JP2013186971A - 成膜装置、成膜方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
真空槽11と、真空槽11内を真空排気する真空排気部12と、真空槽11内にガスを導入するガス導入部141〜144と、ガス導入部141〜144のガスの導入量を増加させ、真空槽11内の圧力を10-2Pa以上にできる制御部15と、真空槽11内に配置された成膜対象物50の表面に、無機膜を10-2Pa以上の圧力で形成する無機膜形成部20a12、20a34と、有機膜を形成する有機膜形成部30とを有し、有機膜形成部30は、真空槽11内に配置され、液状の有機膜材料35が収容される材料容器31と、材料容器31内の有機膜材料35を成膜対象物50の表面に塗布する材料塗布部32と、成膜対象物50の表面に塗布された有機膜材料を硬化させる材料硬化部36とを有している。
【選択図】図1
Description
バリア膜には、無機膜と有機膜とが交互に積層された積層膜からなる構成が知られている(例えば、下記特許文献1の段落0172参照)。
そこで、真空蒸着法により、真空雰囲気中で有機膜材料を加熱して蒸発させ、蒸気を成膜対象物の表面に到達させて有機膜を形成する方法が考案された。
本発明は成膜装置であって、前記無機膜形成部はCVD装置であり、前記ガスは前記無機膜の原料ガスである成膜装置である。
本発明は成膜装置であって、前記無機膜形成部はスパッタ装置であり、前記ガスはスパッタガスである成膜装置である。
本発明は成膜装置であって、前記材料塗布部は、互いに平行に配置され、外周側面が互いに接触された複数の材料伝送ローラと、各前記材料伝送ローラをそれぞれの中心軸線を中心に回転させ、隣り合う二つの前記材料伝送ローラを互いに逆方向に回転させる回転装置と、を有し、一の前記材料伝送ローラの外周側面は、前記材料容器内の前記有機膜材料に浸漬され、他の一の前記材料伝送ローラの外周側面は、前記成膜対象物の表面に接触され、前記回転装置により各前記材料伝送ローラをそれぞれ回転させると、前記材料容器内の前記有機膜材料は各前記材料伝送ローラの外周側面を伝って前記成膜対象物の表面に塗布される成膜装置である。
本発明は成膜装置であって、前記材料硬化部は、前記成膜対象物の表面に電子線又は紫外線のいずれか一方を照射する照射装置であり、前記有機膜材料は光硬化性樹脂である成膜装置である。
本発明は成膜装置であって、前記材料硬化部は、前記成膜対象物の表面を加熱する加熱装置であり、前記有機膜材料は熱硬化性樹脂である成膜装置である。
本発明は成膜装置であって、前記有機膜材料はシリコーン樹脂である成膜装置である。
本発明は成膜装置であって、前記有機膜材料はアクリル樹脂である成膜装置である。
本発明は成膜装置であって、前記成膜対象物は帯状のフレキシブル基板である成膜装置である。
本発明は成膜装置であって、前記成膜対象物を巻き取る巻き取り装置を備える成膜装置である。
本発明は成膜装置であって、前記無機膜形成部と前記有機膜形成部とは、前記成膜対象物の長手方向に沿って交互に並んで設けられた成膜装置である。
本発明は、真空排気された真空槽内にガスを導入して、前記真空槽内の圧力を10-2Pa以上に維持しながら、前記真空槽内に配置された成膜対象物の表面に、無機膜を形成する無機膜形成工程と、前記真空槽内に配置された成膜対象物の表面に、液状の有機膜材料を塗布する材料塗布工程と、塗布した前記有機膜材料を硬化させて有機膜を形成する材料硬化工程と、を有する成膜方法である。
本発明は成膜方法であって、前記ガスは前記無機膜の原料ガスであり、前記無機膜形成工程では、CVD法により前記無機膜を形成する成膜方法である。
本発明は成膜方法であって、前記ガスはスパッタガスであり、前記無機膜形成工程では、スパッタ法により前記無機膜を形成する成膜方法である。
本発明は成膜方法であって、前記材料塗布工程では、外周側面に前記有機膜材料が付着した材料伝送ローラを前記成膜対象物の表面に接触させ、接触状態を維持しながら前記材料伝送ローラを回転させて前記有機膜材料を塗布する成膜方法である。
本発明は成膜方法であって、前記有機膜材料は光硬化性樹脂であり、前記材料硬化工程では、前記成膜対象物の表面に電子線又は紫外線を照射する成膜方法である。
本発明は成膜方法であって、前記有機膜材料は熱硬化性樹脂であり、前記有機膜材料を硬化させるときには、前記成膜対象物の表面を加熱する成膜方法である。
本発明は成膜方法であって、前記有機膜材料はシリコーン樹脂である成膜方法である。
本発明は成膜方法であって、前記有機膜材料はアクリル樹脂である成膜方法である。
本発明は成膜方法であって、前記成膜対象物は帯状のフレキシブル基板である成膜方法である。
本発明は成膜方法であって、前記成膜対象物を巻き取りながら、前記無機膜形成工程と前記材料塗布工程と前記材料硬化工程とを行う成膜方法である。
本発明は成膜方法であって、前記無機膜形成工程と前記材料塗布工程と前記材料硬化工程とをこの順に繰り返し行う成膜方法である。
