JP2011068474A - トゲのないワイヤロープの玉掛索製造方法及びトゲのないワイヤロープの玉掛索 - Google Patents
トゲのないワイヤロープの玉掛索製造方法及びトゲのないワイヤロープの玉掛索 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】トゲのないワイヤロープ11の玉掛索製造方法は、束ストランド形成工程と、第1編み込み工程と、第2編み込み工程と、細束ストランド形成工程と、第1細束切断工程と、第1細束先端押込み工程と、第3半差し編み込み工程と、第2細束切断工程と、第2細束先端押込み工程とよりなる。
【選択図】図50
Description
従って、束ストランドや細束ストランドの編み込みにより、ワイヤロープの芯部領域中に押込んだ束ストランドの切断先端部や細束ストランドの切断先端部を格納するための、ワイヤロープの撚りの方向と逆の方向に交差したかご差し状態又は同じ方向に巻回した巻差し状態で束ストランドや細束ストランドが編み込まれて編込み収納部を形成することになる。
すなわち、網目状になって交差した束ストランドや細束ストランド又は/及び螺旋状に巻回した束ストランドや細束ストランドが芯部領域の周囲を囲繞した編込み収納部により、ストランド切断先端部たるトゲを包み込んでワイヤロープの外部に突出できないように封止することができる効果がある。
そして、ワイヤロープの玉掛索として使用時に引張り応力や曲げ応力が掛かると、網目状になって交差した束ストランドや細束ストランドが縮小することで、引張り応力や曲げ応力が大きいほど網目がより緊密に小さくなり、又は/及び螺旋状に巻回した束ストランドや細束ストランドも縮小することで、引張り応力や曲げ応力が大きいほど螺旋状に巻回した目がより緊密に小さくなり、間隙のない円周状の側壁いわゆる編込み収納部を形成した状態になるため、編込み収納部における芯部領域の空隙に束ストランド切断先端部および2組或は3組に束ねた細束ストランド切断先端部たるトゲを封じ込めてワイヤロープの外部に突出できないように完全に封入することができる効果がある。
さらに、細束ストランド切断先端部を2組或は3組ずつ束ねると、束ストランドの直径と略同一径となり、芯部領域の空隙からワイヤロープの外部への突出できなくする効果がある。また、上記のように束ねることにより、2組或は3組の細束ストランド切断先端部同士を一体化して、ばらけないようにすることで、細束ストランド切断先端部が芯部領域の周囲の編み目から単線化して再突出しない効果がある。
そして、一旦外部に引出した切断芯線を、芯部領域の空隙に戻すことによりその空隙をなくし、2組或は3組に束ねた細束ストランド切断先端部たるトゲの方向をワイヤロープの長手方向に揃えてワイヤロープの外部への突出を防止する効果がある。
従って、束ストランドや第2細束の細束ストランドの編み込みにより、ワイヤロープの芯部領域中に押込んだ束ストランドの切断先端部や細束ストランドの切断先端部を格納するための、ワイヤロープの撚りの方向と逆の方向に交差したかご差し状態及び同じ方向に巻回した巻差し状態で束ストランドが編み込まれ編込み収納部を形成し、さらに巻差し状態で細束ストランドが編み込まれて編込み収納部を形成することになる。
すなわち、網目状になって交差した束ストランド及び螺旋状に巻回した束ストランド及び螺旋状に巻回した細束ストランドが芯部領域の周囲を囲繞した編込み収納部により、ストランド切断先端部や細束ストランド切断先端部たるトゲを包み込んでワイヤロープの外部に突出できないように封止することができる効果がある。
そして、ワイヤロープの玉掛索として使用時に引張り応力や曲げ応力が掛かると、網目状になって交差した束ストランドが縮小することで、引張り応力や曲げ応力が大きいほど網目がより緊密に小さくなり、さらに、螺旋状に巻回した束ストランドや細束ストランドも縮小することで、引張り応力や曲げ応力が大きいほど螺旋状に巻回した目がより緊密に小さくなり、間隙のない円周状の側壁いわゆる編込み収納部を形成した状態になるため、編込み収納部における芯部領域の空隙に束ストランド切断先端部および2組或は3組に束ねた細束ストランド切断先端部たるトゲを封じ込めてワイヤロープの外部に突出できないように完全に封入することができる効果がある。
従って、束ストランドや第2細束の細束ストランドの編み込みにより、ワイヤロープの芯部領域中に押込んだ束ストランドの切断先端部や第2細束の細束ストランドの切断先端部を格納するための、ワイヤロープの撚りの方向と逆の方向に交差したかご差し状態で束ストランドや撚りの方向と同じ方向に巻回した巻差し状態で細束ストランドが編み込まれて編込み収納部を形成することになる。
すなわち、網目状になって交差した束ストランド及び螺旋状に巻回した細束ストランドが芯部領域の周囲を囲繞した編込み収納部により、ストランド切断先端部たるトゲを包み込んでワイヤロープの外部に突出できないように封止することができる効果がある。
そして、ワイヤロープの玉掛索として使用時に引張り応力や曲げ応力が掛かると、網目状になって交差した束ストランド及び螺旋状に巻回した細束ストランドが縮小することで、引張り応力や曲げ応力が大きいほど網目及び螺旋状に巻回した目がより緊密に小さくなり、間隙のない円周状の側壁いわゆる編込み収納部を形成した状態になるため、編込み収納部における芯部領域の空隙に束ストランド切断先端部および2組或は3組に束ねた細束ストランド切断先端部たるトゲを封じ込めてワイヤロープの外部に突出できないように完全に封入することができる効果がある。
従って、束ストランド及び細束ストランドの編み込みにより、ワイヤロープの芯部領域中に押込んだ束ストランドの切断先端部及び細束ストランドの切断先端部を格納するための、ワイヤロープの撚りの方向と同じ方向に巻回した巻差し状態で束ストランドが編み込まれ編込み収納部を形成し、さらに、逆の方向に交差したかご差し状態で細束ストランドが編み込まれて編込み収納部を形成することになる。
すなわち、螺旋状に巻回した束ストランド及び網目状になって交差した細束ストランドが芯部領域の周囲を囲繞した編込み収納部により、ストランド切断先端部や細束ストランド切断先端部たるトゲを包み込んでワイヤロープの外部に突出できないように封止することができる効果がある。
そして、ワイヤロープの玉掛索として使用時に引張り応力や曲げ応力が掛かると、螺旋状に巻回した束ストランド及び網目状に交差した細束ストランドが縮小することで、引張り応力や曲げ応力が大きいほど螺旋状に巻回した目及び網目がより緊密に小さくなり、間隙のない円周状の側壁いわゆる編込み収納部を形成した状態になるため、編込み収納部における芯部領域の空隙に束ストランド切断先端部および2組或は3組に束ねた細束ストランド切断先端部たるトゲを封じ込めてワイヤロープの外部に突出できないように完全に封入することができる効果がある。
