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JP2011120611A - ゴルフスイング診断システム - Google Patents

ゴルフスイング診断システム Download PDF

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JP2011120611A JP2009278087A JP2009278087A JP2011120611A JP 2011120611 A JP2011120611 A JP 2011120611A JP 2009278087 A JP2009278087 A JP 2009278087A JP 2009278087 A JP2009278087 A JP 2009278087A JP 2011120611 A JP2011120611 A JP 2011120611A
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Abstract

【課題】より適正なスイング診断が可能なシステム及び方法の提供。
【解決手段】本発明のスイング診断システムK1は、チェックシートを記憶する記憶手段と、スイングを撮影する画像撮影手段と、撮影されたスイング画像を記憶する画像記憶手段と、撮影されたスイング画像から特定のスイングボジションに対応する静止画像を選択する静止画像選択手段と、上記静止画像選択手段によって選択された静止画像を上記チェックシートcsのスイングポジション対応位置に配置する静止画像配置手段とを備えている。好ましくは、上記チェックシートcsが、上記スイングポジションごとに設定されたチェック項目を有している。好ましくは、上記チェック項目に、評価選択肢が設定されている。
【選択図】図9

Description

本発明は、ゴルフスイング診断システムに関する。
多くのゴルファーは、スイング上の欠点を有する。適切なアドバイスによって、スイングは改善されうる。より客観的で適切なスイング診断が求められている。
特開2003−88604号公報は、効果的なスイングチェックが可能なゴルフスイング記録保存システムを開示する。
特開2003−88604公報
ゴルフスイングは、ゴルファーごとに異なる。あらゆるゴルファーに対して適切なアドバイスを行うことは容易ではない。教える人(レッスンプロ等)によってアドバイスが相違する場合、教えられる側のゴルファーは混乱する。より適切なスイング診断が求められている。
本発明の目的は、より適切なスイング診断が可能なシステムの提供にある。
本発明のゴルフスイング診断システムは、チェックシートを記憶する記憶手段と、スイングを撮影する画像撮影手段と、撮影されたスイング画像を記憶する画像記憶手段と、撮影されたスイング画像から特定のスイングボジションに対応する静止画像を選択する静止画像選択手段と、上記静止画像選択手段によって選択された静止画像を上記チェックシートのスイングポジション対応位置に配置する静止画像配置手段とを備えている。
好ましくは、上記チェックシートが、上記スイングポジションごとに設定されたチェック項目を有している。好ましくは、上記チェック項目に対応した評価選択肢が設定されている。
好ましくは、上記チェックシートが、上記スイングボジションに対応する比較用画像を有している。好ましくは、上記比較用画像と上記選択された静止画像とが並んで配置される。
本発明のゴルフスイング診断方法は、スイング評価が記入される前のチェックシートを用意するステップと、スイングを撮影するステップと、撮影されたスイング画像から特定のスイングボジションに対応する静止画像を選択するステップと、選択された静止画像を上記チェックシートのスイングポジション対応位置に配置するステップと、上記静止画像が配置されたチェックシートに基づいてスイング分析を行うステップとを含む。
好ましくは、上記チェックシートが、上記スイングポジションごとに設定されたチェック項目を有している。好ましくは、上記チェック項目に対応した評価選択肢が設定されている。好ましくは、上記スイング分析を行うステップにおいて、上記チェック項目が指定されるとともに、指定された上記チェック項目に対応する上記評価選択肢が選択される。
より適切なスイング診断が可能となる。
図1は、本発明の一実施形態に係るスイング診断システムの概略構成を示す図である。 図2は、情報処理装置のシステム構成の一例を示す図である。 図3は、スイング診断の手順の一例を示すフローチャートである。 図4は、スイングポジションを説明するための図である。 図5は、スイングポジションを説明するための図である。 図6は、実施形態のスイングポジションを説明するための図である。 図7は、記入前のチェックシートの一例を示す図である。 図8は、記入前のチェックシートの一例を示す図である。 図9は、記入後のチェックシートの一例を示す図である。 図10は、記入後のチェックシートの一例を示す図である。 図11は、図9の一部が示された拡大図である。 図12は、図11と同様の拡大図であり、評価選択肢の選択について説明するための図である。 図13は、別シートの一例が示された図である。 図14は、別シートの他の一例が示された図である。 図15は、別シートの他の一例が示された図である。 図16は、カルテシートの一例が示された図である。 図17は、図16の一部が示された拡大図であり、選択肢の選択について説明するための図である。 図18は、フィジカルチェックシートの一例が示された図である。 図19は、他の実施形態に係るチェックシートが示された図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1は、スイング診断システムK1の一実施形態を示す図である。図1では、スイング診断システムK1に加えて、被験者h1、ゴルフクラブgc及びゴルフボールgbが図示されている。被験者h1は、右利きのゴルファーである。被験者h1は、左利きのゴルファーであってもよい。
