JP2011070583A - コンテンツ取得制御装置及びコンテンツ取得制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】WWWサーバなどに配置されたコンテンツをダウンロードして再生することが可能な端末において、利用され得るコンテンツを自動でダウンロードしてキャッシュすることによる応答性と利便性の向上を図りつつ、バッテリや無線リソースなどのシステムリソースの浪費を防止できるコンテンツ取得制御装置及びコンテンツ取得制御方法を提供する。
【解決手段】コンテンツ取得制御装置100は、コンテンツリストを取得するコンテンツリスト取得部101と、ダウンロードされたコンテンツの端末による利用状況を収集する利用状況収集部103と、利用状況に基づいて取得レベルを設定する取得レベル設定部105と、コンテンツリスト及び取得レベルに従って、端末によるダウンロードの対象となる対象コンテンツを選択するダウンロード制御部107と、対象コンテンツをダウンロードするコンテンツダウンロード部109とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】コンテンツ取得制御装置100は、コンテンツリストを取得するコンテンツリスト取得部101と、ダウンロードされたコンテンツの端末による利用状況を収集する利用状況収集部103と、利用状況に基づいて取得レベルを設定する取得レベル設定部105と、コンテンツリスト及び取得レベルに従って、端末によるダウンロードの対象となる対象コンテンツを選択するダウンロード制御部107と、対象コンテンツをダウンロードするコンテンツダウンロード部109とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、通信機能を備える端末に設けられ、端末にダウンロードされるコンテンツを制御するコンテンツ取得制御装置及びコンテンツ取得制御方法に関する。
従来、WWWサーバなどに配置されたコンテンツ(例えば、動画)の迅速なダウンロード及び再生を実現するため、端末などにおいて利用される可能性の高いコンテンツを予めダウンロードしておくキャッシングが広く用いられている。
例えば、コンテンツの人気度やコンテンツの重要度に基づく優先度に従ってコンテンツをキャッシュする方法が知られている(例えば、特許文献1)。このようなキャッシングによれば、端末のユーザが特定のコンテンツを指定してから再生されるまでの時間が短縮されるため、端末としての応答性や利便性を向上できる。また、再生されるまでの時間の短縮以外にも、通常、端末が通信サービスの圏外にいる場合、ユーザは、WWWサーバなどに配置されたコンテンツを楽しむことができないが、端末にキャッシュしておくことで、圏外でもコンテンツの再生が可能となる。
しかしながら、上述した従来のキャッシングには、次のような課題がある。携帯電話端末などの場合、予めダウンロードしたコンテンツが結果的にユーザによって利用されないと、当該コンテンツをダウンロードするために使用したバッテリや無線リソースなどのシステムリソースの浪費となる。一方、予めダウンロードするコンテンツを制限すれば、端末としての応答性や利便性が低下する。
そこで、本発明は、WWWサーバなどに配置されたコンテンツをダウンロードして再生することが可能な端末において、利用され得るコンテンツを自動でダウンロードしてキャッシュすることによる応答性と利便性の向上を図りつつ、バッテリや無線リソースなどのシステムリソースの浪費を防止できるコンテンツ取得制御装置及びコンテンツ取得制御方法の提供を目的とする。
上述した問題を解決するため、本発明は、次のような特徴を有している。まず、本発明の第1の特徴は、通信機能を備える端末(端末30)に設けられ、前記端末へのコンテンツ(コンテンツC)のダウンロードを制御するコンテンツ取得制御装置(コンテンツ取得制御装置100)であって、前記コンテンツの所在を含むコンテンツリスト(コンテンツリストCL)を取得するリスト取得部(コンテンツリスト取得部101)と、ダウンロードされた前記コンテンツの前記端末による利用状況を収集し、収集した前記利用状況を保持する利用状況収集部(利用状況収集部103)と、前記利用状況に基づいて、前記端末によるコンテンツのダウンロード個数またはダウンロード頻度の少なくとも何れかによって定められる取得レベルを設定する取得レベル設定部(取得レベル設定部105)と、前記コンテンツリスト及び前記取得レベルに従って、前記端末によるダウンロードの対象となる対象コンテンツ(対象コンテンツCT)を選択するダウンロード制御部(ダウンロード制御部107)と、前記対象コンテンツをダウンロードするコンテンツダウンロード部(コンテンツダウンロード部109)とを備えることを要旨とする。
本発明の第2の特徴は、通信機能を備える端末にダウンロードされるコンテンツを制御するコンテンツ取得制御方法であって、前記コンテンツの所在を含むコンテンツリストを取得するステップと、ダウンロードされた前記コンテンツの前記端末による利用状況を収集するステップと、収集した前記利用状況に基づいて、前記端末によるコンテンツのダウンロード個数またはダウンロード頻度の少なくとも何れかによって定められる取得レベルを設定するステップと、前記コンテンツリスト及び前記取得レベルに従って、前記端末によるダウンロードの対象となる対象コンテンツをダウンロードするステップとを備えることを要旨とする。
本発明の特徴によれば、WWWサーバなどに配置されたコンテンツをダウンロードして再生することが可能な端末において、利用され得るコンテンツを自動でダウンロードしてキャッシュすることによる応答性と利便性の向上を図りつつ、バッテリや無線リソースなどのシステムリソースの浪費を防止できるコンテンツ取得制御装置及びコンテンツ取得制御方法を提供することができる。
次に、本発明の実施形態について説明する。具体的には、(1)コンテンツ配信システムの全体構成、(2)コンテンツ取得制御装置の機能ブロック構成、(3)コンテンツ取得制御装置の動作、(4)作用・効果、及び(5)その他の実施形態について説明する。
なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
(1)コンテンツ配信システムの全体構成
