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JP2013042452A - 通信装置、通信方法およびプログラム - Google Patents

通信装置、通信方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】組織ビットとパリティビットとを区別して周波数クリッピングを適用する処理を、簡易にし、伝送特性を向上させることができる通信装置を提供すること。
【解決手段】情報ビットを誤り訂正符号化して、組織ビットとパリティビットとを含む符号ビットを生成する符号部と、パリティビットのみに基づく周波数信号ブロックが少なくとも一つ生成されるように、符号ビットの並び順を決定するビットローディング部と、複数の符号ビットを分割したビット列であって、上述の並び順で連続する複数の符号ビットからなるビット列に基づき、周波数信号を生成する周波数信号生成部と、周波数信号をサブキャリアに配置した信号を送信する送信部とを具備し、各々の周波数信号ブロックは、各々一つの上述のビット列に基づく周波数信号により構成されることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、通信装置、通信方法およびプログラムに関する。
第3.9世代の携帯電話の無線通信システムであるLTE(Long Term Evolution)システムの標準化が完了し、最近ではLTEシステムをより発展させたLTE−A(LTE−Advanced)が、第4世代の無線通信システム(IMT−Aなどとも称する。)の一つとして標準化が行われている。
さらに、新しい伝送方式として、送信側で周波数スペクトル(周波数信号)をクリッピング(削除、欠落)するスペクトル整形技術が開示されている(特許文献1)。受信側では、クリッピングされたサブキャリアを伝搬路利得がゼロの伝搬路を介して受信されたものとみなす。このとき、強いシンボル間干渉が新たに発生するため、非線形繰り返し等化であるターボ等化のような強力なシンボル間干渉を除去できる等化器が必要であり、このような受信処理を採用する。
図13に、従来の通信装置(送信装置)の構成例を示す概略ブロック図である。送信対象の情報ビットは、ターボ符号部1001によりターボ符号化される。符号ビットは、変調部1002において、QPSK(Quaternary Phase Shift Keying)や16QAM(Quadrature Amplitude Modulation)、64QAMなどの変調シンボルに変換される。DFT部1003において、変調を施された信号はNDFTポイントの離散フーリエ変換(DFT:Discrete Fourier Transform)により周波数信号に変換される。得られた周波数信号は、クリッピング部1004によりNclip(ただし、Nclip<NDFT)ポイントだけ削除(クリッピング)され、NDFT−Nclipポイントの周波数信号が生成される。
クリッピングされた周波数信号は、周波数マッピング部1005によりシステム帯域内の任意のサブキャリアに割り当てられる。任意のサブキャリアは、制御局となる他の通信装置から通知された割当情報に基づいて決定されてもよいし、当該通信装置で決定してもよいし、予め定義された割当でもよい。サブキャリアに割り当てられた周波数信号は、IFFT部1006によりNFFTポイントの逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)により時間信号に変換され、参照信号多重部1007により復調用の参照信号が多重される。参照信号が多重された後、時間信号はCP(Cyclic Prefix)部1008によりCPが付加される。最後に、無線部1009により無線周波数にアップコンバージョンされ、アンテナ1010から送信される。
これに対し、非特許文献1では、組織ビット(システマティックビットともいう)に基づくDFTブロックと、パリティビットに基づくDFTブロックとの各々に対して、異なるクリッピング率でクリッピングを行う方法が提案されている。
特開2008−219144号公報
田原興一、樋口健一、"周波数領域パンクチャリングを行うターボ符号化におけるシステマティックビットとパリティビットを区別したパンクチャリングの検討"、電子情報通信学会、信学技法SIP2010−99、RCS2010−229(2011−01)
しかしながら、非特許文献1に記載の方法においては、演算式以外の具体的な送信処理が開示されておらず、演算式をそのまま実現しようとすると、組織ビットのみに基づく周波数信号と、パリティビットのみに基づく周波数信号とを生成し、これらに対して周波数パンクチャリングを別々に施した上で多重するため、処理が煩雑になるという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、組織ビットとパリティビットとを区別して周波数クリッピングを適用する処理を、簡易にし、伝送特性を向上させることができる通信装置、通信方法およびプログラムを提供することにある。
(1)この発明は上述した課題を解決するためになされたもので、本発明の一態様は、情報ビットを誤り訂正符号化して、組織ビットとパリティビットとを含む符号ビットを生成する符号部と、前記パリティビットのみに基づく周波数信号ブロックが少なくとも一つ生成されるように、前記符号ビットの並び順を決定するビットローディング部と、前記並び順が決定された符号ビットを分割したビット列であって、前記並び順で連続する複数の符号ビットからなるビット列に基づく周波数信号を生成する周波数信号生成部と、前記周波数信号をサブキャリアに配置した信号を送信する送信部とを具備し、各々の前記周波数信号ブロックは、各々一つの前記ビット列に基づく周波数信号により構成されることを特徴とする通信装置である。