スイング診断システムK1は、カメラ4と、情報処理装置6とを有している。カメラ4は、ハブ5を介して、情報処理装置6に接続されている。ハブ5が用いられなくても良い。情報処理装置6の一例は、汎用のコンピュータである。2台以上の情報処理装置6が用いられても良い。また、必要に応じて、画像を鮮明とするための照明装置が用いられる。
本実施形態では、カメラ4は3台である。カメラ4は、被験者h1の正面に設置された正面カメラ4a、被験者h1の飛球線方向後方に設置された後方カメラ4b、及び、被験者h1の上方に設置された上方カメラ4cである。カメラ4の台数は限定されない。スイング診断の正確性の観点から、互いに設置位置が相違する2台以上のカメラ4が用いられるのが好ましい。スイング診断の正確性の観点から、スイング診断システムK1は、正面カメラ4a及び後方カメラ4bを有するのが好ましく、更に上方カメラ4cを有するのがより好ましい。
なお、カメラ4の種類は限定されない。カメラ4の種類として、カラーのCCDカメラ及びモノクロのCCDカメラが例示される。スイング診断の精度の観点から、カラー画像を得ることが可能なカメラ4が好ましい。
高速で動くスイングの静止画像を得る観点から、シャッタースピードは短いのが好ましい。特に好ましいシャッタースピードは、(1/500)秒以下である。
図2は、情報処理装置6のハードウエア構成の一例を示す。情報処理装置6は、操作入力部8と、データ入力部10と、表示部12と、ハードディスク14と、メモリ16と、CPU18とを備えている。
操作入力部8は、キーボードとマウスとを備えている。
データ入力部10は、カメラ4から出力されるデータを入力するためのインタフェースボード(図示省略)等を備えている。データ入力部10に入力されたデータは、CPU18に出力される。
表示部12は、例えば、ディスプレイである。この表示部12は、CPU18に制御されつつ、各種データを表示しうる。表示部12は、後述される各シート(チェックシート等)を表示する。
CPU18は、例えば、ハードディスク14に記憶されているプログラムを読み出してメモリ16の作業領域に展開し、そのプログラムに従って各種処理を実行する。このプログラムの好ましい一例は、後述される表計算ソフトである。
メモリ16は、例えば、書き換え可能なメモリであり、ハードディスク14から読み出されたプログラムや入力データ等の格納領域や作業領域等を構成する。
ハードディスク14は、データ処理等に必要なプログラム及びデータ等を記憶している。このプログラムは、CPU18に、必要なデータ処理を実行させる。
ハードディスク14に記憶されていてもよいプログラムとして、例えば、撮影されたスイング画像から特定のスイングポジションに対応する静止画像の選択を行うプログラム及び上記表計算ソフトが挙げられる。この静止画像選択のステップについては、後述される。
上記ハードディスク14は、チェックシートを記憶する記憶手段の一例である。上記カメラ4は、スイングを撮影する画像撮影手段の一例である。上記ハードディスク14は、撮影されたスイング画像を記憶する画像記憶手段の一例である。
撮影されたスイング画像から特定のスイングボジションに対応する静止画像を選択する処理が、静止画像選択手段である。後述されるステップst200の処理が、静止画像選択手段に該当する。この処理は、CPU18によってなされる。この処理には、必要に応じて、自動化プログラムが用いられる。
なお、本願では、スイング中の局面が、「スイングポジション」又は単に「ポジション」とも称される。撮影により得られる静止画像の数は、少なくとも、診断に必要なスイングポジションの数と同数である。画像選択の自由度の観点から、好ましくは、撮影により得られる静止画像の数は、診断必要なスイングポジションの数よりも多い。
上記静止画像選択手段によって選択された静止画像を上記チェックシートのスイングポジション対応位置に配置する処理が、静止画像配置手段である。後述されるステップst300の処理が、静止画像配置手段に該当する。この処理は、CPU18によってなされる。この処理には、必要に応じて、自動化プログラムが用いられる。
図3は、本発明にかかるスイング診断方法の手順の一例を示すフローチャートである。このスイング診断方法では、先ず、被験者h1のスイングが撮影される(ステップst100)。好ましくは、スイングの全部(アドレスからフィニッシュまで)が撮影される。
好ましくは、撮影された画像のデータは、デジタルデータとして、上記ハードディスク14等の画像記憶手段に記憶される。
この撮影により、例えば、動画が得られる。この動画は、多数のフレーム(静止画像)を含んでいる。これらの静止画像の中から、スイング診断に適した局面の静止画像が選択される(ステップst200)。
