JP2012185746A - スライド機構並びにスライド式のタッチパッド並びに携帯端末 - Google Patents
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Abstract
【課題】 携帯端末の使い勝手の良い半自動式のスライド機構並びにスライド式のタッチパッド並びに携帯端末を提供する。
【解決手段】 携帯端末の収容部内へ取り付けられたベース部材と、このベース部材に対してスライド可能に取り付けられ前記収容部に対し出し入れされるスライドプレートと、前記ベース部材の上部に前記スライドプレートを挟んで取り付けられた制御部材と、前記ベース部材と前記スライドプレートとの間に当該スライドプレートの摺動を付勢するために設けられた第1付勢手段と、前記スライドプレートと前記制御部材の間に設けたところの前記スライドプレートを押し込むことにより前記第1付勢手段の弾力に抗して前記スライドプレートを押し出すプッシュラッチ手段とを設けることで解決した。
【選択図】 図5
【解決手段】 携帯端末の収容部内へ取り付けられたベース部材と、このベース部材に対してスライド可能に取り付けられ前記収容部に対し出し入れされるスライドプレートと、前記ベース部材の上部に前記スライドプレートを挟んで取り付けられた制御部材と、前記ベース部材と前記スライドプレートとの間に当該スライドプレートの摺動を付勢するために設けられた第1付勢手段と、前記スライドプレートと前記制御部材の間に設けたところの前記スライドプレートを押し込むことにより前記第1付勢手段の弾力に抗して前記スライドプレートを押し出すプッシュラッチ手段とを設けることで解決した。
【選択図】 図5
Description
本発明は、例えばノートパソコンのような携帯端末のタッチパッドをキーボード部より出し入れする際に用いて好適なスライド機構並びにスライド式のタッチパッド並びに携帯端末に関する。
従来、ノートパソコンのような携帯端末においては、座標入力デバイスとしてマウスのほかにタッチパッドが用いられている。一般的に座標入力はマウスでこと足りるが、ノートパソコンを置くデスク上にマウスを置くスペースがなかったり、デスク以外で使用する場合には、マウスを使用できない場合もあるので、タッチパッドが常備されている。しかしながら、設置スペースを省略するために、キーボード部内部へタッチパッドを出し入れ可能に設置しておき、不使用時にはキーボード部内へ収納させておき、使用時にキーボード部より引き出して使用するように構成したものが下記する特許文献に示したように公知である。
この場合、使用時にはタッチパッドの先端を手指で摘んで引き出し、使用が終了すると押して収容させる必要があり、使い勝手が悪かった。
本発明の目的は、例えばノートパソコンのような携帯端末においてキーボード部内へ収容させたスライド式のタッチパッドを不使用時にはキーボード部内へ収容させておき、使用時に引き出して使用するように構成したものにおいて、タッチパッドの引き出し時に当該タッチパッドを押し込むことで自動的にタッチパッドが押し出され、不使用時には押し込むことでキーボード部内へ自動的に収容されてロックされるように成した使い勝手の良いスライド機構並びにスライド式のタッチパッド並びに携帯端末を提供せんとするにある。
上述した目的を達成するために本発明は、ベース部材と、このベース部材に対してスライド可能に取り付けられたスライドプレートと、前記ベース部材の上部に前記スライドプレートを挟んで取り付けられた制御部材と、前記ベース部材と前記スライドプレートとの間に当該スライドプレートの摺動を付勢するために設けられた第1付勢手段と、前記スライドプレートと前記制御部材の間に設けたところの前記スライドプレートを押し込むことにより前記第1付勢手段の弾力に抗して前記スライドプレートを押し出すプッシュラッチ手段とを有することを特徴とする。
本発明は、その際に、前記プッシュラッチ手段を、前記スライドプレートのスライド補助手段と、このスライド補助手段のロック・解除を行うロック・解除手段とで構成することができる。
本発明はまた、前記スライド補助手段は、前記スライドプレートに一方向へ回転付勢されて取り付けられた第1レバーと、この第1レバーに一方向へ回転付勢されて取り付けられた第2レバーと、前記スライドプレートを押し出し方向へスライドさせるために前記第1レバーに作用する前記制御部材に取り付けた第1ローラと、前記スライドプレートを収容方向へスライドさせるために前記第2レバーに作用させる前記制御部材に取り付けた第2ローラと、で構成することができる。
