JPH0411465B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0411465B2 JPH0411465B2 JP62171976A JP17197687A JPH0411465B2 JP H0411465 B2 JPH0411465 B2 JP H0411465B2 JP 62171976 A JP62171976 A JP 62171976A JP 17197687 A JP17197687 A JP 17197687A JP H0411465 B2 JPH0411465 B2 JP H0411465B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strands
- strand
- rope
- wire rope
- twisted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B7/00—Details of, or auxiliary devices incorporated in, rope- or cable-making machines; Auxiliary apparatus associated with such machines
- D07B7/16—Auxiliary apparatus
- D07B7/169—Auxiliary apparatus for interconnecting two cable or rope ends, e.g. by splicing or sewing
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B7/00—Details of, or auxiliary devices incorporated in, rope- or cable-making machines; Auxiliary apparatus associated with such machines
- D07B7/16—Auxiliary apparatus
- D07B7/18—Auxiliary apparatus for spreading or untwisting ropes or cables into constituent parts for treatment or splicing purposes
Landscapes
- Ropes Or Cables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は2本以上のワイヤロープを継ぎ合わせ
て1本の長いワイヤロープに形成する場合、又は
ロープの両端を継ぎ合わせて環状にする際に、ワ
イヤロープ端同志を互いに継ぎ合わせる接続方法
に関するものである。
て1本の長いワイヤロープに形成する場合、又は
ロープの両端を継ぎ合わせて環状にする際に、ワ
イヤロープ端同志を互いに継ぎ合わせる接続方法
に関するものである。
(従来の技術)
従来から、このようなワイヤロープの接続方法
としては、第4図に示すように、接続すべきワイ
ヤロープA,Bの端部を所望長さだけストランド
A1〜A6及びB1〜B6に夫々分解し、第5図に示す
ように、一方のワイヤロープAの一本置きのスト
ランドA2,A4,A6の撚りを戻しながらその撚り
戻し跡に他方のワイヤロープBの一本置きのスト
ランドB2,B4,B6を夫々撚り込んでいくと共に、
一方のワイヤロープAの残りのストランドA1,
A3,A5を他方のワイヤロープBの残りのストラ
ンドB1,B3,B5の撚り戻し跡に同様にして撚り
込んだ後、撚り戻したストランドを適宜長さに切
断して該ストランドに対応する撚り込んだストラ
ンドと第6図に示すように対応させる。
としては、第4図に示すように、接続すべきワイ
ヤロープA,Bの端部を所望長さだけストランド
A1〜A6及びB1〜B6に夫々分解し、第5図に示す
ように、一方のワイヤロープAの一本置きのスト
ランドA2,A4,A6の撚りを戻しながらその撚り
戻し跡に他方のワイヤロープBの一本置きのスト
ランドB2,B4,B6を夫々撚り込んでいくと共に、
一方のワイヤロープAの残りのストランドA1,
A3,A5を他方のワイヤロープBの残りのストラ
ンドB1,B3,B5の撚り戻し跡に同様にして撚り
込んだ後、撚り戻したストランドを適宜長さに切
