JP2011133184A - 加熱調理器 - Google Patents
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Abstract
【課題】加熱調理器の待機時の不要な電力の消費を低減すること。
【解決手段】操作及び状態表示の制御を行う第1の制御手段6と、機器本来の機能の制御を行う第2の制御手段8とで構成された加熱調理器において、機器本来の機能が動作する時以外の機器の待機状態において、第2の制御手段8への電源の供給をオフすることで、機器の電力消費を削減するとともに、外来ノイズにより第2の制御手段8の誤動作が起こりにくきなり、品質が向上できる。
【選択図】図2
【解決手段】操作及び状態表示の制御を行う第1の制御手段6と、機器本来の機能の制御を行う第2の制御手段8とで構成された加熱調理器において、機器本来の機能が動作する時以外の機器の待機状態において、第2の制御手段8への電源の供給をオフすることで、機器の電力消費を削減するとともに、外来ノイズにより第2の制御手段8の誤動作が起こりにくきなり、品質が向上できる。
【選択図】図2
Description
この発明は、電子レンジ、オーブンレンジ、スチームオーブンレンジ等の加熱調理器に関する。
近年の家電製品は、マイクロコンピューター(以下「マイコン」と略称する)により動作が制御されるものが大半である。そして、コストダウン等を図るため、複数例えば2個のマイコンを設け、それらに機能を分担させるものが考えられている。
例えば、全自動洗濯機において、両マイコン間はデータ通信ラインにより接続され、サブマイコンは、操作パネルにおける操作入力情報を受付けて、そのデータをメインマイコンに送信すると共に、表示器やブザー等の負荷を制御するようになっている。一方、メインマイコンは、洗濯機モータや、給水,排水弁等を制御すると共に、各センサの状態やモータの運転状態のデータ、表示用のデータ等をサブマイコンに送信するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、この複数のマイコンによって動作を制御する構成とした場合は、1個のマイコンで制御していた場合より、制御回路全体の電力の消費が増加してしまい、待機電力等の増加に繋がっている場合がある。
また、近年の電子レンジにおいては、待機時の消費電力を削減するために、待機時において、制御回路への電源供給が停止されるものが提案されている。
この電子レンジの制御回路は、ドアの開成によりオンするドアスイッチによって、ドアの開成により、電源が供給され、ドアスイッチと並列に設けられたリレー等の電源保持回路を設けることで、制御回路が電源保持回路を制御し電源の供給を継続するとともに、所定時間状態が遷移しない場合に、電源の供給を停止させるものである(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、この構成の場合には、使用者は、ドアを開閉し、電子レンジの電源を入れてからでないと、設定入力の操作が出来ない不便さがあった。
一方で、この構成の場合には、通常、使用者が近くに居ない待機状態において、制御回路への電源の供給がオフされていることにより、外来ノイズによる制御回路を構成しているマイコンの誤動作といった制御回路の異常動作が起こりにくくなるため、動作の信頼性や安全性が向上していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、加熱調理器の動作が、マイクロコンピューターを含む複数の制御手段により制御される場合において、待機状態における不要な電力の消費を削減することを主たる目的とする。
この発明の第2の目的は、不要な電力消費を削減しつつ、加熱調理器の操作性を損ねることなく、動作の信頼性や安全性が向上された加熱調理器を提供することである。
本発明は、マイクロコンピューターを含む制御手段を有し、この制御手段によって動作が制御される加熱調理器において、前記制御手段は、第1の制御手段及び第2の制御手段を通信ラインで接続され、前記第1及び第2の制御手段への電源を供給する電源回路と、前記第2の制御手段への電源の供給を開閉する電力開閉手段とを設け、前記第1の制御手段は、前記電力開閉手段を制御することで、不要な時には、前記第2の制御手段への電源の供給をオフさせるようにした。
本発明の第1の制御手段は、調理設定を入力する入力部と状態を表示する表示部とを備え、前記第1の制御手段は、調理設定の入力に応じて第2の制御手段に電源を供給すると伴に、前記第2の制御手段は、前記第1の制御手段からの指示に従い、予め設定された制御方法に従い調理器の加熱制御を行うようにした。
本発明の第1の制御手段は、所定時間状態が遷移しない場合に、前記第2の制御手段への電源の供給をオフするようにした。
本発明の第2の制御手段は、食品の加熱制御を予めプログラムされたマイクロコンピューターと食品を加熱調理する加熱手段を駆動する加熱手段駆動部を備え、前記加熱手段駆動部は、前記マイクロコンピューターにより制御されるようにした。
本発明の第1の制御手段は、マイクロコンピューターを備え、前記マイクロコンピューターで時間の計測を行い、前記表示部に時計表示を行うようにした。
本発明の加熱調理器は、不要な電力消費を削減しつつ、加熱調理器の操作性を損ねることなく、動作の信頼性や安全性を向上することができる。
第1の発明は、マイクロコンピューターを含む制御手段を有し、この制御手段によって動作が制御される加熱調理器において、前記制御手段は、第1の制御手段及び第2の制御手段を通信ラインで接続され、前記第1及び第2の制御手段への電源を供給する電源回路と、前記第2の制御手段への電源の供給を開閉する電力開閉手段とを設け、前記第1の制御手段は、前記電力開閉手段を制御することで、不要な時には、前記第2の制御手段への電源の供給をオフさせることにより、第2の制御手段の電力消費を低減することとなり、加熱調理器の待ち受け状態等の待機電力の消費を低減することができる。
