JP2011212325A - 基板ケース - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ケース本体2と蓋部材3とを組み付けて形成される基板ケース1において、ケース本体2および蓋部材3から右外方に突設されるシール貼付部10と、ケース本体2と蓋部材3とを跨ぐようにシール貼付部10に貼り付けられるICタグシール30と、ICタグシール30を切断するICタグカッター20と、シール貼付部10を覆うようにケース本体2および蓋部材3に取り付けられ、ICタグカッター20と固定されるシール貼付部カバー40と、を具備し、シール貼付部10には、ICタグカッター20を収容する収容部11が形成され、ICタグカッター20は、シール貼付部カバー40がケース本体2および蓋部材3から取り外される際に、ICタグシール30におけるICチップ32を含む部分を切り抜く切抜部22aを備える。
【選択図】図8
Description
このような技術に用いられるICタグシールは、識別情報等が記録されたICチップと、当該ICチップに接続された帯状のアンテナとを備える。基板ケースが不正に開封された場合には、ICタグシールが切断されることで、ICタグシールのアンテナが破損する。
そのため、上記の技術によれば、基板ケースが不正に開封された場合には、外部からICタグシールのICチップに記録された情報を読み取ることが不可能となって、上記の担当者に基板ケースが不正に開封されたことを認識させることができる。
詳細には、ICタグシールのアンテナには、所定の形状のスリットを設けることで、ICチップとアンテナとのインピーダンス整合のためのスタブが形成されており、当該スタブを切断するようにアンテナが破損されていないと、ICタグシールの通信機能が残存する恐れがある。
なお、以下の説明において、図1における矢印Xの指す方向を基板ケース1の右方向として左右方向を規定する。また、図1における矢印Yの指す方向を基板ケース1の前方向として前後方向を規定する。さらに、図1における矢印Zの指す方向を基板ケース1の上方向として上下方向を規定する。
また、ケース本体2は、本体側かしめ部4Rと、本体側シール貼付部10Rとを備える。
また、蓋部材3は、蓋側かしめ部4Fと、蓋側シール貼付部10Fとを備える。
収容部11は、シール貼付部10の右側面から左端部にかけて形成されており、ICタグカッター20を所定の向きでシール貼付部10の右側面からシール貼付部10の内部に収容可能となっている。
スリット33aは、アンテナ33の短手方向における一端(図5における上端)からアンテナ33の短手方向に沿って中央付近まで延出された短手切込み33aSと、当該短手方向の切込みの延出端部からアンテナ33の長手方向における一側(図5における右側)の中途部までアンテナ33の長手方向に沿って延出された長手切込み33aLとから成る、略L字状の切込みである。
スタブ33bは、アンテナ33におけるスリット33aによって囲まれた部分であり、ICチップ32とアンテナ33とのインピーダンス整合のために用いられる。
こうして、ICタグシール30は、専用の読取装置によって外部から非接触でICチップ32の情報をアンテナ33を介して読み取り可能に構成されている。
係合片14・14は、蓋側シール貼付部10Fの後面(内面)から後方へ突出する略直方体状に形成されており、上下方向に沿って互いに所定の間隔を空けて配置されている。
なお、以下におけるICタグカッター20の説明においては、ICタグカッター20がシール貼付部10の収容部11に収容される向き(図8参照)に設定されたものとして、その方向を規定している。
詳細には、図8における矢印Xの指す方向をICタグカッター20の右方向として左右方向と規定している。また、図8における矢印Yの指す方向をICタグカッター20の前方向として前後方向を規定している。さらに、図8における矢印Zの指す方向をICタグカッター20の上方向として上下方向を規定している。
図10および図11に示すように、切断板21は、境界スリット12に収容された際に、境界スリット12から外方に突出しない程度の大きさに設定されている。
図10および図11に示すように、切抜部材22は、切り欠き13に収容された際に、境界スリット12から外方に突出しない程度の大きさに設定されている。
図10に示すように、固定部24・24の突出端部は、ICタグカッター20が収容部11に収容された際に、それぞれシール貼付部10の上端部および下端部の近傍に配置される。
また、図11に示すように、ICタグカッター20は、境界スリット12と切断板21、および切り欠き13と切抜部材22がそれぞれ互いに対応して収容部11に収容される。
掛止爪2aは、ケース本体2の右側面から右方向に突出するように形成された部材であり、シール貼付部10の上方に配置されている。掛止爪2aは、延出端部(右端部)が下方に突起するように形成されている。
掛止爪3aは、蓋部材3の右側面から右方向に突出するように形成された部材であり、シール貼付部10の下方に配置されている。掛止爪3aは、延出端部(右端部)が上方に突起するように形成されている。
