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JP2012153065A - シート製造装置および製造方法 - Google Patents

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JP2012153065A JP2011015590A JP2011015590A JP2012153065A JP 2012153065 A JP2012153065 A JP 2012153065A JP 2011015590 A JP2011015590 A JP 2011015590A JP 2011015590 A JP2011015590 A JP 2011015590A JP 2012153065 A JP2012153065 A JP 2012153065A
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Abstract

【課題】複数の接着シートが剥離シートに適切に仮着された原反を簡単な構成で確実に製造可能なシート製造装置および製造方法を提供すること。
【解決手段】シート製造装置1は、第1原反R1を繰り出す繰出手段10と、帯状接着シートSから第1剥離シートRL1を剥離する第1剥離ローラ20と、剥離された第1剥離シートRL1を迂回させる迂回手段40と、帯状接着シートSを所定形状に切断して接着シートS1を形成する切断手段50と、接着シートS1の周囲に形成される不要シートS2を巻き取る巻取手段70と、迂回させた第1剥離シートRL1に接着シートS1を再仮着して、接着シートS1と第1剥離シートRL1から構成される第2原反R2を形成する再仮着手段80と、接着シートS1から第2剥離シートRL2を剥離して回収する第1回収手段90と、第2原反R2を巻き取る第2回収手段100とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、所定形状の接着シートが剥離シートに仮着された原反を製造するシート製造装置および製造方法に関する。
従来、帯状の接着シートが剥離シートに仮着された原反に対して、切断刃で切り込みを形成することで、所定形状の接着シートを製造するシート製造装置が知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
特許文献1に記載の構成では、ラベル原紙を剥離シートに仮着した積層体を、ラベル原紙側からラベル型抜き装置で型抜きすることで、ラベルを製造する。そして、原反の型抜きにより製造されたラベルを、剥離再仮着装置において剥離シートから一旦剥離して、ラベルの端縁と剥離基材食い込み跡とが一致することなく離間するように、ラベルを剥離シートに再仮着している。
一方、特許文献2に記載の構成では、ラベル原料を台紙とラベル材料とに分離して、台紙を迂回させるとともに、ラベル材料をバキューム手段により吸引しつつ感圧性接着剤層側からラベル切断手段で型抜きすることで、ラベル片およびかす取り部を形成する。そして、迂回させた台紙にラベル片およびかす取り部を再仮着した後、かす取り部のみをかす取り用案内ローラで剥離することで、ラベル片のみが台紙に残った感圧性接着ラベルを製造している。
特公平7−37090号公報 特開平9−254282号公報
しかしながら、特許文献1のようなラベル原紙側から型抜きする構成では、ラベル原紙が硬い場合、型抜きの深さをラベル原紙の厚さと略等しくすると、粘着剤層が流動性を有するため、型抜きするための押圧力の一部が粘着剤層に吸収されてしまい、確実に型抜きできない。一方、型抜きの深さをラベル原紙の厚さよりも深くすると、ラベル原紙とともに剥離シートも型抜きされてしまい、この型抜きされた部分が脱落してしまう。
一方、特許文献2のような接着剤層側から型抜きする構成では、接着剤層の流動性に係らず適切に型抜きできるものの、型抜きのためにラベル材料を保持する構成としてバキューム手段を用いているため、構成が複雑になるという問題がある。
本発明の目的は、複数の接着シートが剥離シートに適切に仮着された原反を簡単な構成で確実に製造可能なシート製造装置および製造方法を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明のシート製造装置は、帯状の基材シートの一方の面に接着剤層を有する帯状接着シートの当該接着剤層側に帯状の第1剥離シートが仮着されるとともに、前記基材シートの他方の面に帯状の第2剥離シートが仮着された第1原反を繰り出す繰出手段と、前記繰出手段により繰り出された第1原反の帯状接着シートから前記第1剥離シートを剥離する剥離手段と、前記第2剥離シートに仮着されている帯状接着シートに対し、前記接着剤層側から前記帯状接着シートを貫通しかつ前記第2剥離シートを貫通しない切り込みを形成して、複数の接着シートを形成する切断手段と、前記切断手段で形成された前記複数の接着シートを、前記剥離手段で剥離した第1剥離シートまたは別の剥離シートに再仮着して、前記第1剥離シートまたは別の剥離シートに前記複数の接着シートが仮着された第2原反を形成する再仮着手段とを備える、という構成を採用している。
