
一実施形態では数式(9)を解決することによって求められた残余レイタント映像
Figure 2013192224
とノイズが除去された映像Nを加えれば、最終鮮明な映像lを求めることができる。
しかし、数式(9)の結果から取得した残余レイタント映像
Figure 2013192224
は鮮明な映像の他にも若干のリンギング現象を含む。すなわち、リンギング現象を減らすことはできるものの、完全に除去することはできない。
したがって、一実施形態ではこれを解決するために改善された利益制御RLデコンボリューション(Gain−Controlled RL Deconvolution)を共に利用する。利益制御RLデコンボリューションで反復実行による残余レイタント映像Δlは下記の数式(10)によって算出されてもよい。
Figure 2013192224
数式(10)で
Figure 2013192224
は次の数式(11)によって求められてもよい。
Figure 2013192224
ここで、アルファαは利益指標(gain map)の影響を制御するための変数であり、
Figure 2013192224
はノイズが除去された映像のグラジエントを標準偏差が0.5であるガウスピラミッドでブラーさせたときにピラミッドでlステップの映像を意味する。
数式(11)のアルファα値は0〜1間の任意の値になり得るが、主に0.2を用いてもよい。数式(10)の利益制御RLデコンボリューション結果は、数式(9)のRLデコンボリューションに比べてさらにスムーズ(smooth)な結果映像を取得し、これはリンギング現象の除去に用いる。
一実施形態では数式(9)及び数式(10)の結果を相互補完的に利用してもよい。まず、数式(9)のRLデコンボリューション結果を数式(10)の利益制御RLデコンボリューション結果と共に共同双方向フィルタ(joint bilateral filter)に適用してリンギング現象のみを主に含む映像を取得することができる。その後、数式(9)のRLデコンボリューション結果からリンギング現象のみを主に含む映像を除くことによって鮮明でリンギング現象のない残余レイタント映像を取得することができる。一実施形態ではリンギング現象のない残余レイタント映像を数式(10)の利益制御RLデコンボリューション結果に加えることによって、最終的に鮮明な最終レイタント映像を取得することができる。
図2は、一実施形態に係るブラー映像及びノイズ映像で構成されたマルチフレームを用いた非均一モーションブラーを除去する方法を示したフローチャートである。図2を参照すると、一実施形態に係る非均一モーションブラーを除去する装置は、非均一モーションブラーが含まれたブラー映像及びブラーが含まれていないノイズ映像を含むマルチフレームを受信する(S201)。
非均一モーションブラーを除去する装置は、露出時間の差を補正するためのヒストグラムマッチング方法を用いて、ブラー映像とノイズ映像に対する映像明度整合を行う(S203)。ステップS203において、非均一モーションブラーを除去する装置はノイズ映像からノイズを除去した後、ブラー映像及びノイズが除去されたノイズ映像に対する映像明度整合を実行してもよい。
非均一モーションブラーを除去する装置は、映像明度整合を行うことによって生成されたブラー映像に対する非均一モーションブラー情報を推定する(S205)。
ステップS205において、非均一モーションブラー情報の推定のために、非均一モーションブラーを除去する装置は、映像明度整合を行ったブラー映像に対するホモグラフィを推定し、推定されたホモグラフィを用いてホモグラフィに対する加重値を算出してもよい。このようなホモグラフィの推定及び加重値の算出過程は、予め決定した回数だけ反復的に実行推定されたホモグラフィを含むホモグラフィ集合に対するエラー値の変化量に一定レベル以上の変化が発生しないときまで行われてもよい。
非均一モーションブラーを除去する装置は、推定された非均一モーションブラー情報に基づいて、マルチフレームから非均一モーションブラーが除去されたレイタント映像を取得する(S207)。非均一モーションブラーを除去する装置は、以後の反復的な実行によってRLデコンボリューション方法に基づいた残余ブラー映像及び残余レイタント映像を用いて非均一モーションブラーを除去してもよい。
非均一モーションブラーを除去する装置は、非均一モーションブラー情報を推定するステップS205及びレイタント映像を取得するステップS207を反復的に実行する(S209)。ここで、ステップS209における反復的な実行は、マルチスケールプロセシング方式に基づいて映像明度整合を行うことによって生成されたブラー映像の解像度を変化させながら繰り返し行われてもよい。
ステップS209の反復的な実行過程のうち、最初の反復ではノイズが除去されたノイズ映像に対して非均一モーションブラー情報を推定する。また、2番目以後の反復それぞれには、前の反復で取得されたレイタント映像を用いて非均一モーションブラー情報を更新してもよい。