従って、束ストランドや第2細束の細束ストランドの編み込みにより、ワイヤロープの芯部領域中に押込んだ束ストランドの切断先端部や細束ストランドの切断先端部を格納するための、ワイヤロープの撚りの方向と同じ方向に巻回した状態及び逆の方向に交差した状態で束ストランドが編み込まれ編込み収納部を形成し、さらに巻差し状態で細束ストランドが編み込まれ編込み収納部を形成することになる。
すなわち、螺旋状に巻回した束ストランド及び網目状になって交差した束ストランド及び螺旋状に巻回した細束ストランドが芯部領域の周囲を囲繞した編込み収納部により、ストランドの切断先端部や細束ストランドの切断先端部たるトゲを包み込んでワイヤロープの外部に突出できないように封止することができる効果がある。
そして、ワイヤロープの玉掛索として使用時に引張り応力や曲げ応力が掛かると、螺旋状に巻回した束ストランドや細束ストランドも縮小することで、引張り応力や曲げ応力が大きいほど螺旋状に巻回した目がより緊密に小さくなり、さらに、網目状になって交差した束ストランドが縮小することで、引張り応力や曲げ応力が大きいほど網目がより緊密に小さくなり、間隙のない円周状の側壁いわゆる編込み収納部を形成した状態になるため、編込み収納部における芯部領域の空隙に束ストランド切断先端部および2組或は3組に束ねた細束ストランドの切断先端部たるトゲを封じ込めてワイヤロープの外部に突出できないように完全に封入することができる効果がある。
従って、束ストランドや第2細束の細束ストランドの編み込みにより、ワイヤロープの芯部領域中に押込んだ束ストランドの切断先端部や細束ストランドの切断先端部を格納するための、ワイヤロープの撚りの方向と逆の方向に交差したかご差し状態及び同じ方向に巻回した巻差し状態で束ストランドが編み込まれ編込み収納部を形成し、さらにかご差し状態で細束ストランドが編み込まれて編込み収納部を形成することになる。
すなわち、網目状になって交差した束ストランド及び螺旋状に巻回した束ストランド及び網目状になって交差した細束ストランドが芯部領域の周囲を囲繞した編込み収納部により、ストランド切断先端部や細束ストランド切断先端部たるトゲを包み込んでワイヤロープの外部に突出できないように封止することができる効果がある。
そして、ワイヤロープの玉掛索として使用時に引張り応力や曲げ応力が掛かると、網目状になって交差した束ストランドや細束ストランドが縮小することで、引張り応力や曲げ応力が大きいほど網目がより緊密に小さくなり、さらに、螺旋状に巻回した束ストランドも縮小し、すなわち、引張り応力や曲げ応力が大きいほど螺旋状に巻回した目がより緊密に小さくなり、間隙のない円周状の側壁いわゆる編込み収納部を形成した状態になるため、編込み収納部における芯部領域の空隙に束ストランド切断先端部および2組或は3組に束ねた細束ストランド切断先端部たるトゲを封じ込めてワイヤロープの外部に突出できないように完全に封入することができる効果がある。
従って、束ストランドや第2細束の細束ストランドの編み込みにより、ワイヤロープの芯部領域中に押込んだ束ストランドの切断先端部や第2細束の細束ストランドの切断先端部を格納するための、ワイヤロープの撚りの方向と逆の方向に交差したかご差し状態で束ストランドが編み込まれ編込み収納部を形成し、さらに、かご差し状態で細束ストランドが編み込まれて編込み収納部を形成することになる。
すなわち、網目状になって交差した束ストランドや細束ストランドが芯部領域の周囲を囲繞した編込み収納部により、ストランド切断先端部や細束ストランド切断先端部たるトゲを包み込んでワイヤロープの外部に突出できないように封止することができる効果がある。
そして、ワイヤロープの玉掛索として使用時に引張り応力や曲げ応力が掛かると、網目状になって交差した束ストランド及び細束ストランドが縮小することで、引張り応力や曲げ応力が大きいほど網目状に巻回した目がより緊密に小さくなり、間隙のない円周状の側壁いわゆる編込み収納部を形成した状態になるため、編込み収納部における芯部領域の空隙に束ストランド切断先端部および2組或は3組に束ねた細束ストランド切断先端部たるトゲを封じ込めてワイヤロープの外部に突出できないように完全に封入することができる効果がある。
従って、束ストランドや第2細束の細束ストランドの編み込みにより、ワイヤロープの芯部領域中に押込んだ束ストランドの切断先端部や細束ストランドの切断先端部を格納するための、ワイヤロープの撚りの方向と同じ方向に巻回した巻差し状態で束ストランドが編み込まれ編込み収納部を形成し、さらに巻差し状態で細束ストランドが編み込まれて編込み収納部を形成することになる。
すなわち、螺旋状に巻回した束ストランド及び螺旋状に巻回した細束ストランドが芯部領域の周囲を囲繞した編込み収納部により、ストランド切断先端部や細束ストランド切断先端部たるトゲを包み込んでワイヤロープの外部に突出できないように封止することができる効果がある。
そして、ワイヤロープの玉掛索として使用時に引張り応力や曲げ応力が掛かると、螺旋状に巻回した束ストランドや細束ストランドも縮小することで、引張り応力や曲げ応力が大きいほど螺旋状に巻回した目がより緊密に小さくなり、間隙のない円周状の側壁いわゆる編込み収納部を形成した状態になるため、編込み収納部における芯部領域の空隙に束ストランド切断先端部および2組或は3組に束ねた細束ストランド切断先端部たるトゲを封じ込めてワイヤロープの外部に突出できないように完全に封入することができる効果がある。
すなわち、網目状になって交差した第2細束の細束ストランド又は螺旋状に巻回した第2細束の細束ストランドが芯部領域の周囲を囲繞した編込み収納部により、細束ストランドの切断先端部たるトゲを包み込んでワイヤロープの外部に突出できないように封止することができる効果がある。
そして、ワイヤロープの玉掛索として使用時に引張り応力や曲げ応力が掛かると、網目状になって交差した第2細束の細束ストランドが縮小することで、引張り応力や曲げ応力が大きいほど網目がより緊密に小さくなり、又は、螺旋状に巻回した第2細束の細束ストランドが縮小することで、引張り応力や曲げ応力が大きいほど螺旋状に巻回した目がより緊密に小さくなり、間隙のない円周状の側壁いわゆる編込み収納部を形成した状態になるため、編込み収納部における芯部領域の空隙に束ストランド切断先端部および2組或は3組に束ねた細束ストランド切断先端部たるトゲを封じ込めてワイヤロープの外部に突出できないように完全に封入することができる効果がある。
すなわち、網目状になって交差した外層線の細束ストランド又は螺旋状に巻回した外層線の細束ストランドが芯部領域の周囲を囲繞した編込み収納部により、細束ストランド切断先端部たるトゲを包み込んでワイヤロープの外部に突出できないように封止することができる効果がある。
