JP2013052843A - Vehicle seat slide device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車両用シートスライド装置に関するものである。 The present invention relates to a vehicle seat slide device.
従来、車両用シートスライド装置としては、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。この車両用シートスライド装置は、ロアレール(10)と、該ロアレールに対し移動可能に連結されたアッパレール(20)と、これらロアレール及びアッパレール間に形成される空間内に配置された係止部材(31)とを備える。そして、トーションバー(40)の付勢力により、係止部材に設けた係止部(32)をロアレールに設けた被係止部(11a)に嵌入させることで、ロアレールに対するアッパレールの移動が係止される。あるいは、操作部材(50)の操作力により、トーションバーの付勢力に抗して被係止部から係止部を外すことで、ロアレールに対するアッパレールの移動係止が解除される。なお、トーションバーは、操作部材の操作力が解放された際に、係止部材を介して操作部材を保持する機能を併せ有すると推定される。つまり、トーションバーは、ロアレールに対するアッパレールの移動が係止されるように係止部材を付勢する機能と、操作部材を保持する機能とを備えており、その同一部位を相互に使用している。
Conventionally, as a vehicular seat slide device, what was indicated, for example in
ところで、特許文献1では、トーションバーの一箇所でも破損すると、前記した両機能が同時に影響を受けることになる。そこで、一つのスプリングをアッパレールとの結合位置を挟んでその前後で独立させ、前側部位及び後側部位にそれぞれ操作部材を保持する機能及び係止部材を付勢する機能を割り当てることも提案されている。しかしながら、これら独立の両機能の耐久性の優先順位については何ら検討されていない。
By the way, in
本発明の目的は、両レールの相対移動が係止されるように係止部材を付勢する機能と、操作部材を保持する機能とを独立で有する一つのスプリングの耐久性をより好適に設定することができる車両用シートスライド装置を提供することにある。 The object of the present invention is to more suitably set the durability of a single spring that independently has a function of urging the locking member so that the relative movement of both rails is locked and a function of holding the operation member. An object of the present invention is to provide a vehicle seat slide device that can be used.
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、車両フロア及びシートのいずれか一方に固定される第1レールと、前記車両フロア及び前記シートのいずれか他方に固定され、前記第1レールに対し相対移動可能に連結される第2レールと、前記第2レールに回動自在に連結され、前記第1レール及び前記第2レールの相対移動を選択的に係止する係止部材と、前記係止部材に連係され、前記第2レールに設けられた支持壁部との当接部を支点に回動することで、前記相対移動の係止を解除する操作力を伝達する操作部材と、前記第2レールに固定され、該固定位置から一側方向に延出して前記相対移動を係止する側に前記係止部材を付勢する第1付勢部、並びに前記固定位置から他側方向に延出して前記操作部材が前記支持壁部に当接するように弾性的に保持する第2付勢部を有する単独のスプリングとを備え、前記係止部材が前記相対移動の係止を解除するまでの間の前記係止部材の回動位置において前記第1付勢部に加わる荷重は、前記係止部材の回動位置に対応する前記操作部材の回動位置において前記第2付勢部に加わる荷重よりも小さく設定されていることを要旨とする。
In order to solve the above problem, the invention according to
同構成によれば、前記第1付勢部の付勢力により、前記第1レール及び前記第2レールの相対移動を係止する側に前記係止部材を回動させることで、前記第1レール及び前記第2レールの相対移動が係止される。一方、前記操作部材の操作力により、前記第1付勢部の付勢力に抗して前記第1レール及び前記第2レールの相対移動の係止を解除する側に前記係止部材を回動させることで、前記第1レール及び前記第2レールの相対移動の係止が解除される。これらの際、前記操作部材は、前記第2付勢部の付勢力により、前記支持壁部に当接するように保持される。つまり、前記スプリングは、前記第1レール及び前記第2レールの相対移動が係止されるように前記係止部材を付勢する機能と、前記操作部材が前記支持壁部に当接するように前記操作部材を弾性的に保持する機能とを独立で有している。 According to this configuration, the first rail is rotated by rotating the locking member to the side that locks the relative movement of the first rail and the second rail by the biasing force of the first biasing portion. And the relative movement of the second rail is locked. On the other hand, due to the operating force of the operating member, the locking member is rotated to the side where the locking of the relative movement of the first rail and the second rail is released against the biasing force of the first biasing portion. By doing so, the locking of the relative movement of the first rail and the second rail is released. In these cases, the operation member is held so as to come into contact with the support wall portion by the urging force of the second urging portion. That is, the spring has a function of urging the locking member so that relative movement of the first rail and the second rail is locked, and the operation member is in contact with the support wall portion. It has an independent function of elastically holding the operating member.