図1は、本実施形態に係るコンテンツ配信システムの全体構成図である。図1に示すように、コンテンツ配信システムは、コンテンツサーバ10、コンテンツリストサーバ20及び端末30によって構成される。
図1は、本実施形態に係るコンテンツ配信システムの全体構成図である。図1に示すように、コンテンツ配信システムは、コンテンツサーバ10、コンテンツリストサーバ20及び端末30によって構成される。
コンテンツサーバ10は、通信ネットワーク(不図示)を介して端末30がダウンロード可能なコンテンツCを格納する。コンテンツCとは、動画データを対象とするが、静止画データ及び音楽データ、ゲームなどのアプリケーション、待ち受け画像、電子書籍などであってもよい。
コンテンツリストサーバ20は、コンテンツCの所在(URLなど)を含むコンテンツリストCLを格納する。コンテンツリストCLは、端末30によってダウンロードされて利用される。コンテンツリストCLの詳細については、後述する。
端末30は、コンテンツサーバ10及びコンテンツリストサーバ20との通信機能を備える。端末30は、例えば、携帯電話やスマートフォン、PCなど無線による通信機能を備えるデバイスである。端末30は、フェムトセル(不図示)などの小型無線基地局や、無線LANにも接続できる。
また、端末30が属する通信ネットワークと異なる通信ネットワークに接続して各種の通信サービスを利用するローミングが可能である。端末30が属する通信ネットワークとは、端末30のユーザが契約している通信事業者によって通信サービスが提供される通信ネットワークである。
端末30は、コンテンツリストサーバ20からコンテンツリストCLをダウンロードし、コンテンツリストCLに基づいて、コンテンツサーバ10からダウンロードするコンテンツCを選択する。さらに、端末30は、選択したコンテンツCをダウンロードし、ダウンロードしたコンテンツCを再生する。これにより、端末30のユーザは、コンテンツCを利用できる。
(2)コンテンツ取得制御装置の機能ブロック構成
図2は、本実施形態に係るコンテンツ取得制御装置を含む端末30の機能ブロック構成図である。図2に示すように、端末30には、コンテンツ取得制御装置100が設けられる。端末30は、ダウンロードしたコンテンツCを記憶、再生するコンテンツ記憶再生機能30aを備える。
図2は、本実施形態に係るコンテンツ取得制御装置を含む端末30の機能ブロック構成図である。図2に示すように、端末30には、コンテンツ取得制御装置100が設けられる。端末30は、ダウンロードしたコンテンツCを記憶、再生するコンテンツ記憶再生機能30aを備える。
コンテンツ取得制御装置100は、端末30へのコンテンツCのダウンロードを制御する。コンテンツ取得制御装置100は、端末30において利用され得るコンテンツCを自動でダウンロードしてキャッシュすることによって、応答性と利便性とを向上する。
コンテンツ取得制御装置100は、コンテンツリスト取得部101、利用状況収集部103、取得レベル設定部105、ダウンロード制御部107、コンテンツダウンロード部109、抑制フラグ管理部111及び促進フラグ管理部113を備える。以下、各ブロックの機能について説明する。
(2.1)コンテンツリスト取得部101
コンテンツリスト取得部101は、コンテンツリストサーバ20からコンテンツリストCLを取得する。本実施形態において、コンテンツリスト取得部101は、リスト取得部を構成する。
コンテンツリスト取得部101は、コンテンツリストサーバ20からコンテンツリストCLを取得する。本実施形態において、コンテンツリスト取得部101は、リスト取得部を構成する。
図3は、コンテンツリストCLの具体例を示す。図3に示すように、コンテンツリストCLは、コンテンツCのカテゴリ、コンテンツの名称、及び所在(URL)などによって構成される。
カテゴリは、コンテンツCが属するカテゴリを示し、図3に示すコンテンツリストCLでは、カテゴリ1〜3(ランキング、新着及びおすすめ)が設定されている。「ランキング」は、人気の高い(アクセス頻度が高い)コンテンツCによって構成される。「新着」は、最近ダウンロード可能になったコンテンツCによって構成される。「おすすめ」は、コンテンツサーバ10の提供者などが推薦するコンテンツCによって構成される。
また、コンテンツCのそれぞれについて、ダウンロードURL、サムネイルURL、説明文、著作権管理(DRM)情報、及びジャンルの情報を付加することができる。「ダウンロードURL」は、コンテンツCが格納されている場所のURLを示す。「サムネイルURL」は、コンテンツCのサムネイルが格納されている場所のURLを示す。音楽データなどの場合には、「サムネイルURL」はなくても構わない。「説明文」は、コンテンツCの説明によって構成される。「DRM情報」は、コピーの禁止や回数制限などのコンテンツCの著作権管理情報によって構成される。「ジャンル」は、コンテンツCが属する分野(映画、スポーツ、音楽のプロモーションビデオなど)を示す。また、コンテンツリストCLには、上述した以外の情報、例えば、コンテンツCをダウンロードできる期間が含まれてもよい。
コンテンツリスト取得部101は、コンテンツCの著作権管理情報を含むコンテンツリストCLを所定周期(例えば、1回/日)で取得し、コンテンツC(具体的には、後述する対象コンテンツCT)と、著作権管理情報とを対応付けて保持する。コンテンツリスト取得部101は、新たに取得したコンテンツリストCLに含まれる著作権管理情報のうち、コンテンツダウンロード部109によってダウンロードされた対象コンテンツCTの著作権管理情報が更新されていた場合、当該コンテンツの著作権管理情報を更新後の内容に書き換えることができる。なお、コンテンツリストCLの取得周期は、後述するコンテンツCの取得レベルの高さに応じて短くしてもよい。
(2.2)利用状況収集部103
利用状況収集部103は、端末30によってダウンロードされたコンテンツCの端末30による利用状況を収集し、収集した利用状況を保持する。具体的には、利用状況収集部103は、コンテンツダウンロード部109によってダウンロードされたコンテンツC(具体的には、対象コンテンツCT)が端末30によって実際に利用されたか否かを判定することによって、利用状況を収集する。
