JP2012178525A - パッケージ - Google Patents
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Abstract
【課題】ベース面の反りの少ないパッケージを提供する。
【解決手段】導体ベースプレート200と、導体ベースプレート上に配置された半導体装置と、半導体装置を内在し、導体ベースプレート上に配置され、導体ベースプレートとは異なる材料からなる金属壁16とを備え、導体ベースプレートは、対抗する1対の端面100a・100bが緩やかな弧を有し、金属壁も緩やかな弧を有しているので、接合時や基板実装時、キャップ半田付け時の反りの発生を抑制できる。
【選択図】図9
【解決手段】導体ベースプレート200と、導体ベースプレート上に配置された半導体装置と、半導体装置を内在し、導体ベースプレート上に配置され、導体ベースプレートとは異なる材料からなる金属壁16とを備え、導体ベースプレートは、対抗する1対の端面100a・100bが緩やかな弧を有し、金属壁も緩やかな弧を有しているので、接合時や基板実装時、キャップ半田付け時の反りの発生を抑制できる。
【選択図】図9
Description
本発明の実施形態は、パッケージに関する。
従来から半導体素子をパッケージングした半導体装置として、樹脂封止型の半導体装置と気密封止型の半導体装置とが知られている。
樹脂封止型は、リードフレームに搭載した半導体素子をトランスファーモールドなどにより直接、樹脂内に埋め込んだ構造のものであり、コストが安い、大量生産に向いている、小型化が可能などの利点により広く採用されている。
気密封止型は、セラミックなど絶縁体からなる基体に搭載した半導体素子を中空で気密保持した構造のものであり、樹脂封止型の半導体装置に比べてコストは高くなるが、気密性に優れるため、高い信頼性が要求される場合に採用されている。
近年、半導体素子の大型化、高密度化および高集積化が進み、半導体素子の動作時に発生する発熱量が急激に増大してきた。
気密封止型の半導体装置においては、金属からなる放熱体の上に直接、半導体素子を搭載した気密封止型の半導体装置が知られている。
導体ベースプレートは、放熱性が高い銅(Cu)、Cuとモリブデン(Mo)のクラッド材、若しくはCuとMoのコンパウンド材などで構成される。一方、金属外壁は低価格で、硬度が高いKOVALで作られることが多い。ここで、導体ベースプレート材とKOVALの熱膨張係数は異なるため、銀ロウ付けする際の反りが生じる。
初期状態が平面な導体ベースプレート材と金属外壁を高温で接合しているために駒状、もしくはお椀状の大きな反りが生じる。
本発明が解決しようとする課題は、ベース面の反りが制御されたパッケージを提供することである。
本実施の形態に係るパッケージは、導体ベースプレートと、半導体装置と、金属壁とを備える。半導体装置は、導体ベースプレート上に配置される。金属壁は、半導体装置を内在し、導体ベースプレート上に配置され、前記導体ベースプレートとは異なる材料からなる。導体ベースプレートは、緩やかな弧を有する。
次に、図面を参照して、実施の形態を説明する。以下において、同じ要素には同じ符号を付して説明の重複を避け、説明を簡略にする。図面は模式的なものであり、現実のものとは異なることに留意すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることはもちろんである。
以下に示す実施の形態は、技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、実施の形態は、各構成部品の配置などを下記のものに特定するものでない。この実施の形態は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
[第1の実施の形態]
(パッケージ構造)
実施の形態に係るパッケージを説明する模式的鳥瞰構成は、図1に示すように表される。図1(a)はメタルキャップ10、図1(b)はメタルシールリング14a、図1(c)は、金属壁16、図1(d)は、導体ベースプレート200、フィードスルー下層部20、入力ストリップライン19aおよび出力ストリップライン19b、およびフィードスルー上層部22の模式的構成をそれぞれ表す。
(パッケージ構造)
実施の形態に係るパッケージを説明する模式的鳥瞰構成は、図1に示すように表される。図1(a)はメタルキャップ10、図1(b)はメタルシールリング14a、図1(c)は、金属壁16、図1(d)は、導体ベースプレート200、フィードスルー下層部20、入力ストリップライン19aおよび出力ストリップライン19b、およびフィードスルー上層部22の模式的構成をそれぞれ表す。
実施の形態に係るパッケージは、図1に示すように、メタルキャップ10と、メタルシールリング14aと、金属壁16と、導体ベースプレート200と、導体ベースプレート200上に配置されたフィードスルー下層部20と、フィードスルー下層部20上に配置された入力ストリップライン19aおよび出力ストリップライン19bと、フィードスルー下層部20上に配置されたフィードスルー上層部22とを備える。