(2)また、本発明の他の態様は、上述の通信装置であって、前記ビットローディング部が決定する並び順は、前記パリティビットのみからなる一つビット列と、前記組織ビットのみからなる一つのビット列とを連結したビット列の並び順であることを特徴とする。
(3)また、本発明の他の態様は、上述の通信装置であって、前記誤り訂正符号化は、ターボ符号であることを特徴とする。
(4)また、本発明の他の態様は、上述の通信装置であって、前記ビット列のうち、前記パリティビットのみからなるビット列のビット数は、その他の前記ビット列のビット数よりも大きいことを特徴とする。
(5)また、本発明の他の態様は、上述の通信装置であって、前記周波数信号ブロックを構成する周波数信号のうち、一部を削除するクリッピング部と、前記周波数信号ブロックを構成する周波数信号が、パリティビットのみに基づくか否かに応じて、前記クリッピング部が削除するサブキャリア数を決定するクリッピング制御部とを具備することを特徴とする。
(6)また、本発明の他の態様は、上述の通信装置であって、前記周波数信号ブロックを構成する周波数信号のうち、一部を削除するクリッピング部と、前記ビット列が前記パリティビットのみからなるか否かに応じて、該ビット列に基づく前記周波数信号ブロックから、前記クリッピング部が削除する周波数信号の数を、決定するクリッピング制御部とを具備することを特徴とする。
(7)また、本発明の他の態様は、情報ビットを誤り訂正符号化して、組織ビットとパリティビットとを含む符号ビットを生成する第1の過程と、前記パリティビットのみに基づく周波数信号ブロックが少なくとも一つ生成されるように、前記符号ビットの並び順を決定する第2の過程と、複数の前記符号ビットを分割したビット列であって、前記並び順で連続する複数の符号ビットからなるビット列に基づき、周波数信号を生成する第3の過程と、前記周波数信号をサブキャリアに配置した信号を送信する第4の過程とを有し、各々の前記周波数信号ブロックは、各々一つの前記ビット列に基づく周波数信号により構成されることを特徴とする通信方法である。
(8)また、本発明の他の態様は、コンピュータを、情報ビットを誤り訂正符号化して、組織ビットとパリティビットとを含む符号ビットを生成する符号部、前記パリティビットのみに基づく周波数信号ブロックが少なくとも一つ生成されるように、前記符号ビットの並び順を決定するビットローディング部、複数の前記符号ビットを分割したビット列であって、前記並び順で連続する複数の符号ビットからなるビット列に基づき、周波数信号を生成する周波数信号生成部、前記周波数信号をサブキャリアに配置した信号を送信する送信部として機能させるためのプログラムであって、一つの前記周波数信号ブロックは、一つの前記ビット列に基づく周波数信号により構成されるプログラムである。
この発明によれば、組織ビットとパリティビットとを区別して周波数クリッピングを適用する処理を、簡易にし、伝送特性を向上させることができる。
この発明の第1の実施形態における移動通信システムの構成を示す概略ブロック図である。 同実施形態の概念を示すための、上りリンクのサブフレーム構成の一例を示す概念図である。 同実施形態における第1の通信装置100の構成を示す概略ブロック図である。 同実施形態におけるクリッピングされないDFTブロックの周波数信号を示す概念図である。 同実施形態におけるクリッピングされるDFTブロックの周波数信号を示す概念図である。 同実施形態におけるターボ符号部1およびビットローディング部2の構成を示す概略ブロック図である。 同実施形態におけるバーチャルサーキュラーバッファ16の構成を示す概略ブロック図である。 同実施形態におけるバーチャルサーキュラーバッファ16の概念を示す概念図である。 同実施形態におけるDFT部4の構成を示す概略ブロック図である。 同実施形態における第2の通信装置200の構成を示す概略ブロック図である。 この発明の第2の実施形態におけるサブフレームの構成の一例を示す図である。 同実施形態におけるビットローディング部2aの構成を示す概略ブロック図である。 従来の通信装置の構成例を示す概略ブロック図である。
以下、図面を参照しながら、この発明を実施するための実施の形態について説明する。なお、以下の各実施形態では、誤り訂正符号化方式としてターボ符号化を前提とするが、組織ビット(システマティックビットともいう)とパリティビットで構成される誤り訂正符号であれば他の誤り訂正符号でもよい。また、以下の実施形態では、DFT(Discrete Fourier Transform;離散フーリエ変換)により変換することで生成した周波数信号を、任意の連続する周波数に割り当てるシングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA:Single Carrier Frequency Division Multiple Access)方式を例に述べるが、Clustered DFT−S−OFDMA(DFT-Spread Orthogonal Frequency Division Multiple Access)方式や周波数拡散するマルチキャリア方式でもよい。また、複数の送信アンテナ(アンテナポート)を用いる送信ダイバーシチやMIMO(Multiple−Input Multiple−Output)多重などのマルチアンテナ技術にも適用可能である。また、以下の実施形態では上りリンク(移動局装置から基地局装置への通信)を対象とするが、これに限定されない。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態における移動通信システムの構成を示す概略ブロック図である。本実施形態における移動通信システム300は、移動局である複数の第1の通信装置100と、基地局である第2の通信装置200とを含んで構成される。各第1の通信装置100は、第2の通信装置200と双方向に無線通信する。