特に、前記係止部材が前記相対移動の係止を解除するまでの間の前記係止部材の回動位置において前記第1付勢部に加わる荷重は、前記係止部材の回動位置に対応する前記操作部材の回動位置において前記第2付勢部に加わる荷重よりも常に小さく設定されている。そして、基本的には、前記第1付勢部に発生する応力も、前記第2付勢部に発生する応力よりも小さくなる。このため、相対的に前記第2付勢部よりも前記第1付勢部の劣化・破損を抑制することができる。そして、仮に前記スプリングが劣化等するにしても、通常は前記第2付勢部から始まることになり、該第2付勢部による前記操作部材の保持機能が損なわれることでユーザ等に認識される。従って、前記第1付勢部による前記相対移動を係止する側への前記係止部材の付勢機能が損なわれる前に、ユーザ等に対し前記スプリングの劣化等を認識させることができ、当該付勢機能が損なわれる可能性を低減できる。 In particular, the load applied to the first biasing portion at the rotation position of the locking member until the locking member releases the locking of the relative movement corresponds to the rotation position of the locking member. It is always set smaller than the load applied to the second urging portion at the rotation position of the operating member. Basically, the stress generated in the first urging portion is also smaller than the stress generated in the second urging portion. For this reason, it is possible to suppress deterioration and breakage of the first urging portion relative to the second urging portion. Even if the spring is deteriorated or the like, it usually starts from the second urging portion, and the holding function of the operation member by the second urging portion is impaired. The Therefore, before the biasing function of the locking member toward the side for locking the relative movement by the first biasing portion is impaired, the user or the like can be made aware of the deterioration of the spring, etc. The possibility that the urging function is impaired can be reduced.
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両用シートスライド装置において、前記第1付勢部及び前記第2付勢部は、前記固定位置を中心とする周方向に前記係止部材及び前記操作部材をそれぞれ付勢してなり、前記第1付勢部が前記係止部材を付勢する位置の前記固定位置からの距離は、前記第2付勢部が前記操作部材を付勢する位置の前記固定位置からの距離よりも長く設定されていることを要旨とする。 According to a second aspect of the present invention, in the vehicle seat slide device according to the first aspect, the first urging portion and the second urging portion are locked in a circumferential direction centered on the fixed position. The distance from the fixed position to the position where the first urging portion urges the locking member is determined by urging the member and the operation member, and the second urging portion applies the operation member. The gist is that it is set longer than the distance from the fixed position of the position to be urged.
同構成によれば、前記両距離の設定による極めて簡易な手法を利用することで、前記第1付勢部に加わる荷重を前記第2付勢部に加わる荷重よりも小さくできる。 According to this configuration, the load applied to the first urging portion can be made smaller than the load applied to the second urging portion by using an extremely simple method by setting the both distances.
本発明では、両レールの相対移動が係止されるように係止部材を付勢する機能と、操作部材を保持する機能とを独立で有する一つのスプリングの耐久性をより好適に設定することができる車両用シートスライド装置を提供することができる。 In the present invention, the durability of one spring having independently the function of urging the locking member and the function of holding the operation member so that the relative movement of both rails is locked is more preferably set. It is possible to provide a vehicle seat slide device capable of supporting the above.
