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JP2012023477A - 広告情報の提示方式を変更するコンテンツ再生方法、コンテンツ配信装置、端末及びプログラム - Google Patents

広告情報の提示方式を変更するコンテンツ再生方法、コンテンツ配信装置、端末及びプログラム Download PDF

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JP2012023477A JP2010158526A JP2010158526A JP2012023477A JP 2012023477 A JP2012023477 A JP 2012023477A JP 2010158526 A JP2010158526 A JP 2010158526A JP 2010158526 A JP2010158526 A JP 2010158526A JP 2012023477 A JP2012023477 A JP 2012023477A
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Abstract

【課題】映像コンテンツと共に広告コンテンツを配信するコンテンツ配信サービスについて、ユーザ操作によって広告コンテンツが視聴されない場合であっても、別の形態で広告情報をユーザに提示するコンテンツ再生方法等を提供する。
【解決手段】端末が、広告コンテンツに対するユーザの視聴操作情報をコンテンツ配信装置へ送信する。次に、コンテンツ配信装置が、広告コンテンツに対する視聴操作情報に応じて、映像コンテンツに広告アプリケーションを重畳するか否かを決定し、映像コンテンツの画面の一部に重畳すべき広告アプリケーションを指示する再生制御情報を、端末へ送信する。これに対し、端末が、映像コンテンツを再生すると共に、広告コンテンツに関連する広告アプリケーションをネットワークを介して取得し、映像コンテンツの当該画面の一部に当該広告アプリケーションを重畳して再生する。
【選択図】図2

Description

本発明は、映像コンテンツと共に広告コンテンツを配信するコンテンツ配信サービスの技術に関する。
従来、コンテンツ配信サービスについて、VOD(Video On Demand)及びネットワークDVR(Digital Video Recorder)の技術がある。
VODは、ユーザが、所望の時に、所望の映像コンテンツを視聴することができる技術である。この技術に基づくシステムによれば、一般に、ユーザ宅内のセットトップボックス(Set Top Box)が、例えばCATV(CAble TeleVision)のような比較的高速なネットワークを介して、コンテンツ配信装置に接続される。ユーザによって視聴可能なテレビ受信機は、そのセットトップボックスに接続される。ユーザが、所望の時に、所望の映像コンテンツの再生をセットトップボックスに指示することによって、その映像コンテンツを受信しつつ再生させることができる。また、ユーザは、再生中の映像コンテンツに対して「一時停止・巻戻し・早送り」のような操作をすることができる。一方で、テレビの多チャンネル放送では、このような操作をすることはできない。
また、ネットワークDVRは、事業者によって運営管理されるストレージ装置に、ユーザ所望のコンテンツを録画することができる技術である。この技術によれば、テレビ受信機は、ネットワークを介してそのストレージ装置にアクセスし、VODと同様に、映像コンテンツを受信しつつ再生することができる。ユーザは、そのストレージ装置を、ユーザ自ら所有する録画機であるかのように操作することができる。従って、ユーザは自ら、録画機を所有する必要がない。
このようなコンテンツ配信サービスに基づくビジネスモデルによれば、コンテンツ配信事業者は、一般に、ユーザから、視聴コンテンツに対する対価を徴収する必要がある。一方で、コンテンツ配信事業者は、テレビの多チャンネル放送と同様に、ユーザに広告コンテンツを視聴させることにより、広告主から対価を徴収することもできる。例えば、VODのコンテンツ配信サービスによれば、ユーザ所望の映像コンテンツの再生に先立って、15秒程度の広告コンテンツを強制的に挿入するPre-roll広告の方式がある(例えば非特許文献1参照)。また、ネットワークDVRのコンテンツ配信サービスであっても、CM(Commercial)のような広告映像を「早送り」することができないように設定されている場合もある。
また、他の従来技術として、放送局が、広告アプリケーションのウィジェット(Widget)を含む放送データを配信し、端末が、番組視聴中の画面上に、そのウィジェットを表示する技術もある(例えば特許文献1参照)。「ウィジェット」とは、例えばパーソナルコンピュータのようなデスクトップ上に、特定の機能を実行させる簡易アプリケーションの総称をいう。ウィジェットは、一般に、Webブラウザ上に、サブウインドウとして表示されるアプリケーションであってもよい。尚、通常、ウィジェットの内容は、番組やコンテンツの内容やユーザ操作の内容とは、全く関係が無い。ウィジェットは、IP(Internet Protocol)を用いてユーザ所有の端末から取得される。
特表2008−509245号公報
SeaChange社、「広告挿入」(AdPlus:VODの冒頭に広告を挿入)、[online]、[平成22年7月3日検索]、インターネット<URL:http://www.schange.com/ja-jp/products/advertising.aspx> Society of Cable Telecommunication Engineers、ENGINEERINGCOMMITTEE Digital Video Subcommittee、SCTE130-3:ANSI/SCTE 130-3 2009、「DigitalProgram Insertion - Advertising Systems Interfaces Part 3」、[online]、[平成22年7月12日検索]、インターネット<URL:http://www.scte.org/documents/pdf/Standards/Top%20Ten/ANSI_SCTE%20130-3%202009.pdf>
