JP2013049261A - 画像形成装置、パターン位置決定方法、画像形成システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】液滴の吐出タイミングを調整する装置100であって、テストパターンからの反射光を読み出す読み取り手段30と、均一パターンの印刷データを記憶する印刷データ記憶手段54と、均一パターンを記録媒体に印刷した後、テストパターンを均一パターン上に印刷するパターン形成手段52と、読み取り手段を等速で移動させる相対移動手段313と、テストパターンが形成された記録媒体に対し読み取り手段が相対移動しながら、テストパターンを光が横断する際に前記受光手段が受光した反射光の第1の検出データを取得する第1の検出データ取得手段617と、予め定められた上限値と下限値の間に含まれる第1の検出データにライン位置決定演算を施してテストパターンの位置を検出する位置検出手段616、を有する。
【選択図】図3
Description
図4は、シリアル方式の画像形成装置100の概略斜視図の一例を示す。画像形成装置100は、本体フレーム70により支持されている。画像形成装置100の長手方向にはガイドロッド1及び幅ガイド2が掛け渡され、ガイドロッド1及び副ガイド2にキャリッジ5が矢印A方向(主走査方向)に往復移動可能なように保持されている。
副走査駆動部(モータドライバ)314は紙送りするための副走査モータ132を駆動する。主制御部310には、副走査方向の移動量を検出するロータリエンコーダセンサ131からの出力信号(パルス)が入力され、主制御部310はこの出力信号に基づいて紙送り量を検出し、副走査駆動部314を介して副走査モータ132を駆動制御することで図示しない搬送ローラを介してシート材を紙送りする。
CPU301は、所定のタイミングになると着弾位置ずれ補正を開始する。このタイミングは、例えば、ユーザが操作/表示部136から着弾位置ずれ補正を指示したタイミング、CPU301がインク吐出前に発光素子402が発光しその時の反射光の強度が所定値以下であることから特定のシート材150であると判定したタイミング、最後に着弾位置ずれ補正を行った際の温度と湿度を記憶しておき温度又は湿度のいずれかが閾値以上ずれたと判定したタイミング、定期的(毎日、毎週、毎月等)なタイミング、等がある。
図7は、テストパターンの形成を説明する図の一例である。上記のようなタイミングで、画像形成装置はテストパターンを形成後、着弾位置ずれの補正処理を行う。
(i)まず、副走査位置制御部53が、ロータリエンコーダセンサが検出するシート材の位置を監視しながら副走査駆動部314を制御することで、副走査モータ132がプレインク形成範囲の始端が記録ヘッドの下までくるように搬送する。
(ii)プレインク塗布部51は、プレインク形成範囲が記録ヘッドの下まで搬送されると、予め用意された印刷データをプレインク形成範囲に印刷する。この印刷データは、均一な色でプレインク形成範囲を塗りつぶす印刷データである。均一パターンのインクは少なくともテストパターンよりも光の透過率が少ないことが好ましい。したがって、例えばインクの色は白色が好ましいが、画像形成装置が白インクを搭載していない場合、テストパターンと異なる色であればよい。このような色として、例えばイエローが挙げられる。
(iii) プレインク塗布部51は、均一パターンを形成し終わると、副走査位置制御部53にシート材の逆方向への搬送を要求する。副走査位置制御部53は、乾燥させるため予め決まった時間、均一パターンの形成後に待機して、プレインク形成範囲の始端が記録ヘッドの下までくるように、シート材を逆方向に搬送する。
(iv) テストパターン形成部52は、プレインク形成範囲が記録ヘッドの下まで搬送されると、予め用意された印刷データをプレインク形成範囲に印刷する。この印刷データはテストパターンとなる印刷データである。
(i)まず、副走査位置制御部53が、ロータリエンコーダセンサが検出するシート材の位置を監視しながら副走査駆動部314を制御することで、副走査モータ132がプレインク形成範囲の始端が記録ヘッドの下までくるように搬送する。
(ii)テストパターン形成部52は、プレインク形成範囲が記録ヘッドの下まで搬送されると、予め用意された印刷データをプレインク形成範囲に印刷する。この印刷データは、均一な色の背景の中にテストパターンが含まれる印刷データである。