図1〜図5を参照して本発明の一実施形態について説明する。図1に示すように、車両フロア2には、第1レールとしてのロアレール3が前後方向に延在する態様で固定されるとともに、該ロアレール3には、第2レールとしてのアッパレール4がロアレール3に対し前後方向に相対移動可能に装着されている。
An embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. As shown in FIG. 1, a
なお、ロアレール3及びアッパレール4は、幅方向(図1において紙面に直交する方向)でそれぞれ対をなして配設されており、ここでは前方に向かって左側に配置されたものを示している。そして、両アッパレール4には、乗員の着座部を形成するシート5が固定・支持されている。ロアレール3及びアッパレール4の相対移動は基本的に係止状態にあって、該係止状態を解除するための操作部材としての解除ハンドル6が設けられている。
The
図2に示すように、ロアレール3は、板材からなり、幅方向両側から立設された一対の第1側壁部11及びこれら第1側壁部11の基端(下端)間を連結する第1連結壁部12を有する。そして、各第1側壁部11の先端(上端)には、幅方向内側に張り出して更に第1側壁部11の基端側に折り返された第1折返し壁部13が連続形成されている。
As shown in FIG. 2, the
一方、アッパレール4は、略階段状の板材P1及び略平板状の板材P2をそれらの上端部で接合することでなり、ロアレール3の両第1折返し壁部13間で上下方向に延びる一対の第2側壁部14及びこれら第2側壁部14のロアレール3から離隔する基端(上端)間を連結する第2連結壁部15を有する。そして、各第2側壁部14の先端(下端)には、幅方向外側に張り出して更に第1側壁部11及び第1折返し壁部13に包囲されるように折り返された第2折返し壁部16が連続形成されている。
On the other hand, the upper rail 4 is formed by joining a substantially stepped plate material P1 and a substantially flat plate material P2 at their upper ends, and a pair of first rails extending in the vertical direction between the first folded
つまり、ロアレール3及びアッパレール4は、開口側が互いに突き合わされたU字状のレール断面をそれぞれ有しており、主として第1及び第2折返し壁部13,16との係合によって上下方向に抜け止めされている。これらロアレール3及びアッパレール4により形成されるレール断面は、矩形状をなすいわゆる箱形である。ロアレール3は、アッパレール4と協働して空間Sを構成する。
That is, the
なお、図3(a)(b)に示すように、各第2折返し壁部16及びこれに対向する第1側壁部11間には、前後一対の転動部材20が装着されており、アッパレール4は、ロアレール3との間で転動部材20を転動させる態様で、該ロアレール3に対し長手方向(前後方向)に摺動自在に支持されている。
As shown in FIGS. 3 (a) and 3 (b), a pair of front and rear rolling
ロアレール3の両第1折返し壁部13の基端(上端)には、それぞれの長手方向に並設された複数の四角形のロック孔13aが所定の間隔をもって形成されている。これらロック孔13aは、上方に開口している。
A plurality of
また、アッパレール4の両第2側壁部14の長手方向中間部には、それぞれの長手方向に並設された複数(3個)の透孔14a,14b,14cが前記所定の間隔をもって形成されている。これら透孔14a〜14cは、幅方向に開口しており、ロアレール3の長手方向で隣り合う複数(3個)のロック孔13aと合致可能な位置に配置されている。
A plurality of (three) through
さらに、アッパレール4の両第2折返し壁部16の先端(上端)には、それぞれの長手方向に並設された複数(3個)の嵌入溝16aが前記所定の間隔をもって形成されている。これら嵌入溝16aは、上方に開口しており、幅方向で透孔14a〜14cにそれぞれ対向するように配置されている。そして、これら嵌入溝16aは、ロアレール3の長手方向で隣り合う複数(3個)のロック孔13aと合致可能な位置に配置されている。
Furthermore, a plurality (three) of
なお、アッパレール4の両第2側壁部14の透孔14a〜14cよりも前側には、幅方向に対向配置された円形の一対の軸受穴21が配設されている。これら軸受穴21の軸線は、幅方向に延びている。また、アッパレール4の一側(図3(a)の下側であって前記板材P2側)の第2側壁部14の前端部には、空間S内に向けて対向する第2側壁部14側の幅方向に切り起こされた略四角枠状の支持壁部22が形成されている。
In addition, a pair of circular bearing holes 21 arranged in the width direction are disposed in front of the through
