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JP2013031606A - ファイバースコープ - Google Patents

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JP2013031606A JP2011170018A JP2011170018A JP2013031606A JP 2013031606 A JP2013031606 A JP 2013031606A JP 2011170018 A JP2011170018 A JP 2011170018A JP 2011170018 A JP2011170018 A JP 2011170018A JP 2013031606 A JP2013031606 A JP 2013031606A
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千尋 田中
Takeshi Fujimoto
剛 藤本
Shisei Kanetani
志生 金谷
Mitsuru Nakajima
充 中嶋
Tetsuya Ogata
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Abstract

【課題】不具合を生じていない部品を再利用することで交換部品を少なくして、交換時に掛かるコストを軽減する。
【解決手段】一方の端部にレンズ5が装着されたファイバー4と、ファイバー4の他方の端部に装着され、ファイバー4の外周を覆うスリーブ9と、レンズ5から取り込まれファイバー4を通過した光学像を光電変換する画像変換部と、ファイバー4が貫通する貫通孔7aが形成され、貫通孔7aにファイバー4が貫通した状態で、画像変換部の所定位置にスリーブ9を着脱可能に接続する接続部品7と、スリーブ9と接続部品7との間に設けられ、スリーブ9を所定位置に装着する際にスリーブ9を画像変換部の方向に付勢する弾性体8と、を備え、貫通孔7aの径Rは、レンズ5の外径rより大きく、弾性体8の外径Rより小さいことを特徴とする。
【選択図】図7

Description

本発明は、物体の細部や内部を撮影するファイバースコープに関する。
従来から、医療分野や産業分野において物体の細部や内部を撮影する場合に、ファイバースコープ(内視鏡)が利用されている。ファイバースコープは、一般的にファイバー(光ファイバー)と画像変換部(光電変換部)とにより構成されている。ファイバーは先端(一方の端部)に撮像するためのレンズが装着されている。そして、ファイバーの他方の端部には画像変換部へ接続するための接続部品が装着されており、画像変換部とファイバーとは着脱可能な構成となっている。このようなファイバースコープは、レンズにより取り込まれた画像がファイバーを通って画像変換部に送られ、画像変換部で電気信号に変換された後、画像としてモニタなどに表示される。
例えば、カメラ付き携帯電話などの携帯端末に容易に取り付けられ、狭い場所などの画像を得ることができる携帯端末用スコープユニットが開示されている(特許文献1参照)。携帯端末用スコープユニットは、被写体の光学像を得る撮像レンズ、光学像を携帯電話のカメラレンズへ伝送するイメージガイド、撮像レンズ近傍に一端が配置されたライトガイド、該ライドガイドの終端側へ光を導入する照明装置等を備えている。そして、イメージガイドの終端側を携帯電話に着脱可能に装着する装着手段(接続部品)としての吸盤が設けられており、吸盤の吸着面を携帯電話のカメラレンズの周囲に吸着させることで、スコープユニットを携帯電話に対して着脱可能に装着している。
ファイバースコープは、ファイバー自体が細く、先端に装着されたレンズも極めて小さいため、傷や割れ等の損傷が生じやすい。従って、交換時には画像変換部へ接続するため接続部品も含めての交換、すなわちファイバーおよび接続部品をまるごと交換するのが一般的である。特許文献1の携帯端末用スコープユニットでは、上述のように、装着手段である吸盤によって携帯電話に着脱可能な構成となっているが、イメージガイドの交換時には、イメージガイドと吸盤等の装着手段の両方を一体で交換しなければならない。