そして、ワイヤロープの玉掛索として使用時に引張り応力や曲げ応力が掛かると、網目状になって交差した外層線の細束ストランドが縮小することで、引張り応力や曲げ応力が大きいほど網目がより緊密に小さくなり、又は、螺旋状に巻回した外層線の細束ストランドが縮小することで、引張り応力や曲げ応力が大きいほど螺旋状に巻回した目がより緊密に小さくなり、間隙のない円周状の側壁いわゆる編込み収納部を形成した状態になるため、編込み収納部における芯部領域の空隙に束ストランド切断先端部および2組或は3組に束ねた細束ストランド切断先端部たるトゲを封じ込めてワイヤロープの外部に突出できないように完全に封入することができる効果がある。
すなわち、網目状になって交差した内層線の細束ストランド又は螺旋状に巻回した内層線の細束ストランドが芯部領域の周囲を囲繞した編込み収納部により、細束ストランド切断先端部たるトゲを包み込んでワイヤロープの外部に突出できないように封止することができる効果がある。
そして、ワイヤロープの玉掛索として使用時に引張り応力や曲げ応力が掛かると、網目状になって交差した内層線の細束ストランドが縮小することで、引張り応力が大きいほど網目がより緊密に小さくなり、又は、螺旋状に巻回した内層線の細束ストランドが縮小することで、引張り応力が大きいほど螺旋状に巻回した目がより緊密に小さくなり、間隙のない円周状の側壁いわゆる編込み収納部を形成した状態になるため、編込み収納部における芯部領域に束ストランド切断先端部および2組或は3組に束ねた細束ストランド切断先端部たるトゲを封じ込めてワイヤロープの外部に突出できないように完全に封入することができる効果がある。
次いで、第2編み込み工程終了後に、突出した6組の各束ストランドの先端を更にそれぞれ2組の細束に分別し第1細束と第2細束として12組の細束ストランドを形成する細束ストランド形成工程と、細束ストランド形成工程終了後に、第1細束よりなる6組の細束ストランドの突出先端を切断する第1細束切断工程と、第1細束切断工程終了後に、切断した第1細束である6組の細束ストランドの先端をワイヤロープの撚り束ストランドの中心に形成された芯部領域中心に押込む第1細束先端押込み工程と、第1細束先端押込み工程終了後に、第2細束よりなる6組の細束ストランドをワイヤロープの撚られた各ストランドの間にワイヤロープの撚り方向と同じ方向又は逆の方向に差し込んでワイヤロープ周面から突出させる編み込み作業を複数回行う巻差し又はかご差しの何れか一方の第3半差し編み込み工程を行なう。
次いで、第3半差し編み込み工程終了後に、突出した第2細束たる6組の各細束ストランドの突出先端を切断する第2細束切断工程と、第2細束切断工程終了後に、切断した第2細束たる6組の細束ストランドの先端を、ワイヤロープの撚りストランドの中心の芯部領域の空隙中に押込む第2細束先端押込み工程とよりなる。
本発明の第1実施形態のトゲのないワイヤロープの玉掛索製造方法は、束ストランド形成工程と、準備作業工程と、かご差しの第1編み込み工程と、巻差しの第2編み込み工程と、細束ストランド形成工程と、第1細束切断工程と、第1細束先端押込み工程と、巻差しの第3半差し編み込み工程と、第2細束切断工程と、第2細束先端押込み工程とよりなる。
束ストランド形成工程について説明する。図1に示すように、先ずワイヤロープ11の自由端部側に輪状のループ部12を作る。
ここで、ワイヤロープ11の本線11aの撚りストランドA〜F内に各束ストランド1〜6を通す作業(いわゆるかご差し方法による束ストランド挿通作業)の前段階としての準備作業工程を行う。すなわち、この準備作業工程は、地差し法による口入れと称するものであり、6組の各束ストランド1〜6を図2に示すように、撚りストランドA〜Fの適宜の間にスパイキ145を入れて、撚りストランドA〜F間の間隙に挿通する。この作業を図3に基づき詳説する。この工程は次工程のかご差しの第1編み込み工程を行うためにばらばらの束ストランド1〜6の根元を撚りストランドA〜Fに係合し固定して束ストランドのかご差しが弛緩しないようにするためのものである。
このように6組の各束ストランド1〜6がそれぞれ撚りストランドA〜F間に挿通され準備作業工程が終了した後(図2参照)に、以下に示すかご差し方法による6組の各束ストランド1〜6の挿通作業が行われる。
次いで、各組の束ストランド1〜6を「巻差し方法」による作業で撚りストランド間に挿通する。
以上で6組の束ストランド1〜6は、かご差し、巻差しの各方法による撚りストランドA〜Fへの挿通作業が完了する。そして、束ストランド1〜6の各突出端を更に2組の束に分割し、第1細束と第2細束とする。すなわち、第1細束の細束ストランド1c〜6cと、第2細束の細束ストランド1d〜6dとに2分割する細束ストランド形成工程を行う。
6組の束ストランド1〜6の第1細束の細束ストランド1c〜6cは、ワイヤロープ表面の位置で切断する第1細束切断工程を行い、6組の第2細束、すなわち6組の細束ストランド1d〜6dを残す(図6参照)。このとき、撚りストランドA〜F間から心綱7を引き出し切断して、同撚りストランドA〜Fの中心部の心綱7の一部を抜いた箇所に芯部領域の空隙11bを形成する。
切断された6組の第1細束の細束ストランド1c〜6cの先端切断部分、いわゆる第1細束トゲ6本は、撚りストランドA〜Fの中心部の心綱7の一部を抜いて生じた芯部領域の空隙11b中に押し込む第1細束先端押込み工程を行う(図6参照)。このとき束ストランドが芯部領域の周囲を囲繞した編込み収納部により、ストランド切断先端部たるトゲを包み込んだ状態となる。
突出したままのかかる第2細束の細束ストランド1d〜6dは、半差しによる巻差し方法による作業で撚りストランドA〜F間に挿通する第3半差し編み込み工程を行う。すなわち、図6に示すように1組目〜6組目の第2細束の細束ストランド1d〜6dは、所定の撚りストランドA〜F間に、撚りと同じ方向に巻回しながら挿通する。
2〜3回の巻差しの作業が終了するとワイヤロープ表面位置において突出した6組の第2細束の細束ストランド1d〜6dを切断する第2細束切断工程を行う。切断した第2細束の切断部分は、撚りストランドA〜Fの芯部領域の空隙11b中に押込む第2細束先端押込み工程を行う。
本発明の第2実施形態のトゲのないワイヤロープの玉掛索製造方法は、束ストランド形成工程と、準備作業工程と、かご差しの第1編み込み工程と、かご差しの第2編み込み工程と、細束ストランド形成工程と、第1細束切断工程と、第1細束先端押込み工程と、巻差しの第3半差し編み込み工程と、第2細束切断工程と、第2細束先端押込み工程とよりなる。
次いで、各組の束ストランド1〜6を「かご差し方法」による作業で撚りストランド間に挿通する。
以上で6組の束ストランド1〜6は、3回のかご差し、1回のかご差しの各方法による撚りストランドA〜Fへの挿通作業が完了する。そして、束ストランド1〜6の各突出端を更に2組の束に分割し、第1細束と第2細束とする。すなわち、第1細束の細束ストランド1c〜6cと、第2細束の細束ストランド1d〜6dとに2分割する細束ストランド形成工程を行う。
