JP2011088601A - ターンシグナル点灯制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】右左折時におけるステアリング6の操舵角θの増大に応じて、キャンセル角θ21からそれより大きいキャンセル角θ22に設定される。ここで、右左折後の道路がカーブしている場合、具体的には右折後の道路が右にカーブし、左折後の道路が左にカーブしている場合には、右左折後のステアリング6の戻し操作量は小さくなる。このような場合であっても、ステアリング6の操舵角θの増大に応じて、キャンセル角θ21からキャンセル角θ22に大きく設定されるため、僅かな戻し操作量でも操舵角θはキャンセル角θ22以下となる。これにより、上記道路状況であれ、適切なタイミングで消灯条件が成立した旨の判断がされ、ターンシグナルが消灯される。
【選択図】図4
Description
請求項1に記載の発明は、車両の運転席近傍に設けられる操作手段が操作された際、ターンシグナルをそれまでの消灯状態から点灯状態に切り換え、この状態で舵角センサを通じて取得されるステアリングの操舵角が車両の直進時の操舵角である基準角度を基準として設定されるキャンセル準備角に達した後、前記ステアリングが戻し操作されて前記キャンセル準備角未満に設定されるキャンセル角以下となったとき、消灯条件が成立した旨判断して前記ターンシグナルを自動消灯するターンシグナル点灯制御装置において、前記操舵角が前記基準角度を基準として前記キャンセル準備角を越えた後の前記ステアリングの操舵角の増大に応じて、前記キャンセル角を大きく設定することをその要旨としている。
同構成によれば、最大の操舵角の所定割合にキャンセル角が設定される。すなわち、キャンセル角は最大操舵角に応じて、随時大きくなっていく。これにより、最大操舵角に対して適切なキャンセル角が設定されることになる。よって、より正確なタイミングで消灯条件が成立した旨判断されて、ターンシグナルが消灯される。
以下、本発明に係るターンシグナル点灯制御装置を車両の方向指示装置に具体化した第1の実施形態を図面に従って説明する。
図2に示されるように、方向指示装置10は、図示しないCPU、ROM及びRAM等から構成されたターンシグナル点灯制御装置11を備えている。ターンシグナル点灯制御装置11のROMには、ターンシグナル2,3の点灯、消灯を制御するための点灯制御プログラム及びキャンセル角等のデータが格納されている。RAMはROMに格納された点灯制御プログラムを展開してCPUが各種の処理を実行するための作業領域である。
車速センサ12は、車両1の走行速度を検出し、その検出した速度に応じた車速検出信号SVをターンシグナル点灯制御装置11へ出力する。
ターンシグナル点灯制御装置11は、車速センサ12からの車速検出信号SVに基づき算出する車速に応じて、キャンセル準備角θ11,θ12(>θ11)及び同キャンセル準備角θ11,θ12より小さい角度であるキャンセル角θ21,θ22(>θ21)を設定する。キャンセル角θ21,θ22及びキャンセル準備角θ11,θ12は予めターンシグナル点灯制御装置11のROMに格納されている。ターンシグナル点灯制御装置11は、操舵角θがキャンセル準備角θ11(θ12)に達した後にキャンセル角θ21(θ22)以下となったとき、ターンシグナル2,3を消灯する。
(1)右左折時におけるステアリング6の操舵角θの増大に応じて、キャンセル角θ21からそれより大きいキャンセル角θ22に設定される。ここで、右左折後の道路がカーブしている場合、具体的には右折後の道路が右にカーブし、左折後の道路が左にカーブしている場合には、右左折後のステアリング6の戻し操作量は小さくなる。このような場合であっても、ステアリング6の操舵角θの増大に応じて、キャンセル角θ21からキャンセル角θ22に大きく設定されるため、僅かな戻し操作量でも操舵角θはキャンセル角θ22以下となる。これにより、上記道路状況であれ、適切なタイミングで消灯条件が成立した旨の判断がされ、ターンシグナル2,3が消灯される。