このステップst200では、例えば、CPU18が、撮影により得られた静止画像の中から、特定のスイングポジションに対応する静止画像を選択する。この選択の詳細については、後述される。特定のスイングポジションは、例えば、後述される11個のポジションである。
次に、選択された静止画像(例えば、動画から抽出されたフレーム)が、チェックシートに配置される(ステップst300)。選択された静止画像のそれぞれは、撮影時刻を有している。一方、スイングポジションも時系列的である。よって、時刻情報を用いて、静止画像のそれぞれを適切なスイングポジション対応位置に配置することができる。このステップst300では、例えば、CPU18が、選択された静止画像を、撮影時刻の早い順に、チェックシートのスイングポジション対応位置に配置する。
次に、スイング分析がなされる(ステップst400)。選択された静止画像に基づいてスイングが分析される。被験者h1の画像には、必要に応じて、補助線が引かれる。この補助線は、スイングの分析に役立つ。
次に、各スイングポジションについて設定されているチェック項目が指定される(ステップst500)。これらのチェック項目は、チェック項目記憶手段によって記憶されている。このチェック項目記憶手段の一例は、上記ハードディスク14である。これらのチェック項目は、チェックシートcsの一部として記憶されている。改善が必要なチェック項目が指定される。具体的には、改善が必要なチェック項目が、操作入力部8(マウス)によってクリックされる。また指定されたチェック項目について、評価選択肢が選択される(ステップst500)。チェック項目の指定及び評価選択肢の選択については、後述される。
以下、評価方法の詳細が説明される。
[スイングポジション]
図4及び図5は、スイングポジションについて説明するための図である。図4及び図5では、典型的なスイングが示されている。スイングの始まりは、アドレスである。スイングの終わりは、フィニッシュと称される。スイングは、ポジション(S1)、ポジション(S2)、ポジション(S3)、ポジション(S4)、ポジション(S5)、ポジション(S6)、ポジション(S7)、ポジション(S8)の順で進行する。ポジション(S1)からポジション(S4)までが、図4に示されている。ポジション(S5)からポジション(S8)までが、図5に示されている。
ポジション(S1)は、アドレスである。ポジション(S2)は、テークバック中の局面である。ポジション(S3)は、トップオブスイング(トップ)である。ポジション(S4)は、ダウンスイング中の局面である。ポジション(S5)も、ダウンスイング中の局面である。ポジション(S5)は、ポジション(S4)よりもダウンスイングが進行した状態である。ポジション(S6)は、インパクトである。インパクトは、ゴルフクラブgcのヘッドとゴルフボールgbとが衝突する瞬間である。ポジション(S7)は、フォロースルー中の局面である。ポジション(S8)は、フィニッシュである。フィニッシュは、スイングの終了を意味する。
本発明において採用されるスイングポジションの数は限定されない。少なくとも一のスイングポジションが採用される。スイング診断の精度の観点から、好ましくは、本発明におけるスイングポジションは、アドレス、テークバック中の少なくとも一の局面、トップオブスイング(トップ)、ダウンスイング中の少なくとも一の局面、インパクト、フォロースルー中の少なくとも一の局面及びフィニッシュを含む。
なお、スイングポジションの採用では、誤差が許容されうる。僅かな誤差は、スイング診断にほとんど影響しない。この許容誤差は、通常、好ましくは±0.02秒以内、より好ましくは±0.01秒以内である。例えば、許容誤差が0.02秒である場合、「インパクト」のスイングポジションは、実際にボールがクラブに衝突する瞬間の0.02秒前から0.02秒後までとされうる。
インパクトは、画像から判断することができる。またインパクトは、打球音により判断することができる。またインパクトは、ヘッドの通過を感知するセンサによって判断されうる。インパクトの決定方法は限定されない。
トップオブスイングは、例えば、画像から判断されうる。トップオブスイングの定義として、次の[定義1]、[定義2]又は[定義3]が可能である。下記以外の定義が採用されてもよい。
[定義1]グリップ軸線方向と、アドレス時のグリップ軸線方向との成す角度が、最大となる時刻。
[定義2]ヘッド移動速度の大きさがスイング中において最小となる時刻。
[定義3]グリップ先端の動きが、バックスイング方向からダウンスイング方向に転換する瞬間の時刻。
なお、上記[定義3]において、グリップ先端とは、グリップのヘッド側の端である。
図6は、本実施形態で採用されたスイングポジションを説明するための図である。この図6では、被験者h1及びゴルフクラブgcが簡略化されて示されている。
本実施形態のスイングポジションは、図4及び図5に示されたスイングポジションよりも細分化されている。図6が示すように、本実施形態では、次の11のスイングポジションが採用されている。
ポジション1(p1):アドレス(ゴルフクラブgcが概ね6時の位置)
ポジション2(p2):テークバック(ゴルフクラブgcが概ね8時の位置)