非均一モーションブラーを除去する装置は、反復的な実行によって最終的な非均一モーションブラー情報を取得する(S211)。
その後、非均一モーションブラーを除去する装置は、最終的な非均一モーションブラー情報、非均一モーションブラーの含まれたブラー映像及びノイズが除去されたノイズ映像に対してRLデコンボリューション方法を行うことによって、マルチフレームから復元される最終レイタント映像を取得する(S213)。
以下で説明する図3〜図8は、一実施形態に係るブラー映像及びノイズ映像で構成されたマルチフレームを用いた非均一モーションブラーを除去する方法により各ステップごとの中間映像を示したものである。
図3は一実施形態に係るマルチフレームを構成する非均一モーションブラーの含まれたブラー映像であり、図4は一実施形態に係るマルチフレームを構成するブラーが含まれていないノイズ映像である。一実施形態において、図3に示す非均一モーションブラーを含むブラーイメージ及び図4に示すノイズイメージは同一のマルチビューフレームを構成してもよい。
また、図5は図3に示すブラー映像を白黒化した映像であり、図6は図4に示すノイズ映像からノイズを除去した後に白黒化した映像を示す。
図7は、図5及び図6を用いて推定した図3に示すブラー映像の非均一モーションブラーを示し、図8は、図7で推定された非均一モーションブラー情報を用いてブラーを除去した最終レイタント映像を示す。
一実施形態では、このように2種類の映像(すなわち、ブラー映像及びノイズ映像)を相互補完的に利用することによってブラーの除去された最終レイタント映像を復元することができる。
図9は、一実施形態に係るブラー映像及びノイズ映像で構成されたマルチフレームを用いて非均一モーションブラーを除去する装置のブロック図である。
一実施形態に係る非均一モーションブラーを除去する装置は、受信部910、実行部930、推定部950、取得部970及び制御部990を備える。受信部910は、非均一モーションブラーが含まれたブラー映像及びブラーが含まれていないノイズ映像を含むマルチフレームを受信する。
実行部930は、露出時間の差を補正するためのヒストグラムマッチング方法を用いてブラー映像とノイズ映像に対する映像明度整合を行う。実行部930はノイズ除去手段931及び実行手段935を含んでもよい。ノイズ除去手段931はノイズ映像からノイズを除去する。実行手段935は、ブラー映像及びノイズが除去されたノイズ映像に対する映像明度整合を実行する。
推定部950は、映像明度整合を行うことによって生成されたブラー映像に対する非均一モーションブラー情報を推定する。推定部950は推定手段951及び算出手段955を含んでもよい。推定手段951は、映像明度整合を行ったブラー映像に対するホモグラフィを推定する。算出手段955は、推定されたホモグラフィを用いてホモグラフィに対する加重値を算出する。
ここで、推定手段によるホモグラフィの推定及び算出手段による加重値の算出は予め決定した回数だけ反復実行されたり、推定手段による推定されたホモグラフィを含むホモグラフィ集合に対するエラー値の変化量に一定レベル以上の変化が発生しないときまで行われてもよい。取得部970は、推定された非均一モーションブラー情報に基づいてマルチフレームから非均一モーションブラーの除去されたレイタント映像を取得する。
取得部970は、その後の反復的な実行によって取得された最終的な非均一モーションブラー情報、非均一モーションブラーの含まれたブラー映像及びノイズの除去されたノイズ映像に対してRLデコンボリューション方法を行うことで、マルチフレームから復元される最終レイタント映像を取得する。
制御部990は、推定部950による非均一モーションブラー情報の推定及び取得部970によるレイタント映像の取得を反復的に実行してもよい。制御部990は、映像明度整合を行うことによって生成されたブラー映像の解像度を変化させながら非均一モーションブラー情報の推定及びレイタント映像の取得を反復的に実行してもよい。
ここで、制御部990は最初の反復で、ノイズの除去されたノイズ映像に対して非均一モーションブラー情報を推定し、2番目以後の反復それぞれで、前の反復で取得されたレイタント映像を用いて非均一モーションブラー情報を更新してもよい。
本発明の一実施形態に係る方法は、多様なコンピュータ手段によって行うことができるプログラム命令の形態で実現されても良く、かかるプログラム命令は、コンピュータ読み出し可能媒体に記録されてもよい。前記コンピュータ読み出し可能媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独または組み合わせたものを含んでもよい。前記媒体に記録されるプログラム命令は、本発明のために特別に設計して構成されたものでもよく、コンピュータソフトウェア分野の技術を有する当業者にとって公知のものであり使用可能なものであってもよい。