この際、本発明のシート製造装置では、前記切断手段の後段で前記第2剥離シートを前記帯状接着シートから剥離して回収する回収手段を備える、ことが好ましい。
さらに、本発明のシート製造装置では、前記帯状接着シートのうち前記切り込みにより前記接着シートの周囲に形成される不要シートを巻き取る巻取手段を備える、ことが好ましい。
また、本発明のシート製造装置では、前記切断手段は、前記接着シートの外縁の一部に対応する切り込みを形成する切込形成手段と、前記接着シートの外縁の前記一部以外に対応する部分を打ち抜く打抜手段とを備える、ことが好ましい。
また、本発明のシート製造方法は、帯状の基材シートの一方の面に接着剤層を有する帯状接着シートの当該接着剤層側に帯状の第1剥離シートが仮着されるとともに、前記基材シートの他方の面に帯状の第2剥離シートが仮着された第1原反を繰り出す工程と、繰り出された第1原反の帯状接着シートから前記第1剥離シートを剥離する工程と、前記第2剥離シートに仮着されている帯状接着シートに対し、前記接着剤層側から前記帯状接着シートを貫通しかつ前記第2剥離シートを貫通しない切り込みを形成して、複数の接着シートを形成する工程と、前記複数の接着シートを、前記剥離する工程で剥離した第1剥離シートまたは別の剥離シートに再仮着することで、前記第1剥離シートまたは別の剥離シートに前記複数の接着シートが仮着された第2原反を形成する工程とを有する、という構成を採用している。
以上のような本発明によれば、帯状接着シートの接着剤層側から切り込みを形成するために第1剥離シートを剥離した場合でも、帯状接着シートを第2剥離シートに保持させることができる。したがって、第2剥離シートを用いるだけの簡単な構成で、切り込み形成時や切り込み形成後、第1剥離シートが再仮着されるまでの間に接着シートが落下したり、接着シートの位置がずれたりすることを防止できる。また、接着剤層側から切り込みを形成するため、接着剤の流動性による押圧力不足を解消して確実に切り込みを入れて接着シートを形成できる。
さらに、回収手段や巻取手段を設けることで、第2原反を使用するときに特に必要でない第2剥離シートや不要シートを予め排除しておくことができ、使い勝手のよい第2原反を製造することができる。
また、切断手段により、接着シートの外縁の一部に切り込みを一旦形成し、その後に前記外縁の一部以外に対応する部分を打ち抜けば、第2剥離シートと接着シートとの仮着が弱い場合であっても、切り込み形成時および形成後における第2剥離シートからの接着シートの落下やずれを確実に防止することができる。
本発明の実施形態に係るシート製造装置の側面図。 帯状接着シートの一部を示す図。 本発明の第1変形例に係るシート製造装置の側面図。 本発明の第2変形例に係る帯状接着シートの一部を示す図。 本発明の第3変形例に係る接着シートの製造方法を示す図。 本発明の第4変形例に係るシート製造装置の側面図。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
また、実施形態では、特に明示しない限り、「上」、「下」、「左」、「右」といった方位を示す用語は、図1を基準として用いる。
図1において、第1原反R1は、帯状の基材シートBSの一方の面に接着剤層ADを有する帯状接着シートSの接着剤層AD側に帯状の第1剥離シートRL1が仮着されるとともに、基材シートBSの他方の面に第2剥離シートRL2が公知の擬似接着により仮着されて構成されている。シート製造装置1は、第1原反R1から第1剥離シートRL1を剥離し、帯状接着シートSの着剤層AD側から当該帯状接着シートSを所定形状に切断して接着シートS1を形成した後、この接着シートS1を第1剥離シートRL1に再仮着することで、第1剥離シートRL1に複数の接着シートS1が仮着された第2原反R2を形成するものである。
