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JP2012077738A - 水力始動サイホン式設備 - Google Patents

水力始動サイホン式設備 Download PDF

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JP2012077738A
JP2012077738A JP2010237970A JP2010237970A JP2012077738A JP 2012077738 A JP2012077738 A JP 2012077738A JP 2010237970 A JP2010237970 A JP 2010237970A JP 2010237970 A JP2010237970 A JP 2010237970A JP 2012077738 A JP2012077738 A JP 2012077738A
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JP
Japan
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water
siphon
tower
valve
tanks
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Pending
Application number
JP2010237970A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Nakafunatsu
弘志 中舩津
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Original Assignee
Individual
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy

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  • Other Liquid Machine Or Engine Such As Wave Power Use (AREA)

Abstract

【課題】従来の大型のサイホン方式では、垂直に水を高く上げようとする時にサイホンを始動させるために何らかのポンプが必要となる。本発明は、水タンクに水を注入するだけでサイホンが持続する、水力始動サイホン式水車発電設備を提供する。
【解決手段】水を入れるタワーの下に取水弁を設け、この弁をタワー内の水が少なくなると解放するようにしておくこと。水を入れるタワーの中に、3A・3Bサイホン管を3Cサイホン管内で切ることで水の落下を防止する。同じく、4C、4B、4Aタンクも水の落下を防止する。又、4水タンクは空気の滞留場所にもなり、空気の滞留センサーをそれぞれ取付けて9A、9B、9Dのタンクに溜まった空気を一個所づつ9A、9B、9Dの開閉弁を締めて、6空気抜き弁をあけて5注水弁から水を入れる。満タンになると5,6弁を締めて9弁を開放すればサイホンは持続する。このように、サイホンの力を最大に引き出す設備です。
【選択図】図1