図2は、本実施形態の概念を示すための、上りリンクのサブフレーム構成の一例を示す概念図である。サブフレーム43は、複数の変調シンボルから構成される複数のDFTブロック(周波数信号ブロック)を時間多重することで構成されている。図2では、符号41が付された各矩形は、組織ビットから構成される変調シンボルを含むDFTブロックを示す。また、符号42が付された各矩形は、パリティビットのみから構成される変調シンボルのみから成るDFTブロックを示す。なお、本実施形態では、1サブフレームを構成するDFTブロック数は5であり、1DFTブロックあたりNDFT1ポイントの周波数信号が送信される。本実施形態は、DFTブロック41とDFTブロック42とで、クリッピングするか否かを変更することを特徴としている。そのため、DFTブロック41はNDFT1個の変調シンボルから成り、DFTブロック42はクリッピングを行うためNDFT1+Nclip個の変調シンボルから成る。すなわち、パリティビットのみに基づくDFTブロック(例えば、DFTブロック42)が表すビット列のビット数は、その他のDFTブロック(例えば、DFTブロック41)が表すビット列のビット数よりも大きい。このとき、クリッピングをするか否かを制御するために、DFTブロックのブロック番号というパラメータを新たに設定し、クリッピングを行うDFTブロックの最初のブロック番号を、クリッピングするか否かの制御に使用する。なお、図2の場合、1〜5のブロック番号が存在し、クリッピングを行うDFTブロックの最初のブロック番号は3である。
図3は、第1の通信装置100の構成を示す概略ブロック図である。第1の通信装置100は、ターボ符号部1、ビットローディング部2、変調部3、DFT部4、クリッピング制御部5、クリッピング部6、周波数マッピング部7、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform;逆高速フーリエ変換)部8、参照信号多重部9、CP挿入部10、無線部11、送信アンテナ12、受信アンテナ13、受信部14を含んで構成される。受信アンテナ13は、基地局装置である第2の通信装置200が送信した信号を受信する。受信部14は、受信アンテナ13が受信した信号から、少なくとも当該第1の通信装置100に対する制御情報であるトランスポートブロックサイズTBS、変調方式情報S、サブキャリア割当情報MIを抽出する。トランスポートブロックサイズTBSは、ターボ符号部1、ビットローディング部2に出力される。変調方式情報Sは、ビットローディング部2、変調部3に出力される。サブキャリア割当情報MIは、周波数マッピング部7に出力される。なお、トランスポートブロックサイズTBSは、1サブフレームで送信する情報ビットBのビット数を示す情報である。変調方式情報Sは、送信に用いる変調方式(BPSK(Binary Phase-Shift Keying)、QPSK(Quadrature Phase-shift Keyingなど)を示す情報である。サブキャリア割当情報MIは、周波数信号を配置するサブキャリアを示す情報である。
情報ビットBは、第2の通信装置200から制御情報として通知された情報ビット数(トランスポートブロックサイズTBS)の情報ビットがターボ符号部1に入力される。ターボ符号部1は、情報ビットBをターボ符号化し、組織ビットとパリティビットとからなる符号ビットを生成する。ここで、ターボ符号部1で符号化する情報ビットBの単位をコードブロックとしてコードブロック単位で符号化してもよい。ビットローディング部2は、符号ビットの並び順を決定し、該並び順に符号ビットをバーチャルサーキュラーバッファに保存する。ビットローディング部2は、バーチャルサーキュラーバッファから順番に符号ビットを出力する。すなわち、ビットローディング部2は、決定した並び順で符号ビットを出力する。ビットローディング部2の詳細は後述する。
変調部3は、ビットローディング部2が出力した順に、符号ビットから変調シンボルを生成する。このとき、変調方式は、変調方式情報Sにより指定された変調方式を用いる。DFT部4(周波数信号生成部)は、変調部3が生成した変調シンボルを、離散フーリエ変換(DFT)して、周波数信号を生成する。このとき、ビットローディング部2においてトランスポートブロックサイズから、パリティビットのみで構成されるDFTブロックのブロック番号(パリティビットのみから構成されたDFTブロックを示す情報ならその他の情報でもよい)を算出し、DFT部4に入力する。
