JP2013097310A - 近接露光装置及び近接露光方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】近接露光装置PEは、複数の光源部73と、露光制御用シャッター78と、インテグレータレンズ74と、コリメーションミラー77と、を有する照明光学系70を備え、基板Wに対して近接対向するマスクMに向けて照明光学系70から光を照射することで、マスクMのパターンPを基板Wに露光する。露光領域内の複数箇所にて、マスクMと基板Wとの間のギャップを測定するギャップセンサ17を備え、複数の光源部73は、複数箇所にて測定された各ギャップに応じて照度をそれぞれ変更する。
【選択図】図12
Description
また、液晶ディスプレイパネルのカラーフィルタやTFT基板の作成には、露光を複数回繰り返して重ね合わせが行われる。従って、要求解像度が高くなっていくと、重ね合わされる部分のサイズが小さくなっていき、サイズのばらつきが大きいと、うまく重ね合わせることができない。特許文献1〜4に記載の露光装置では、ギャップ分布を考慮して照度を制御することについての記載はない。
(1) 複数の光源部と、シャッターと、インテグレータレンズと、コリメーションミラーと、を有する照明光学系を備え、基板に対して近接対向するマスクに向けて前記照明光学系から光を照射することで、マスクのパターンを基板に露光する近接露光装置であって、
露光領域内の複数箇所にて、前記マスクと前記基板との間のギャップを測定するギャップ測定手段を備え、
前記複数の光源部は、複数箇所にて測定された各ギャップに応じて照度をそれぞれ変更することを特徴とする近接露光装置。
(2) 前記複数の光源部は、前記測定されたギャップが設定ギャップより狭い箇所では、照度を部分的に下げ、前記測定されたギャップが設定ギャップより広い箇所では、照度を部分的に上げることを特徴とする(1)に記載の近接露光装置。
(3) 前記ギャップ測定手段は、前記ワークステージに設けられた複数の溝内にそれぞれ配置される複数のギャップ測定手段を含むことを特徴とする(2)に記載の近接露光装置。
(4) 前記ギャップ測定手段は、前記ワークステージに設けられた溝内を移動可能に配置されることを特徴とする(2)に記載の近接露光装置。
(5) 前記ギャップ測定手段は、ギャップセンサであることを特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載の近接露光装置。
(6) 複数の光源部と、シャッターと、インテグレータレンズと、コリメーションミラーと、を有する照明光学系を備え、基板に対して近接対向するマスクに向けて前記照明光学系から光を照射することで、マスクのパターンを基板に露光する近接露光方法であって、
ギャップ測定手段によって、露光領域内の複数箇所にて、前記マスクと前記基板との間のギャップを測定する工程と、
複数箇所にて測定された各ギャップに応じて、前記複数の光源部の照度をそれぞれ変更する工程と、
を有することを特徴とする近接露光方法。
図1及び図2に示すように、第1実施形態の分割逐次近接露光装置PEは、マスクMを保持するマスクステージ10と、ガラス基板(被露光材)Wを保持する基板ステージ20と、パターン露光用の光を照射する照明光学系70と、を備えている。
に同数とした正方形形状も考えられるが、α、β方向に異なる数とした長方形形状が適用される。また、本実施形態の光源部73では、反射部72の開口部72bが略正方形形状に形成されており、四辺がα、β方向に沿うように配置されている。
図9において、カセット取り付け部90の平面90bは、所定の角度を持って配置されているので、各光軸Lは、その平面90bと直交する。そのため、各光軸Lを伸ばすと、全ての光源部73の光が入射されるインテグレータレンズ74の入射面までの各光軸Lがインテグレータレンズ74で交差する。
なお、各光源部73の点灯電源95及び制御回路96は、カセット81に集約して設けられてもよいし、カセットの外部に設けられてもよい。また、ランプ押さえカバー84の当接部86は、各光源部73からの各配線97と干渉しないように形成されている。
また、点灯電源95及び制御回路96は、各光源部73毎に設けているが、カセット81毎に1つ設けるようにし、カセット81内の各光源部73を纏めて管理するようにしてもよい。
特に、液晶ディスプレイパネルのカラーフィルタやTFT基板の作成には、基板の同じ領域に露光を複数回繰り返して重ね合わせが行われる。従って、高解像度に応じてパターンのサイズが小さくなる場合であっても高精度にパターンを重ね合わせることができる。
なお、複数の光源部73の照度の制御方法としては、上述した点灯電源95及び制御回路96の数などに応じて、光源部73毎に制御してもよいし、カセット81毎に制御してもよい。
次に、本発明の第2実施形態に係る近接スキャン露光装置について、図18〜図23を参照して説明する。
また、マスク配置領域(露光領域)EAに設けられた、吸排気エアパッド125a,125bには、第1実施形態のワークステージと同様に、溝が形成され、溝内にギャップセンサが配置されている。
17 ギャップセンサ(ギャップ測定手段)
20 基板ステージ
70 照明光学系
71 ランプ
72 反射鏡
73 光源部
74 インテグレータレンズ
77 コリメーションミラー
78 露光制御用シャッター(シャッター)
80,80A 光照射装置
81,81A カセット
82,82A 支持体
101 近接スキャン露光装置(近接露光装置)
120 基板搬送機構
121 浮上ユニット
140 基板駆動ユニット
170 マスク保持機構
171 マスク保持部
172 マスク駆動部
180 照射部
190 遮光装置
M マスク
P パターン
PE 逐次近接露光装置(近接露光装置)
W ガラス基板(被露光材、基板)
Claims (6)
- 複数の光源部と、シャッターと、インテグレータレンズと、コリメーションミラーと、を有する照明光学系を備え、基板に対して近接対向するマスクに向けて前記照明光学系から光を照射することで、マスクのパターンを基板に露光する近接露光装置であって、
露光領域内の複数箇所にて、前記マスクと前記基板との間のギャップを測定するギャップ測定手段を備え、
前記複数の光源部は、複数箇所にて測定された各ギャップに応じて照度をそれぞれ変更することを特徴とする近接露光装置。 - 前記複数の光源部は、前記測定されたギャップが設定ギャップより狭い箇所では、照度を部分的に下げ、前記測定されたギャップが設定ギャップより広い箇所では、照度を部分的に上げることを特徴とする請求項1に記載の近接露光装置。
- 前記ギャップ測定手段は、前記ワークチャックに設けられた複数の溝内にそれぞれ配置される複数のギャップ測定手段を含むことを特徴とする請求項2に記載の近接露光装置。
- 前記ギャップ測定手段は、前記ワークチャックに設けられた溝内を移動可能に配置されることを特徴とする請求項2に記載の近接露光装置。
- 前記ギャップ測定手段は、ギャップセンサであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の近接露光装置。
- 複数の光源部と、シャッターと、インテグレータレンズと、コリメーションミラーと、を有する照明光学系を備え、基板に対して近接対向するマスクに向けて前記照明光学系から光を照射することで、マスクのパターンを基板に露光する近接露光方法であって、
ギャップ測定手段によって、露光領域内の複数箇所にて、前記マスクと前記基板との間のギャップを測定する工程と、
複数箇所にて測定された各ギャップに応じて、前記複数の光源部の照度をそれぞれ変更する工程と、
を有することを特徴とする近接露光方法。
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