さらに、アッパレール4の第2連結壁部15には、軸受穴21及び支持壁部22間で前後方向に並設された略四角形の一対の支持孔24が形成されている。
ロアレール3及びアッパレール4間に形成される空間Sには、図3に示すように、板材からなる係止部材30が前後方向に延在する態様で配置されている。この係止部材30は、その長手方向中間部の幅方向両端縁から上向きに立設された一対の縦壁部31を有する。これら両縦壁部31の幅方向の距離は、アッパレール4の両第2側壁部14の幅方向の距離よりも小さく設定されており、その後端部には、前記軸受穴21に軸支される一対の有底略円筒状の軸部32が幅方向外側に突設されている。係止部材30は、両軸部32が軸受穴21に嵌入・軸支されることで、幅方向に延びる軸線周りにアッパレール4に回動自在に連結されている。
Further, a pair of substantially square support holes 24 arranged in the front-rear direction between the bearing
In the space S formed between the
図3(a)に示すように、係止部材30の両縦壁部31よりも前側には、両縦壁部31の幅方向の距離よりも縮幅されて前方に延出する入力部33が形成されている。一方、係止部材30の両縦壁部31よりも後側には、後方に延出する平板状の係止部34が形成されている。この係止部34は、アッパレール4の両第2側壁部14の幅方向の距離よりも小さい幅を有する略四角形の本体部34aを有するとともに、該本体部34aの後端の幅方向各外側に突設された複数(各側に3個、合計6個)の係止爪34b,34c,34dを有する。各側の係止爪34b〜34dは、前記所定の間隔をもって係止部材30の長手方向(前後方向)に並設されている。アッパレール4に連結された係止部材30は、両第2側壁部14間に本体部34aが配置され全ての係止爪34b〜34dが対応する透孔14a〜14cに内側から遊挿される態様で軸部32周りの回動が許容されている。
As shown in FIG. 3A, the
そして、図2に実線で示すように、係止部34が下降するように係止部材30が軸部32周りに回動するとき、各係止爪34b〜34dが対応するロック孔13a及び嵌入溝16aに嵌入可能となっている。そして、各係止爪34b〜34dが対応するロック孔13a及び嵌入溝16aに嵌入するとき、係止爪34b〜34dが挿入等された透孔14a〜14c及び嵌入溝16a間で係止爪34b〜34dがロック孔13aに嵌入することで、ロアレール3及びアッパレール4の相対移動が堅固に係止される。
Then, as shown by a solid line in FIG. 2, when the locking
一方、図2に2点鎖線で示すように、係止部34が上昇するように係止部材30が軸部32周りに回動するとき、各係止爪34b〜34dが対応するロック孔13a等から外れるように設定されている。このとき、ロアレール3及びアッパレール4の相対移動の係止が解除される。
On the other hand, as shown by a two-dot chain line in FIG. 2, when the locking
ロアレール3及びアッパレール4間に形成される空間Sには、図3に示すように、1本の線材からなるスプリング41が配置されている。このスプリング41は、平面視において後側に開口する略コ字状に成形されており、左右対称で前後方向に延在する一対の延設部41aを有するとともに、これら両延設部41aの前端間を幅方向に接続する接続部41bを有する。
In the space S formed between the
図4に示すように、スプリング41は、各延設部41aの長手方向中間部を上方に湾出してなる前側固定部42を有するとともに、該前側固定部42の後側で各延設部41aを上方に湾出してなる後側固定部43を有する。そして、スプリング41は、両延設部41aの前側固定部42及び後側固定部43間に挟まれる部位で締結部44を形成する。また、スプリング41は、両延設部41aの後側固定部43よりも後側の部位で第1付勢部45を形成するとともに、接続部41b及び両延設部41aの前側固定部42よりも前側の部位で第2付勢部46を形成する。
As shown in FIG. 4, the
図3に示すように、スプリング41は、両前側固定部42及び両後側固定部43を前記一対の支持孔24からそれぞれ突出させる態様で空間S内に位置決めされ、締結部44においてかしめピン47により第2連結壁部15に締結されており、軸受穴21(軸部32)よりも後側で第1付勢部45を係止部34の上面に弾性的に接触させている。つまり、第1付勢部45は、アッパレール4との固定位置(後側固定部43)を支点に曲げ変形されており、該固定位置を中心とする周方向に係止部材30を付勢している。従って、係止部材30の係止部34は、スプリング41(第1付勢部45)によりその下降する側、即ち各係止爪34b〜34dが対応するロック孔13a及び嵌入溝16aに嵌入する側に付勢されている。なお、スプリング41の接続部41bは、前後方向で支持壁部22及び前側の支持孔24間に配置されている。
As shown in FIG. 3, the
