JP2011094363A - 簡易式ロック部材及びこれを備えたハンドル装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ハンドル装置を扉パネルにワンタッチ装着して取付作業の大幅な向上を図る。
【解決手段】簡易式ロック部材4は2つのロック部材41、42からなり、それぞれ、所定の剛性及び弾性を有するプラスチック材料により一体成形品として形成され、ケース12上下部の各凹溝124、125に圧嵌可能なベースと、ベース上に基端がヒンジを介して結合され、先端がケース12のフランジ11の背面側に向けて斜めに延び、扉パネル6の背面に当接可能なロック片とを備え、これらロック部材41、42をそれぞれ、ベースをケース12の凹溝124、125に固定することによりハンドル装置1に装着する。
【選択図】図9
【解決手段】簡易式ロック部材4は2つのロック部材41、42からなり、それぞれ、所定の剛性及び弾性を有するプラスチック材料により一体成形品として形成され、ケース12上下部の各凹溝124、125に圧嵌可能なベースと、ベース上に基端がヒンジを介して結合され、先端がケース12のフランジ11の背面側に向けて斜めに延び、扉パネル6の背面に当接可能なロック片とを備え、これらロック部材41、42をそれぞれ、ベースをケース12の凹溝124、125に固定することによりハンドル装置1に装着する。
【選択図】図9
Description
本発明は、配電盤や制御盤などの機器格納用キャビネットなどに採用されるハンドル装置を扉パネルに取り付ける際に使用する簡易式ロック部材及びこれを備えたハンドル装置に関し、特に、ハンドルを装着するケースの正面に開口を有し、正面の外周にフランジを有し、このケースを背面側から扉パネルに形成された取付用開口に挿入するとともに、ケースのフランジを扉パネルの正面側で取付用開口の縁部周囲に当接させて固定する取り付け形式のハンドル装置に使用する簡易式ロック部材及びこれを備えたハンドル装置に関する。
従来、この種のハンドル装置を扉パネルに取り付ける場合、扉パネルにハンドル装置のケースの取付用開口を形成するとともに、その両端部の近接した部位にねじ孔や透孔を穿設し、当該取付用開口にケースを埋め込んだ後、扉パネルの正面側から、ビスをケ−スの透孔より扉パネルのねじ孔にねじ込むか、扉パネルの背面側から、ビスを扉パネルの透孔より本体ケ−スのねじ孔にねじ込むことによって、扉パネルに取り付けている。また、このようなハンドル装置の取り付けでは、扉パネルにケ−スの取付用開口と、この開口の両端部に近接してねじ孔や透孔を設ける必要があり、このため孔開け加工をしなければならい上、ビス止めの際に扉パネルの正面側からハンドル装置を取付位置に押えていなければならないなど、取付作業の能率が悪いことから、ケースの正面端部に外周縁が扉パネルの正面に当接する正面板を設け、この正面板の背面側に固定用のブロックをねじにより取り付けて、ハンドル装置を、ケースの正面板と固定用のブロックとの間に扉パネルの取付用開口の縁部を挟み込んでねじの締め込みにより固定するようにしたものも一般に使用されている。このようにこの種のハンドル装置の扉パネルへの取り付けでは、ねじを用いた取り付け形式が主流になっている。このようなハンドル装置及びその取り付け形式は、特許文献1などに記載されている。
しかしながら、上記従来のハンドル装置の取り付け形式では、ケースを扉パネルに取り付ける場合に、ねじを使用するため、ねじをねじ孔に差し込み、締め込む作業が必要で、作業が煩雑にならざるを得ない、という問題がある。
本発明は、このような従来の問題を解決するもので、この種のハンドル装置において、ケースを扉パネルにねじを使用することなしに、ワンタッチ装着することができ、取付作業の大幅な向上を図ること、を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、正面に開口を有し、正面の外周にフランジを有するケースと、前記ケース内に前記ケースに対して起伏回動可能に装着されるハンドルと、前記ケースの背面側に回転可能に軸支されるとともに前記ハンドルに作動連結されて、前記ハンドルの操作により、ボックス本体などの固定枠体側の受け金に対して係脱可能な止め金とを備え、扉パネルに形成された取付用開口に前記ケースを前記ケースの背面側から挿入するとともに、前記ケースのフランジを前記扉パネルの正面側で前記取付用開口の縁部周囲に当接させて固定する取り付け形式のハンドル装置に使用する簡易式ロック部材であって、前記ケースの周面をなす相互に対向する少なくとも2面に凹溝が形成され、これら凹溝に圧入により嵌装される少なくとも2つのロック部材からなり、前記各ロック部材は、所定の剛性及び弾性を有するプラスチック材料により一体成形品として形成され、前記ケースの各凹溝に圧嵌可能なベースと、前記ベース上に基端がヒンジを介して結合され、先端が前記ケースのフランジの背面側に向けて斜めに延び、前記扉パネルの背面に当接可能なロック片とを備え、前記ハンドル装置の前記扉パネルへの取り付けにおいて、前記各ロック部材を前記ベースを前記ケースの凹溝に固定することにより前記ハンドル装置に装着し、前記ケースを前記取付用開口に挿入して、前記ケースのフランジを前記取付用開口の縁部周囲に当接させるときに、前記各ロック部材の前記ロック片を前記取付用開口の縁部で加圧変形させながら前記扉パネルの背面側に通して、前記取付用開口の縁部を前記ロック片の先端と前記フランジとの間に挟持し、この状態を、前記ロック片の前記扉パネルに対する反力により固定する、ことを要旨とする。
本発明はまた、各部に次のような構成を採用されることが好ましい。
(1)ロック片の先端に取付用開口の縁部に係止可能な断面略L字形の係合部を有する。
(2)ベースの外周縁部に溝形の切り込みを有する。
(3)ケース周面の凹溝の内周に孔又は溝が形成され、ベースの外周に前記孔又は溝に係合可能な突起を有する。
(4)ケースは金型成形により形成され、ケース周面の凹溝に金型成形に際して付随的に形成される凹溝が利用される。
本発明はまた、各部に次のような構成を採用されることが好ましい。
(1)ロック片の先端に取付用開口の縁部に係止可能な断面略L字形の係合部を有する。
(2)ベースの外周縁部に溝形の切り込みを有する。
(3)ケース周面の凹溝の内周に孔又は溝が形成され、ベースの外周に前記孔又は溝に係合可能な突起を有する。
(4)ケースは金型成形により形成され、ケース周面の凹溝に金型成形に際して付随的に形成される凹溝が利用される。