しかしながら、ファイバースコープの交換時に、ファイバー(レンズを含む)および接続部品をまるごと交換するとなると、不具合を生じてない部品があっても、ファイバーおよび接続部品を構成する全ての部品を新しい部品に交換することになり、交換時のコストが高くなってしまうという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、不具合を生じていない部品を再利用することで交換部品を少なくして、交換時に掛かるコストを軽減するファイバースコープを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明のファイバースコープは、一方の端部にレンズが装着された光伝送媒体と、前記光伝送媒体の他方の端部に装着され、前記光伝送媒体の外周を覆う被覆部材と、前記レンズから取り込まれ前記光伝送媒体を通過した光学像を光電変換する画像変換部と、前記光伝送媒体が貫通する第1貫通孔が形成され、前記第1貫通孔に前記光伝送媒体が貫通した状態で、前記画像変換部の所定位置に前記被覆部材を着脱可能に接続する接続部材と、前記被覆部材と前記接続部材との間に設けられ、前記被覆部材を前記所定位置に接続する際に前記被覆部材を前記画像変換部の方向に付勢する弾性部材と、を備え、前記第1貫通孔の径は、前記レンズの外径より大きく、前記弾性部材の外径より小さいことを特徴とする。
本発明によれば、不具合を生じていない部品を再利用することで交換部品を少なくして、交換時に掛かるコストを軽減するという効果を奏する。
図1は、実施の形態1にかかるファイバースコープの全体構成図である。 図2は、実施の形態1にかかるファイバースコープの画像変換部の内部構成を示す断面図である。 図3−1は、本実施の形態で使用されるファイバーの断面図である。 図3−2は、本実施の形態で使用されるファイバーの断面図である。 図4は、画像変換部から取り外した場合のファイバー部分を示す図である。 図5は、画像変換部へファイバー部分を接続する場合の説明図である。 図6は、スリーブとミラーコーンの拡大図である。 図7は、画像変換部から取り外した場合のファイバー部分を示す図である。 図8は、ファイバーから接続部品を取り外す際の説明図である。 図9は、画像変換部から取り外した場合のファイバー部分を示す図である。 図10は、ファイバーから接続部品および弾性体を取り外した場合の説明図である。 図11−1は、本実施の形態の接続部品の側面図である。 図11−2は、本実施の形態の接続部品の斜視図である。 図12は、ファイバーから接続部品を取り外す際の説明図である。 図13は、ファイバーから接続部品を取り外す際の説明図である。 図14は、ファイバーから接続部品およびバネを取り外した場合の説明図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるファイバースコープの最良な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1にかかるファイバースコープの全体構成図である。図2は、実施の形態1にかかるファイバースコープの画像変換部の内部構成を示す断面図である。図1および図2に示すように、ファイバースコープは、モニタ1と、画像出力ハーネス2と、画像変換部3と、ファイバー4と、レンズ5と、接続部6(接続部品7および弾性体8)と、スリーブ9(図4参照)とから主に構成されている。
ファイバースコープは、部品の交換時や収納時の利便性から、接続部6によってファイバー部分(レンズ5、ファイバー4およびスリーブ9)が画像変換部3に対して着脱可能に接続されており、長期間の使用による消耗や傷、損傷が起こりやすいファイバー部分が交換可能となっている。
レンズ5は、ファイバー4の一方の端部(先端)に装着され、物体の細部や内部などを撮影するものであり、光を屈折させて拡散または収束させる光学素子である。
ファイバー4は、通信に使用されるケーブルの一種で、データを光信号に変換して伝送するケーブルのことである。ファイバースコープは、医療現場で体内を撮影する場合に使用したり、工場で装置内の非常に狭い部分を撮影する場合などに使用するため、ファイバーは極めて細いものが求められる。本実施の形態では、一例として直径2mmのファイバーを使用している。
図3−1、図3−2は、本実施の形態で使用されるファイバーの断面図である。図3−1は、光の進行方向に対して垂直な断面図であり、図3−2は、ファイバー4の中心付近を含む光の進行方向と平行な断面図である。
図3−1、図3−2に示すように、ファイバー4は、中心付近に設けられた複数のファイバー4aと、ファイバー4aの外側に設けられた複数のファイバー4bとから構成されている。ファイバー4aとファイバー4bとは、ファイバー自体としては同様の材質である。ファイバー4bには、LED(Light Emitting Diode)37(図6参照)などの光源から発射された照明光が通る。ファイバー4aには、レンズ5から取り込まれた画像(光学像)が通る。
画像変換部3は、レンズ5から取り込まれファイバー4を通過した画像(光学像)を光電変換するものである。画像変換部3は、基板31と、撮像素子32と、レンズ群33と、ミラーコーン34とから主に構成されており、それらが一つのBOX内に収容された構成となっている。