6組の束ストランド1〜6の第1細束の細束ストランド1c〜6cは、ワイヤロープ表面の位置で切断する第1細束切断工程を行い、6組の第2細束、すなわち6組の細束ストランド1d〜6dを残す(図10参照)。このとき、撚りストランドA〜F間から心綱7を引き出し切断して、同撚りストランドA〜Fの中心部の心綱7の一部を抜いた箇所に芯部領域の空隙11bを形成する。
切断された6組の第1細束の細束ストランド1c〜6cの先端切断部分、いわゆる第1細束トゲ6本は、撚りストランドA〜Fの中心部の心綱7の一部を抜いて生じた芯部領域の空隙11b中に押し込む第1細束先端押込み工程を行う。このとき束ストランドが芯部領域の周囲を囲繞した編込み収納部により、ストランド切断先端部たるトゲを包み込んだ状態となる。
突出したままのかかる第2細束の細束ストランド1d〜6dは、半差しによる巻差し方法による作業で撚りストランドA〜F間に挿通する巻差しの第3半差し編み込み工程を行う。すなわち、図10に示すように1組目〜6組目の第2細束の細束ストランド1d〜6dは、所定の撚りストランドA〜F間に、撚りと同じ方向に巻回しながら挿通する。
2〜3回の巻差しの作業が終了するとワイヤロープ表面位置において突出した6組の第2細束の細束ストランド1d〜6dを切断する第2細束切断工程を行う。切断した第2細束の切断部分は、撚りストランドA〜Fの芯部領域の空隙11b中に押込む第2細束先端押込み工程を行う。
本発明の第3実施形態のトゲのないワイヤロープの玉掛索製造方法は、束ストランド形成工程と、準備作業工程と、巻差しの第1編み込み工程と、巻差しの第2編み込み工程と、細束ストランド形成工程と、第1細束切断工程と、第1細束先端押込み工程と、かご差しの第3半差し編み込み工程と、第2細束切断工程と、第2細束先端押込み工程とよりなる。
このように6組の各束ストランド1〜6がそれぞれ撚りストランドA〜F間に挿通され準備作業工程が終了した後(図2参照)に、以下に示す巻差し方法による6組の各束ストランド1〜6の挿通作業が行われる。
次いで、各組の束ストランド1〜6を「巻差し方法」による作業で撚りストランド間に挿通する。
以上で6組の束ストランド1〜6は、3回の巻差し、1回の巻差しの各方法による撚りストランドA〜Fへの挿通作業が完了する。そして、束ストランド1〜6の各突出端を更に2組の束に分割し、第1細束と第2細束とする。すなわち、第1細束の細束ストランド1c〜6cと、第2細束の細束ストランド1d〜6dとに2分割する細束ストランド形成工程を行う。
6組の束ストランド1〜6の第1細束の細束ストランド1c〜6cは、ワイヤロープ表面の位置で切断する第1細束切断工程を行い、6組の第2細束、すなわち6組の細束ストランド1d〜6dを残す(図14参照)。このとき、撚りストランドA〜F間から心綱7を引き出し切断して、同撚りストランドA〜Fの中心部の心綱7の一部を抜いた箇所に芯部領域の空隙11bを形成する。
切断された6組の第1細束の細束ストランド1c〜6cの先端切断部分、いわゆる第1細束トゲ6本は、撚りストランドA〜Fの中心部の心綱7の一部を抜いて生じた芯部領域の空隙11b中に押し込む第1細束先端押込み工程を行う。このとき束ストランドが芯部領域の周囲を囲繞した編込み収納部により、ストランド切断先端部たるトゲを包み込んだ状態となる。
突出したままのかかる第2細束の細束ストランド1d〜6dは、半差しによるかご差し方法による作業で撚りストランドA〜F間に挿通する巻差しの第3半差し編み込み工程を行う。すなわち、1組目〜6組目の第2細束の細束ストランド1d〜6dは、所定の撚りストランドA〜F間に、撚りと逆の方向に巻回しながら挿通する。
2〜3回のかご差しの作業が終了するとワイヤロープ表面位置において突出した6組の第2細束の細束ストランド1d〜6dを切断する第2細束切断工程を行う。切断した第2細束の切断部分は、撚りストランドA〜Fの芯部領域の空隙11b中に押込む第2細束先端押込み工程を行う。
本発明の第4実施形態のトゲのないワイヤロープの玉掛索製造方法は、束ストランド形成工程と、準備作業工程と、巻差しの第1編み込み工程と、かご差しの第2編み込み工程と、細束ストランド形成工程と、第1細束切断工程と、第1細束先端押込み工程と、巻差しの第3半差し編み込み工程と、第2細束切断工程と、第2細束先端押込み工程とよりなる。
次いで、各組の束ストランド1〜6を「かご差し方法」による作業で撚りストランド間に挿通する。
本発明の第5実施形態のトゲのないワイヤロープの玉掛索製造方法は、束ストランド形成工程と、準備作業工程と、かご差しの第1編み込み工程と、巻差しの第2編み込み工程と、細束ストランド形成工程と、第1細束切断工程と、第1細束先端押込み工程と、かご差しの第3半差し編み込み工程と、第2細束切断工程と、第2細束先端押込み工程とよりなる。
突出したままのかかる第2細束の細束ストランド1d〜6dは、半差しによるかご差し方法による作業で撚りストランドA〜F間に挿通する第3半差し編み込み工程を行う。すなわち、図18に示すように1組目〜6組目の第2細束の細束ストランド1d〜6dは、所定の撚りストランドA〜F間に、撚りと逆の方向に巻回しながら挿通する。
2〜3回のかご差しの作業が終了するとワイヤロープ表面位置において突出した6組の第2細束の細束ストランド1d〜6dを切断する第2細束切断工程を行う。切断した第2細束の切断部分は、撚りストランドA〜Fの芯部領域の空隙11b中に押込む第2細束先端押込み工程を行う。
本発明の第6実施形態のトゲのないワイヤロープの玉掛索製造方法は、束ストランド形成工程と、準備作業工程と、かご差しの第1編み込み工程と、かご差しの第2編み込み工程と、細束ストランド形成工程と、第1細束切断工程と、第1細束先端押込み工程と、かご差しの第3半差し編み込み工程と、第2細束切断工程と、第2細束先端押込み工程とよりなる。
本発明の第7実施形態のトゲのないワイヤロープの玉掛索製造方法は、束ストランド形成工程と、準備作業工程と、巻差しの第1編み込み工程と、巻差しの第2編み込み工程と、細束ストランド形成工程と、第1細束切断工程と、第1細束先端押込み工程と、巻差しの第3半差し編み込み工程と、第2細束切断工程と、第2細束先端押込み工程とよりなる。
本発明の第8実施形態のトゲのないワイヤロープの玉掛索製造方法は、束ストランド形成工程と、準備作業工程と、かご差しの第1編み込み工程と、巻差しの第2編み込み工程と、細束ストランド形成工程と、内層線としての第1細束切断工程と、内層線としての第1細束先端押込み工程と、巻差しの第3半差し編み込み工程と、外層線としての第2細束切断工程と、外層線としての第2細束先端押込み工程とよりなる。