利用状況収集部103は、端末30によってダウンロードされたコンテンツCの端末30による利用状況を収集し、収集した利用状況を保持する。具体的には、利用状況収集部103は、コンテンツダウンロード部109によってダウンロードされたコンテンツC(具体的には、対象コンテンツCT)が端末30によって実際に利用されたか否かを判定することによって、利用状況を収集する。
利用状況収集部103は、コンテンツダウンロード部109によってダウンロードされた対象コンテンツCTが端末30によって再生された再生頻度に基づいて定められる利用頻度を利用状況として収集することができる。利用頻度とは、例えば、1日や1時間当たり何回再生されたかといった値によって示される。また、利用状況収集部103は、対象コンテンツCTを再生するアプリケーション(例えば、動画データであれば、メディアプレイヤーなど)の起動頻度に基づいて定められる利用頻度を利用状況として収集することができる。
なお、利用状況収集部103は、対象コンテンツCTの再生頻度または再生アプリケーションの起動頻度の少なくとも何れかに基づいて利用頻度を定めることができる。つまり、再生頻度と機動頻度との何れか一方でもよいし、両方を用いて利用頻度を決定してもよい。
(2.3)取得レベル設定部105
取得レベル設定部105は、利用状況収集部103によって収集された利用状況に基づいて、端末30によるコンテンツCのダウンロード個数やダウンロード頻度、ダウンロードするカテゴリなどを制御するための取得レベルを設定する。
取得レベル設定部105は、利用状況収集部103によって収集された利用状況に基づいて、端末30によるコンテンツCのダウンロード個数やダウンロード頻度、ダウンロードするカテゴリなどを制御するための取得レベルを設定する。
本実施形態では、取得レベル設定部105は、利用状況収集部103によって収集された利用頻度(対象コンテンツCTの再生頻度または再生アプリケーションの起動頻度)に基づいて取得レベルを設定する。
図4は、取得レベルの具体例を示す。図4に示す例では、レベル1からレベル5までの取得レベルが設けられている。各レベルは、コンテンツリストCLの取得周期、ダウンロード量制限(1日)、コンテンツダウンロード可否、サムネイルダウンロード可否、及びダウンロード対象のカテゴリによって構成される。
「コンテンツリストCLの取得周期」は、コンテンツリスト取得部101がコンテンツリストサーバ20から取得するコンテンツリストCLの周期を示す。レベル2では、コンテンツリストCLが3日に1回の周期で取得され、レベル3〜5では、コンテンツリストCLが毎日取得される。
「ダウンロード量制限(1日)」は、1日に端末30がダウンロード可能なコンテンツCの個数を示す。例えば、レベル5では、1日当たり9個のコンテンツCをダウンロードできる。なお、ダウンロード量は、コンテンツCの個数でもよいし、バイトサイズでもよい。例えば、ダウンロード量が3個のコンテンツCまでに制限されたり、合計ダウンロード量が3MBまでに制限されたりする。
また、ダウンロードの可否を時間帯によって規定してもよい。時間帯の指定方法は、ダウンロード可能な時間帯を指定してもよいし、ダウンロードができない時間帯を指定してもよい。或いは、時間帯の指定は、コンテンツリストCLを取得した時刻を起算点とした相対的な時間であってもよい。
「コンテンツダウンロード可否」は、コンテンツC自体のダウンロード可否を示す。レベル1〜3ではコンテンツC自体をダウンロードできず、レベル4,5では、コンテンツC自体をダウンロードできる。
「サムネイルダウンロード可否」は、コンテンツCのサムネイルのダウンロード可否を示す。レベル1ではコンテンツCのサムネイルをダウンロードできず、レベル2〜5では、コンテンツCのサムネイルをダウンロードできる。
「ダウンロード対象のカテゴリ」は、ダウンロードが許可されるコンテンツCのカテゴリ(図3参照)を示す。レベル2では、カテゴリ1(ランキング)のコンテンツCのみがダウンロードの対象となる。一方、レベル3〜5では、全てのカテゴリ、具体的には、カテゴリ1(ランキング)、カテゴリ2(新着)、及びカテゴリ3(おすすめ)のコンテンツCがダウンロードの対象となる。
取得レベル設定部105は、利用状況収集部103によって収集されたコンテンツCの利用頻度が所定値よりも高い場合、コンテンツダウンロード部109による対象コンテンツCTのダウンロード個数が増加する取得レベルに変更することができる。具体的には、取得レベル設定部105は、対象コンテンツCTの再生頻度または再生アプリケーションの起動頻度が高い場合、現在設定されている取得レベルよりも高い取得レベルに設定する。例えば、取得レベルがレベル3に設定されていた場合において、対象コンテンツCTの再生頻度が3回/日(所定値)よりも高い場合、取得レベル設定部105は、取得レベルをレベル4に変更する。これにより、対象コンテンツCTのダウンロード個数が3個から6個に倍増する(図4参照)。
一方、コンテンツCの利用頻度が所定値よりも低い場合、コンテンツダウンロード部109による対象コンテンツCTのダウンロード個数が減少する取得レベルに変更することができる。具体的には、取得レベル設定部105は、対象コンテンツCTの再生頻度または再生アプリケーションの起動頻度が低い場合、現在設定されている取得レベルよりも低い取得レベルに設定する。
なお、取得レベル設定部105は、コンテンツCの利用頻度が所定値を超えた(下回った)ときに、即座に取得レベルを変更してもよい。
取得レベル設定部105は、コンテンツCのカテゴリ(図3参照)毎に取得レベルを設定することもできる。この場合、取得レベル設定部105は、カテゴリ毎のコンテンツCの利用状況に基づいて、カテゴリ毎の取得レベルを設定する。例えば、取得レベル設定部105は、カテゴリ1(ランキング)をレベル5に設定し、カテゴリ2(新着)をレベル3に設定することができる。また、取得レベルは、図4に示したように、端末30がダウンロード可能なコンテンツCの個数(ダウンロード量制限)と、カテゴリとの組み合わせによって規定してもよい。
取得レベル設定部105は、所定の時間帯毎に取得レベルを設定することもできる。例えば、取得レベル設定部105は、昼間帯と夜間帯とで異なる取得レベルを設定する。この場合、取得レベル設定部105は、昼間帯及び夜間帯のコンテンツCの利用状況に基づいて、昼間帯と夜間帯とに適用される取得レベルをそれぞれ設定する。
