JP2011134544A - 電池外装用積層体並びに製造方法及び該電池外装用積層体を用いた二次電池 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基材の上にバリア層及びヒートシール層を有する電池外装用積層体であって、該ヒートシール層または該バリア層の少なくとも一方に水酸化カルシウムまたは酸化カルシウムを含有することを特徴とする電池外装用積層体及び二次電池。
【選択図】なし
Description
本発明の電池外装用積層体について説明する。本発明の電池外装用積層体は外界の水蒸気および酸素等の進入を防ぐためのものである。本発明の電池外装用電池は基材の上にヒートシール層またはバリア層の少なくとも一方に水酸化カルシウム又は酸化カルシウムを含有することを特徴としている。また、基板から最も遠い(即ち、二次電池セルに最も近い)バリア層がセラミックであるほうが、ガスバリア性がより向上するため好ましい。
本発明の電池外装用積層体に係る基材は耐候性、耐熱性、耐光性、耐水性、耐薬品性、防湿性、防汚性、絶縁性、成形性、耐ピンホール性等を有し、機械的、物理的あるいは化学的強度性、強靱性、耐スクラッチ性、衝撃吸収性等に優れている材料を用いることが好ましい。本発明に係る基材の好ましい具体例としては、フッ素系樹脂、ポリアミド系樹脂(各種のナイロン樹脂)、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、環状ポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、(メタ)アクリル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、アセタール系樹脂、セルロース系樹脂、その他等の各種の樹脂のフィルムないしシートを使用することができる。
発明の電池外装用積層体に係るガスバリア層は電解質による劣化が起こりにくく、かつ酸素および水蒸気の透過を阻止する機能を有していれば特に制限はない。本発明はガスバリア層としてセラミック層又は金属箔が挙げられる。
本発明の電池外装用積層体に係るセラミック層は酸素および水蒸気の透過を阻止し、電解質による層の劣化が起こりにくいセラミック層であれば特に制限はない。好ましいセラミック層としては、酸化ケイ素、酸化アルミニウム、酸化窒化ケイ素、酸化窒化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、酸化インジウム、酸化スズ等の無機酸化物からなるセラミック層である。無機酸化物からなるセラミック層はヒートシール層との接着が良好であり、電解質中の非水溶媒により接着面が剥がれることが無いため、より好ましい。特に好ましいセラミック層としては酸化ケイ素が挙げられる。
また、本発明のより好ましい形態として、基材とセラミック層の間に金属箔を設けるができる。金属箔を設けることにより、ガスバリア性または非透水性を向上させることができる。金属箔の構成材料としては特に限定されないが、例えば、アルミニウム、ステンレス、および金、銀、白金またはこれらを含む合金からなる群より選択される少なくとも1種が挙げられ、アルミニウム箔を基材とセラミック層の間に設けることがより好ましい。金属箔は電池作製工程における加工適正を考えると7μm〜20μmの厚みであることが好ましい。さらに7μm以上の厚みとすることで、金属箔のピンホール発生を押させることが出来る。20μm以下とすることで、軽量かつフレキシブル性を有し、製造適正のある金属箔とすることが出来る。
本発明の電池外装用積層体に係るヒートシール層は熱によって溶融し相互に融着し得るものであれば良く、高い強度を有していればより好ましい。好ましいヒートシール層の具体例としては、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、メチルペンテンポリマー、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂をアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、その他等の不飽和カルボン酸で変性した酸変性ポリオレフィン系樹脂、その他等の樹脂の一種ないしそれ以上からなる樹脂のフィルム又はコーティング膜である。