本発明はさらに、前記ロック・解除手段を、前記スライドプレート上に一方向へ回転付勢されて取り付けられ前記第1レバーのロック・解除を行う第3レバーと、前記スライドプレート上に一方向へ回転付勢されて取り付けられ、前記第3レバーの係止及び係止解除を行う第4レバーとで構成することができる。
本発明はさらに、上述したスライド機構を用いた携帯端末のスライド式のタッチパッドとすることができる。
本発明はまた、上述した構成のスライド機構や、スライド式のタッチパッドを搭載した携帯端末とするものである。
本発明は以下のように構成したので、タッチパッドを載置したスライドプレートをキーボード部内へ押し込んで手を離すことにより、自動的にスライドプレートが押し出されてタッチパッドの操作が可能となり、使用が終わるとスライドプレートを押し込んでキーボード部内へ収容させると、所定位置よりスライドプレートが自動的にスライドしてタッチパッドと共にキーボード部内へ収容されるので、使い勝手が向上するものである。
以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明する。尚、以下の説明ではノートパソコンを携帯端末の一例として説明するが、本発明に係るスライド機構は、ノートパソコン以外の携帯電話機、ゲーム機、電子辞書等のもの、或は、本発明に係るスライド機構の機能を必要とするものに広く適用できる。
図面によれば、図1において、指示記号1で示したものは例えばノートパソコンであり、キーボード部2と、このキーボード部2の後部に開閉可能に取り付けられたディスプレイ部3と、を有している。キーボード部2の前側中央部に設けた例えばタッチパッドの収容部4内には、スライド式のタッチパッド5がスライド機構6を介して出し入れ自在に収納されている。
スライド機構6は、図2以降に示されており、収容部4の内底部に取付金具7a、7a、7a、7aを介して取り付けられた、平面略矩形状のベース部材7と、このベース部材7の両側部に設けた断面略U時形状を呈したガイド部7b、7bにその両側端部に設けたレール部8a、8aを、スライド可能に取り付けた平面略四角形状を呈したスライドプレート8と、ガイド部7b、7bの上端部に設けた取付部7d、7dに取付ピン9d、9dを介して差し渡された細長いプレート状の制御部材9と、ベース部材7とスライドプレート8の間に弾設された一対のスネークスプリングから成る第1付勢手段10、10と、スライドプレート8と制御部材9との間に設けられたプッシュラッチ手段11と、で構成されている。
このプッシュラッチ手段11はさらに、スライド補助手段11aとロック・解除手段11bで構成されると共に、スライドプレート8にはカバー部材12が取り付けられ、とくに図2に示したように、このカバー部材12にタッチパッド5が載置固定される構成である。尚、図面では、タッチパッド5を載置固定したカバー部材12が、通常時において収容部4から一部突出したものが示してあるが、必ずしも突出している必要はない。
ガイド部7b、7bには、断面略U字形状を呈した摺動部材7c、7cが、その両端部に設けたフランジ部7e、7e・7e、7eによって、長手方向へ抜け止め規制されて取り付けられている。
第1付勢手段10、10は、それぞれの一端部10a、10aを取付ピン10c、10cを介してベース部材7の上面へ水平方向へ回動可能に取り付けられると共に、他端部10b、10bを取付ピン10d、10dを介してスライドプレート8の裏面へ水平方向へ回動可能に取り付けられている。尚、スライド機構6の厚さに制限がない場合には、第1付勢手段10、10を他の引張コイルスプリングに代えることは可能である。また、この第1付勢手段は、図3と図5以降において図示を省略してある。
ベース部材7には、とくに図5に示したように、その4隅近傍に4個の六角形状を呈したところの取付金具7a、7a・7a、7aの取付孔7f、7f、7f、7fと、取付部7d、7dの取付孔7g、7gと、取付ピン10c、10cを取り付ける取付孔7h、7hが設けられている。さらに、指示記号7i、7iは、取付ピン9d、9dを取り付ける際の逃がし孔である。