また、本発明は、正面に開口を有し、正面の外周にフランジを有するケースと、前記ケース内に前記ケースに対して起伏回動可能に装着されるハンドルと、前記ケースの背面側に回転可能に軸支されるとともに前記ハンドルに作動連結されて、前記ハンドルの操作により、ボックス本体などの固定枠体側の受け金に対して係脱可能な止め金とを備え、扉パネルに形成された取付用開口に前記ケースを前記ケースの背面側から挿入するとともに、前記ケースのフランジを前記扉パネルの正面側で前記取付用開口の縁部周囲に当接させて固定する取り付け形式のハンドル装置であって、上記の簡易式ロック部材を備える、ことを要旨とする。
(1)本発明の簡易式ロック部材は、上記の構成により、ハンドル装置の扉パネルへの取り付けにおいて、ベースをケースの凹溝に固定することによりハンドル装置に装着し、ケースを取付用開口に挿入して、ケースのフランジを取付用開口の縁部周囲に当接させるときに、ロック片を取付用開口の縁部で加圧変形させながら扉パネルの背面側に通して、取付用開口の縁部をロック片の先端とフランジとの間に挟持し、この状態を、ロック片の扉パネルに対する反力により固定するので、扉パネルの取付用開口にケースを挿入し、ケースのフランジを扉パネルの正面に当接させるだけで、ハンドル装置を扉パネルの取付用開口に確実に取り付け固定することができる。したがって、このロック部材を用いることにより、ハンドル装置を、扉パネルに、ねじを使用することなしに、ワンタッチ装着することができ、取付作業の大幅な向上を図ることができる。
(2)本発明のハンドル装置は、上記の構成により、ハンドル装置の扉パネルへの取り付けにおいて、簡易式ロック部材をベースをケースの凹溝に固定することによりハンドル装置に装着し、ケースを取付用開口に挿入して、ケースのフランジを取付用開口の縁部周囲に当接させるときに、ロック片を取付用開口の縁部で加圧変形させながら扉パネルの背面側に通して、取付用開口の縁部をロック片の先端とフランジとの間に挟持し、この状態を、ロック片の扉パネルに対する反力により固定するので、扉パネルの取付用開口にケースを挿入し、ケースのフランジを扉パネルの正面に当接させるだけで、ハンドル装置を扉パネルの取付用開口に確実に取り付け固定することができる。したがって、このハンドル装置を、扉パネルに、ねじを使用することなしに、ワンタッチ装着することができ、取付作業の大幅な向上を図ることができる。
(2)本発明のハンドル装置は、上記の構成により、ハンドル装置の扉パネルへの取り付けにおいて、簡易式ロック部材をベースをケースの凹溝に固定することによりハンドル装置に装着し、ケースを取付用開口に挿入して、ケースのフランジを取付用開口の縁部周囲に当接させるときに、ロック片を取付用開口の縁部で加圧変形させながら扉パネルの背面側に通して、取付用開口の縁部をロック片の先端とフランジとの間に挟持し、この状態を、ロック片の扉パネルに対する反力により固定するので、扉パネルの取付用開口にケースを挿入し、ケースのフランジを扉パネルの正面に当接させるだけで、ハンドル装置を扉パネルの取付用開口に確実に取り付け固定することができる。したがって、このハンドル装置を、扉パネルに、ねじを使用することなしに、ワンタッチ装着することができ、取付作業の大幅な向上を図ることができる。
次に、この発明を実施するための形態について図を用いて説明する。図1及び図2にハンドル装置を示し、図3乃至図8にその要部を示している。
図1及び図2に示すように、ハンドル装置1は、正面に開口10、正面の外周にフランジ11を有し、扉パネルに固着されるケース12と、ケース12内に回動軸13及びばね手段2を介してケース12に対して起伏回動可能に装着されるハンドル14と、ケース12の正面側にハンドル14の回動側端部に係脱可能に配設される押しボタン式のストッパー15と、ケース12の背面側に回転可能に軸支されるとともにハンドル14に作動連結されて、ハンドル14の操作により、ボックス本体などの固定枠体側の受け金(図示省略)に対して係脱される止め金16と、ハンドル14に組み込まれて、ケース12側の受け部123に係脱可能なロックプレート(錠止部材)171を有する錠前ユニット17と、ハンドル14に組み込まれて、錠前ユニット17に作動連結され、鍵18の回転操作に連動して、ハンドル14が錠前ユニット17により錠止された場合のハンドル14のロック状態と、ハンドル14の錠前ユニット17による錠止が解除された場合のハンドル14のアンロック状態とを切り替え表示するインジケータ3とを備える。また、このハンドル装置1は、扉パネルに形成された取付用開口にケース12をケース12の背面側から挿入するとともに、ケース12のフランジ11を扉パネルの正面側で取付用開口の縁部周囲に当接させて固定する取り付け形式で、この取り付けの際に使用する簡易式ロック部材4を併せて備える。
図1及び図2に示すように、ケース12は、亜鉛ダイカストにより、正面に開口10を有し、正面の外周にフランジ11を有する縦長の略箱形に形成される。ケース12の(開口10)内部はハンドル14が嵌合可能に、さらにこのハンドル14の回動側端部の延長上で押しボタン式のストッパー15が傾動可能に凹状に形成される。この場合、ケース12内部の上部にハンドル14のハンドル軸51を取り付けるための軸筒部121が形成され、また、このケース12内部の上下方向中間部でやや下部側にハンドル14の回動側端部に組み込まれる錠前ユニット17及びインジケータ3が嵌合可能に、筒状の凹部122がケース12の背面側を若干外側に突出させて形成され、この筒状の凹部122の上面のケース12の背面側に近接する所定の位置に錠前ユニット17のロックプレート171をロックするための受け部123が凹状に形成される。なお、このケース12には金型による成形時に付随的に上下の各面に平面形状が略矩形の凹溝124、125が形成される。
図1及び図2に示すように、ハンドル14は、亜鉛合金又はステンレスにより、ケース12正面の開口10内部に一体的に嵌合可能に縦長の板状に形成され、ハンドル軸51を介してケース12に取り付けられる。この場合、ハンドル軸51はケース12内部の軸筒部121に嵌挿可能に形成され、正面側の端部下部中央にその軸方向に対して水平方向直角に回動軸13を挿通するための軸挿通部511が断面略U字形に突出形成され、その上部(ハンドル14の枢支側端部の端縁部が当接する位置)に斜め上方に向けて所定の角度を付けて傾斜面512が形成され、これに対応してハンドル14の枢支側端部、すなわち上部背面側に回動軸13を挿通するための一対の軸挿通部140がハンドル14の延びる方向に向けて、ハンドル軸51の軸挿通部511を外側から挟持可能に所定の間隔で平行にハンドル14の背面に対して直角に突出され、その上部の端縁部にハンドル軸51の傾斜面511に当接可能な所定角度の傾斜面141が形成される。このハンドル14にはまた、回動側端部に錠前ユニット収納部142とインジケータ組み込み部145が併せて形成される。