JP2012248115A - ポイント管理システム、ポイント管理方法及びポイント管理プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ポイント管理サーバ20は、制御部21及び会員情報データベース22を備え、クライアント端末11及び配送管理システム30に接続されている。ポイント管理サーバ20の制御部21は、クライアント端末11から取得した追跡番号によって特定される荷物が発送済であって、依頼人と判定した場合、依頼人としてのポイント付与処理を実行する。また、制御部21は、取得した追跡番号によって特定される荷物が配達完了であって、ログイン者が依頼人でないと判定した場合、受取人としてのポイント付与処理を実行する。
【選択図】図1
Description
本発明によれば、制御手段が、クライアント端末からアクセスしている会員の会員識別子を特定し、クライアント端末から追跡識別子を取得する。制御手段が、追跡識別子についての配送状況情報を配送管理データベースから取得する。制御手段が、配送状況情報において発送済み情報が登録されている場合には、クライアント端末から取得した会員識別子に関連付けて、依頼人に対する付与ポイントを会員データベースに記録し、配送状況情報において配達完了情報が登録されている場合には、クライアント端末から取得した会員識別子に関連付けて、受取人に対する付与ポイントを会員データベースに記録する。これにより、依頼人に対しては、配送依頼後からポイントを付与することができ、受取人に対しては、荷物を受け取った後にポイントを付与することができる。従って、依頼人や受取人に対してポイント(特典)を付与することにより、利用促進を図ることができるとともに、ポイント管理システムにアクセスするタイミングに応じて依頼人及び受取人に対して効率的にポイントを付与することができる。
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。本実施形態では、荷物の配送に対して利用者(配送依頼人や受取人)に付与するポイントを管理するポイント管理システムとして説明する。本実施形態におけるポイント管理システムは、荷物の配送を依頼した会員、又は荷物を受け取った会員がアクセスしてきた場合にポイントを付与する。
会員登録手段212は、端末通信手段211を介して取得した会員登録依頼に応じて会員登録処理を実行する。
ポイント処理手段214は、ポイント付与手段として機能し、利用者(荷物の配送の依頼人、又はその荷物の受取人)に対してポイントを付与する処理を行なう。このため、ポイント処理手段214は、ポイント数決定テーブルを記憶している。このポイント数決定テーブルは、利用者に対して付与するポイント数を決定するためのデータが記録されている。具体的には、ポイント付与対象者(依頼人又は受取人)及びポイント種別(通常ポイント又はボーナスポイント)に関連付けて、付与するポイント数が記録されている。
氏名データ領域、住所データ領域、メールアドレスデータ領域には、この会員の氏名、住所、メールアドレスに関するデータが記録される。
保有ポイント数データ領域には、この会員が現在、保有しているポイント数に関するデータが記録される。
依頼人情報データ領域には、この荷物の配送を依頼した依頼人に関するデータが記録される。この依頼人情報データ領域には、依頼人の住所、氏名、郵便番号等に関するデータが記録される。更に、この荷物の配送依頼時に依頼人が会員であり、会員番号を取得できた場合には、会員番号に関するデータも記録される。
ステータス登録日時データ領域には、各取扱拠点の配送管理端末から、追跡番号を取得した年月日及び時刻に関するデータが記録される。
まず、利用者(依頼人又は受取人)は、クライアント端末11を用いてポイント管理サーバ20にアクセスする。この場合、ポイント管理サーバ20の制御部21は、クライアント端末11にトップ画面データを送信し、トップ画面をディスプレイに表示する。このトップ画面には、利用者の会員番号及びパスワードを入力する入力欄と、ログイン実行ボタンと、会員登録を実行する会員登録ボタンとが含まれている。
次に、荷物を配送するときの処理について説明する。ここでは、依頼人はクライアント端末11を用いて配送依頼を行なった上で荷物を発送する場合について説明する。
次に、本実施形態のポイント付与処理について、図3を用いて説明する。本実施形態では、配達受付時には既に依頼人が会員登録をしている場合を想定する。この場合には、配送管理レコード320の依頼人情報には、依頼人の会員番号が記録されている。ポイントを取得する場合、利用者(依頼人又は受取人)は、クライアント端末11を用いて、ポイント管理サーバ20にアクセスする。