ポジション3(p3):テークバック(ゴルフクラブgcが概ね9時の位置)
ポジション4(p4):テークバック(左腕が概ね水平である位置)
ポジション5(p5):トップオブスイング
ポジション6(p6):ダウンスイング(切り返し)
ポジション7(p7):ダウンスイング(ゴルフクラブgcが概ね9時の位置)
ポジション8(p8):インパクト
ポジション9(p9):フォロースルー(ゴルフクラブgcが概ね4時の位置)
ポジション10(p10):フォロースルー(右腕が略水平である位置)
ポジション11(p11):フィニッシュ
なお、上記のいくつかのスイングポジションでは、正面から見たスイング画像が、アナログ式の時計に見立てられている。例えば、上記「8時の位置」とは、被験者h1を正面から見た画像において、ゴルフクラブgcのシャフトが、時計の8時の位置にあることを意味する。
採用されるスイングポジションの数は限定されない。スイング診断の精度の観点から、スイングポジションの数は、7以上が好ましく、9以上がより好ましい。具体的には、スイングポジションは、アドレス、テークバック中の二以上の局面、トップオブスイング(トップ)、ダウンスイング中の少なくとも二以上の局面、インパクト、フォロースルー中の少なくとも一の局面及びフィニッシュを含むのが好ましい。
スイングポジションの数が過大である場合、スイング診断の精度がそれほど向上せず、且つ、診断を受けるゴルファーがかえって混乱することがある。これらの観点から、スイングポジションの数は、13以下が好ましく、11以下がより好ましい。
[チェックシート]
図7及び図8は、チェックシートの一例を示す。図7のチェックシートcs1と図8のチェックシートcs2とが一組であり、この一組のチェックシートに、全てのスイングポジションが記載されている。図7及び図8は、使用前の状態を示す。
チェックシートcs1及びチェックシートcs2は、各スイングポジションに対応した記載欄Pを有する。本実施形態では、11個の記載欄Pが設けられている。この記載欄Pは、ポジション1の記載欄P1、ポジション2の記載欄P2、ポジション3の記載欄P3、ポジション4の記載欄P4、ポジション5の記載欄P5、ポジション6の記載欄P6、ポジション7の記載欄P7、ポジション8の記載欄P8、ポジション9の記載欄P9、ポジション10の記載欄P10、及び、ポジション11の記載欄P11である。
記載欄Pのそれぞれは、比較画像配置部V1、撮影画像配置部V2、チェック項目表記部C1及び評価記入部E1を有する。本実施形態では、記載欄Pのそれぞれは、表計算ソフトの8つのセルによって構成sれている。
比較画像配置部V1は、正面カメラ画像配置部V11と、後方カメラ画像配置部V12とを有する。比較画像配置部V1は、更に、上方カメラ画像配置部を有していても良い。
撮影画像配置部V2は、正面カメラ画像配置部V21と、後方カメラ画像配置部V22とを有する。撮影画像配置部V2は、更に、上方カメラ画像配置部を有していても良い。
この撮影画像配置部V2に、上記ステップst200で選択された静止画像が配置される(ステップst300)。
上記ステップst300では、ポジション1の撮影画像配置部V2に、ポジション1の静止画像が配置される。同様に、ポジション2の撮影画像配置部V2に、ポジション2の静止画像が配置される。同様に、ポジション3の撮影画像配置部V2に、ポジション3の静止画像が配置される。ポジション4からポジション11までについても、同様である。このように、上記ステップst300では、ステップst200によって選択された静止画像が、チェックシートcsのスイングポジション対応位置に配置される。
同一の視点から撮影された比較画像配置部V1及び撮影画像配置部V2が、並んで配置されている。即ち、正面カメラ画像配置部V11と正面カメラ画像配置部V21とが並んで配置されている。また、後方カメラ画像配置部V12と後方カメラ画像配置部V22とが並んで配置されている。これらの配置により、画像の比較が容易とされる。上方カメラ画像が並んで配置されてもよい。即ち、比較画像配置部V1の上方カメラ画像配置部と、撮影画像配置部V2の上方カメラ画像配置部とが並んで配置されていてもよい。
チェック項目表記部C1は、第一表記部C11と第二表記部C12とを有する。第一表記部C11は、正面カメラの画像に関するチェック項目を表記する。第二表記部C12は、後方カメラの画像に関するチェック項目を表記する。このように、各画像に対応したチェック項目表記部C1が設けられている。チェック項目表記部C1は、上方カメラの画像に関するチェック項目を表記する第三表記部を更に有していても良い。
評価記入部E1は、第一記入部E11と第二記入部E12とを有する。第一記入部E11には、上記第一表記部C11に対応した評価が記入される。第二記入部E12には、上記第二表記部C12に対応した評価が記入される。このように、各チェック項目表記部C1に対応した評価記入部E1が設けられている。評価記入部E1は、上記第三表記部に対応した評価が記入される第三記入部を更に有していても良い。
各ポジション及び各視点に対応した比較画像配置部V1、撮影画像配置部V2、チェック項目表記部C1及び評価記入部E1は、隣接して配置される。例えば、図7が示すように、ポジション1の正面視に対応した比較画像配置部V1、撮影画像配置部V2、チェック項目表記部C1及び評価記入部E1が、隣接して配置される。図7の実施形態では、比較画像配置部V1が左上に配置され、撮影画像配置部V2が右上に配置され、チェック項目表記部C1が左下に配置され、評価記入部E1が右下に配置されている。これらの配置により、画像と評価との対比が行いやすい。