ミラーコーン34は、ファイバー4側が円錐形状に形成されており、レンズ5で取り込みファイバー4を通過してきた画像(光学像)を鏡面となっている円錐形状の内壁で反射させ、レンズ群33に入射させるものである。レンズ群33は、ミラーコーン34から入射されたレンズ5で取り込んだ画像を結像するものである。撮像素子32は、レンズ群33で結像された画像(光学像)を光電変換(電気信号に変換)するものであり、例えば、CCD(Charge Coupled Device Image Sensor)などである。基板31は、撮像素子32が固定されるものである。そして、画像変換部3は、各構成が収容されたBOXにACアダプタを接続するための穴が形成されており、ACアダプタ(不図示)を介して外部から電源が供給されている。
画像出力ハーネス2は、画像変換部3から送出された電気信号をモニタ1に伝達する配線である。モニタ1は、画像変換部3から送出された電気信号を受信して、該電気信号に基づいて画像を表示するものである。
ここで、ファイバースコープで撮影した物体の画像がモニタ1から出力されるまでの流れを説明する。まず、ファイバー4の先端に装着されたレンズ5から取り込まれた画像が、ファイバー4の内部を全反射して進み、画像変換部3へ送られる。画像変換部3では、ファイバー4から送られてきた画像がミラーコーン34の枠内を通り、レンズ群33で結像される。結像された画像は撮像素子32により光電変換され、基板31や画像出力ハーネス2を伝ってモニタ1の画面へ画像となって出力される。
接続部6は、ファイバー部分(ファイバー4、レンズ5、およびスリーブ9)と画像変換部3とを着脱可能に接続するものであり、接続部品7と弾性体8とから構成されている。
図4は、画像変換部から取り外した場合のファイバー部分を示す図である。図4に示すように、接続部品7と弾性体8には、ファイバー4が貫通している。そして、ファイバー4の一方の端部(先端)にはレンズ5が装着され、レンズ5が装着された端部と反対の端部(後端)にはスリーブ9が装着されている。図4では、ファイバー4を画像変換部3に締結する方向である矢印A方向(ファイバー4を画像変換部3へ差し込む方向)をX軸、X軸と垂直で紙面上側へ向かう方向をY軸、X軸と垂直で紙面裏側から表側へ向かう方向をZ軸とする。なお、接続部品7と弾性体8は、全体形状が把握しやすいようにファイバー4に対して斜めに記載された斜視図となっている。
接続部品7は、画像変換部3の所定位置にスリーブ9を着脱可能に接続するものであり、円柱形状に形成され、スリーブ9の装着側が開口されている。また、接続部品7は、YZ平面の中心付近に、X方向の貫通孔7aが形成されており、貫通孔7aにファイバー4が貫通している。貫通孔7aの径は、レンズ5の外径より大きく、弾性体8の外径より小さく形成されている。詳細は後述する(図7参照)。
弾性体8は、円柱形状に形状された弾性部材であって、スリーブ9と接続部品7との間に設けられている。弾性体8は、接続部品7がスリーブ9を画像変換部3の所定位置に装着する際に、スリーブ9を付勢する。また弾性体8にも、YZ平面の中心付近に、X方向の貫通孔8aが形成されており、貫通孔8aにファイバー4が貫通している。貫通孔8aの径は、レンズ5の外径より大きく、スリーブ9の外径よりも小さく形成されている。詳細は後述する(図9参照)。
スリーブ9は、筒状に形成され、ファイバー4のレンズ5が装着された端部と反対の端部(後端)近傍に装着され、ファイバー4の周りをファイバー4の外周に沿って覆う(被覆する)ものである。本実施の形態では、一例として、厚み約1mm、長さ約2cm程度のスリーブ9がファイバー4を覆っていて、スリーブ9の端部は円錐形状に形成され、中心付近(頂点付近)から鉛筆の芯のようにファイバー4の後端が突き出した状態となっている。ここでは、スリーブ9は鉛筆のような形状で構成されているが、これに限定されることはなく、ファイバー4を覆い、かつファイバー4の後端が突き出せる形状であればよい。
図5は、画像変換部へファイバー部分を接続する場合の説明図である。図5に示すように、画像変換部3の各構成は上述したようにBOX内に収容されている。そのBOXの外壁から内部に向けて、ファイバー4に装着されたスリーブ9を差し込むための孔部35が形成されている。そして、BOXの外壁には、孔部35と同軸のアダプタ36が取り付けられている。このアダプタ36の外周には雄ねじが形成されており、接続部品7の開口された部分の内壁にはアダプタ36と締結できるように雌ねじが形成されている。