(1)本実施形態では、ポイント管理サーバ20の制御部21は、取得した追跡番号によって特定される荷物が発送済であって、ログイン者が依頼人と判定した場合(ステップS1−6において「YES」の場合)、依頼人としてのポイント付与処理を実行する(ステップS1−9)。また、制御部21は、取得した追跡番号によって特定される荷物が配達完了であって、ログイン者が依頼人でないと判定した場合(ステップS1−10において「YES」の場合)、受取人としてのポイント付与処理を実行する(ステップS1−12)。これにより、依頼人に対しては、配送依頼後からポイントを付与することができ、受取人に対しては、荷物を受け取った後にポイントを付与することができる。従って、依頼人や受取人に対してポイント(特典)を付与することにより、利用促進を図ることができるとともに、ポイント管理サーバ20にアクセスするタイミングに応じて依頼人及び受取人に対して効率的にポイントを付与することができる。また、ポイント管理サーバ20は、追跡番号に関連付けられた依頼人の会員識別子を取得するので、依頼人以外の会員に対して、依頼人に対するポイント付与を抑制できる。
次に、本願発明の第2実施形態について、図4を用いて説明する。上記第1実施形態においては、荷物の依頼人情報に会員番号が含まれている場合について説明したが、本実施形態では、荷物の受取人情報にも会員番号が含まれている場合について説明する。この場合、本実施形態の配送管理システム30は、荷物の配送依頼時に、依頼人及び受取人の会員番号を取得し、それぞれを配送管理レコード320の依頼人情報、受取人情報に含めて記録する。また、本実施形態において、上記実施形態と同様な部分については、同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
(4)本実施形態では、ログイン者が依頼人又は受取人でない場合(ステップS2−10において「NO」の場合)には、ポイント管理サーバ20の制御部21は、エラーメッセージ表示処理を実行する(ステップS2−5)。これにより、依頼人や受取人でない利用者が追跡番号を入手して、ポイント付与を受けようとしても排除することができる。
次に、本願発明の第3実施形態について、図5を用いて説明する。上記第1実施形態においては、ログインした利用者に対してポイント付与したが、これに加えて、本実施形態では、受取人にポイントを付与した場合には、依頼人に対してボーナスポイントを付与する。本実施形態において、上記実施形態と同様な部分については、同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
まず、ポイント管理サーバ20の制御部21は、ステップS1−1〜S1−4と同様に、会員番号の取得処理、会員認証処理、追跡番号の取得処理、荷物が発送済か否かの判定処理を実行する(ステップS3−1〜S3−4)。
(5)本実施形態では、ポイント管理サーバ20の制御部21は、受取人としてのポイント付与処理を実行した後、依頼人に対するボーナスポイント付与処理を実行する(ステップS3−13)。これにより、ポイント管理サーバ20にアクセスした受取人への配送依頼を行なった依頼人に対してボーナスポイントが付与されるため、依頼人は受取人に対して入会を促すことが期待でき、利用促進を図ることができる。
次に、本願発明の第4実施形態について、図6を用いて説明する。上記第1実施形態においては、配送受付時には、依頼人が会員であって、依頼人の会員番号を含む依頼人情報を取得する場合を想定したが、これに代えて、本実施形態では、配送受付時に会員番号を取得しない場合を想定する。この場合、本実施形態では、発送〜配達完了までアクセスしてきた利用者は依頼人であると判定し、1人にポイントを付与する。また、配達完了した後は、依頼人及び受取人がアクセスしてきたと判定し、2人にポイントを付与する。また、本実施形態において、上記実施形態と同様な部分については、同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
また、本実施形態の配送管理システム30は、追跡番号に対応する依頼人情報及び受取人情報を取得した場合、これらには会員番号が含まれない。このため、配送管理システム30は、会員番号を含まない依頼人情報、受取人情報の配送管理レコード320を配送管理データベース32に記録する。
まず、ポイント管理サーバ20の制御部21は、ステップS1−1〜S1−4と同様に、会員番号の取得処理、会員認証処理、追跡番号の取得処理、荷物が発送済か否かの判定処理を実行する(ステップS4−1〜S4−4)。本実施形態では、この発送済か否かの判定処理において、ポイント管理サーバ20からの照会依頼を受信した配送管理システム30は、配送状況をポイント管理サーバ20に送信し、会員番号は送信しない。
(6)本実施形態では、ポイント管理サーバ20の制御部21は、取得した追跡番号によって特定される荷物が発送済であって、配達が完了していないと判定した場合(ステップS4−6において「YES」の場合)、1人にポイント付与を行なう。また、制御部21は、配達が完了したと判定した場合(ステップS4−6において「NO」の場合)には、2人にポイント付与を行なう。発送〜配達完了までは、荷物の追跡番号は依頼人しか知らず、配達完了後は荷物の追跡番号は、依頼人と受取人とが把握することになる。そこで、発送〜配達完了の期間は、ログイン者は依頼人であると判定してポイントを付与する。一方、配達完了後は、依頼人又は受取人がログインしてくる可能性があるので、2人にポイントを付与する。これにより、追跡番号に関連付けて会員番号が記録されていない場合であっても、アクセスしてきたタイミングによって依頼人又は受取人を予測して、ポイントを付与する。従って、ポイント付与を受けるために、ポイント管理サーバ20にアクセスするタイミングを把握することができるので、効率的にポイントを付与しながら、配送の依頼人及び受取人に対して利用促進をすることができる。