非特許文献1に記載された技術によれば、VODのコンテンツ配信事業者にとっては、広告主からの収入源を確保するべく、一般に、ユーザ操作によってPre-roll広告の「早送り」操作をすることができないようになっている。これに対し、映像コンテンツを視聴するユーザの中には、Pre-roll広告の視聴を好まない者も多い。それらユーザは、「早送り」の操作を試みる場合があり、その結果、「早送り」操作ができなかった際に、その映像コンテンツの視聴開始操作さえも止める場合がある。これは、コンテンツ配信事業者にとっても、ユーザ視聴の機会損失となっていた。
尚、特許文献1に記載された技術によれば、データ放送は、データ・カルーセルによって配信されており、その広告コンテンツに関連するウィジェットも同時に配信することができる。しかしながら、データ放送の中でウィジェットを更に放送する場合、データカルーセルの肥大化を招く可能性がある。
そこで、本発明は、映像コンテンツと共に広告コンテンツを配信するコンテンツ配信サービスについて、ユーザ操作によって広告コンテンツが視聴されない場合であっても、別の形態で広告情報をユーザに提示するコンテンツ再生方法、コンテンツ配信装置、端末及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明によれば、コンテンツ配信装置と、コンテンツを受信し且つ再生する端末とを有するシステムにおけるコンテンツ再生方法において、
コンテンツ配信装置は、映像コンテンツと共に、広告コンテンツを送信するものであり、
端末が、広告コンテンツに対するユーザの視聴操作情報をコンテンツ配信装置へ送信する第1のステップと、
コンテンツ配信装置が、広告コンテンツに対する視聴操作情報に応じて、映像コンテンツに広告アプリケーションを重畳するか否かを決定する第2のステップと、
コンテンツ配信装置が、映像コンテンツの画面の一部に重畳すべき広告アプリケーションを指示する再生制御情報を、端末へ送信する第3のステップと、
端末が、映像コンテンツを再生すると共に、広告コンテンツに関連する広告アプリケーションをネットワークを介して取得し、映像コンテンツの当該画面の一部に当該広告アプリケーションを重畳して再生する第4のステップと
を有することを特徴とする。
本発明のコンテンツ再生方法における他の実施形態によれば、第1のステップについて、視聴操作情報は、広告コンテンツの視聴が拒否された、早送り(スキップ、再生飛ばし)操作又はチャンネル変更操作に基づくものであることも好ましい。
本発明のコンテンツ再生方法における他の実施形態によれば、再生制御情報は、映像コンテンツに重畳させる広告アプリケーションのリンク先アドレスと、当該広告アプリケーションを重畳させる時刻とを含むトリガページであることも好ましい。
本発明のコンテンツ再生方法における他の実施形態によれば、トリガページは、BML(Broadcast Markup Language)で記述されており、トリガページは、データカルーセルによって映像コンテンツに多重化されて送信されることも好ましい。
本発明のコンテンツ再生方法における他の実施形態によれば、
システムは、Widgetとしての広告アプリケーションを蓄積したWebサーバを更に有し、
広告アプリケーションのリンク先アドレスは、CGI(Common Gateway Interface)への引数として広告コンテンツの広告識別子を含むURL(Uniform Resource Locator)であり、
第4のステップについて、端末は、WebサーバのURLへ向けてリクエストを送信し、Webサーバから、CGIスクリプトの実行によって得られた広告アプリケーションを、端末へのレスポンスとして受信することも好ましい。
本発明のコンテンツ再生方法における他の実施形態によれば、
コンテンツ配信装置は、Widgetとしての広告アプリケーションを蓄積しており、
広告アプリケーションのリンク先アドレスは、CGIへの引数として広告コンテンツの広告識別子を含むURLであり、
第4のステップについて、端末は、コンテンツ配信装置のURLへ向けてリクエストを送信し、コンテンツ配信装置から、CGIスクリプトの実行によって得られた広告アプリケーションを、端末へのレスポンスとして受信することも好ましい。
本発明のコンテンツ再生方法における他の実施形態によれば、
コンテンツ配信装置は、送信した広告コンテンツの広告識別子を記憶しており、
第1のステップについて、端末に対してユーザが操作した広告コンテンツの広告識別子を、コンテンツ配信装置へ送信すべき視聴操作情報に含み、
第3のステップについて、広告識別子に対応する広告アプリケーションを選択することも好ましい。
本発明のコンテンツ再生方法における他の実施形態によれば、
コンテンツ配信装置は、送信した広告コンテンツの広告時刻を記憶しており、
第1のステップについて、端末に対してユーザが操作した操作時刻を、コンテンツ配信装置へ送信すべき視聴操作情報に含み、
第3のステップについて、操作時刻に一致する広告時刻の広告コンテンツを検索し、当該広告コンテンツに対応する広告アプリケーションを選択することも好ましい。
本発明によれば、コンテンツを端末へ送信するコンテンツ配信装置において、
端末へ、映像コンテンツと共に広告コンテンツを送信するコンテンツ配信手段と、
端末から、広告コンテンツに対するユーザの視聴操作情報を受信する視聴操作情報受信手段と、
広告コンテンツに対する視聴操作情報に応じて、映像コンテンツに広告アプリケーションを重畳するか否かを決定する広告重畳決定手段と、
映像コンテンツの画面の一部に重畳すべき広告アプリケーションを指示する再生制御情報を、端末へ送信する再生制御情報送信手段と
を有し、端末に、映像コンテンツが再生されると共に、広告コンテンツに関連する広告アプリケーションが、映像コンテンツの当該画面の一部に重畳して再生されることを特徴とする。