なお、図7では、ポジション1の記載欄P1に関連した部分のみが符号で示されているが、他の記載欄Pにおいても同様である。ポジションの記入欄P(P1からP11)のそれぞれに、比較画像配置部V1、撮影画像配置部V2、チェック項目表記部C1及び評価記入部E1が設けられている。
本実施形態では、例えばポジション1のチェック項目表記部C1(第一表記部C11)には、以下のチェック項目が表記されている。
[ポジション1:正面画像]
・スタンス幅
・グリップ持ち方
・グリップ位置
・ボール位置
・体重配分
・頭の位置
・体全体のバランス
・準備、緊張感
また、例えばポジション1のチェック項目表記部C1(第二表記部C12)には、以下のチェック項目が表記されている。
[ポジション1:後方画像]
・ニーアングル
・スパインアングル
・グリップ位置
・腕の下げ方
・アラインメント
・シャフトライン角度
このように、チェック項目表記部C1には、各ポジション及び各視点に対応したチェック項目が表記されている。
更にチェックシートcs2は、総合評価記入欄T1を有する(図8参照)。またチェックシートcs2は、打球データ記入欄D1を有する(図8参照)。これらの記入欄は、スイング診断に役立つ。
図9及び図10は、使用後のチェックシートcs1及びチェックシートcs2を示す。比較画像配置部V1の正面カメラ画像配置部V11には、正面カメラにより撮影された比較用スイングの画像が配置されている。比較画像配置部V1の後方カメラ画像配置部V12には、後方カメラにより撮影された比較用スイングの画像が配置されている。本実施形態では、比較用スイングとして、プロゴルファーの画像が用いられている。これらの比較用スイングの画像は、被験者h1の画像を配置する前に、予めチェックシートcsに配置しておくのが好ましい。
撮影画像配置部V2の正面カメラ画像配置部V21には、正面カメラにより撮影された被験者h1の画像が配置されている。撮影画像配置部V2の後方カメラ画像配置部V22には、後方カメラにより撮影された被験者h1の画像が配置されている。
撮影画像配置部V2への静止画像の配置は、上記ステップst300によって実行される。ステップst300は、ソフトウェア等によってなされてもよい。ステップst300は、例えば、人間のマウス操作(ドラッグ、ペースト等)のマウス操作によってなされてもよい。
特定のスイングポジション(本実施形態ではポジション1からポジション11)に対応する静止画像(フレーム)の選択は、上記ステップst200によりなされる。このステップst200は、自動化されていてもよいし、人間が判断してもよい。好ましくは、このステップst200は、ソフトウェアにより自動化される。このソフトウェアは、例えば、インパクトとの時間差によって各ポジションを判断してもよい。このソフトウェアは、例えば、ゴルフクラブの位置を認識しうる画像処理に基づいて各ポジションを判断してもよい。
上記チェックシートcsとして、例えば、表計算ソフトのスプレッドシートが用いられる。本実施形態では、表計算ソフトとして、マイクロソフト社の商品名「エクセル」が用いられている。
上記スプレッドシートは、複数のワークシートを有する。これらのワークシート上に、上記チェックシートcsが作成されている。
上記ステップst300の配置においては、表計算ソフトの機能(例えば上記「エクセル」のマクロ機能)が用いられうる。
図11は、図9のチェックシートcs1の一部が拡大された図である。図11では、ポジション1に係る記載欄P1が拡大されて示されている。
前述の通り、上記ステップst300により画像が配置された後、スイング分析(上記ステップst400)がなされる。被験者h1のスイング画像に基づいて、スイング分析がなされる。このスイング分析においては、比較用画像が参照される。スイング分析の結果、改善すべきチェック項目が指定される(上記ステップst500)。具体的には、図11に示されるように、改善すべきチェック項目がクリックされ、チェックマークが表記される。
次に、指定されたチェック項目について、評価選択肢が選択される(ステップst500)。図12は、この評価選択肢の選択を説明するための図である。これらの評価選択肢は、選択肢記憶手段に記憶されている。この選択肢記憶手段は、例えば、上記ハードディスク14である。
本実施形態では、表計算ソフトのプルダウンリスト機能を利用して、評価選択肢が設定されている。チェック項目に隣接するセルに、そのチェック項目に対応したプルダウンリストpdが設定されている。このプルダウンリストpdを表示するためのリストが、上記選択肢記憶手段に記憶されている。具体的には、このプルダウンリストpdを表示するためのリストが、他のセル(図示されない)に記載されている。