前記解除ハンドル6は、筒材を曲げ成形してなり、両アッパレール4の前側でこれらを幅方向に橋渡しするように成形されている。この解除ハンドル6の後方に延出する先端部61は、前記支持壁部22の開口幅よりも縮小された略四角筒形状を呈しており、その底壁には、幅方向に延在するスリット状の支持溝62が形成されている。また、先端部61の端末(後端)は、上下方向に平板状に押し潰されて押圧部63を形成する。
The release handle 6 is formed by bending a cylindrical material, and is formed so as to bridge them in the width direction on the front side of both upper rails 4. The
解除ハンドル6は、各先端部61が対応する支持壁部22に前側から挿入される際、スプリング41の接続部41bが支持溝62に嵌入することで係止・抜け止めされる。このとき、各先端部61は、支持溝62において第2付勢部46により上昇するように付勢されることで、先端部61の上面を支持壁部22の対向する内壁面に当接させる態様で保持される。つまり、第2付勢部46は、アッパレール4との固定位置(前側固定部42)を支点に曲げ変形されており、該固定位置を中心とする周方向に先端部61(解除ハンドル6)を付勢している。このとき、押圧部63は、係止部材30の入力部33の上側に間隔を保って配置されている。つまり、スプリング41は、解除ハンドル6が係止部材30と一定の連係状態を維持するように解除ハンドル6を所定初期位置に弾性的に保持する機能を併せ有している。
The release handle 6 is locked and prevented from being detached when the connecting
そして、解除ハンドル6の先端部61が支持壁部22との当接部(以下、「支持点O1」ともいう)を支点に図示時計回転方向に回動すると、押圧部63に押圧される係止部材30は、その入力部33が下降することで、図示反時計回転方向に回動する。これにより、係止部材30の係止部34は、スプリング41(第1付勢部45)の付勢力に抗して上昇する側、即ち各係止爪34b〜34dが対応するロック孔13a等から外れる側に移動する。支持壁部22を用いて先端部61(解除ハンドル6)の回動の支点を設定しているのは、てこの原理を利用して係止部材30の解除のために要する解除ハンドル6の操作力及び操作量のバランスをとるためである。係止部材30の回動方向が解除ハンドル6の回動方向と逆転していることはいうまでもない。
When the
ここで、各係止爪34b〜34dが対応するロック孔13a等から外れる側に係止部材30が移動する際、スプリング41(第1付勢部45)の後端は係止部材30にならって上昇する側に移動する。このとき、スプリング41(第2付勢部46)の前端は係止部材30に連係された解除ハンドル6にならって下降する側に移動する。以下では、このときのスプリング41の第1及び第2付勢部45,46先端の高さ方向の変位DL,DHと、それぞれに対応する第1及び第2付勢部45,46の荷重LL,LH及び応力SL,SHについて図5(a)(b)に基づき説明する。なお、図5(a)(b)では、横軸に第1及び第2付勢部45,46に共通する高さ方向の変位DL,DHに目盛りD1,D2を付している。一方、縦軸に第1及び第2付勢部45,46間で互いに同一間隔の目盛りを付すとともに、第1及び第2付勢部45,46に共通する荷重LL,LH及び応力SL,SHに目盛りL1及び目盛りS1をそれぞれ付している。
Here, when the locking
同図から明らかなように、第1付勢部45の変位DLに対する荷重LLの変化量(即ちグラフの勾配)は、第2付勢部46の変位DHに対する荷重LHの変化量に比べて小さく設定されている。つまり、第1付勢部45の曲げ変形に伴う弾性係数KLは、第2付勢部46の曲げ変形に伴う弾性係数KHよりも小さく設定されている。これは、主に後側固定部43からの第1付勢部45の延出長(第1付勢部45が係止部材30を付勢する位置のアッパレール4との固定位置からの距離)を、前側固定部42からの第2付勢部46の延出長(第2付勢部46が解除ハンドル6を付勢する位置のアッパレール4との固定位置からの距離)よりも長く設定することで実現されている。そして、第1付勢部45の変位DLに対する応力SLの変化量(即ちグラフの勾配)も、第2付勢部46の変位DHに対する応力SHの変化量に比べて小さく設定されている。
As can be seen from the figure, the change amount of the load LL with respect to the displacement DL of the first biasing portion 45 (that is, the gradient of the graph) is smaller than the change amount of the load LH with respect to the displacement DH of the