コンピュータ読み出し可能記録媒体の例には、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク及び磁気テープのような磁気媒体(magnetic media)、CD−ROM、DVDのような光記録媒体(optical media)、フロプティカルディスク(floptical disk)のような磁気−光媒体(magneto−optical media)、及びROM、RAM、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令を格納して遂行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれる。プログラム命令の例には、コンパイラによって作られるような機械語コードだけでなく、インタープリタなどを用いてコンピュータによって実行できる高級言語コードが含まれる。前記したハードウェア装置は、本発明の動作を行うために1つ以上のソフトウェアモジュールとして作動するように構成されてもよく、その逆も同様である。
以上のように本発明を限定された実施形態と図面によって説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明が属する分野における通常の知識を有する者であれば、このような記載から多様な修正及び変形が可能である。
したがって、本発明の範囲は、説明された実施形態に限定されて定められるものではなく、特許請求の範囲及び特許請求の範囲と均等なものなどによって定められるものである。
910 受信部
930 実行部
931 ノイズ除去手段
935 実行手段
950 推定部
951 推定手段
955 算出手段
970 取得部
990 制御部

Claims (25)

  1. 非均一モーションブラーが含まれたブラー映像及びブラーが含まれていないノイズ映像を含むマルチフレームを受信するステップと、
    露出時間の差を補正するためのヒストグラムマッチング方法を用いて、前記ブラー映像と前記ノイズ映像に対する映像明度整合を行うステップと、
    前記映像明度整合を行うことによって生成されたブラー映像に対する非均一モーションブラー情報を推定するステップと、
    前記推定された非均一モーションブラー情報に基づいて、前記マルチフレームから前記非均一モーションブラーが除去されたレイタント映像を取得するステップと、
    を含むことを特徴とする非均一モーションブラーを除去する方法。
  2. 前記ブラー映像と前記ノイズ映像に対する映像明度整合を行うステップは、
    前記ノイズ映像からノイズを除去するステップと、
    前記ブラー映像及び前記ノイズが除去されたノイズ映像に対する映像明度整合を行うステップと、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の非均一モーションブラーを除去する方法。
  3. 前記非均一モーションブラー情報を推定するステップ及び前記レイタント映像を取得するステップを反復的に行うステップをさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の非均一モーションブラーを除去する方法。
  4. 前記推定を反復的に行うステップは、前記映像明度整合を行うことによって生成されたブラー映像の解像度を変化させながら前記非均一モーションブラー情報を推定するステップ、及び前記レイタント映像を取得するステップを反復的に行うことを特徴とする請求項3に記載の非均一モーションブラーを除去する方法。
  5. 最初の反復で、前記ノイズの除去されたノイズ映像に対して前記非均一モーションブラー情報を推定するステップをさらに含むことを特徴とする請求項3に記載の非均一モーションブラーを除去する方法。
  6. 2番目以後の反復それぞれで、前の反復で取得されたレイタント映像を用いて前記非均一モーションブラー情報を更新するステップをさらに含むことを特徴とする請求項3に記載の非均一モーションブラーを除去する方法。
  7. 前記レイタント映像を取得するステップは、前記推定の反復的な実行によって取得した最終的な非均一モーションブラー情報、前記非均一モーションブラーが含まれたブラー映像及び前記ノイズが除去されたノイズ映像に対してRLデコンボリューション方法を行うことによって、前記マルチフレームから復元される最終レイタント映像を取得するステップを含むことを特徴とする請求項3に記載の非均一モーションブラーを除去する方法。
  8. 前記非均一モーションブラー情報を推定するステップは、
    前記映像明度整合を行ったブラー映像に対するホモグラフィを推定するステップと、
    前記推定されたホモグラフィを用いて前記ホモグラフィに対する加重値を算出するステップと、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の非均一モーションブラーを除去する方法。
  9. 前記ホモグラフィを推定するステップ及び前記加重値を算出するステップは、予め決定した回数だけ反復的に行われることを特徴とする請求項8に記載の非均一モーションブラーを除去する方法。
