JP2012088963A - マイクロコンピュータ及びその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ソフトウェアの潜在的不具合を発見できない可能性がある。
【解決手段】1チップで構成されるマイクロコンピュータであって、メインクロック信号を生成するメインクロック発振回路と、サブクロック信号を生成するオンチップの内蔵発振器と、前記メインクロックを第1の周波数に分周した第1の分周クロック信号を生成する第1の分周器と、前記メインクロックを前記第1の周波数より低い第2の周波数に分周した第2の分周クロック信号を生成する第2の分周器と、前記サブクロック信号、第1、第2の分周クロックのうち1つを選択する選択回路と、を有し、通常動作モードでは、前記選択回路が前記サブクロック信号を選択し、評価モードでは、前記選択回路が前記第1もしくは第2の分周クロックを選択するマイクロコンピュータ。
【選択図】図1
【解決手段】1チップで構成されるマイクロコンピュータであって、メインクロック信号を生成するメインクロック発振回路と、サブクロック信号を生成するオンチップの内蔵発振器と、前記メインクロックを第1の周波数に分周した第1の分周クロック信号を生成する第1の分周器と、前記メインクロックを前記第1の周波数より低い第2の周波数に分周した第2の分周クロック信号を生成する第2の分周器と、前記サブクロック信号、第1、第2の分周クロックのうち1つを選択する選択回路と、を有し、通常動作モードでは、前記選択回路が前記サブクロック信号を選択し、評価モードでは、前記選択回路が前記第1もしくは第2の分周クロックを選択するマイクロコンピュータ。
【選択図】図1
Description
本発明は、マイクロコンピュータ及びその制御方法に関する。
発振器(RC発振回路)の発振周波数の補正を行うフェールセーフ機能を有する従来技術が特許文献1、2に開示されている。特許文献1には、高精度で発振する水晶振動子を用いてRC発振器の発振周波数を補正する発明が記載されている。
図3に特許文献1のブロック構成図を示す。CPU10が、エッジ検出回路14に検出許可信号を供給する。この検出許可信号に応答して、水晶発振器12の高精度の発振周波数によるRC発振回路11の低精度の発振周波数の測定が開始される。検出許可信号の供給後、エッジ検出回路14は、RC発振回路11の発振信号の立ち上がりエッジを検出すると、それに応答してカウンタ起動信号を生成する。カウンタ起動信号は、カウンタ13に供給される。
カウンタ13は、エッジ検出回路14からカウンタ起動信号が供給されると、水晶発振器12から供給される発振信号のパルス数のカウントを開始する。その後エッジ検出回路14は、RC発振回路11の発振信号の立ち上がりエッジを検出すると、それに応答してカウンタ停止信号を生成する。カウンタ停止信号は、カウンタ13に供給される。なおカウンタ起動信号及びカウンタ停止信号は、1つの信号のアサート状態及びネゲート状態により、起動指示と停止指示を示すものとしてよい。
カウンタ13は、エッジ検出回路14からカウンタ停止信号が供給されると、水晶発振器12から供給される発振信号のパルス数のカウントを停止する。エッジ検出回路14が出力するカウント停止信号はCPU10にも供給されており、このカウント停止信号に応答して、CPU10はカウンタ13の出力するカウント値を読み込む。このカウント値は、RC発振回路11の発振信号のある立ち上がりから次の立ち上がりまでの期間、即ちRC発振回路11の発振信号の1周期の期間にカウントされた水晶発振器12の発振信号パルス数である。従ってこのカウント値は、RC発振回路11の発振信号の周期が、水晶発振器12の発振信号の周期の何倍であるかを示すことになる。
CPU10は、読み込んだカウント値に基づいて、所望の周期を計時するのに必要なRC発振回路11の発振信号のサイクル数を算定し、求めた値をリロードレジスタ15に格納する。ダウンカウンタ16は、リロードレジスタ15の格納値を初期値として読み取り、RC発振回路11の発振信号をクロックとしてカウントダウン動作を行なう。カウント値がゼロになると、ダウンカウンタ16はその出力を反転する(HIGHからLOW又はLOWからHIGHに切り替える)。ダウンカウンタ16は更に、カウント値がゼロになった時点で再度リロードレジスタ15の格納値を初期値として読み取り、RC発振回路11の発振信号をクロックとしてカウントダウン動作を行なう。カウント値がゼロになると、ダウンカウンタ16はその出力を反転する(HIGHからLOW又はLOWからHIGHに切り替える)。
