JP2010510433A - 単一循環ヒートポンプの発電装置 - Google Patents
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Abstract
【選択図】図3
Description
一種の単一循環ヒートポンプの発電装置であり、空気中の無規則に運動する熱エネルギーをエネルギーの源として、液体媒介物を気化し、高スピードの気流を発生する気化器、前記高スピードの気流を動力として機械的エネルギーを電気エネルギーに転化するタービン発電機、タービン発電機から排出された排気を高温高圧気体に圧縮して液化器に送るコンプレッサー、および液化器から構成される。これは上記の技術案より重要な特徴をもつ。システム内に熱量のポジティブ・フィードバック、つまり前記液化器は前記高温高圧気体と前記気化器内の媒介物とを熱交換する仕組みがある。そして、熱交換後、形成された常温液体媒介物は増圧ポンプで気化器まで送られる。
まず空気中の熱量をエネルギー源とする。燃焼を伴わず無規則に運動するエネルギー(熱量)を一定の法則によって運動するエネルギー(電気)に変換するクリーン・プロセスである。なので、石炭、石油、燃焼ガスなどのどのような燃料もまったく必要としない。このため、排気ガスや排水、廃棄物残渣のような汚染は単一循環ヒートポンプの発電装置からは全く生じない。世界のエネルギー危機を緩和するため、また温暖化現象を改善するため、単一循環ヒートポンプの発電装置の機能は大変有効であり、世界でエネルギー革命が期待できる。
下記のとおり図及び実施例を結びつけて、この発明を詳しく述べる。
気密バルブ7を開くと、気化器2、液体媒介物10は空気中の熱量を吸収して、気化した後、高圧気体になる。その高圧気体がパイプライン6を通って、減圧増速特殊パイプ6に入る。さらに膨張増速過程を経て、高速気流になり、タービン4に勢いよく流れる。発電機5を推し進め、動かして発電する。排気はコンプレッサー3で高圧高温気体媒介物に圧縮され、液化器1に入る。放熱を経て、常温液体媒介物になり、バルブ8を経て、気化器2に入る。空気中の熱量を吸収して、再気化をする。また、上記の手順を繰り返す。発電機5が発電した電力はシステム自体への使用以外に、余剰電力をシステム外で使用することもできる。
気化器2の液体媒介物10は絶え間なく外部の熱量を吸収して、気化され、気体媒介物になる。そして気化器2上部のエア室に集中する。気密バルブ7を開き、外部の電力でコンプレッサー3を発動する。タービン4の排気口でマイナス圧力になる。気化器2の気体媒介物は繋げられたパイプラインを通して、勢いよくタービン4に流れる。タービンを回転させ、また発電機5を動かす。タービン4から排出した排気はコンプレッサー3を通じて液化器1に圧入される。液化器1の入り口から入るのは高温高圧気体媒介物で、螺旋パイプの主体に沿って、連続的に温度を下げていく。出るのはやや常圧に高い液体媒介物になる。そして増圧ポンプ11は気化器2の圧力を超えてから、気化器2に注入する。液化器1から気化器2に熱量がフィードバックされるため、気化器2の気体媒介物温度が環境温度に比べ数十度を上がる。そして、圧力が85atmになるかあるいはそれを超える。それからパイプラインに繋がり、タービン4に勢いよく流れる。上記の手順を繰り返す。発電機5で発電した電力は増圧ポンプ4とコンプレッサー3に供給される以外に、余剰電力をシステム外で使用することもできる。
気密バルブ7を開き、気化器2、液体媒介物は繋がれたパイプライン通して、勢いよく加熱室12に流れていく。気流はここで減圧、増速されてから、加熱室12エンド部のノズルから噴出する。タービン4を回転させ、発電機5を動かし、発電する。排気はコンプレッサー3で高圧高温気体媒介物に圧縮され、液化器1に入る。ホースが絡まるような螺旋状で、熱量が加熱室12に送られた気体媒介物は気化器2から加熱室12に流れた気体媒介物の温度を上げる。これにより、加熱室12エンド部のノズルから噴出する気流のスピードはさらに速められ、タービン発電機をより多く発電させる。それと同時にこの部分の高圧高温気体媒介物は熱交換のため、熱量を失い、常温液体媒介物となる。次に、一方向バルブ8と増圧ポンプ11を通して、その液体媒介物が気化器2に送られる。また大気中の熱量を吸収して、再気化をする。上記の手順を繰り返す。電力を増圧ポンプ4とコンプレッサー3に供給する以外に、余剰電力をシステム外で使用することもできる。