無機膜と有機膜とを同一の真空雰囲気中で形成するので、無機膜と有機膜とを連続して形成することができ、積層膜の生産時間を短縮できる。
本発明の第一例の成膜装置の構造を説明する。
図1は第一例の成膜装置10aの内部構成図である。
真空排気部12は、真空槽11に接続されている。真空排気部12を動作させると、真空槽11内は真空排気される。
各ローラ61、62、651〜6510は、中心軸線を互いに平行に向けられており、外部から回転力を受けると、回転力に応じてそれぞれ自身の中心軸線を中心に回転する。
成膜対象物50は長手方向の一端を中心にロール状に巻かれた状態で第一の副真空槽601内に配置され、ロールの中心には巻き出しローラ61が挿入される。
第一、第二の無機膜形成部20a12、20a34は、ガス導入部141〜144に接続された放出容器211〜214と、放出容器211〜214に電圧を印加するCVD用電源241〜244とを有している。
各放出容器211〜214は細長形状であり、長手方向に沿って複数の放出口が設けられた放出面を備えている。
ガス導入部141〜144から放出容器211〜214内に原料ガスが導入されると、導入された原料ガスは放出面に設けられた放出口から真空槽11内に放出される。
以下では3個の材料伝送ローラ321〜323を第一〜第三の材料伝送ローラと呼ぶと、第一〜第三の材料伝送ローラ321〜323は、下方から上方に向かってこの順に並んで配置され、第三の材料伝送ローラ323の一部は第五、第六の補助ローラ655、656の間に挿入され、外周側面の一部は第五、第六の補助ローラ655、656の間で張られた成膜対象物50の表面に押しつけられて密着されている。
回転装置34はここではモーターであり、第一〜第三の材料伝送ローラ321〜323に接続されている。
材料硬化部36から電子線又は紫外線を放射させると、放射された電子線又は紫外線は成膜対象物50の表面の液状膜に入射し、液状膜を硬化させ、固体状の有機膜が形成される。
上述の成膜装置10aを用いた成膜方法を説明する。
有機膜材料35はここでは光硬化性樹脂であり、例えばトリシクロデカンジメタノールジアクリレートである。
有機膜材料35は、真空雰囲気中で蒸発しないものが好ましく、例えば粘度が350Pa・s以下のものである。
ガス導入部141〜144から無機膜形成部20a12、20a34の放出容器211〜214内に無機膜材料の原料ガスを導入し、放出容器211〜214の放出口から真空槽11内に放出させる。以後、ガスの導入を継続する。
原料ガスは例えばSiH4ガスと、NH3ガス又はN2Oガスとの混合ガスである。キャリアガスとして例えばArガス、H2ガス又はN2ガスを添加してもよい。
放出容器211〜214に電圧を印加して、放出容器211〜214と第三、第八の補助ローラ653、658との間でプラズマを生成し、原料ガスを化学反応させる。第三、第八の補助ローラ653、658に掛け渡された成膜対象物50の表面には反応生成物から成る無機膜が形成される。無機膜は好ましくは金属酸化膜又は金属窒化膜であり、例えばSiOx、SiOxNy、SiNyの薄膜である。
巻き取りローラ62を回転させ、成膜対象物50を巻き出しローラ61から巻き取りローラ62に向かって搬送させる。
このようにして下地層51の表面には、第一の無機膜521と第一の有機膜531と第二の無機膜522とが順に積層された積層膜から成るバリア膜が形成される。
材料塗布工程の前に無機膜形成工程を行うことにより、特に下地層51がプラスチック基板の場合には、下地層51からのガス放出が抑えられる。
無機膜形成工程ではCVD法より無機膜を形成することにより、形成された無機膜の緻密性が高くなり、ガスや水分に対するバリア性が向上する。
材料塗布工程と材料硬化工程とを順に行って有機膜を形成することにより、有機膜の応力が緩和される。
本発明の第二例の成膜装置の構造を説明する。
第二例の成膜装置10bの構造のうち、第一例の成膜装置10aの構造と同じ部分には同じ符号を付して説明を省略する。
ガス導入部141〜144は真空槽11に接続され、真空槽11内にスパッタガスを導入するように構成されている。
制御部15はガス導入部141〜144に接続され、ガス導入部141〜144のガスの導入量を増加させ、真空槽11内を10-2Pa以上の圧力に維持するように構成されている。
材料硬化部36が加熱装置の場合には、有機膜材料35には熱硬化性樹脂を使用する。
材料硬化部36から赤外線を放射させると、放射された赤外線は成膜対象物50の表面の液状膜に入射し、液状膜は熱により硬化され、固体状の有機膜が形成される。
11……真空槽
12……真空排気部
141〜144……ガス導入部
15……制御部
20a12、20a34、20b12、20b34……無機膜形成部
30……有機膜形成部
31……材料容器
32……材料塗布部
321〜323……材料伝送ローラ
35……有機膜材料
36……材料硬化部
50……成膜対象物
66……巻き取り装置