断して該ストランドに対応する撚り込んだストラ
ンドと第6図に示すように対応させる。
この際、撚り戻されるストランドA2,A4,
A6、B1,B3,B5を予め第4図に示すように短く
切断しておき、撚り込むストランドA1,A3,
A5、B2,B4,B6と明確に対応させるようにす
る。
A6、B1,B3,B5を予め第4図に示すように短く
切断しておき、撚り込むストランドA1,A3,
A5、B2,B4,B6と明確に対応させるようにす
る。
次いで、互いに対応した各組(図においては6
組)のストランド端同志を組み合わせるものであ
るが、この方法としては、例えば撚り込んだ一方
のワイヤロープのストランドA1と撚り戻した他
方のワイヤロープのストランドB1とを組み合わ
せる場合、先ず、第7図に示すようにスパイキs
を使用してストランド端をロープ内部に挿入する
範囲のロープ芯綱を所定長さだけ除去し、しかる
のち、除去したロープ芯綱跡に両ワイヤロープの
ストランド端を挿入することにより行つている。
この際、ロープ芯綱跡に挿入するストランド端部
には予め、繊維糸を巻きつけてロープ芯綱と同じ
太さに形成しておく。
組)のストランド端同志を組み合わせるものであ
るが、この方法としては、例えば撚り込んだ一方
のワイヤロープのストランドA1と撚り戻した他
方のワイヤロープのストランドB1とを組み合わ
せる場合、先ず、第7図に示すようにスパイキs
を使用してストランド端をロープ内部に挿入する
範囲のロープ芯綱を所定長さだけ除去し、しかる
のち、除去したロープ芯綱跡に両ワイヤロープの
ストランド端を挿入することにより行つている。
この際、ロープ芯綱跡に挿入するストランド端部
には予め、繊維糸を巻きつけてロープ芯綱と同じ
太さに形成しておく。
このような方法を他の組のストランド端同志に
おいても行つて継ぎ合わせるものであるが、スト
ランド端の挿入方法としては、第8図aに示す平
行継ぎ、同図bに示す1回交叉継ぎ、同図cに示
す2回交叉継ぎがあつて、一般に普通撚りロープ
の場合は平行継ぎ、ラング撚ロープの場合は1回
交叉継ぎが採用されている。
おいても行つて継ぎ合わせるものであるが、スト
ランド端の挿入方法としては、第8図aに示す平
行継ぎ、同図bに示す1回交叉継ぎ、同図cに示
す2回交叉継ぎがあつて、一般に普通撚りロープ
の場合は平行継ぎ、ラング撚ロープの場合は1回
交叉継ぎが採用されている。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、このような継ぎ方を行つた場
合、除去したロープ芯綱跡に両ストランド端を挿
入する手前の部分、即ち、両ストランド端部が互
いに隣接する部分においては、第9図に示すよう
に、ストランド数がロープを構成しているストラ
ンド数よりも1本多くなり、この部分の径が他の
ロープ部分よりも約1.10倍程度太くなる。
合、除去したロープ芯綱跡に両ストランド端を挿
入する手前の部分、即ち、両ストランド端部が互
いに隣接する部分においては、第9図に示すよう
に、ストランド数がロープを構成しているストラ
ンド数よりも1本多くなり、この部分の径が他の
ロープ部分よりも約1.10倍程度太くなる。
従つて、ロープ径が部分的に大径となつたこの
継ぎ部分において、素線の摩耗や型崩れによる疲
労破断が生じることになり、このため、該大径部
分をクランプで締め付けたりハンマーで叩打して
径を減少させる手段が取られているが、径の太さ
を極端に圧縮すると、素線に変形が生じて劣化が
促進するという問題点が生じる。
継ぎ部分において、素線の摩耗や型崩れによる疲
労破断が生じることになり、このため、該大径部
分をクランプで締め付けたりハンマーで叩打して
径を減少させる手段が取られているが、径の太さ
を極端に圧縮すると、素線に変形が生じて劣化が
促進するという問題点が生じる。
本発明はこのような問題点を解消したワイヤロ
ープの接続方法の提供を目的とするものである。
ープの接続方法の提供を目的とするものである。
(問題点を解決するための手段)
上記目的を達成するために、本発明のワイヤロ
ープの接続方法は、継ぎ合わせるべきワイヤロー
プの対向端部を所定長さのストランドに分解する
と共に分解した両ワイヤロープのストランドを適
宜本数宛、互いに他方のワイヤロープの撚り戻し
ストランド部分に撚り込み、撚り込んだストラン
ド端と該ストランド端に対応する撚り戻したスト