本発明の二次電池は1つ以上の単電池セルが本発明の電池外装用積層体によって封止されたものである。本発明にかかる単電池セルは電解質、正極及び負極を有している。正極、負極間にセパレータを有していても良いが、固体電解質を用いればセパレータを省くことも出来る。以下、本発明に係る単電池セルの構成要素及び本発明を実施するための形態等について説明するが、この発明はこの形態に限定されない。
本発明に係る電解質は、電解質塩及び非水溶媒を有し、さらに好ましくは無機粒子及び高分子化合物を有する。好ましい電荷質の構成としては電解質塩、イオン液体、無機粒子及び高分子化合物を有していることである。上記のような構成とすることで電解質を固体化させ、セパレータが不要な二次電池を作製することが可能となる。以下、電解質の各構成要件について説明する。
本発明に係る電解質に適用可能な電解質塩としては、特に制限はないが、アルカリ金属塩あるいはアルカリ土類金属塩を挙げることができ、特に好ましくはリチウム塩が挙げられる。
本発明に係る非水溶媒は、有機溶媒、イオン液体及び両者の混合物のいずれかから選ばれる1つである。本発明に係る電解質に適用可能な有機溶媒としては、プロピレンカーボネート、エチレンカーボネート、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、エチルメチルカーボネート、4−トリフルオロメチル−1,3−ジオキソラン−2−オン、1,2−ジ(メトキシカルボニルオキシ)エタンなどのカーボネート類;1,2−ジメトキシエタン、1,3−ジメトキシプロパン、ペンタフルオロプロピルメチルエーテル、2,2,3,3−テトラフルオロプロピルジフルオロメチルエーテル、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフランなどのエーテル類;ギ酸メチル、酢酸メチル、γ−ブチロラクトンなどのエステル類;アセトニトリル、ブチロニトリルなどのニトリル類;N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミドなどのアミド類;3−メチル−2−オキサゾリドンなどのカーバメート類;スルホラン、ジメチルスルホキシド、1,3−プロパンサルトンなどの含硫黄化合物、または上記の有機溶媒にさらにフッ素置換基を導入したものを用いることができる。
本発明に係る電解質に適用可能なイオン液体とは、アンモニウムイオン、ホスホニウムイオン、ヨードニウムイオンから選ばれるカチオンとアニオンとで形成される化合物であり、0℃以上、200℃以下の環境下で液体状態を呈する物が用いられる。
本発明においては、有機電解液、またはイオン液体などの電解液に微粒子を加えることで擬固体化し、固体電解質として用いることがきる。本発明に係る電解質に適用可能な無機粒子としては、Li、Na、Mg、Al、Si、K、Ca、Sc、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、Rb、Sr、Y、Nb、Zr、Mo、Ag、Cd、In、Sn、Sb、Cs、Ba、La、Ta、Hf、W、Ir、Tl、Pb、Bi及び希土類金属から選ばれる1種または2種以上の金属の酸化物からなる粒子を用いることができる。具体的には、例えば、酸化ケイ素、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、酸化ハフニウム、酸化ニオブ、酸化タンタル、酸化マグネシウム、酸化カルシウム、酸化ストロンチウム、酸化バリウム、酸化インジウム、酸化錫、酸化鉛、これら酸化物より構成される複酸化物であるニオブ酸リチウム、ニオブ酸カリウム、タンタル酸リチウム、アルミニウム・マグネシウム酸化物(MgAl2O4)等が挙げられる。
本発明に係る電解質に適応可能な高分子化合物としては、例えば、ポリフッ化ビニリデン、ポリエチレンオキサイド、ポリプロピレンオキサイド、ポリアクリロニトリル、又はポリメタクリロニトリル、ポリビニルブチラール、ポリビニルフォルマール、ポリビニルピロリドン、スチレンブタジエンゴム、ニトリルブタジエンコムおよびこれらを組み合わせたものを挙げることができる。その中でも、ポリフッ化ビニリデンは耐久性にすぐれている観点で好ましい。
本発明の二次電池は、上述した材料からなる電解質及び、正極活物質と電極合剤を集電体上に固定化した正極、負極活物質を集電体上に固定化した負極を有している。以下に正極活物質、負極活物質、電極合剤及び集電体ついて説明する。