プッシュラッチ手段11のスライド補助手段11aは、スライドプレート8の上面に取付ピン13aを介してその一端部を水平方向へ回転可能に取り付けた第1レバー13と、この第1レバー13を一方向へ回転付勢するためにベース部材7と当該第1レバー13との間に弾設した、例えばつる巻きバネから成る第2付勢手段14と、第1レバー13の一端部を上方へ折り曲げて形成した取付部13bへ取付ピン15bを介して同じく水平方向へ回転可能に取り付けた第2レバー15と、この第2レバー15に設けた取付部15aと第1レバー13との間に弾設した、例えばつる巻きバネから成る第3付勢手段16と、制御部材9の下面に所定間隔を空けて取付ピン17a、18aを介して回転可能に取り付けた第1ローラ17と第2ローラ18とで構成されている。
尚、この制御部材9において、とくに図5に示したように、指示記号9a、9aは、それ自身をベース部材7の取付部7d、7dへ取付ピン9d、9dを介して取り付ける際の取付孔であり、指示記号9b、9bは、ローラ17、18を取り付けるための取付ピン17a、18aの取付孔である。さらに、指示記号9e、9eは、逃がし凹部であり、指示記号9fは、後述する制御ピン24の取付孔である。
スライド補助手段11aの第1レバー13は、複雑の形状を呈しているが、とくに図5に示したように、それ自身をスライドプレート8へ軸着させる軸支孔13cを設けた側と対向する位置の先端に係止部13dが設けられ、この係止部13dに続いて上方へ折り曲げた係合片13eがローラ17に対向して設けられると共に、さらに、取付部13bには当接部13fと、ガイド溝13g、第3付勢手段16の姿勢制御片13hが設けられている。
さらに、とくに図5に示したように、指示記号13iは第2レバー15を回転可能に軸支する取付ピン15b用の軸支孔であり、指示記号13jと13kは、第2付勢手段14と第3付勢手段16の取付孔である。第2レバー15の指示記号15cは、取付ピン15bの取付孔、15dは第3付勢手段16の軸支ピン16cの取付孔、15eは第2ローラ18の第1当接部、15fは係止部、15gは第2ローラ18の第2当接部である。
第2付勢手段14は、とくに図5に示したように、それぞれの一端部14aと他端部14bを軸支ピン14c、14dを介して、第1レバー13の取付孔13jと、スライドプレート8の取付孔8bへ回転可能に軸支させている。第3付勢手段16は、その一端部16aと他端部16bを軸支ピン16c、16cを介して第3レバー20の取付孔15dと第1レバー13の取付孔13kへ回転変位可能に連結されている。第4付勢手段22は、その一端部22aと他端部22bを支持ピン22c、22dを介して第3レバー20の取付孔20fと、スライドプレート8の取付孔8kへ変位可能に連結されている。第5付勢手段23は、その一端部23aと他端部23bを軸支ピン23c、23dを介して第4レバー21の取付孔21dとスライドプレート8の取付孔8hへ変位可能に連結されている。
次に、ロック・解除手段11bは、スライドプレート8の上面に軸支ピン20aを介して水平方向へ回転可能に設けた第3レバー20と、この第3レバー20に近接して同じくスライドプレート8の上面に軸支ピン21aを介して水平方向へ回転可能に設けた第4レバー21と、第3レバー20とスライドプレート8との間に当該第3レバー20を一方向へ回転付勢させるために弾設した、例えばつる巻きバネから成る第4付勢手段22と、第4レバー21とスライドプレート8との間に当該第4レバー21を一方向へ回転付勢させるために弾設したつる巻バネから成る第5付勢手段23と、制御部材9の下面に第3レバー20の姿勢を制御するために取り付けた制御ピン24とで構成されている。
第3レバー20には、とくに図5に示したように、係止片20b、制御突起20c、ガイド孔20d、取付孔20e、取付孔20f、及び係止部20gが設けられ、ガイド孔20dには、スライドプレート8の取付孔8cへ取り付けたガイドピン25が嵌入し、第3レバー20の回転範囲を規制している。第4レバー21には、スライドプレート8に設けた平面略扇形状の第1ガイド孔8dに嵌入する凸部21bが設けられ、この凸部21bに設けた取付孔21eへ係止ピン26が取り付けられると共に、それ自身の軸支孔21cと第5付勢手段23の取付孔21dが設けられている。尚、第1ガイド孔8dは第4レバー21の回動範囲を規制する。