以上で6組の束ストランド1〜6は、3回のかご差し、1回の巻差しの各方法による撚りストランドA〜Fへの挿通作業が完了する。そして、束ストランド1〜6の各突出端を第1細束としての内層線の細束ストランド1a〜6aと、第2細束としての外層線の細束ストランド1b〜6bとに分別する細束ストランド形成工程を行う。一般にストランド単体を構成する複合線は、内外層線の多層線よりなり、これらを内層線、外層線と称しており、ここでは、これら内外層線に分別する作業を行う。
6組の束ストランド1〜6の内層線の細束ストランド1a〜6aは、ワイヤロープ表面の位置で切断する内層線としての第1細束切断工程を行い、6組の外層線、すなわち6組の細束ストランド1b〜6bを残す(図21、図46及び図47参照)。このとき、撚りストランドA〜F間から心綱7を引き出し切断(図48参照)して、同撚りストランドA〜Fの中心部の心綱7の一部を抜いた箇所に芯部領域の空隙11bを形成する。図48中、符号145はスパイキである。
切断された6組の内層線としての第1細束の細束ストランド1a〜6aの先端切断部分、いわゆる内層線トゲ6本は、撚りストランドA〜Fの中心部の心綱7の一部を抜いて生じた芯部領域の空隙11b中に押し込む内層線としての第1細束先端押込み工程を行う。このとき束ストランドが芯部領域の周囲を囲繞した編込み収納部により、ストランド切断先端部たるトゲを包み込んだ状態となる。
突出したままのかかる外層線の細束ストランド1b〜6bは、半差しによる巻差し方法による作業で撚りストランドA〜F間に挿通する巻差しの第3半差し編み込み工程を行う。すなわち、図21に示すように1組目〜6組目の外層線の細束ストランド1b〜6bは、所定の撚りストランドA〜F間に、撚りと同じ方向に巻回しながら挿通する。
2〜3回の巻差しの作業が終了するとワイヤロープ表面位置において突出した6組の外層線の細束ストランド1b〜6bを切断する外層線としての第2細束切断工程を行う。切断した外層線の切断部分は、撚りストランドA〜Fの芯部領域の空隙11b中に押込む外層線としての第2細束先端押込み工程を行う。
本発明の第9実施形態のトゲのないワイヤロープの玉掛索製造方法は、束ストランド形成工程と、準備作業工程と、かご差しの第1編み込み工程と、かご差しの第2編み込み工程と、細束ストランド形成工程と、内層線としての第1細束切断工程と、内層線としての第1細束先端押込み工程と、巻差しの第3半差し編み込み工程と、外層線としての第2細束切断工程と、外層線としての第2細束先端押込み工程とよりなる。
次いで、各組の束ストランド1〜6を「かご差し方法」による作業で撚りストランド間に挿通する。
以上で6組の束ストランド1〜6は、3回のかご差し、1回のかご差しの各方法による撚りストランドA〜Fへの挿通作業が完了する。そして、束ストランド1〜6の各突出端を第1細束としての内層線の細束ストランド1a〜6aと、第2細束としての外層線の細束ストランド1b〜6bとに分別する細束ストランド形成工程を行う。なお、第7実施形態においては、第6実施形態と同様に、第1細束を内層線とし、第2細束を外層線として説明を行う。
6組の束ストランド1〜6の内層線の細束ストランド1a〜6aは、ワイヤロープ表面の位置で切断する内層線としての第1細束切断工程を行い、6組の外層線、すなわち6組の細束ストランド1b〜6bを残す(図24、図46及び図47参照)。このとき、撚りストランドA〜F間から心綱7を引き出し切断(図48参照)して、同撚りストランドA〜Fの中心部の心綱7の一部を抜いた箇所に芯部領域の空隙11bを形成する。
切断された6組の細束ストランドの先端切断部分、いわゆる内層線トゲ6本は、撚りストランドA〜Fの中心部の心綱7の一部を抜いて生じた芯部領域の空隙11b中に押し込む内層線としての第1細束先端押込み工程を行う。このとき束ストランドが芯部領域の周囲を囲繞した編込み収納部により、ストランド切断先端部たるトゲを包み込んだ状態となる。
突出したままのかかる外層線の細束ストランド1b〜6bは、半差しによる巻差し方法による作業で撚りストランドA〜F間に挿通する第3半差し編み込みを行う。すなわち、図24に示すように、1組目〜6組目の外層線の細束ストランド1b〜6bは、所定の撚りストランドA〜F間に、撚りと同じ方向に巻回しながら挿通する。
2〜3回の巻差しの作業が終了するとワイヤロープ表面位置において突出した6組の外層線の細束ストランド1b〜6bを切断する外層線としての第2細束切断工程を行う。切断した外層線の切断部分は、撚りストランドA〜Fの芯部領域の空隙11b中に押込む外層線としての第2細束先端押込み工程を行う。
本発明の第10実施形態のトゲのないワイヤロープの玉掛索製造方法は、束ストランド形成工程と、準備作業工程と、巻差しの第1編み込み工程と、巻差しの第2編み込み工程と、細束ストランド形成工程と、内層線としての第1細束切断工程と、内層線としての第1細束先端押込み工程と、かご差しの第3半差し編み込み工程と、外層線としての第2細束切断工程と、外層線としての第2細束先端押込み工程とよりなる。
以上で6組の束ストランド1〜6は、3回の巻差し、1回の巻差しの各方法による撚りストランドA〜Fへの挿通作業が完了する。そして、束ストランド1〜6の各突出端を内層線の細束ストランド1a〜6aと、外層線の細束ストランド1b〜6bとに分別する細束ストランド形成工程を行う。一般にストランド単体を構成する複合線は、内外層線の多層線よりなり、これらを内層線、外層線と称しており、ここでは、これら内外層線に分別する作業を行う。なお、第9実施形態においては、第7実施形態と同様に、第1細束を内層線とし、第2細束を外層線として説明を行う。
6組の束ストランド1〜6の内層線の細束ストランド1a〜6aは、ワイヤロープ表面の位置で切断する第1細束切断工程を行い、6組の外層線、すなわち6組の細束ストランド1b〜6bを残す(図27、図46及び図47参照)。このとき、撚りストランドA〜F間から心綱7を引き出し切断(図48参照)して、同撚りストランドA〜Fの中心部の心綱7の一部を抜いた箇所に芯部領域の空隙11bを形成する。
切断された6組の内層線としての第1細束の細束ストランド1a〜6aの先端切断部分、いわゆる内層線トゲ6本は、撚りストランドA〜Fの中心部の心綱7の一部を抜いて生じた芯部領域の空隙11b中に押し込む内層線としての第1細束先端押込み工程を行う。このとき束ストランドが芯部領域の周囲を囲繞した編込み収納部により、ストランド切断先端部たるトゲを包み込んだ状態となる。
突出したままのかかる外層線の細束ストランド1b〜6bは、半差しによるかご差し方法による作業で撚りストランドA〜F間に挿通する第3半差し編み込み工程を行う。すなわち、図27に示すように1組目〜6組目の外層線の細束ストランド1b〜6bは、所定の撚りストランドA〜F間に、撚りと逆の方向に巻回しながら挿通する。
2〜3回のかご差しの作業が終了するとワイヤロープ表面位置において突出した6組の外層線の細束ストランド1b〜6bを切断する外層線としての第2細束切断工程を行う。切断した外層線の切断部分は、撚りストランドA〜Fの芯部領域の空隙11b中に押込む外層線としての第2細束先端押込み工程を行う。