本発明のコンテンツ配信装置における他の実施形態によれば、ユーザの視聴操作に基づく視聴操作情報は、広告コンテンツの視聴が拒否された、早送り(スキップ、再生飛ばし)操作又はチャンネル変更操作に基づくものであることも好ましい。
本発明のコンテンツ配信装置における他の実施形態によれば、再生制御情報は、映像コンテンツに重畳させる広告アプリケーションのリンク先アドレスと、当該広告アプリケーションを重畳させる時刻とを含むトリガページであることも好ましい。
本発明のコンテンツ配信装置における他の実施形態によれば、トリガページは、BMLで記述されており、トリガページは、データカルーセルによって映像コンテンツに多重化されて送信されることも好ましい。
本発明のコンテンツ配信装置における他の実施形態によれば、広告アプリケーションのリンク先アドレスは、CGIへの引数として広告コンテンツの広告識別子を含むURLであることも好ましい。
本発明のコンテンツ配信装置における他の実施形態によれば、
広告アプリケーションのリンク先アドレスは、CGIへの引数として広告コンテンツの広告識別子を含むURLであり、
Widgetとしての広告アプリケーションを蓄積した広告アプリケーション蓄積手段と、
端末から、コンテンツ配信装置のURLへ向けてリクエストを受信し、CGIスクリプトの実行によって得られた広告アプリケーションを、端末へのレスポンスとして返信するサーバ機能手段と
を更に有することも好ましい。
本発明のコンテンツ配信装置における他の実施形態によれば、
コンテンツ配信装置が送信した広告コンテンツの広告識別子を記憶する配信管理記憶手段を更に有し、
コンテンツ配信装置へ送信すべき視聴操作情報は、端末に対してユーザが操作した広告コンテンツの広告識別子を含み、
再生制御情報送信手段は、広告識別子に対応する広告アプリケーションを選択する
ことも好ましい。
本発明のコンテンツ配信装置における他の実施形態によれば、
コンテンツ配信装置が送信した広告コンテンツの広告時刻を記憶する配信管理記憶手段を更に有し、
コンテンツ配信装置へ送信すべき視聴操作情報は、端末に対してユーザが操作した操作時刻を含み、
再生制御情報送信手段は、操作時刻に一致する広告時刻の広告コンテンツを検索し、当該広告コンテンツに対応する広告アプリケーションを選択する
ことも好ましい。
本発明によれば、前述したコンテンツ配信装置から、コンテンツを受信し且つ再生する端末において、
映像コンテンツと共に広告コンテンツを、コンテンツ配信装置から受信し且つ再生するコンテンツ再生手段と、
広告コンテンツに対するユーザの視聴操作を受け付け、当該ユーザの視聴操作情報を、コンテンツ配信装置へ送信する視聴操作情報送信手段と、
映像コンテンツの画面の一部に重畳すべき広告アプリケーションを指示する再生制御情報を、コンテンツ配信装置から受信する再生制御情報受信手段と
を有し、
コンテンツ再生手段は、映像コンテンツを再生すると共に、広告コンテンツに関連する広告アプリケーションを、映像コンテンツの当該画面の一部に重畳して再生することを特徴とする。
本発明によれば、コンテンツを端末へ送信するコンテンツ配信装置に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムにおいて、
映像コンテンツと共に広告コンテンツを、端末へ送信するコンテンツ配信手段と、
端末から、広告コンテンツに対するユーザの視聴操作情報を受信する視聴操作情報受信手段と、
広告コンテンツに対する視聴操作情報に応じて、映像コンテンツに当該広告コンテンツを重畳するか否かを決定する広告重畳決定手段と、
映像コンテンツの画面の一部に重畳すべき広告アプリケーションを指示する再生制御情報を、端末へ送信する再生制御情報送信手段と
してコンピュータを機能させ、端末に、映像コンテンツが再生されると共に、広告コンテンツに関連する広告アプリケーションが、映像コンテンツの当該画面の一部に重畳して再生されるようにすることを特徴とする。
本発明のコンテンツ再生方法、コンテンツ配信装置、端末及びプログラムによれば、映像コンテンツと共に広告コンテンツを配信するコンテンツ配信サービスについて、ユーザ操作によって広告コンテンツが視聴されない場合であっても、別の形態に基づくウィジェットのような広告アプリケーションをユーザに提示することができる。
本発明におけるシステム構成図である。 本発明におけるシーケンス図である。 テレビのディスプレイにおける表示画面である。 ユーザ操作のログを表す視聴操作情報のコードである。 本発明における再生制御情報のコードである。 広告アプリケーションを重畳表示するコードである。 本発明におけるコンテンツ配信装置、端末及びWebサーバの機能構成図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明におけるシステム構成図である。
図1のシステムは、VODのようなコンテンツ配信サービスに基づく。図1によれば、コンテンツ配信装置1は、インターネットに接続されており、端末2へ配信すべき映像コンテンツ及び広告コンテンツを蓄積する。「映像コンテンツ」は、ユーザによって所望されるべきコンテンツである。「広告コンテンツ」は、広告主の商品又はサービスを紹介するためのコンテンツである。一般に、映像コンテンツと広告コンテンツとは、内容的には何ら関係が無い。広告主とは、例えば当該映像コンテンツのスポンサであってもよい。
尚、コンテンツ配信装置1は、映像コンテンツ及び広告コンテンツを、データカルーセルによって配信する放送装置であってもよい。その点について、VOD又はネットワークDVRのようなコンテンツ配信サービスに限られず、多チャンネル放送に対応したコンテンツ配信サービスであってもよい。
インターネットは、アクセスネットワークと相互接続されており、そのアクセスネットワークにユーザ宅内の端末2が接続される。端末2は、コンテンツ配信装置1から、映像コンテンツ及び広告コンテンツを、アクセスネットワーク及びインターネットを介して、受信しつつ再生する。このようなコンテンツは、一般的に、「ストリーミングコンテンツ」と称される。再生されたコンテンツの映像は、ディスプレイに表示され、音声は、マイクから発声される。
