JP2013086728A - 車両制御システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】エンジン50の駆動力と走行用モータの駆動力とで走行し、車両の室内に空調風を供給する車両用空調装置100を備えたハイブリッド車両に用いられる車両制御システムにおいて、複数の閾値に基づいてエンジン50を稼動または停止させる間欠運転を行う処理S104、S124と、エンジン50のエンジン冷却水温Twを暖房運転に利用している場合において、エンジン冷却水温Twの低下が早いと判定される、例えば外気温度Tamが低いときやブロワ16の風量が多いときは、判定されないときに比べて、エンジン50の稼動、停止を判断する閾値間のヒステリシス幅を広くする処理S101〜S103、S121〜S123と、を有する。
【選択図】図10
Description
以下、本発明の第1実施形態について図1ないし図11を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施形態を示す車両用空調装置の概略構成図である。図2は、図1中の電気ヒータの電気接続図、図3は、上記実施形態に用いるエアコンECUへの接続を示すブロック図である。
(1)車両が停止しているときは、基本的にエンジン50を停止させる。
(2)走行中は、減速時を除き、エンジン50で発生した駆動力を駆動輪に伝達する。なお、減速時は、エンジン50を停止させて電動発電機51にて発電して電池に充電する。
(3)発進、加速、登坂および高速走行時等の走行負荷が大きいときには、電動発電機51を電動モータとして機能させて、エンジン50で発生した駆動力に加えて、電動発電機51に発生した駆動力を駆動輪に伝達する。
(4)電池の充電残量が充電開始目標値以下になったときには、エンジン50の動力を電動発電機51に伝達して電動発電機51を発電機として作動させて電池の充電を行う。
(5)車両が停止しているときに、電池の充電残量が充電開始目標値以下になったときには、エンジンECU61に対してエンジン50を始動する指令が発せられるとともに、エンジン50の動力が電動発電機51に伝達される。
ここで、Tsetは、温度設定スイッチにて設定された設定温度、Trは内気温度、Tamは外気温度、Tsは日射量である。また、Kset、Kr、KamおよびKsは各ゲインであり、Cは全体にかかる補正用の定数である。そして、このTAOおよび上記各種センサからの信号により、エアミックスドア17のアクチュエータの制御値および電動ウォータポンプ32の回転数の制御値等を算出する。
(数式3)EDOT=En−En−1
ここで、Enは1秒に1回更新されるため、En−1は、Enに対して1秒前の値となる。
(数式5)エンジンOFF水温=MIN(TwO,70)
なお、基準エンジン冷却水温度TwOは、エアミックス前の温風温度が目標吹出温度TAOになるものと仮定したときに必要とされるエンジン冷却水温度である。TEは、エバポレータ後温度である。また、ΔTpctは電気ヒータ35(PTC)による吹出温度の上昇分の推定値であり、電気ヒータ35の作動本数に応じてマップにて演算される。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、以降の各実施形態においては、上述した第1実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略し、異なる構成および特徴について説明する。図12は、本発明の第2実施形態を示す要求水温決定処理(援用される図4のステップS10)の詳細を示すフローチャートである。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。上述した実施形態と異なる特徴部分を説明する。図13は、本発明の第3実施形態を示す要求水温決定処理の詳細を示すフローチャートである。図13において、ステップS131にて、エンジンON許可信号f(TIMER)を演算する。
次に、本発明の第4実施形態について説明する。上述した実施形態と異なる特徴部分を説明する。図14は、本発明の第4実施形態を示す要求水温決定処理の詳細を示すフローチャートである。図14において、ステップS141において、車両の速度(車速)Spに応じてヒステリシス幅α(エンジンON水温の補正量α)を演算する。
次に、本発明の第5実施形態について説明する。上述した実施形態と異なる特徴部分を説明する。図15は、本発明の第5実施形態を示す要求水温決定処理の詳細を示すフローチャートである。図15において、ステップS151において、日射量に応じて、エンジンON水温の補正量αを演算する。
外気温度が15℃以上の場合には、エンジンONを許可しない。
次に、本発明の第6実施形態について説明する。上述した実施形態と異なる特徴部分を説明する。図16は、本発明の第6実施形態を示す要求水温決定処理の詳細を示すフローチャートである。図16において、ステップS161にて、乗員のシートを温めるシートヒータ101(図3)への通電(ON)と非通電(OFF)の状態に応じて、エンジンON水温の補正量αを演算する。
次に、本発明の第7実施形態について説明する。上述した実施形態と異なる特徴部分を説明する。図17は、本発明の第7実施形態を示す要求水温決定処理の詳細を示すフローチャートである。図17において、ステップS171にて、エンジンON水温の補正量αを、車両内の後席における乗員の着座状態または不在状態に応じて演算する。この後席における乗員の着座または不在の各状態は、例えば、乗員の重さによってスイッチが作動する着座スイッチ102によって検出することができる。着座す02は、エアコンECU60に信号を供給している。