本発明の第11実施形態のトゲのないワイヤロープの玉掛索製造方法は、束ストランド形成工程と、準備作業工程と、巻差しの第1編み込み工程と、かご差しの第2編み込み工程と、細束ストランド形成工程と、内層線としての第1細束切断工程と、内層線としての第1細束先端押込み工程と、巻差しの第3半差し編み込み工程と、外層線としての第2細束切断工程と、外層線としての第2細束先端押込み工程とよりなる。
本発明の第12実施形態のトゲのないワイヤロープの玉掛索製造方法は、束ストランド形成工程と、準備作業工程と、かご差しの第1編み込み工程と、まき差しの第2編み込み工程と、細束ストランド形成工程と、内層線としての第1細束切断工程と、内層線としての第1細束先端押込み工程と、かご差しの第3半差し編み込み工程と、外層線としての第2細束切断工程と、外層線としての第2細束先端押込み工程とよりなる。
突出したままのかかる外層線の細束ストランド1b〜6bは、半差しによるかご差し方法による作業で撚りストランドA〜F間に挿通する第3半差し編み込みを行う。すなわち、1組目〜6組目の外層線の細束ストランド1b〜6bは、所定の撚りストランドA〜F間に、撚りと逆の方向に巻回しながら挿通する。
2〜3回のかご差しの作業が終了するとワイヤロープ表面位置において突出した6組の外層線の細束ストランド1b〜6bを切断する外層線としての第2細束切断工程を行う。切断した外層線の切断部分は、撚りストランドA〜Fの芯部領域の空隙11b中に押込む外層線としての第2細束先端押込み工程を行う。
本発明の第13実施形態のトゲのないワイヤロープの玉掛索製造方法は、束ストランド形成工程と、準備作業工程と、かご差しの第1編み込み工程と、かご差しの第2編み込み工程と、細束ストランド形成工程と、内層線としての第1細束切断工程と、内層線としての第1細束先端押込み工程と、かご差しの第3半差し編み込み工程と、外層線としての第2細束切断工程と、外層線としての第2細束先端押込み工程とよりなる。
本発明の第14実施形態のトゲのないワイヤロープの玉掛索製造方法は、束ストランド形成工程と、準備作業工程と、巻差しの第1編み込み工程と、巻差しの第2編み込み工程と、細束ストランド形成工程と、内層線としての第1細束切断工程と、内層線としての第1細束先端押込み工程と、巻差しの第3半差し編み込み工程と、外層線としての第2細束切断工程と、外層線としての第2細束先端押込み工程とよりなる。
本発明の第15実施形態のトゲのないワイヤロープの玉掛索製造方法は、束ストランド形成工程と、準備作業工程と、かご差しの第1編み込み工程と、巻差しの第2編み込み工程と、細束ストランド形成工程と、外層線としての第1細束切断工程と、外層線としての第1細束先端押込み工程と、巻差しの第3半差し編み込み工程と、内層線としての第2細束切断工程と、内層線としての第2細束先端押込み工程とよりなる。
6組の束ストランド1〜6の外層線の細束ストランド1b〜6bは、ワイヤロープ表面の位置で切断する外層線としての第1細束切断工程を行い、6組の内層線、すなわち6組の細束ストランド1a〜6aを残す(図33、図46及び図47参照)。このとき、撚りストランドA〜F間から心綱7を引き出し切断(図48参照)して、同撚りストランドA〜Fの中心部の心綱7の一部を抜いた箇所に芯部領域の空隙11bを形成する。
切断された6組の外層線としての第1細束の細束ストランド1b〜6bの先端切断部分、いわゆる外層線トゲ6本は、撚りストランドA〜Fの中心部の心綱7の一部を抜いて生じた芯部領域の空隙11b中に押し込む外層線としての第1細束先端押込み工程を行う。このとき束ストランドが芯部領域の周囲を囲繞した編込み収納部により、ストランド切断先端部たるトゲを包み込んだ状態となる。
突出したままのかかる内層線の細束ストランド1a〜6aは、半差しによる巻差し方法による作業で撚りストランドA〜F間に挿通する巻差しの第3半差し編み込み工程を行う。すなわち、図33に示すように1組目〜6組目の内層線の細束ストランド1a〜6aは、所定の撚りストランドA〜F間に、撚りと同じ方向に巻回しながら挿通する。
2〜3回の巻差しの作業が終了するとワイヤロープ表面位置において突出した6組の内層線の細束ストランド1a〜6aを切断する内層線としての第2細束切断工程を行う。切断した内層線の切断部分は、撚りストランドA〜Fの芯部領域の空隙11b中に押込む内層線としての第2細束先端押込み工程を行う。
本発明の第16実施形態のトゲのないワイヤロープの玉掛索製造方法は、束ストランド形成工程と、準備作業工程と、かご差しの第1編み込み工程と、かご差しの第2編み込み工程と、細束ストランド形成工程と、外層線としての第1細束切断工程と、外層線としての第1細束先端押込み工程と、巻差しの第3半差し編み込み工程と、内層線としての第2細束切断工程と、内層線としての第2細束先端押込み工程とよりなる。
6組の束ストランド1〜6の外層線の細束ストランド1b〜6bは、ワイヤロープ表面の位置で切断する外層線としての第1細束切断工程を行い、6組の内層線、すなわち6組の細束ストランド1a〜6aを残す(図36参照)。このとき、撚りストランドA〜F間から心綱7を引き出し切断(図48参照)して、同撚りストランドA〜Fの中心部の心綱7の一部を抜いた箇所に芯部領域の空隙11bを形成する。
切断された6組の細束ストランドの先端切断部分、いわゆる外層線トゲ6本は、撚りストランドA〜Fの中心部の心綱7の一部を抜いて生じた芯部領域の空隙11b中に押し込む外層線としての第1細束先端押込み工程を行う。このとき束ストランドが芯部領域の周囲を囲繞した編込み収納部により、ストランド切断先端部たるトゲを包み込んだ状態となる。
突出したままのかかる内層線の細束ストランド1a〜6aは、半差しによる巻差し方法による作業で撚りストランドA〜F間に挿通する第3半差し編み込み工程を行う。すなわち、図36に示すように1組目〜6組目の内層線の細束ストランド1a〜6aは、所定の撚りストランドA〜F間に、撚りと同じ方向に巻回しながら挿通する。
2〜3回の巻差しの作業が終了するとワイヤロープ表面位置において突出した6組の内層線の細束ストランド1a〜6aを切断する内層線としての第2細束切断工程を行う。切断した内層線の切断部分は、撚りストランドA〜Fの芯部領域の空隙11b中に押込む内層線(第2細束)先端押込み工程を行う。
本発明の第17実施形態のトゲのないワイヤロープの玉掛索製造方法は、束ストランド形成工程と、準備作業工程と、巻差しの第1編み込み工程と、巻差しの第2編み込み工程と、細束ストランド形成工程と、外層線としての第1細束切断工程と、外層線としての第1細束先端押込み工程と、かご差しの第3半差し編み込み工程と、内層線としての第2細束切断工程と、内層線としての第2細束先端押込み工程とよりなる。
