JP2010206588A - 無線通信デバイス - Google Patents
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Abstract
【解決手段】送信元ノードSL1は、アンテナANT1から宛先ノードMSを指定してリクエストメッセージを送信し、隣接ノードからのACKを所定時間T1(1ms程度)内に受信できない場合、次のアンテナANT2に切り替えてリクエストメッセージの再送信を行う(短周期リトライ)。リクエストメッセージの送信後、所定時間T2(数10ms)内に宛先ノードMSからのレスポンスメッセージを受信できない場合、所定時間T3(数100ms)待って、アンテナを先頭アンテナANT1に戻して、リクエストメッセージの再送信を行う(長周期リトライ)。なお、所定時間T2を数100msとし、所定時間T3を待たずに、長周期リトライを行ってもよい。
【選択図】 図10
Description
(実施の形態1)
図1は本発明に係る無線通信デバイスを用いた無線通信システムの一実施の形態を示す構成図である。同図において、図17と同一符号は図17を参照して説明した構成要素と同一或いは同等構成要素を示し、その説明は省略する。なお、この無線通信システムについても、図17に示した従来の無線通信システムと同様、最も単純な例として最小構成を示している。
送信元ノードSL1は、アンテナAT1を先頭アンテナとし、この先頭アンテナAT1から宛先ノードMSを指定してリクエストメッセージを送信する(図2:矢印(1))。送信元ノードSL1からのリクエストメッセージを受信した宛先ノードMSは送信元ノードSL1にACKを返す(図2:矢印(2))。
送信元ノードSL1は、宛先ノードMSからのACKを所定時間T1(この例では、1ms程度)内に受信できなかった場合、アンテナをアンテナANT2に切り替えて、宛先ノードMSを指定してのリクエストメッセージの送信を再度行う(図3:矢印(3))。本実施の形態では、このアンテナを切り替えてのリクエストメッセージの再送信を短周期リトライと呼ぶ。送信元ノードSL1からのリクエストメッセージを受信した宛先ノードMSは送信元ノードSL1にACKを返す(図3:矢印(4))。
一方、送信元ノードSL1は、宛先ノードMSを指定してのリクエストメッセージの送信後、このリクエストメッセージを受信した宛先ノードMSより返送されてくるレスポンスメッセージの受信を監視する。
送信元ノードSL1は、長周期リトライの回数が予め定められている所定回数(最大リトライ回数)Nに達した場合、一時的に変動するマルチパスフェージングの影響による通信不能ではなく、定常的なマルチパスフェージングによる通信不能であると判断し、宛先ノードMSとの間の他の通信経路を探索する。この通信経路の探索(ルート探索)はブロードキャストで行われる。
図7に本発明に係る無線通信デバイスを用いた無線通信システムの他の実施の形態を示す。この無線通信システムでは、送信元ノードSL1と宛先ノードMSとの間に中継ノードSL2が位置し、送信元ノードSL1と宛先ノードMSとの間に中継ノードSL2を介する通信経路が確立されている。
送信元ノードSL1は、宛先ノードMSへのリクエストメッセージを作成し(図8:ステップS101)、アンテナAT1を先頭アンテナとし(ステップS102)、この先頭アンテナAT1から宛先ノードMSを指定してリクエストメッセージを送信する(図10(a):矢印(1)、ステップS103)。このリクエストメッセージの送信は、予め定められているルーティングテーブルに従い、隣接する中継ノードSL2に対して行う。そして、中継ノードSL2からのACKの受信を待つ(ステップS104)。
送信元ノードSL1は、所定時間T1(例えば、1ms程度)内に中継ノードSL2からのACKを受信すると(ステップS105のYES)、宛先ノードMSからのレスポンスメッセージを待つ(ステップS109)。
一方、中継ノードSL2は、送信元ノードSL1からの宛先ノードMSを指定してのリクエストメッセージを受信すると(ステップS202のNO)、この受信したリクエストメッセージを宛先ノードMS宛の送信メッセージとし(ステップS205)、アンテナAT1を先頭アンテナとして(ステップS207)、この先頭アンテナAT1から送信元ノードSL1からのリクエストメッセージを転送する(図10(a):矢印(3)、ステップS208)。このリクエストメッセージの転送は、予め定められているルーティングテーブルに従い、宛先ノードMSに対して行う。そして、宛先ノードMSからのACKの受信を待つ(ステップS209)。
中継ノードSL2は、所定時間T1内に宛先ノードMSからのACKを受信すると(ステップS210のYES)、中継成功として処理を終了する(ステップS214)。所定時間T1内に宛先ノードMSからのACKを受信できなかった場合(ステップS211のYES)、中継ノードSL2は、送信アンテナを次のアンテナAT2とし(ステップS213)、アンテナAT2から送信元ノードSL1からのリクエストメッセージを再送信する(図10(a):矢印(3)、ステップS208)。そして、このアンテナを切り替えての送信メッセージの再送信後、宛先ノードMSからのACKの受信を待つ(ステップS209)。
宛先ノードMSは、中継ノードSL2から自分宛の送信メッセージ(送信元ノードSL1からのリクエストメッセージ)が送られてくると(ステップS204のYES)、送信元ノードSL1へのレスポンスメッセージを作成し(ステップS206)、アンテナAT1を先頭アンテナとして(ステップS207)、この先頭アンテナAT1から送信元ノードSL1を指定してレスポンスメッセージを送信する(図10(b):矢印(5)、ステップS208)。このレスポンスメッセージの送信は、予め定められているルーティングテーブルに従い、隣接する中継ノードSL2に対して行う。そして、中継ノードSL2からのACKの受信を待つ(ステップS209)。