ランド端とを互いに平行又は交叉させるようにし
て該接続部位における適宜長さ除去したロープ芯
綱の除去跡に挿入することにより継ぎ合わせるに
際して、前記対応するストランドが互いに接する
部分におけるこれらのストランドの下撚素線を除
去し、しかるのちこれらのストランド端をロープ
芯綱の除去跡に挿入することを特徴とするもので
ある。
ープの接続方法は、継ぎ合わせるべきワイヤロー
プの対向端部を所定長さのストランドに分解する
と共に分解した両ワイヤロープのストランドを適
宜本数宛、互いに他方のワイヤロープの撚り戻し
ストランド部分に撚り込み、撚り込んだストラン
ド端と該ストランド端に対応する撚り戻したスト
ランド端とを互いに平行又は交叉させるようにし
て該接続部位における適宜長さ除去したロープ芯
綱の除去跡に挿入することにより継ぎ合わせるに
際して、前記対応するストランドが互いに接する
部分におけるこれらのストランドの下撚素線を除
去し、しかるのちこれらのストランド端をロープ
芯綱の除去跡に挿入することを特徴とするもので
ある。
(作用)
ロープ芯綱の除去跡に挿入するストランド端部
において、互いに平行又は交叉する部分の下撚素
線を除去しているので、その接触部分がこれらの
2本のストランドで1本のストランド径に略等し
い太さとなり、従つて、ロープの他の部分と同一
径となつて継ぎ部分の素線の摩耗や型崩れによる
疲労破断が生じ難い。
において、互いに平行又は交叉する部分の下撚素
線を除去しているので、その接触部分がこれらの
2本のストランドで1本のストランド径に略等し
い太さとなり、従つて、ロープの他の部分と同一
径となつて継ぎ部分の素線の摩耗や型崩れによる
疲労破断が生じ難い。
又、両ストランドが継ぎ部分において、互いに
圧縮して食い込むように一体化されるため、ロー
プ芯綱の除去跡に挿入したストランド端が抜け難
くなるから、ロープ芯綱の除去跡に挿入するスト
ランド長さを従来方法よりも短くすることがで
き、ひいては接続部分全体の長さを短くすること
ができる。
圧縮して食い込むように一体化されるため、ロー
プ芯綱の除去跡に挿入したストランド端が抜け難
くなるから、ロープ芯綱の除去跡に挿入するスト
ランド長さを従来方法よりも短くすることがで
き、ひいては接続部分全体の長さを短くすること
ができる。
(実施例)
本発明の実施例を図面について説明すると、ま
ず、接続すべきロープ端部を、その先端から所定
長さだけストランドに分解したのち、互いに撚成
するのは、前記した従来例と同様である。
ず、接続すべきロープ端部を、その先端から所定
長さだけストランドに分解したのち、互いに撚成
するのは、前記した従来例と同様である。
即ち、ロープ芯綱Cの周囲に6本のストランド
を夫々撚成してなるワイヤロープA,Bを接続す
る場合、その端部を所望長さだけストランドA1
〜A6及びB1〜B6に夫々分解し、一方のワイヤロ
ープAの一本置きのストランドA2,A4,A6の撚
りを戻しながらその撚り戻し跡に他方のワイヤロ
ープBの一本置きのストランドB2,B4,B6を
夫々撚り込んでいくと共に一方のワイヤロープA
の残りのストランドA1,A3,A5を他方のワイヤ
ロープBの残りのストランドB1,B3,B5の撚り
戻し跡に同様にして撚り込んだ後、撚り戻したス
トランド適宜長さに切断して該ストランドに対応
する撚り込んだストランドと第6図に示すように
対応させるものである。
を夫々撚成してなるワイヤロープA,Bを接続す
る場合、その端部を所望長さだけストランドA1
〜A6及びB1〜B6に夫々分解し、一方のワイヤロ
ープAの一本置きのストランドA2,A4,A6の撚
りを戻しながらその撚り戻し跡に他方のワイヤロ
ープBの一本置きのストランドB2,B4,B6を
夫々撚り込んでいくと共に一方のワイヤロープA
の残りのストランドA1,A3,A5を他方のワイヤ
ロープBの残りのストランドB1,B3,B5の撚り
戻し跡に同様にして撚り込んだ後、撚り戻したス
トランド適宜長さに切断して該ストランドに対応
する撚り込んだストランドと第6図に示すように
対応させるものである。
次いで、互いに対応した6組のストランド端同
志を組み合わせるものであるが、それに先立つて
ストランド端部が挿入される部分のロープ芯綱C
を所定長さだけスパイキを使用して除去しておく
と共に該ロープ芯綱除去空間部Dに挿入される各
組のストランドの互いに接する部分の下撚素線を
除去する。