図1によれば、端末2は、セットトップボックス21及びテレビ22によって構成されている。勿論、ネットワーク対応のテレビ単体であってもよい。セットトップボックス21は、コンテンツを受信しつつ、再生する。テレビ22は、再生されたコンテンツを、ディスプレイに表示する。
また、図1によれば、Webサーバ3も、インターネットに接続されており、端末2からアクセスされる。Webサーバ3は、端末2へ送信すべき広告アプリケーションを蓄積する。「広告アプリケーション」は、例えばHTTP(HyperText Transfer protocol)によって取得可能なWidgetであってもよい。また、Webサーバ3は、広告主によって運用管理されるものであってもよい。
尚、コンテンツ配信装置1が、Webサーバ3に蓄積される広告アプリケーションを蓄積するものであってもよい。この場合、コンテンツ配信装置1は、端末2に対して、Webサーバ機能を提供する。
図2は、本発明におけるシーケンス図である。図3は、テレビのディスプレイにおける表示画面である。
図2によれば、セットトップボックス及びテレビを、1つの端末2として表す。また、コンテンツ配信装置1は、広告アプリケーションを端末2へ提供するWebサーバとしても機能する。
(S200)端末2は、ユーザ所望の映像コンテンツの視聴要求を、コンテンツ配信装置1へ送信する。
(S201)コンテンツ配信装置1は、視聴要求の送信元となる端末2へ、ユーザ所望の映像コンテンツと共に、広告コンテンツを配信する。VODのPre-roll広告方式によれば、映像コンテンツの再生に先立って、広告コンテンツが強制的に配信される。図3(a)によれば、最初に、テレビのディスプレイに、広告コンテンツが強制的に表示される。広告コンテンツは、例えば15秒〜30秒程度のCM映像のようなものである。また、広告コンテンツは、多チャンネル放送におけるCM映像のように、映像コンテンツの間で広告コンテンツが強制的に配信されるものであってもよい。即ち、広告コンテンツが配信されるタイミングは、映像コンテンツの配信の前に限られない。
尚、コンテンツ配信装置1は、配信した広告コンテンツを特定するために、広告識別子及び/又は広告時刻を記憶する。「広告識別子」とは、広告コンテンツ毎に紐付けられた唯一の識別子である。「広告時刻」とは、当該広告コンテンツが、コンテンツ配信装置1から端末2へ配信された時刻である。
(S202)端末2は、広告コンテンツに対するユーザの視聴操作を受け付ける(図3(a)参照)。ここでの視聴操作は、早送り(スキップ、再生飛ばし)操作又はチャンネル変更操作(以下「早送り」操作とする)である。即ち、ユーザが、その広告コンテンツの視聴を拒否した操作である。そして、端末2は、その視聴操作情報をコンテンツ配信装置1へ送信する。視聴操作情報は、例えば3分程度の時間間隔で収集されるものであってもよい。視聴操作情報は、端末2に対して、ユーザが操作した広告コンテンツの広告識別子、及び/又は、ユーザが操作した操作時刻を含む。
従来技術に基づくコンテンツ配信サービスによれば、CM映像(広告コンテンツ)に対する「早送り」は許可されないが、本発明によれば、「早送り」を許可する。
図4は、ユーザ操作のログを表す視聴操作情報のコードである。
図4によれば、視聴操作情報は、SCTE130-3仕様のPlacementStatusNotificationメッセージで記述されている。SCTE130-3は、TV向けにターゲット広告配信を実現するためのメッセージフォーマットに関する仕様であり、PlacementStatusNotificationは、ユーザ操作やセッション、広告挿入に関する結果を通知するためのメッセージである(例えば非特許文献2参照)。
図4のコードによれば、ViewerEventによって、操作時刻time及びユーザ操作内容typeが記述されている。これによって、ユーザが、広告コンテンツの再生中に、「早送り」を操作した否かを判別することができる。
ViewerEvent time="2010-05-20T01:52:34.000-04:00" type="fastForward"
fastForfard:早送り
尚、ユーザが、広告コンテンツを全て視聴した場合、以下のS203以降のステップは実行されることなく、コンテンツ配信装置1は、映像コンテンツを配信し続けるだけである。即ち、広告コンテンツを視聴したユーザに対しては、その後、広告アプリケーションを送信することはない。そのユーザは、広告アプリケーションに惑わされることなく、映像コンテンツの視聴に専念することができる。
(S203)コンテンツ配信装置1は、広告コンテンツに対する視聴操作情報に応じて、映像コンテンツに広告アプリケーションを重畳するか否かを決定する。視聴操作情報に、ユーザが操作した広告コンテンツの広告識別子が含まれている場合、その広告識別子に対応する広告アプリケーションが選択される。広告識別子は、ユーザによって視聴操作された広告コンテンツに対応する識別子である。
コンテンツ配信装置1は、広告コンテンツ識別子と、広告アプリケーションのリンク先アドレスとを対応付けたテーブルを予め保持する。視聴操作情報の広告コンテンツ識別子がこのテーブルに登録されていれば、広告アプリケーションを重畳すべきと判定する。
広告コンテンツ識別子<->広告アプリケーションのリンク先アドレス
広告コンテンツが、例えばA社のCM映像である場合、そのCM映像に対応するA社の広告アプリケーションが選択される。
また、視聴操作情報に、ユーザが操作した広告コンテンツに対する操作時刻が含まれているものであってもよい。コンテンツ配信装置1は、その操作時刻に配信していた広告コンテンツを検索する。検索された広告コンテンツに対応する広告アプリケーションが選択される。操作時刻に、例えばA社のCM映像が配信されていた場合、そのCM映像に対応するA社の広告アプリケーションが選択される。
この場合、コンテンツ配信装置1は、広告時刻範囲と、広告コンテンツ識別子と、広告アプリケーションのリンク先アドレスとを対応付けたテーブルを予め保持する。視聴操作情報の操作時刻がこのテーブルの広告時刻範囲に登録されていれば、広告アプリケーションを重畳すべきと判定する。
広告時刻範囲<->広告コンテンツ識別子・広告アプリケーションのリンク先アドレス