ファイバー部分を画像変換部3に接続する場合、画像変換部3の孔部35へファイバー4に装着されたスリーブ9を矢印A方向に差し込み、接続部品7をアダプタ36へ締結することで、弾性体8を介してスリーブ9(およびスリーブ9に覆われたファイバー4)を画像変換部3の内部の所定位置に付勢する構造となっている。ここで、所定位置とは、ファイバー4に装着されたスリーブ9から突き出したファイバー4の後端が、ミラーコーン34の端部に当接して固定される位置を示している。
図6は、スリーブとミラーコーンの拡大図である。図6では、ファイバー部分が画像変換部3に接続されている状態である。ファイバー部分を接続部品7でBOXに締結する場合、接続部品7が弾性体8を押圧し、その押圧力によりスリーブ9がミラーコーン34に押し当てられて、確実に位置決めされる。図6に示すように、ファイバー4の後端4cがミラーコーン34の円錐形状部34aの端部に当接すると、画像変換部3の内部に設置されているLED37から発射された光がミラーコーン34の円錐形状部34aの外壁で反射してファイバー4bに入射し、ファイバー4の先端に装着されたレンズ5まで光を供給する。
次に、接続部品7および弾性体8に形成された貫通孔の詳細について説明する。図7は、画像変換部から取り外した場合のファイバー部分を示す図である。図8は、ファイバーから接続部品を取り外す際の説明図である。図7では、接続部品7のファイバー4が通る貫通孔7aの径をR、ファイバー4の先端に装着されたレンズ5の外径をr、弾性体8の外径をRとしている。このとき、r<R<Rの関係が成り立っている状態である。
このように、接続部品7の貫通孔7aの径Rがレンズ5の外径rより大きいため(r<R)、図8に示すように、接続部品7を矢印B方向へ抜いてファイバー4から取り外すことができる。従って、ファイバー4から取り外した接続部品7は損傷などの不具合がない場合には再利用が可能となる。つまり、ファイバー部分の交換の際、接続部品7は交換せずに、ファイバー4、レンズ5、スリーブ9、および弾性体8のみの交換が可能になり、交換時に掛かるコストを軽減することができる。
一方、接続部品7の貫通孔7aの径Rが弾性体8の外径Rより小さいため(R<R)、接続部品7は、スリーブ9が装着されたファイバー4の後端側(矢印B方向と反対方向)へは抜くことができない。従って、ファイバー4を画像変換部3に接続する場合には、接続部品7は確実に弾性体8と接触することになり、スリーブ9を画像変換部3のBOX内の所定位置に確実に押し付けることができる。
図9は、画像変換部から取り外した場合のファイバー部分を示す図である。図10は、ファイバーから接続部品および弾性体を取り外した場合の説明図である。図9では、弾性体8のファイバー4が通る貫通孔8aの径をR、ファイバー4の先端に装着されたレンズ5の外径をr、ファイバー4の後端に装着されたスリーブ9の外径をrとしている。このとき、r<R<rの関係が成り立っている状態である。
このように、弾性体8の貫通孔8aの径Rがレンズ5の外径rより大きいため(r<R)、図10に示すように、弾性体8を矢印B方向へ抜いてファイバー4から取り外すことができる。従って、ファイバー4から取り外した接続部品7と弾性体8は損傷などの不具合がない場合には再利用が可能となる。つまり、ファイバー部分の交換の際、接続部品7と弾性体8は交換せずに、ファイバー4、レンズ5、およびスリーブ9のみの交換が可能となり、交換時に掛かるコストをより軽減することができる。
一方、弾性体8の貫通孔8aの径Rがスリーブ9の外径rより小さいため(R<r)、弾性体8は、スリーブ9が装着されたファイバー4の後端側(矢印B方向と反対方向)へは抜くことができない。従って、ファイバー4を画像変換部3に接続する場合には、弾性体8は確実にスリーブ9と接触することになり、スリーブ9を画像変換部3のBOX内の所定位置に確実に押し付けることができる。
このように、本実施の形態のファイバースコープは、レンズ5が装着されたファイバー4が貫通し、画像変換部3にファイバー部分を接続する接続部品7および弾性体8がファイバー4の先端側(レンズ5の装着側)から抜くことができる構成となっている。従って、画像変換部3からファイバー部分を取り外して交換する際に、接続部品7および弾性体8の片方もしくは両方に損傷などの不具合が生じていない場合は、ファイバー部分から取り外して再利用することができ、その結果、ファイバー部分を交換する際の交換部品を少なくして、交換時に掛かるコストを軽減することができる。
(実施の形態1の変形例)
実施の形態1のファイバースコープは、ファイバー部分と画像変換部3とを接続する際に弾性体8が使用されている。本変形例では、この弾性体8が金属で形成されている。このように、弾性体8が金属で形成されていると、ゴムなどの弾性体より耐摩耗性に優れているとともに、温度等の環境変化に強いため、経時劣化が緩やかで、長期間使用することが可能となる。