本発明の二次電池に係る正極活物質としては、無機系活物質、有機系活物質又はこれらの複合体を用いることができる。無機系活物質もしくは無機系活物質と有機系活物質の複合体が、特にエネルギー密度が大きくなる点から好ましい。
本発明の二次電池に係る負極活物質としては、黒鉛系やスズ合金系などの粉末をスチレンブタジエンゴムやポリフッ化ビニリデンなどの結着剤とともにペースト状として、集電体上に塗布して、乾燥後、プレス成形して作製したものが利用できる。物理蒸着(スパッタリング法や真空蒸着法など)によって厚さ3〜5μmのシリコン系薄膜を、集電体上に直接形成したシリコン系薄膜負極なども利用できる。リチウム金属負極の場合は、銅箔上に厚さ10〜30μmのリチウム箔を付着させたものが好適である。高容量化ができ、かつ結着剤を必要としないため、シリコン系薄膜負極やリチウム金属負極からなる負極活物質を用いることが好ましい。
本発明の二次電池に適用可能な電極合剤としては導電剤および結着剤を含有している。その他の材料として、フィラー、リチウム塩、非プロトン性有機溶媒等が添加されていても良い。
正極および負極の集電体としては、化学変化を起こさない電子伝導体が用いられる。
次いで、本発明の固体電解質を用いた二次電池の電極作製について説明する。
本発明の二次電池の用途は、特に限定されないが、例えば、電子機器としては、ノートパソコン、ペン入力パソコン、モバイルパソコン、電子ブックプレーヤー、携帯電話、コードレスフォン子機、ページャー、ハンディーターミナル、携帯ファックス、携帯コピー、携帯プリンター、ヘッドフォンステレオ、ビデオムービー、液晶テレビ、ハンディークリーナー、ポータブルCD、ミニディスク、電気シェーバー、トランシーバー、電子手帳、電卓、メモリーカード、携帯テープレコーダー、ラジオ、バックアップ電源、メモリーカードなどが挙げられる。その他民生用として、自動車、電動車両、モーター、照明器具、玩具、ゲーム機器、ロードコンディショナー、時計、ストロボ、カメラ、医療機器(ペースメーカー、補聴器、肩もみ機など)などが挙げられる。更に、各種軍需用、宇宙用として用いることができる。また、太陽電池と組み合わせることもできる。
以下に記載の方法によって電池外装用積層体1を作製した。
(1)膜厚0.5μmのセラミック層、及び
(2)膜厚40μmのメタロセンにより重合したエチレン−ヘキセン共重合体に、10質量%の酸化カルシウムを含有したヒートシール層を、この順に設け、電池外装用積層体1を作製した。
PETフィルム上にロール電極型放電装置を用いて、大気圧プラズマCVD法によりセラミック層を形成した。ロール電極型放電処理装置において、ロール電極に対向する棒状電極を複数個フィルムの搬送方向に対し平行に設置し、各電極部に原料及び電力を投入することで、3種類のセラミック膜1〜3を順に形成し、セラミック層とした。ここで誘電体は対向する電極共に、セラミック溶射加工のものに片肉で1mm被覆した。また、被覆後の電極間隔は、1mmに設定した。また、誘電体を被覆した金属母剤は、冷却水による冷却機能を有するステンレス製ジャケット仕様であり、放電中は冷却水による電極温度コントロールを行いながら実施した。ここで使用する電源は、応用電機製高周波電源(80kHz)、パール工業製高周波電源(13.56MHz)を使用した。
放電ガス:N2ガス(98.5%)
反応ガス1:水素ガス(1%)
反応ガス2:、テトラエトキシシラン(TEOS)(0.5%)
低周波側電源電力:80kHzを10W/cm2
高周波側電源電力:13.56MHzを5W/cm2
(セラミック膜2(50nm))
放電ガス:N2ガス(94.9%)
反応ガス1:酸素ガス(5%)
反応ガス2:TEOS(0.1%)
低周波側電源電力:80kHzを10W/cm2
高周波側電源電力:13.56MHzを10W/cm2
(セラミック膜3(400nm))
放電ガス:N2ガス(98.5%)
反応ガス1:水素ガス(1%)
反応ガス2:TEOS(0.5%)
低周波側電源電力:80kHzを10W/cm2
高周波側電源電力:13.56MHzを5W/cm2
[電池外装用積層体2の作製]
電池外装用積層体1の作製において、セラミック層の代わりに厚さ7μmのアルミニウム箔を設けた以外は、電池外装用積層体1の作製と同様の方法で電池外装用積層体2を作製した。