第2の発明は、特に第1の発明の第1の制御手段が、調理設定を入力する入力部と状態を表示する表示部を備え、前記第1の制御手段は、調理設定の入力に応じて第2の制御手段に電源を供給すると伴に、前記第2の制御手段は、前記第1の制御手段からの指示に従い、予め設定された制御方法に従い調理器の加熱制御を行うことにより、いつでも調理設
定を受け付けることができるようになり、不要な待機電力の消費を抑えつつ、操作性を向上することができる。
定を受け付けることができるようになり、不要な待機電力の消費を抑えつつ、操作性を向上することができる。
第3の発明は、特に第1または第2の発明の第1の制御手段が、所定時間状態が遷移しない場合に、前記第2の制御手段への電源の供給をオフすることにより、効率よく不要な待機電力の消費を抑えることになり、加熱調理器の待ち受け状態等の待機電力の消費をよりこまめに低減することができる。
第4の発明は、特に第1または第2の発明の第2の制御手段が、食品の加熱制御を予めプログラムされたマイクロコンピューターと食品を加熱調理する加熱手段を駆動する加熱手段駆動部を備え、前記加熱手段駆動部は、前記マイクロコンピューターにより制御することにより、待機状態においては、加熱手段の制御を司る第2の制御手段の電源供給をオフすることができるようになり、電源供給のオフ時には、外来ノイズによるマイコンの誤動作といった第2の制御手段の異常動作が起こりにくくなるため、動作の信頼性や安全性が向上する。
第5の発明は、特に第2の発明の第1の制御手段が、マイクロコンピューターを備え、前記マイクロコンピューターで時間の計測を行い、前記表示部に時計表示を行うことにより、第2の制御手段のへの電源の供給の有無に関わらず時間の計測ができるため、不要な待機電力の消費を抑えることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る電子レンジの1正面右側斜視図、図2は、第1の実施の形態に係る電子レンジ1の制御手段の構成を示すブロック図である。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る電子レンジの1正面右側斜視図、図2は、第1の実施の形態に係る電子レンジ1の制御手段の構成を示すブロック図である。
図1において、2は食品を調理する加熱室に設けられたドアであり、このドア2には、使用者が、調理設定を入力するスイッチや、ダイヤル等で構成された操作入力部3と、調理設定された状態や、調理の進行状況といった状態表示を行う表示部4が、設けられている。
これらの操作入力部3及び表示部4は、操作入力部3からの操作入力情報の処理や、表示部4の制御及び運転状態のデータ等の送受信を司る第1のマイコン5及び周辺回路からなる第1の制御手段6が格納されている。7は電子レンジ1の本体で、ヒーターや、マグネトロンといった加熱手段と、これらの加熱手段を制御する第2の制御手段8が格納されている。
第2の制御手段8は、第2のマイコン9により、予めプログラムされた加熱調理のシーケンスにより、加熱手段を動作させる加熱手段駆動部10を制御し、加熱調理を実行する。第1の制御手段6と第2の制御手段8は、信号線により接続されており、お互いに運転状態のデータを送受信することで電子レンジ1の全体の動作が管理されている。
図2において、11は商用電源を整流し、所定の電圧に変換する電源回路で、制御手段を駆動するための電源に用いられており、本発明の第1の実施の形態では、この電源回路11は、電子レンジ1の本体7に格納されている。また、ドア2に格納された第1の制御手段6への電源の供給は、電源供給線により行われている。12は、第2の制御手段8への電源の供給をオン・オフするための電力開閉手段であり、本体7に設けてある。この電力開閉手段12は、第1の制御手段6との間を信号線で接続され、第1の制御手段6の制
御によりオン・オフが制御されている。
御によりオン・オフが制御されている。
以上のように構成された加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
使用者が、スイッチや、ダイヤルにより調理設定を入力すると、第1のマイコン5は、電力開閉手段12にオンする信号を送り、第2のマイコン9を動作させる。その後、第1のマイコン5と第2のマイコン9は信号線により運転状態のデータのやり取りを行う。第1のマイコン5は、調理設定の入力情報を、第2のマイコン9に送信し、調理が実行された場合に、第2のマイコン9は、予めプログラムされた調理シーケンスで加熱手段駆動部10を制御することにより、ヒーターやマグネトロン等の加熱手段を動作させ、食品を所望の仕上がりに加熱調理を行う。
また、この間、第2のマイコン9は、運転状態のデータを第1のマイコン5に送信し、第1のマイコン5は、この情報に従い液晶やLED等で構成された表示部3に状態表示を行わせる。調理が終了し電源がオフされても良い状態になった場合に、第2のマイコン9は、第1のマイコン5に、電源のオフを許可するデータを送信する。第1のマイコン5は、電源のオフの許可信号を受信した後、所定時間、調理設定等の入力が無ければ、電力開閉手段12をオフさせて第2の制御手段8への電源の供給を停止する。
また、第1のマイコン5は、使用者が、スイッチや、ダイヤルより調理設定が入力されると、第1のマイコン5は、電力開閉手段12にオンする信号を送り、第2のマイコン9を動作させる。その後、第1のマイコン5と第2のマイコン9は信号線により運転状態のデータのやり取りを行う。第1のマイコン5は、調理設定の入力情報を、第2のマイコン9に送信し、調理の設定途中若しくは、実行待ちの状態で、所定時間状態が遷移しない場合には、第1のマイコン5は、電力開閉手段12をオフさせて第2の制御手段8への電源の供給を停止する。