6組の束ストランド1〜6の外層線の細束ストランド1b〜6bは、ワイヤロープ表面の位置で切断する外層線としての第1細束切断工程を行い、6組の内層線、すなわち6組の細束ストランド1a〜6aを残す(図39参照)。このとき、撚りストランドA〜F間から心綱7を引き出し切断して、同撚りストランドA〜Fの中心部の心綱7の一部を抜いた箇所に芯部領域の空隙11bを形成する。
切断された6組の細束ストランドの先端切断部分、いわゆる外層線トゲ6本は、撚りストランドA〜Fの中心部の心綱7の一部を抜いて生じた芯部領域の空隙11b中に押し込む外層線としての第1細束先端押込み工程を行う。このとき束ストランドが芯部領域の周囲を囲繞した編込み収納部により、ストランド切断先端部たるトゲを包み込んだ状態となる。
突出したままのかかる内層線の細束ストランド1a〜6aは、半差しによるかご差し方法による作業で撚りストランドA〜F間に挿通する第3半差し編み込み工程を行う。すなわち、図39に示すように1組目〜6組目の内層線の細束ストランド1a〜6aは、所定の撚りストランドA〜F間に、撚りと逆の方向に巻回しながら挿通する。
2〜3回のかご差しの作業が終了するとワイヤロープ表面位置において突出した6組の内層線の細束ストランド1a〜6aを切断する内層線としての第2細束切断工程を行う。切断した内層線の切断部分は、撚りストランドA〜Fの芯部領域の空隙11b中に押込む内層線としての第2細束先端押込み工程を行う。
本発明の第18実施形態のトゲのないワイヤロープの玉掛索製造方法は、束ストランド形成工程と、準備作業工程と、巻差しの第1編み込み工程と、かご差しの第2編み込み工程と、細束ストランド形成工程と、外層線としての第1細束切断工程と、外層線としての第1細束先端押込み工程と、巻差しの第3半差し編み込み工程と、内層線としての第2細束切断工程と、内層線としての第2細束先端押込み工程とよりなる。
本発明の第19実施形態のトゲのないワイヤロープの玉掛索製造方法は、束ストランド形成工程と、準備作業工程と、かご差しの第1編み込み工程と、巻差しの第2編み込み工程と、細束ストランド形成工程と、外層線としての第1細束切断工程と、外層線としての第1細束先端押込み工程と、かご差しの第3半差し編み込み工程と、内層線としての第2細束切断工程と、内層線としての第2細束先端押込み工程とよりなる。
突出したままのかかる内層線の細束ストランド1a〜6aは、半差しによるかご差し方法による作業で撚りストランドA〜F間に挿通する第3半差し編み込みを行う。すなわち、1組目〜6組目の内層線の細束ストランド1a〜6aは、所定の撚りストランドA〜F間に、撚りと逆の方向に巻回しながら挿通する。
2〜3回のかご差しの作業が終了するとワイヤロープ表面位置において突出した6組の内層線の細束ストランド1a〜6aを切断する内層線としての第2細束切断工程を行う。切断した内層線の切断部分は、撚りストランドA〜Fの芯部領域の空隙11b中に押込む内層線としての第2細束先端押込み工程を行う。
本発明の第20実施形態のトゲのないワイヤロープの玉掛索製造方法は、束ストランド形成工程と、準備作業工程と、かご差しの第1編み込み工程と、かご差しの第2編み込み工程と、細束ストランド形成工程と、外層線としての第1細束切断工程と、外層線としての第1細束先端押込み工程と、かご差しの第3半差し編み込み工程と、内層線としての第2細束切断工程と、内層線としての第2細束先端押込み工程とよりなる。
本発明の第21実施形態のトゲのないワイヤロープの玉掛索製造方法は、束ストランド形成工程と、準備作業工程と、巻差しの第1編み込み工程と、巻差しの第2編み込み工程と、細束ストランド形成工程と、外層線としての第1細束切断工程と、外層線としての第1細束先端押込み工程と、巻差しの第3半差し編み込み工程と、内層線としての第2細束切断工程と、内層線としての第2細束先端押込み工程とよりなる。
1〜6 束ストランド
1a〜6a 内層線の細束ストランド
1b〜6b 外層線の細束ストランド
1c〜6c 第1細束の細束ストランド
1d〜6d 第2細束の細束ストランド
7 心綱
11 ワイヤロープ
Claims (12)
- 予め折り曲げられたワイヤロープ本体の自由端をストランド毎にばらばらに解舒してワイヤロープ先端部分に6組の束ストランドに形成する束ストランド形成工程と、
束ストランド形成工程終了後に、ワイヤロープのループ部基端とすべき位置において、撚られた各ストランドの間に6組の束ストランドをそれぞれ別々にワイヤロープの撚り方向と同じ方向又は逆の方向に差し込んでワイヤロープ周面から突出させる編み込み作業を複数回行う巻差し又はかご差しの何れか一方の第1編み込み工程と、
第1編み込み工程終了後に、撚られた各ストランドの間に差し込んだ前記6組の束ストランドをそれぞれ別々にワイヤロープの撚り方向と同じ方向又は逆の方向に差し込んでワイヤロープ周面から突出させる編み込み作業を行う巻差し又はかご差しの何れか一方の第2編み込み工程と、
第2編み込み工程終了後に、突出した6組の各束ストランドの先端を更にそれぞれ2組の細束に分別し第1細束と第2細束として12組の細束ストランドを形成する細束ストランド形成工程と、
細束ストランド形成工程終了後に、第1細束よりなる6組の細束ストランドの突出先端を切断する第1細束切断工程と、
第1細束切断工程終了後に、切断した第1細束である6組の細束ストランドの先端をワイヤロープの撚り束ストランドの中心に形成された芯部領域中心に押込む第1細束先端押込み工程と、
第1細束先端押込み工程終了後に、第2細束よりなる6組の細束ストランドをワイヤロープの撚られた各ストランドの間にワイヤロープの撚り方向と同じ方向又は逆の方向に差し込んでワイヤロープ周面から突出させる編み込み作業を複数回行う巻差し又はかご差しの何れか一方の第3半差し編み込み工程と、
第3半差し編み込み工程終了後に、突出した第2細束たる6組の各細束ストランドの突出先端を切断する第2細束切断工程と、
第2細束切断工程終了後に、切断した第2細束たる6組の細束ストランドの先端を、2組或は3組ずつ束ねてワイヤロープの撚りストランドの中心の芯部領域の空隙中に押込む第2細束先端押込み工程とよりなる
ことを特徴とするトゲのないワイヤロープの玉掛索製造方法。 - 第1編み込み工程は、ワイヤロープのループ部基端とすべき位置において、撚られた各ストランドの間に6組の束ストランドをそれぞれ別々にワイヤロープの撚り方向と逆の方向に差し込んでワイヤロープ周面から突出させる編み込み作業を複数回行うかご差しを行う工程よりなり、
第2編み込み工程は、撚られた各ストランドの間に差し込んだ前記6組の束ストランドをそれぞれ別々にワイヤロープの撚り方向と同じ方向に差し込んでワイヤロープ周面から突出させる編み込み作業を行う巻差しを行う工程よりなり、
第3半差し編み込み工程は、第2細束よりなる6組の細束ストランドをワイヤロープの撚られた各ストランドの間にワイヤロープの撚り方向と同じ方向に差し込んでワイヤロープ周面から突出させる編み込み作業を複数回行う巻差しを行う工程よりなる