DFT部4は、ビットローディング部2から通知されるブロック番号に基づき、DFTを施す変調シンボルに組織ビットに基づく変調シンボルが含まれているか否かを判定する。DFT部4は、組織ビットに基づく変調シンボルが含まれているときは、ポイント数NDFT1ポイントでDFTを施し、組織ビットで構成された変調シンボルの周波数信号を生成する。なお、ポイント数NDFT1は、第2の通信装置200からサブキャリア割当情報MIにより指定された伝送帯域のサブキャリア数である。また、DFT部4は、組織ビットに基づく変調シンボルが含まれていない、すなわちパリティビットに基づく変調シンボルのみのときは、NDFT1+NclipポイントでDFTを施し、Nclipポイントだけ帯域幅の広い周波数信号を生成する。すなわち、組織ビットに基づく変調シンボルが含まれるときよりも、パリティビットに基づく変調シンボルのみのときの方が、DFTの対象となる変調シンボルの元となったビット数が多くなっている。DFT部4から出力された周波数信号は、クリッピング部6に入力される。なお、ポイント数XでDFTを施すとは、変調部3が生成した順で連続するX個の変調シンボルを離散フーリエ変換して、X個の周波数信号を生成することである。そして、このX個の周波数信号が、一つのDFTブロック(周波数信号ブロック)を構成する。また、DFT部4は、クリッピングするポイント(サブキャリア)数Nclipを、後述するクリッピング制御部5から取得する。
一方、ビットローディング部2から出力されたブロック番号は、クリッピング制御部5にも入力される。クリッピング制御部5は、ブロック番号に基づき、組織ビットを含むビットに基づく変調シンボルから生成された周波数信号に対してはクリッピングしないような制御信号をクリッピング部6に出力する。また、クリッピング制御部5は、パリティビットに基づく変調シンボルのみから生成された周波数信号に対してはNclipポイント削除するような制御信号をクリッピング部6に出力する。なお、本実施形態では、Nclipは、誤り率が大きくならない範囲で変調方式に応じた最適化された値が予め設定されている。クリッピング制御部5は、変調方式情報Sにて指定された変調方式に応じた値を、該予め設定された値の中から選択することで、Nclipを取得する。なお、予め設定されている値が、Nclipそのものではなく、クリッピング率であり、クリッピング制御部5は、選択したクリッピング率を、サブキャリア割当情報MIにて指定されたサブキャリア数に乗じることで、Nclipを算出するようにしてもよい。また、第2の通信装置200から変調方式のみでなく、符号化率も合わせて指定されるような形態の場合、変調方式と符号化率との組み合わせに応じた値が設定されていてもよい。クリッピング部6では、DFT部4から出力された周波数信号に対し、クリッピング制御部5から出力される制御信号(例えば、パリティビットのみから構成される変調シンボルの周波数信号であるか否か、あるいは、クリッピングしないことを指示する制御信号、クリッピング数を指示する制御信号)に基づいて、クリッピングが行われる。
図4、図5に、各DFTブロックの周波数信号の概念を示す。図4はクリッピングをしない場合の周波数信号を表している。また、図5はクリッピングする場合の周波数信号を表しており、NDFT1+NclipポイントのDFT後の周波数信号に対して、Nclipサブキャリア(ハッチングされた部分)を削除し、残りのNDFT1サブキャリアを送信する。ここでは、高周波成分を削除しているが、どのサブキャリアを削除してもよい。
クリッピング部6は、クリッピング制御部5からの制御信号に従い、組織ビットを含む変調シンボルから生成された周波数信号に対しては、図4のようなクリッピングを適用し、パリティビットのみに基づく変調シンボルから生成された周波数信号に適用する。
周波数マッピング部7は、クリッピング部6が出力したNDFT1ポイントの周波数信号を、サブキャリア割当情報MIに基づき、サブキャリアに配置する。IFFT部8は、サブキャリアに配置された周波数信号を、逆高速フーリエ変換して、時間信号に変換する。その後、参照信号多重部9が、時間信号に参照信号を多重する。CP挿入部10は、参照信号が多重された時間信号に、CP(Cyclic Prefix;サイクリックプレフィクス)を挿入する。最後に、無線部11は、CPが挿入された時間信号を、デジタル/アナログ変換し、さらに無線周波数にアップコンバージョンして、送信アンテナ12から送信する。
次に、本実施形態の特徴を示す。ターボ符号部1からビットローディング2にかかる詳細な処理を説明する。図6は、ターボ符号部1およびビットローディング部2の構成を示す概略ブロック図である。ビットローディング部2は、サブブロックインターリーブ部15−1、15−2、15−3、バーチャルサーキュラーバッファ16、ブロック番号算出部17を含んで構成される。
トランスポートブロックサイズTBSが入力されたターボ符号部1は、トランスポートブロックサイズTBSが示すビット数の情報ビットBをターボ符号化する。このとき、ターボ符号のマザーレートは1/3であるから、トランスポートブロックサイズTBSと同じビット数の組織ビット系列BS、第1のパリティビット系列BP1、第2のパリティビット系列BP2が出力される。それぞれは、ビットローディング部2に入力される。各ビット系列に対して、それぞれサブブロックインターリーブ部15−1、15−2、15−3は、これらのビット系列BS、BP1、BP2に対して、同一のブロックインターリーブを施す。そして、サブブロックインターリーブ部15−1、15−2、15−3は、ブロックインターリーブした組織ビット系列BS’、第1のパリティビット系列BP1’、第2のパリティビット系列BP2’を、バーチャルサーキュラーバッファ16に出力する。これにより、これらのビット系列は、1つのビット系列にまとめられる。なお、ブロックインターリーブは、例えば文献(3GPP TS36.212)に開示されている方法などを適用するが、該文献と同様に、順番にバーチャルサーキュラーバッファ16から呼び出した際に呼び出した符号ビット数の数により任意の符号化率を設定できる効果のあるインターリーブであればそれぞれのサブブロックインターリーブ部は同一である必要はなく、さらに他の方法でもよい。