さらに、スライドプレート8には、とくに図5に示したように、スペーサー27、27、27、27を取り付ける平面6角形状の取付孔8e、8e、8e、8eが設けられると共に、一側両端部にストッパー片8f、8fが折り曲げて形成され、中央部に大形の逃がし孔8gが設けられている。このスライドプレート8には、さらに、第1付勢手段10、10の他端部10b、10bを軸支する取付ピン10d、10dを取り付ける取付孔8p、8pが設けられると共に、第5付勢手段23の他端部23bを軸支する軸支ピン23dの取付孔8h、第4レバー21の軸支ピン21aを取り付ける取付孔8i、第3レバー20の軸支ピン20aを取り付ける取付孔8j、軸支ピン16dを取り付ける取付孔8k、第1レバー13のストッパーピン28を取り付ける取付孔8m、第1レバー13の取付ピン13aを取り付ける取付孔8nなどが設けられている。
次に、上述した本発明に係るスライド機構6の動作について説明する。まず、スライド機構6しかしてタッチパッド5の不使用時には、図3に示したように、その上面に図示してないタッチパッド5を載置したスライドプレート8は、その先端をキーボード部2の収容部4の前端側より若干前側へ突出させた状態にあって、スライド補助手段11aの第1レバー13は、屈曲された第2付勢手段14が元に戻るときの弾力によって反時計方向へ回転付勢されているが、制御ピン24が第3レバー20の係止片20bに当接していること、その係止部13dがスライド補助手段11aの第3レバー20の制御突起20cによって係止されていること、及び第1付勢手段10、10の弾力により外方向へ押されていることなどにより、動作待機状態にある。
タッチパッド5を引き出して使用しようとする時には、当該タッチパッド5をスライドプレート8と共に収容部4内へ手指で押し込んで手指を離すと図6に示したように、第3レバー20は、その係止片20bが制御ピン24によって押されることにより時計方向へ回転し、第3レバー20の制御突起20cと第1レバー13の係止部13dとの間の係合が外れるので、第1レバー13は第2付勢手段14の弾力により時計方向へ回転し始める。この際に第1ローラ17が第1レバー13の係合片13eに当接しており、これを押圧するので、取付ピン13aでスライドプレート8を収容部4より外方向へ押し出すことになる。他方、カバー部材12しかしてスライドプレート8に対する押圧動作の時に第3付勢手段16の弾力により時計方向へ回転して係止片20bによる第1レバー13の係止部13dとの係合を解いた第3レバー20は、第5付勢手段23によって時計方向へ回転した第4レバー21の係止ピン26と係合して停止状態となって、第1レバー13の水平方向の回転を阻止しないようになっている。
スライドプレート8が押し出されて行くうちに、図7に示したように、制御ピン24が第4レバー21の係合部21fを押して判時計方向へ回転させるので、第3レバー20の係止部20gと第4レバー21の係止ピン26との係合が外れ、第3レバー20は第4付勢手段22の弾力で元位置に戻ることになる。
スライドプレート8が第1レバー13によって前方へ押し出されて行くと、図8に示したように、第1レバー13はストッパーピン28に当接して停止するが、第1付勢手段10、10がスライドプレート8のスライド動作に伴って回転変位して一度圧縮された後、伸長することになるので、スライドプレート8はそのストッパー片8f、8fがガイド部7b、7bに当接するまで押し出されて、ストッパー片8f、8fが、図9に示したように、ガイド部7b、7bのフランジ部7e、7eに当接することによって停止する。スライドプレート8の押し出し動作に伴なって、第2ローラ18は、第2レバー15の第1当接部15eに当接して当該第2レバー15を第3付勢手段16の弾力に抗して時計方向へ回転させた後、第2レバー15が第3付勢手段16の弾力により元位置に戻り、第2ローラ18は第2レバー15の反対側へ移動することになる。
このようにして、キーボード部2の収容部4より押し出されたタッチパッド5を使用した後、再びノートパソコンのキーボード部2の収容部4へ収納させるには、スライドプレート8をカバー部材12しかしてタッチパッド5と共に、収容部4内に向けて押し込むと、図10と図11に示したように、スライドプレート8は第1付勢手段10、10の押圧力に抗して押し込まれて行くが、この時には第2ローラ18が第2レバー15の第2当接部15gと第1レバー13の当接部13fに順次当接して第1レバー13を第2付勢手段14の弾力に抗して反時計方向へ回転させて元位置に戻す。この第1レバー13が元位置に戻る直前に、制御ピン24が係止片20bに当接して第3レバー20を時計方向へ回転させて、図12に示したように、その制御突起20cで元位置に戻った第1レバー13の係止部13dを係止するので、スライドプレート8の押し込み動作が停止する。