この場合、錠前ユニット収納部142はハンドル14の下部背面側に筒状に形成され、この錠前ユニット収納部142の軸芯上に当たるハンドル14の正面下部中央に錠前ユニット17の鍵穴170を臨む穴143が円形に形成される。また、この場合、錠前ユニット収納部142の上部及び下部の背面側にケース12側の受け部123に対向して、錠前ユニット17のロックプレート171が当該受け部123に向けて進退可能にガイド穴144が形成される。インジケータ埋め込み部145はこの錠前ユニット収納部142に隣接して、この場合、錠前ユニット収納部142の上部に隣接して形成され、錠前ユニット収納部142の穴143の直上位置に当たるハンドル14の正面下部中央にインジケータ3の表示窓146が開口され、その背面側で表示窓146から上方に少し離れた所定の位置にインジケータ3(作動レバー30)のための位置決め凸起147が形成される。このハンドル3の回動側端部の端縁部にストッパー15に係合可能な係止爪148が設けられる。この場合、係止爪148はハンドル14の下端に形成されてストッパー15に係合可能な係止段部149とこの係止段部149の内側に形成されてストッパー15を上から押圧して下方向に回動変位可能な斜めのガイド面150とを有する。そして、ハンドル軸51が、ケース12の開口10内部の上部に形成された軸筒部121に回転可能にまた軸方向に移動できないように嵌挿され、ハンドル14がケース12の開口10内部に嵌め込まれて、ハンドル軸51の一対の軸挿通部511がケース12の一対の軸挿通部140間に挟持された状態で、ケース12の上部側で一方の側面から他方の側面に回動軸13が挿着されてハンドル14上部の一対の軸挿通部140間にハンドル軸51の軸挿通部511とともに挿通されるとともに、このハンドル軸51の軸挿通部511内(断面略U字形形状の両側面間)の回動軸13上にばね手段2が巻き付けられて、ハンドル14はケース12内にケース12の開口10から所定の起立位置まで回動付勢されて取り付けられる。この場合、ばね手段2は、図3に示すように、回動軸13の周囲に、回動軸13のハンドル14を跳ね上げる方向の回動に対して回動軸13を締め付ける方向に、また、回動軸13の跳ね上げられたハンドル14を戻す方向の回動に対して回動軸13の締め付けを緩める方向に巻き付けられる跳ね上げ調整ばね21と、回動軸13の周囲に跳ね上げ調整ばね21の上から回動軸13をハンドル14を跳ね上げる方向に回動付勢して巻き付けられる跳ね上げばね22とを備え、跳ね上げ調整ばね21と跳ね上げばね22との相互の作用により、ハンドル14の跳ね上がりが低速の適宜の速度に調整される。この場合、跳ね上げばね22は、図5に示すように、通常この種のハンドルに用いられる右巻きのコイルスプリングが使用され、跳ね上げ調整ばね21は、図4に示すように、跳ね上げばね22に比べて線径が小さく(細く)跳ね上げばね22の巻き方向とは反対の左巻きのコイルスプリングで、この跳ね上げ調整用のコイルスプリング21の外周りにカラー(23)が被せ付けられる。そして、図3に示すように、跳ね上げ調整用のコイルスプリング21がカラー23内に挿通配置され、このコイルスプリング21に粘性を有する液体24が注入されて、回動軸13上に巻き付けられ、巻き上げ用のコイルスプリング22はカラー23の外側に巻き付けられる。このようにしてハンドル14は跳ね上げ用のコイルスプリング22の回動付勢によりケース12の開口10から所定の起立位置まで回動可能になっており、この回動の際に跳ね上げ調整用のコイルスプリング21が回動軸13に対して締め付ける方向に巻き付けられ、併せて粘性を有する液体24の作用により、この回動軸13の回動速度が減速され、ハンドル14の跳ね上がりが低速のゆっくりとした回動に調整される。なお、ハンドル14をケース12内に戻す場合、ハンドル14を跳ね上げ用のコイルスプリング22の回動付勢力に抗してケース12内に押し戻しするが、このとき跳ね上げ調整用のコイルスプリング21が回動軸13に対する締め付けを緩める方向に巻き戻しされることにより、ハンドル14をケース12内に押し戻す際に回動軸13に跳ね上げ調整用のコイルスプリング21による負荷がなく、ハンドル14の押し戻し動作に何ら影響がない。
図1及び図2に示すように、押しボタン式のストッパー15は、亜鉛合金又はステンレスにより、ケース12の正面開口10の下部に一体的に嵌合可能な略矩形の板状に、かつ一端(この場合、上端部151)がケース12の内部に少し入り込む断面略円弧状に形成され、また、背面に一対のアーム152が突出されて、その突出端に軸挿通穴153が穿たれる。このストッパー15は、一対のアーム153をケース12内部に差し込んで、ケース12の正面開口10の下部に嵌め込まれる。そして、ケース12の下部で一方の側面から他方の側面に軸154が挿着されてストッパー15の各アーム152の軸挿通穴153に通されるとともに、この軸154上にコイルスプリング155が巻き付けられて、一端をケース12の背面に係止され、他端をストッパー15の背面の下部に係止される。なお、この場合、ストッパー15側のコイルスプリング155はハンドル14側の跳ね上げ用のコイルスプリング22よりもばね力の強いものが使用される。このようにして押しボタン式のストッパー15はケース12の開口10上に上端部151がケース12の内部に少し入り込むようにして回動可能に取り付けられ、このストッパー15の上端部151がハンドル14の回動側端部の係止爪148に係脱可能になっている。これにより、ハンドル14をケース12の開口10に対して所定の起立位置からケース12の開口10に向けて押し戻すことにより、ハンドル14の回動側端部、すなわちハンドル14下端のガイド面150がストッパー15の上端部151に当たりストッパー15を下方に回動変位させていき、ハンドル14下端がストッパー15の上端部151を乗り越えると、ストッパー15が元の位置に弾性復帰されると同時にハンドル14下端の係止段部149とストッパー15の上端部151が係合し、ストッパー15側のコイルスプリング155がハンドル14側の跳ね上げ用のコイルスプリング22よりもばね力が強いため、ハンドル14がケース12内(の所定の倒伏位置)に保持される。そして、この状態から、ストッパー15の正面下部を押すと、ストッパー15が下方に回動変位して、ハンドル14下端の係止段部149とストッパー15の上端部151との係合が解除され、ハンドル14はケース12内から所定の起立位置まで突出回動される。