図9は、印字位置ずれセンサ30がテストパターンのエッジ位置を検出するための構成を模式的に示す図の一例である。図9は、図5の記録ヘッド21と印字位置ずれセンサ30を右側面板4から見た図になっている。
続いて、図11、12を用いてスポット光とエッジ位置の関係について説明する。
図11は、スポット光とテストパターンの一例を示す図である。スポット光はテストパターンを構成する複数のライン(図では1本)を一定速度(等速)で横切るように移動する(以下、テストパターンとラインを厳密には区別せずに説明する。)。横切る際の速度は可変でもよいが、横断中は等速である。用紙などのシート材は紙送りによりラインの長手方向に移動しているため、スポット光はラインを斜めに横切るように移動するが、シート材が停止してもエッジ位置の特定方法は同じである。一般的な波長のスポット光とシート材ではテストパターンの重複面積が大きいほど、スポット光の反射光が低下するとしてよい。
時刻I:スポット光とテストパターンは重複していない。
時刻II:スポット光の半分がテストパターンと重畳している。この瞬間、反射光の減少率が最も大きくなる(重畳している面積が単位時間に最も大きく正に変化する)。
時刻III:スポット光の全体がテストパターンと重畳している。この瞬間、反射光の強度が最も小さくなる。
時刻IV:スポット光の半分がテストパターンと重畳している。この瞬間、反射光の増加率が最も大きくなる(重畳している面積が単位時間に最も大きく負に変化する)。
図13は、エッジ位置の特定方法を説明する図の一例である。図13(a)は、出力電圧の概略図を、図13(b)は出力電圧の拡大図をそれぞれ示す。変曲点のおよその値は、補正処理実行部526又は開発者が実験的に求めることができる。上述したように、例えば、出力電圧や吸収面積を微分して傾きがゼロに最も近い位置が変曲点となる。
このように、上限閾値と下限閾値の間の出力電圧データを用いてエッジを検出する場合、上限閾値と下限閾値の間に少なくとも変曲点が含まれていなければ、エッジを検出できない。上限閾値と下限閾値(2つのスレッシュホールド)が形成する幅を、以下、「スレッシュ領域」という。スレッシュ領域は出力電圧を単位とするが、出力電圧に対応する吸収面積でも定義できる。
図11ではスポット径d = テストパターンのライン幅Lとしたが、「スポット径d > テストパターンのライン幅L」 又は、「スポット径d < テストパターンのライン幅L」でも、エッジ位置は検出可能である。
本実施形態では、図4,5のシリアル方式の画像形成装置100を例にして説明したが、ライン方式の画像形成装置100においても同様の方法で着弾位置ずれ量を補正できる。ライン方式の画像形成装置100について簡単に説明する。
図20(a)は、補正処理実行部526が信号補正する手順の一例を示すフローチャート図である。
制御部のブロック図は実施例1の図6と、及び、エッジを検出するための構成は実施例1の図9と同様なので説明は省略する。
図22(a)は、補正前の受光素子の出力電圧の一例を、図22(b)は振幅補正された出力電圧の一例をそれぞれ示す。
・パターン非依存分除外処理
・振幅補正処理
の2つの補正を有している。
(1)前処理
(2)信号補正
(2-1)パターン非依存分除外処理、(2-2)振幅補正処理
<前処理>
以下、前処理について説明する。前処理は前処理Aと前処理Bに分けることができる。前処理Aは、均一パターンが形成された後でかつテストパターン形成前の白紙状態(バックグラウンド)の出力電圧データに対する以下の処理により構成される。
・前処理A
(i) n回スキャン
(ii) 同期処理
(iii) 平均化
(iv) フィルタ処理
前処理Bは、均一パターン及びテストパターン形成後の出力電圧データに対する以下の処理により構成される。
・前処理B
(i) n回スキャン
(ii) 同期処理
(iii) 平均化
<前処理A>
・前処理A−(i)