実施の形態に係るパッケージ1の模式的平面パターン構成は、図2に示すように表される。また、図2のI−I線に沿う模式的断面構造は、図3に示すように表される。
また、図2のII−II線に沿う模式的断面構造は、図4に示すように表され、図2のIII−III線に沿う模式的断面構造は、図5に示すように表される。
実施の形態に係るパッケージ1の構成例は、図1〜図5に示すように、導体ベースプレート200と、導体ベースプレート200上に配置された半導体装置24と、半導体装置24を内在し、導体ベースプレート200上に配置された金属壁16と、金属壁16の入出力部に設けられた貫通孔34(図1(c)参照)と、貫通孔34にはめ込まれ、かつ導体ベースプレート200上に配置されたフィードスルー下層部20と、貫通孔34にはめ込まれ、かつフィードスルー下層部20上に配置されたフィードスルー上層部22とを備える。
また、実施の形態に係るパッケージ1は、図1〜図4に示すように、金属壁16の入力部において、フィードスルー下層部20とフィードスルー上層部22の間に配置された入力ストリップライン19aと、金属壁16の出力部において、フィードスルー下層部20とフィードスルー上層部22の間に配置された出力ストリップライン19bとを備えていても良い。
また、実施の形態に係るパッケージ1は、図2〜図3に示すように、金属壁16に囲まれた導体ベースプレート200上に半導体装置24に隣接して配置された入力回路基板26および出力回路基板28と、入力回路基板26上に配置され、入力ストリップライン19aに接続された入力整合回路17と、出力回路基板28上に配置され、出力ストリップライン19bに接続された出力整合回路18と、半導体装置24と入力整合回路17を接続するボンディングワイヤ12と、半導体装置24と出力整合回路18を接続するボンディングワイヤ14とを備えていても良い。
実施の形態に係るパッケージ1においては、半導体装置24、入力回路基板26、および出力回路基板28の長辺方向に垂直な方向(III−III線方向)に、約10μm程度の緩やかな弧を導体ベースプレート200および/若しくは金属壁16に持たせ、その反り量をネジ70a・70bを用いて、ヒートシンク(図示省略)にネジ止めすることで、平坦化するように抑えている。
また、半導体装置24、入力回路基板26、および出力回路基板28が図2のように配置されることから、入力部の凸状フィードスルー25部分では、RF入力端子21aが接続される入力ストリップライン19aは、入力回路基板26の短辺方向から入力整合回路17に接続され、出力部の凸状フィードスルー25部分では、RF出力端子21bが接続される出力ストリップライン19bは、出力回路基板28の短辺方向から出力整合回路18に接続される。
また、実施の形態に係るパッケージ1は、図1、図3〜図5に示すように、金属壁16上に配置されたメタルシールリング14aと、メタルシールリング14a上に配置されたメタルキャップ10とを備えていても良い。
導体ベースプレート200は、例えば、モリブデン、銅モリブデン合金などの導電性金属によって形成されている。さらに、導体ベースプレート200の表面には、例えば、Au、Ni、Ag、Ag−Pt合金、Ag−Pd合金などのメッキ導体を形成してもよい。
金属壁16は、例えば、アルミニウム、モリブデン、銅モリブデン合金などの導電性金属によって形成される。
金属壁16の上面には、メタルシールリング14aを介して、半田付けのためのハンダメタル層(図示省略)が形成される。ハンダメタル層としては、例えば、金ゲルマニウム合金、金錫合金などから形成可能である。
また、実施の形態に係るパッケージにおいて、金属壁16は、絶縁性若しくは導電性の接着剤を介して、導体ベースプレート200上に配置される。絶縁性の接着剤としては、例えば、エポキシ樹脂、ガラスなどから形成可能であり、導電性の接着剤としては、例えば、金ゲルマニウム合金、金錫合金などから形成可能である。
実施の形態に係るパッケージ1の構成例では、図3に示すように、フィードスルー上層部22の厚さW2を金属壁16の厚さW1よりも厚く形成しても良い。
実施の形態に係るパッケージ1の構成例では、図3に示すように、フィードスルー下層部20とフィードスルー上層部22からなる凸状フィードスルー25において、フィードスルー上層部22の厚さW2を金属壁16の厚さW1よりも厚く形成することにより、フィードスルー下層部20とフィードスルー上層部22の接続部分の応力集中点と応力発生源(金属壁16)を離すことができる。これによって、応力が緩和され、応力集中点におけるクラックの発生を抑制することができる。
フィードスルー下層部20およびフィードスルー上層部22は、同一の材質、例えば、セラミックで形成されていても良い。セラミックの材質としては、例えば、アルミナ(Al2O3)、窒化アルミニウム(AlN)、酸化ベリリウム(BeO)などから形成可能である。
メタルキャップ10は、図1に示すように、平板形状を備える。メタルキャップ10は、例えば、アルミニウム、モリブデン、銅モリブデン合金などの導電性金属によって形成される。
金属壁16上にメタルシールリング14aを介してメタルキャップ10を配置する。