シート製造装置1は、第1原反R1を繰り出す繰出手段10と、帯状接着シートSから第1剥離シートRL1を剥離する剥離手段としての第1剥離ローラ20と、帯状接着シートSから剥離された第1剥離シートRL1を迂回させる迂回手段40と、帯状接着シートSを所定形状に切断して接着シートS1を形成する切断手段50と、接着シートS1の周囲に形成される不要シートS2を巻き取る巻取手段70と、迂回させた第1剥離シートRL1に接着シートS1を再仮着して第2原反R2を形成する再仮着手段80と、接着シートS1から第2剥離シートRL2を剥離して回収する回収手段としての第1回収手段90と、第2原反R2を巻き取る第2回収手段100とを備えている。
繰出手段10は、第1原反R1をロール状に巻回して支持するとともに駆動機器としての回動モータ14により駆動される支持ローラ11と、支持ローラ11から引き出された第1原反R1を案内するとともに駆動機器としての回動モータ15により駆動する駆動ローラ12と、この駆動ローラ12との間に第1原反R1を挟み込むピンチローラ13とを備えている。
第1剥離ローラ20は、左方向に繰り出される第1原反R1の第1剥離シートRL1を帯状接着シートSから剥離して、迂回手段40へ案内する。
迂回手段40は、切断手段50の右下方と巻取手段70の左下方にそれぞれ設けられた第1,第2迂回ローラ41,42を備え、第1剥離ローラ20で剥離された第1剥離シートRL1を、切断手段50および巻取手段70を避けるように迂回させて再仮着手段80へ案内する。
切断手段50は、帯状接着シートSを切断することで、長手方向が帯状接着シートSの搬送方向と一致する長方形状の接着シートS1を形成する。この切断手段50は、接着シートS1の外縁に対応し断続的に設けられたそれぞれ一対ずつの第1,第2切り込みC1,C2(図2参照)を形成する切込形成手段51と、互いに隣り合う第1,第2切り込みC1,C2の間に設けられた不連続部D(図2参照)を打ち抜く打抜手段52とを備えている。
切込形成手段51は、第1,第2切り込みC1,C2を形成する切込刃511を備えたダイカットローラ512と、帯状接着シートSおよび第2剥離シートRL2を挟んでダイカットローラ512と対向して配置されたプラテンローラ513とを有している。
切込刃511は、帯状接着シートSの接着剤層AD側から、帯状接着シートSを貫通しかつ第2剥離シートRL2を貫通しない第1,第2切り込みC1,C2を形成可能に構成されている。具体的に、切込刃511は、図2に示すように、第1切り込みC1を接着シートS1の長辺に沿って形成し、第2切り込みC2を短辺に沿って形成し、不連続部Dを接着シートS1の短辺上における第2切り込みC2の両端に形成する。なお、切込刃511は、プラテンローラ513に相対して第2剥離シートRL2を貫通しない位置に調整されていればよく、第2剥離シートRL2に多少の切込溝CRが形成されてもよいし、切込溝CRが形成されなくてもよい。
ダイカットローラ512およびプラテンローラ513は、駆動機器としての回動モータ514,515により同期して回転する。
打抜手段52は、切込形成手段51の左側に設けられ、駆動機器としての直動モータ522による昇降により、不連続部Dを打ち抜く打抜刃521と、帯状接着シートSおよび第2剥離シートRL2を挟んで打抜刃521と対向して配置された受け板523とを備えている。この打抜刃521は、幅方向が帯状接着シートSの搬送方向と直交する(接着シートS1の短辺と平行になる)ように設けられており、一つの短辺上に設けられた一対の不連続部Dを同時に打ち抜き可能に構成されている。
なお、切込刃511あるいは打抜刃521には、帯状接着シートSの接着剤が付着しないように、フッ素樹脂コート等の不接着処理を施しておくことが好ましい。
巻取手段70は、切断手段50によって形成された帯状の不要シートS2を、第2剥離シートRL2から剥離する第2剥離ローラ71と、駆動機器としての回動モータ73により回転し第2剥離ローラ71で剥離された不要シートS2を巻き取る巻取ローラ72とを備えている。
再仮着手段80は、駆動機器としての回動モータ83により回転し迂回手段40で迂回させた第1剥離シートRL1を左方向に誘導する誘導ローラ81と、誘導ローラ81に対向して設けられたピンチローラ82とを備えている。そして、第2剥離シートRL2と接着シートS1と第1剥離シートRL1とを誘導ローラ81およびピンチローラ82間に挟み込むことにより、接着シートS1を第1剥離シートRL1に再仮着させる。
第1回収手段90は、第2剥離シートRL2を接着シートS1から剥離させるローラ91と、このローラ91で剥離された第2剥離シートRL2を案内するガイドローラ92と、駆動機器としての回動モータ94により回転し第2剥離シートRL2を回収する第1回収ローラ93とを備えている。第2剥離シートRL2と接着シートS1とは、上述したように擬似接着により仮着されているため、容易に剥離することができる。