志を組み合わせるものであるが、それに先立つて
ストランド端部が挿入される部分のロープ芯綱C
を所定長さだけスパイキを使用して除去しておく
と共に該ロープ芯綱除去空間部Dに挿入される各
組のストランドの互いに接する部分の下撚素線を
除去する。
即ち、第1図に示すように、組み合わすべき1
組のストランドA1,B1において、ストランド端
が挿入された後の状態で互いに接触する部分lの
手前の位置aからロープ芯綱跡に達する位置bま
での長さ部分の中心部素線a1,b1を夫々切断除去
すると共に該中心部素線a1,b1を被覆する最外層
素線から2番目の素線層a2,b2を中心部素線より
もやや長めに残るようにcからdの長さ部分を
夫々切断除去する。第2図はこのような下撚素線
を除去したストランドの端部を示す。
組のストランドA1,B1において、ストランド端
が挿入された後の状態で互いに接触する部分lの
手前の位置aからロープ芯綱跡に達する位置bま
での長さ部分の中心部素線a1,b1を夫々切断除去
すると共に該中心部素線a1,b1を被覆する最外層
素線から2番目の素線層a2,b2を中心部素線より
もやや長めに残るようにcからdの長さ部分を
夫々切断除去する。第2図はこのような下撚素線
を除去したストランドの端部を示す。
このように、ストランドの最外層の素線を残し
た状態で外層側の素線層を内層側の素線層よりも
順次短く除去して外層側の素線層で内層側の素線
層を包被させるように整形し、ワイヤロープが使
用中に滑車などを通過して屈曲した際に、除去し
た素線端がストランドの最外層の素線の間から飛
び出さないようにするものである。なお、ロープ
構成や素線の径、引張強さによつては切断した素
線端を一部焼鈍して変形し易くしておく場合もあ
る。
た状態で外層側の素線層を内層側の素線層よりも
順次短く除去して外層側の素線層で内層側の素線
層を包被させるように整形し、ワイヤロープが使
用中に滑車などを通過して屈曲した際に、除去し
た素線端がストランドの最外層の素線の間から飛
び出さないようにするものである。なお、ロープ
構成や素線の径、引張強さによつては切断した素
線端を一部焼鈍して変形し易くしておく場合もあ
る。
ストランドの下撚素線をこのように除去するに
は、ストランド端部において、最外素線層の隣接
する2本の素線間から引き出して前述したb,d
の個所を切断した後、押し込み、同様にしてa,
cの個所を最外素線層の隣接する2本の素線間か
ら引き出して切断後、a,b間及びc,d間の素
線部分を抜き取ればよい。
は、ストランド端部において、最外素線層の隣接
する2本の素線間から引き出して前述したb,d
の個所を切断した後、押し込み、同様にしてa,
cの個所を最外素線層の隣接する2本の素線間か
ら引き出して切断後、a,b間及びc,d間の素
線部分を抜き取ればよい。
こうして各組A1,B1〜A6,B6のストランドが
互いに接する部分におけるそれらの下撚素線を除
去したのち、ロープ芯綱除去空間部Dに挿入され
る各組のストランド先端部に繊維ヤーンFを巻き
つけてロープ芯綱Cと略同一径となるように形成
したのち、各組のストランド端を前記平行継ぎ又
は交叉継ぎによつてロープ芯綱の除去跡に挿入す
ることにより継ぎ合わせるものである。
互いに接する部分におけるそれらの下撚素線を除
去したのち、ロープ芯綱除去空間部Dに挿入され
る各組のストランド先端部に繊維ヤーンFを巻き
つけてロープ芯綱Cと略同一径となるように形成
したのち、各組のストランド端を前記平行継ぎ又
は交叉継ぎによつてロープ芯綱の除去跡に挿入す
ることにより継ぎ合わせるものである。
この際、ストランドが互いに接する部分におけ
るロープ芯綱除去跡には、その空間を充填する麻
芯材や柔軟性を有する合成樹脂等の適宜の枕体G
を挿入して該空間部を充填しておく。
るロープ芯綱除去跡には、その空間を充填する麻
芯材や柔軟性を有する合成樹脂等の適宜の枕体G
を挿入して該空間部を充填しておく。
継ぎ作業の完了後、クランプやハンマー等によ
つて該継ぎ部分を整形する。
つて該継ぎ部分を整形する。
(発明の効果)
以上のように本発明のワイヤロープの接続方法
によれば、継ぎ合わせるべきストランドが互いに
接する部分の下撚素線を除去したのち、これらの
ストランド端をロープ芯綱の除去跡に挿入するも
のであるから、継ぎ合わされたストランドの接触
部分がこれらの2本のストランドで1本のストラ
ンド径に等しい太さに形成することができ、従つ
