JP2013088023A - 換気装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】パイプを通して空気を搬送する換気装置において、送風効率の向上を目的とする。
【解決手段】室外2と室内3を連通して設けられたパイプ4内に設置され、枠体のフレーム5と、前記フレーム5内に設けられたファン6と、前記フレーム5内で前記ファン6の下流側に設けられ前記ファン6を回転させるモータ7と、前記モータ7の下流側に装着されたモータカバー8を備え、前記モータ7の下流側中央部の負圧領域に気流を誘導する気流誘導手段9を持つという構成にしたことにより、モータの下流側中央部に気流を誘導することで負圧領域を小さくし発生する渦を小さくすることができ、送風効率の向上を可能とした換気装置を得られる。
【選択図】図1
【解決手段】室外2と室内3を連通して設けられたパイプ4内に設置され、枠体のフレーム5と、前記フレーム5内に設けられたファン6と、前記フレーム5内で前記ファン6の下流側に設けられ前記ファン6を回転させるモータ7と、前記モータ7の下流側に装着されたモータカバー8を備え、前記モータ7の下流側中央部の負圧領域に気流を誘導する気流誘導手段9を持つという構成にしたことにより、モータの下流側中央部に気流を誘導することで負圧領域を小さくし発生する渦を小さくすることができ、送風効率の向上を可能とした換気装置を得られる。
【選択図】図1
Description
本発明は、パイプ内に挿着され、パイプを通して空気を搬送し、室内の空気を室外に排出する換気装置に関するものである。
従来、この種の換気装置は、フレームに取付けられたモータにファンを取付けた換気装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、その換気装置について図3を参照しながら説明する。
図3に示すように、換気装置の本体101はフレーム102内にモータ103とモータ103によって回転させられるファン104を備えており、室内105と室外106を連通して設けられたパイプ107内に挿着されることにより、パイプ107を通して室内105の空気を室外106へ排出するものである。
このような従来の換気装置においては、ファンの下流側にモータを備えた構成となっていたので、モータによって流れが妨げられ、パイプの外周側だけを空気が流れる。その際、モータの下流側中央部は負圧領域(図3のA)となり、パイプの外周側との圧力差により大きな渦が発生する。この渦により、送風効率が低下するという課題を有していた。
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、モータの下流側中央部で発生する渦を小さくし送風効率の向上を可能とした換気装置を提供することを目的とする。
そして、この目的を達成するために、本発明は、室外と室内を連通するパイプ内に設けられる換気装置で、枠体のフレームと、前記フレーム内に設けられたファンと、前記フレーム内で前記ファンの下流側に設けられ前記ファンを回転させるモータと、前記モータの下流側に装着されたモータカバーを備え、前記モータの下流側中央部に気流を誘導する気流誘導手段を持つ換気装置であり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、室外と室内を連通して設けられたパイプに設けられる換気装置で、フレームと、前記フレーム内に設けられたファンと、前記フレーム内で前記ファンの下流側に設けられ前記ファンを回転させるモータと、前記モータの下流側に装着されたモータカバーを備え、前記モータの下流側中央部に気流を誘導する気流誘導手段を持つ構成にしたことにより、モータの下流側中央部の負圧領域に気流を誘導することで負圧領域を小さくし発生する渦を小さくすることができ、送風効率の向上を可能にするという効果を得ることができる。
本発明の請求項1記載の換気装置は、室外と室内を連通するパイプ内に設けられる換気装置で、枠体のフレームと、前記フレーム内に設けられたファンと、前記フレーム内で前記ファンの下流側に設けられ前記ファンを回転させるモータと、前記モータの下流側に装着されたモータカバーを備え、前記モータの下流側中央部の負圧領域に気流を誘導する気流誘導手段を持つという構成を有する。これにより、前記モータの下流側中央部に気流が誘導されることで、負圧領域が小さくなり発生する渦を小さくできるので、送風効率が向上するという効果を奏する。
また、前記モータカバーに気流誘導手段として風向板を設けるという構成にしてもよい。これにより、前記モータカバーと前記風向板の間を通って気流がモータ下流側中央部へと誘導されることで、負圧領域が小さくなり発生する渦を小さくすることができるので、送風効率が向上するという効果を奏する。
また、前記風向板の外形がリング形状をした構成にしてもよい。これにより、前記風向板の全周において均一的に気流を誘導することができ、モータの下流側中央部の渦の発生を効率よく抑えることができるので、送風効率が向上するという効果を奏する。
また、前記風向板の断面形状を翼型とした構成にしてもよい。これにより、気流を誘導する際、前記風向板からの流れの剥離による渦の発生を抑えることができるので、前記風向板による損失を最小限に抑えることを可能にするという効果を奏する。