Description

地球温暖化がすすんでいる中、クリーンエネルギーの開発が急がれる。それに応えられる水力始動サイホン式設備を提供する。この設備は取水口と排水口の両方を水面下におき、排水口側に水車を設置し水車のはね部分を水面から出して、その上に排水弁をつけて発電する水力始動サイホン式設備です。
水力クリーンエネルギーは、大規模では河川にダムを造り落差のとれる場所までズイドウを造り、水車発電をしている。又下流の環境のために放流している水がある。
中小規模水力発電は、水の水位差(落差)を利用するものであるが、利用方法には河川からの水路式、貯水池式、調整池式と方法はあるが、水力発電は水位(落差)をとれる場所が少ないことが課題である。
特開平5−148826号公報(A)段落番号0006 特開平5−157038号公報(A)段落番号0018
従来の大規模発電では、ダムの下流の環境のために放流しなくてはならない水がある、又ズイドウを造る費用が大変大きいこと。
中小規模発電は、取水側の水位と排水側の水位(落差)のとれる場所まで、取水施設を造り水圧管を利用して発電をする方法。用水路を設けて水圧管を利用している。洪水時の浸水範囲に該当しないかなどの条件は、水力設備の配置に影響する。上記のように中小規模発電は、設置場所が限定されること。
海水の場合、干満の潮位を利用した発電方法もあるようですが、効率面に課題がある。
ダムの堰堤の内側に、1水を入れるタワーとタワーの中にサイホン管3A・3B・3Cを設ける。上部に4B・4Cのタンクを設け、2Bサイホン管で堰堤の外側に出して、サイホン管2Aと水タンク4Aを設置してダムの堰堤の下に水車のはね部分を水面からだして、その上に7排水弁を設置して発電をすれば、放流する水が有効に使える。
大中小規模の発電の場合図3,4で示すように、取水側の水位と排水側の水位が小さくても大きくても対応が可能です。理由はタワーの中に水を満タンにしておいて7排水弁を開放すると、タワー内の水の重量でサイホン管をとうし水位の低い方に流れる水の特徴を利用しているため、水量、取水側、排水側との配管の大小タワーを高く、又は低くすることで設置場所に適合する事ができる。
海水の干満を利用する場合、図5,6で示すように海に堰堤を並べて2個所造り、それぞれ水門を設置して満潮時に水門を締めて堰堤の中と外の潮位(落差)が60cmぐらいになるとサイホンを始動させる。干潮時には満潮時の反対となる。水門を開放するときは、堰堤の内と外との水位が同じになったときに開放する。2個所の堰堤は干満を使い分けること。又、堰堤内の水量はたとえば干満の潮位が180cmの場合、堰堤の内測の水を発電に使用する場合、40cmつまり外側と内側の水位(落差)を大きくしておく。干潮時に使用する堰堤の水位(落差)が60cmになるのを補うため、この様に2個所の堰堤をセットで使えば24時間発電が可能になる。
大型ダムでは、下流の環境のために放流している水をダムの堰堤に本発明を設置することで、水の無駄がなくなる。又、取水側と排水側の落差が大きいので大きな発電が可能です。又、設置費用も節約することができる。
大中小規模水力発電の場合、取水側の水位と排水側の水位が大中小と使い分けができることで、水力発電の設置場所が多くなり、工事費も節約できて水の無駄がなくなる。
干満を利用する場合、海に堰堤を2ヶ所造り水門を設置して、満潮時に水門を締めて堰堤の中と外の潮位が60cmぐらいになるとサイホンを始動させる。干潮時には満潮時の反対となる。水力始動サイホン式設備を設置することで、24時間安定した水力発電が可能になる。
本発明を海で利用する場合、図5排水側の水位が上下するため船を排水側に浮かべて、本発明を船にに設置すること。
水力始動サイホン式設備の実験の概要図である 水力始動サイホン式設備の水を入れるタワーの部分の断面図である 水力始動サイホン式設備の大型ダムの設置図 水力始動サイホン式設備の中小規模の堰堤を造り設置した図 水力始動サイホン式設備の海に堰堤を造り干満を利用する設置図 水力始動サイホン式設備の海に堰堤を造り干満を利用する平面図
以下、本発明の実施の形態を説明する。
イ.図1で説明します。はじめに各弁を開放する。一番目に1水を入れるタワーの下にある取水口8の取水弁を締める。タワー内の水が少なくなると外の水がタワー内に入る仕組みにしておく。2番目に7排水弁をしめる。3番目に水を入れるタワーの上部か、又は水タンク上部の注水弁5Aから水を注水する。図面にはないが、ポンプとホースを使って注水する。水を入れるタワーが満タンになると9C・9D弁を締めて、4番目に水タンク5Aの注水口から水を注水する。4A・4Bのタンクが満タンになると、両注水弁と空気抜き弁を締める。5番目に5Bの注水口から水を注水する。満タンになると注水弁と空気抜き弁を締める。6番目に9C・9D弁をあける。7番目に8取水弁を開放して7排水弁を開放すると、図2の矢印の様に水が流れてサイホンが始動する。
ロ.図1の上部、水タンク3ヶ所の役割。サイホン内の水の落下を防止する。水の中の気体、及び空気の溜まり場、タワー内の3Cサイホン管も水の落下を防止する。3B・3Aサイホン管は、2Aサイホン管よりも大きくしている。9A・9B・9Dは、上部タンクの上部に溜まった空気を抜くときに締め、6弁空気抜きを緩めて5弁から注水する。注水が済むと5・6弁を締める。そして、9弁A・B・Dを開放するとサイホンは持続する。一ヶ所ずつ注水をして弁を締める。
ハ.1水を入れるタワー 3mm×内15cm
サイホン管2A 内4cm
4水タンク 1mm×内15cm
サイホン管3A・B 内6cm
サイホン管3C 内10cm
上部水位、下部水位の落差 80cm
毎分排水量 70〜80l
1 水を入れるタワー
2 サイホン管
3 サイホン管
4 水タンク
5 注水弁
6 空気ぬき
7 排水弁
8 取水口
9 開閉弁
10 上部水位
11 下部水位

Claims (3)

  1. 水を入れるタワーの下に水圧で開放する弁を設け、排水弁を放出にすることでタワー内の水がサイホン管を通して放出され、自発的にサイホンが始動する。又タワー内のサイホン管より放出側2Aサイホン管を小さくすることを特徴とした、水力始動サイホン式設備です。
  2. タワー上部に3ケのタンクを取付けることで、タワー内のサイホン管の水の落下をとめる動きと、サイホン管内の水に混入する気体の滞留場所になり。又、8開閉弁を締めて空気ぬき弁をあけて注水弁から水を注入して両弁を締めて、8開閉弁をあけると、サイホンは持続する。水タンクに水又は、空気量をはかるセンサーを取り付けることを特術とした水力始動サイホン式設備です。
  3. 水量、取水側の水位、排水側の水位の差によって、この方法はサイホン管、水を入れるタワー、水タンクを大きくしたり小さくしたり、又 高くしたり低くしたりすることで、大中小規模の水力発電に対応することができることを特術とした水力始動サイホン式設備です。
JP2010237970A 2010-10-05 2010-10-05 水力始動サイホン式設備 Pending JP2012077738A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6421366B1 (ja) * 2017-11-08 2018-11-14 株式会社ライセン ユニット型小水力発電装置。
CN109405626A (zh) * 2018-12-07 2019-03-01 西安诺普电气工程技术有限公司 用于管道改造排水的结构及其排水方法

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JP2019085938A (ja) * 2017-11-08 2019-06-06 株式会社ライセン ユニット型小水力発電装置。
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