結果として、実施の形態に係るパッケージは、図1に示すように、金属壁16と、金属壁16上に配置されたメタルシールリング14aと、金属壁16上にメタルシールリング14aを介して配置されたメタルキャップ10とを備える。
実施の形態に係るパッケージ1は、前述のように、予め所定の方向(図2のIII−III線に沿う方向)に約10μm程度の反りを有する。すなわち、実施の形態に係るパッケージ1の模式的平面パターン構成であって、予めC−C’方向に反りを持つ構造のパッケージ1のC−C’方向、A−A’方向は図6に示すように表される。また、実施の形態に係るパッケージ1のC−C’方向の反りは、図7に示すように表され、実施の形態に係るパッケージ1のA−A’方向の形状は、図8に示すように表される。また、実施の形態に係るパッケージ1の模式的鳥瞰構造であって、予めC−C’方向に反りを持つ構造は、図9に示すように表される。図7および図8から明らかなように、実施の形態に係るパッケージ1は、予めC−C’方向に反りを有するが、A−A’方向には、ほとんど反りを有していない。
実施の形態に係るパッケージ1は、図6〜図9に示すように、導体ベースプレート200と、導体ベースプレート200上に配置された半導体装置24と、半導体装置24を内在し、導体ベースプレート200上に配置され、導体ベースプレート200とは異なる材料からなる金属壁16とを備え、導体ベースプレート200はベース面に緩やかな弧を有する。
また、実施の形態に係るパッケージ1は、図9に示すように、金属壁16は、緩やかな弧を有していても良い。
また、実施の形態に係るパッケージ1は、図9に示すように、導体ベースプレート200の対抗する1対の端面100a・100bが約10μm程度の緩やかな弧を有していても良い。
また、実施の形態に係るパッケージ1においては、図6〜図9に示すように、半導体装置24の基板の長辺は、緩やかな弧を有する導体ベースプレート200の長辺方向C−C’に垂直に配置されている。
また、実施の形態に係るパッケージ1においては、図6〜図9に示すように、金属壁16に囲まれた導体ベースプレート200上に半導体装置24に隣接して配置された入力回路基板26および出力回路基板28を備え、入力回路基板26および出力回路基板28の長辺は、緩やかな弧を有する導体ベースプレート200の長辺方向C−C’に垂直に配置されていても良い。
実施の形態に係るパッケージ1においては、図9の鳥瞰図のように、予め短辺方向に反り量を有する導体ベースプレート200をプレス型で形成している。
ここで、対向する1対の端面100a・100bが約10μm程度の緩やかな孤を有する。対向する1対の端面100a・100bが弧に対する接線との開き量dが約10μm程度の緩やかな孤を有する。
予め導体ベースプレート200および/若しくは金属壁16に緩やかな弧を設けることによって、その結果、接合時や基板実装時、キャップ半田付け時の反りの発生を抑えることができる。
基板実装時、キャップ半田付け時には加熱するため、基板やキャップとパッケージとの線熱膨張率差から、冷却時に反りが生じる。基板が長方形の場合、長手方向において熱収縮差が大きいため、短辺方向に反りが生じ易い。一般に、弧状の板は、平面状の板よりも弧を描いていない長辺方向に対しては強度が高い。このため、実施の形態に係るパッケージ1においては、図9に示すように、導体ベースプレート200はベース面に短辺方向に約10μm程度の反り量の緩やかな弧を持たせている。
基板実装時、キャップ半田付け時には加熱するため、基板やキャップとパッケージとの線熱膨張率差から、冷却時に反りが生じる。基板が長方形の場合、長手方向において熱収縮差が大きいため、短辺方向に反りが生じ易い。一般に、弧状の板は、平面状の板よりも弧を描いていない長辺方向に対しては強度が高い。このため、実施の形態に係るパッケージ1においては、図9に示すように、導体ベースプレート200はベース面に短辺方向に約10μm程度の反り量の緩やかな弧を持たせている。
尚、上記において、約10μm程度の反り量とする理由は、既存パッケージの同心円状の反りが約10μm程度であることから、実験的に得られる数値であり、予め与えておく反り量としても同程以上は必要だからである。
実施の形態に係るパッケージ1においては、導体ベースプレート200が平面構造を有するために外力(金属枠との線熱膨張差)で反りが生じ易くなっていることに対して、導体ベースプレート200の短辺方向に弧を持たせることで、導体ベースプレート200の長辺方向に強度を持たせている。柔らかい紙でも、弧をつければ立てることができるが、平らな状態では立てることができないように、弧を持たせることで強度が生まれるからである。尚、導体ベースプレート200の長辺方向にも弧をもたせると、強度は得られなくなる。
(比較例)
比較例に係るパッケージ1aの模式的平面パターン構成において、パッケージのC−C’方向、A−A’方向を説明する図は、図10に示すように表される。また、比較例に係るパッケージ1aのC−C’方向の反りは、図11に示すように表され、A−A’方向の反りは、図12に示すように表される。