一方、ブロック番号算出部17は、トランスポートブロックサイズTBSと変調方式情報Sとから、パリティビットのみで構成されるDFTブロックのブロック番号BN(開始番号)を以下の式(1)により算出する。ここで、DFTブロックのブロック番号は、次式で表される。
Figure 2013042452
式(1)において、Nはブロック番号、TBSはトランスポートブロックサイズ、Qは1変調シンボルで送信できるビット数である(変調多値数が4のQPSKの場合、Q=2、変調多値数16の16QAMの場合、Q=4)。また、NDFT1は、信号送信に使用するサブキャリア数(クリッピングしない場合のDFTポイント数)を表す。また、ceil(x)は天井関数であり、実数x以上の最小の整数を表す。このようにしてビットローディング部2は算出したブロック番号も同時に出力する。
図7は、バーチャルサーキュラーバッファ16の構成を示す概略ブロック図である。バーチャルサーキュラーバッファ16は、符号ビット収集部21と、レートマッチング部22とを含んで構成される。符号ビット収集部21は、得られたビット系列BS’、BP1’、BP2’を、組織ビットから先に順番に並べ、第1のパリティビットと第2のパリティビットを交互に並べて、直列化する。この並び順は、組織ビットのあとに、パリティビットが連続して並んでいる。したがって、該順に変調およびDFTを行うと、パリティビットのみに基づくDFTブロックが少なくとも一つ生成される。例えば、トランスポートブロックサイズを16とすると、16×3=48ビットの符号ビットがあるが、以下の式(2)のように直列化する。
Figure 2013042452
式(2)において、s(m)は組織ビット系列BS’のm番目のビットであり、c(m)は第1のパリティビット系列BP1’のm番目のビットであり、c(m)は第2のパリティビット系列BP2’のm番目のビットである。これを、レートマッチング部22に入力し、レートマッチング部22において符号ビットをサーキュラーバッファ16から呼び出す。出力された符号ビットは、変調部3に入力される。図8は、バーチャルサーキュラーバッファの概念を示す概念図である。レートマッチング部22は、符号ビットを31のようなバーチャルな円形のバッファに保存するものとし、32の位置を1番目の符号ビットを保存するバッファとし、図の矢印の方向に符号ビットを保存する。なお、実際の回路では最後まで符号ビットを呼び出したら、その続きの符号ビットとして最初の符号ビットをロードする手段を有するものとなる。なお、ここではバーチャルサーキュラーバッファとしたが、トランスポートブロックサイズ×3のビット数のバッファでも構わない。
次に、レートマッチング部22に入力されたトランスポートブロックサイズから、ビットを呼び出す手段について説明する。上述したブロック番号BNは、図2の例では3となっている。このことを考慮し、バーチャルサーキュラーバッファ16から、送信可能な符号ビットをレートマッチング部22から変調部3へロードする。ロードされる符号ビットの符号ビット数は、次式(3)で表される。
Figure 2013042452
式(3)において、Nsysは組織ビットから構成される変調シンボルを含むDFTブロック数、Nparはパリティビットのみから構成される変調シンボルのみを含むDFTブロック数である。また、Nsys+Nparはサブフレームに含まれるDFTブロック数を満たす。
図9は、DFT部4の構成を示す概略ブロック図である。DFT部4は、DFT演算部51と、DFTポイント算出部52とを含んで構成される。入力された変調シンボルは、DFTポイント算出部52から入力されたDFTポイントに基づいて、DFT演算部51により離散フーリエ変換が行われる。DFTポイント算出部62では、DFTを適用するブロックが、入力されたブロック番号BNより小さい場合には、NDFT1ポイントをDFT演算部51に入力し、入力されたブロック番号以上になれば、NDFT1+NclipポイントをDFT演算部51に入力する。
図10は、基地局装置である第2の通信装置200の構成を示す概略ブロック図である。第2の通信装置200は、受信アンテナ70、無線部71、CP除去部72、参照信号分離部73、FFT部74、周波数デマッピング部75、キャンセル部76、等化部77、IDFT(Inverse Discrete Fourier Transform;逆離散フーリエ変換)部78、復調部79、復号部80、レプリカ生成部81、受信信号レプリカ生成部82、伝搬路推定部83、ゼロ挿入部84、スケジューリング部85、送信部86、送信アンテナ87を含んで構成される。
受信アンテナ70から受信された受信信号は、無線部71においてベースバンド信号にダウンコンバージョンされる。ベースバンド信号は、CP除去部72によりCPが除去され、参照信号分離部73により参照信号が分離される。分離された参照信号は、伝搬路推定部83に入力される。一方、参照信号が分離された受信信号、つまりデータ信号は、FFT部74により周波数信号に変換され、周波数デマッピング部75により伝送に使用したサブキャリアのみを抽出される。その後、周波数デマッピング部75からキャンセル部76に入力された受信信号は、受信信号レプリカ生成部82より入力された受信信号レプリカがキャンセルされ、等化部77において無線伝搬路による歪みを等化される。その後、IDFTにより時間信号に変換され、復調部により符号ビットのLLR(Log Likelihood Ratio;対数尤度比)が算出される。
符号ビットのLLRは、復号部80によりターボ復号が行われることで誤り訂正される。復号部80は、情報ビットのLLRと符号ビットのLLRを算出する。情報ビットのLLRは復号ビットを得るために出力され、符号ビットのLLRはレプリカ生成部81によりLLRからソフトレプリカに変換され、受信信号レプリカ生成部82に入力される。