Claims (22)
- 真空槽と、
前記真空槽内を真空排気する真空排気部と、
前記真空槽内にガスを導入するガス導入部と、
前記ガス導入部の前記ガスの導入量を増加させ、前記真空槽内の圧力を10-2Pa以上にできる制御部と、
前記真空槽内に配置された成膜対象物の表面に、無機膜を10-2Pa以上の圧力で形成する無機膜形成部と、有機膜を形成する有機膜形成部と、
を有し、
前記有機膜形成部は、
前記真空槽内に配置され、液状の有機膜材料が収容される材料容器と、
前記材料容器内の前記有機膜材料を前記成膜対象物の表面に塗布する材料塗布部と、
前記成膜対象物の表面に塗布された前記有機膜材料を硬化させる材料硬化部と、
を有する成膜装置。 - 前記無機膜形成部はCVD装置であり、
前記ガスは前記無機膜の原料ガスである請求項1記載の成膜装置。 - 前記無機膜形成部はスパッタ装置であり、
前記ガスはスパッタガスである請求項1記載の成膜装置。 - 前記材料塗布部は、
互いに平行に配置され、外周側面が互いに接触された複数の材料伝送ローラと、
各前記材料伝送ローラをそれぞれの中心軸線を中心に回転させ、隣り合う二つの前記材料伝送ローラを互いに逆方向に回転させる回転装置と、
を有し、
一の前記材料伝送ローラの外周側面は、前記材料容器内の前記有機膜材料に浸漬され、他の一の前記材料伝送ローラの外周側面は、前記成膜対象物の表面に接触され、前記回転装置により各前記材料伝送ローラをそれぞれ回転させると、前記材料容器内の前記有機膜材料は各前記材料伝送ローラの外周側面を伝って前記成膜対象物の表面に塗布される請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の成膜装置。 - 前記材料硬化部は、前記成膜対象物の表面に電子線又は紫外線のいずれか一方を照射する照射装置であり、
前記有機膜材料は光硬化性樹脂である請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の成膜装置。 - 前記材料硬化部は、前記成膜対象物の表面を加熱する加熱装置であり、
前記有機膜材料は熱硬化性樹脂である請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の成膜装置。 - 前記有機膜材料はシリコーン樹脂である請求項1乃至請求項6のいずれか1項記載の成膜装置。
- 前記有機膜材料はアクリル樹脂である請求項1乃至請求項6のいずれか1項記載の成膜装置。
- 前記成膜対象物は帯状のフレキシブル基板である請求項1乃至請求項8のいずれか1項記載の成膜装置。
- 前記成膜対象物を巻き取る巻き取り装置を備える請求項9記載の成膜装置。
- 前記無機膜形成部と前記有機膜形成部とは、前記成膜対象物の長手方向に沿って交互に並んで設けられた請求項9又は請求項10のいずれか1項記載の成膜装置。
- 真空排気された真空槽内にガスを導入して、前記真空槽内の圧力を10-2Pa以上に維持しながら、前記真空槽内に配置された成膜対象物の表面に、無機膜を形成する無機膜形成工程と、
前記真空槽内に配置された成膜対象物の表面に、液状の有機膜材料を塗布する材料塗布工程と、
塗布した前記有機膜材料を硬化させて有機膜を形成する材料硬化工程と、
を有する成膜方法。 - 前記ガスは前記無機膜の原料ガスであり、
前記無機膜形成工程では、CVD法により前記無機膜を形成する請求項12記載の成膜方法。 - 前記ガスはスパッタガスであり、
前記無機膜形成工程では、スパッタ法により前記無機膜を形成する請求項12記載の成膜方法。 - 前記材料塗布工程では、外周側面に前記有機膜材料が付着した材料伝送ローラを前記成膜対象物の表面に接触させ、接触状態を維持しながら前記材料伝送ローラを回転させて前記有機膜材料を塗布する請求項12乃至請求項14のいずれか1項記載の成膜方法。
- 前記有機膜材料は光硬化性樹脂であり、
前記材料硬化工程では、前記成膜対象物の表面に電子線又は紫外線を照射する請求項12乃至請求項15のいずれか1項記載の成膜方法。 - 前記有機膜材料は熱硬化性樹脂であり、
前記有機膜材料を硬化させるときには、前記成膜対象物の表面を加熱する請求項12乃至請求項15のいずれか1項記載の成膜方法。 - 前記有機膜材料はシリコーン樹脂である請求項12乃至請求項17のいずれか1項記載の成膜方法。
- 前記有機膜材料はアクリル樹脂である請求項12乃至請求項17のいずれか1項記載の成膜方法。
- 前記成膜対象物は帯状のフレキシブル基板である請求項12乃至請求項19のいずれか1項記載の成膜方法。
- 前記成膜対象物を巻き取りながら、前記無機膜形成工程と前記材料塗布工程と前記材料硬化工程とを行う請求項20記載の成膜方法。
- 前記無機膜形成工程と前記材料塗布工程と前記材料硬化工程とをこの順に繰り返し行う請求項12乃至請求項20のいずれか1項記載の成膜方法。
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