また、前記モータカバーと前記風向板によって作られる隙間をノズル形状とした構成にしてもよい。これにより、前記風向板によって誘導される気流が前記モータカバーと前記風向板の隙間を通過する際に加速され、速い流速による誘引効果によってパイプ外周側の流れが誘引され、大風量が前記モータの下流側中央部へ流れるため負圧領域が小さくなり発生する渦を小さくすることができるので、送風効率が向上するという効果を奏する。
また、前記モータカバーの下部になめらかに接続された略円錐状のカバーを持つ構成にしてもよい。これにより、コアンダ効果により前記パイプ外周側の気流が前記モータカバーの下部の略円錐状に沿って流れ、前記モータの下流側中央部へと誘導され、負圧領域が小さくなり発生する渦を小さくすることができるので、送風効率が向上するという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1に示すように、換気装置1は、室外2と室内3を連通して設けられた円筒状のパイプ4内に設置され、枠体のフレーム5と、前記フレーム5内に設けられたファン6と、前記フレーム5内で前記ファン6の下流側に設けられ前記ファン6を回転させるモータ7と、前記モータ7の下流側に装着されたモータカバー8を備え、前記モータ7の下流側中央部の負圧領域に気流を誘導する気流誘導手段9としてモータカバー8の下流側外周に設けた風向板9aで構成されている。なお、本実施の形態では、前記パイプ4を円筒状としたが、前記パイプ4は角筒状など前記換気装置1を設置可能なものであれば形状を特に限定するものではない。
図1に示すように、換気装置1は、室外2と室内3を連通して設けられた円筒状のパイプ4内に設置され、枠体のフレーム5と、前記フレーム5内に設けられたファン6と、前記フレーム5内で前記ファン6の下流側に設けられ前記ファン6を回転させるモータ7と、前記モータ7の下流側に装着されたモータカバー8を備え、前記モータ7の下流側中央部の負圧領域に気流を誘導する気流誘導手段9としてモータカバー8の下流側外周に設けた風向板9aで構成されている。なお、本実施の形態では、前記パイプ4を円筒状としたが、前記パイプ4は角筒状など前記換気装置1を設置可能なものであれば形状を特に限定するものではない。
上記構成において、前記ファン6が回転することにより前記室内3から前記室外2へ空気が流れる。このとき、前記モータ7を通過する時に前記パイプ4の外周側に寄せられた気流の一部が、前記気流誘導手段9によって前記モータ7の下流側中央部に誘導されることで負圧領域が小さくなり、発生する渦を小さくできるので、送風効率を向上させることが可能になる。
また、前記モータカバー8に前記気流誘導手段9として風向板9aを設けるという構成にすることで、前記モータカバー8と前記風向板9aの間を通って気流が前記モータ7の下流側中央部へと誘導されることで、負圧領域が小さくなり発生する渦を小さくすることができるので、送風効率が向上する。
また、前記風向板9aの外形がリング形状をした構成にすることで、前記風向板9aの全周において均一的に気流を誘導することができ、前記モータ7の下流側中央部の渦の発生を効率よく抑えることができるので、送風効率が向上する。なお、本実施の形態では、前記風向板9aの外形をリング形状としたが、板状の風向板を1つもしくは複数設けるという構成にしても良い。
また、前記風向板9aの断面形状を翼型とした構成にすることで、気流を誘導する際、前記風向板9aからの流れの剥離による渦の発生を抑えることができるので、前記風向板9aによる損失を最小限に抑えることができる。なお、本実施の形態では、前記風向板9aの断面形状を翼型としたが、長方形など気流を誘導できるものであれば形状を特に限定するものではない。
また、前記モータカバー8と前記風向板9aによって作られる隙間をノズル形状とした構成にすることで、前記風向板9aによって誘導される気流が前記モータカバー8と前記風向板9aの隙間を通過する際に加速され、速い流速による誘引効果によってパイプ4の外周側の流れが誘引され、大風量が前記モータ7の下流側中央部へ流れるため負圧領域が小さくなり発生する渦を小さくすることができるので、送風効率が向上する。
(実施の形態2)
図2示すように、気流誘導手段9の形状をモータカバー8の下流側になめらかに接続された略円錐状カバー9bを持つ形状にすることで、コアンダ効果により前記パイプ4の外周側の気流が前記モータカバー8の下部の前記略円錐状カバー9bに沿って流れ、前記モータ7の下流側中央部へと誘導され、負圧領域が小さくなり発生する渦を小さくすることができるので、送風効率が向上する。
図2示すように、気流誘導手段9の形状をモータカバー8の下流側になめらかに接続された略円錐状カバー9bを持つ形状にすることで、コアンダ効果により前記パイプ4の外周側の気流が前記モータカバー8の下部の前記略円錐状カバー9bに沿って流れ、前記モータ7の下流側中央部へと誘導され、負圧領域が小さくなり発生する渦を小さくすることができるので、送風効率が向上する。