一方、伝搬路推定部83では、入力された参照信号から、伝送に用いたサブキャリアの伝搬路特性を推定し、推定された伝搬路特性は、ゼロ挿入部84により、周波数クリッピングを適用したNclipサブキャリア分だけ、伝搬路推定部83で推定した伝搬路推定値にゼロを挿入し、周波数クリッピングを周波数軸の伝搬路利得とみなした等価的な伝搬路特性を生成する。このとき、ゼロ挿入部84では、パリティビットのみから構成される変調方式のDFTブロックのみに対して、Nclipサブキャリアだけゼロを挿入することを特徴としている。
受信信号レプリカ生成部82では、上述のように算出した等価的な伝搬路特性をレプリカに乗算することで受信信号レプリカを生成し、キャンセル部76に入力する。以上の処理を任意の回数(例えば、所定の回数、復号ビットに誤りがなくなるまで)繰り返し、最後に、復号部80から出力された情報ビットのLLRを硬判定することで復号ビットを得る。
また、伝搬路推定部83は、第1の通信装置100の各々について、各サブキャリアの伝搬路特性を推定する。スケジューリング部85は、この伝搬路特性の推定結果に基づき、各第1の通信装置100に対して、上りリンクで用いるサブキャリアを割り当てるとともに、変調方式とトランスポートブロックサイズを決定する。そして、スケジューリング部85は、これらを表すサブキャリア割当情報MI、変調方式情報S、トランスポートブロックサイズTBSを制御情報として、送信部86に出力する。送信部86は、制御情報を、送信データTDと多重して、送信アンテナ87から第1の通信装置100に送信する。
なお、本実施形態では、クリッピング制御部5は、組織ビットに基づく変調シンボルを含むDFTブロックに対して、クリッピングを行わず、パリティビットに基づく変調シンボルのみからなるDFTブロックに対してクリッピングを行うように、クリッピング部6を制御した。しかし、組織ビットに基づく変調シンボルを含むDFTブロックと、パリティビットに基づく変調シンボルのみからなるDFTブロックとで、クリッピングするサブキャリア数を変更し、どちらのDFTブロックについても、クリッピングを行うようにしてもよい。この場合、組織ビットに基づく変調シンボルを含むDFTブロックのほうが、クリッピングするサブキャリア数が少ない方が好ましい。
また、本実施形態では、ビットローディング部2が出力する符号ビットの並び順は、組織ビットのみからなるビット列のあとに、パリティビットのみからなるビット列が連結されているが、逆の順にして、パリティビットのみからなるビット列のあとに組織ビットのみからなるビット列を連結されている順であってもよい。また、一部の符号ビットを削除してから並べてもよい。
このように、符号ビットの並び順を決定し、並び順に基づき、パリティビットのみからなるDFTブロックのブロック番号を算出することで、簡易な処理で周波数クリッピングを適切に行うことができる。処理を簡易にすることができるので、これらの処理を専用ハードウェアにて実現するときは、ハードウェアのコストを下げることができる。また、これらの処理をコンピュータとプログラムとで実現するときは、プログラムが煩雑になるのを防ぐことができ、また、コンピュータに要求される性能を抑えることができるので、コストを下げることができる。
[第2の実施形態]
以下、この発明の第2の実施形態を説明する。第1の実施形態では、パリティビットに基づく変調シンボルのみで構成されたDFTブロックを一律にクリッピングすることで多くのパリティビットを送信している。一方、本実施形態における移動通信システムでは、パリティビットの信頼性を一様にせず、高い信頼性のパリティビットと低い信頼性のパリティビットを混在させる。
図11は、本実施形態におけるサブフレームの構成の一例を示す図である。同図は、図2と同様に5つのDFTブロックからなるサブフレーム93の構成例である。図2と同様に、符号91を付したDFTブロック、すなわちサブフレーム93の最初の2つのDFTブロック91についてはクリッピングを適用しない。しかし、そのあとの符号92を付した3つのDFTブロック92−1、92−2、92−3については、これらに対して交互にクリッピングする。例えば、DFTブロック92−1に対してNclipサブキャリアをクリッピングする場合、DFTブロック92−2にはクリッピングを適用せず、DFTブロック92−3にはDFTブロック92−1と同じくクリッピングを適用する。
本実施形態において、図11における符号91を付した2つのDFTブロックと、DFTブロック92−2と対しては図4の方法を採用する。そして、DFTブロック92−1、92−3に対しては図5の方法を採用する。なお、第1の実施形態においては、図2における符号41のDFTブロックに対して図4の方法を採用し、符号42のDFTブロックに対して図5の方法を採用している。本実施形態を適用することにより、パリティビットの信頼性に偏りを持たせることができ、誤り訂正能力が高まり、伝送特性が向上する。
本実施形態における移動通信システムは、図1に示す移動通信システム300と同様の構成であるが、第1の通信装置100がビットローディング部2に変えて、ビットローディング部2aを有する点のみ異なる。