本発明は上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、次のように変形または拡張することができる。例えば、エンジン冷却水温の低下が早いとの判定は、実際に実測したエンジン冷却水温の単位時間当たりの、あるいは、所定時間内の低下勾配が大きいときに、閾値間のヒステリシス幅を広くしてもよい。
7 エバポレータ
13 内外気切替ドア
16 ブロワ
32 電動ウォータポンプ
34 ヒータコア
35 電気ヒータ
41 圧縮機
42 インバータ
43 電動機
51 電動発電機
50 エンジン
60 エアコンECU
61 エンジンECU
70 操作パネル
100 車両用空調装置
101 シートヒータ
102 後席における乗員の不在を検出する手段(着座スイッチ)
EDOT 偏差変化率
En 温度偏差
E(n−1) 偏差Enの先回の値
Δf 回転数変化量
T1 エンジンが停止してから、あらかじめ設定された所定時間
Tam 外気温度
TE エバポレータ後温度
TEO 目標エバポレータ後温度
Tw エンジン冷却水温度
S104、S124、S134、S144、S154、S164 エンジンを稼動または停止させる間欠運転を行う手段
S101〜S103、S121〜S123 冷却水温の低下が早いと判定されるときにヒステリシス幅を広くする手段
S131〜S133 所定時間経過後を条件としてエンジン稼動要求を許可させる手段
S141〜S143、S151〜S153、S161〜S163 温感が上がっていると判定されるときにヒステリシス幅を広くする手段
Sp 車両の速度(車速)
Claims (6)
- エンジン(50)の駆動力と走行用モータの駆動力とで走行し、車両の室内に空調風を供給する車両用空調装置(100)を備えたハイブリッド車両に用いられる車両制御システムであって、
予め定めた複数の閾値に基づいて前記エンジン(50)を稼動または停止させる間欠運転を行う手段(S104、S124)と、
前記エンジン(50)のエンジン冷却水温を前記車両用空調装置(100)の暖房運転に利用している場合において、前記エンジン冷却水温の低下が早いと判定されるときに、判定されないときに比べて、前記エンジン(50)の稼動または停止を判断する前記閾値間のヒステリシス幅を広くする手段(S101〜S103、S121〜S123)と、を有することを特徴とする車両制御システム。 - 前記判定は、前記ハイブリッド車両周辺の外気温度(Tam)の低さ、または、前記空調風を発生するブロワ(16)の風量の多さに基づいて判定され、前記外気温度(Tam)が低いほど、または、前記ブロワ(16)の風量が多いほど、前記ヒステリシス幅を広くすることを特徴とする請求項1に記載の車両制御システム。
- エンジン(50)の駆動力と走行用モータの駆動力とで走行し、車両の室内を空調する車両用空調装置(100)を備えたハイブリッド車両に用いられる車両制御システムであって、
前記エンジン(50)のエンジン冷却水温に基づいて前記エンジン(50)を稼動または停止させる間欠運転を行う手段(S134)と、
前記エンジン(50)の前記エンジン冷却水温を前記車両用空調装置の暖房運転に利用している場合において、前記エンジン(50)が停止してから、予め設定された所定時間(T1)経過後を少なくとも条件として、前記車両用空調装置(100)からのエンジン稼動要求を許可する手段(S131〜S133)と、を有することを特徴とする車両制御システム。 - エンジン(50)の駆動力と走行用モータの駆動力とで走行し、車両の室内を空調する車両用空調装置(100)を備えたハイブリッド車両に用いられる車両制御システムであって、
複数の閾値に基づいて前記エンジンを稼動または停止させる間欠運転を行う手段(S144、S154、S164)と、
前記エンジン(50)のエンジン冷却水温を前記車両用空調装置(100)の暖房運転に利用している場合において、前記室内の乗員の温感が上がっていると判定されるときは、判定されないときに比べて、前記エンジン(50)の稼動と停止とを判断する前記閾値間のヒステリシス幅を広くする手段(S141〜S143、S151〜S153、S161〜S163)と、を有することを特徴とする車両制御システム。 - 前記室内の乗員の温感が上がっているか否かの判定は、前記ハイブリッド車両の車速(Sp)を検出する手段と、前記ハイブリッド車両への日射量(Ts)を検出する手段と、前記ハイブリッド車両の乗員が着座するシートのシートヒータ(101)への通電を検出する手段からのいずれかの信号に基づいて行うことを特徴とする請求項4に記載の車両制御システム。
- エンジン(50)の駆動力と走行用モータの駆動力とで走行し、車両の室内の前席と後席とを空調する車両用空調装置(100)を備えたハイブリッド車両に用いられる車両制御システムであって、
前記後席における乗員の不在を検出する手段(102)と、
少なくとも複数の閾値に基づいて前記エンジン(50)を稼動または停止させる間欠運転を行う手段(S174)と、
前記エンジン(50)のエンジン冷却水温を前記車両用空調装置(100)の暖房運転に利用している場合において、前記乗員が不在と判定されるときは、判定されないときに比べて、前記エンジン(50)の稼動と停止を判断する前記閾値間のヒステリシス幅を広くする手段(S171〜S173)と、を有することを特徴とする車両制御システム。
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