JP2012167273A - 多糖類の精製方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】多糖類含有液中に、プルラン及び/又はでん粉分解物を添加し、アルコール処理を行い多糖類を沈殿物として分離回収することで、効率よく目的とする多糖類を得ることができる。
【選択図】 図1
Description
項1
アルコール沈殿を経て製造される多糖類を分離回収する方法であって、多糖類含有液中にプルラン及び/又はでん粉分解物を添加し、アルコール沈殿を行うことを特徴とする、多糖類の精製方法。
項2
次の工程を有することを特徴とする、アルコール沈殿を経て精製される多糖類の精製方法。
1)多糖類含有液中にプルラン及び/又はでん粉分解物を添加する工程
2)プルラン及び/又はでん粉分解物を含む多糖類含有液と、アルコールを混合する工程
項3
でん粉分解物のDE値が1〜20である項1又は2に記載の多糖類の精製方法。
項4
さらに、次の工程を有する項2に記載の多糖類の精製方法。
3)多糖類含有液をアルカリ性とし多糖類を溶解する工程
項5
でん粉分解物が高度分岐環状デキストリン及び/又は下記の性質(a)を有することを特徴とするものである項1乃至4に記載の多糖類の精製方法;
(a)下記条件で測定された青価が0.4〜1.2の範囲である:
(a-1)80℃の蒸留水で1w/v%水溶液を調製して、これを25℃に冷却する、
(a-2)上記1w/v%水溶液(25℃)10mlを、ヨウ素20mgおよびヨウ化カリウム200mgを含む水溶液10mlと混合して、蒸留水で100mlとなるように調整する、
(a-3)上記調製液を遮光した状態で、25℃で30分間振盪した後、25℃条件下で、反応液の680nmにおける吸光度を、分光光度計を用いて測定し、これを青価とする。
項6
多糖類がキサンタンガム、ジェランガム、発酵セルロース、カラギナン又はグァーガムのいずれかである項1乃至5記載の多糖類の精製方法。
(a)青価(BlueValue)(680nmの吸光度)が0.4〜1.2の範囲であ
る。
(1)80℃の蒸留水で1w/v%水溶液を調製して、これを25℃に冷却する。
(2)上記1w/v%水溶液(25℃)10mlを、ヨウ素20mgおよびヨウ化カリウム200mgを含む水溶液10mlと混合して、蒸留水で100mlとなるように調整する。
(3)上記調製液を遮光した状態で25℃において30分間振盪した後、25℃条件下で反応液の680nmにおける吸光度を、分光光度計にて測定し、これを青価とする。
ソプロピルアルコールを添加する前段階においてプルラン及び/又はでん粉分解物を添加し、イソプロピルアルコール添加による沈殿生成へと工程を進めればよい。具体的にキサンタンガムを製造する工程の場合であれば、キサンタンガムを産生するキサントモナス属の菌株を培養液中で30℃3日間培養し、生成物を貯蔵タンクへ移す。次いで殺菌のため熱処理を行い、菌体の除去を行うが、でん粉分解物及び/又はプルランはこの段階までに添加すればよい。次いででん粉分解物及び/又はプルラン存在下、イソプロピルアルコールでキサンタンガムを沈殿させ、加熱殺菌後、遠心分離や圧搾処理によりイソプロピルアルコールおよび水を除去し、得られた沈殿物を乾燥、粉砕することでキサンタンガムの粗製品とすることができる。
次の手順に従い、キサンタンガム及びジェランガムを分離回収・精製した。得られた沈殿物の性状を表1に記載する。尚、でん粉分解物及びプルランを添加せずにアルコール処理したものを比較例とし、この評価も併せて表1に記載する。また、それぞれで得られた沈殿物の写真を図1〜8として示す。
1 脱イオン水を200mL容ビーカーに測りとり、機械的に攪拌(250 rpm)しながら、キサンタンガム(ビストップ※D-3000*)を添加した。80℃、10分間加熱後、室温まで冷却し、キサンタンガム水溶液を調製した。
2 キサンタンガム溶液にプルラン(ビストップ※D-2081*)およびでん粉分解物(青価デキストリンとしてスマートテイスト※*、高度分岐環状デキストリンとしてビストップ※D-2508*)を添加した。