このようにしてダウンカウンタ16はトグル動作を実行する。従って、リロードレジスタ15の格納値に等しい数だけRC発振回路11の発振周期を定数倍した周期で、ダウンカウンタ16の出力はHIGHとLOWとを繰り返すことになる。即ち、リロードレジスタ15の格納値に等しい数でRC発振回路11の発振信号を分周した信号が得られる。結果として、上記所望の周期のクロック信号が、RC発振回路11の発信信号に基づいて得られることになる。
特許文献2も、RC発振回路の発振周波数の補正を目的として外部から入力される精度の高いクロックを利用してRC発振器の発振周波数を補正する技術が記載されている。図4に、特許文献2のブロック構成図を示す。特許文献2は、外部との通信手段を有するマイクロコンピュータである。この特許文献2のマイクロコンピュータは、クロック発生手段と、通信間隔計測手段と、補正手段とを有する。
クロック発生手段は、抵抗RとコンデンサCを含むRC発振回路28を有し、自己動作クロックclkを発生する。通信間隔計測手段(カウンタタイマ30)は、上記通信手段(入力データレジスタ20、出力データレジスタ24等)により外部からアクセスされる通信間隔を上記クロック発生手段により発生する動作クロックによって計測する。補正手段(処理部22)は、計測手段によって計測した間隔をあらかじめ定められている値と比較し、比較結果に応じて上記クロック発生手段により発生される動作クロックを補正する。そして、マイクロコンピュータが、外部から所定周期でアクセスされて行う通信の間隔に基づいて、自己の動作クロックを補正する。
このように、特許文献2は、外部(例えばメインマイコン)からアクセスされる通信の間隔を自己(サブマイコン)のRC発振回路からの動作クロックで計測する。そして、この計測結果から自己のクロックの誤差を検出し、これに基づいて自己のクロックを補正する。従って、自己のクロックによる時間計測を外部のクロックに時間計測に対し所定範囲内の誤差に抑えることができる。このため、外部と自己の両方が送信モードになったりすることが防止できる。また、通信間隔を毎回計測して、次回の補正に利用することで、製作時のロットばらつきだけでなく、温度変化によるクロックの変化も補償することができる。
また、特許文献3では、検証対象となる集積回路にテストパターンを入力した場合に、上記テストパターンに応じて出力される信号を用いて動作検証を行なう半導体集積回路の検証方法であって、テストサイクルにおける上記信号の変化時間と動作期待値とを用いて、上記信号の値と上記動作期待値との照合を行なうための期待値照合時間の抽出を行なうステップを含んでいる半導体集積回路の検証方法が開示されている。
この特許文献3では、プロセス、測定時の温度、電源電圧等のばらつきにより信号の変化時間がばらつく場合のばらつき範囲を期待値検証条件として用いる。そして、集積回路の検証時に予期される遅延ばらつきを網羅することにより、ばらつきに耐えうる安定したストローブを決定し、且つ安定したテストパターンを作成することが可能になる。
近年、電子機器は高機能化に伴い高い信頼性を要求されている。その信頼性確保の一つとして内蔵発振器を用いたフェールセーフ機能がある。この場合、メイン・クロックとは別の監視機構が働くため信頼性を確保するという観点では非常に有用である。
但し、図5の表に示すように、オンチップの内蔵発振器は製造時の条件や温度条件などによって製造ばらつきが大きい。このため、機器の制御ソフトウェアは、この内蔵発振器の生成するクロックの大きなばらつきを考慮してソフトウェア設計を行う必要がある。
しかし、このようなばらつきを考慮して設計したにも関らず、ある特定の条件(使用するデバイス、温度等)が揃わない限り制御ソフトウェアの不具合が発生しない事が考えられる。つまり、図5の表のばらつき条件で説明すると、例えば、内蔵発振器のばらつきによる周波数が300kHz以下では問題が発生しないが、ばらつきによる周波数が300kHzより高くなる場合で問題が発生する不具合では、特定の条件(使用するデバイス、温度等)が揃った場合にのみ、その不具合が顕在化する可能性がある。従って、機器の評価環境によっては不具合が潜在しているのに気が付かずに量産化してしまい、量産後に初めて不具合に気が付くという危険性が有る。
特許文献1では、上記のようなばらつきを補正しているが、実現する仕組みが精度の高いメイン・クロックを使用しているため、信頼性を確保するという観点で問題が有る。