図1及び図2に示すように、止め金16は、鉄又はステンレスからプレス加工(打ち抜き加工)により一体に成形され、横方向に長い略長方形に形成され、その一方端に近接してケース12のハンドル軸51に対応する軸穴160が形成される。この場合、ハンドル軸51はケース12の背面側で縮径され、その端部は角軸部513になっていて、止め金16の軸穴160はこの角軸部に対応する角軸穴になっている。この止め金16は抜け防止用のCリング52を介してハンドル軸51に止め金16の軸穴160とハンドル軸51の軸部513との係合により回転不能に挿通され、軸部513先端のねじ穴514にボルト515が締結されて固定される。このようにしてハンドル14を所定の突出位置で所定の開方向に回すことにより、ハンドル14とハンドル軸51の間の回動軸13を介してハンドル軸51を同方向に一体回転して、止め金16を固定枠体側の受け部に係合し、ハンドル14をこれとは反対の閉方向に回すと、回動軸13を介してハンドル軸51を同方向に一体回転して、止め金16を固定枠体側の受け部から離脱する。
図1及び図2に示すように、錠前ユニット17は、正面の鍵穴170に鍵18を差し込み、回すことにより、ロータ172を回転し、これに連動してロックプレート171を進退させる形式が採用される。この場合、ロータ172を錠本体に錠止する内部錠機構としては公知のディスクタンブラ錠機構が使用され、ロータ172の後端面には回転中心から偏心した位置に駆動用のカム突起173が突設される。ロックプレート171は板状の部材からなり、その横幅方向に受動用の溝孔174が形成される。この錠前ユニット17はハンドル14の回動側端部に形成された錠前ユニット収納部142に埋め込み固定され、ロックプレート171が錠前ユニット収納部142の上下部背面側のガイド穴144に挿通可能に配置される。このようにして錠前ユニット17のロータ172を回すことにより、このロータ172のカム突起173がロックプレート171の溝孔174の内側面を押し、ロックプレート171を上下のガイド穴144を通じてケース12側の受け部123に向けて進退するようになっている。
図1及び図2に示すように、インジケータ3は、ハンドル14に錠前ユニット17の鍵穴170に近接して開口され、ハンドル14のロック状態又はアンロック状態を表示するための表示窓146と、一端がケース12側の受け部123と錠前ユニット17のロックプレート171との間に介在される係合部31をなし、他端にハンドル14のロック状態を表すロック状態表示部及びハンドル14のアンロック状態を表すアンロック状態表示部を有する表示部材32が設けられて、ケース12側の受け部123と表示窓146と間に、錠前ユニット17のロックプレート171のケース12側の受け部123に対する係脱方向に揺動可能に枢支される作動レバー(作動部材)30と、作動レバー30の一端を常態においてケース12側の受け部123とは反対方向に付勢するばね手段33とにより構成される。この場合、表示窓146はインジケータ組み込み部145の正面中心に当たるハンドル14面の下部中央で、鍵孔170の直上位置に開口される。作動レバー30は、ハンドル14の下部背面側に形成されたインジケータ組み込み部145内に水平方向に向けて配置可能なブロックからなり、図6に示すように、作動レバー30の両端間中央に軸挿通部301が形成される。この作動レバー30の受け部123側の一端に上方に向けて突出し、当該受け部123に嵌合可能な凸状部311が形成され、その下面に錠前ユニット17のロックプレート171の先端面に対する係合面312が形成される。この作動レバー30の表示窓146側の他端に当該表示窓146に臨む当該表示窓146の開口面積よりも大きい表示板320が形成されて、この表示板320の表面上半面にハンドル14のロック状態を表す、例えば青色のシールが貼り付けられてロック状態表示部321が形成され、この表示板320の表面下半面にハンドル14のアンロック状態を表す、例えば赤色のシールが貼り付けられてアンロック状態表示部322が形成される。そして、図2に示すように、ハンドル14の下部で一方の側面から他方の側面に軸34が挿着されて作動レバー30の両端間中央の軸挿通部301に通されるとともに、この軸34上にばね手段33のコイルスプリングが巻き付けられて、一端をハンドル14の錠前ユニット収納部142の周面の正面側に係止され、他端を作動レバー30の下面の正面側に係止される。このようにして錠前ユニット17の鍵穴170に挿入した鍵18を所定の閉方向に回すと、ロックプレート171が作動レバー30一端の係合部31(係合面312)に係合されると同時に当該一端を上方に向けて押して作動レバー30が揺動され、当該係合部31の凸状部311とケース12側の受け部123が係合される(言い換えれば、錠前ユニット17のロックレバー171が作動レバー30の係合部31(凸状部311)を介してケース12側の受け部123に係合される)とともに、他端において表示部材32のロック状態表示部321が表示窓146に臨み、表示窓146に錠前ユニット17のロック状態(青色)が表示される。そして、この状態から錠前ユニット17の鍵18を反対方向の開方向に回すと、ロックプレート171と作動レバー30一端の係合部31(係合面311)との係合が解除されて、コイルスプリング33の回動付勢により、作動レバー30一端の凸状部311がケース12側の受け部123から離脱されるとともに、他端において表示部材32のアンロック状態表示部322が表示窓146に臨み、表示窓146に錠前ユニット17のアンロック状態が表示される。
図1及び図2に示すように、簡易式ロック部材4は、ケース12の周面をなす相互に対向する面、この場合、上下の2面に凹溝124、125が形成され、これら凹溝124、125に圧入により嵌装される2つのロック部材41、42からなる。図7及び図8に示すように、各ロック部材41、42は、所定の剛性及び弾性を有するプラスチック材料により一体成形品として形成され、ケース12の各凹溝124、125に圧嵌可能なベース411、421と、ベース411、421上に基端がヒンジ412、422を介して結合され、先端がケース12のフランジ11の背面側に向けて斜めに延び、扉パネル6の背面に当接可能なロック片413、423とを有する。この場合、ケース12上下各面の各凹溝124、125はケース12の金型成形に際してケース12の上下各面に付随的に形成された凹溝が利用され、2つのロック部材41、42はそれぞれ、全体がポリアミド系樹脂、特にPA6により、ケース12の上下各面の各凹溝124、125の大きさ及び形状に合せて形成される。図7に示すように、ケース上部のロック部材41はベース411がケース12上部の凹溝124に圧嵌可能な略平板状に形成されて、ケース12の正面側及び背面側に対応する各端縁部の中央に小さい溝形の切り込み401が形成され、ロック片413はベース411よりも少し小さい略平板状に形成されて、ベース411のケース12の背面側に対応する端部にヒンジ結合され、扉パネル6の背面に当接可能に斜めに延ばされる。