チェック項目に隣接するセルがクリックされると、プルダウンボタンbt1が表示される(図12参照)。このプルダウンボタンbt1をクリックすると、プルダウンリストpd(評価選択肢)が表示される。この表示について説明する。チェック項目に隣接するセルがクリックされると、CPU18が、上記選択肢記憶手段に記憶された評価選択肢を呼び出して表示する。この表示処理が、評価選択肢表示手段に該当する。本実施形態では、情報処理装置6のCPU18が、上記選択肢記憶手段に記憶された評価選択肢(プルダウンリストpd)を呼び出し、クリック領域に表示する。この呼び出し及び表示は、CPU18が表計算ソフトのプログラムを実行した結果である。
このプルダウンリストの中から、適切な評価選択肢が選択される。この選択は、操作入力部8(マウス)を用いて画面上をクリックすることによりなされる。CPU18が、評価選択肢(プルダウンリストpd)の中から、クリックされた選択肢のみを表示する。この表示処理が、決定選択肢表示手段に該当する。表計算ソフトのプログラムを実行することにより、この表示が達成される。結果として、チェック項目「体重配分/頭・腰の位置」に隣接したセルに、「左荷重過ぎです。軸意識を持ちましょう。」との評価が記入される(図11参照)。このように評価選択肢を設けることにより、均質でバラツキの少ない診断が可能である。
上記の如く、スイング診断システムK1は、評価選択肢表示手段を有するのが好ましい。上記の如く、スイング診断システムK1は、決定選択肢表示手段を有するのが好ましい。
評価選択肢が設定されていないチェック項目が存在しても良い。診断の均質化の観点から、全てのチェック項目に評価選択肢が設定されているのが好ましい。
図13は、スイングポジションごとの評価結果が記載された別シートs2を示す。この別シートs2は、上記チェックシートcsとは別のワークシート上に作成されている。チェックシートcsと別シートs2とは、同一のファイル(表計算ソフトのファイル)に含まれる。
この別シートs2では、上記チェックシートcsから、各ポジションの評価結果が抽出されて示されている。各ポジションごとの評価に注目して考察を行う場合、この別シートs2が便利である。この別シートs2は、表計算ソフトの参照機能を用いて作成されている。上記チェックシートcsにおける評価記入部E1に評価が記入されると、別シートs2のセルが、その記入された評価を参照する。よって、チェックシートcsの評価記入部E1が記入されると同時に別シートs2が記入される。
図14は、別シートs3を示す。この別シートs3は、上記チェックシートcsとは別のワークシート上に作成されている。チェックシートcsと別シートs3とは、同一のファイル(表計算ソフトのファイル)に含まれる。
この別シートs3は、全体評価コメント記入欄s31と、テーマ別評価記入欄s32と、ステップ別評価記入欄s33とを有する。テーマ別評価記入欄s32には、ポジションごとの評価ではなく、テーマごとの評価が記入される。テーマ別評価記入欄s32には、「グリップ」、「ポスチャー(アドレス時の姿勢)」、「ボール位置」等のテーマ毎に、評価結果が記入されている。上記別シートs2と同様に、この別シートs3の記入において、他のチェックシートcsのセルを参照する参照機能が用いられてもよい。このシートs3は、スイング診断において参考とされうる。
図15は、ゴルファーの個人情報が記載された個人データシートs4を示す。このシートs4は、上記チェックシートcsとは別のワークシート上に作成されている。チェックシートcsとシートs4とは、同一のファイル(表計算ソフトのファイル)に含まれる。図15は、記入される前の状態を示す。このシートs4は、スイング診断において参考とされうる。
図16は、カルテシートs5の一例である。このシートs5は、上記チェックシートcsとは別のワークシート上に作成されている。チェックシートcsとシートs5とは、同一のファイル(表計算ソフトのファイル)に含まれる。
カルテシートs5は、レッスン履歴記入欄s51を有している。このレッスン履歴記入欄s51を参考とすることにより、担当指導者が変更された場合であっても、適切な診断がなされうる。またカルテシートs5には、指導方針記入欄s52が設けられている。この指導方針記入欄s52は、今後の練習に関する記載、指導内容の詳細についての記載、指導の方向性に関する記載等を含む。このシートs5は、スイング診断において参考とされうる。
図17は、上記カルテシートs5の一部が拡大された図である。このカルテシートs5の少なくとも一の項目において、選択肢が設定されている。表計算ソフトのプルダウンリストpdにより、選択肢が設定されている。図17は、「今クールの方向性」の欄のプルダウンリストpdを示している。このプルダウンリストpdから、適切な選択肢が選択される。このような選択肢の設定は、指導の均質化に寄与しうる。
図18は、フィジカルチェックシートs6の一例を示す。このシートs6は、上記チェックシートcsとは別のワークシート上に作成されている。チェックシートcsとシートs6とは、同一のファイル(表計算ソフトのファイル)に含まれる。図18は、記入前の状態である。このシートs6には、ゴルファーの身体能力に関する事項が記載される。このシートs6は、スイング診断において参考とされうる。
前述の如く、上記チェックシートcs、カルテシートs5、フィジカルチェックシートs6等は、それぞれ、ワークシート上に作成される。複数のワークシートにより、ファイルが形成される。好ましくは、ゴルファーごとにファイルが作成される。表計算ソフト上においてシートを切り替えることにより、全てのシート(チェックシートcs、カルテシートs5等)を閲覧することが可能である。