(S204)コンテンツ配信装置1は、端末2へ、映像コンテンツの画面の一部に重畳すべき広告アプリケーションを指示するための再生制御情報を送信する。
「再生制御情報」は、映像コンテンツに広告アプリケーションを表示させるトリガとなるトリガページであってもよい。トリガページも、BMLで記述される。トリガページは、映像コンテンツに重畳させる広告アプリケーションのリンク先アドレスと、当該広告アプリケーションを重畳させる時刻とを含む。また、広告アプリケーションのリンク先アドレスは、CGI(Common Gateway Interface)への引数として広告コンテンツの広告識別子を含むURL(Uniform Resource Locator)である。
CGIとは、Webサーバ上で実行可能なプログラムに対して、端末からのインタフェースを提供する仕組みである。このプログラムは、スクリプト言語(例えばPerl)によって記述され、HTMLで実現できない機能を提供する。ここで、リンク先アドレスのパスデータには、広告識別子が含まれていてもよい。
http://advertisement-pf.com/fast-fowrard.cgi?userid=123456
UserID=123456の場合:A社用の広告ウィジェット
UserID=789012の場合:B社用の広告ウィジェット
図5は、本発明における再生制御情報のコードである。
setInterval(GetAdwidget(),30000,1)
30000ミリ秒後に、Adwidgetページにアクセスすることを意味する。
この値は、図2のタイマ起動から、S206のWidgetの取得までの時間値となる。
AdWidgetURL
AdwidgetページのURLを意味する。
browser.transmitTextDataOverIP
GetAdwidget()の結果をURLとして取得する通信機能ことを意味する。
BMLで記述されたトリガページ(再生制御情報)は、データカルーセルによって映像コンテンツに多重化されて送信されるものであってもよい。「データカルーセル」とは、一定周期で、送信すべきファイルデータを繰り返し送信するデータ転送方式をいう。尚、再生制御情報は、映像コンテンツとは別に、端末2へ送信されるものであってもよい。
尚、図5には明示されていないが、トリガページは、auto_start_flag=1を設定することで、視聴者に意識させることなく、自動的に動作することもできる。
端末2は、再生制御情報を受信した際に、映像コンテンツに重畳して表示すべき広告アプリケーションのリンク先アドレスと、当該広告アプリケーションを重畳させる再生時刻とを記憶する。端末2は、タイマを用いて、その時刻に達する時まで計時する。
(S205)コンテンツ配信装置1は、端末2へ、映像コンテンツをストリーミング方式で送信し続ける。そして、端末2は、映像コンテンツを受信しつつ再生する(図3(b)参照)。
ここで、広告アプリケーションは、コンテンツ配信装置1に蓄積されていてもよいし、Webサーバ3に蓄積されていてもよい。いずれの場合であっても、S206及びS207のシーケンスは同じである。
(S206)広告アプリケーションを重畳させる再生時刻に達した際、端末2は、コンテンツ配信装置1へ、広告アプリケーションの取得要求を送信する。その取得要求は、先に記憶したリンク先アドレスへ向けて送信される。リンク先アドレスは、コンテンツ配信装置1に蓄積された広告アプリケーションのアドレスであってもよいし、別のWebサーバに蓄積された広告アプリケーションのアドレスであってもよい。
(S207)コンテンツ配信装置1は、端末2のリクエストに対して、CGIスクリプトの実行によって得られた広告アプリケーションを端末へのレスポンスとして返信する。「広告アプリケーション」は、映像コンテンツの画面の一部に重畳して表示可能な、例えばWidgetであってもよい(図3(c)参照)。ユーザ操作に応じて、そのウィジェットがクリックされると、その広告に基づく詳細情報が表示されるものであってもよい(図3(d)参照)。
図6は、広告アプリケーションを重畳表示するコードである。
SpotScopedEvents:広告挿入に関する履歴を意味する
AssetRef要素のassetID属性で、挿入された広告コンテンツを特定する。
PlacementStatusEvent 要素では、その広告コンテンツの挿入開始時刻(type="startPlacement")を特定し、挿入終了した時刻(type="endPlacement")を特定する。
EntertainmentScopedEvents:映像本編配信に関する履歴を意味する。
AssetRef要素のassetID属性で、映像コンテンツを特定する。
PlacementStatusEvent要素では、映像コンテンツの開始時刻(type="startPlacement")と、映像コンテンツの再生終了時刻(type="endPlacement")とを特定する。
尚、セッションID(22091e000e1200004aaa)によって、図4の視聴操作情報と、図6の広告アプリケーションとが対応付けられている。「早送り」した場合とそれ以外の場合で、2種類の広告アプリケーションを、事前に1つのBMLコンテンツに含めることもできる。この場合、ECMAScriptを用いて、表示する広告アプリケーションを切り替える。しかしながら、その場合、2種類の広告アプリケーションを、1つのBMLコンテンツの中に含める必要がある。そのため、選択対象となるコンテンツの数(サイズ)を増やすことができない。これに対し、本発明によれば、セッションIDをキーにして結びつけることによって、コンテンツ配信装置における制御が可能となり、配信するBMLコンテンツのサイズを増やすことなく、2種以上の、任意の数の広告アプリケーションを選択的に提供することが可能となる。
(S207)端末2は、映像コンテンツを再生すると共に、広告コンテンツに関連する広告アプリケーションを取得し、映像コンテンツの当該画面の一部に当該広告アプリケーションを重畳して再生する。
図7は、本発明におけるコンテンツ配信装置、端末及びWebサーバの機能構成図である。
