JP2011018187A - 試験方法、試験プログラム、試験装置、及び試験システム - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の試験方法に比べて、試験効率を向上することができる試験方法、試験プログラム、試験装置及び試験システムを提供する。
【解決手段】本体装置2から切断された外部記憶装置にアクセスするCPUが、データ転送命令が正常終了するまで、データ転送命令の実行、及び保存された初期値の再設定を繰り返す。これにより、データ転送命令が正常終了した場合に、本体装置2に接続される全ての外部記憶装置に書き込まれた複数のデータ、又は本体装置2に接続される全ての外部記憶装置から読み出された複数のデータは互いに一致する。よって、データの復元処理の実行、及び試験の停止が不要になる。
【選択図】図1
【解決手段】本体装置2から切断された外部記憶装置にアクセスするCPUが、データ転送命令が正常終了するまで、データ転送命令の実行、及び保存された初期値の再設定を繰り返す。これにより、データ転送命令が正常終了した場合に、本体装置2に接続される全ての外部記憶装置に書き込まれた複数のデータ、又は本体装置2に接続される全ての外部記憶装置から読み出された複数のデータは互いに一致する。よって、データの復元処理の実行、及び試験の停止が不要になる。
【選択図】図1
Description
本発明は、試験方法、試験プログラム、試験装置及び試験システムに関する。
動的に装置構成を変更して実行される試験(以下、動的構成変更試験という)では、命令を実行している装置(以下、命令実行装置という)が、アクセス中の対象装置を論理的に切り離し、対象装置へのアクセスが不可能となった場合の命令動作を確認する。
従来の動的構成変更試験では、命令実行装置は、動的構成変更試験を繰り返して実行するために、OS(オペレーティング・システム)を使用していた。具体的には、従来の動的構成変更試験では、OSは試験プログラムを実行し、少なくとも1つの対象装置を命令実行装置から切断するOSコマンドを入力して試験プログラムに例外を発生させている。その後、OSは、切断された対象装置の再接続を指示するOSコマンドを入力し、対象装置を接続状態に戻すことにより、動的構成変更試験を繰り返し実行していた。
また、プログラムの実行中に異常動作を検出すると、プログラムを再起動して正常動作に復帰するまで再起動を繰り返す方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この方法では、プログラムの暴走を検出して不測の事故を防止するためにプログラムの再起動が行われている。従って、この方法は、動的構成変更試験を対象としていない。
動的構成変更試験を可能とする、多重化された対象装置及び命令実行装置を有する従来のシステムでは、命令実行装置内のOSは、1台の対象装置を切断し、残った対象装置に対して処理を継続している。このため、切断された対象装置が命令実行装置に再接続されるときに、OSは、対象装置を多重化するために、切断された対象装置のデータを上記残った対象装置のデータに一致させる必要がある。そこで、切断された対象装置が命令実行装置に再接続されるときに、OSは、切断された対象装置のデータを上記残った対象装置に複写していた、即ち、切断された対象装置を元の状態に復元していた。
この復元又は複写の処理中は、全ての対象装置間のデータを同一にする必要があるため、動的構成変更試験を停止する必要がある。このとき、多重化された対象装置の記憶容量は数ギガバイトであり、復元又は複写の処理に数分の時間を要していた。
このため、従来の動的構成変更試験は、一回の試験に分単位の試験停止が必要であり、試験効率が悪いという課題がある。
上記課題に鑑み、明細書に開示された試験方法、試験プログラム、試験装置及び試験システムは、従来の試験方法に比べて、試験効率を向上することができることを目的とする。
上記目的を達成するため、明細書に記載された試験方法は、多重化された複数の記憶装置と、当該複数の記憶装置と接続され且つ複数の制御手段を有する本体装置との間のデータ転送に関するデータ転送命令を実行する実行ステップと、前記データ転送命令の実行時に、オペランドの初期値を保存する保存ステップと、例外を契機とした割り込みが発生すると、前記保存された初期値を前記オペランドに再設定する再設定ステップとを含み、前記記憶装置にアクセスする制御手段によって、前記データ転送命令が正常終了するまで、前記実行ステップ及び前記再設定ステップが繰り返し実行されることを特徴とする。
明細書に開示された試験方法、試験プログラム、試験装置及び試験システムは、従来の試験方法に比べて、試験効率を向上することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態に係る試験方法を実行するシステムの概略構成図である。