また、係止部材30の付勢に係る第1付勢部45の使用範囲ZLでの荷重LLの最小値LLm及び最大値LLMは、解除ハンドル6の保持に係る第2付勢部46の使用範囲ZHでの荷重LHの最小値LHm及び最大値LHMよりも小さく設定されている。そして、係止部材30が前記相対移動の係止を解除するまでの間の係止部材30の回動位置において第1付勢部45に加わる荷重LLは、係止部材30の回動位置に対応する解除ハンドル6の回動位置において第2付勢部46に加わる荷重LHよりも小さく設定されている。
Further, the minimum value LLm and the maximum value LLM of the load LL in the use range ZL of the first urging
同様に、前記使用範囲ZLでの応力SLの最小値SLm及び最大値SLMは、前記使用範囲ZHでの応力SHの最小値SHm及び最大値SHMよりも小さく設定されている。そして、係止部材30が前記相対移動の係止を解除するまでの間の係止部材30の回動位置において第1付勢部45に発生する応力SLは、係止部材30の回動位置に対応する解除ハンドル6の回動位置において第2付勢部46に発生する応力SHよりも小さく設定されている。
Similarly, the minimum value SLm and the maximum value SLM of the stress SL in the use range ZL are set smaller than the minimum value SHm and the maximum value SHM of the stress SH in the use range ZH. The stress SL generated in the
次に、本実施形態の動作について説明する。
まず、解除ハンドル6の操作力が解放されているものとする。このとき、支持溝62においてスプリング41(第2付勢部46)に付勢・保持される各先端部61は、その上面を支持壁部22の対向面に当接させる態様で位置決めされている。そして、押圧部63は、係止部材30の入力部33の上側に間隔を保って配置されている。従って、先端部61(解除ハンドル6)から解放された係止部材30は、スプリング41(第1付勢部45)により、係止部34が下降する側、即ち各係止爪34b〜34dが対応するロック孔13a及び嵌入溝16aに嵌入する側に付勢されている。これにより、各係止爪34b〜34dが対応するロック孔13a及び嵌入溝16aに嵌入することで、ロアレール3及びアッパレール4の相対移動が堅固に係止される。そして、アッパレール4に支持されるシート5の前後方向の位置が保持される。
Next, the operation of this embodiment will be described.
First, it is assumed that the operating force of the release handle 6 is released. At this time, each
ここで、解除ハンドル6がその前端を持ち上げるように操作されたとする。このとき、各先端部61は、支持点O1を支点に押圧部63を下降させる側に回動することで、該押圧部63で係止部材30の入力部33を押圧する。従って、係止部材30は、スプリング41(第1付勢部45)の付勢力に抗して軸部32周りに係止部34が上昇する側、即ち各係止爪34b〜34dが対応するロック孔13a等から外れる側に回動する。これにより、各係止爪34b〜34dが対応するロック孔13a等から外れることで、ロアレール3及びアッパレール4の相対移動の係止が解除される。そして、アッパレール4に支持されるシート5の前後方向の位置調整が可能になる。
Here, it is assumed that the release handle 6 has been operated to lift its front end. At this time, each
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)本実施形態では、スプリング41は、ロアレール3に対するアッパレール4の移動が係止されるように係止部材30を付勢する機能と、解除ハンドル6(先端部61)が支持壁部22に当接するように解除ハンドル6を弾性的に保持する機能とを独立で有している。特に、係止部材30が前記移動の係止を解除するまでの間の係止部材30の回動位置において第1付勢部45に加わる荷重LLは、係止部材30の回動位置に対応する解除ハンドル6の回動位置において第2付勢部46に加わる荷重LHよりも常に小さく設定されている。そして、第1付勢部45に発生する応力SLも、第2付勢部46に発生する応力SHよりも小さくなっている。このため、相対的に第2付勢部46よりも第1付勢部45の劣化・破損を抑制することができる。そして、仮にスプリング41が劣化等するにしても、通常は第2付勢部46から始まることになり、該第2付勢部46による解除ハンドル6の保持機能が損なわれることでユーザ等に認識される。従って、第1付勢部45による前記移動を係止する側への係止部材30の付勢機能が損なわれる前に、ユーザ等に対しスプリング41の劣化等を認識させることができ、当該付勢機能が損なわれる可能性を低減できる。
As described above in detail, according to the present embodiment, the following effects can be obtained.