比較例に係るパッケージ1aの模式的平面パターン構成において、パッケージのC−C’方向、A−A’方向を説明する図は、図10に示すように表される。また、比較例に係るパッケージ1aのC−C’方向の反りは、図11に示すように表され、A−A’方向の反りは、図12に示すように表される。
比較例に係るパッケージ1aにおいては、半導体装置24、入力回路基板26、および出力回路基板28の長辺方向に並行な方向(C−C’線に沿う方向)に、導体ベースプレート200のネジ止め位置が配置され、当該長辺方向に垂直な方向(A−A’線に沿う方向)に、RF入力端子21a・RF出力端子21bが配置される。
また、半導体装置24、入力回路基板26、および出力回路基板28が図10のように配置されることから、入力部の凸状フィードスルー25部分では、RF入力端子21aが接続される入力ストリップライン19aは、入力回路基板26の長辺方向から入力整合回路17に接続され、出力部の凸状フィードスルー25部分では、RF出力端子21bが接続される出力ストリップライン19bは、出力回路基板28の長辺方向から出力整合回路18に接続される。
図10に示す比較例に係るパッケージ1aにおいては、導体ベースプレート200の長辺方向に反ることから、図11に示すように、C−C’方向に反りが生じる。また、図10に示す比較例に係るパッケージ1aにおいては、半導体装置24、入力回路基板26、および出力回路基板28が図10のように配置されることから、図12に示すように、A−A’方向にも反りが生じる。
比較例に係るパッケージ1aの模式的平面パターン構成において、駒状の反りの方向C−C’、A−A’を説明する図は、図13(a)に示すように表され、A−A’方向の反りは、図13(b)に示すように表され、C−C’方向の反りは、図13(c)に示すように表される。
比較例に係るパッケージ1aの模式的平面パターン構成において、お椀状の反りの方向C−C’、A−A’を説明する図は、図14(a)に示すように表され、A−A’方向の反は、図14(b)に示すように表され、C−C’方向の反りは、図14(c)に示すように表される。
基板実装時、キャップ半田付け時には加熱するため、基板やキャップとパッケージとの線熱膨張率差から、冷却時に反りが生じる。平面の場合、A−A’方向とC−C’方向ともに強度は同程度なのでほぼ同心円上に反る。正確には実装する基板形状の影響を受けるので多少歪みが生じ、駒状若しくはお碗状に反る。
(半導体素子構造)
実施の形態に係るパッケージに搭載される半導体装置24の模式的平面パターン構成の拡大図は、図15(a)に示すように表され、図15(a)のJ部分の拡大図は、図15(b)に示すように表される。また、実施の形態に係るパッケージに搭載される半導体装置24の構成例1〜4であって、図15(b)のIV−IV線に沿う模式的断面構成例1〜4は、それぞれ図16〜図19に示すように表される。
実施の形態に係るパッケージに搭載される半導体装置24の模式的平面パターン構成の拡大図は、図15(a)に示すように表され、図15(a)のJ部分の拡大図は、図15(b)に示すように表される。また、実施の形態に係るパッケージに搭載される半導体装置24の構成例1〜4であって、図15(b)のIV−IV線に沿う模式的断面構成例1〜4は、それぞれ図16〜図19に示すように表される。
実施の形態に係るパッケージに搭載される半導体装置24において、複数のFETセルFET1〜FET10は、図16〜図19に示すように、半絶縁性基板110と、半絶縁性基板110の第1表面に配置され、それぞれ複数のフィンガーを有するゲートフィンガー電極124、ソースフィンガー電極120およびドレインフィンガー電極122と、半絶縁性基板110の第1表面に配置され、ゲートフィンガー電極124、ソースフィンガー電極120およびドレインフィンガー電極122ごとに複数のフィンガーをそれぞれ束ねて形成した複数のゲート端子電極G1,G2,…,G10、複数のソース端子電極S11,S12,S21,S22,…,S101,S102およびドレイン端子電極D1,D2,…,D10と、ソース端子電極S11,S12,S21,S22,…,S101,S102の下部に配置されたVIAホールSC11,SC12,SC21,SC22,…,SC101,SC102と、半絶縁性基板110の第1表面と反対側の第2表面に配置され、ソース端子電極S11,S12,S21,S22,…,S101,S102に対してVIAホールSC11,SC12,SC21,SC22,…,SC101,SC102を介して接続された接地電極(図示省略)とを備える。
ゲート端子電極G1,G2,…,G10には、ボンディングワイヤ12が接続され、ドレイン端子電極D1,D2,…,D10には、ボンディングワイヤ14が接続され、ソース端子電極S11,S12,S21,S22,…,S101,S102の下部には、VIAホールSC11,SC12,SC21,SC22,…,SC101,SC102が形成され、VIAホールSC11,SC12,SC21,SC22,…,SC101,SC102の内壁に形成されたバリア金属層(図示省略)およびバリア金属層上に形成され、VIAホールを充填する充填金属層(図示省略)を介してソース端子電極S11,S12,S21,S22,…,S101,S102は、接地電極(図示省略)に接続されている。