図1のシステム1は、試験装置としての本体装置2と、複数の外部記憶装置E1〜EN(N:2以上の自然数)とを備えている。本体装置2は、例えば、コンピュータ又はサーバであり、複数のCPUC1〜CN(N:2以上の自然数)及びメインメモリ3を備えている。また、本体装置1は、キーボード、マウス、及びモニタ等のコンソール4及び複数の外部記憶装置E1〜ENに接続されている。メインメモリ3は、OS(オペレーティング・システム)や各種のデータを格納する。
複数の外部記憶装置E1〜ENは、多重化されており、同一のデータを含む。また、外部記憶装置E1〜ENは、例えば、半導体メモリ、ハードディスク、又はシステムストレージユニット(SSU)と呼ばれる記憶装置であり、本体装置2から論理的に切り離すことができる。外部記憶装置E1〜ENは、本体装置2から論理的に切り離すことができる限り、本体装置2に内蔵されてもよい。図1では、システム1は、1台の本体装置2を備えているが、外部記憶装置E1〜ENにアクセス可能な複数の本体装置を備えていてもよい。
各CPUが書込命令を実行すると、予め指定された複数の外部記憶装置に同一のデータが書き込まれる。また、各CPUが読出命令を実行すると、予め指定された1つの外部記憶装置からデータを読み出す。
図1のシステム1では、本体装置2が動的に外部記憶装置の構成を変更して試験を行う(以下、動的構成変更試験という)。動的構成変更試験では、本体装置2と外部記憶装置E1〜ENとの間のデータ転送命令、並びに本体装置2及び複数の外部記憶装置の構成を変更する命令(以下、構成変更命令という)が同時に実行される必要がある。このため、本体装置2は2つの命令を同時に実行するために、複数のCPUを備えている。尚、構成変更命令は、例えば、1つのCPU及び対応する外部記憶装置をシステム1から切断する命令である。
また、複数のCPUが、データ転送命令を実行している間に、外部記憶装置の構成を変更する場合、複数のデータ転送の動作タイミングを一度に検証することができ、検証効率が向上する。この場合、複数のCPUが構成変更命令を実行すると、構成変更の結果が不定となるため、構成変更命令は本体装置2内の1つのCPUで実行される。
また、データ転送命令を実行するCPUと、構成変更命令を実行するCPUとが1つの本体装置で共有されている場合、1つの本体装置では、データ転送命令及び構成変更命令を同時に実行できない実装の場合がある。この場合、一方の本体装置でデータ転送命令を実行させ、他方の本体装置で構成変更命令を実行させる。
図2は、各CPUで実行される命令及び各CPUが備えるアクセス制御レジスタを示す図である。尚、図2ではCPUC1を用いて説明するが、以下の説明は、その他のCPUにも適用される。また、図3(A)は、アクセス制御レジスタの構成を示す図である。図3(B)〜(F)は、LARC命令11、WREM命令12、RDEM命令13、DSEM命令14、及びCSEM命令15の構成をそれぞれ示す図である。
図2に示すように、CPUC1は、アクセス制御レジスタ16を含み、LARC命令11、WREM命令12、RDEM命令13、DSEM命令14、及びCSEM命令15を実行する。
アクセス制御レジスタ16は、図3(A)に示すように、CPUC1がデータを読み出す外部記憶装置の番号を示すフィールド21及びCPUC1がデータを書き込む外部記憶装置の番号群を示すフィールド22を含む。例えば、フィールド21のビットnがE1の場合、CPUC1は外部記憶装置E1からデータを読み出す。フィールド22のビットnがE1の場合、CPUC1は外部記憶装置E1にデータを書き込む。
LARC命令11は、図3(B)に示すように、LARC命令を示すヘッダ23及びオペランドアドレスを示すフィールド24を含む。オペランドアドレスとは、メインメモリ3内のアドレスである。このLARC命令11が実行される場合、CPUC1は、オペランドアドレスによって指定されるメインメモリ3のアドレスに記憶されているデータをアクセス制御レジスタ16に書き込む。
WREM命令12は、図3(C)に示すように、WREM命令を示すヘッダ25、汎用レジスタR1の内容を示すフィールド26、汎用レジスタR1+1の内容を示すフィールド27及び汎用レジスタR2の内容を示すフィールド28を含む。汎用レジスタR1の内容は、外部記憶装置のアドレスを示す。汎用レジスタR1+1の内容は、書き込みデータのデータ長を示す。汎用レジスタR2の内容は、メインメモリ3のアドレスを示す。このWREM命令12が実行される場合、CPUC1は、メインメモリ3から、アクセス制御レジスタ16のフィールド22が示す外部記憶装置へデータを書き込む。