3 200mL容ビーカーにイソプロピルアルコール(99.7%特級)を測りとり、機械的に攪拌(250 rpm)しながら、1で調製したキサンタンガム溶液を加えた。このとき、キサンタンガムおよびイソプロピルアルコールの終濃度はそれぞれ0.5%および50%であった。また、プルランおよびでん粉分解物の終濃度は1%であった。
4 3分間攪拌後、全量(50 g)を60メッシュ(目開き250μm)の篩に通した。1分間静置後、メッシュ上の試料を回収した。
5 回収物の外観を観察するとともに、手で圧搾したときの回収物の崩れ方を感覚的に評価した。
1 脱イオン水を200mL容ビーカーに測りとり、機械的に攪拌(250 rpm)しながら、ジェランガム(ケルコゲル*)とクエン酸三ナトリウムの混合物を添加した。80℃、10分間加熱して冷却後、ジェランガム水溶液を調製した。
2 ジェランガム溶液にプルラン(ビストップ※D-2081*)およびでん粉分解物(青価デキストリンとしてスマートテイスト※*、高度分岐環状デキストリンとしてビストップ※D-2508*)を添加した。
3 200mL容ビーカーにイソプロピルアルコールを測りとり、機械的に攪拌(250 rpm)しながら、1で調製したジェランガム溶液を加えた。このとき、ジェランガムおよびイソプロピルアルコールの終濃度はそれぞれ0.5%および50%であった。また、プルランおよびでん粉分解物の終濃度は1%であった。
4 3分間攪拌後、全量(50 g)を60メッシュ(目開き250μm)の篩に通した。1分間静置後、メッシュ上の試料を回収した。
5 回収物の外観を観察するとともに、手で圧搾したときの回収物の崩れ方を感覚的に評価した。
キサンタンガム、ジェランガムともにプルラン又はでん粉分解物を添加してアルコール処理して得た沈殿物は、比較例1に比べて塊状であり、手で圧搾しても崩れず、均一な状態であった。プルランあるいはでん粉分解物を添加した場合の沈殿物は、60メッシュ(目開き250μm)のスクリーン上で圧搾処理をしてもメッシュから脱落することなく、回収率はほぼ100%であった。一方、プルランおよびでん粉分解物を添加しない場合、イソプロピルアルコール濃度が60%以上であればキサンタンガムおよびジェランガムの沈殿物は塊状であり、手で圧搾しても崩れず、均一な状態であった。これらの結果から、プルランおよびでん粉分解物を添加することで、沈殿剤として用いるアルコールの使用量を低減できることがわかった。
表2の処方に基づいて、発酵セルロース水分散液を調製した。まず発酵セルロース(サンアーティスト※H-PX*)を脱イオン水に添加後、15 MPaでホモジナイズし、水分散液とした。この発酵セルロース水分散液に表3に示すでん粉分解物を溶解した。
200mlビーカーに上記溶解液50gを添加し、四枚羽根のプロペラにて600rpmで攪拌しながら、イソプロピルアルコール溶液50gを加え、5分間攪拌した。
攪拌後の溶液を60メッシュの篩に通し、篩上の残渣を回収した。
沈殿の回収のしやすさを5段階評価した。すなわち、残渣が繊維状のままで塊状にならず、ばらけやすいペースト状で篩上から回収および固液分離が困難な場合を1とし、残渣中の繊維が塊状になりまとまりやすいため、篩上からの回収および固液分離が極めて容易な場合を5とする。評価結果を表3に示す。
表3の結果より、でん粉分解物を添加することで、発酵セルロースのアルコール沈殿物の性状を改善することができた。使用するでん粉分解物に関しては、由来原料よりもDE値の影響が大きく、DE値が1〜20の範囲にあるでん粉分解物を使用した実施例7〜11で好ましい評価が得られた。一方DE値が20を越える比較例3では塊状ではないばらけやすいペースト状の沈殿物となり、篩上からの回収が困難であった。また、回収した沈殿物の乾燥減量から回収率を算出したところ、実施例7の回収率は91.1%、実施例8では88.4%であった。また、まとまりのある塊状の沈殿物では固液分離が容易なだけではなく沈殿物自体の含水率が低いため乾燥時間が早く実施例7〜11は比較例3に比べて乾燥時間が1/2〜2/3に短縮された。本方法により多糖類を効率よく回収できることが判明した。以上より、発酵セルロースのアルコール沈殿物の性状改善には、DE値の低いでん粉分解物が適していることが明らかとなった。