なお、上記図面では、チェックシートcs等の氏名が山田氏であり、カルテシートs5等の氏名が山本氏であったが、実際には、一つのファイルが、同一のゴルファーに関する各シートを含む。
図19は、更に他の実施形態に係るチェックシートcsを示す。この図19の実施形態は、比較用画像を有していない。チェックシートcsは、比較用画像を有していなくても良い。チェックシートcsは、比較画像配置部V1を有していなくても良い。
図7及び図8の実施形態では、チェックシートcsが2枚に分かれていたが、1枚のチェックシートcsが全てのポジションを含んでいてもよいことは当然である。
スイング診断方法に係る本発明は、スイング評価が記入される前のチェックシートを用意するステップと、スイングを撮影するステップと、撮影されたスイング画像から特定のスイングボジションに対応する静止画像を選択するステップと、選択された静止画像を上記チェックシートのスイングポジション対応位置に配置するステップと、上記静止画像が配置されたチェックシートに基づいてスイング分析を行うステップとを含む。
スイング評価が記入される前のチェックシートを用意するステップでは、例えば、図7及び図8に示されるようなチェックシートcsが用意される。比較用画像が既に配置されたチェックシートcsが用意されてもよい。スイングを撮影するステップは、例えば上記スイング診断システムK1を用いて撮影がなされる。撮影されたスイング画像から特定のスイングボジションに対応する静止画像を選択するステップでは、例えば上記ステップst200と同様にして選択がなされる。選択された静止画像を上記チェックシートのスイングポジション対応位置に配置するステップでは、例えば上記ステップst300と同様にして配置がなされる。
上記チェック項目は限定されない。適切なスイング診断の観点から、好ましいチェック項目は、以下の通りである。なお、以下の項目は右利きゴルファーの場合であり、左利きゴルファーの場合は、左右が逆である。
アドレス(上記ポジション1)に対応するチェック項目は、以下の(a1)から(a9)のうちの少なくとも一つを含むのが好ましく、二つ以上を含むのがより好ましく、三つ以上を含むのが更に好ましく、四つ以上を含むのがより好ましく、五つ以上を含むのが更に好ましく、全てを含むのが更に好ましい。
(a1)スタンス幅に関する項目
(a2)グリップの握り方又は位置に関する項目
(a3)頭、肩又は腰の位置に関する項目
(a4)腕、肘又は手首の状態に関する項目
(a5)スパインアングル(背骨の角度又は前傾角度)に関する項目
(a6)アラインメント(スタンスの向き)に関する項目
(a7)ボールの位置に関する項目
(a8)ニーアングルに関する項目
(a9)体の重心位置に関する項目
バックスイング(上記ポジション2、3、4)に対応するチェック項目は、以下の(b1)から(b7)のうちの少なくとも一つを含むのが好ましく、二つ以上を含むのがより好ましく、三つ以上を含むのが更に好ましく、四つ以上を含むのがより好ましく、五つ以上を含むのが更に好ましく、全てを含むのが更に好ましい。
(b1)テークバックの方向(インサイド、アウトサイド等)に関する項目
(b2)スパインアングルに関する項目
(b3)ニーアングルに関する項目
(b4)リストコック又はリストアングルに関する項目
(b5)クラブフェースの向きに関する項目
(b6)スイングプレーン又はシャフトラインに関する項目
(b7)両腕によって形成される略三角形の状態に関する項目
トップオブスイング(上記ポジション5)に対応するチェック項目は、以下の(c1)から(c7)のうちの少なくとも一つを含むのが好ましく、二つ以上を含むのがより好ましく、三つ以上を含むのが更に好ましく、四つ以上を含むのがより好ましく、五つ以上を含むのが更に好ましく、全てを含むのが更に好ましい。
(c1)クラブの位置又はシャフトの方向に関する項目
(c2)リストコック又はリストアングルに関する項目
(c3)フェースの向きに関する項目
(c4)体の捻転に関する項目
(c5)左腕又は左肘の状態に関する項目
(c6)スパインアングルに関する項目
(c7)頭又は背骨の位置に関する項目
ダウンスイング(上記ポジション6、7)に対応するチェック項目は、以下の(d1)から(d8)のうちの少なくとも一つを含むのが好ましく、二つ以上を含むのがより好ましく、三つ以上を含むのが更に好ましく、四つ以上を含むのがより好ましく、五つ以上を含むのが更に好ましく、全てを含むのが更に好ましい。
(d1)切り返しの際の体の動きに関する項目
(d2)腰の開き又は左肩の開きに関する項目
(d3)リストコック又はリストアングルに関する項目
(d4)フェースの向きに関する項目
(d5)スイングプレーンに関する項目
(d6)切り返しのタイミングに関する項目
(d7)頭又は背骨の位置に関する項目
(d8)ニーアングルに関する項目
インパクト(上記ポジション8)に対応するチェック項目は、以下の(e1)から(e9)のうちの少なくとも一つを含むのが好ましく、二つ以上を含むのがより好ましく、三つ以上を含むのが更に好ましく、四つ以上を含むのがより好ましく、五つ以上を含むのが更に好ましく、全てを含むのが更に好ましい。
(e1)ニーアングルに関する項目
(e2)スパインアングルに関する項目
(e3)シャフトの方向に関する項目