汎用レジスタR1+1の内容が「0」の場合、CPUC1は、データを転送しないで、本命令を正常終了する。一部又は全部の外部記憶装置に対して、一部又は全部のデータの書き込みが行われると、汎用レジスタR1及びR2の内容には、書き込んだデータの長さが加算され、汎用レジスタR1+1の内容は、書き込んだデータの長さの分だけ減算される。データの書き込み中に、多重化された外部記憶装置の一部が切断されると、残りの外部記憶装置に対するデータの書き込みが実行され、切断された外部記憶装置の番号を割り込み情報とするプログラムの割り込みが発生する。
RDEM命令13は、図3(D)に示すように、RREM命令を示すヘッダ29、汎用レジスタR1の内容を示すフィールド30、汎用レジスタR1+1の内容を示すフィールド31及び汎用レジスタR2の内容を示すフィールド32を含む。
汎用レジスタR1の内容は、メインメモリ3のアドレスを示す。汎用レジスタR1+1の内容は、読み出しデータのデータ長を示す。汎用レジスタR2の内容は、外部記憶装置のアドレスを示す。このRREM命令13が実行される場合、CPUC1は、アクセス制御レジスタ16のフィールド21が示す外部記憶装置からメインメモリ3へデータを読み出す。
汎用レジスタR1+1の内容が「0」の場合、CPUC1は、データを転送しないで、本命令を正常終了する。一部又は全部のデータが外部記憶装置から読み出されると、汎用レジスタR1及びR2の内容には、読み出したデータの長さが加算され、汎用レジスタR1+1の内容は、書き出したデータの長さの分だけ減算される。データの読み出し中に外部記憶装置が切断されると、データの読み出しが完了したデータ長の分だけ各オペランド(即ち、各汎用レジスタ)が更新され、切断された外部記憶装置の番号を割り込み情報とするプログラムの割り込みが発生する。
DSEM命令14は、図3(E)に示すように、DSEM命令を示すヘッダ33、及びオペランドアドレスを示すフィールド34を含む。
このDSEM命令14が実行される場合、CPUC1は、オペランドアドレスによって指定されるメインメモリ3のアドレスに記憶されている番号群データに対応する外部記憶装置を全ての本体装置(図1では、本体装置2)から切断する。例えば、オペランドアドレスによって指定されるメインメモリ3のアドレスに記憶されている番号群データがE1及びE2の場合、CPUC1は外部記憶装置E1,E2を本体装置2から切断する。
CSEM命令15は、図3(F)に示すように、DSEM命令を示すヘッダ35、及びオペランドアドレスを示すフィールド36を含む。
このCSEM命令14が実行される場合、CPUC1は、オペランドアドレスによって指定されるメインメモリ3のアドレスに記憶されている番号群データに対応する外部記憶装置を全ての本体装置(図1では、本体装置2)に接続する。例えば、オペランドアドレスによって指定されるメインメモリ3のアドレスに記憶されている番号群データがE1及びE2の場合、CPUC1は外部記憶装置E1,E2を本体装置2に接続する。
図4,図5(A),(B)及び図6(A),(B)は、本システムで実行される動的構成変更試験の処理を示すフローチャートである。本処理では、データ転送命令及び構成変更命令の同時動作が可能な複数のCPUが動的構成変更試験のプログラムを同時に起動しているものとする。
図4、5(A)において、プログラム割り込み新PSW(Program Status Word)は、プログラム割り込みが発生した時、割り込み処理が動作する制御情報を記述した情報である。プログラムはメインメモリの特定のアドレスに書き込まれる。このPSWの命令アドレスは、割り込み処理の入口命令アドレスであり、図4,5(A)では、プログラム割り込み新PSW(命令アドレス)として表記されている。図5(B),6(B)において、プログラム割り込み旧PSWは、プログラム割り込みが発生したときのプログラム動作制御情報である。プログラム割り込み動作として、CPU等のハードウェアがメインメモリの特定のアドレスにこのプログラム動作制御情報を書き込む。このPSWの命令アドレスは、割り込みが発生しないなら、実行する命令のアドレス(通常、割り込みが発生した次の命令アドレス)であり、図5(B),6(B)では、プログラム割り込み旧PSW(命令アドレス)として表記されている。
以下、プログラム割り込み動作の概要を説明する。命令実行中に、CPU等のハードウェアが命令を正常終了できない状態(例外)を検出すると、引き続く命令の実行は意味がなくなるので、ハードウェアは、引き続いて実行する命令を、例外発生時用の処理に切り替える。この切り替え動作を「割り込み」と呼ぶ。割り込み動作は、ハードウェアがPSWの情報を、プログラム割り込み旧PSWに格納後、プログラム割り込み新PSW情報を、PSWに書き込むことによって行われる。なお、PSWの情報がプログラム割り込み旧PSWに格納される時に、割り込み要因、原因を示す情報等が、メインメモリの特定アドレスへ格納される。