て、その継ぎ部分がロープの他の部分と略同一径
となつて継ぎ部分の素線の摩耗や型崩れによる疲
労破断が生じる虞れが殆どなく、他の部分と殆ど
変わらない劣化度合となつてワイヤロープの使用
期間の増大を図ることができるものである。
によれば、継ぎ合わせるべきストランドが互いに
接する部分の下撚素線を除去したのち、これらの
ストランド端をロープ芯綱の除去跡に挿入するも
のであるから、継ぎ合わされたストランドの接触
部分がこれらの2本のストランドで1本のストラ
ンド径に等しい太さに形成することができ、従つ
て、その継ぎ部分がロープの他の部分と略同一径
となつて継ぎ部分の素線の摩耗や型崩れによる疲
労破断が生じる虞れが殆どなく、他の部分と殆ど
変わらない劣化度合となつてワイヤロープの使用
期間の増大を図ることができるものである。
又、両ストランドが継ぎ部分において下撚素線
の除去により互いに圧縮して食い込むように一体
化されるため、ロープ芯綱の除去跡に挿入したス
トランド端が抜け難くなるから、ロープ芯綱の除
去跡に挿入するストランド長さを従来方法よりも
短くすることができ、ひいては接続部分全体の長
さを短くすることができる。
の除去により互いに圧縮して食い込むように一体
化されるため、ロープ芯綱の除去跡に挿入したス
トランド端が抜け難くなるから、ロープ芯綱の除
去跡に挿入するストランド長さを従来方法よりも
短くすることができ、ひいては接続部分全体の長
さを短くすることができる。
さらに、接続部のロープ径が均等となるため、
索道などで使用される握索機の耐滑動力が安定
し、その設計が容易となるものである。
索道などで使用される握索機の耐滑動力が安定
し、その設計が容易となるものである。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は
1組のストランド端部同志の組み合わせ方を説明
するための側面図、第2図は下撚素線を除去した
ストランド端部の一部縦断側面図、第3図はワイ
ヤロープの継ぎ部分の簡略縦断側面図、第4図は
接続すべきワイヤロープの端部の簡略側面図、第
5図はストランドの撚り込みを説明するための側
面図、第6図はストランドを撚り込んだ両ワイヤ
ロープの接続部位の簡略側面図、第7図はロープ
芯綱の除去方法を示す簡略側面図、第8図a〜c
は3種の継ぎ方を示す側面図、第9図は第8図
aX−X線における縦断面図である。 A,B……ワイヤロープ、C……ロープ芯綱、
A1〜A6及びB1〜B6……ストランド、D……ロー
プ芯綱除去跡、a1,a2,b1,b2……素線。
1組のストランド端部同志の組み合わせ方を説明
するための側面図、第2図は下撚素線を除去した
ストランド端部の一部縦断側面図、第3図はワイ
ヤロープの継ぎ部分の簡略縦断側面図、第4図は
接続すべきワイヤロープの端部の簡略側面図、第
5図はストランドの撚り込みを説明するための側
面図、第6図はストランドを撚り込んだ両ワイヤ
ロープの接続部位の簡略側面図、第7図はロープ
芯綱の除去方法を示す簡略側面図、第8図a〜c
は3種の継ぎ方を示す側面図、第9図は第8図
aX−X線における縦断面図である。 A,B……ワイヤロープ、C……ロープ芯綱、
A1〜A6及びB1〜B6……ストランド、D……ロー
プ芯綱除去跡、a1,a2,b1,b2……素線。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 継ぎ合わせるべきワイヤロープの対向端部を
所定長さのストランドに分解すると共に分解した
両ワイヤロープのストランドを適宜本数宛、互い
に他方のワイヤロープの撚り戻しストランド部分
に撚り込み、撚り込んだストランド端と該ストラ
ンド端に対応する撚り戻したストランド端とを互
いに平行又は交叉させるようにして該接続部位に
おける適宜長さ除去したロープ芯綱の除去跡に挿
入することにより継ぎ合わせるに際して、前記対
応するストランドが互いに接する部分におけるこ
れらのストランドの下撚素線を除去し、しかるの
ちこれらのストランド端をロープ芯綱の除去跡に
挿入することを特徴とするワイヤロープの接続方
法。 2 ストランドが2層以上の素線層より構成され
ている場合に、最外層の素線層の次の層の素線を
内層側の素線層よりも短く除去して外層側の素線
層で内層側の素線層を包被させるようにしたこと
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のワイヤ