(実施の形態2)
実施の形態1のファイバースコープは、先端にレンズ5が装着され、後端にスリーブ9が装着されたファイバーを、接続部品7および弾性体8によって画像変換部3に接続する構成となっていた。本実施の形態のファイバースコープは、接続部品と弾性体とが一体となって形成された構成となっている。
ファイバースコープの全体構成は、実施の形態1と同様であるため説明を省略し(図1等参照)、異なる構成である接続部品について説明する。図11−1は、本実施の形態の接続部品の側面図である。図11−2は、本実施の形態の接続部品の斜視図である。
図11−1、図11−2に示すように。本実施の形態の接続部品10は、実施の形態1における接続部品7と弾性体8とが一体になっているものである。接続部品10は、画像変換部3の所定位置にスリーブ9を着脱可能に接続するものであり、スリーブ9を画像変換部3の所定位置に装着する際に、スリーブ9を付勢するものである。また、接続部品10は、YZ平面の中心付近に、X方向の貫通孔10aが形成されており、貫通孔10aにファイバー4が貫通する。貫通孔10aの径は、レンズ5の外径より大きく、スリーブ9の外径より小さく形成されている。
図12は、ファイバーから接続部品を取り外す際の説明図である。接続部品10の貫通孔10aの径がレンズ5の外径より大きいため、図12に示すように、接続部品10を矢印B方向へ抜いてファイバー4から取り外すことができる。従って、ファイバー4から取り外した接続部品10は損傷などの不具合がない場合には再利用が可能となる。つまり、ファイバー部分の交換の際、接続部品10は交換せずに、ファイバー4、レンズ5、およびスリーブ9のみの交換が可能になり、交換時に掛かるコストを軽減することができる。
一方、接続部品10の貫通孔10aの径がスリーブ9の外径より小さいため、接続部品10は、スリーブ9が装着されたファイバー4の後端側(矢印B方向と反対方向)へは抜くことができない。従って、ファイバー4を画像変換部3に接続する場合には、接続部品10は確実にスリーブ9と接触することになり、スリーブ9を画像変換部3のBOX内の所定位置に確実に押し付けることができる。
このように、本実施の形態のファイバースコープは、レンズ5が装着されたファイバー4が貫通し、画像変換部3にファイバー部分を接続する接続部品10がファイバー4の先端側(レンズ5の装着側)から抜くことができる構成となっている。従って、画像変換部3からファイバー部分を取り外して交換する際に、接続部品10に損傷などの不具合が生じていない場合は、ファイバー部分から取り外して再利用することができ、その結果、ファイバー部分を交換する際の交換部品を少なくして、交換時に掛かるコストを軽減することができる。
(実施の形態3)
実施の形態1のファイバースコープは、先端にレンズ5が装着され、後端にスリーブ9が装着されたファイバーを、接続部品7および弾性体8によって画像変換部3に接続する構成となっていた。本実施の形態のファイバースコープは、弾性体としてバネが使用されて構成されている。
ファイバースコープの全体構成は、実施の形態1と同様であるため説明を省略し(図1等参照)、異なる構成である弾性体について説明する。図13は、ファイバーから接続部品を取り外す際の説明図である。図14は、ファイバーから接続部品およびバネを取り外した場合の説明図である。
バネ80は、コイルバネ形状の弾性部材であって、スリーブ9と接続部品7との間に設けられており、スリーブ9を画像変換部3の所定位置に装着する際に、スリーブ9を付勢するものである。またバネ80は、コイル状に巻回されているため、YZ平面の中心付近に、X方向の孔部80aが形成されており、孔部80aにファイバー4が貫通している。孔部80aの径は、レンズ5の外径より大きく、スリーブ9の外径よりも小さく形成されている。ここでは、バネ80としてコイルバネを用いた構成となっているが、これに限定されることはなく、バネ80として板バネ、スプリングワッシャーなどを用いた構成としてもよい。
実施の形態1と同様に、接続部品7の貫通孔7aの径はレンズ5の外径より大きいため、図13に示すように、接続部品7を矢印B方向へ抜いてファイバー4から取り外すことができる。従って、ファイバー4から取り外した接続部品7は損傷などの不具合がない場合には再利用が可能となる。つまり、ファイバー部分の交換の際、接続部品7は交換せずに、ファイバー4、レンズ5、スリーブ9、およびバネ80のみの交換が可能になり、交換時に掛かるコストを軽減することができる。