図4に戻り、まず、プログラムの起動時に操作者が全CPUの中から、1つのCPUを構成変更対象のCPUとして指定する(ステップS1)。
各CPUは、例えば、外部記憶装置E1をアクセス制御レジスタ16内のデータを読み出す外部記憶装置として設定し、全ての外部記憶装置をデータを書き込む外部記憶装置として設定する(ステップS2)。具体的には、各CPUは、アクセス制御レジスタ16内のフィールド21に「E1」と設定し、フィールド22に「E1,E2,...,EN」と設定する。
その後、各CPUは、外部記憶装置の試験用アドレスとテストデータとを初期化し(ステップS3)、さらに、外部記憶装置の切断パターン及び再接続パターンを初期化する(ステップS4)。
次に、各CPUは、自身が構成変更対象のCPUとして指定されているか否かを判別する(ステップS5)。
ステップ5の判定がYESの場合には、構成変更対象のCPUは、外部記憶装置の切断パターンをDSEM命令のオペランドに設定し(ステップS6)、DSEM命令を実行する(ステップS7)。次に、構成変更対象のCPUは、外部記憶装置の再接続パターンをCSEM命令のオペランドに設定し(ステップS8)、CSEM命令を実行する(ステップS9)。その後、構成変更対象のCPUは、外部記憶装置の切断パターン及び外部記憶装置の再接続パターンを更新し(ステップS10)、後述するステップS11の工程を実行する。
上記ステップ5の判定がNOの場合、各CPUは、WREM命令12のレジスタR1,R1+1,R2の初期値を設定し(ステップS11)、当該WREM命令12のレジスタR1,R1+1,R2の初期値をメインメモリ3に保存する(ステップS12)。
ここで、各CPUは、WREM命令が例外を契機とした割り込みを発生した時の処理を指定するために、プログラム割り込み新PSWの命令アドレスに割り込み先C(図5(B)参照)を設定する(ステップS13)。
次いで、各CPUは、WREM命令を実行し(ステップS14)、例外を検出する事無く、正常に終了すると、引き続いて実行されるステップはS15となる。
ステップS13の後、ステップ14で例外を契機としたプログラム割り込みが発生すると、引き続いて実行されるステップはS18となる。
ステップS18では、各CPUは、プログラム割り込み旧PSW(命令アドレス)がWREM命令の直後であるか否かを判別する。ステップS18でNOの場合には、各CPUは、所定のエラー処理を行い(ステップS19)、本処理を終了する。ステップS18でYESの場合には、検出された例外が外部記憶装置の切断によるものであるか否かを判別する(ステップS20)。ステップS20でNOの場合には、各CPUは、所定のエラー処理を行い(ステップS21)、本処理を終了する。ステップS20でYESの場合には、各CPUは、ステップS12で保存されたレジスタR1,R1+1,R2の初期値をWREM命令12に再設定し(ステップS22)、WREM命令12を実行する(ステップS14)。上記ステップS18,S20では、各CPUは、例外が適正に検出されているか否かを判断している。また、ステップS11〜S14,又はS22〜S14の工程により、データの書き込み試験が実行される。
ステップS14で例外を検出する事無く、正常終了すると、引き続いてステップS15となり、各CPUは、RDEM命令13のレジスタR1,R1+1,R2の初期値を設定し(ステップS15)、当該RDEM命令13のレジスタR1,R1+1,R2の初期値をメインメモリ3に保存する(ステップS16)。
各CPUは、RDEM命令が例外を契機とした割り込みを発生した時の処理を指定するために、プログラム割り込み新PSWの命令アドレスに割り込み先E(図6(B)参照)を設定する(ステップS17)。
各CPUが、RDEM命令を実行し(ステップS23)、例外を検出する事無く、正常に終了すると、引き続いて実行されるステップはS29となる。
ステップS17の後、ステップ23で例外を検出し、プログラム割り込みが発生すると、引き続いて実行されるステップはS24となる。
ステップS24では、各CPUは、プログラム割り込み旧PSW(命令アドレス)がRDEM命令の直後であるか否かを判別する。ステップS24でNOの場合には、各CPUは、所定のエラー処理を行い(ステップS25)、本処理を終了する。ステップS24でYESの場合には、検出された例外が外部記憶装置の切断によるものであるか否かを判別する(ステップS26)。ステップS26でNOの場合には、各CPUは、所定のエラー処理を行い(ステップS27)、本処理を終了する。ステップS26でYESの場合には、各CPUは、ステップS16で保存されたレジスタR1,R1+1,R2の初期値をRDEM命令13に再設定し(ステップS28)、RDEM命令13を実行する(ステップS23)。上記ステップS24,S26では、各CPUは、例外が適正に検出されているか否かを判断している。また、ステップS15〜S23,又はS28〜S23の工程により、データの読み出し試験が実行される。