取得レベル設定部105は、端末30が1日にダウンロード可能なコンテンツCの個数に代えて、コンテンツCのダウンロード頻度によって定められる取得レベルを設定することもできる。例えば、取得レベル設定部105は、特定カテゴリのコンテンツCを1日に1回ダウンロードできる取得レベルや、カテゴリに関わらずコンテンツCを1時間に1回ダウンロードできる取得レベルを設定できる。
また、取得レベル設定部105は、設定した取得レベルに応じて、コンテンツリスト取得部101によるコンテンツリストCLの取得周期を設定することができる。具体的には、取得レベル設定部105は、取得レベルが低い場合、コンテンツリストCLの取得周期を長くすることによって、コンテンツリストCLの取得に係るシステムリソースの消費を抑制する。
(2.4)ダウンロード制御部107
ダウンロード制御部107は、端末30によるダウンロードの対象となる対象コンテンツCTを選択する。具体的には、ダウンロード制御部107は、コンテンツリストCL及び取得レベルに従って対象コンテンツCTを選択する。
ダウンロード制御部107は、端末30によるダウンロードの対象となる対象コンテンツCTを選択する。具体的には、ダウンロード制御部107は、コンテンツリストCL及び取得レベルに従って対象コンテンツCTを選択する。
より具体的には、ダウンロード制御部107は、コンテンツリストCLに含まれるコンテンツCのうち、設定された取得レベルに基づいて対象コンテンツCTを選択する(図4参照)。例えば、ダウンロード制御部107は、取得レベルがレベル2の場合、コンテンツリストCLに含まれるコンテンツCのうち、カテゴリ1(ランキング)のコンテンツCを対象コンテンツCTとして選択する。また、ダウンロード制御部107は、取得レベルがレベル3以下の場合、対象コンテンツCT自体をダウンロードせず、対象コンテンツCTのサムネイルをダウンロードする。
ダウンロード制御部107は、コンテンツリストCLに含まれるコンテンツCの「ジャンル」に従って、対象コンテンツCTのダウンロードの際にフィルタリングやユーザの確認を実行することもできる。例えば、コンテンツダウンロード部109が初めてダウンロードするジャンルのコンテンツCである場合、端末30のユーザが当該コンテンツを好きでない可能性もあるため、ダウンロード前にユーザに確認することによって、システムリソースの消費を抑制できる。また、ユーザが一度好きでないと応答したジャンルのコンテンツCについては、次回以降、ダウンロードしないようフィルタリングしてもよい。
(2.5)コンテンツダウンロード部109
コンテンツダウンロード部109は、ダウンロード制御部107によって選択された対象コンテンツCTをダウンロードする。具体的には、コンテンツダウンロード部109は、対象コンテンツCTをコンテンツサーバ10(図1参照)からダウンロードし、端末30が備えるコンテンツ記憶再生機能30aに記憶(キャッシュ)させる。コンテンツダウンロード部109が対象コンテンツCTをコンテンツ記憶再生機能30aに記憶(キャッシュ)させることによって、端末30のユーザが、対象コンテンツCTを再生しようとしたときにコンテンツサーバ10から当該コンテンツをダウンロードする必要がなく、端末30の応答性と利便性が向上する。
コンテンツダウンロード部109は、ダウンロード制御部107によって選択された対象コンテンツCTをダウンロードする。具体的には、コンテンツダウンロード部109は、対象コンテンツCTをコンテンツサーバ10(図1参照)からダウンロードし、端末30が備えるコンテンツ記憶再生機能30aに記憶(キャッシュ)させる。コンテンツダウンロード部109が対象コンテンツCTをコンテンツ記憶再生機能30aに記憶(キャッシュ)させることによって、端末30のユーザが、対象コンテンツCTを再生しようとしたときにコンテンツサーバ10から当該コンテンツをダウンロードする必要がなく、端末30の応答性と利便性が向上する。
(2.6)抑制フラグ管理部111
抑制フラグ管理部111は、端末30が対象コンテンツCTのダウンロードを抑制すべき状態の場合に設定される抑制フラグを管理する。具体的には、抑制フラグ管理部111は、端末30が属する通信ネットワークと異なる通信ネットワークに接続しているローミングアウト状態、または端末30のバッテリ残量が所定値以下の状態である場合、抑制フラグを設定し、対象コンテンツCTのダウンロードを抑制する。本実施形態において、抑制フラグ管理部111は、ダウンロード抑制管理部を構成する。
抑制フラグ管理部111は、端末30が対象コンテンツCTのダウンロードを抑制すべき状態の場合に設定される抑制フラグを管理する。具体的には、抑制フラグ管理部111は、端末30が属する通信ネットワークと異なる通信ネットワークに接続しているローミングアウト状態、または端末30のバッテリ残量が所定値以下の状態である場合、抑制フラグを設定し、対象コンテンツCTのダウンロードを抑制する。本実施形態において、抑制フラグ管理部111は、ダウンロード抑制管理部を構成する。
ダウンロード制御部107は、抑制フラグが設定されている場合、対象コンテンツCTのダウンロードを延期したり、ダウンロード量を制限したりする。或いは、ダウンロード制御部107は、ダウンロードする対象コンテンツCTのカテゴリを制限したり、コンテンツC自体ではなくコンテンツCのサムネイルに制限したりしてもよい。なお、ダウンロード制御部107は、ダウンロードを延期する場合、対象コンテンツCTのダウンロード再開時刻を設定する。
(2.7)促進フラグ管理部113
促進フラグ管理部113は、端末30が対象コンテンツCTのダウンロードを促進すべき状態の場合に設定される促進フラグを管理する。具体的には、抑制フラグ管理部111は、端末30が高速な無線リンクまたは有線リンクを介して通信ネットワーク(不図示)と接続している高速接続状態、または端末30のバッテリ残量が所定値以上の状態である場合、促進フラグを設定し、対象コンテンツCTのダウンロードを促進する。本実施形態において、促進フラグ管理部113は、ダウンロード促進管理部を構成する。なお、高速な無線リンクとは、例えば、端末30が、セルラ網においてHSPAで接続している場合や、無線LANを介して通信を実行可能な場合、フェムトセルに接続している場合など、所定の通信速度(例えば、数Mbps)以上が確保できる状態をいう。なお、有線リンクは、高速な無線リンクと同等以上の通信速度を確保できるものとする。また、必ずしも無線・有線リンクが高速でなくとも、その通信サービスが無料あるいは定額である場合、高速接続状態として扱ってもよい。