半絶縁性基板110は、GaAs基板、SiC基板、GaN基板、SiC基板上にGaNエピタキシャル層を形成した基板、SiC基板上にGaN/AlGaNからなるヘテロ接合エピタキシャル層を形成した基板、サファイア基板、若しくはダイヤモンド基板のいずれかである。
(構造例1)
実施の形態に係るパッケージに搭載される半導体装置24のFETセルの構成例1は、図16に示すように、半絶縁性基板110と、半絶縁性基板110上に配置された窒化物系化合物半導体層112と、窒化物系化合物半導体層112上に配置されたアルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)118と、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)118上に配置されたソースフィンガー電極(S)120、ゲートフィンガー電極(G)124およびドレインフィンガー電極(D)122とを備える。窒化物系化合物半導体層112とアルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)118との界面には、2次元電子ガス(2DEG:Two Dimensional Electron Gas)層116が形成されている。図16に示す構成例1では、高電子移動度トランジスタ(HEMT:High Electron Mobility Transistor)が示されている。
実施の形態に係るパッケージに搭載される半導体装置24のFETセルの構成例1は、図16に示すように、半絶縁性基板110と、半絶縁性基板110上に配置された窒化物系化合物半導体層112と、窒化物系化合物半導体層112上に配置されたアルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)118と、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)118上に配置されたソースフィンガー電極(S)120、ゲートフィンガー電極(G)124およびドレインフィンガー電極(D)122とを備える。窒化物系化合物半導体層112とアルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)118との界面には、2次元電子ガス(2DEG:Two Dimensional Electron Gas)層116が形成されている。図16に示す構成例1では、高電子移動度トランジスタ(HEMT:High Electron Mobility Transistor)が示されている。
(構造例2)
実施の形態に係るパッケージに搭載される半導体装置24のFETセルの構成例2は、図17に示すように、半絶縁性基板110と、半絶縁性基板110上に配置された窒化物系化合物半導体層112と、窒化物系化合物半導体層112上に配置されたソース領域126およびドレイン領域128と、ソース領域126上に配置されたソースフィンガー電極(S)120、窒化物系化合物半導体層112上に配置されたゲートフィンガー電極(G)124およびドレイン領域128上に配置されたドレインフィンガー電極(D)122とを備える。窒化物系化合物半導体層112とゲートフィンガー電極(G)124との界面には、ショットキーコンタクト(Schottky Contact)が形成されている。図17に示す構成例2では、金属−半導体電界効果トランジスタ(MESFET:Metal Semiconductor Field Effect Transistor)が示されている。
実施の形態に係るパッケージに搭載される半導体装置24のFETセルの構成例2は、図17に示すように、半絶縁性基板110と、半絶縁性基板110上に配置された窒化物系化合物半導体層112と、窒化物系化合物半導体層112上に配置されたソース領域126およびドレイン領域128と、ソース領域126上に配置されたソースフィンガー電極(S)120、窒化物系化合物半導体層112上に配置されたゲートフィンガー電極(G)124およびドレイン領域128上に配置されたドレインフィンガー電極(D)122とを備える。窒化物系化合物半導体層112とゲートフィンガー電極(G)124との界面には、ショットキーコンタクト(Schottky Contact)が形成されている。図17に示す構成例2では、金属−半導体電界効果トランジスタ(MESFET:Metal Semiconductor Field Effect Transistor)が示されている。
(構造例3)