図12は、ビットローディング部2aの構成を示す概略ブロック図である。同図において、図6の各部に対応する部分については、同じ符号(1、15−1、15−2、15−3、16)を付し、説明を省略する。ビットローディング部2aは、サブブロックインターリーブ部15−1、15−2、15−3、バーチャルサーキュラーバッファ16、クリッピングブロック番号算出部17aを含んで構成される。クリッピングブロック番号算出部17aは、クリッピングを施すDFTブロックのブロック番号BNを算出する。例えば、図11の場合、クリッピングを施すDFTブロックは3番目と5番目であるため、3と5というブロック番号を出力し、バーチャルサーキュラーバッファ16およびクリッピング制御部5、DFT部4に出力する。他の処理は、このブロック番号によりクリッピングするか否かの制御が行われ、信号を送信する。
なお、このブロック番号算出部17aは、本実施形態のように交互にクリッピングすると予めシステムで決められたものを使用してもよく、パリティビットから構成される変調シンボルに対して周波数クリッピングにおけるクリッピングするサブキャリア数が全てのDFTブロックで同一でなければよい。
これまで述べた方式は、組織ビットに基づく変調シンボルを含むDFTブロックにクリッピングを適用せず、パリティビットに基づく変調シンボルのみのDFTブロックにクリッピングを適用することを記載した。しかし、組織ビットとパリティビットの重要性からクリッピングするサブキャリア数を、組織ビットから構成される変調シンボルを含むDFTブロックにクリッピングを適用せず、パリティビットの身から構成される変調シンボルのみのDFTブロックで変える方法を用いてもよく、このような方法でもよい。
また、上述の各実施形態において、Nclipは、クリッピング制御部5が算出するとして説明したが、第2の通信装置200のスケジューリング部85が算出して、トランスポートブロックサイズTBSなどと同様に送信したものを、第1の通信装置100が受信し、用いるようにしてもよい。Nclipではなく、クリッピング率を第2の通信装置200のスケジューリング部85が算出して、トランスポートブロックサイズTBSなどと同様に送信したものを、第1の通信装置100が受信し、用いるようにしてもよい。あるいは、クリッピング制御部5が、トランスポートブロックサイズTBSと、変調方式情報Sと、ターボ符号化部1の符号化率とに基づき、該トランスポートブロックを送信するための変調シンボル数を算出し、サブキャリア割当情報MIにて指定されたサブキャリア数で、該変調シンボル数を送信可能なようにNclipを決定するようにしてもよい。
また、上述の各実施形態において、クリッピング制御部5が選択したNclipを用いたときに、サブキャリア割当情報MIで指定されたサブキャリア数では、全てのDFTブロックを配置できないときは、配置しきれないDFTブロックを送信しないようにしてもよい。この場合、一部の符号ビットが送信されないので、ターボ符号部1の符号化率が固定であっても、第1の通信装置100全体として、任意の符号化率で送信することができるようになる。このとき、ビットローディング部2は、符号ビットの並び順を、パリティビットが後ろになるように決定しているので、送信されない符号ビットはパリティビットのみとなる。
また、上述の各実施形態において、ターボ符号部1の符号化率が1/3で固定の場合を説明した。しかし、以下のようにしてもよい。まず、第2の通信装置200のスケジューリング部85が符号化率を決定し、トランスポートブロックサイズTBSなどと同様に送信する。第1の通信装置100の受信部14は、これを受信し、ターボ符号化部1は、受信した符号化率となるように、符号ビットに対して、パンクチャリングを行う。
また、上述の各実施形態において、DFT部4が、各DFTブロックの周波数信号を算出するのに必要な変調シンボル数を算出しているが、ビットローディング部2が、各DFTブロックの周波数信号を算出するのに必要な符号ビットのビット数を算出し、該ビット数の符号ビット列を出力するようにし、DFT部4は、該符号ビット列に基づく変調シンボル群から、一つのDFTブロックを構成する周波数信号を算出するようにしてもよい。
上述の各実施形態における第1の通信装置100および第2の通信装置200の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各装置の機能を実現してもよい。上述の各実施形態における第1の通信装置100および第2の通信装置200の機能を実現するように、CPU等を制御するプログラム(コンピュータを機能させるプログラム)である。そして、これら装置で取り扱われる情報は、その処理時に一時的にRAMに蓄積され、その後、各種ROMやHDDに格納され、必要に応じてCPUによって読み出し、修正・書き込みが行なわれる。プログラムを格納する記録媒体としては、半導体媒体(例えば、ROM、不揮発性メモリカード等)、光記録媒体(例えば、DVD、MO、MD、CD、BD等)、磁気記録媒体(例えば、磁気テープ、フレキシブルディスク等)等のいずれであってもよい。また、ロードしたプログラムを実行することにより、上述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、オペレーティングシステムあるいは他のアプリケーションプログラム等と共同して処理することにより、本発明の機能が実現される場合もある。
また市場に流通させる場合には、可搬型の記録媒体にプログラムを格納して流通させたり、インターネット等のネットワークを介して接続されたサーバコンピュータに転送したりすることができる。この場合、サーバコンピュータの記憶装置も本発明に含まれる。また、上述した実施形態における移動局装置および基地局装置の一部、または全部を典型的には集積回路であるLSIとして実現してもよい。移動局装置および基地局装置の各機能ブロックは個別にチップ化してもよいし、一部、または全部を集積してチップ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現しても良い。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いることも可能である。