次に、本願発明の第5実施形態について、図7を用いて説明する。上記第1実施形態においては、依頼人としてのポイント付与処理を実行した(ステップS1−9)が、本実施形態においては、この処理に続けて、図7に示すような連続利用におけるボーナスポイント付与処理を実行する。すなわち、先行の配送依頼の荷物を受け取った受取人が、新たな配送依頼(後続の配送依頼)を行なう場合にボーナスポイントを付与する。また、本実施形態において、上記実施形態と同様な部分については、同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
更に、会員管理レコード220は、ポイント対象追跡番号データ領域において、依頼人追跡番号データ領域及び受取人追跡番号データ領域を設ける。依頼人追跡番号データ領域には、会員が配送依頼した荷物であって、ポイントを付与した荷物を特定するための追跡番号に関するデータが記録される。受取人追跡番号データ領域には、会員が受け取った荷物であって、ポイントを付与した荷物を特定するための追跡番号に関するデータが記録される。
本実施形態において、ポイント管理サーバ20の制御部21は、上記第1実施形態と同様に、会員番号の取得処理、会員認証処理、追跡番号の取得処理、荷物が発送済か否かの判定処理、エラーメッセージ表示処理、ログイン者が依頼人か否かの判定処理を実行する(ステップS1−1〜S1−6)。
この処理において、制御部21は、先行の配送依頼の荷物を受け取った受取人の会員が新たな配送依頼(後続の配送依頼)を行なうまでの経過日数の算出処理を実行する(ステップS5−1)。具体的には、制御部21のポイント処理手段214は、この会員識別子の会員管理レコード220の受取人追跡番号データ領域に記録された追跡番号を取得する。ポイント処理手段214は、取得した追跡番号を含む照会依頼を配送管理システム30に送信する。この照会に応じて配送管理システム30は、取得した追跡番号が記録された配送管理レコード320を配送管理データベース32において抽出し、この配送管理レコード320の配送状況をポイント管理サーバ20に送信する。この場合、配送管理システム30は、抽出した配送管理レコード320の依頼人情報に会員番号が含まれている場合には、依頼人情報として、依頼人の会員番号をポイント管理サーバ20に送信する。
(7)本実施形態では、ポイント管理サーバ20の制御部21は、受取人としてのポイント付与処理を実行した後、図7に示す連続利用によるボーナスポイント付与処理を実行する。この連続利用によるボーナスポイント付与処理においては、制御部21は、受取人が荷物を受け取ってから基準日数よりも短い期間で、新たな配送を依頼した場合には、その先行の依頼人に対してボーナスポイントを付与する。これにより、先行の荷物の配送の依頼人が、受取人に対して配送を行なうように促すことが期待でき、利用促進を図ることができる。
・ 上記実施形態において、複数の実施形態を組み合わせてポイントサービスを実施することも可能である。
Claims (10)
- 配送される荷物を特定する追跡識別子に関連付けて配送状況情報を記録する配送管理データベースと、会員が利用するクライアント端末とに接続され、
会員を特定する会員識別子に対してポイント数を記録する会員データベースと、会員のポイントを管理する制御手段とを備えたポイント管理システムであって、
前記制御手段が、
前記クライアント端末からアクセスしている会員の会員識別子を特定する手段と、
前記クライアント端末から追跡識別子を取得する手段と、
前記追跡識別子についての配送状況情報を前記配送管理データベースから取得する手段と、
前記配送状況情報において発送済み情報が登録されている場合には、前記クライアント端末から取得した会員識別子に関連付けて、配送依頼人に対する付与ポイントを前記会員データベースに記録し、
前記配送状況情報において配達完了情報が登録されている場合には、前記クライアント端末から取得した会員識別子に関連付けて、受取人に対する付与ポイントを前記会員データベースに記録するポイント処理手段と
を備えたことを特徴とするポイント管理システム。 - 前記配送管理データベースに記録された配送状況情報には、荷物の配送依頼人の会員識別子が含まれており、
前記ポイント処理手段は、前記クライアント端末から取得した会員識別子が、前記配送状況情報における配送依頼人の会員識別子と一致する場合に、依頼人に対する付与ポイントを前記会員データベースに記録することを特徴とする請求項1に記載のポイント管理システム。 - 前記ポイント処理手段は、前記クライアント端末から取得した追跡識別子に関連付けられた配送依頼人の会員識別子と一致しない場合に、受取人に対する付与ポイントを前記会員データベースに記録することを特徴とする請求項2に記載のポイント管理システム。