発酵セルロース(サンアーティスト※H-PX、三栄源エフ・エフ・アイ株式会社)を脱イオン水に添加後、15 MPaでホモジナイズし、発酵セルロース水分散液を調製した。発酵セルロース水分散液にプルラン(ビストップ※D-2081、三栄源エフ・エフ・アイ株式会社製)を混合し、次いでイソプロピルアルコールを添加して沈殿物を得た。発酵セルロース、プルラン、およびイソプロピルアルコールの終濃度はそれぞれ0.5%、 0.25%、50%であった。得られた沈殿物はプルランを添加しない場合に比べて塊状であり、手で圧搾しても崩れず、均一な状態であった。また、沈殿物を60メッシュのスクリーン上で圧搾処理をしてもメッシュから脱落することなく、回収率はほぼ100%であった。
ιカラギナン(カラギニンCS-552*)を脱イオン水に溶解(加熱温度:80℃;加熱時間:10分)・冷却し、カラギナン水溶液を調製した。カラギナン水溶液に青価デキストリン(スマートテイスト※*)を混合し、次いでイソプロピルアルコールを添加して沈殿物を得た。カラギナン、青価デキストリン、およびイソプロピルアルコールの終濃度はそれぞれ0.5%、1%、40%であった。得られた沈殿物は、青価デキストリンを添加しない場合に比べて塊状であり、手で圧搾しても崩れず、均一な状態であった。また、沈殿物を60メッシュ(目開き250μm)のスクリーン上で圧搾処理をしてもメッシュから脱落することなく、回収率はほぼ100%であった。
グァーガム(ビストップ※D-20*)を脱イオン水に溶解(加熱温度:80℃;加熱時間:10分)・冷却し、グァーガム水溶液を調製した。グァーガム水溶液に高度分岐環状デキストリン(ビストップ※D-2508*)を混合し、イソプロピルアルコールを添加して沈殿物を得た。グァーガム、高度分岐環状デキストリン、およびイソプロピルアルコールの終濃度はそれぞれ0.5%、0.5%、20%であった。得られた沈殿物は、高度分岐環状デキストリンを添加しない場合に比べて塊状であり、手で圧搾しても崩れず、均一な状態であった。また、沈殿物を60メッシュ(目開き250μm)のスクリーン上で圧搾処理をしてもメッシュから脱落することなく、回収率はほぼ100%であった。
Claims (6)
- アルコール沈殿を経て製造される多糖類を分離回収する方法であって、多糖類含有液中にプルラン及び/又はでん粉分解物を添加し、アルコール沈殿を行うことを特徴とする、多糖類の精製方法。
- 次の工程を有することを特徴とする、アルコール沈殿を経て精製される多糖類の精製方法。
1)多糖類含有液中にプルラン及び/又はでん粉分解物を添加する工程
2)プルラン及び/又はでん粉分解物を含む多糖類含有液と、アルコールを混合する工程 - でん粉分解物のDE値が1〜20である請求項1又は2に記載の多糖類の精製方法。
- さらに、次の工程を有する請求項2に記載の多糖類の精製方法。
3)多糖類含有液をアルカリ性とし多糖類を溶解する工程 - でん粉分解物が高度分岐環状デキストリン及び/又は下記の性質(a)を有することを特徴とするものである請求項1乃至4に記載の多糖類の精製方法;
(a)下記条件で測定された青価が0.4〜1.2の範囲である:
(a-1)80℃の蒸留水で1w/v%水溶液を調製して、これを25℃に冷却する、
(a-2)上記1w/v%水溶液(25℃)10mlを、ヨウ素20mgおよびヨウ化カリウム200mgを含む水溶液10mlと混合して、蒸留水で100mlとなるように調整する、
(a-3)上記調製液を遮光した状態で、25℃で30分間振盪した後、25℃条件下で、反応液の680nmにおける吸光度を、分光光度計を用いて測定し、これを青価とする。 - 多糖類がキサンタンガム、ジェランガム、発酵セルロース、カラギナン又はグァーガムのいずれかである請求項1乃至5記載の多糖類の精製方法。
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