促進フラグ管理部113は、端末30が対象コンテンツCTのダウンロードを促進すべき状態の場合に設定される促進フラグを管理する。具体的には、抑制フラグ管理部111は、端末30が高速な無線リンクまたは有線リンクを介して通信ネットワーク(不図示)と接続している高速接続状態、または端末30のバッテリ残量が所定値以上の状態である場合、促進フラグを設定し、対象コンテンツCTのダウンロードを促進する。本実施形態において、促進フラグ管理部113は、ダウンロード促進管理部を構成する。なお、高速な無線リンクとは、例えば、端末30が、セルラ網においてHSPAで接続している場合や、無線LANを介して通信を実行可能な場合、フェムトセルに接続している場合など、所定の通信速度(例えば、数Mbps)以上が確保できる状態をいう。なお、有線リンクは、高速な無線リンクと同等以上の通信速度を確保できるものとする。また、必ずしも無線・有線リンクが高速でなくとも、その通信サービスが無料あるいは定額である場合、高速接続状態として扱ってもよい。
ダウンロード制御部107は、促進フラグが設定されている場合、ダウンロード量を増加したり、ダウンロードするコンテンツのカテゴリを拡大したりする。
(3)コンテンツ取得制御装置の動作
次に、上述したコンテンツ取得制御装置100の動作について説明する。具体的には、コンテンツ取得制御装置100の動作概略と、動作詳細とについて説明する。
次に、上述したコンテンツ取得制御装置100の動作について説明する。具体的には、コンテンツ取得制御装置100の動作概略と、動作詳細とについて説明する。
(3.1)動作概略
図5は、コンテンツ取得制御装置100の概略動作フローである。図5に示すように、ステップ10において、コンテンツ取得制御装置100は、コンテンツリストCLを取得する。具体的には、コンテンツ取得制御装置100は、コンテンツリストサーバ20にアクセスし、コンテンツリストサーバ20に格納されているコンテンツリストCLをダウンロードする。
図5は、コンテンツ取得制御装置100の概略動作フローである。図5に示すように、ステップ10において、コンテンツ取得制御装置100は、コンテンツリストCLを取得する。具体的には、コンテンツ取得制御装置100は、コンテンツリストサーバ20にアクセスし、コンテンツリストサーバ20に格納されているコンテンツリストCLをダウンロードする。
ステップ15において、コンテンツ取得制御装置100は、取得したコンテンツリストCLに基づいてコンテンツCの取得レベルを設定する。具体的には、コンテンツ取得制御装置100は、端末30によって予めダウンロードしてキャッシュされるコンテンツCの属性やダウンロード個数、ダウンロード頻度などを決定する。
ステップ20において、コンテンツ取得制御装置100は、端末30にキャッシュすべき対象コンテンツCTを選択する。
ステップ25において、コンテンツ取得制御装置100は、選択した対象コンテンツCTをダウンロードし、端末30に記憶させる。
(3.2)動作詳細
次に、コンテンツ取得制御装置100の詳細動作について説明する。具体的には、(3.2.1)コンテンツ再生アプリケーション起動時の取得レベル設定、(3.2.2)コンテンツ再生時の取得レベル設定、(3.2.3)アプリケーション起動からの経過時間による取得レベル設定、(3.2.4)コンテンツリスト取得手順、(3.2.5)抑制フラグ管理、(3.2.6)促進フラグ管理手順、(3.2.7)コンテンツのダウンロード手順について説明する。
次に、コンテンツ取得制御装置100の詳細動作について説明する。具体的には、(3.2.1)コンテンツ再生アプリケーション起動時の取得レベル設定、(3.2.2)コンテンツ再生時の取得レベル設定、(3.2.3)アプリケーション起動からの経過時間による取得レベル設定、(3.2.4)コンテンツリスト取得手順、(3.2.5)抑制フラグ管理、(3.2.6)促進フラグ管理手順、(3.2.7)コンテンツのダウンロード手順について説明する。
(3.2.1)コンテンツ再生アプリケーション起動時の取得レベル設定
図6は、コンテンツを再生するアプリケーションが起動された際における取得レベルの設定フローを示す。図6に示すように、ステップ41において、利用状況収集部103は、コンテンツCを再生するアプリケーションが起動されたことに基づいて、所定時間(例えば、1日)に渡ってカウントしている当該アプリケーションの起動回数を1つ増加する。
図6は、コンテンツを再生するアプリケーションが起動された際における取得レベルの設定フローを示す。図6に示すように、ステップ41において、利用状況収集部103は、コンテンツCを再生するアプリケーションが起動されたことに基づいて、所定時間(例えば、1日)に渡ってカウントしている当該アプリケーションの起動回数を1つ増加する。
ステップ42において、取得レベル設定部105は、起動回数が所定値(例えば、3回とする)以上か否かを判定する。
起動回数が所定値以上の場合(ステップ42のYES)、ステップ43において、取得レベル設定部105は、設定されている取得レベルを1段階上げる。
ステップ44において、利用状況収集部103は、カウントしていた起動回数をリセットする(0にする)。
(3.2.2)コンテンツ再生時の取得レベル設定
図7は、コンテンツが再生された際における取得レベルの設定フローを示す。図7に示すように、ステップ51において、利用状況収集部103は、コンテンツCが再生されたことに基づいて、所定時間(例えば、1日)に渡ってカウントしている当該コンテンツCの再生回数を1つ増加する。
図7は、コンテンツが再生された際における取得レベルの設定フローを示す。図7に示すように、ステップ51において、利用状況収集部103は、コンテンツCが再生されたことに基づいて、所定時間(例えば、1日)に渡ってカウントしている当該コンテンツCの再生回数を1つ増加する。