また、このロック部材41の場合、ロック片413の先端に扉パネルの取付用開口の上縁部に係止可能な断面略L字形の係合部414が形成される。図8に示すように、ケース下部のロック部材42はベース421がケース下部の凹溝125に圧嵌可能な略H形の平面形状に形成されて、ケース12の正面側及び背面側に対応する各端縁部の中央に大きい溝形の切り込み402、403が形成され、ロック片423はベース421と略同じ大きさか又は少し小さい略コ字形に形成されて、ベース421のケース12の背面側に対応する両端部にヒンジ結合され、扉パネルの背面に当接可能に斜めに延ばされる。また、このロック部材42の場合、ロック片423の先端に扉パネルの取付用開口の下縁部周囲に係合可能な凸状部424が形成される。なお、このロック部材42の場合、ハンドル装置1に確実に固定するために、ケース12の下面の凹溝125の内周に、この場合、凹溝125の両側面でケース12の背面側に対応する端部側所定の位置に溝(図示省略)が形成され、ベース421の外周に、この場合、ベース421の両側面でケース12の背面側に対応する端部側所定の位置に前記溝に係合可能な突起425が形成される。このようにしてハンドル装置1の扉パネル6への取り付けに際し、ケース上下部の各ロック部材41、42を(ベース411、421をケース12の凹溝124、125に固定することにより)ハンドル装置1に装着し、ケース12を扉パネルの取付用開口に挿入して、ケース12のフランジ11を扉パネル正面側の取付用開口の縁部周囲に当接させるときに、各ロック部材41、42のロック片413、423を取付用開口の縁部で加圧変形させながら扉パネルの背面側に通して、取付用開口の縁部をロック片413、423の先端とフランジ11との間に挟持し、この状態を、ロック片413、423の扉パネルに対する反力により固定する。
図9にこのハンドル装置1の扉パネル6に対する取り付け方法を示している。なお、扉パネル6にはあらかじめハンドル装置1の取付用開口60が形成されている。この場合、扉パネル6にねじ穴や透孔は不要である。まず、ケース上下部のロック部材41、42をそれぞれ、ハンドル装置1のケース12上下部の各凹溝124、125に装着する。この場合、ロック部材41、42のロック片413、423の先端をケース12のフランジ11の背面側に向けてベース411、421をケース12の凹溝124、125に圧入して嵌め込めばよい。次に、このハンドル装置1を扉パネル6の取付用開口60に取り付ける。この場合、この取付用開口60にハンドル装置1をケース12の背面側から挿入するとともに、ケース12のフランジ11を扉パネル6の正面側で取付用開口60の縁部周囲に当接させる。このケース12の取り付けにより、ケース上部のロック部材41は、ロック片413が取付用開口60の縁部により加圧変形されるとともに、取付用開口60の縁部をロック片413の先端の断面略L字形の係合部414とフランジ11との間に挟持して、この状態が、ロック片413の扉パネル6の縁部に対する反力により固定される。また、ケース下部のロック部材42は、ロック片423が取付用開口60の縁部により加圧変形されるとともに、取付用開口60の縁部をロック片423の先端の各凸状部424とフランジ11との間に挟持して、この状態が、ロック片423の扉パネル6の縁部に対する反力により固定される。これにより、ハンドル装置1は扉パネル6の取付用開口60にがたつくことなく確実に取り付けられる。
図10にこのハンドル装置1のハンドル14その他各部の動作を示している。扉パネルが固定枠体に対して閉じられているときは、通常、図10(1)に示すように、ハンドル14がケース12内(の所定の倒伏位置)に押し込まれ、ハンドル14下端の係止段部149が押しボタン式のストッパー15の上端部151に係止されて、ケース12内に保持される。この状態では、ハンドル14背面の錠前ユニット収納部142がインジケータ組み込み部145とともにケース12の開口10内の筒状の凹部122に嵌合され、ケース12の背面の外側で止め金16が長手方向を水平に向けて固定され、これが固定枠体側の受け金に係合されて、扉パネルを閉鎖状態に施錠する。そして、これが錠前ユニット17によりロックされると、錠前ユニット17のロータ172が所定のロック方向に回転されてロックプレート171が上下のガイド穴144を通じてケース12側の受け部123に向けて前進される。このロックプレート171はインジケータ組み込み部145内の作動レバー30一端の係合部31(係合面312)に係合され、当該一端を上方に向けて押して、作動レバー30が揺動され、当該係合部31の凸状部311がケース12側の受け部123に係合される。これにより、錠前ユニット17のロックレバー171が作動レバー30の係合部31(凸状部311)を介してケース12側の受け部123に係合される。これと同時に、作動レバー30の他端において表示部材32のロック状態表示部321が表示窓146に臨み、表示窓146に錠前ユニット17のロック状態が表示される。そして、扉パネルを固定枠体に対して開く場合は、図10(2)に示すように、錠前ユニット17の鍵穴に鍵を挿入し、鍵を所定のアンロック方向に回転操作することにより、錠前ユニット17のロータ172が所定のアンロック方向に回転されてロックプレート171が上下のガイド穴144を通じて錠前ユニット収納部142へ後退される。これによりロックプレート171とインジケータ組み込み部145内の作動レバー30との係合が解除され、作動レバー30がばね手段33の回動付勢によりケース12の受け部123側から離れる方向に揺動され、作動レバー30の凸状部311がケース12側の受け部123から離脱される。これと同時に、作動レバー30の他端において表示部材32のアンロック状態表示部322が表示窓146に臨み、表示窓146に錠前ユニット17のアンロック状態が表示される。そして、押しボタン式のストッパー15の正面下部を押すと、図10(3)に示すように、ストッパー15はケース12の開口10上で下方に回動変位し、ハンドル14下端の係止段部149とストッパー15の上端部151との係合が解除され、ハンドル14が回動軸13上のばね手段2の回動付勢によりケース12内から所定の起立位置まで突出回動される。このとき、ハンドル14は回動軸13がこの回動軸13上の跳ね上げ用のコイルスプリング22により回動付勢されて回動されるが、この回動軸13の回転とともにこの回動軸13上の跳ね上げ調整用のコイルスプリング21が回動軸13に対して締め付ける方向に巻き付けられ、併せて粘性を有する液体24の作用により、この回動軸13の回動速度が減速調整され、ハンドル14は低速の適宜速度で回動し、所定の突出位置までゆっくりと跳ね上げられる。