こうして、シール貼付部カバー40に右方向への力が加わった際(シール貼付部カバー40を取り外そうとした際)には、シール貼付部カバー40の右方向への移動を前記掛止爪2a・3aの突起部分が制限することとなり、掛止爪2a・3aの切断等が行われない限り、シール貼付部カバー40をケース本体2および蓋部材3から取り外すことが不可能となる。
これにより、シール貼付部カバー40がケース本体2および蓋部材3から取り外されると、必然的にICタグカッター20がICタグシール30を切断することとなり、基板ケース1が不正に開封されることを抑制できる。
なお、図14においては、説明の便宜上、シール貼付部カバー40を省略している。
この時、ICタグシール30のICチップ32の位置に合わせて、切抜部22aが配置されている。
これにより、ICタグシール30におけるICチップ32を含む部分を切り抜いて、ICタグシール30の通信機能を消失させることができる。
これにより、切抜部22aの尖端がICタグシール30を貫通し、当該貫通部分からICタグシール30を切抜部材22の外周形状に沿って良好に切り抜くことができる。
なお、切抜部22aの尖端は、ICタグシール30のアンテナ33の位置に合わせて配置されることが好ましく、アンテナ33における長手方向のスタブ33b側に配置されることが更に好ましい。アンテナ33は、シール材31よりも切断し難いからである。
これにより、ICタグシール30をICチップ32の周囲近傍で良好に切り抜くことができる。
更に、切抜部22aによるICタグシール30の切断面が円形となり、ICタグシール30のシール貼付部10への貼付位置のずれ、又はICタグシール30の製品誤差によるICチップ32またはアンテナ33の位置のずれ等が生じて、切抜部材22の切抜部22aによってICタグシール30におけるICチップ32を含まない部分が切り抜かれた場合でも、ICタグシール30が直線状に切断されるのと比較して、精度良くICタグシール30におけるアンテナ33のスタブ33bを切断して、ICタグシール30の通信機能が残存することを防止できる。
なお、切抜部材22の外径は、ICチップ32およびアンテナ33の形状等を考慮して適宜設定される。
前述のように、切断部21aは、上下方向の両端部分に尖端を有する。
これにより、前記尖端がICタグシール30における本体側シール貼付部10Rと蓋側シール貼付部10Fとの境界を跨ぐ部分に対して、その上下方向の両端部から切れ目を形成し、当該切れ目部分からICタグシール30を境界スリット12に沿って良好に切断することができる。
これにより、基板ケース1が不正に開封された痕跡を目視で容易に発見することができる。
例えば、切抜部22aを二箇所の尖端を有する円筒状、または一箇所の尖端を有する筒状の三角柱に形成することも可能である。
Claims (2)
- ケース本体と蓋部材とを組み付けて形成される基板ケースであって、
前記ケース本体の一部、および前記蓋部材の一部が互いの位置を合わせて外方に突出するように形成されるシール貼付部と、
前記ケース本体と前記蓋部材との境界を跨ぐように、前記シール貼付部の表面に貼り付けられるICタグシールと、
前記ICタグシールを切断する切断手段と、
前記シール貼付部の全体を覆うように、前記ケース本体および前記蓋部材に取り付けられることで、前記ケース本体と前記蓋部材との組み付けを保持するシール貼付部カバーと、を具備し、
前記シール貼付部には、前記切断手段を収容する収容部が形成され、
前記収容部は、前記シール貼付部における突出側の面に形成される切り欠きを含み、
前記切断手段は、前記切り欠きに収容される切抜部を含み、
前記ICタグシールは、所定の情報が記録されるICチップと、当該ICチップに接続されるアンテナとを備え、前記収容部に前記切断手段が収容された状態で、前記切り欠きを覆い、かつ前記ICチップと前記切り欠きとの位置が合うように、前記シール貼付部における前記ケース本体側の表面、突出方向側の表面、および前記蓋部材側の表面に貼り付けられ、
前記シール貼付部カバーは、前記収容部に前記切断手段が収容され、かつ前記ICタグシールが貼り付けられた状態の前記シール貼付部の全体を覆うように前記ケース本体および前記蓋部材に取り付けられることで、前記切断手段と一体的に固定され、
前記ケース本体および前記蓋部材から前記シール貼付部カバーが取り外される際には、前記シール貼付部カバーと一体的に固定された前記切断手段が前記シール貼付部の突出方向に沿って移動し、前記切抜部が前記切り欠きに沿って前記ICタグシールにおける前記ICチップを含む部分を切り抜く基板ケース。 - 前記切抜部は、前記シール貼付部の突出方向に向けて延出される円筒状に形成され、
前記切抜部の延出端部には、前記シール貼付部の突出方向に向けての尖端が形成される請求項1に記載の基板ケース。
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