ステップ52において、取得レベル設定部105は、再生回数が所定値(例えば、5回)以上か否かを判定する。
再生回数が所定値以上の場合(ステップ52のYES)、ステップ53において、取得レベル設定部105は、設定されている取得レベルを1段階上げる。
ステップ54において、利用状況収集部103は、カウントしていた再生回数をリセットする(0にする)。
(3.2.3)アプリケーション起動からの経過時間による取得レベル設定
図8は、アプリケーション起動からの経過時間による取得レベルの設定フローを示す。図8に示すように、ステップ61において、利用状況収集部103は、コンテンツCを再生するアプリケーションの起動頻度として、当該アプリケーションが前回起動された時刻からの経過時間を計算する。なお、ここでは、「取得レベル変更時刻」の初期値は「0」とする。
図8は、アプリケーション起動からの経過時間による取得レベルの設定フローを示す。図8に示すように、ステップ61において、利用状況収集部103は、コンテンツCを再生するアプリケーションの起動頻度として、当該アプリケーションが前回起動された時刻からの経過時間を計算する。なお、ここでは、「取得レベル変更時刻」の初期値は「0」とする。
ステップ62において、利用状況収集部103は、経過時間が所定時間(例えば、12時間)以上か否かを判定する。
経過時間が所定時間以上である場合(ステップ62のYES)、ステップ63において、利用状況収集部103は、「取得レベル変更時刻」の値が「0」か否かを判定する。
「取得レベル変更時刻」の値が「0」でない場合(ステップ63のNO)、ステップ64において、利用状況収集部103は、「取得レベル変更時刻」からの経過時間を計算する。
ステップ65において、利用状況収集部103は、経過時間が所定時間以上か否かを判定する。
経過時間が所定時間以上である場合(ステップ65のYES)、ステップ66において、利用状況収集部103は、設定されている取得レベルを1段階下げる。
ステップ67において、取得レベル設定部105は、「取得レベル変更時刻」に現在時刻を設定する。
(3.2.4)コンテンツリスト取得手順
図9は、コンテンツリストの取得フローを示す。本フローは周期的に実行される。図9に示すように、ステップ71において、コンテンツリスト取得部101は、設定されている取得レベルと対応付けられているコンテンツリストCLの取得周期(図4参照)に基づいて、コンテンツリストCLの取得周期を設定する。
図9は、コンテンツリストの取得フローを示す。本フローは周期的に実行される。図9に示すように、ステップ71において、コンテンツリスト取得部101は、設定されている取得レベルと対応付けられているコンテンツリストCLの取得周期(図4参照)に基づいて、コンテンツリストCLの取得周期を設定する。
ステップ72において、コンテンツリスト取得部101は、コンテンツリストCLの取得周期に基づいて、コンテンツリストCLを取得するか否か判定する。
コンテンツリストCLを取得する場合(ステップ72のYES)、ステップ73において、コンテンツリスト取得部101は、コンテンツリストサーバ20から最新のコンテンツリストCLをダウンロードする。
ステップ74において、コンテンツリスト取得部101は、ダウンロード済みの対象コンテンツCTの著作権管理情報がコンテンツリストCLに含まれているか否かを判定する。
著作権管理情報がコンテンツリストCLに含まれている場合(ステップ74のYES)、ステップ75において、コンテンツリスト取得部101は、ダウンロード済みの対象コンテンツCTの著作権管理情報を更新後の内容に書き換える。
ステップ76において、コンテンツリスト取得部101は、コンテンツダウンロード部109による対象コンテンツCTのダウンロード手順を呼び出す。
(3.2.5)抑制フラグ管理
図10は、抑制フラグの管理フローを示す。本フローは、端末30の接続状態の変化またはバッテリ残量の変化を契機に実行される。
図10は、抑制フラグの管理フローを示す。本フローは、端末30の接続状態の変化またはバッテリ残量の変化を契機に実行される。
図10に示すように、ステップ81において、抑制フラグ管理部111は、抑制フラグをリセットする。
ステップ82において、抑制フラグ管理部111は、端末30がローミングアウト状態またはバッテリ残量が少ない状態か否かを判定する。
端末30がローミングアウト状態またはバッテリ残量が少ない状態である場合(ステップ82のYES)、ステップ83において、抑制フラグ管理部111は、抑制フラグを設定する。
(3.2.6)促進フラグ管理手順
図11は、促進フラグの管理フローを示す。本フローも抑制フラグの管理フローと同様に、端末30の接続状態の変化またはバッテリ残量の変化を契機に実行される。
図11は、促進フラグの管理フローを示す。本フローも抑制フラグの管理フローと同様に、端末30の接続状態の変化またはバッテリ残量の変化を契機に実行される。
図11に示すように、ステップ91において、促進フラグ管理部113は、促進フラグをリセットする。
ステップ92において、促進フラグ管理部113は、端末30が高速接続状態であり、かつバッテリ残量が充分か否かを判定する。
端末30が高速接続状態であり、かつバッテリ残量が充分の場合(ステップ92のYES)、ステップ93において、促進フラグ管理部113は、促進フラグを設定する。
(3.2.7)コンテンツのダウンロード手順
図12は、コンテンツC(具体的には、対象コンテンツCT)のダウンロードフローを示す。本フローは、コンテンツリストCLの取得完了後に実行される。なお、対象コンテンツCTのダウンロード再開時刻が設定されている場合、当該時刻の経過を契機に実行される。
図12は、コンテンツC(具体的には、対象コンテンツCT)のダウンロードフローを示す。本フローは、コンテンツリストCLの取得完了後に実行される。なお、対象コンテンツCTのダウンロード再開時刻が設定されている場合、当該時刻の経過を契機に実行される。
ステップ101において、ダウンロード制御部107は、抑制フラグが設定されているか否かを判定する。
抑制フラグが設定されている場合(ステップ101のYES)、ステップ102において、ダウンロード制御部107は、対象コンテンツCTのダウンロード再開時刻を設定する。