本発明にかかる換気装置は、モータの下流側中央部の負圧領域に気流を誘導することで負圧領域を小さくし発生する渦を小さくすることを可能とするものであるので、パイプ内に挿着され、パイプを通して空気を搬送する換気装置、送風装置等として有用である。
1 換気装置
2 室外
3 室内
4 パイプ
5 フレーム
6 ファン
7 モータ
8 モータカバー
9 気流誘導手段
9a 風向板
9b 略円錐状カバー
101 本体
102 フレーム
103 モータ
104 ファン
105 室内
106 室外
107 パイプ
2 室外
3 室内
4 パイプ
5 フレーム
6 ファン
7 モータ
8 モータカバー
9 気流誘導手段
9a 風向板
9b 略円錐状カバー
101 本体
102 フレーム
103 モータ
104 ファン
105 室内
106 室外
107 パイプ
Claims (6)
- 室外と室内を連通するパイプ内に設けられる換気装置であって、
枠体のフレームと、
前記フレーム内に設けられたファンと、
前記フレーム内で前記ファンの下流側に設けられ前記ファンを回転させるモータと、
前記モータの下流側に装着されたモータカバーを備え、
前記モータの下流側中央部の負圧領域に気流を誘導する気流誘導手段を設けたことを特徴とする換気装置。 - 気流誘導手段は、前記モータカバーに設けた風向板である請求項1に記載の換気装置。
- 前記風向板の外形がリング形状である請求項2に記載の換気装置。
- 前記風向板の断面形状が翼形状である請求項2に記載の換気装置。
- 前記モータカバーと前記風向板によって作られる隙間がノズル形状である請求項2または3に記載の換気装置。
- 前記モータカバーの下流側になめらかに接続された略円錐状のカバーをもつ請求項1に記載の換気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011228598A JP2013088023A (ja) | 2011-10-18 | 2011-10-18 | 換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011228598A JP2013088023A (ja) | 2011-10-18 | 2011-10-18 | 換気装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013088023A true JP2013088023A (ja) | 2013-05-13 |
Family
ID=48532112
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011228598A Pending JP2013088023A (ja) | 2011-10-18 | 2011-10-18 | 換気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013088023A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109945462A (zh) * | 2019-04-22 | 2019-06-28 | 宁波奥克斯电气股份有限公司 | 一种电机盖、底座及空调器 |
WO2022102969A1 (ko) * | 2020-11-11 | 2022-05-19 | 삼성전자주식회사 | 공기조화기 |
EP4145057A4 (en) * | 2020-11-11 | 2023-12-27 | Samsung Electronics Co., Ltd. | AIR CONDITIONER |
US12145092B2 (en) | 2020-11-11 | 2024-11-19 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Air conditioner |
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2011
- 2011-10-18 JP JP2011228598A patent/JP2013088023A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN109945462B (zh) * | 2019-04-22 | 2024-07-02 | 宁波奥克斯电气股份有限公司 | 一种电机盖、底座及空调器 |
WO2022102969A1 (ko) * | 2020-11-11 | 2022-05-19 | 삼성전자주식회사 | 공기조화기 |
EP4145057A4 (en) * | 2020-11-11 | 2023-12-27 | Samsung Electronics Co., Ltd. | AIR CONDITIONER |
US12145092B2 (en) | 2020-11-11 | 2024-11-19 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Air conditioner |
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