また、この停止状態において、第1付勢手段10、10が、とくに図2に示したように、回転変位してスライドプレート8を押し込み方向へ押圧することになるので、スライドプレート8は自動的に押し込み方向へスライドして、収容部4内への押し込み状態が維持されることになる。
このようにして、手指でスライドプレート8をタッチパッド5と共に収容部4内へ押し込んで手指を離すと、スライドプレート8が自動的に押し出されてタッチパッド5の使用が可能となり、使用を終了して押し出されたタッチパッド5をスライドプレート8と共に押し込むことにより、タッチパッド5は収容部4内へ自動的に押し込まれて収容されることになる。
本発明は以上のように構成したので、好適にはノートパソコンのスライド式のタッチパッドのスライド機構として用いることができ、また、このスライド機構と同じような機能を必要とする他の携帯端末、その他の機器類のスライド機構として好適に用いられるものである。
1 ノートパソコン
4 収容部
5 タッチパッド
6 スライド機構
7 ベース部材
8 スライドプレート
9 制御部材
10 第1付勢手段
11 プッシュラッチ手段
11a スライド補助手段
11b ロック・解除手段
13 第1レバー
15 第2レバー
17 第1ローラ
18 第2ローラ
20 第3レバー
21 第4レバー
4 収容部
5 タッチパッド
6 スライド機構
7 ベース部材
8 スライドプレート
9 制御部材
10 第1付勢手段
11 プッシュラッチ手段
11a スライド補助手段
11b ロック・解除手段
13 第1レバー
15 第2レバー
17 第1ローラ
18 第2ローラ
20 第3レバー
21 第4レバー
Claims (7)
- 収容部内へ取り付けられたベース部材と、このベース部材に対してスライド可能に取り付けられ前記収容部に対し出し入れされるスライドプレートと、前記ベース部材の上部に前記スライドプレートを挟んで取り付けられた制御部材と、前記ベース部材と前記スライドプレートとの間に当該スライドプレートの摺動を付勢するために設けられた第1付勢手段と、前記スライドプレートと前記制御部材の間に設けたところの前記スライドプレートを押し込むことにより前記第1付勢手段の弾力に抗して前記スライドプレートを押し出すプッシュラッチ手段とを有することを特徴とする、スライド機構。
- 前記プッシュラッチ手段は、前記スライドプレートのスライド補助手段と、このスライド補助手段のロック・解除を行うロック・解除手段とで構成したことを特徴とする、請求項1に記載のスライド機構。
- 前記スライド補助手段は、前記スライドプレートに一方向へ回転付勢されて取り付けられた第1レバーと、この第1レバーに一方向へ回転付勢されて取り付けられた第2レバーと、前記スライドプレートを押し出し方向へスライドさせるために前記第1レバーに作用する前記制御部材に取り付けた第1ローラと、前記スライドプレートを収容方向へスライドさせるために前記第2レバーに作用させる前記制御部材に取り付けた第2ローラと、で構成されていることを特徴とする、請求項2に記載のスライド機構。
- 前記ロック・解除手段は、前記スライドプレート上に一方向へ回転付勢されて取り付けられ前記第1レバーのロック・解除を行う第3レバーと、前記スライドプレート上に一方向へ回転付勢されて取り付けられ、前記第3レバーの係止及び係止解除を行う第4レバーとで構成したことを特徴とする、請求項2に記載のスライド機構。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載のスライド機構を用いた携帯端末のスライド式のタッチパッド。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載のスライド機構を搭載したことを特徴とする、携帯端末。
- 請求項5に記載のスライド式のタッチパッドを搭載したことを特徴とする、携帯端末。
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