実施の形態に係るパッケージに搭載される半導体装置24のFETセルの構成例3は、図18に示すように、半絶縁性基板110と、半絶縁性基板110上に配置された窒化物系化合物半導体層112と、窒化物系化合物半導体層112上に配置されたアルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)118と、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)118上に配置されたソースフィンガー電極(S)120およびドレインフィンガー電極(D)122と、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)118上のリセス部に配置されたゲートフィンガー電極(G)124とを備える。窒化物系化合物半導体層112とアルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)118との界面には、2DEG層116が形成されている。図18に示す構成例3では、HEMTが示されている。
実施の形態に係るパッケージに搭載される半導体装置24のFETセルの構成例3は、図18に示すように、半絶縁性基板110と、半絶縁性基板110上に配置された窒化物系化合物半導体層112と、窒化物系化合物半導体層112上に配置されたアルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)118と、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)118上に配置されたソースフィンガー電極(S)120およびドレインフィンガー電極(D)122と、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)118上のリセス部に配置されたゲートフィンガー電極(G)124とを備える。窒化物系化合物半導体層112とアルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)118との界面には、2DEG層116が形成されている。図18に示す構成例3では、HEMTが示されている。
(構造例4)
実施の形態に係るパッケージに搭載される半導体装置24のFETセルの構成例4は、図19に示すように、半絶縁性基板110と、半絶縁性基板110上に配置された窒化物系化合物半導体層112と、窒化物系化合物半導体層112上に配置されたアルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)118と、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)118上に配置されたソースフィンガー電極(S)120およびドレインフィンガー電極(D)122と、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)118上の2段リセス部に配置されたゲートフィンガー電極124とを備える。窒化物系化合物半導体層112とアルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)118との界面には、2DEG層116が形成されている。図19に示す構成例4では、HEMTが示されている。
実施の形態に係るパッケージに搭載される半導体装置24のFETセルの構成例4は、図19に示すように、半絶縁性基板110と、半絶縁性基板110上に配置された窒化物系化合物半導体層112と、窒化物系化合物半導体層112上に配置されたアルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)118と、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)118上に配置されたソースフィンガー電極(S)120およびドレインフィンガー電極(D)122と、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)118上の2段リセス部に配置されたゲートフィンガー電極124とを備える。窒化物系化合物半導体層112とアルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)118との界面には、2DEG層116が形成されている。図19に示す構成例4では、HEMTが示されている。
また、上記の構成例1〜4においては、活性領域以外の窒化物系化合物半導体層112を電気的に不活性な素子分離領域として用いている。ここで、活性領域とは、ソースフィンガー電極120、ゲートフィンガー電極124およびドレインフィンガー電極122の直下の2DEG層116、ソースフィンガー電極120とゲートフィンガー電極124間およびドレインフィンガー電極122とゲートフィンガー電極124間の2DEG層116からなる。
素子分離領域の他の形成方法としては、アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)18および窒化物系化合物半導体層112の深さ方向の一部まで、イオン注入により形成することもできる。イオン種としては、例えば、窒素(N)、アルゴン(Ar)などを適用することができる。また、イオン注入に伴うドーズ量は、例えば、約1×1014(ions/cm2)であり、加速エネルギーは、例えば、約100keV〜200keVである。