電池外装用積層体1の作製において、エチレン−ヘキセン共重合体に酸化カルシウムを含有したヒートシール層の代わりに、膜厚40μmの低密度ポリエチレン(密度0.912g/cm3)に10質量%の酸化カルシウムを含有したヒートシール層を設けた以外は電池外装用積層体1の作製と同様の方法で電池外装用積層体3を作製した。
電池外装用積層体1の作製において、エチレン−ヘキセン共重合体に酸化カルシウムを含有したヒートシール層の代わりに、膜厚40μmのエチレン−ヘキセン共重合体に水酸化カルシウムを含有したヒートシール層を設けた以外は電池外装用積層体1の作製と同様の方法で電池外装用積層体4を作製した。
以下に記載の方法によって電池外装用積層体5を作製した。
(1)下記の方法で形成した膜厚0.5μmの酸化カルシウムを含有セラミック層、
(2)膜厚18μmの高密度ホモポリエチレン層、及び
(3)膜厚40μmの低密度ポリエチレンからなるヒートシール層を、この順に設け、電池外装用積層体1を作製した。
PETフィルム上にロール電極型放電装置を用いて、大気圧プラズマCVD法によりセラミック層を形成した。ロール電極型放電処理装置において、ロール電極に対向する棒状電極を複数個フィルムの搬送方向に対し平行に設置し、各電極部に原料及び電力を投入することで、3種類のセラミック膜1〜3を順に形成し、酸化カルシウムを含有セラミック層とした。ここで誘電体は対向する電極共に、セラミック溶射加工のものに片肉で1mm被服した。また、被覆後の電極間隔は、1mmに設定した。また、誘電体を被覆した金属母剤は、冷却水による冷却機能を有するステンレス製ジャケット仕様であり、放電中は冷却水による電極温度コントロールを行いながら実施した。ここで使用する電源は、応用電機製高周波電源(80kHz)、パール工業製高周波電源(13.56MHz)を使用した。
放電ガス:N2ガス(98.5%)
反応ガス1:水素ガス(1%)
反応ガス2:、テトラエトキシシラン(TEOS)(0.5%)
低周波側電源電力:80kHzを10W/cm2
高周波側電源電力:13.56MHzを5W/cm2
(酸化カルシウムを含有セラミック膜2(300nm))
放電ガス:N2ガス(94.9%)
反応ガス1:酸素ガス(5%)
反応ガス2:酸化カルシウム(0.003%)を懸濁させたTEOS(0.097%)
低周波側電源電力:80kHzを10W/cm2
高周波側電源電力:13.56MHzを10W/cm2
(セラミック膜3(150nm))
放電ガス:N2ガス(98.5%)
反応ガス1:水素ガス(1%)
反応ガス2:TEOS(0.5%)
低周波側電源電力:80kHzを10W/cm2
高周波側電源電力:13.56MHzを5W/cm2
[電池外装用積層体6の作製]
厚さ50μmのPETフィルムの上に、
(1)膜厚0.5μmのセラミック層
(2)膜厚0.05μmの酸化カルシウム層、及び
(3)膜厚40μmの低密度ポリエチレンからなるヒートシール層を、この順に設け、電池外装用積層体6を作製した。
電池外装用積層体6の作製において(1)のセラミック層を、厚さ7μmのアルミニウム箔に変更した以外は電池外装用積層体6の作製と同様の方法で、電池外装用積層体7を作製した。
電池外装用積層体6の作製において(3)のヒートシール層を、低密度ポリエチレンに10質量%の酸化カルシウムを含有したヒートシール層、に変更した以外は電池外装用積層体6の作製と同様の方法で、電池外装用積層体8を作製した。
以下に記載の方法によって電池外装用積層体9を作製した。
(1)膜厚12μmの高密度ホモポリエチレン層
(2)膜厚7μmのアルミニウム箔
(3)膜厚12μmの高密度ホモポリエチレン層
(4)膜厚50μmのPETフィルム
(5)膜厚0.5μmのセラミック層
(6)膜厚18μmの10質量%の酸化カルシウムを含有した高密度ホモポリエチレン層、及び
(7)膜厚40μmの低密度ポリエチレンを、この順に設け、電池外装用積層体9を作製した。
電池外装用積層体8の作製において(5)のセラミック層を、膜厚0.5μmの酸化カルシウムを含有セラミック層に変更した以外は電池外装用積層体8の作製と同様の方法で電池外装用積層体10を作製した。尚、酸化カルシウムを含有セラミック層は、電池外装用積層体5の作製で用いた方法と同様の方法で形成した。