図7によれば、コンテンツ配信装置1は、インターネットに接続する通信インタフェース部100と、映像コンテンツ蓄積部101と、広告コンテンツ蓄積部102と、広告アプリケーション蓄積部103とを有する。映像コンテンツ蓄積部101は、ユーザ所望に基づく映像コンテンツを蓄積する。広告コンテンツ蓄積部102は、広告コンテンツを蓄積する。また、広告アプリケーション蓄積部103は、広告アプリケーション蓄積する。
また、図7によれば、コンテンツ配信装置1は、コンテンツ配信部110と、視聴操作情報受信部112と、広告重畳決定部113と、再生制御情報送信部114と、配信管理記憶部115と、サーバ機能部116とを更に有する。これら機能構成部は、装置に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムを実行することによって実現できる。
コンテンツ配信部110は、映像コンテンツ蓄積部101から映像コンテンツを入力すると共に、広告コンテンツ蓄積部102から広告コンテンツを入力する。入力された映像コンテンツ及び広告コンテンツは、通信インタフェース部100を介して端末2へ配信される。
配信管理記憶部115は、コンテンツ配信部110が送信した広告コンテンツの広告識別子と、その広告コンテンツを配信した広告時刻とを記憶する。
視聴操作情報受信部112は、端末2から通信インタフェース部100を介して、広告コンテンツに対するユーザの視聴操作情報を受信する。受信された視聴操作情報は、広告重畳決定部113へ出力される(図2のS202参照)。
広告重畳決定部113は、入力された視聴操作情報に応じて、映像コンテンツに広告アプリケーションを重畳するか否かを決定する(図2のS203参照)。広告重畳決定部113は、重畳すると決定した広告アプリケーションのリンク先アドレスを、再生制御情報送信部114へ出力する。尚、重畳可能な時刻も、再生制御情報送信部114へ出力するものであってもよい。
再生制御情報送信部114は、広告アプリケーションを指示する再生制御情報を、通信インタフェース部100を介して端末2へ送信する(図2のS204参照)。ここで、再生制御情報送信部114は、再生制御情報を、コンテンツ配信部110へ出力してもよい。コンテンツ配信部110は、入力された再生制御情報を、データカルーセルによって映像コンテンツに多重化して、通信インタフェース部100を介して端末2へ送信する。
サーバ機能部116は、通信インタフェース部100を介して、端末2から、広告アプリケーションの取得要求を受信する。サーバ機能部116は、広告アプリケーション蓄積部103からその取得要求に応じた広告アプリケーションを取得する。そして、サーバ機能部116は、通信インタフェース部100を介して、端末2へ、広告アプリケーションを返信する。
図7によれば、端末2は、通信インタフェース部200と、入力インタフェース部201と、出力インタフェース部202とを有する。
入力インタフェース部201は、ユーザからの視聴操作を受け付ける。入力インタフェース部201は、例えば、テレビの操作ボタンであってもよいし、テレビのリモートコントローラであってもよい。
また、出力インタフェース部202は、ユーザに対するテレビのディスプレイである。ディスプレイは、再生された映像コンテンツ及び広告コンテンツを画面に表示する。また、映像コンテンツの画面の一部に広告アプリケーションを重畳して表示することができる。
また、端末2は、コンテンツ受信部210と、コンテンツ再生部211と、視聴操作情報送信部212と、再生制御情報受信部214と、クライアント機能部216とを更に有する。これら機能構成部は、端末に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムを実行することによって実現できる。
コンテンツ受信部210は、コンテンツ配信装置1から通信インタフェース部200を介して、コンテンツを受信する。そして、コンテンツ受信部210は、映像コンテンツ及び広告コンテンツに分離し、それらコンテンツをコンテンツ再生部211へ出力する。これらコンテンツは、ストリーミング形式で受信と同時に再生される。また、トリガページ(再生制御情報)がコンテンツに多重化されている場合、そのトリガページを、再生制御情報受信部214へ出力する。
視聴操作情報送信部212は、入力インタフェース部201から入力されたユーザの視聴操作情報を、通信インタフェース部200を介して、コンテンツ配信装置1へ送信する。
再生制御情報受信部214は、再生制御情報を、コンテンツ配信装置1から通信インタフェース部200を介して受信する。また、再生制御情報は、コンテンツ受信部210から入力されるものであってもよい。再生制御情報は、クライアント機能部216へ出力される。
クライアント機能部216は、通信インタフェース部200を介してコンテンツ配信装置1へ、広告アプリケーションの取得要求を送信する。クライアント機能部216は、コンテンツ配信装置1から通信インタフェース部200を介して、広告アプリケーションを受信する。受信された広告アプリケーションは実行され、出力インタフェース部202に表示される。
図3によれば、Webサーバ3は、通信インタフェース部30と、サーバ機能部316と、広告アプリケーション蓄積部303とを有する。サーバ機能部316は、サーバに搭載されたコンピュータを機能させるプログラムを実行することによって実現できる。
サーバ機能部316及び広告アプリケーション蓄積部303は、コンテンツ配信装置1のサーバ機能部116及び広告アプリケーション蓄積部103と同様に機能する。
前述の実施形態によれば、VODについて説明したが、勿論、ネットワークDVRにも適用できることは当業者によれば容易に想到できる。ネットワークDVRによれば、コンテンツ配信装置の映像コンテンツ蓄積部には、ユーザによって録画されたコンテンツが蓄積される。ユーザ操作に基づくテレビは、コンテンツ配信装置にアクセスすることによって、現に録画されたコンテンツの一覧を表示することができる。ユーザは、いずれかのコンテンツを選択することによって、視聴要求が、コンテンツ配信装置へ送信される(図2のS200と同様)。このとき、例えばPreroll方式によって録画済コンテンツが再生される前に、広告コンテンツが再生される(図2のS201参照)。その後は、前述した実施形態と同じである。