素子分離領域上およびデバイス表面上には、パッシベーション用の絶縁層(図示省略)が形成されている。この絶縁層としては、例えば、PECVD(Plasma Enhanced Chemical Vapor Deposition)法によって堆積された窒化膜、アルミナ(Al2O3)膜、酸化膜(SiO2)、酸窒化膜(SiON)などで形成することができる。
ソースフィンガー電極120およびドレインフィンガー電極122は、例えば、Ti/Alなどで形成される。ゲートフィンガー電極124は、例えばNi/Auなどで形成することができる。
なお、実施の形態に係るパッケージに搭載される半導体装置24において、ゲートフィンガー電極124、ソースフィンガー電極120およびドレインフィンガー電極122の長手方向のパターン長は、マイクロ波/ミリ波/サブミリ波と動作周波数が高くなるにつれて、短く設定される。例えば、ミリ波帯においては、パターン長は、約25μm〜50μmである。
また、ソースフィンガー電極120の幅は、例えば、約40μm程度であり、ソース端子電極S11,S12,S21,S22,…,S101,S102の幅は、例えば、約100μm程度である。また、VIAホールSC11,SC12,SC21,SC22,…,SC101,SC102の形成幅は、例えば、約10μm〜40μm程度である。
本実施の形態に係るパッケージによれば、回路基板、半導体装置の長辺が緩やかな弧をもつ導体ベースプレートおよび/若しくは金属壁の辺に垂直に配置されている。
本実施の形態に係るパッケージによれば、導体ベースプレートおよび/若しくは金属壁に弧を与えることで強度を得ている。
本実施の形態に係るパッケージによれば、予めベースプレート材と金属外壁に緩やかな弧を設けることで、接合時や基板実装時、キャップ半田付け時のそりの発生を抑えることができる。
本実施の形態に係るパッケージによれば、配置を実装する部品の長辺が緩やかな弧をもつ辺に垂直になるようにすることによって、緩やかな弧を描いているベースプレートに回路基板、半導体装置を実装したパッケージを筐体にネジ止めするときに、回路基板、半導体装置の割れを防止することができる。
本実施の形態によれば、ベース面の反りの少ないパッケージを提供することができる。
[その他の実施の形態]
本実施形態および変形例を説明したが、この実施形態および変形例は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
本実施形態および変形例を説明したが、この実施形態および変形例は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
なお、実施の形態に係るパッケージに搭載される半導体装置としては、FET、HEMTに限らず、LDMOS(Laterally Diffused Metal-Oxide-Semiconductor Field Effect Transistor)やヘテロ接合バイポーラトランジスタ(HBT:Hetero-junction Bipolar Transistor)などの増幅素子、メムス(MEMS:Micro Electro Mechanical Systems)素子なども適用できることは言うまでもない。
このように、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含む。
1、1a…パッケージ
10…メタルキャップ
11、12,14,15…ボンディングワイヤ
14a…メタルシールリング
16…金属壁
17…入力整合回路
18…出力整合回路
19a…入力ストリップライン
19b…出力ストリップライン
20…フィードスルー下層部
21a…RF入力端子
21b…RF出力端子
22…フィードスルー上層部
24…半導体装置
25…凸状フィードスルー
26…入力回路基板
28…出力回路基板
34…貫通孔
70a、70b…ネジ
100a、100b…端面
110…半絶縁性基板
112…窒化物系化合物半導体層(GaNエピタキシャル成長層)
116…2次元電子ガス(2DEG)層
118…アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)
120…ソースフィンガー電極
122…ドレインフィンガー電極
124…ゲートフィンガー電極
126…ソース領域
128…ドレイン領域
200…導体ベースプレート
G,G1,G2,…,G10…ゲート端子電極
S,S11,S12,…,S101,S102…ソース端子電極
D,D1,D2,…,D10…ドレイン端子電極
SC11,SC12,…,SC91,SC92,SC101,SC102…VIAホール
10…メタルキャップ
11、12,14,15…ボンディングワイヤ
14a…メタルシールリング
16…金属壁
17…入力整合回路
18…出力整合回路
19a…入力ストリップライン
19b…出力ストリップライン
20…フィードスルー下層部
21a…RF入力端子
21b…RF出力端子
22…フィードスルー上層部
24…半導体装置
25…凸状フィードスルー
26…入力回路基板
28…出力回路基板
34…貫通孔
70a、70b…ネジ
100a、100b…端面
110…半絶縁性基板
112…窒化物系化合物半導体層(GaNエピタキシャル成長層)
116…2次元電子ガス(2DEG)層
