JP2012150438A5 - - Google Patents

Description

上述の目的は、撮像された画像のコントラストに基づいて、撮像光学系の自動焦点検出を行う焦点検出手段と、撮像された画像から被写体の特定の表情を検出する表情検出手段と、制御手段とを有し、焦点検出手段による自動焦点検出と、表情検出手段による表情検出とを並行して実行可能な撮像装置であって、制御手段が、焦点検出手段による自動焦点検出において合焦ピークが探索できていない状態であると判定される場合には、表情検出手段による表情検出の実行を許可しないか、あるいは、表情検出手段による表情検出の結果の利用を許可しないことを特徴とする撮像装置によって達成される。

Claims (9)

1. 撮像された画像のコントラストに基づいて、撮像光学系の自動焦点検出を行う焦点検出手段と、
   撮像された画像から被写体の特定の表情を検出する表情検出手段と、
   制御手段とを有し、前記焦点検出手段による自動焦点検出と、前記表情検出手段による表情検出とを並行して実行可能な撮像装置であって、
   前記制御手段が、
   前記焦点検出手段による自動焦点検出において合焦ピークが探索できていない状態であると判定される場合には、前記表情検出手段による表情検出の実行を許可しないか、あるいは、前記表情検出手段による表情検出の結果の利用を許可しないことを特徴とする撮像装置。
2. 前記制御手段は、合焦ピークが探索でき、かつ、現在の合焦状態が合焦ピーク付近でないと判定される場合には、前記表情検出手段による表情検出の実行を許可しないか、あるいは、前記表情検出手段による表情検出の結果の利用を許可しないことを特徴とする請求項１に記載の撮像装置。
3. 前記焦点検出手段が、
   前記撮像光学系に含まれるフォーカシングレンズを駆動しながら前記合焦ピークを探索するための山登りＡＦ状態と、
   前記探索した合焦ピーク位置に前記フォーカシングレンズを移動させる移動状態と、
   前記合焦ピーク位置に前記フォーカシングレンズが到達した後の合焦状態を監視する監視状態と、
   を順次実行することにより継続的に自動焦点検出を行い、
   前記制御手段は、
   前記焦点検出手段による自動焦点検出が、前記山登りＡＦ状態である場合には、前記表情検出手段による表情検出の実行を許可しないか、あるいは、前記表情検出手段による表情検出の結果の利用を許可しないことを特徴とする請求項１または請求項２記載の撮像装置。
4. 前記焦点検出手段が、前記合焦ピークにおいて最も高い値となる、合焦状態を表すＡＦ評価値を算出し、
   前記制御手段は、現在の前記ＡＦ評価値が予め定めた閾値に満たない場合に、前記現在の合焦状態が前記合焦ピーク付近でないと判定することを特徴とする請求項２に記載の撮像装置。
5. 前記制御手段は、前記撮像光学系に含まれるフォーカシングレンズの位置に対応する前記フォーカシングレンズの駆動パルスのカウント数が、前記合焦ピークに対応する前記フォーカシングレンズの位置に対応する値を含む所定の範囲外である場合に、前記現在の合焦状態が前記合焦ピーク付近でないと判定することを特徴とする請求項２に記載の撮像装置。
6. 前記制御手段が、前記表情検出手段が前記被写体の特定の表情を検出したことに応じて、予め定められた処理を実行することを特徴とする請求項１乃至請求項５のいずれか１項に記載の撮像装置。
7. 撮像された画像から、前記被写体の顔を検出する顔検出手段をさらに有し、
   前記表情検出手段は、前記顔検出手段が検出した顔から特定の表情を検出し、
   前記制御手段は、前記表情検出手段による表情検出の実行を許可しないか、あるいは、前記表情検出手段による表情検出の結果の利用を許可しない場合であっても、前記顔検出手段による顔検出の実行、および、顔検出の結果の利用を許可することを特徴とする請求項１乃至請求項６のいずれか１項に記載の撮像装置。
8. 撮像された画像のコントラストに基づく自動焦点検出と、撮像された画像から前記被写体の特定の表情を検出する表情検出とを並行して実行可能な撮像装置の制御方法であって、
   前記自動焦点検出において合焦ピークが探索できていない状態であると判定される場合には、前記表情検出の実行を許可しないか、あるいは、前記表情検出の結果の利用を許可しないように前記撮像装置を制御するステップを有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
9. 撮像装置が有するコンピュータを、請求項１乃至請求項７のいずれか１項に記載の各手段として機能させるためのプログラム。