(1) In the present embodiment, the
(2)本実施形態では、第1付勢部45が係止部材30を付勢する位置の固定位置(後側固定部43)からの距離を、第2付勢部46が解除ハンドル6(先端部61)を付勢する位置の固定位置(前側固定部42)からの距離よりも長く設定するという極めて簡易な手法を利用することで、第1付勢部45に加わる荷重LLを第2付勢部46に加わる荷重LHよりも小さくできる。そして、仮にスプリング41の前後方向の配置スペースが一定範囲内に制限されていたとしても、第1及び第2付勢部45,46の長さ配分を調整・設定することで、第1付勢部45に加わる荷重LLを第2付勢部46に加わる荷重LHよりも小さくできる。そして、第1付勢部45に発生する応力SLを第2付勢部46に発生する応力SHよりも小さくできる。
(2) In the present embodiment, the distance from the fixed position (rear side fixing portion 43) where the first urging
(3)本実施形態では、1本のスプリング41に、前記した2つの機能を持たせることで、例えばこれらの機能を個別のスプリングに持たせる場合に比べて部品点数を削減することができる。
(3) In the present embodiment, by providing one
(4)本実施形態では第1付勢部45に加わる荷重LLを後側固定部43で緩衝するとともに、第2付勢部46に加わる荷重LHを前側固定部42で緩衝することで、前記した2つの機能の独立性をより確実に保つことができる。
(4) In the present embodiment, the load LL applied to the first urging
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・前記実施形態において、係止部材30が前記移動の係止を解除するまでの間の係止部材30の回動位置において第1付勢部45に加わる荷重LLが、係止部材30の回動位置に対応する解除ハンドル6の回動位置において第2付勢部46に加わる荷重LHよりも小さく設定されるのであれば、適宜の態様で第1及び第2付勢部45,46間のスプリングトルクの関係を調整・設定すればよい。例えば第1付勢部45の弾性係数KL及び第2付勢部46の弾性係数KHを同等にするとともに、各々の使用範囲ZL,ZHのみを調整することで前記した設定を実現してもよい。
In addition, you may change the said embodiment as follows.
In the embodiment, the load LL applied to the first urging
・前記実施形態において、板ばねからなるスプリングを採用してもよい。この場合であっても、アッパレール4との固定位置を挟んでその後側及び前側に第1付勢部及び第2付勢部を配設すればよい。 -In the said embodiment, you may employ | adopt the spring which consists of a leaf | plate spring. Even in this case, the first urging portion and the second urging portion may be disposed on the rear side and the front side across the fixing position with the upper rail 4.
・前記実施形態において、係止部材又は解除ハンドルの支持構造等に対応して引っ張り変形や圧縮変形、ねじれ変形などで付勢力を発生する第1及び第2付勢部を有するスプリングを採用してもよい。 In the embodiment, a spring having first and second urging portions that generate urging force by tensile deformation, compression deformation, torsion deformation, etc. corresponding to the support structure of the locking member or the release handle, etc. is adopted. Also good.
・前記実施形態において、空間Sの外側でアッパレール4に回動自在に連結される係止部材であってもよい。この場合、係止部材の軸線は、例えば前後方向(アッパレール4の長手方向)に延びていてもよい。同様に、空間Sの外側でアッパレール4に支持される解除ハンドルであってもよい。 -In the said embodiment, the latching member connected with the upper rail 4 outside the space S so that rotation is possible may be sufficient. In this case, the axis of the locking member may extend in the front-rear direction (longitudinal direction of the upper rail 4), for example. Similarly, a release handle supported by the upper rail 4 outside the space S may be used.
・前記実施形態において、ロアレール3及びアッパレール4と、車両フロア2及びシート5の固定関係(即ち上下の配置関係)は逆であってもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
-In the said embodiment, the fixed relationship (namely, vertical arrangement relationship) of the
Next, the technical idea that can be grasped from the above embodiment and other examples will be described below.
(イ)車両フロア及びシートのいずれか一方に固定される第1レールと、
前記車両フロア及び前記シートのいずれか他方に固定され、前記第1レールに対し相対移動可能に連結され、幅方向両側に並設された一対の側壁部、及び前記第1レールに車両高さ方向で対向配置され該第1レールから離隔する前記両側壁部の基端間を連結する連結壁部を有する第2レールと、
前記第1レール及び前記第2レール間に形成される空間内に配置され、幅方向に延びる軸線周りに前記第2レールに回動自在に連結され、前記第1レール及び前記第2レールの相対移動を選択的に係止する係止部材と、
前記第2レールの長手方向に該第2レール内に挿入されて前記係止部材に連係され、前記第2レールに設けられた支持壁部との当接部を支点に回動することで、前記相対移動の係止を解除する操作力を伝達する操作部材と、
前記第2レールに固定され、該固定位置から一側方向に延出して前記相対移動を係止する側に前記係止部材を付勢する第1付勢部、並びに前記固定位置から他側方向に延出して前記操作部材が前記支持壁部に当接するように弾性的に保持する第2付勢部を有する単独のスプリングとを備え、
前記係止部材が前記相対移動の係止を解除するまでの間の前記係止部材の回動位置において前記第1付勢部に加わる荷重は、前記係止部材の回動位置に対応する前記操作部材の回動位置において前記第2付勢部に加わる荷重よりも小さく設定されていることを特徴とする車両用シートスライド装置。
(A) a first rail fixed to either the vehicle floor or the seat;
A pair of side wall portions fixed to the other of the vehicle floor and the seat, connected to be movable relative to the first rail, and arranged side by side on both sides in the width direction, and a vehicle height direction on the first rail A second rail having a connection wall portion that connects between the base ends of the both side wall portions that are opposed to each other and spaced from the first rail;
It is disposed in a space formed between the first rail and the second rail, is pivotally connected to the second rail around an axis extending in the width direction, and is relative to the first rail and the second rail. A locking member for selectively locking movement;
By being inserted into the second rail in the longitudinal direction of the second rail and linked to the locking member, and rotating around a contact portion with a support wall provided on the second rail, An operation member for transmitting an operation force for releasing the locking of the relative movement;
A first urging portion fixed to the second rail, extending in one side direction from the fixed position, and urging the locking member toward the side locking the relative movement; and the other direction from the fixed position And a single spring having a second urging portion that elastically holds the operation member so as to abut against the support wall portion.