特許文献1及び2のように、内蔵発振器の生成するクロック信号を外部の水晶発振子を用いて補正することによってソフトウェアの不具合が生じないようにすることもできるが、補正するための回路構成が必要となりコストがかかる。また、内蔵発振器の生成するクロック信号を外部の発振回路を用いて補正した場合、外部の発振回路の信号が何らかの原因で供給されなかったときには内蔵発振器を用いた機能(例えばフェールセーフ機能など)を動作させることができない。
本発明の一態様は、1チップで構成されるマイクロコンピュータであって、メインクロック信号を生成するメインクロック発振回路と、サブクロック信号を生成するオンチップの内蔵発振器と、前記メインクロックを第1の周波数に分周した第1の分周クロック信号を生成する第1の分周器と、前記メインクロックを前記第1の周波数より低い第2の周波数に分周した第2の分周クロック信号を生成する第2の分周器と、前記サブクロック信号、第1、第2の分周クロックのうち1つを選択する選択回路と、を有し、通常動作モードでは、前記選択回路が前記サブクロック信号を選択し、評価モードでは、前記選択回路が前記第1もしくは第2の分周クロックを選択するマイクロコンピュータである。
本発明の他の態様は、1チップで構成されるマイクロコンピュータの制御方法であって、前記マイクロコンピュータは、メインクロック信号を生成するメインクロック発振回路と、サブクロック信号を生成するオンチップの内蔵発振器と、前記メインクロックを第1の周波数に分周した第1の分周クロック信号を生成する第1の分周器と、前記メインクロックを前記第1の周波数より低い第2の周波数に分周した第2の分周クロック信号を生成する第2の分周器と、を有し、通常動作モードでは、前記選択回路が前記サブクロック信号を選択し、評価モードでは、前記選択回路が前記第1もしくは第2の分周クロックを選択し、その選択した分周クロックで所定条件下での評価を行うマイクロコンピュータの制御方法である。
本発明にかかるマイクロコンピュータは、製造ばらつきによりばらつきが発生するオンチップの内蔵発振器のサブクロック信号の変わりに、ばらつきの影響を受けにくいメインクロック発振回路のメインクロック信号を分周した第1もしくは第2の分周クロック信号を用いて所定の条件下での評価を行う。このことにより、製造ばらつきによりばらつくサブクロック信号の利用を避けて、ばらつきの少ない第1もしくは第2の分周クロック信号を擬似サブクロック信号として、評価することができる。例えば、このばらつきの少ない第1、第2の分周クロック信号を内蔵発振器が生成する発振周波数の上限値、下限値に設定して所定の条件下で評価を行えば、潜在的な不具合の有無を開発段階で顕在化させることができる。このため、量産化の段階で不具合が発見されるような重大なミスを防ぐことができる。
本発明にかかるマイクロコンピュータは、オンチップの内蔵発振器のばらつきに起因する潜在的な不具合を、開発段階で顕在化させることができる。
発明の実施の形態1
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態1について、図面を参照しながら詳細に説明する。この実施の形態1は、本発明を1チップ化されたLSIのマイクロコンピュータに適用したものである。このマイクロコンピュータは、内蔵発振器ばらつきシミュレーション機能を備える。
図1に本実施の形態にかかるマイクロコンピュータ100の構成の一例を示す。図1に示すように、マイクロコンピュータ100は、メインクロック発振回路101と、内蔵発振器102と、制御レジスタ103と、セレクタ104と、分周器105、106とを有する。
メインクロック発振回路101は、高精度な発振周波数のクロック信号MCLKを生成する。外部に接続される水晶振動子を利用することで、LSIの製造ばらつきを受けにくい高精度な発振周波数のクロック信号MCLKを生成することが可能である。クロック信号MCLKは、CPUや内部システムクロックとして、使用される。なお、高精度のクロック信号が生成できるならばメインクロック発振回路101として水晶発振器に限定されなくてよい。
内蔵発振器102は、オンチップの発振器である。内蔵発振器102の生成するクロック信号は、メインクロック信号とは別の監視機構が働くため信頼性を確保する観点では非常に有用で、マイクロコンピュータ100のフェールセーフ機能用に用いられる。例えば、内蔵発振器102の生成するクロック信号は、メインクロック発振回路101に障害発生の監視、または、障害発生時の代替クロックとして、サブCPUクロックやサブ内部システムクロックに利用される。内蔵発振器102は、製造プロセスにより例えば、図5で示したような発振周波数の精度にばらつきがある(環境温度は−40〜+85度)。