Claims (5)
- 一種の単一循環ヒートポンプの発電装置であり、
空気中の無規則に運動する熱エネルギーをエネルギーの源として、その液体媒介物を気化させ、また高スピードの気流を発生する気化器、
前記高スピードの気流を動力として、機械的エネルギーを電気エネルギーに転化させるタービン発電機、
タービン発電機から排出された排気を高温高圧気体に圧縮して、それを液化器に送るコンプレッサー、
コンプレッサーから送られてきた気体を冷却し、液化する液化器、から構成され、前記液化器は液体媒介物輸送管を通して、気化器と繋げることができる一種の単一循環ヒートポンプの発電装置。 - 気化器、タービン、発電機、およびその他に液化器、コンプレッサー、減圧増速特殊パイプ、気密バルブ、一方向バルブを含み、
前記気化器はその中に液体媒介物が注入され、上部にはエア室及び高圧エア排気口を持つバケツ状の容器であり、その高圧エア排気口はパイプライン及び取り付けられた気密バルブを通して、増速の特殊パイプと繋がることを特徴とし、
前記タービンと前記発電機は動力輸出軸によって繋がり、前記増速の特殊パイプの高速気流出口とタービンとが繋がり、タービンのガス排気口はコンプレッサーのガス注入口と繋がることを特徴とし、
前記コンプレッサーの高温高圧気体の出口が液化器とつながることを特徴とし、
前記液化器は螺旋状のパイプでも良いし、ヒートシンク付けのパイプラインでも良く、前記液化器の常温液体媒介物の出口が一方向バルブを通して気化器に繋がることを特徴とし、
前記発電機はコンプレッサーと輸送電線を通して繋がることを特徴とする、請求項1に記載の単一循環ヒートポンプの発電装置 - 一種の単一循環ヒートポンプ発電装置であり、
空気中の無規則に運動する熱エネルギーをエネルギーの源として、液体媒介物を気化し、また高スピードの気流を発生する気化器と、
前記高スピードの気流を動力として、機械的エネルギーを電気エネルギーに転化させるタービン発電機と、
タービン発電機から排出された排気を高温高圧気体に圧縮して、それを液化器に送るコンプレッサーと、
前記高温高圧気体と前記気化器内の媒介物とを熱交換する、ポジティブ・フィードバックの仕組みを有する前記液化器と、
熱交換後の常温液体媒介物を前記液化器から前記気化器へと送る増圧ポンプ、から構成される単一循環ヒートポンプ発電装置。 - 気化器、タービン、発電機、およびその他にコンプレッサー、液化器、増圧ポンプ、一方向バルブ、気密バルブを含み、
前記気化器は下部に液体媒介物があり、上部にはエア室及び高速気流排出口を有するバケツ状の容器で、その高圧エア排気口はパイプ及び取り付けられた気密バルブを通してタービンと繋がることを特徴とし、
前記タービンは動力輸出軸によって前記発電機と繋がり、そのガス排気口とコンプレッサーのガス注入口が繋がることを特徴とし、
前記コンプレッサーの高温高圧気体の出口は液化器と繋がることを特徴とし、
前記液化器と前記気化器は一つの熱交換器を構成し、前記液化器は螺旋状のパイプでも良いし、ヒートシンク付けのパイプラインでも良く、その主体は気化器の液体媒介物内に置かれ、前記液化器の常温液体媒介物出口はパイプおよび一方向バルブを通して、増圧ポンプに繋がり気化器と繋がることを特徴とし、
前記発電機は輸入電気線を通して、コンプレッサー及び増圧ポンプに繋がることを特徴とする、請求項3に記載の単一循環ヒートポンプ発電装置。 - 気化器、タービン、発電機、その他に特にコンプレッサー、液化器、増圧ポンプ、一方向バルブ、気密バルブ、加熱室から構成され、
前記加熱室は特殊パイプ状の仕組みであり、一端がパイプと付けられた気密バルブを通して、気化器のガス排出口と繋がり、もう一端はタービンと繋がることを特徴とし、
前記液化器の主体部分はホース巻き式で、前記加熱室カバーの外部に巻き付けて、加熱室と熱交換器を組成し、前記液化器の常温液体媒介物出口はパイプライン及び一方向バルブ、増圧ポンプを通して気化器に繋がることを特徴とする、請求項3に記載の単一循環ヒートポンプ発電装置。
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