ロープの接続方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62171976A JPS6417780A (en) | 1987-07-09 | 1987-07-09 | Splice method of wire rope |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62171976A JPS6417780A (en) | 1987-07-09 | 1987-07-09 | Splice method of wire rope |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6417780A JPS6417780A (en) | 1989-01-20 |
JPH0411465B2 true JPH0411465B2 (ja) | 1992-02-28 |
Family
ID=15933231
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62171976A Granted JPS6417780A (en) | 1987-07-09 | 1987-07-09 | Splice method of wire rope |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6417780A (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4313330B2 (ja) * | 2005-04-08 | 2009-08-12 | 株式会社勝山ロープ | 手編み玉掛索の製作法及び手編み玉掛索 |
FI119233B (fi) * | 2005-11-14 | 2008-09-15 | Kone Corp | Menetelmä hissin köysistön vaihtamiseksi |
WO2009093648A1 (ja) * | 2008-01-25 | 2009-07-30 | Katsuyama Rope Co., Ltd. | トゲのないワイヤロープの玉掛索製造方法及びワイヤロープの玉掛索製造装置及び同装置を用いたトゲのないワイヤロープの玉掛索製造方法並びにトゲのないワイヤロープの玉掛索 |
JP5580611B2 (ja) * | 2010-01-22 | 2014-08-27 | 株式会社ブリヂストン | スチールコードの接合方法およびそれにより得られるスチールコード |
JP5759846B2 (ja) * | 2011-04-27 | 2015-08-05 | 東京製綱株式会社 | 撚り線リングおよびその製造方法 |
UA111041C2 (uk) * | 2012-08-03 | 2016-03-10 | Арселормітталь Вайр Франс | Спосіб виготовлення замкнутого каната за допомогою зрощення, відповідний канат і його застосування |
JP6442561B2 (ja) * | 2017-05-24 | 2018-12-19 | アルセロールミタル・ワイヤ・フランス | 撚りによる閉ループケーブルの製造方法、対応するケーブルおよびこの使用 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6052064A (ja) * | 1983-08-31 | 1985-03-23 | Canon Inc | 光導電部材 |
-
1987
- 1987-07-09 JP JP62171976A patent/JPS6417780A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6052064A (ja) * | 1983-08-31 | 1985-03-23 | Canon Inc | 光導電部材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6417780A (en) | 1989-01-20 |
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