また、実施の形態1と同様に、接続部品7の貫通孔7aの径はバネ80の外径より小さいため、スリーブ9が装着されたファイバー4の後端側(矢印B方向と反対方向)へは抜くことができない。従って、ファイバー4を画像変換部3に接続する場合には、接続部品7は確実にバネ80と接触することになり、スリーブ9を画像変換部3のBOX内の所定位置に確実に押し付けることができる。
また、バネ80の孔部80aの径がレンズ5の外径より大きいため、図14に示すように、バネ80を矢印B方向へ抜いてファイバー4から取り外すことができる。従って、ファイバー4から取り外した接続部品7とバネ80は損傷などの不具合がない場合には再利用が可能となる。つまり、ファイバー部分の交換の際、接続部品7とバネ80は交換せずに、ファイバー4、レンズ5、およびスリーブ9のみの交換が可能となり、交換時に掛かるコストをより軽減することができる。
また、バネ80の孔部80aの径がスリーブ9の外径より小さいため、バネ80は、スリーブ9が装着されたファイバー4の後端側(矢印B方向と反対方向)へは抜くことができない。従って、ファイバー4を画像変換部3に接続する場合には、バネ80は確実にスリーブ9と接触することになり、スリーブ9を画像変換部3のBOX内の所定位置に確実に押し付けることができる。
このように、弾性体としてバネを用いることで、機械部品として占める空間を小さくすることができ、ファイバースコープの小型軽量化が可能となる。また、弾性体としてバネ80を用いた場合、接続部品7やスリーブ9との接触面積を少なくできるので耐磨耗性に優れた構成にすることができる。
また、本実施の形態のファイバースコープは、レンズ5が装着されたファイバー4が貫通し、画像変換部3にファイバー部分を接続する接続部品7およびバネ80がファイバー4の先端側(レンズ5の装着側)から抜くことができる構成となっている。従って、画像変換部3からファイバー部分を取り外して交換する際に、接続部品7およびバネ80の片方もしくは両方に損傷などの不具合が生じていない場合は、ファイバー部分から取り外して再利用することができ、その結果、ファイバー部分を交換する際の交換部品を少なくして、交換時に掛かるコストを軽減することができる。
1 モニタ
2 画像出力ハーネス
3 画像変換部
4 ファイバー
5 レンズ
6 接続部
7、10 接続部品
7a、10a 貫通孔
8 弾性体
8a 貫通孔
9 スリーブ
31 基板
32 撮像素子
33 レンズ群
34 ミラーコーン
35 孔部
36 アダプタ
80 バネ
80a 孔部
特開2005−192583号公報

Claims (6)

  1. 一方の端部にレンズが装着された光伝送媒体と、
    前記光伝送媒体の他方の端部に装着され、前記光伝送媒体の外周を覆う被覆部材と、
    前記レンズから取り込まれ前記光伝送媒体を通過した光学像を光電変換する画像変換部と、
    前記光伝送媒体が貫通する第1貫通孔が形成され、前記第1貫通孔に前記光伝送媒体が貫通した状態で、前記画像変換部の所定位置に前記被覆部材を着脱可能に接続する接続部材と、
    前記被覆部材と前記接続部材との間に設けられ、前記被覆部材を前記所定位置に接続する際に前記被覆部材を前記画像変換部の方向に付勢する弾性部材と、を備え、
    前記第1貫通孔の径は、前記レンズの外径より大きく、前記弾性部材の外径より小さいことを特徴とするファイバースコープ。
  2. 前記弾性部材は、さらに前記光伝送媒体が貫通する第2貫通孔が形成され、前記被覆部材を前記所定位置に接続する際に、前記第2貫通孔に前記光伝送媒体が貫通した状態で、前記被覆部材を前記画像変換部の方向に付勢し、
    前記第2貫通孔の径は、前記レンズの外径より大きく、前記被覆部材の外径よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載のファイバースコープ。
  3. 前記接続部材と前記弾性部材とが一体となって形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のファイバースコープ。
  4. 前記弾性部材は、金属で形成されていることを特徴とした請求項1〜3のいずれか一つに記載のファイバースコープ。
  5. 前記弾性部材は、バネであることを特徴とした請求項1〜4のいずれか一つに記載のファイバースコープ。
  6. 前記画像変換部により光電変換された電気信号を受信して画像として表示する表示部と、
    前記画像変換部から前記表示部に前記電気信号を伝達する伝達部材とをさらに備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載のファイバースコープ。
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