以上、詳細に説明したように、本発明のコンテンツ再生方法、コンテンツ配信装置、端末及びプログラムによれば、映像コンテンツと共に広告コンテンツを配信するコンテンツ配信サービスについて、ユーザ操作によって広告コンテンツが視聴されない場合であっても、別の形態に基づくウィジェットのような広告アプリケーションをユーザに提示することができる。
Pre-rollの広告コンテンツの視聴を好まないユーザは、その視聴を拒否する代わりに、映像コンテンツの視聴中に、Widgetが表示される。ユーザにとっては、映像コンテンツに専念できないというデメリットが生じる。一方で、Pre-rollの広告コンテンツを全て視聴したユーザは、映像コンテンツの視聴中に、Widgetが表示されることもなく、映像コンテンツに専念できる。これは、広告コンテンツに対する視聴操作によって、選択される。これによって、コンテンツ配信事業者は、できる限り、広告主からの収入源を確保することができる。
前述した本発明の種々の実施形態について、本発明の技術思想及び見地の範囲の種々の変更、修正及び省略は、当業者によれば容易に行うことができる。前述の説明はあくまで例であって、何ら制約しようとするものではない。本発明は、特許請求の範囲及びその均等物として限定するものにのみ制約される。
1 コンテンツ配信装置
100 通信インタフェース部
101 映像コンテンツ蓄積部
102 広告コンテンツ蓄積部
103 広告アプリケーション蓄積部
110 コンテンツ配信部
112 視聴操作情報受信部
113 広告重畳決定部
114 再生制御情報送信部
115 配信管理記憶部
116 サーバ機能部
2 端末
21 セットトップボックス
22 テレビ
200 通信インタフェース部
201 入力インタフェース部
202 出力インタフェース部
211 コンテンツ再生部
212 視聴操作情報受信部
214 再生制御情報受信部
216 クライアント機能部
3 Webサーバ3
30 通信インタフェース部
316 サーバ機能部
303 広告アプリケーション蓄積部

Claims (18)

  1. コンテンツ配信装置と、コンテンツを受信し且つ再生する端末とを有するシステムにおけるコンテンツ再生方法において、
    前記コンテンツ配信装置は、映像コンテンツと共に、広告コンテンツを送信するものであり、
    前記端末が、前記広告コンテンツに対するユーザの視聴操作情報を前記コンテンツ配信装置へ送信する第1のステップと、
    前記コンテンツ配信装置が、前記広告コンテンツに対する前記視聴操作情報に応じて、前記映像コンテンツに広告アプリケーションを重畳するか否かを決定する第2のステップと、
    前記コンテンツ配信装置が、前記映像コンテンツの画面の一部に重畳すべき広告アプリケーションを指示する再生制御情報を、前記端末へ送信する第3のステップと、
    前記端末が、前記映像コンテンツを再生すると共に、前記広告コンテンツに関連する広告アプリケーションをネットワークを介して取得し、前記映像コンテンツの当該画面の一部に当該広告アプリケーションを重畳して再生する第4のステップと
    を有することを特徴とするコンテンツ再生方法。
  2. 第1のステップについて、前記視聴操作情報は、前記広告コンテンツの視聴が拒否された、早送り(スキップ、再生飛ばし)操作又はチャンネル変更操作に基づくものであることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ再生方法。
  3. 前記再生制御情報は、前記映像コンテンツに重畳させる広告アプリケーションのリンク先アドレスと、当該広告アプリケーションを重畳させる時刻とを含むトリガページであることを特徴とする請求項1又は2に記載のコンテンツ再生方法。
  4. 前記トリガページは、BML(Broadcast Markup Language)で記述されており、
    前記トリガページは、データカルーセルによって前記映像コンテンツに多重化されて送信されることを特徴とする請求項3に記載のコンテンツ再生方法。
  5. 前記システムは、Widgetとしての広告アプリケーションを蓄積したWebサーバを更に有し、
    前記広告アプリケーションのリンク先アドレスは、CGI(Common Gateway Interface)への引数として前記広告コンテンツの広告識別子を含むURL(Uniform Resource Locator)であり、
    第4のステップについて、前記端末は、前記Webサーバの前記URLへ向けてリクエストを送信し、前記Webサーバから、CGIスクリプトの実行によって得られた前記広告アプリケーションを、前記端末へのレスポンスとして受信する
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載のコンテンツ再生方法。
  6. 前記コンテンツ配信装置は、Widgetとしての広告アプリケーションを蓄積しており、
    前記広告アプリケーションのリンク先アドレスは、CGIへの引数として前記広告コンテンツの広告識別子を含むURLであり、
    第4のステップについて、前記端末は、前記コンテンツ配信装置の前記URLへ向けてリクエストを送信し、前記コンテンツ配信装置から、CGIスクリプトの実行によって得られた前記広告アプリケーションを、前記端末へのレスポンスとして受信する
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載のコンテンツ再生方法。
  7. 前記コンテンツ配信装置は、送信した広告コンテンツの広告識別子を記憶しており、
    第1のステップについて、前記端末に対してユーザが操作した広告コンテンツの広告識別子を、前記コンテンツ配信装置へ送信すべき前記視聴操作情報に含み、
    第3のステップについて、前記広告識別子に対応する広告アプリケーションを選択する