以下、本発明の第2の実施形態を図6に従って説明する。この実施形態の方向指示装置10は、キャンセル角の設定方法が上記第1の実施形態と異なっている。以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。なお、この実施形態の方向指示装置10は、図2に示す第1の実施形態の方向指示装置10と同様の構成を備えている。
(3)複数のキャンセル準備角θ1〜θnが予め設定され、ステアリング6の操舵角θが何れかのキャンセル準備角θ1〜θnを越えたときには、そのキャンセル準備角θ1〜θnはキャンセル角θ1´〜θn´として設定される。このためステアリング6の操舵角θの増大に応じて、キャンセル角θ1´〜θn´が大きくなる。これにより、一種のしきい値であるキャンセル角θ1´〜θn´及びキャンセル準備角θ1〜θnを同一角度に設定できるため、ターンシグナル点灯制御装置11の自動消灯に係る処理の簡略化が図れる。
以下、本発明の第3の実施形態を図7に従って説明する。この実施形態の方向指示装置10は、キャンセル角の設定方法が上記第1の実施形態と異なっている。以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。なお、この実施形態の方向指示装置10は、図2に示す第1の実施形態の方向指示装置10と同様の構成を備えている。
(4)最大舵角θmaxの所定割合(本例では90%)にキャンセル角θ31が設定される。すなわち、キャンセル角θ31は最大舵角θmaxに応じて、随時大きくなっていく。これにより、最大舵角θmaxに対して適切なキャンセル角θ31が設定されることになる。よって、より正確なタイミングで消灯条件が成立した旨判断されて、ターンシグナル2,3が消灯される。
・第1の実施形態においては、車速が20km/hを超えるか否かに基づき、車速の大小を判定し、その車速に応じたキャンセル準備角θ11,θ12及びキャンセル角θ21,θ22を設定していた。しかし、上記車速は20km/hに限定されるものではない。
Claims (4)
- 車両の運転席近傍に設けられる操作手段が操作された際、ターンシグナルをそれまでの消灯状態から点灯状態に切り換え、この状態で舵角センサを通じて取得されるステアリングの操舵角が車両の直進時の操舵角である基準角度を基準として設定されるキャンセル準備角に達した後、前記ステアリングが戻し操作されて前記キャンセル準備角未満に設定されるキャンセル角以下となったとき、消灯条件が成立した旨判断して前記ターンシグナルを自動消灯するターンシグナル点灯制御装置において、
前記操舵角が前記基準角度を基準として前記キャンセル準備角を越えた後の前記ステアリングの操舵角の増大に応じて、前記キャンセル角を大きく設定することを特徴とするターンシグナル点灯制御装置。 - 請求項1に記載のターンシグナル点灯制御装置において、
前記キャンセル準備角及び前記キャンセル角は車速センサを通じて取得される車速の速度領域に応じて複数設定され、
前記車速が第1速度領域に属した場合には、第1キャンセル準備角及び第1キャンセル角が設定され、
前記車速が前記第1速度領域より小さい第2速度領域に属した場合には、前記第1キャンセル準備角より大きい第2キャンセル準備角及び前記第1キャンセル角より大きい第2キャンセル角が設定され、
前記車速が第1速度領域に属する場合において、前記ステアリングの操舵角が前記第2キャンセル準備角に達したときには、前記第1キャンセル角を前記第2キャンセル角に切り替えるターンシグナル点灯制御装置。 - 請求項1に記載のターンシグナル点灯制御装置において、
前記基準角度から前記キャンセル準備角を超えた領域において、前記キャンセル準備角から所定角度毎に複数の前記キャンセル準備角が設定され、実際の操舵角が前記基準角度を基準として同キャンセル準備角を越えたとき、その超えたキャンセル準備角を前記キャンセル角として設定するターンシグナル点灯制御装置。 - 請求項1に記載のターンシグナル点灯制御装置において、
前記キャンセル角は、最大操舵角の所定割合に設定されるターンシグナル点灯制御装置。
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