電池外装用積層体9の作製において(5)のセラミック層と、(2)膜厚7μmのアルミニウム箔の積層する順序を入れ替えた以外は電池外装用積層体9の作製と同様にして電池外装用積層体11を作製した。
以下に記載の方法によって電池外装用積層体12を作製した。
(1)膜厚0.5μmのセラミック層、
(2)膜厚18μmの10質量%の酸化カルシウムを含有した高密度ホモポリエチレン層、及び
(3)膜厚40μmの低密度ポリエチレンを、この順に設け、電池外装用積層体12を作製した。
PETフィルム上にロール電極型放電装置を用いて、下記の混合ガスを用いて大気圧プラズマCVD法によりセラミック膜1を形成した。
放電ガス:N2ガス(98.5%)
反応ガス1:水素ガス(1%)
反応ガス2:、テトラエトキシシラン(TEOS)(0.5%)
低周波側電源電力:80kHzを10W/cm2
高周波側電源電力:13.56MHzを5W/cm2
(セラミック膜2(400nm))
成膜したセラミック層1の上に、以下の方法で調製した塗布液を、バーコーターを用いて塗布し、80℃で5分間乾燥させた後、高圧水銀ランプ(80W)を照射することによりセラミック膜2を形成し、セラミック層とした。
亜鉛プロポキシドの溶液を質量比で、Zn(OPr)2:水:メタノール:エタノール:イソプロパノール=35:1:1:1:4の割合となるように調製した。この溶液に、B(OEt)3を0.2モル/kgの割合で添加し、10分間攪拌溶解して反応液1を調製した。
以下に記載の方法によって電池外装用積層体13を作製した。
(1)膜厚12μmの高密度ホモポリエチレン層
(2)膜厚7μmのアルミニウム箔
(3)膜厚12μmの高密度ホモポリエチレン層
(4)膜厚50μmのPETフィルム
(5)膜厚0.5μmのセラミック層
(6)膜厚18μmの10質量%の酸化カルシウムを含有した高密度ホモポリエチレン層、及び
(7)膜厚40μmの低密度ポリエチレンを、この順に設け、電池外装用積層体3を作製した。
[電池外装用積層体14の作製]
以下に記載の方法によって電池外装用積層体14を作製した。
(1)膜厚12μmの高密度ホモポリエチレン層、
(2)膜厚7μmのアルミニウム箔
(3)膜厚12μmの高密度ホモポリエチレン層を、この順に設け、電池外装用積層体14を作製した。
以下に記載の方法によって電池外装用積層体15を作製した。
(1)膜厚12μmの高密度ホモポリエチレン層、
(2)膜厚0.5μmのセラミック層
(3)膜厚12μmの高密度ホモポリエチレン層を、この順に設け、電池外装用積層体15を作製した。
以下に記載の方法によって電池外装用積層体16を作製した。
(1)膜厚12μmの高密度ホモポリエチレン層、
(2)膜厚7μmのアルミニウム箔
(3)膜厚12μmの高密度ホモポリエチレン層
(4)膜厚50μmのPETフィルム
(5)膜厚0.5μmのセラミック層
(6)膜厚18μmの高密度ホモポリエチレン層、及び
(7)メタロセンにより重合した膜厚40μmのエチレン−ヘキセン共重合体を、この順に設け、電池外装用積層体16を作製した。
シート状二次電池1−1及び2−1は以下の方法に従って作製した。
リン酸鉄リチウム(LiFePO4)90質量%と、補助導電材としてグラファイト粉末6質量%とを混合し、これに、ポリフッ化ビニリデン共重合体4質量%とN−メチルピロリドンとを加えて、混合してスラリーを調製した。このスラリーを縦30cm、幅30cm、厚さ20μmのアルミニウム箔上全面に塗布乾燥し、ロールプレスすることにより、正極を作製した。得られた正極の容量は2.0mAh/cm2だった。
グラファイト96質量%とポリフッ化ビニリデン共重合体4質量%とN−メチルピロリドンとを加えて、混合してスラリーを調製した。このスラリーを縦30cm、幅30cm、厚さ15μmの銅箔上全面に塗布乾燥し、ロールプレスすることにより、負極を作製した。得られた負極の容量は2.1mAh/cm2だった。
エチレンカーボネート及びジエチレンカーボネートを体積比で30:70の割合で混合した非水溶媒にLiPF6を1Mの濃度になるように添加し、電解質を調製した。