(e4)手の高さ又は位置に関する項目
(e5)体の回転に関する項目
(e6)両肘の位置に関する項目
(e7)腰又は肩の向きに関する項目
(e8)スイング軌道に関する項目
(e9)リストコック又はリストアングルに関する項目
フォロースルー(上記ポジション9、10)に対応するチェック項目は、以下の(f1)から(f7)のうちの少なくとも一つを含むのが好ましく、二つ以上を含むのがより好ましく、三つ以上を含むのが更に好ましく、四つ以上を含むのがより好ましく、五つ以上を含むのが更に好ましく、全てを含むのが更に好ましい。
(f1)左肩又はグリップの位置に関する項目
(f2)スパインアングルに関する項目
(f3)フェースの向きに関する項目
(f4)両腕又は両肘に関する項目
(f5)リストコック又はリストアングルに関する項目
(f6)体重移動に関する項目
(f7)体の回転に関する項目
フィニッシュ(上記ポジション11)に対応するチェック項目は、以下の(g1)から(g6)のうちの少なくとも一つを含むのが好ましく、二つ以上を含むのがより好ましく、三つ以上を含むのが更に好ましく、四つ以上を含むのがより好ましく、五つ以上を含むのが更に好ましく、全てを含むのが更に好ましい。
(g1)軸足荷重に関する項目
(g2)シャフトの角度に関する項目
(g3)体の回転に関する項目
(g4)体のバランスに関する項目
(g5)グリップの位置に関する項目
(g6)体全体の位置関係(フィニッシュのフォーム)に関する項目
スイング診断システムK1は、ネットワークを含んでいても良い。例えば複数の情報処理装置6が、ネットワークにより接続されていてもよい。このネットワークにより、複数の情報処理装置6から、スイング診断に関する情報が閲覧できる。このネットワークは、スイング診断に関する情報の共有化に寄与しうる。情報の共有化は、スイング診断の均質化に寄与しうる。また、画像撮影手段と情報処理装置6とがネットワークによって接続されていてもよい。この場合例えば、遠隔地で撮影された画像に基づいたスイング診断が可能である。
また情報処理装置6が、ネットワークを介して、端末装置と接続されていてもよい。この端末装置として、汎用のコンピュータ及び携帯電話が例示される。このネットワークは、スイング診断情報の発信及び閲覧を容易とする。自己の診断情報に容易にアクセスできる場合、被診断者(たとえばゴルフスクールの生徒)にとって利便性が高い。
上記ネットワークとして、インターネット及びLAN(ローカルエリアネットワーク)が例示される。専用回線を用いたネットワークであってもよい。広域性の観点から、インターネットが好ましい。ネットワークが用いられる場合、データの暗号化やユーザ認証等のセキュリティ対策が実施されるのが好ましい。
以上説明されたシステム及び方法は、ゴルフスイングの診断に適用されうる。
4・・・カメラ
4a・・・正面カメラ
4b・・・後方カメラ
4c・・・上方カメラ
6・・・情報処理装置
8・・・操作入力部
12・・・表示部
gc・・・ゴルフクラブ
h1・・・被験者(被診断者)
cs、cs1、cs2・・・チェックシート
P・・・記載欄
P1からP11・・・各ポジションの記載欄
V1・・・比較画像配置部
V11・・・正面カメラ画像配置部
V12・・・後方カメラ画像配置部
V2・・・撮影画像配置部
V21・・・正面カメラ画像配置部
V22・・・後方カメラ画像配置部
C1・・・チェック項目表記部
E1・・・評価記入部
pd・・・プルダウンリスト(選択肢)

Claims (5)

  1. チェックシートを記憶する記憶手段と、スイングを撮影する画像撮影手段と、撮影されたスイング画像を記憶する画像記憶手段と、撮影されたスイング画像から特定のスイングボジションに対応する静止画像を選択する静止画像選択手段と、上記静止画像選択手段によって選択された静止画像を上記チェックシートのスイングポジション対応位置に配置する静止画像配置手段とを備えたスイング診断システム。
  2. 上記チェックシートが、上記スイングポジションごとに設定されたチェック項目を有しており、
    上記チェック項目に対応した評価選択肢が設定されている請求項1に記載のスイング診断システム。
  3. 上記チェックシートが、上記スイングボジションに対応する比較用画像を有しており、
    上記比較用画像と上記選択された静止画像とが並んで配置される請求項1又は2に記載のスイング診断システム。
  4. スイング評価が記入される前のチェックシートを用意するステップと、スイングを撮影するステップと、撮影されたスイング画像から特定のスイングボジションに対応する静止画像を選択するステップと、選択された静止画像を上記チェックシートのスイングポジション対応位置に配置するステップと、上記静止画像が配置されたチェックシートに基づいてスイング分析を行うステップとを含むスイング診断方法。
  5. 上記チェックシートが、上記スイングポジションごとに設定されたチェック項目を有しており、
    上記チェック項目に対応した評価選択肢が設定されており、
    上記スイング分析を行うステップにおいて、上記チェック項目が指定されるとともに、指定された上記チェック項目に対応する上記評価選択肢が選択される請求項4に記載のスイング診断方法。
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