ステップS23の後、各CPUは、WREM命令12で書き込まれたデータがRDEM命令13で読み出されたデータと一致するか否かを判別する(ステップS29)。この判別により、CPUと本体装置との間のデータ転送が正確に行われているか否かを確認することができる。
ステップS29でNOの場合には、各CPUは、所定のエラー処理を行い(ステップS30)、本処理を終了する。ステップS26でYESの場合には、各CPUは、外部記憶装置の試験用アドレスとメインメモリの試験用アドレスとを更新する(ステップS31)。その後、各CPUは、試験終了の指示があったか否かを判別する(ステップS32)。ステップS32でYESの場合は、各CPUは、本処理を終了し、ステップS32でNOの場合は、各CPUは、ステップS5の工程に戻る。
各CPU は、書き込み命令(WREM命令12)で例外が検出されている間、ステップS14(割り込み発生)、(S13の指示により)S18〜S22、S14のループ処理により命令の再実行を繰り返す。切断された外部記憶装置が本体装置2に再接続されると、ステップ14は割り込みを発生する事無く、正常終了し、引き続くステップS15を実行する。
各CPU は、読み出し命令(RDEM命令13)で例外が検出されている間、ステップS23(割り込み発生)、(S17の指示により)S24〜S28、S23のループ処理により命令の再実行を繰り返す。切断された外部記憶装置が本体装置2に再接続されると、ステップ23は割り込みを発生する事無く、正常終了し、引き続くステップS29を実行する。
即ち、切断された外部記憶装置が本体装置2に再接続されると、当該外部記憶装置とデータ転送をしようと命令を再実行しているCPUは、再接続直後の読み出し命令(RDEM命令13)の実行により切断前のデータを読み出すことができる。また、切断された外部記憶装置が本体装置2に再接続されると、当該外部記憶装置とデータ転送をしようと命令を再実行しているCPUは、再接続直後の書き込み命令(WREM命令12)の実行により切断前のデータを書き込むことができる。従って、切断された外部記憶装置が本体装置2に再接続された直後に、本体装置2に接続される全ての外部記憶装置に記憶された複数のデータは互いに一致する。同様に、切断された外部記憶装置が本体装置2に再接続された直後に、本体装置2に接続される全ての外部記憶装置から読み出された複数のデータは互いに一致する。
上記書き込み命令及び読み出し命令は、データ間の演算が実行されない。このため、これらの命令が途中まで完了し、例外が検出された場合でさえも、各CPUが割り込み処理として、再接続されるまで、対象命令を再実行することで、全ての外部記憶装置に記憶された複数のデータ、又は全ての外部記憶装置から読み出された複数のデータは互いに一致する。
また、各CPUは、外部記憶装置の切断による例外が検出された場合に、データ転送の完了部分又は未完了部分を示す情報をレジスタ又はメインメモリ3に格納してもよい。この場合、各CPUは、当該データ転送の完了部分又は未完了部分を示す情報に基づいて、データ転送の未完了部分に対して、上記動的構成変更試験の処理を実行する。これにより、書き込み命令及び読み出し命令(即ちデータ転送命令)を繰り返しても、データ転送の未完了部分のみがデータ転送の対象であるため、割り込み発生を伴うデータ転送の厳密な検証を行うことができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、本体装置2から切断された外部記憶装置にアクセスするCPUが、データ転送命令が正常終了するまで、データ転送命令の実行、及び保存された初期値の再設定を繰り返す。これにより、データ転送命令が正常終了した場合に、本体装置2に接続される全ての外部記憶装置に書き込まれた複数のデータ又は本体装置に接続される全ての外部記憶装置から読み出された複数のデータは互いに一致する。よって、アクセス制御レジスタの設定変更、データの復元処理の実行、及び試験の停止が不要になり、試験効率を向上することができる。
上記実施の形態では、各CPUが同時に動的構成変更試験のプログラムを実行してるが、この動的構成変更試験のプログラムがOSに組み込まれて、各CPUに実行されてもよい。この場合、外部記憶装置及びチャネル等の他装置が動作している環境で、本体装置の動的構成変更試験を検証できるので、動的構成変更試験の検証範囲を広げることができる。
上記実施の形態では、書き込み命令及び読み出し命令が実行されているが、少なくともいずれか一方の命令が実行されてもよい。これは、どちらか一方の命令のみを実行しても、全ての外部記憶装置に記憶された複数のデータ、又は全ての外部記憶装置から読み出された複数のデータは互いに一致するからである。