ことを特徴とする請求項1に記載のトゲのないワイヤロープの玉掛索製造方法。 - 第1編み込み工程は、ワイヤロープのループ部基端とすべき位置において、撚られた各ストランドの間に6組の束ストランドをそれぞれ別々にワイヤロープの撚り方向と逆の方向に差し込んでワイヤロープ周面から突出させる編み込み作業を複数回行うかご差しを行う工程よりなり、
第2編み込み工程は、撚られた各ストランドの間に差し込んだ前記6組の束ストランドをそれぞれ別々にワイヤロープの撚り方向と逆の方向に差し込んでワイヤロープ周面から突出させる編み込み作業を行うかご差しを行う工程よりなり、
第3半差し編み込み工程は、第2細束よりなる6組の細束ストランドをワイヤロープの撚られた各ストランドの間にワイヤロープの撚り方向と同じ方向に差し込んでワイヤロープ周面から突出させる編み込み作業を複数回行う巻差しを行う工程よりなる
ことを特徴とする請求項1に記載のトゲのないワイヤロープの玉掛索製造方法。 - 第1編み込み工程は、ワイヤロープのループ部基端とすべき位置において、撚られた各ストランドの間に6組の束ストランドをそれぞれ別々にワイヤロープの撚り方向と同じ方向に差し込んでワイヤロープ周面から突出させる編み込み作業を複数回行う巻差しを行う工程よりなり、
第2編み込み工程は、撚られた各ストランドの間に差し込んだ前記6組の束ストランドをそれぞれ別々にワイヤロープの撚り方向と同じ方向に差し込んでワイヤロープ周面から突出させる編み込み作業を行う巻差しを行う工程よりなり、
第3半差し編み込み工程は、第2細束よりなる6組の細束ストランドをワイヤロープの撚られた各ストランドの間にワイヤロープの撚り方向と逆の方向に差し込んでワイヤロープ周面から突出させる編み込み作業を複数回行うかご差しを行う工程よりなる
ことを特徴とする請求項1に記載のトゲのないワイヤロープの玉掛索製造方法。 - 第1編み込み工程は、ワイヤロープのループ部基端とすべき位置において、撚られた各ストランドの間に6組の束ストランドをそれぞれ別々にワイヤロープの撚り方向と同じ方向に差し込んでワイヤロープ周面から突出させる編み込み作業を複数回行う巻差しを行う工程よりなり、
第2編み込み工程は、撚られた各ストランドの間に差し込んだ前記6組の束ストランドをそれぞれ別々にワイヤロープの撚り方向と逆の方向に差し込んでワイヤロープ周面から突出させる編み込み作業を行うかご差しを行う工程よりなり、
第3半差し編み込み工程は、第2細束よりなる6組の細束ストランドをワイヤロープの撚られた各ストランドの間にワイヤロープの撚り方向と同じ方向に差し込んでワイヤロープ周面から突出させる編み込み作業を複数回行う巻差しを行う工程よりなる
ことを特徴とする請求項1に記載のトゲのないワイヤロープの玉掛索製造方法。 - 第1編み込み工程は、ワイヤロープのループ部基端とすべき位置において、撚られた各ストランドの間に6組の束ストランドをそれぞれ別々にワイヤロープの撚り方向と逆の方向に差し込んでワイヤロープ周面から突出させる編み込み作業を複数回行うかご差しを行う工程よりなり、
第2編み込み工程は、撚られた各ストランドの間に差し込んだ前記6組の束ストランドをそれぞれ別々にワイヤロープの撚り方向と同じ方向に差し込んでワイヤロープ周面から突出させる編み込み作業を行う巻差しを行う工程よりなり、
第3半差し編み込み工程は、第2細束よりなる6組の細束ストランドをワイヤロープの撚られた各ストランドの間にワイヤロープの撚り方向と逆の方向に差し込んでワイヤロープ周面から突出させる編み込み作業を複数回行うかご差しを行う工程よりなる
ことを特徴とする請求項1に記載のトゲのないワイヤロープの玉掛索製造方法。 - 第1編み込み工程は、ワイヤロープのループ部基端とすべき位置において、撚られた各ストランドの間に6組の束ストランドをそれぞれ別々にワイヤロープの撚り方向と逆の方向に差し込んでワイヤロープ周面から突出させる編み込み作業を複数回行うかご差しを行う工程よりなり、
第2編み込み工程は、撚られた各ストランドの間に差し込んだ前記6組の束ストランドをそれぞれ別々にワイヤロープの撚り方向と逆の方向に差し込んでワイヤロープ周面から突出させる編み込み作業を行うかご差しを行う工程よりなり、
第3半差し編み込み工程は、第2細束よりなる6組の細束ストランドをワイヤロープの撚られた各ストランドの間にワイヤロープの撚り方向と逆の方向に差し込んでワイヤロープ周面から突出させる編み込み作業を複数回行うかご差しを行う工程よりなる
ことを特徴とする請求項1に記載のトゲのないワイヤロープの玉掛索製造方法。 - 第1編み込み工程は、ワイヤロープのループ部基端とすべき位置において、撚られた各ストランドの間に6組の束ストランドをそれぞれ別々にワイヤロープの撚り方向と同じ方向に差し込んでワイヤロープ周面から突出させる編み込み作業を複数回行う巻差しを行う工程よりなり、
第2編み込み工程は、撚られた各ストランドの間に差し込んだ前記6組の束ストランドをそれぞれ別々にワイヤロープの撚り方向と同じ方向に差し込んでワイヤロープ周面から突出させる編み込み作業を行う巻差しを行う工程よりなり、
第3半差し編み込み工程は、第2細束よりなる6組の細束ストランドをワイヤロープの撚られた各ストランドの間にワイヤロープの撚り方向と同じ方向に差し込んでワイヤロープ周面から突出させる編み込み作業を複数回行う巻差しを行う工程よりなる
ことを特徴とする請求項1に記載のトゲのないワイヤロープの玉掛索製造方法。 - 細束ストランド形成工程は、突出した6組の各束ストランドの先端を更に2組の束に分割し、第1細束と第2細束とし、合計で12組の細束ストランドを形成する工程よりなる
ことを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載のトゲのないワイヤロープの玉掛索製造方法。 - 細束ストランド形成工程は、突出した6組の各束ストランドの先端を第1細束としての内層線と第2細束としての外層線とに分別して12組の細束ストランドを形成する工程よりなる
ことを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載のトゲのないワイヤロープの玉掛索製造方法。 - 細束ストランド形成工程は、突出した6組の各束ストランドの先端を第2細束としての内層線と第1細束としての外層線とに分別して12組の細束ストランドを形成する工程よりなる
ことを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載のトゲのないワイヤロープの玉掛索製造方法。 - 請求項1〜11の何れか1項に記載のトゲのないワイヤロープの玉掛索製造方法により製造したトゲのないワイヤロープの玉掛索。
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