図23は、A-(i)のn回スキャンの測定結果の一例を示す図である。n回スキャンに先立ち、プレインク塗布部51が均一パターンを印刷する。また、n回スキャンに先立ち、n回スキャン部はシート材(ex、普通紙、トレーシングペーパ)に対するセンサキャリブレーションを行う。n回スキャン部は、受光素子が検出し最終的にA/D変換回路523が変換した反射光の出力電圧が、ある一定値になるようにCPU301に要求する。CPU301は、出力電圧がある範囲に入るようにフィードバック制御する。例えば、出力電圧が4.4〔V〕より大きければ発光制御手段511の発光量を低減し、出力電圧が4.0〔V〕未満であれば発光制御手段511の発光量を増大する。図23(a)(b)に示すように、センサキャリブレーションにより、出力電圧は4.0〜4.4〔V〕の範囲に入るようになる。なお、目標値を4.0〜4.4Vに設定したPI制御やPID制御によりセンサキャリブレーションしてもよい。
図24はA-(ii)の同期処理を説明する図の一例である。平均化部はn回スキャン部が取得したn個の出力電圧データの平均を算出する。出力電圧データはスポット光がシート材150以外を走査しても検出されるが、必要なのはシート材150から得られた出力電圧のみである。このため、同期化部は、n個の出力電圧データの始まりをシート材150の紙端に揃える。
次に、n個の出力電圧データはシート材150の紙端を走査方向の基準位置(位置がゼロ)として、位置毎にn個の出力電圧データを有する。この位置は、エンコーダセンサが検出するキャリッジ5の位置であるが、スポット光の重心位置と1対1に対応するので、以下、スポット光の重心位置として説明する。すなわち、平均化部は重心位置毎にn個の出力電圧データの平均を算出する。
図25は、フィルタ処理を説明する図の一例である。フィルタ処理部は、平均化部が平均した重心位置毎の出力電圧データの平均値をフィルタ処理する。具体的には、着目している出力電圧データの前後m個(着目しているデータを含めm個とする)のデータを抽出して、平均を算出する。これにより、測定ノイズが低減され、同期処理で同期しきれなかった出力電圧データのズレを低減することができる。
・前処理B-(i)
図26は、B-(i)のn回スキャンを説明する図の一例である。図26(a)では、A-(i)のn回スキャンが行われたシート材150にテストパターンが形成されている。図26(b)はテストパターンが形成されたシート材150からの反射光を受光素子が受光した際の出力電圧データの波形を示す。n回スキャン部はこのようなデータをn回取得する。
図27は同期処理を説明する図の一例である。上段は同期前の出力電圧データを、下段は同期後の出力電圧データをそれぞれ模式的に示す。テストデータの形成前と異なりテストデータの形成後は、n回の出力電圧データの極大値同士、及び、極小値同士を一致させることで、エッジ位置を揃えることができる。図27のような波形データの極大値同士、及び、極小値同士を一致させる(完全に一致させることは困難であるが)には、いくつか方法がある。
平均化部は同期化したn個の出力電圧データの平均を算出する。n個の出力電圧データは、位置毎にn個の出力電圧データが存在するので、平均化部は重心位置毎にn個の出力電圧データの平均を算出する。
信号補正の前に同期処理部613が同期処理を行う。同期処理部613は、A-(i)〜(iv)の前処理が施されたテストパターン印字前の出力電圧データと、B-(i)〜(iii)の前処理が施されたテストパターン印字後の出力電圧データの紙端を揃える。
パターン非依存分除外処理は、Vsgからテストパターンが形成されている部分でも発生する出力電圧分を低減する処理を行う。Vpはテストパターンが形成された部分でも吸収しきれない光による反射光、空中散乱光、暗出力による出力電圧である。Vpは、Vsg1とVsg2のどちらでも同程度とみなすことができる。
・白紙測定データVsg2−Vp
・パターン測定データVsg1−Vp
図29(a)はパターン測定データの出力波形の一例を、図29(b)はパターン測定データからVpを減じた出力波形の一例を、それぞれ示す。図29(a)と(b)を比較すると分かるように、パターン非依存分除外処理により約1〔V〕ほど全体的にパターン測定データが小さくなっていることが分かる。
白紙測定データx´=白紙測定データVsg1−Vp
パターン測定データy´=パターン測定データVsg2−Vp
(2-2)振幅補正処理
まず、演算対象データzを求める際の考え方について説明する。