分周器105は、内蔵発振器102の製造プロセスによりばらつく範囲の下限周波数まで、メインクロック発振回路101からのクロック信号MCLKを分周する。
分周器106は、内蔵発振器102の製造プロセスによりばらつく範囲の上限周波数まで、メインクロック発振回路101からのクロック信号MCLKを分周する。なお、分周器105、106から出力される周波数はプログラムによって設定されてもよい。その結果、製品によって異なる設計保証範囲で設定することも可能である。
セレクタ104は、分周器105、106の生成した周波数のクロック信号、及び、内蔵発振器102の生成したクロック信号を入力し、制御レジスタ103の保持する値に応じて、分周器105、106の生成した周波数のクロック信号、及び、内蔵発振器102の生成したクロック信号のいずれか1つの選択し、選択クロック信号SCLKとして出力する。
この選択クロック信号SCLKは、ウォッチドッグタイマー回路やクロックモニター回路に送られ、上述したフェールセーフ機能用のサブCPUクロックやサブ内部システムクロックとして用いられる。
制御レジスタ103は、保持する値によりセレクタ104を上述したように制御する。この制御レジスタ103の値は、プログラムによって動的に書き換えが可能である。つまり、ソフトウェアの評価検証時のみ分周器105もしくは106の生成するクロック信号をセレクタ104に選択させ、それ以外では、保持する値を書き換えることで内蔵発振器102の生成したクロック信号をセレクタ104に選択させる。
以上のようなマイクロコンピュータ100は、ソフトウェアの評価検証時において、内蔵発振器102の製造プロセスによりばらつく範囲の下限周波数を選択クロック信号SCLKとして、評価検証1を行う。次に、内蔵発振器102の製造プロセスによりばらつく範囲の上限周波数を選択クロック信号SCLKとして、評価検証2を行う。上記の評価検証1、2では、それぞれ環境温度や電源電圧変動等を変化させて行う。つまり、製造ばらつきによりばらつくオンチップ内蔵発振器102のサブクロック信号の利用を避けて、ばらつきの少ないメインクロック発振回路101からのクロック信号MCLKの分周クロック信号を擬似サブクロック信号として、上記ソフトウェアの評価検証に用いることができる。そして、もし特定条件で顕在化する不具合、例えば、図5の例でばらつきが300kHz以上、温度が27℃以上の時に問題が発生する様な不具合があれば、この検証段階でそのソフトウェアの不具合を発見することができる。
以上のことから、本実施の形態1のマイクロコンピュータ100は、製造プロセスのばらつきが大きい内蔵発振器のクロック信号のシミュレーション用に、精度の高いメインクロック発振回路101のクロック信号を使用する。メインクロック発振回路101のクロック信号を内蔵発振器の設計保証範囲の下限値と上限値でシミュレーションする事で、ばらつきに起因する潜在的なソフトウェア不具合等を評価段階で顕在化させる事が容易になる。このため、結果として、上記不具合の発生が起こらないソフトウェアを開発することができる。
発明の実施の形態2
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態2について、図面を参照しながら詳細に説明する。この実施の形態2は、実施の形態1と同様、本発明を1チップ化されたLSIのマイクロコンピュータに適用したものである。また、内蔵発振器ばらつきシミュレーション機能を備えるのも同様である。
図2に本実施の形態2にかかるマイクロコンピュータ200の構成の一例を示す。図2に示すように、マイクロコンピュータ200は、メインクロック発振回路101と、内蔵発振器102と、セレクタ104と、分周器105、106と、ポート201、202とを有する。
なお、図2に示された符号のうち、図1と同じ符号を付した構成は、図1と同じか又は類似の構成を示している。実施の形態1と異なるのはポート201および202を設けた点と制御レジスタ103が削除されている点である。
セレクタ104は、ポート201、202から入力した選択制御信号に応じて、分周器105、106の生成した周波数のクロック信号、及び、内蔵発振器102の生成したクロック信号のいずれか1つの選択し、選択クロック信号SCLKとして出力する。ポート201、202から入力する選択制御信号によって、ソフトウェアの評価段階では分周器105、106の生成した周波数のクロック信号を、また、実使用時は内蔵発振器102のクロック信号を選択することができる。
また、ポート201、202から入力する選択制御信号は、マイクロコンピュータ自身からプログラムで制御してもよい。