抑制フラグが設定されていない場合(ステップ102のNO)、ステップ103において、ダウンロード制御部107は、コンテンツCの取得レベルを「一時的取得レベル」に設定する。
ステップ104において、ダウンロード制御部107は、促進フラグが設定されているか否かを判定する。
促進フラグが設定されている場合(ステップ104のYES)、ステップ105において、ダウンロード制御部107は、一時的取得レベルを上げる。なお、ダウンロード制御部107は、一時的取得レベルを1段階或いは2段階以上、上げてもよい。
ステップ106において、ダウンロード制御部107は、当該一時的取得レベルにおいて、対象コンテンツCTのサムネイルをダウンロード可能か否かを判定する。
対象コンテンツCTのサムネイルをダウンロード可能な場合(ステップ106のYES)、ステップ107において、ダウンロード制御部107は、当該一時的取得レベルにおいて、対象コンテンツCTのカテゴリによるダウンロードの制限があるか否かを判定する。
対象コンテンツCTのカテゴリによるダウンロードの制限がある場合(ステップ107のYES)、ステップ108において、ダウンロード制御部107は、コンテンツリストCLを参照し、指定されたカテゴリの対象コンテンツCTのサムネイルをダウンロードする。
対象コンテンツCTのカテゴリによるダウンロードの制限がない場合(ステップ107のNO)、ステップ109において、ダウンロード制御部107は、コンテンツリストCLを参照し、対象コンテンツCTのサムネイルをダウンロードする。
ステップ110において、ダウンロード制御部107は、当該一時的取得レベルにおいて、対象コンテンツCTのダウンロードが可能か否かを判定する。
対象コンテンツCTのダウンロードが可能な場合(ステップ110のYES)、ステップ111において、ダウンロード制御部107は、当該一時的取得レベルにおいて、対象コンテンツCTのカテゴリによるダウンロードの制限があるか否かを判定する。
対象コンテンツCTのカテゴリによるダウンロードの制限がある場合(ステップ111のYES)、ステップ112において、ダウンロード制御部107は、コンテンツリストCLを参照し、指定されたダウンロード量(図4参照)に基づいて、指定されたカテゴリの対象コンテンツCTを選択する。
対象コンテンツCTのカテゴリによるダウンロードの制限がない場合(ステップ111のNO)、ステップ113において、ダウンロード制御部107は、コンテンツリストCLを参照し、指定されたダウンロード量に基づいて対象コンテンツCTを選択する。
ステップ114において、コンテンツダウンロード部109は、選択した対象コンテンツCTをダウンロードし、端末30にキャッシュさせる。
(4)作用・効果
コンテンツ取得制御装置100によれば、コンテンツCの端末30による利用状況に基づいて、端末30によるコンテンツCのダウンロード個数などによって定められる取得レベルが設定される。さらに、コンテンツリスト及び設定された取得レベルに従って、端末30にキャッシュされる対象コンテンツCTが選択される。
コンテンツ取得制御装置100によれば、コンテンツCの端末30による利用状況に基づいて、端末30によるコンテンツCのダウンロード個数などによって定められる取得レベルが設定される。さらに、コンテンツリスト及び設定された取得レベルに従って、端末30にキャッシュされる対象コンテンツCTが選択される。
取得レベルは、利用状況に基づいて設定されるため、予めダウンロードしたコンテンツが結果的にユーザによって利用されずにシステムリソースを浪費してしまうことを防止し得る。また、取得レベルに従って一定のコンテンツCは、予めダウンロードされて端末30にキャッシュされるため、端末30の応答性と利便性の向上を図り得る。つまり、コンテンツ取得制御装置100によれば、端末30の応答性と利便性の向上を図りつつ、システムリソースの消費とバランスをとることができる。
本実施形態では、対象コンテンツCTの利用頻度に基づいて取得レベルが設定される。このため、キャッシュされた対象コンテンツCTの端末30のユーザによる利用状況に応じて、適切なコンテンツCを予めダウンロードすることが可能となる。さらに、ユーザの利用状況が変化した場合でも柔軟に対応できる。
本実施形態では、コンテンツCのサムネイルをコンテンツC自体よりも優先してダウンロードされるため、システムリソースの消費増大を抑制しつつ、端末30の応答性と利便性をさらに向上し得る。
本実施形態では、コンテンツリストCLの取得後、コンテンツCのダウンロード処理が実行されるため、コンテンツリストサーバ20が端末30に対するコンテンツリストCLのダウンロードに関する応答を遅くすれば、コンテンツCのダウンロード処理の実行も遅れることになる。このため、端末30によるコンテンツCのダウンロード処理を、コンテンツリストサーバ20側からの間接的に制御可能となり、複数の端末30がダウンロードを同時期に実行することによる無線リソース、通信ネットワーク及びコンテンツサーバに対する負荷を分散させることができる。
本実施形態では、コンテンツCのカテゴリ毎に取得レベルを設定できる。また、時間帯毎に異なる取得レベルを設定し得る。このため、予めダウンロードすべきコンテンツCをさらに緻密に選択し得る。
本実施形態では、抑制フラグによって、ローミングアウト状態、または端末30のバッテリ残量が所定値以下の状態である場合、対象コンテンツCTのダウンロードが抑制される。このため、通信料金の上昇や端末30のバッテリが枯渇状態に陥ることを抑制し得る。また、本実施形態では、促進フラグによって、高速接続状態または端末30のバッテリ残量が所定値以上の状態である場合、対象コンテンツCTのダウンロードが促進される。このため、端末30の応答性と利便性をさらに向上し得る。
本実施形態では、ダウンロードした対象コンテンツCTの著作権管理情報が更新された場合、該当する対象コンテンツCTの著作権管理情報が、更新後の内容に書き換えられる。このため、著作権管理情報が更新された場合でも、更新の内容をダウンロードした対象コンテンツCTに再度ダウンロードすることなく反映できる。
(5)その他の実施形態