第2回収手段100は、駆動機器としての回動モータ104により回転する駆動ローラ101と、駆動機器としての回動モータ105により回転し第2原反R2を回収する第2回収ローラ103とを備えている。
以上のシート製造装置1において、第2原反R2を製造する手順としては、まず、図1に示すように、第1剥離シートRL1を第1剥離ローラ20で帯状接着シートSから剥離して迂回手段40および再仮着手段80を経由させて第2回収ローラ103にセットする。また、帯状接着シートSを第2剥離ローラ71で第2剥離シートRL2から剥離して巻取ローラ72にセットする。さらに、帯状接着シートSから剥離された第2剥離シートRL2を再仮着手段80を経由させて第1回収ローラ93にセットする。
この状態で、回動モータ14,15を駆動して支持ローラ11、駆動ローラ12を回転させて第1原反R1を繰り出し、回動モータ14,15に同期して回動モータ514,515,73,83,94,104,105を駆動してダイカットローラ512、プラテンローラ513、巻取ローラ72、誘導ローラ81、第1回収ローラ93、駆動ローラ101、第2回収ローラ103を回転させる。
各ローラが回転すると、帯状接着シートSは、ダイカットローラ512とプラテンローラ513との間に挟みこまれ、切込刃511により、図2に示すような第1,第2切り込みC1,C2と不連続部Dが形成される。
さらに第2剥離シートRL2および帯状接着シートSが左方向に進み、打抜刃521の上に不連続部Dが到達すると、直動モータ522の駆動により打抜刃521を上昇させて不連続部Dを打ち抜くことで、矩形状の接着シートS1と、この接着シートS1の周囲に位置する不要シートS2を形成する。
この後、打ち抜かれていない不連続部Dが打抜刃521の上に到達するごとに、上述の打ち抜き動作を繰り返して接着シートS1を順次形成する。
接着シートS1が形成された第1原反R1が左方向に搬送されると、第2剥離ローラ71で不要シートS2が第2剥離シートRL2から剥離されて巻取ローラ72で巻き取られ、第2剥離シートRL2に仮着された接着シートS1は、誘導ローラ81とピンチローラ82とで挟み込まれて迂回してきた第1剥離シートRL1上に再仮着される。
そして、第2剥離シートRL2、接着シートS1、第1剥離シートRLからなる積層体から、ローラ91により第2剥離シートRL2が剥離され、剥離された第2剥離シートRL2は第1回収ローラ93に回収される。
一方、第1剥離シートRL1上に複数の接着シートS1が再仮着された第2原反R2は、第2回収ローラ103に回収される。
以上のような実施形態によれば、帯状接着シートSの接着剤層AD側から切り込みを形成するために第1剥離シートRL1を剥離して迂回させた場合でも、帯状接着シートSが第2剥離シートRL2に仮着された保持状態を維持することができるので、第2剥離シートRL2を用いるだけの簡単な構成で、接着シートS1の落下や位置ずれを防止でき、確実に接着シートS1を製造できる。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。また、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
前記実施形態では、打抜手段52および巻取手段70を切込形成手段51と再仮着手段80との間に設けたが、打抜手段52および巻取手段70Aを第1回収手段90の後に配置して、図3に示すようなシート製造装置1Aとしてもよい。
打抜手段52は、第2剥離シートRL2が第1回収手段90で回収された後、帯状接着シートSの接着剤層ADの反対側から不連続部Dを打ち抜くことで、接着シートS1を形成する。
巻取手段70Aは、打抜手段52と第2回収ローラ103との間に配置され、第2剥離ローラ71、ガイドローラ74Aにより、打抜手段52で形成された不要シートS2を巻取ローラ72に案内して巻き取らせる。
また、前記実施形態では、不連続部Dを接着シートS1の短辺上に形成したが、図4に示すように、長辺上に形成して、打抜刃521の幅方向を長辺と平行にしてもよい。また、図5(A)に示すように、切込刃511で形成される切り込みを帯状接着シートSの搬送方向と一致する一対の第1切り込みC1のみとし、これら一対の第1切り込みC1の間を不連続部Dとし、図5(B)に示すように、打抜刃521で不連続部Dを打ち抜き線C3に沿って打ち抜くようにしてもよい。なお、切込刃511で形成される切り込みを帯状接着シートSの搬送方向と直交する一対の切り込みのみとし、これら一対の切り込みの間を不連続部とし、打抜刃521で不連続部Dを打ち抜くようにしてもよい。さらには、図5(B)中、上側の第1切り込みC1と左側の打ち抜き線C3に対応する1つの切り込みを切込刃511で形成した後、下側の第1切り込みC1と右側の打ち抜き線C3に対応する部分を打抜刃521で打ち抜くようにしてもよい。