118…アルミニウム窒化ガリウム層(AlxGa1-xN)(0.1≦x≦1)
120…ソースフィンガー電極
122…ドレインフィンガー電極
124…ゲートフィンガー電極
126…ソース領域
128…ドレイン領域
200…導体ベースプレート
G,G1,G2,…,G10…ゲート端子電極
S,S11,S12,…,S101,S102…ソース端子電極
D,D1,D2,…,D10…ドレイン端子電極
SC11,SC12,…,SC91,SC92,SC101,SC102…VIAホール
Claims (11)
- 導体ベースプレートと、
前記導体ベースプレート上に配置された半導体装置と、
前記半導体装置を内在し、前記導体ベースプレート上に配置され、前記導体ベースプレートとは異なる材料からなる金属壁と
を備え、前記導体ベースプレートはベース面に緩やかな弧を有することを特徴とするパッケージ。 - 前記金属壁は、緩やかな弧を有することを特徴とする請求項1に記載のパッケージ。
- 前記導体ベースプレートの対抗する1対の端面が10μmの緩やかな弧を有することを特徴とする請求項1に記載のパッケージ。
- 前記半導体基板の長辺は、前記緩やかな弧を有する前記導体ベースプレートの弧を有する辺に垂直に配置されたことを特徴とする請求項1に記載のパッケージ。
- 前記金属壁に囲まれた前記導体ベースプレート上に前記半導体装置に隣接して配置された入力回路基板および出力回路基板を備え、
前記入力回路基板および出力回路基板の長辺は、前記緩やかな弧を有する前記導体ベースプレートの弧を有する辺に垂直に配置されたことを特徴とする請求項1に記載のパッケージ。 - 前記金属壁上に配置されたメタルシールリングと、
前記メタルシールリング上に配置されたメタルキャップと
を備えることを特徴とする請求項1に記載のパッケージ。 - 前記金属壁の入出力部に設けられた貫通孔と、
前記貫通孔にはめ込まれ、かつ前記導体ベースプレート上に配置されたフィードスルー下層部と、
前記貫通孔にはめ込まれ、かつ前記フィードスルー下層部上に配置されたフィードスルー上層部とを備えたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のパッケージ。 - 前記金属壁の入力部において、前記フィードスルー下層部と前記フィードスルー上層部の間に配置された入力ストリップラインと、
前記金属壁の出力部において、前記フィードスルー下層部と前記フィードスルー上層部の間に配置された出力ストリップライン
とを備えることを特徴とする請求項7に記載のパッケージ。 - 前記入力回路基板上に配置され、前記入力ストリップラインに接続された入力整合回路と、
前記出力回路基板上に配置され、前記出力ストリップラインに接続された出力整合回路と、
前記半導体装置と前記入力整合回路および前記出力整合回路を接続するボンディングワイヤと
を備えることを特徴とする請求項8に記載のパッケージ。 - 前記半導体装置は、
半絶縁性基板と、
前記半絶縁性基板の第1表面に配置され,それぞれ複数のフィンガーを有するゲートフィンガー電極、ソースフィンガー電極およびドレインフィンガー電極と、
前記半絶縁性基板の第1表面に配置され,前記ゲートフィンガー電極、前記ソースフィンガー電極および前記ドレインフィンガー電極ごとに複数のフィンガーをそれぞれ束ねて形成した複数のゲート端子電極、複数のソース端子電極およびドレイン端子電極と、
前記ソース端子電極の下部に配置されたVIAホールと、
前記半絶縁性基板の第1表面と反対側の第2表面に配置され、前記ソース端子電極に対して前記VIAホールを介して接続された接地電極と
を備えることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載のパッケージ。 - 前記半絶縁性基板は、GaAs基板、SiC基板、GaN基板、SiC基板上にGaNエピタキシャル層を形成した基板、SiC基板上にGaN/AlGaNからなるヘテロ接合エピタキシャル層を形成した基板、サファイア基板、若しくはダイヤモンド基板のいずれかであることを特徴とする請求項10に記載のパッケージ。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018524059A (ja) * | 2015-06-05 | 2018-08-30 | シアナ メディカル,インク. | パッシブタグおよびこれを使用するシステムおよび方法 |
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-
2011
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US11484219B2 (en) | 2016-04-06 | 2022-11-01 | Cianna Medical, Inc. | Reflector markers and systems and methods for identifying and locating them |
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