上述したように、本発明の一実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態が明らかとなろう。
上述したように、本発明の一実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態が明らかとなろう。
例えば、利用状況収集部103は、コンテンツCを再生するアプリケーションが前回起動されてからの経過時間に基づいて利用頻度を決定してもよい。また、当該アプリケーションの起動回数には、端末30のシステム内部における自動的な起動を含めず、端末30のユーザによって手動で起動された回数のみを含めるようにしてもよい。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
10…コンテンツサーバ、20…コンテンツリストサーバ、30…端末、30a…コンテンツ記憶再生機能、100…コンテンツ取得制御装置、101…コンテンツリスト取得部、103…利用状況収集部、105…取得レベル設定部、107…ダウンロード制御部、109…コンテンツダウンロード部、111…抑制フラグ管理部、113…促進フラグ管理部、C…コンテンツ、CL…コンテンツリスト、CT…対象コンテンツ
Claims (9)
- 通信機能を備える端末に設けられ、前記端末へのコンテンツのダウンロードを制御するコンテンツ取得制御装置であって、
前記コンテンツの所在を含むコンテンツリストを取得するリスト取得部と、
ダウンロードされた前記コンテンツの前記端末による利用状況を収集し、収集した前記利用状況を保持する利用状況収集部と、
前記利用状況に基づいて、前記端末によるコンテンツのダウンロード個数またはダウンロード頻度の少なくとも何れかによって定められる取得レベルを設定する取得レベル設定部と、
前記コンテンツリスト及び前記取得レベルに従って、前記端末によるダウンロードの対象となる対象コンテンツを選択するダウンロード制御部と、
前記対象コンテンツをダウンロードするコンテンツダウンロード部と
を備えるコンテンツ取得制御装置。 - 前記利用状況収集部は、前記コンテンツダウンロード部によってダウンロードされた前記対象コンテンツの再生頻度、または前記対象コンテンツを再生するアプリケーションの起動頻度の少なくとも何れかに基づいて定められる前記対象コンテンツの利用頻度を前記利用状況として収集し、
前記取得レベル設定部は、前記利用頻度に基づいて前記取得レベルを設定する請求項1に記載のコンテンツ取得制御装置。 - 前記取得レベル設定部は、
前記利用頻度が所定値よりも高い場合、前記コンテンツダウンロード部による前記対象コンテンツのダウンロード頻度またはダウンロード個数の少なくとも何れかが増加する取得レベルに変更し、
前記利用頻度が所定値よりも低い場合、前記コンテンツダウンロード部による前記対象コンテンツのダウンロード個数またはダウンロード頻度の少なくとも何れかが減少する取得レベルに変更する請求項2に記載のコンテンツ取得制御装置。 - 前記取得レベル設定部は、
前記コンテンツのカテゴリ毎に前記取得レベルを設定可能であり、
前記カテゴリ毎の利用状況に基づいて、前記カテゴリ毎の取得レベルを設定する請求項1に記載のコンテンツ取得制御装置。 - 前記取得レベル設定部は、所定の時間帯毎に前記取得レベルを設定可能であり、
前記所定の時間帯毎の利用状況に基づいて、前記所定の時間帯毎の取得レベルを設定する請求項1に記載のコンテンツ取得制御装置。 - 前記端末が属する通信ネットワークと異なる通信ネットワークに接続しているローミングアウト状態、または前記端末のバッテリ残量が所定値以下の状態である場合、前記対象コンテンツのダウンロードを抑制するダウンロード抑制管理部をさらに備える請求項1に記載のコンテンツ取得制御装置。
- 前記端末が高速な無線リンクまたは有線リンクを介して通信ネットワークと接続している高速接続状態、または前記端末のバッテリ残量が所定値以上の状態である場合、前記対象コンテンツのダウンロードを促進するダウンロード促進管理部をさらに備える請求項1に記載のコンテンツ取得制御装置。
- 前記リスト取得部は、前記コンテンツの著作権管理情報を含むコンテンツリストを所定周期で取得し、
前記コンテンツダウンロード部によってダウンロードされた前記対象コンテンツの著作権管理情報が更新された場合、前記対象コンテンツの著作権管理情報を更新後の内容に書き換える請求項1に記載のコンテンツ取得制御装置。 - 通信機能を備える端末へのコンテンツのダウンロードを制御するコンテンツ取得制御方法であって、
前記コンテンツの所在を含むコンテンツリストを取得するステップと、
ダウンロードされた前記コンテンツの前記端末による利用状況を収集するステップと、
収集した前記利用状況に基づいて、前記端末によるコンテンツのダウンロード個数またはダウンロード頻度の少なくとも何れかによって定められる取得レベルを設定するステップと、
前記コンテンツリスト及び前記取得レベルに従って、前記端末によるダウンロードの対象となる対象コンテンツをダウンロードするステップと
を備えるコンテンツ取得制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009223286A JP2011070583A (ja) | 2009-09-28 | 2009-09-28 | コンテンツ取得制御装置及びコンテンツ取得制御方法 |
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Family Applications (1)
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JP2009223286A Pending JP2011070583A (ja) | 2009-09-28 | 2009-09-28 | コンテンツ取得制御装置及びコンテンツ取得制御方法 |
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-
2009
- 2009-09-28 JP JP2009223286A patent/JP2011070583A/ja active Pending
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