1−エチル−3−メチルイミダゾリウム ビス(フルオロスルフォニル)アミド 8.0gをN−メチルピロリドン100gに溶解した後、リチウムビス{(トリフルオロメチル)スルフォニル}アミド2.0gを加え溶解した。サイリシア(富士シリシア化学社製)3.0g、ベンゾイルパーオキサイド0.17g及びSolef1013(Solvay社製)を2.0g添加後攪拌し、固体電解質塗布液を得た。得られた固体電解質塗布液を厚さ188μmのポリエステルフィルム(帝人製メリネックスシリーズ)上にワイヤーバーで塗布し、温風乾燥機で120℃、15分加熱し、乾燥と反応を行った。出来たフィルムはポリエステルフィルムから剥がし、厚さ25μmの固体電解質フィルムを得た。
酸素濃度10ppm以下、露点−60℃以下の乾燥空気で満たされたドライブース内にて上記の方法で作製した電池外装用積層体1に正極、セパレータして厚さ30μmのポリエチレン製微多孔質フィルム、負極をこの順に入れた。この電池外装用積層体1に上記で調製した液体の電解質を注液し、ヒートシールにより封入し、シート状二次電池1−1を作製した。
酸素濃度10ppm以下、露点−60℃以下の乾燥空気で満たされたドライブース内にて、負極上に固体電解質フィルムを重ねた。続いて、正極を固体電解質フィルムに重ね、シート状二次電池セル前駆体を作製した。
上記の方法で作製したシート状二次電池1−1の電池外装用積層体1代わりに、電池外装用積層体2〜16を用いてシート状二次電池を作製し、それぞれシート状二次電池1−2〜1−16とした。
上記の方法で作製したシート状二次電池2−1の電池外装用積層体1代わりに、電池外装用積層体2〜16を用いてシート状二次電池を作製し、それぞれシート状二次電池2−2〜2−16とした。
作製したシート状二次電池セル1−1〜1−16及び2−1〜2−16の評価は以下のようにして行った。外装用積層体の接着性及び内圧の評価については、作製した電池に対して電圧4.2V及び充電レート0.125C/hで3時間充電した電池を50℃の恒温室の中で5日間保存し、電圧が3Vになるまで放電した。各電池にシリンジを突き刺し、採取された空気量を求めることによって内圧を測定した後、このシート状二次電池の外装用積層体を切除し、外装用積層体間の接着性を調べた。
○:剥離可能
△:剥離容易
×:電解液漏洩
電池のサイクル特性の測定については、シート状二次電池セル1−1〜1−16及び2−1〜2−16を新たに用意し、電圧4.2V及び充電レート0.125C/hで3時間充電した後、放電レート0.125C/hで二次電池の電圧が3Vになるまで放電し、これを1サイクルとした。このサイクルを繰り返し、初回放電容量の80%を下回るまでの回数を測定した。
2 セラミック層
3 水酸化カルシウム又は酸化カルシウムを含有するセラミック層
4 金属箔
5 水酸化カルシウム又は酸化カルシウムを含有する金属箔
6 ヒートシール層
7 水酸化カルシウム又は酸化カルシウムを含有するヒートシール層
Claims (8)
- 基材の上にバリア層及びヒートシール層を有する電池外装用積層体であって、該ヒートシール層または該バリア層の少なくとも一方に水酸化カルシウムまたは酸化カルシウムを含有することを特徴とする電池外装用積層体。
- 前記水酸化カルシウムまたは酸化カルシウムを含有している層がヒートシール層であることを特徴とする請求項1に記載の電池外装用積層体。
- 前記ヒートシール層または前記バリア層が酸化カルシウムを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の電池外装用積層体。
- 前記バリア層がセラミックからなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電池外装用積層体。
- 前記セラミックからなるバリア層が酸化ケイ素により構成されていることを特徴とする請求項4に記載の電池外装用積層体。
- 前記電池外装用積層体は少なくとも2つのバリア層を有し、基材に最も近い第1のバリア層は金属箔であり、基材に最も遠い第2のバリア層はセラミックからなるバリア層であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の電池外装用積層体。
- 前記ヒートシール層が密度0.800〜0.915のオレフィン樹脂によって構成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の電池外装用積層体。
- 請求項1〜7いずれか1項に記載の電池外装用積層体を有することを特徴とする二次電池。
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