また、図3は、本発明の第1の実施の形態に係る電子レンジ1の加熱手段駆動部10の回路図で、商用電源13を電源とするヒーター14からなる加熱手段のオン・オフをリレーの接点15aを開閉することで制御し、食品を加熱する。リレー15は、リレー15のコイル15bに電圧を印加することでオンする構成としてあり、リレー15のコイル15bに与えられる電源は、電力開閉手段12がオンすることで供給される。
また、リレー15のコイル15bは、トランジスタ16と抵抗17に対して、第2のマイコン9からのオン信号が出力されて通電され、リレー接点15aが閉成する。従って、電力開閉手段12がオンした状態でかつ、第2のマイコン9からのオン信号があって始めてヒーター14が通電されるため、電力開閉手段12がオフしている待機状態において、ヒーター14が入る危険性が低減される。
以上のように、本発明にかかる加熱調理器は、機器の操作及び状態表示の制御を行う第1の制御手段と、機器本来の機能の制御を行う第2の制御手段とで構成された機器において、機器本来の機能が動作する時以外の機器の待機状態において、第2の制御手段への電源の供給をオフすることで、機器の電力消費を削減するとともに、外来ノイズにより第2の制御手段の誤動作が起こりにくくなり、品質が向上できる。
1 電子レンジ
2 ドア
3 操作入力部
4 表示部
6 第1の制御手段
7 本体
8 第2の制御手段
12 電力開閉手段
2 ドア
3 操作入力部
4 表示部
6 第1の制御手段
7 本体
8 第2の制御手段
12 電力開閉手段
Claims (5)
- マイクロコンピューターを含む制御手段を有し、この制御手段によって動作が制御される加熱調理器において、前記制御手段は、第1の制御手段及び第2の制御手段を通信ラインで接続され、前記第1及び第2の制御手段への電源を供給する電源回路と、前記第2の制御手段への電源の供給を開閉する電力開閉手段とを設け、
前記第1の制御手段は、前記電力開閉手段を制御することで、不要な時には、前記第2の制御手段への電源の供給をオフさせることを特徴とする加熱調理器。 - 第1の制御手段は、調理設定を入力する入力部と状態を表示する表示部を備え、前記第1の制御手段は、調理設定の入力に応じて第2の制御手段に電源を供給すると伴に、前記第2の制御手段は、前記第1の制御手段からの指示に従い、予め設定された制御方法に従い調理器の加熱制御を行うことを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
- 第1の制御手段は、所定時間状態が遷移しない場合に、第2の制御手段への電源の供給をオフすることを特徴とする請求項1または2記載の加熱調理器。
- 第2の制御手段は、食品の加熱制御を予めプログラムされたマイクロコンピューターと食品を加熱調理する加熱手段を駆動する加熱手段駆動部を備え、前記加熱手段駆動部は、前記マイクロコンピューターにより制御されることを特徴とする請求項1または2記載の加熱調理器。
- 第1の制御手段は、マイクロコンピューターを備え、前記マイクロコンピューターで時間の計測を行い、前記表示部に時計表示を行う請求項2記載の加熱調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009294168A JP2011133184A (ja) | 2009-12-25 | 2009-12-25 | 加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009294168A JP2011133184A (ja) | 2009-12-25 | 2009-12-25 | 加熱調理器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2011133184A true JP2011133184A (ja) | 2011-07-07 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2009294168A Pending JP2011133184A (ja) | 2009-12-25 | 2009-12-25 | 加熱調理器 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2011133184A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013054517A1 (ja) * | 2011-10-13 | 2013-04-18 | パナソニック株式会社 | 加熱調理器 |
JP2013124779A (ja) * | 2011-12-13 | 2013-06-24 | Panasonic Corp | 加熱調理器 |
-
2009
- 2009-12-25 JP JP2009294168A patent/JP2011133184A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2013054517A1 (ja) * | 2011-10-13 | 2013-04-18 | パナソニック株式会社 | 加熱調理器 |
JP2013087963A (ja) * | 2011-10-13 | 2013-05-13 | Panasonic Corp | 加熱調理器 |
JP2013124779A (ja) * | 2011-12-13 | 2013-06-24 | Panasonic Corp | 加熱調理器 |
EP2792953A4 (en) * | 2011-12-13 | 2015-12-23 | Panasonic Corp | HEATING COOKING DEVICE |
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