シート材150に均一パターンが形成された状態でも、シート材150の反射光や反射率は、透過性や結晶性といったシート材150の特性で変動する。また、シート材150の指向性の高さにより程度に差はあるが、シート材150の凹凸やシート材150を支えるプラテン等の傾きが一定でないといった要因で、光軸がずれることによる反射率の変動もある。
・位置または時間の関数を、時間の関数とする
・バックグラウンド変動を時間の関数 Kbgとする
・非印字媒体を白紙の紙とする
・受光素子で検知したい変化を、紙に吐出されたインクの位置とする
・有効数字確保や演算上、適当な係数を最大電位 Vmaxとする
・センサで測定する値を電圧値Vとする
まず、インクの色素が光を吸収するメカニズムを考える。インクに入射してくる光子は、色素固有のエネルギー状態を下回った時に吸収される(光のエネルギーは
振動数に比例し可視光であれば振動数により色が変わることから理解される)。色素のエネルギー状態は外界からエネルギーを加えることで変化させることもできるが、工業的には、特に意図的な制御を行わない限り、一定とみなせることが多い。
V ∝ (1-Ki)
と仮定すれば、測定電圧Vは反射光率に比例する。
V ∝ Kbg × (1-Ki)
となる。
V ∝ Kbg × Z
⇔ Z ∝ ( 1 / Kbg ) × V となる。
Vmax を適当に定めることで、これは
Z = ( Vmax / Kbg ) × V …(1)
となる。
Kbg = y´
V = x´
Z = Vsg =z
Vmax = Vsgの最大値(例えば4V)=Vmax−Vp
実際にはZは、最終的な演算対象のデータとなるので、実測されているVsgと一致するわけではないが、Vsgの代わりに得られるデータがZであるので、「Z=Vsg」とし、さらに「Z=z」とする。また、Vmaxは適宜定めることができるので、zが演算対象データであることからVsgの最大値、すなわちVsgの理想的な振幅とする。なお、VmaxにはVpが含まれているので、Vmax = Vmax−Vpと置き直している。以上から式(1)を書き直すと次式のようになる。
図30は、x´とy´から得られる演算対象データzを模式的に説明する図の一例である。図30(a)ではx´とy´を1つに重ねて表示しており、図30(b)では演算対象データzとVmaxを表示している。
図31は、補正処理実行部526が信号補正する手順の一例を示すフローチャート図である。
2 副ガイド
5 キャリッジ
7 駆動プーリ
8 主走査モータ
9 タイミングベルト
21〜24 記録ヘッド
30 印字位置ずれセンサ
41 エンコーダシート
42 エンコーダセンサ
100 画像形成装置
200 サーバ
301 CPU
310 主制御部
312 ヘッド駆動制御部
313 主走査駆動部
314 副走査駆動部
402 発光素子
403 受光素子
500 画像形成システム
525 共有メモリ
526 補正処理実行部
611 印字前前処理部
612 印字後前処理部
613 同期処理部
614 パターン非依存分除外処理部
615 振幅補正処理部
616 吐出タイミング補正処理部
Claims (8)
- 記録媒体に形成したテストパターンを読み取って、液滴の吐出タイミングを調整する画像形成装置であって、
前記記録媒体に光を照射する発光手段及び前記記録媒体からの反射光を受光する受光手段を有する読み取り手段と、
前記テストパターンと異なる色で、前記テストパターンよりも広い範囲に形成される均一パターンの印刷データを記憶する印刷データ記憶手段と、
前記均一パターンを前記記録媒体に印刷した後、前記テストパターンを前記均一パターン上に印刷するパターン形成手段と、
前記記録媒体又は前記読み取り手段を相対的に等速で移動させる相対移動手段と、
前記テストパターンが形成された前記記録媒体に対し前記読み取り手段が相対移動しながら、前記テストパターンを前記光が横断する際に前記受光手段が受光した前記反射光の第1の検出データを取得する第1の検出データ取得手段と、
予め定められた上限閾値と下限閾値の間に含まれる前記第1の検出データに、ライン位置決定演算を施して、前記テストパターンの位置を検出する位置検出手段、