さらに、帯状接着シートSに不連続部Dを形成せずに、長方形状の切り込みを入れることで接着シートS1を形成してもよい。また、接着シートS1の形状としては、長方形に限らず、正方形や三角形などの多角形、真円や楕円としてもよい。
また、巻取手段70や第1回収手段90を設けなくてもよい。
さらに、前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダ及びロータリシリンダ等のアクチュエタ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる(実施形態で例示したものと重複するものもある)。
また、切断手段50は、帯状接着シートSに切り込みが形成できればよく、例えば、レーザカッタ等で構成してもよい。
さらに、図6に示すように、帯状接着シートSから剥離した第1剥離シートRL1を、駆動機器としての回動モータ111Bにより回転する回収ローラ112Bで回収するとともに、第2剥離シートRL2に仮着された接着シートS1を、駆動機器としての回動モータ113Bにより回転する支持ローラ114Bから繰り出される別の剥離シートRL3に再仮着させて第2原反R2を形成するように構成してもよい。
1,1A…シート製造装置
10…繰出手段
20…第1剥離ローラ(剥離手段)
50…切断手段
51…切込形成手段
52…打抜手段
70,70A…巻取手段
80…再仮着手段
90…第1回収手段(回収手段)
100…第2回収手段
R1…第1原反
R2…第2原反
RL1…第1剥離シート
RL2…第2剥離シート
RL3…別の剥離シート
S…帯状接着シート
S1…接着シート
S2…不要シート

Claims (5)

  1. 帯状の基材シートの一方の面に接着剤層を有する帯状接着シートの当該接着剤層側に帯状の第1剥離シートが仮着されるとともに、前記基材シートの他方の面に帯状の第2剥離シートが仮着された第1原反を繰り出す繰出手段と、
    前記繰出手段により繰り出された第1原反の帯状接着シートから前記第1剥離シートを剥離する剥離手段と、
    前記第2剥離シートに仮着されている帯状接着シートに対し、前記接着剤層側から前記帯状接着シートを貫通しかつ前記第2剥離シートを貫通しない切り込みを形成して、複数の接着シートを形成する切断手段と、
    前記切断手段で形成された前記複数の接着シートを、前記剥離手段で剥離した第1剥離シートまたは別の剥離シートに再仮着して、前記第1剥離シートまたは別の剥離シートに前記複数の接着シートが仮着された第2原反を形成する再仮着手段とを備えることを特徴とするシート製造装置。
  2. 前記切断手段の後段で前記第2剥離シートを前記帯状接着シートから剥離して回収する回収手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のシート製造装置。
  3. 前記帯状接着シートのうち前記切り込みにより前記接着シートの周囲に形成される不要シートを巻き取る巻取手段を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシート製造装置。
  4. 前記切断手段は、前記接着シートの外縁の一部に対応する切り込みを形成する切込形成手段と、前記接着シートの外縁の前記一部以外に対応する部分を打ち抜く打抜手段とを備えることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のシート製造装置。
  5. 帯状の基材シートの一方の面に接着剤層を有する帯状接着シートの当該接着剤層側に帯状の第1剥離シートが仮着されるとともに、前記基材シートの他方の面に帯状の第2剥離シートが仮着された第1原反を繰り出す工程と、
    繰り出された第1原反の帯状接着シートから前記第1剥離シートを剥離する工程と、
    前記第2剥離シートに仮着されている帯状接着シートに対し、前記接着剤層側から前記帯状接着シートを貫通しかつ前記第2剥離シートを貫通しない切り込みを形成して、複数の接着シートを形成する工程と、
    前記複数の接着シートを、前記剥離する工程で剥離した第1剥離シートまたは別の剥離シートに再仮着することで、前記第1剥離シートまたは別の剥離シートに前記複数の接着シートが仮着された第2原反を形成する工程とを有することを特徴とするシート製造方法。
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