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のコンテンツ再生方法。
  8. 前記コンテンツ配信装置は、送信した広告コンテンツの広告時刻を記憶しており、
    第1のステップについて、前記端末に対してユーザが操作した操作時刻を、前記コンテンツ配信装置へ送信すべき視聴操作情報に含み、
    第3のステップについて、前記操作時刻に一致する広告時刻の広告コンテンツを検索し、当該広告コンテンツに対応する広告アプリケーションを選択する
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のコンテンツ再生方法。
  9. コンテンツを端末へ送信するコンテンツ配信装置において、
    前記端末へ、映像コンテンツと共に広告コンテンツを送信するコンテンツ配信手段と、
    前記端末から、前記広告コンテンツに対するユーザの視聴操作情報を受信する視聴操作情報受信手段と、
    前記広告コンテンツに対する前記視聴操作情報に応じて、前記映像コンテンツに広告アプリケーションを重畳するか否かを決定する広告重畳決定手段と、
    前記映像コンテンツの画面の一部に重畳すべき広告アプリケーションを指示する再生制御情報を、前記端末へ送信する再生制御情報送信手段と
    を有し、前記端末に、前記映像コンテンツが再生されると共に、前記広告コンテンツに関連する広告アプリケーションが、前記映像コンテンツの当該画面の一部に重畳して再生されることを特徴とするコンテンツ配信装置。
  10. ユーザの視聴操作に基づく前記視聴操作情報は、前記広告コンテンツの視聴が拒否された、早送り(スキップ、再生飛ばし)操作又はチャンネル変更操作に基づくものであることを特徴とする請求項9に記載のコンテンツ配信装置。
  11. 前記再生制御情報は、前記映像コンテンツに重畳させる広告アプリケーションのリンク先アドレスと、当該広告アプリケーションを重畳させる時刻とを含むトリガページであることを特徴とする請求項9又は10に記載のコンテンツ配信装置。
  12. 前記トリガページは、BMLで記述されており、
    前記トリガページは、データカルーセルによって前記映像コンテンツに多重化されて送信されることを特徴とする請求項11に記載のコンテンツ配信装置。
  13. 前記広告アプリケーションのリンク先アドレスは、CGIへの引数として前記広告コンテンツの広告識別子を含むURLであることを特徴とする請求項11又は12に記載のコンテンツ配信装置。
  14. 前記広告アプリケーションのリンク先アドレスは、CGIへの引数として前記広告コンテンツの広告識別子を含むURLであり、
    Widgetとしての広告アプリケーションを蓄積した広告アプリケーション蓄積手段と、
    前記端末から、前記コンテンツ配信装置の前記URLへ向けてリクエストを受信し、CGIスクリプトの実行によって得られた前記広告アプリケーションを、前記端末へのレスポンスとして返信するサーバ機能手段と
    を更に有することを特徴とする請求項11又は12に記載のコンテンツ配信装置。
  15. 前記コンテンツ配信装置が送信した広告コンテンツの広告識別子を記憶する配信管理記憶手段を更に有し、
    前記コンテンツ配信装置へ送信すべき前記視聴操作情報は、前記端末に対してユーザが操作した広告コンテンツの広告識別子を含み、
    前記再生制御情報送信手段は、前記広告識別子に対応する広告アプリケーションを選択する
    ことを特徴とする請求項9から14のいずれか1項に記載のコンテンツ配信装置。
  16. 前記コンテンツ配信装置が送信した広告コンテンツの広告時刻を記憶する配信管理記憶手段を更に有し、
    前記コンテンツ配信装置へ送信すべき視聴操作情報は、前記端末に対してユーザが操作した操作時刻を含み、
    前記再生制御情報送信手段は、前記操作時刻に一致する広告時刻の広告コンテンツを検索し、当該広告コンテンツに対応する広告アプリケーションを選択する
    ことを特徴とする請求項9から14のいずれか1項に記載のコンテンツ配信装置。
  17. 請求項9から16のいずれか1項に記載のコンテンツ配信装置から、コンテンツを受信し且つ再生する端末において、
    映像コンテンツと共に広告コンテンツを、前記コンテンツ配信装置から受信し且つ再生するコンテンツ再生手段と、
    前記広告コンテンツに対するユーザの視聴操作を受け付け、当該ユーザの視聴操作情報を、前記コンテンツ配信装置へ送信する視聴操作情報送信手段と、
    前記映像コンテンツの画面の一部に重畳すべき広告アプリケーションを指示する再生制御情報を、前記コンテンツ配信装置から受信する再生制御情報受信手段と
    を有し、
    前記コンテンツ再生手段は、前記映像コンテンツを再生すると共に、前記広告コンテンツに関連する広告アプリケーションを、前記映像コンテンツの当該画面の一部に重畳して再生することを特徴とする端末。
  18. コンテンツを端末へ送信するコンテンツ配信装置に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムにおいて、
    映像コンテンツと共に広告コンテンツを、前記端末へ送信するコンテンツ配信手段と、
    前記端末から、前記広告コンテンツに対するユーザの視聴操作情報を受信する視聴操作情報受信手段と、
    前記広告コンテンツに対する前記視聴操作情報に応じて、前記映像コンテンツに当該広告コンテンツを重畳するか否かを決定する広告重畳決定手段と、
    前記映像コンテンツの画面の一部に重畳すべき広告アプリケーションを指示する再生制御情報を、前記端末へ送信する再生制御情報送信手段と
    してコンピュータを機能させ、前記端末に、前記映像コンテンツが再生されると共に、前記広告コンテンツに関連する広告アプリケーションが、前記映像コンテンツの当該画面の一部に重畳して再生されるようにすることを特徴とするコンテンツ配信装置用のプログラム。
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