以上のような実施の形態2のマイクロコンピュータ200では、実施の形態1と比較して制御レジスタを削除でき、その分の回路規模を削減することができる。また、セレクタ104を制御するためのプログラムを組み込む必要がなくなる。その他の効果は実施の形態1と同様である。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものでなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。実施の形態1、2では、内蔵発振器102の製造プロセスによりばらつく範囲の上限もしくは下限周波数を生成する分周器2個を用意しているが、更に複数の分周器を用意してもよい。
100、200 マイクロコンピュータ
101 メインクロック発振回路
102 内蔵発振器
103 制御レジスタ
104 セレクタ
105、106 分周器
101 メインクロック発振回路
102 内蔵発振器
103 制御レジスタ
104 セレクタ
105、106 分周器
Claims (6)
- 1チップで構成されるマイクロコンピュータであって、
メインクロック信号を生成するメインクロック発振回路と、
サブクロック信号を生成するオンチップの内蔵発振器と、
前記メインクロックを第1の周波数に分周した第1の分周クロック信号を生成する第1の分周器と、
前記メインクロックを前記第1の周波数より低い第2の周波数に分周した第2の分周クロック信号を生成する第2の分周器と、
前記サブクロック信号、第1、第2の分周クロックのうち1つを選択する選択回路と、を有し、
通常動作モードでは、前記選択回路が前記サブクロック信号を選択し、
評価モードでは、前記選択回路が前記第1もしくは第2の分周クロックを選択する
マイクロコンピュータ。 - 前記第1の周波数は、製造ばらつきによりオンチップの前記内蔵発振器が生成する発振周波数の上限値であり、
前記第2の周波数は、製造ばらつきによりオンチップの前記内蔵発振器が生成する発振周波数の下限値である
請求項1に記載のマイクロコンピュータ。 - 制御レジスタを更に有し、
前記選択回路は、前記制御レジスタの保持する値に応じて、前記サブクロック信号、第1、第2の分周クロックのうち1つを選択する
請求項1または請求項2に記載のマイクロコンピュータ。 - 前記選択回路は、外部端子から入力する制御信号に応じて、前記サブクロック信号、第1、第2の分周クロックのうち1つを選択する
請求項1または請求項2に記載のマイクロコンピュータ。 - 前記メインクロック発振回路は、外部の水晶振動子が接続され、前記水晶振動子の発振周波数に応じた発振周波数で発振する前記メインクロック信号を生成する
請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のマイクロコンピュータ。 - 1チップで構成されるマイクロコンピュータの制御方法であって、
前記マイクロコンピュータは、メインクロック信号を生成するメインクロック発振回路と、サブクロック信号を生成するオンチップの内蔵発振器と、前記メインクロックを第1の周波数に分周した第1の分周クロック信号を生成する第1の分周器と、前記メインクロックを前記第1の周波数より低い第2の周波数に分周した第2の分周クロック信号を生成する第2の分周器と、を有し、
通常動作モードでは、前記選択回路が前記サブクロック信号を選択し、評価モードでは、前記選択回路が前記第1もしくは第2の分周クロックを選択し、その選択した分周クロックで所定条件下での評価を行う
マイクロコンピュータの制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010235678A JP2012088963A (ja) | 2010-10-20 | 2010-10-20 | マイクロコンピュータ及びその制御方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN118062033A (zh) * | 2024-04-18 | 2024-05-24 | 南京仁芯科技有限公司 | 车载SerDes芯片、包括其的视频传输系统及车辆 |
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2010
- 2010-10-20 JP JP2010235678A patent/JP2012088963A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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