The load applied to the first urging portion at the rotation position of the locking member until the locking member releases the locking of the relative movement corresponds to the rotation position of the locking member. A vehicle seat slide device, wherein the vehicle seat slide device is set to be smaller than a load applied to the second urging portion at a rotation position of the operation member.
2…車両フロア、3…ロアレール(第1レール)、4…アッパレール(第2レール)、5…シート、6…解除ハンドル(操作部材)、22…支持壁部、30…係止部材、41…スプリング、45…第1付勢部、46…第2付勢部。 2 ... Vehicle floor, 3 ... Lower rail (first rail), 4 ... Upper rail (second rail), 5 ... Seat, 6 ... Release handle (operating member), 22 ... Support wall, 30 ... Locking member, 41 ... Spring, 45 ... first biasing portion, 46 ... second biasing portion.
Claims (2)
前記車両フロア及び前記シートのいずれか他方に固定され、前記第1レールに対し相対移動可能に連結される第2レールと、
前記第2レールに回動自在に連結され、前記第1レール及び前記第2レールの相対移動を選択的に係止する係止部材と、
前記係止部材に連係され、前記第2レールに設けられた支持壁部との当接部を支点に回動することで、前記相対移動の係止を解除する操作力を伝達する操作部材と、
前記第2レールに固定され、該固定位置から一側方向に延出して前記相対移動を係止する側に前記係止部材を付勢する第1付勢部、並びに前記固定位置から他側方向に延出して前記操作部材が前記支持壁部に当接するように弾性的に保持する第2付勢部を有する単独のスプリングとを備え、
前記係止部材が前記相対移動の係止を解除するまでの間の前記係止部材の回動位置において前記第1付勢部に加わる荷重は、前記係止部材の回動位置に対応する前記操作部材の回動位置において前記第2付勢部に加わる荷重よりも小さく設定されていることを特徴とする車両用シートスライド装置。 A first rail fixed to either the vehicle floor or the seat;
A second rail fixed to the other of the vehicle floor and the seat and connected to the first rail so as to be relatively movable;
A locking member that is pivotally coupled to the second rail and selectively locks relative movement of the first rail and the second rail;
An operating member linked to the locking member and transmitting an operating force for releasing the locking of the relative movement by rotating around a contact portion with a support wall provided on the second rail as a fulcrum; ,
A first urging portion fixed to the second rail, extending in one side direction from the fixed position, and urging the locking member toward the side locking the relative movement; and the other direction from the fixed position And a single spring having a second urging portion that elastically holds the operation member so as to abut against the support wall portion.
The load applied to the first urging portion at the rotation position of the locking member until the locking member releases the locking of the relative movement corresponds to the rotation position of the locking member. A vehicle seat slide device, wherein the vehicle seat slide device is set to be smaller than a load applied to the second urging portion at a rotation position of the operation member.
前記第1付勢部及び前記第2付勢部は、前記固定位置を中心とする周方向に前記係止部材及び前記操作部材をそれぞれ付勢してなり、
前記第1付勢部が前記係止部材を付勢する位置の前記固定位置からの距離は、前記第2付勢部が前記操作部材を付勢する位置の前記固定位置からの距離よりも長く設定されていることを特徴とする車両用シートスライド装置。 The vehicle seat slide device according to claim 1,
The first urging portion and the second urging portion respectively urge the locking member and the operation member in a circumferential direction around the fixed position.
The distance from the fixed position of the position where the first urging portion urges the locking member is longer than the distance from the fixed position of the position where the second urging portion urges the operation member. A vehicular seat slide device characterized by being set.
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