実行ステップの一例は、ステップS14,S23の工程であり、保存ステップの一例は、ステップS12,S16の工程である。再設定ステップの一例は、ステップS22,S28の工程である。制御手段の一例は、各CPUである。実行手段、保存手段、及び再設定手段は、実行ステップ、保存ステップ、及び再設定ステップを実行する各CPUである。
1つ以上の本体装置の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムが記録されている記録媒体を、1つ以上の本体装置に供給し、各CPUが記憶媒体に格納されたプログラムを読み出し実行することによっても、上記実施の形態と同様の効果を奏する。プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えば、CD−ROM、DVD、又はSDカードなどがある。
また、1つ以上の本体装置に含まれる各CPUが、1つ以上の本体装置の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムを実行することによっても、上記実施の形態と同様の効果を奏する。
以上の実施の形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)明細書に記載された試験方法は、多重化された複数の記憶装置と、当該複数の記憶装置と接続され且つ複数の制御手段を有する本体装置との間のデータ転送に関するデータ転送命令を実行する実行ステップと、前記データ転送命令の実行時に、当該オペランドの初期値を保存する保存ステップと、前記複数の記憶装置の少なくとも1つの切断による例外を契機とする割り込みが発生すると、前記保存された初期値を前記オペランドに再設定する再設定ステップとを含み、前記記憶装置にアクセスする制御手段によって、前記データ転送命令が正常終了するまで、前記実行ステップ、及び前記再設定ステップが繰り返し実行されることを特徴とする。かかる構成によれば、データ転送命令が正常終了した場合に、本体装置に接続される全ての記憶装置に書き込まれた複数のデータ又は本体装置に接続される全ての記憶装置から読み出された複数のデータは互いに一致する。よって、従来のように、復元処理の実行や試験の停止が不要になり、試験効率を向上することができる。
(付記2)前記保存ステップは、前記例外を契機とした割り込みが発生すると、前記データ転送の完了部分又は未完了部分を示す情報を保存し、前記制御手段が、前記データ転送の完了部分又は未完了部分を示す情報に基づいて、前記データ転送命令が正常終了するまで、前記データ転送の未完了部分に対して、前記実行ステップ及び前記再設定ステップを繰り返し実行することを特徴とする付記1の試験方法。かかる構成によれば、データ転送の厳密な検証を行うことができる。
(付記3)明細書に記載された試験方法は、多重化された複数の記憶装置と、当該複数の記憶装置と接続された複数の本体装置との間のデータ転送に関するデータ転送命令を実行する実行ステップと、前記データ転送命令の実行時に、オペランドの初期値を保存する保存ステップと、例外を契機とした割り込みが発生すると、前記保存された初期値を前記オペランドに再設定する再設定ステップとを含み、前記記憶装置にアクセスする本体装置によって、前記データ転送命令が正常終了するまで、前記実行ステップ、及び前記再設定ステップが繰り返し実行されることを特徴とする。かかる構成によれば、データ転送命令が正常終了した場合に、複数の本体装置に接続される全ての記憶装置に書き込まれた複数のデータ又は複数の本体装置に接続される全ての記憶装置から読み出された複数のデータは互いに一致する。よって、従来のように、復元処理の実行や試験の停止が不要になり、試験効率を向上することができる。
(付記4)前記保存ステップは、前記例外を契機とした割り込みが発生すると、前記データ転送の完了部分又は未完了部分を示す情報を保存し、前記記憶装置にアクセスする本体装置が、前記データ転送の完了部分又は未完了部分を示す情報に基づいて、前記データ転送命令が正常終了するまで、前記データ転送の未完了部分に対して、前記実行ステップ、及び前記再設定ステップを繰り返し実行することを特徴とする付記3の試験方法。かかる構成によれば、データ転送の厳密な検証を行うことができる。
(付記5)前記本体装置から切断されない記憶装置にアクセスする制御手段によって、前記データ転送命令が正常終了するまで、前記実行ステップ、前記保存ステップ、及び前記検出ステップが繰り返し実行されることを特徴とする付記1乃至4のいずれかに記載の試験方法。
(付記6)前記データ転送命令は、書き込み命令及び読み出し命令の少なくともいずれか一方であることを特徴とする付記1乃至5のいずれかに記載の試験方法。