そして、このハンドル14の所定の突出位置で、ハンドル14を所定の開方向に回動することにより、止め金16がハンドル14の回動方向に一体回転されて、止め金16と固定枠体側の受け金との係合が解除され、扉パネルが解錠される。なお、この状態から扉パネルを閉める場合は、操作が上記操作と反対になる。すなわち、まず、ハンドル14を所定の閉方向に回動する。これにより、止め金16がハンドル14と同方向に一体回転され、固定枠体側の受け金に係合される。そして、ハンドル14をケース12内に押し戻す。このとき、ハンドル14の回動軸13に跳ね上げ調整用のコイルスプリング21が回動軸13に対して締め付ける方向に巻き付けられているが、このハンドル14を押し戻すときの回動軸13の反転方向の回動とともにこの回動軸13上の跳ね上げ調整用のコイルスプリング21が回動軸13に対する締め付けを緩める方向に巻き戻しされるので、ハンドル14の回動軸13に跳ね上げ調整用のコイルスプリング21による負荷はなく、ハンドル14をケース12内に押し戻す動作に何ら影響がない。したがって、ハンドル14をケース12内に従来と同様に跳ね上げ用のコイルスプリング22の回動付勢力に抗して押し戻せばよく、ハンドル14の操作性は良好に維持される。このハンドル14の押し戻しにより、ハンドル14の回動側端部、すなわちハンドル14下端のガイド面150がストッパー15の上端部151に当たりストッパー15を下方に回動変位させていき、ハンドル14下端がストッパー15の上端部151を乗り越えると、ストッパー15が元の位置に弾性復帰されると同時にハンドル14下端の係止段部149とストッパー15の上端部151が係合し、ハンドル14が、ハンドル14の背面の錠前ユニット収納部142がインジケータ組み込み部145とともにケース12内の筒状の凹部122に嵌合されて、ケース12内に保持され、扉パネルが再び閉鎖状態に施錠される。そして、錠前ユニット17をロックする場合は、錠前ユニット17の鍵穴に鍵を挿入し、鍵を所定のロック方向に回転操作する。これにより、錠前ユニット17のロータ172が所定のロック方向に回転されてロックプレート171が上下のガイド穴144を通じてケース12側の受け部123に向けて前進される。このロックプレート171はインジケータ組み込み部145内の作動レバー30一端の係合部31(係合面312)に係合され、当該一端を上方に向けて押して、作動レバー30が揺動され、当該係合部31の凸状部311がケース12側の受け部123に係合される。これにより、錠前ユニット17のロックプレート171が作動レバー30の係合部31(凸状部311)を介してケース12側の受け部123に係合される。これと同時に、作動レバー30の他端において表示部材32のロック状態表示部321が表示窓146に臨み、表示窓146に錠前ユニット17のロック状態が表示される。
以上説明したように、このハンドル装置1では、2つのロック部材41、42からなる簡易式ロック部材4を備え、2つのロック部材41、42がそれぞれ、所定の剛性及び弾性を有するプラスチック材料(この場合、ポリアミド系樹脂、特にPA6)により一体成形品として形成され、ケース12上下部の各凹溝124、125に圧嵌可能なベース411、421と、ベース411、421上に基端がヒンジ412、422を介して結合され、先端がケース12のフランジ11の背面側に向けて斜めに延び、扉パネル6の背面に当接可能なロック片413、423とを備え、ハンドル装置1の扉パネル6への取り付けにおいて、2つのロック部材41、42をそれぞれ、ベース411、421をケース12の凹溝124、125に固定することによりハンドル装置1に装着し、ケース12を扉パネル6の取付用開口60に挿入して、ケース12のフランジ11を当該取付用開口60の縁部周囲に当接させるときに、ロック片413、423を当該取付用開口60の縁部で加圧変形させながら扉パネル6の背面側に通して、当該取付用開口60の縁部をロック片413、423の先端とフランジ11との間に挟持し、この状態を、ロック片413、423の扉パネル6に対する反力により固定するので、扉パネル6の取付用開口60にケース12を挿入し、ケース12のフランジ11を扉パネル6の正面に当接させるだけで、このハンドル装置1を扉パネル6の取付用開口60に確実に取り付け固定することができる。したがって、このハンドル装置1を、扉パネル6に、ねじを使用することなしに、ワンタッチ装着することができ、取付作業の大幅な向上を図ることができる。
また、この簡易式ロック部材4の場合、ケース上部のロック部材41のロック片413の先端に取付用開口60の縁部に係止可能な断面略L字形の係合部414を形成し、取付用開口60の縁部61をロック片413の先端の断面略L字形の係合部414とフランジ11との間に挟持して、この状態を、ロック片413の扉パネル6に対する反力により固定し、ケース下部のロック部材42のロック片423の先端に扉パネル6の取付用開口60の縁部周囲に係合可能な凸状部424を形成し、取付用開口60の縁部61をロック片423の先端の凸状部424とフランジ11との間に挟持して、この状態を、ロック片423の扉パネル6に対する反力により固定するので、ハンドル装置1を扉パネル6の取付用開口60にがたつくことなく確実に取り付けることができる。
さらに、この簡易式ロック部材4の場合、ベース411、421の外周縁部、この場合、端縁部に溝形の切り込み401、402、403を形成したので、このロック部材4をハンドル装置1から取り外す必要がある場合に、マイナスドライバーや細い棒材をベース411、421の切り込み401、402、403に差し込みこのマイナスドライバーや細い棒材でベース411、421を引き起こすことにより、ロック部材4をハンドル装置1から簡単に取り外すことができる。
またさらに、この簡易式ロック部材4の特にケース下部のロック部材42の場合、ケース12下面の凹溝125の内周に溝を形成し、ケース下部のロック部材42のベース421の外周に当該溝に係合可能な突起425を形成したので、このロック部材42を凹溝125に嵌め込んだ際に、ロック部材42の突起425と凹溝125の溝が係合して、このロック部材42を下向きの凹溝125であっても脱落を確実に防止して、ハンドル装置1に確実に固定することができる。この場合、溝は孔に代えてもよいことは言うまでもない。
なお、この実施の形態では、ケース12を金型成形により形成し、ケース12の周面の凹溝に金型成形に際して付随的に形成される凹溝124、125を利用したが、ケース12の周面にロック部材4(41、42)を装着するための専用の溝を形成して、この溝にロック部材4(41、42)を取り付けるようにしてもよい。また、このロック部材4(41、42)の場合、ケース12の上下各面に装着するようにしたが、ケース12の左右両側面に同様にして装着してもよく、さらに、ケース12の上下、左右両側の各面に同様にして装着するようにしてもよい。また、この実施の形態では、特にケース下部のロック部材42に突起425を設け、凹溝125の溝に係合させているが、ケース上部のロック部材41もまた同様にして凹溝124に固定するようにしてもよい。このようにしても上記実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