- 前記配送管理データベースに記録された配送状況情報には、荷物の受取人の会員識別子が含まれており、
前記ポイント処理手段は、前記クライアント端末から取得した会員識別子が、前記配送状況情報における受取人の会員識別子と一致する場合に、受取人に対する付与ポイントを前記会員データベースに記録することを特徴とする請求項2に記載のポイント管理システム。 - 前記ポイント処理手段は、前記受取人に対する付与ポイントを記録する場合には、前記追跡識別子に関連付けられた配送依頼人の会員識別子を前記配送状況情報において特定し、前記配送依頼人の会員識別子に関連付けてボーナスポイントを前記会員データベースに記録する手段を更に備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のポイント管理システム。
- 荷物の発送時に、発送拠点に前記荷物の持ち込みがあった場合に、配送依頼人に対して付与する持込識別子を管理する持込管理データ記憶部を更に備え、
前記制御手段が、
クライアント端末から持込識別子を取得した場合、前記持込管理データ記憶部を用いて、持込識別子の登録を確認する手段と、
前記持込識別子の登録がある場合には、前記クライアント端末からアクセスしている会員の会員識別子に関連付けてボーナスポイントを前記会員データベースに記録する手段と
を更に備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のポイント管理システム。 - 前記制御手段が、
前記配送依頼人に対する付与ポイントを記録する場合には、この配送依頼人が、受取人として付与されたポイントの取得日を特定する手段と、
前記取得日から今回の発送日までの経過期間を算出する手段と、
前記経過期間が基準期間以内の場合には、この配送依頼人が受取人となった荷物を発送した先行の配送依頼人の会員識別子に関連付けてボーナスポイントを前記会員データベースに記録することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のポイント管理システム。 - 前記制御手段が、
前記配送依頼人に対する付与ポイントを記録する場合には、この配送依頼人が、受取人として付与されたポイントの取得日を特定する手段と、
前記取得日から今回の発送日までの経過期間を算出する手段と、
前記経過期間が基準期間以内の場合には、この配送依頼人の会員識別子に関連付けてボーナスポイントを前記会員データベースに記録することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のポイント管理システム。 - 配送される荷物を特定する追跡識別子に関連付けて配送状況情報を記録する配送管理データベースと、会員が利用するクライアント端末とに接続され、
会員を特定する会員識別子に対してポイント数を記録する会員データベースと、制御手段とを備えたポイント管理システムを用いて、会員のポイントを管理する方法であって、
前記制御手段が、
前記クライアント端末からアクセスしている会員の会員識別子を特定する段階と、
前記クライアント端末から追跡識別子を取得する段階と、
前記追跡識別子についての配送状況情報を前記配送管理データベースから取得する段階と、
前記配送状況情報において発送済み情報が登録されている場合には、前記クライアント端末から取得した会員識別子に関連付けて、配送依頼人に対する付与ポイントを前記会員データベースに記録し、
前記配送状況情報において配達完了情報が登録されている場合には、前記クライアント端末から取得した会員識別子に関連付けて、受取人に対する付与ポイントを前記会員データベースに記録するポイント処理段階と
を実行することを特徴とするポイント管理方法。 - 配送される荷物を特定する追跡識別子に関連付けて配送状況情報を記録する配送管理データベースと、会員が利用するクライアント端末とに接続され、
会員を特定する会員識別子に対してポイント数を記録する会員データベースと、制御手段とを備えたポイント管理システムを用いて、会員のポイントを管理するプログラムであって、
前記制御手段を、
前記クライアント端末からアクセスしている会員の会員識別子を特定する手段、
前記クライアント端末から追跡識別子を取得する手段、
前記追跡識別子についての配送状況情報を前記配送管理データベースから取得する手段、
前記配送状況情報において発送済み情報が登録されている場合には、前記クライアント端末から取得した会員識別子に関連付けて、配送依頼人に対する付与ポイントを前記会員データベースに記録し、
前記配送状況情報において配達完了情報が登録されている場合には、前記クライアント端末から取得した会員識別子に関連付けて、受取人に対する付与ポイントを前記会員データベースに記録するポイント処理手段
として機能させることを特徴とするポイント管理プログラム。
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