(付記7)前記オペランドは、複数の汎用レジスタであり、前記オペランドの初期値は、当該複数の汎用レジスタに記憶される、前記記憶装置のアドレス、前記転送データのデータ長、及び前記本体装置に含まれるメモリのアドレスであることを特徴とする付記1乃至6のいずれかに記載の試験方法。
(付記8)明細書に記載された試験プログラムは、コンピュータに、多重化された複数の記憶装置と、当該複数の記憶装置と接続され且つ複数の制御手段を有する前記コンピュータとの間のデータ転送に関するデータ転送命令を実行する実行ステップと、前記データ転送命令の実行時に、オペランドの初期値を保存する保存ステップと、例外を契機とした割り込みが発生すると、前記保存された初期値を前記オペランドに再設定する再設定ステップとを実行させ、前記記憶装置にアクセスする制御手段によって、前記データ転送命令が正常終了するまで、前記実行ステップ、及び前記再設定ステップが繰り返し実行されることを特徴とする。
(付記9)前記保存ステップは、前記例外を契機とした割り込みが発生すると、前記データ転送の完了部分又は未完了部分を示す情報を保存し、前記制御手段が、前記データ転送の完了部分又は未完了部分を示す情報に基づいて、前記データ転送命令が正常終了するまで、前記データ転送の未完了部分に対して、前記実行ステップ、及び前記再設定ステップを繰り返し実行することを特徴とする付記8の試験プログラム。
(付記10)明細書に記載された試験プログラムは、複数のコンピュータに、多重化された複数の記憶装置と、当該複数の記憶装置と接続された前記複数のコンピュータとの間のデータ転送に関するデータ転送命令を実行する実行ステップと、前記データ転送命令の実行時に、オペランドの初期値を保存する保存ステップと、例外を契機とした割り込みが発生すると、前記保存された初期値を前記オペランドに再設定する再設定ステップとを実行させ、前記記憶装置にアクセスするコンピュータによって、前記データ転送命令が正常終了するまで、前記実行ステップ、及び前記再設定ステップが繰り返し実行されることを特徴とする。
(付記11)前記保存ステップは、前記例外を契機とした割り込みが発生すると、前記データ転送の完了部分又は未完了部分を示す情報を保存し、前記コンピュータが、前記データ転送の完了部分又は未完了部分を示す情報に基づいて、前記データ転送命令が正常終了するまで、前記データ転送の未完了部分に対して、前記実行ステップ、及び前記再設定ステップを繰り返し実行することを特徴とする付記10の試験プログラム。
(付記12)前記試験プログラムは、前記コンピュータ内のオペレーティングシステム(OS)に組み込まれていることを特徴とする付記8乃至11のいずれかの試験プログラム。
(付記13)明細書に記載された試験装置は、多重化された複数の記憶装置と、当該複数の記憶装置と接続され且つ複数の制御手段を有する試験装置との間のデータ転送に関するデータ転送命令を実行する実行手段と、前記データ転送命令の実行時に、オペランドの初期値を保存する保存手段と、例外を契機とした割り込みが発生すると、前記保存された初期値を前記オペランドに再設定する再設定手段とを含み、前記記憶装置にアクセスする制御手段によって、前記データ転送命令が正常終了するまで、前記データ転送命令の実行、及び前記保存された初期値の再設定が繰り返されることを特徴とする。
(付記14)明細書に記載された試験システムは、多重化された複数の記憶装置と、当該複数の記憶装置と接続された複数の試験装置との間のデータ転送に関するデータ転送命令を実行する実行手段と、前記データ転送命令の実行時に、オペランドの初期値を保存する保存手段と、例外を契機とした割り込みが発生すると、前記保存された初期値を前記オペランドに再設定する再設定手段とを含み、前記記憶装置にアクセスする試験装置によって、前記データ転送命令が正常終了するまで、前記データ転送命令の実行、及び前記保存された初期値の再設定が繰り返されることを特徴とする。
1 システム、2 本体装置、3 メインメモリ、4 コンソール、E1〜EN 外部記憶装置、C1〜CN CPU、11 LARC命令、12 WREM命令、13 RDEM命令、14 DSEM命令、15 CSEM命令、16 アクセス制御レジスタ
Claims (10)
- 多重化された複数の記憶装置と、当該複数の記憶装置と接続され且つ複数の制御手段を有する本体装置との間のデータ転送に関するデータ転送命令を実行する実行ステップと、
前記データ転送命令の実行時に、オペランドの初期値を保存する保存ステップと、
例外を契機とした割り込みが発生すると、前記保存された初期値を前記オペランドに再設定する再設定ステップとを含み、