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記均一パターンが形成された後、かつ、前記テストパターンが形成される前に、前記記録媒体に対し前記読み取り手段が相対移動しながら、前記受光手段が前記光の走査位置から受光した前記反射光の第2の検出データを取得する第2の検出データ取得手段と、
前記第1の検出データと前記第2の検出データのそれぞれから前記第1の検出データの極小値と同程度の値を減じる減算処理手段と、
減算処理された前記第2の検出データに対する前記第1の検出データの割合を算出して、前記第1の検出データの極大値を略一定に揃える信号補正手段と、
を有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 前記信号補正手段は、前記割合に予め定められた電圧値を乗じて、振幅が略一定のテストパターン位置決定用データを生成する、
ことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。 - 前記位置検出手段は、予め定められた上限閾値と下限閾値の間に含まれる前記テストパターン位置決定用データを直線近似して、該直線が上限閾値と下限閾値と交わる2つの走査位置の中間点を、前記テストパターンの位置として検出する、
ことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。 - 前記均一パターンの色は、前記テストパターンの色よりも光透過率が低い、ことを特徴とする請求項1〜4いずれか1項記載の画像形成装置。
- 前記印刷データ記憶手段は、前記均一パターンを背景に前記テストパターンが配置された、前記均一パターンと前記テストパターンが一体の印刷データを記憶しており、
前記パターン形成手段は、前記均一パターンと前記テストパターンを前記記録媒体に時間的に並行に印刷する、
ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 記録媒体に光を照射する発光手段及び前記記録媒体からの反射光を受光する受光手段を有する読み取り手段を有し、記録媒体に液滴を吐出して形成したテストパターンを読み取って、液滴の吐出タイミングを調整する画像形成装置のパターン位置検出方法であって、
パターン形成手段が、前記テストパターンと異なる色で、前記テストパターンよりも広い範囲に形成される均一パターンの印刷データを記憶する印刷データ記憶手段から読み出した、前記均一パターンを前記記録媒体に印刷した後、前記テストパターンを前記均一パターン上に印刷するステップと、
相対移動手段が、前記記録媒体又は前記読み取り手段を相対的に等速で移動させるステップと、
前記テストパターンが形成された前記記録媒体に対し前記読み取り手段が相対移動しながら、第1の検出データ取得手段が、前記テストパターンを前記光が横断する際に前記受光手段が受光した前記反射光の第1の検出データを取得するステップと、
位置検出手段が、予め定められた上限閾値と下限閾値の間に含まれる前記第1の検出データに、ライン位置決定演算を施して、前記テストパターンの位置を検出するステップと、
を有することを特徴とするパターン位置検出方法。 - 液滴を吐出する画像形成装置を有する画像形成システムであって、
液滴の吐出タイミングを調整するためのテストパターンと異なる色で、前記テストパターンよりも広い範囲に形成される均一パターンの印刷データを記憶する印刷データ記憶手段、を有し、
前記画像形成装置は、
記録媒体に光を照射する発光手段及び前記記録媒体からの反射光を受光する受光手段を有する読み取り手段と、
前記均一パターンを前記記録媒体に印刷した後、前記テストパターンを前記均一パターン上に印刷するパターン形成手段と、
前記記録媒体又は前記読み取り手段を相対的に等速で移動させる相対移動手段と、
前記テストパターンが形成された前記記録媒体に対し前記読み取り手段が相対移動しながら、前記テストパターンを前記光が横断する際に前記受光手段が受光した前記反射光の第1の検出データを取得する第1の検出データ取得手段と、を有し、
当該画像形成システムが、予め定められた上限閾値と下限閾値の間に含まれる前記第1の検出データに、ライン位置決定演算を施して、前記テストパターンの位置を検出する位置検出手段を有する
ことを特徴とする画像形成システム。
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