また、この実施の形態では、この簡易式ロック部材4をハンドル装置1に付属的に備えたもの、すなわち、ハンドル装置1の構成部品の一つとして例示したが、この簡易式ロック部材4を、ハンドル装置1を含むこの種のハンドル装置に広く使用する汎用部品として提供することができ、この簡易式ロック部材4を各種のハンドル装置に装着することで、各種のハンドル装置を扉パネル(の取付用開口)に上記実施の形態と同様にして取り付けることができ、上記実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
また、このハンドル装置1においては、ハンドル14に、錠前ユニット17に作動連結し、鍵18の回転操作に連動して、ハンドル14を錠前ユニット17により錠止した場合のハンドル14のロック状態と、ハンドル14の錠前ユニット17による錠止を解除した場合のハンドル14のアンロック状態とを切り替え表示するインジケータ3を備えたので、ハンドル14が錠前ユニット17により錠止されているか又は錠止が解除されているかが瞬時に分かり、扉の開閉に際して利便性の向上を図ることができる。したがって、従来のように、錠前ユニットの鍵を掛けたつもりで鍵を掛け忘れていたり、鍵がかかっているのを知らないでハンドル操作をしたり、鍵が掛かっているにも関わらず鍵を用意していなかったりといったことを可及的になくす、又は少なくすることができる。
特に、このインジケータ3は、ハンドル14に錠前ユニット17の鍵穴170に近接して開口し、ハンドル14のロック状態又はアンロック状態を表示するための表示窓146と、一端がケース12側の受け部123と錠前ユニット17のロックプレート171との間に介在する係合部31をなし、他端にハンドル14のロック状態を表すロック状態表示部321及びハンドル14のアンロック状態を表すアンロック状態表示部322を有する表示部材32を有し、ケース12側の受け部123と表示窓146と間に錠前ユニット17のロックプレート171のケース12側の受け部123に対する係脱方向に揺動可能に枢支される作動レバー30と、作動レバー30の一端を常態においてケース12側の受け部123とは反対方向に付勢するばね手段33とを有し、錠前ユニット17の鍵穴170に挿入した鍵18の回転操作により、錠前ユニット17のロックプレート171を作動レバー30一端の係合部31に係合させて当該係合部31とケース12側の受け部123とを係合させるとともに、他端において表示部材32のロック状態表示部321を表示窓146に臨ませ、また、当該鍵18の反対方向の回転操作により、錠前ユニット17のロックプレート171と作動レバー30一端の係合部31との係合を解除して当該一端の係合部31をケース12側の受け部123から離脱させるとともに、他端において表示部材32のアンロック状態表示部322を表示窓146に臨ませるようにしたので、インジケータ3を錠前ユニット17の一部(ロックプレート171)及びその動きを利用した簡単な構造で構成することができ、信頼性の高いインジケータ3を低コストに提供することができる。
なお、この実施の形態では、錠前ユニット17及びインジケータ3をハンドル14内に組み込み、錠前ユニット17のロックプレート171をインジケータ3の作動レバー30を介してケース12側の受け部123に係脱するようにしたが、この錠前ユニット及びインジケータをケース内に組み込み、錠前ユニットのロックプレートをインジケータの作動レバーを介してハンドル側の受け部に係脱するようにしてもよく、このようにしても上記実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
さらに、このハンドル装置1においては、ストッパー15の押操作により、ハンドル14とストッパー15との係合を解除して、ハンドル14をばね手段2の回動付勢により、ケース12から所定の起立位置まで跳ね上げる形式を採用し、ばね手段2を、ハンドル14の回動軸13の周囲に回動軸13のハンドル14を跳ね上げる方向の回転に対して回動軸13を締め付ける方向に、また、回動軸13の跳ね上げられたハンドル14を戻す方向の回転に対して回動軸13の締め付けを緩める方向に巻き付けられる跳ね上げ調整ばね21と、回動軸13の周囲に跳ね上げ調整ばね21の上から回動軸13をハンドル14を跳ね上げる方向に回動付勢して巻き付けられる跳ね上げばね22とにより構成し、これら跳ね上げ調整ばね21と跳ね上げばね22との相互の作用により、ハンドル14の跳ね上がり速度を調整するので、ボタン式のストッパー15の押操作と同時に、ハンドル14を低速の適宜速度で回動し、所定の突出位置までゆっくりと跳ね上げることができる。したがって、ハンドル14を急激に跳ね上げることなく、また扉に大きな衝撃音を発することなしに、安心感の高い適宜の速度で跳ね上げることができる。なお、ハンドル14をケース12内に押し戻すときは、このハンドル14を押し戻すときの回動軸13の回転とともにこの回動軸13上の跳ね上げ調整用のコイルスプリング21が回動軸13に対する締め付けを緩める方向に巻き戻しされるので、ハンドル14をケース12内に押し戻す動作に何ら影響がなく、ハンドル14をケース12内に従来と同様に跳ね上げ用のコイルスプリング22の回動付勢力に抗して押し戻せばよく、ハンドル14の操作性を良好に維持することができる。
また、このばね手段2の場合、跳ね上げ調整ばね21はカラー23内に挿通配置されて当該跳ね上げ調整ばね21に粘性を有する液体24が注入され、跳ね上げばね22はカラー23の外側に巻き付けられるので、ばね手段2から粘性を有する液体24の漏れを確実に防止することができる。
なお、この実施の形態では、ばね手段2を跳ね上げ調整ばね21と跳ね上げばね22との2重構造にして、ハンドル14の跳ね上がり速度を調整するようにしているが、このばね手段2に代えて又はこのばね手段2とともに、ショックアブソーバがケースとハンドルとの間に設けられて、ハンドルの跳ね上がり速度を調整するようにしてもよい。この場合、図11に示すように、ケース12の、ハンドル14の跳ね上がりに際してハンドル14の回動軸13側の端部が当接又は近接する位置に、ショックアブソーバ7の本体が設けられ、ショックアブソーバ7のピストンロッド71がハンドル12の回動軸13側の端部に向けて、ハンドル12の跳ね上がりに際してハンドル12の端部に係合可能に突出され、このショックアブソーバ7の作用により、ハンドル12の跳ね上がり速度を調整すればよい。