以上、この発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も特許請求の範囲に含まれる。
本発明は、携帯電話装置を移動局装置とする移動体通信システムに用いて好適であるが、これに限定されない。
1…ターボ符号
2、2a…ビットローディング
3…変調部
4…DFT部
5…クリッピング制御部
6…クリッピング部
7…周波数マッピング部
8…IFFT部
9…参照信号多重部
10…CP挿入部
11…無線部
12…送信アンテナ
13…受信アンテナ
14…受信部
15−1、15−2、15−3…サブブロックインターリーブ部
16…バーチャルサーキュラーバッファ
17…ブロック番号算出部
17a…クリッピングブロック番号算出部
21…符号ビット収集部
22…レートマッチング部
51…DFT演算部
52…DFTポイント算出部
70…受信アンテナ
71…無線部
72…CP除去部
73…参照信号分離部
74…FFT部
75…周波数マッピング部
76…キャンセル部
77…等化部
78…IDFT部
79…復調部
80…復号部
81…レプリカ生成部
82…受信信号レプリカ生成部
83…伝搬路推定部
84…ゼロ挿入部
85…スケジューリング部
86…送信部
87…送信アンテナ
100…第1の通信装置
200…第2の通信装置
300…移動通信システム

Claims (8)

  1. 情報ビットを誤り訂正符号化して、組織ビットとパリティビットとを含む符号ビットを生成する符号部と、
    前記パリティビットのみに基づく周波数信号ブロックが少なくとも一つ生成されるように、前記符号ビットの並び順を決定するビットローディング部と、
    前記並び順が決定された符号ビットを分割したビット列であって、前記並び順で連続する複数の符号ビットからなるビット列に基づく周波数信号を生成する周波数信号生成部と、
    前記周波数信号をサブキャリアに配置した信号を送信する送信部と
    を具備し、
    各々の前記周波数信号ブロックは、各々一つの前記ビット列に基づく周波数信号により構成されること
    を特徴とする通信装置。
  2. 前記ビットローディング部が決定する並び順は、前記パリティビットのみからなる一つビット列と、前記組織ビットのみからなる一つのビット列とを連結したビット列の並び順であることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記誤り訂正符号化は、ターボ符号であることを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  4. 前記ビット列のうち、前記パリティビットのみからなるビット列のビット数は、その他の前記ビット列のビット数よりも大きいことを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  5. 前記周波数信号ブロックを構成する周波数信号のうち、一部を削除するクリッピング部と、
    前記周波数信号ブロックを構成する周波数信号が、パリティビットのみに基づくか否かに応じて、前記クリッピング部が削除するサブキャリア数を決定するクリッピング制御部と
    を具備することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  6. 前記周波数信号ブロックを構成する周波数信号のうち、一部を削除するクリッピング部と、
    前記ビット列が前記パリティビットのみからなるか否かに応じて、該ビット列に基づく前記周波数信号ブロックから、前記クリッピング部が削除する周波数信号の数を、決定するクリッピング制御部と
    を具備することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  7. 情報ビットを誤り訂正符号化して、組織ビットとパリティビットとを含む符号ビットを生成する第1の過程と、
    前記パリティビットのみに基づく周波数信号ブロックが少なくとも一つ生成されるように、前記符号ビットの並び順を決定する第2の過程と、
    複数の前記符号ビットを分割したビット列であって、前記並び順で連続する複数の符号ビットからなるビット列に基づき、周波数信号を生成する第3の過程と、
    前記周波数信号をサブキャリアに配置した信号を送信する第4の過程と
    を有し、
    各々の前記周波数信号ブロックは、各々一つの前記ビット列に基づく周波数信号により構成されること
    を特徴とする通信方法。
  8. コンピュータを、
    情報ビットを誤り訂正符号化して、組織ビットとパリティビットとを含む符号ビットを生成する符号部、
    前記パリティビットのみに基づく周波数信号ブロックが少なくとも一つ生成されるように、前記符号ビットの並び順を決定するビットローディング部、
    複数の前記符号ビットを分割したビット列であって、前記並び順で連続する複数の符号ビットからなるビット列に基づき、周波数信号を生成する周波数信号生成部、
    前記周波数信号をサブキャリアに配置した信号を送信する送信部
    として機能させるためのプログラムであって、
    一つの前記周波数信号ブロックは、一つの前記ビット列に基づく周波数信号により構成される
    プログラム。
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