前記記憶装置にアクセスする制御手段によって、前記データ転送命令が正常終了するまで、前記実行ステップ及び前記再設定ステップが繰り返し実行されることを特徴とする試験方法。 - 前記保存ステップは、前記例外を契機とした割り込みが発生すると、前記データ転送の完了部分又は未完了部分を示す情報を保存し、前記制御手段が、前記データ転送の完了部分又は未完了部分を示す情報に基づいて、前記データ転送命令が正常終了するまで、前記データ転送の未完了部分に対して、前記実行ステップ及び前記再設定ステップを繰り返し実行することを特徴とする請求項1の試験方法。
- 多重化された複数の記憶装置と、当該複数の記憶装置と接続された複数の本体装置との間のデータ転送に関するデータ転送命令を実行する実行ステップと、
前記データ転送命令の実行時に、オペランドの初期値を保存する保存ステップと、
例外を契機とした割り込みが発生すると、前記保存された初期値を前記オペランドに再設定する再設定ステップとを含み、
前記記憶装置にアクセスする本体装置によって、前記データ転送命令が正常終了するまで、前記実行ステップ、及び前記再設定ステップが繰り返し実行されることを特徴とする試験方法。 - 前記保存ステップは、前記例外を契機とした割り込みが発生すると、前記データ転送の完了部分又は未完了部分を示す情報を保存し、前記記憶装置にアクセスする本体装置が、前記データ転送の完了部分又は未完了部分を示す情報に基づいて、前記データ転送命令が正常終了するまで、前記データ転送の未完了部分に対して、前記実行ステップ、及び前記再設定ステップを繰り返し実行することを特徴とする請求項4の試験方法。
- コンピュータに、
多重化された複数の記憶装置と、当該複数の記憶装置と接続され且つ複数の制御手段を有する前記コンピュータとの間のデータ転送に関するデータ転送命令を実行する実行ステップと、
前記データ転送命令の実行時に、オペランドの初期値を保存する保存ステップと、
例外を契機とした割り込みが発生すると、前記保存された初期値を前記オペランドに再設定する再設定ステップとを実行させ、
前記記憶装置にアクセスする制御手段によって、前記データ転送命令が正常終了するまで、前記実行ステップ、及び前記再設定ステップが繰り返し実行されることを特徴とする試験プログラム。 - 前記保存ステップは、前記例外を契機とした割り込みが発生すると、前記データ転送の完了部分又は未完了部分を示す情報を保存し、前記制御手段が、前記データ転送の完了部分又は未完了部分を示す情報に基づいて、前記データ転送命令が正常終了するまで、前記データ転送の未完了部分に対して、前記実行ステップ、及び前記再設定ステップを繰り返し実行することを特徴とする請求項5の試験プログラム。
- 複数のコンピュータに、
多重化された複数の記憶装置と、当該複数の記憶装置と接続された前記複数のコンピュータとの間のデータ転送に関するデータ転送命令を実行する実行ステップと、
前記データ転送命令の実行時に、オペランドの初期値を保存する保存ステップと、
例外を契機とした割り込みが発生すると、前記保存された初期値を前記オペランドに再設定する再設定ステップとを実行させ、
前記記憶装置にアクセスするコンピュータによって、前記データ転送命令が正常終了するまで、前記実行ステップ、及び前記再設定ステップが繰り返し実行されることを特徴とする試験プログラム。 - 前記保存ステップは、前記例外を契機とした割り込みが発生すると、前記データ転送の完了部分又は未完了部分を示す情報を保存し、前記コンピュータが、前記データ転送の完了部分又は未完了部分を示す情報に基づいて、前記データ転送命令が正常終了するまで、前記データ転送の未完了部分に対して、前記実行ステップ、及び前記再設定ステップを繰り返し実行することを特徴とする請求項7の試験プログラム。
- 多重化された複数の記憶装置と、当該複数の記憶装置と接続され且つ複数の制御手段を有する試験装置との間のデータ転送に関するデータ転送命令を実行する実行手段と、
前記データ転送命令の実行時に、オペランドの初期値を保存する保存手段と、
例外を契機とした割り込みが発生すると、前記保存された初期値を前記オペランドに再設定する再設定手段とを含み、
前記記憶装置にアクセスする制御手段によって、前記データ転送命令が正常終了するまで、前記データ転送命令の実行、及び前記保存された初期値の再設定が繰り返されることを特徴とする試験装置。 - 多重化された複数の記憶装置と、当該複数の記憶装置と接続された複数の試験装置との間のデータ転送に関するデータ転送命令を実行する実行手段と、
前記データ転送命令の実行時に、オペランドの初期値を保存する保存手段と、
例外を契機とした割り込みが発生すると、前記保存された初期値を前記オペランドに再設定する再設定手段とを含み、
前記記憶装置にアクセスする試験装置によって、前記データ転送命令が正常終了するまで、前記データ転送命令の実行、及び前記保存された初期値の再設定が繰り返されることを特徴とする試験システム。
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