1 ハンドル装置
10 開口
11 フランジ
12 ケース
121 軸筒部
122 筒状の凹部
123 受け部
124 凹溝
125 凹溝
13 回動軸
14 ハンドル
140 軸挿通部
141 傾斜面
142 錠前ユニット収納部
143 穴
144 ガイド穴
145 インジケータ組み込み部
146 表示窓
147 位置決め凸起
148 係止爪
149 係止段部
150 ガイド面
15 押しボタン式のストッパー
151 上端部
152 アーム
153 軸挿通穴
16 止め金
160 軸穴(角軸穴)
17 錠前ユニット
170 鍵穴
171 ロックプレート(錠止部材)
172 ロータ
173 カム突起
174 溝孔
18 鍵
2 ばね手段
21 跳ね上げ調整用ばね(跳ね上げ調整用のコイルスプリング)
22 跳ね上げ用ばね(跳ね上げ用のコイルスプリング)
23 カラー
24 粘性を有する液体
3 インジケータ
30 作動レバー(作動部材)
301 軸挿通部
31 係合部
311 凸状部
312 係合面
32 表示部材
320 表示板
321 ロック状態表示部
322 アンロック状態表示部
33 ばね手段(コイルスプリング)
34 軸
4 簡易式ロック部材
401 切り込み
402 切り込み
403 切り込み
41 ケース上部のロック部材
411 ベース
412 ヒンジ
413 ロック片
414 断面略L字形の係合部
42 ケース下部のロック部材
421 ベース
422 ヒンジ
423 ロック片
424 凸状部
425 突起
51 ハンドル軸
511 軸挿通部
512 傾斜面
513 軸部(角軸部)
514 ねじ穴
515 ボルト
52 Cリング
6 扉パネル
60 取付用開口
7 ショックアブソーバ
71 ピストンロッド
10 開口
11 フランジ
12 ケース
121 軸筒部
122 筒状の凹部
123 受け部
124 凹溝
125 凹溝
13 回動軸
14 ハンドル
140 軸挿通部
141 傾斜面
142 錠前ユニット収納部
143 穴
144 ガイド穴
145 インジケータ組み込み部
146 表示窓
147 位置決め凸起
148 係止爪
149 係止段部
150 ガイド面
15 押しボタン式のストッパー
151 上端部
152 アーム
153 軸挿通穴
16 止め金
160 軸穴(角軸穴)
17 錠前ユニット
170 鍵穴
171 ロックプレート(錠止部材)
172 ロータ
173 カム突起
174 溝孔
18 鍵
2 ばね手段
21 跳ね上げ調整用ばね(跳ね上げ調整用のコイルスプリング)
22 跳ね上げ用ばね(跳ね上げ用のコイルスプリング)
23 カラー
24 粘性を有する液体
3 インジケータ
30 作動レバー(作動部材)
301 軸挿通部
31 係合部
311 凸状部
312 係合面
32 表示部材
320 表示板
321 ロック状態表示部
322 アンロック状態表示部
33 ばね手段(コイルスプリング)
34 軸
4 簡易式ロック部材
401 切り込み
402 切り込み
403 切り込み
41 ケース上部のロック部材
411 ベース
412 ヒンジ
413 ロック片
414 断面略L字形の係合部
42 ケース下部のロック部材
421 ベース
422 ヒンジ
423 ロック片
424 凸状部
425 突起
51 ハンドル軸
511 軸挿通部
512 傾斜面
513 軸部(角軸部)
514 ねじ穴
515 ボルト
52 Cリング
6 扉パネル
60 取付用開口
7 ショックアブソーバ
71 ピストンロッド
Claims (6)
- 正面に開口を有し、正面の外周にフランジを有するケースと、前記ケース内に前記ケースに対して起伏回動可能に装着されるハンドルと、前記ケースの背面側に回転可能に軸支されるとともに前記ハンドルに作動連結されて、前記ハンドルの操作により、ボックス本体などの固定枠体側の受け金に対して係脱可能な止め金とを備え、扉パネルに形成された取付用開口に前記ケースを前記ケースの背面側から挿入するとともに、前記ケースのフランジを前記扉パネルの正面側で前記取付用開口の縁部周囲に当接させて固定する取り付け形式のハンドル装置に使用する簡易式ロック部材であって、
前記ケースの周面をなす相互に対向する少なくとも2面に凹溝が形成され、これら凹溝に圧入により嵌装される少なくとも2つのロック部材からなり、
前記各ロック部材は、
所定の剛性及び弾性を有するプラスチック材料により一体成形品として形成され、
前記ケースの各凹溝に圧嵌可能なベースと、
前記ベース上に基端がヒンジを介して結合され、先端が前記ケースのフランジの背面側に向けて斜めに延び、前記扉パネルの背面に当接可能なロック片と、
を備え、
前記ハンドル装置の前記扉パネルへの取り付けにおいて、前記各ロック部材を前記ベースを前記ケースの凹溝に固定することにより前記ハンドル装置に装着し、前記ケースを前記取付用開口に挿入して、前記ケースのフランジを前記取付用開口の縁部周囲に当接させるときに、前記各ロック部材の前記ロック片を前記取付用開口の縁部で加圧変形させながら前記扉パネルの背面側に通して、前記取付用開口の縁部を前記ロック片の先端と前記フランジとの間に挟持し、この状態を、前記ロック片の前記扉パネルに対する反力により固定する、
ことを特徴とする簡易式ロック部材。 - ロック片の先端に取付用開口の縁部に係止可能な断面略L字形の係合部を有する請求項1に記載の簡易式ロック部材。
- ベースの外周縁部に溝形の切り込みを有する請求項1又は2に記載の簡易式ロック部材。
- ケース周面の凹溝の内周に孔又は溝が形成され、ベースの外周に前記孔又は溝に係合可能な突起を有する請求項1乃至3のいずれかに記載の簡易式ロック部材。
- ケースは金型成形により形成され、ケース周面の凹溝に金型成形に際して付随的に形成される凹溝が利用される請求項1乃至4のいずれかに記載の簡易式ロック部材。
- 正面に開口を有し、正面の外周にフランジを有するケースと、前記ケース内に前記ケースに対して起伏回動可能に装着されるハンドルと、前記ケースの背面側に回転可能に軸支されるとともに前記ハンドルに作動連結されて、前記ハンドルの操作により、ボックス本体などの固定枠体側の受け金に対して係脱可能な止め金とを備え、扉パネルに形成された取付用開口に前記ケースを前記ケースの背面側から挿入するとともに、前記ケースのフランジを前記扉パネルの正面側で前記取付用開口の縁部周囲に当接させて固定する取り付け形式のハンドル装置であって、
請求項1乃至5のいずれかに記載の簡易式ロック部材を備える、
ことを特徴とするハンドル装置。
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