  10. 前記レイタント映像を取得するステップは、前記RLデコンボリューション方法に基づいた残余ブラー映像及び残余レイタント映像を用いて前記非均一モーションブラーを除去するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の非均一モーションブラーを除去する方法。
  11. 請求項1〜請求項10のいずれか1項の方法を行うためのプログラムが記録されているコンピュータで読み出し可能な記録媒体。
  12. 前記レイタントイメージは前記ブラーイメージよりも少ないモーションブラーを有し、前記レイタントイメージは前記ノイズイメージよりも少ないノイズを有することを特徴とする請求項1に記載の非均一モーションブラーを除去する方法。
  13. 非均一モーションブラーが含まれたブラー映像及びブラーが含まれていないノイズ映像を含むマルチフレームを受信する受信部と、
    露出時間の差を補正するためのヒストグラムマッチング方法を用いて、前記ブラー映像と前記ノイズ映像に対する映像明度整合を行う実行部と、
    前記映像明度整合を行うことによって生成されたブラー映像に対する非均一モーションブラー情報を推定する推定部と、
    前記推定された非均一モーションブラー情報に基づいて、前記マルチフレームから前記非均一モーションブラーが除去されたレイタント映像を取得する取得部と、
    を備えることを特徴とする非均一モーションブラーを除去する装置。
  14. 前記実行部は、
    前記ノイズ映像からノイズを除去するノイズ除去手段と、
    前記ブラー映像及び前記ノイズが除去されたノイズ映像に対する映像明度整合を行う実行手段と、
    を備えることを特徴とする請求項13に記載の非均一モーションブラーを除去する装置。
  15. 前記非均一モーションブラー情報の推定及び前記レイタント映像の取得を反復的に行うようにする制御部を備えることを特徴とする請求項14に記載の非均一モーションブラーを除去する装置。
  16. 前記制御部は、前記映像明度整合を行うことによって生成されたブラー映像の解像度を変化させながら前記非均一モーションブラー情報の推定及び前記レイタント映像の取得を反復的に行うことを特徴とする請求項15に記載の非均一モーションブラーを除去する装置。
  17. 前記制御部は、最初の反復で、前記ノイズの除去されたノイズ映像に対して前記非均一モーションブラー情報を推定することを特徴とする請求項15に記載の非均一モーションブラーを除去する装置。
  18. 前記制御部は、2番目以後の反復それぞれで、前の反復で取得されたレイタント映像を用いて前記非均一モーションブラー情報を更新することを特徴とする請求項15に記載の非均一モーションブラーを除去する装置。
  19. 前記取得部は、前記反復的な実行によって取得した最終的な非均一モーションブラー情報、前記非均一モーションブラーの含まれたブラー映像及び前記ノイズの除去されたノイズ映像に対してRLデコンボリューション方法を行うことによって前記マルチフレームから復元される最終レイタント映像を取得することを特徴とする請求項15に記載の非均一モーションブラーを除去する装置。
  20. 前記推定部は、
    前記映像明度整合を行ったブラー映像に対するホモグラフィを推定する推定手段と、
    前記推定されたホモグラフィを用いて前記ホモグラフィに対する加重値を算出する算出手段と、
    を含むことを特徴とする請求項13に記載の非均一モーションブラーを除去する装置。
  21. 前記推定手段による前記ホモグラフィの推定及び前記算出手段による前記加重値の算出は、予め決定した回数だけ反復的に行われることを特徴とする請求項20に記載の非均一モーションブラーを除去する装置。
  22. 前記レイタントイメージは前記ブラーイメージよりも少ないモーションブラーを有し、前記レイタントイメージは前記ノイズイメージよりも少ないノイズを有することを特徴とする請求項13に記載の非均一モーションブラーを除去する装置。
  23. 非均一モーションブラー及びノイズイメージの含まれたブラーイメージを含むマルチフレームを受信するステップと、
    前記ブラーイメージ及び前記ノイズイメージの態様(aspects)を結合して前記ブラーイメージよりも少ないモーションブラーを含むレイタント映像を取得するステップと、
    を含むことを特徴とする非均一モーションブラーを除去する方法。
  24. 前記ブラーイメージは相対的に長い露出時間を用いて取得され、前記ノイズイメージは相対的に短い露出時間を用いて取得されることを特徴とする請求項23に記載の非均一モーションブラーを除去する方法。
  25. 前記レイタントイメージは、前記ノイズイメージよりも少ないノイズを有することを特徴とする請求項24に記載の非均一モーションブラーを除去する方法。
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