宛先ノードMSは、所定時間T1内に中継ノードSL2からのACKを受信すると(ステップS210のYES)、応答成功として処理を終了する(ステップS214)。所定時間T1内に中継ノードSL2からのACKを受信できなかった場合(ステップS211のYES)、宛先ノードMSは、送信アンテナを次のアンテナAT2とし(ステップS213)、アンテナAT2から送信元ノードSL1を指定してレスポンスメッセージを再送信する(図10(b):矢印(5)、ステップS208)。そして、このアンテナを切り替えてのレスポンスメッセージの再送信後、中継ノードSL2からのACKの受信を待つ(ステップS209)。
一方、中継ノードSL2は、宛先ノードMSからの送信元ノードSL1を指定してのレスポンスメッセージを受信すると(ステップS204のNO)、このレスポンスメッセージを送信元ノードSL1宛の送信メッセージとし(ステップS205)、アンテナAT1を先頭アンテナとし(ステップS207)、この先頭アンテナAT1から宛先ノードMSからのレスポンスメッセージを転送する(図10(b):矢印(7)、ステップS208)。このレスポンスメッセージの転送は、予め定められているルーティングテーブルに従い、送信元ノードSL1に対して行う。そして、送信元ノードSL1からのACKの受信を待つ(ステップS209)。
中継ノードSL2は、所定時間T1内に送信元ノードSL1からのACKを受信すると(ステップS210のYES)、中継成功として処理を終了する(ステップS214)。所定時間T1内に送信元ノードSL1からのACKを受信できなかった場合(ステップS211のYES)、中継ノードSL2は、送信アンテナを次のアンテナAT2とし(ステップS213)、アンテナAT2から宛先ノードMSからのレスポンスメッセージを再送信する(図10(b):矢印(7)、ステップS208)。そして、このアンテナを切り替えてのレスポンスメッセージの再送信後、送信元ノードSL1からのACKの受信を待つ(ステップS209)。
送信元ノードSL1は、宛先ノードMSからのレスポンスメッセージの受信を待ち(ステップS109)、所定時間T2(例えば、数10ms)内に宛先ノードMSからのレスポンスメッセージを受信できなかった場合(ステップS111のYES)、リトライ回数を1として(ステップS113)、所定の待ち時間T3(例えば、数100ms)の経過後(ステップS114)、ステップS102の処理へと戻り、リクエストメッセージの送信を先頭アンテナAT1から再度行う(図10:矢印(9))。すなわち、アンテナを先頭アンテナAT1に戻して、長周期リトライを行う。
送信元ノードSL1は、長周期リトライの回数が所定回数(最大リトライ回数)Nに達した場合(ステップS112のYES)、一時的に変動するマルチパスフェージングの影響による通信不能ではなく、定常的なマルチパスフェージングによる通信不能であると判断し、宛先ノードMSとの間の他の通信経路を探索する(ステップS117)。この通信経路の探索(ルート探索)はブロードキャストで行われる。
実施の形態1,2では、説明を簡単とするために、使用するアンテナを2つとしたが、使用するアンテナは2つに限られるものではなく、さらに多くのアンテナを設けてもよい。この場合、隣接ノードへの送信を行う時に、どのアンテナを最初に選択するかについては、常に決まったアンテナを使用してもよいし、隣接するノード毎に送信するアンテナを決めておいても良い。
Claims (3)
- 複数の送受信アンテナと、
これら送受信アンテナの何れか1つを先頭アンテナとしこの先頭アンテナより宛先デバイスを指定してリクエストメッセージを送信するリクエストメッセージ送信手段と、
前記宛先デバイスを指定して送信したリクエストメッセージに対する受信確認通知が第1の所定時間内に受信されるか否かを監視する受信確認通知監視手段と、
前記受信確認通知監視手段が前記第1の所定時間内に前記受信確認通知の受信を確認することができなかった場合、前記送受信アンテナを切り替えて前記リクエストメッセージの送信を再度行わせる第1のリトライ手段と、
前記リクエストメッセージの送信後、この送信したリクエストメッセージを受信した前記宛先デバイスより返送されてくるレスポンスメッセージが前記第1の所定時間よりも長い第2の所定時間内に受信されるか否かを監視するレスポンスメッセージ監視手段と、
前記レスポンスメッセージ監視手段が前記第2の所定時間内に前記レスポンスメッセージの受信を確認することができなかった場合、前記リクエストメッセージ送信手段に前記先頭アンテナからのリクエストメッセージの送信を再度行わせる第2のリトライ手段と
を備えることを特徴とする無線通信デバイス。 - 請求項1に記載された無線通信デバイスにおいて、
前記第2のリトライ手段による前記リクエストメッセージの送信回数が予め定められた所定回数に達した場合、前記宛先デバイスとの間の他の通信経路を探索する通信経路探索手段
を備えることを特徴とする無線通信デバイス。 - 請求項1又は2に記載された無線通信デバイスにおいて、
前記受信確認通知監視手段が前記第1の所定時間内に前記受信確認通知の受信を確認することができた場合、この受信確認通知の元となる前記リクエストメッセージを送信した送受信アンテナを前記先頭アンテナとして登録する先頭アンテナ登録手段
を備えることを特徴とする無線通信デバイス。
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