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JP2010203236A - レーザクラッドバルブシート形成方法及びレーザクラッドバルブシート形成装置 - Google Patents

レーザクラッドバルブシート形成方法及びレーザクラッドバルブシート形成装置 Download PDF

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JP2010203236A
JP2010203236A JP2009046293A JP2009046293A JP2010203236A JP 2010203236 A JP2010203236 A JP 2010203236A JP 2009046293 A JP2009046293 A JP 2009046293A JP 2009046293 A JP2009046293 A JP 2009046293A JP 2010203236 A JP2010203236 A JP 2010203236A
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JP
Japan
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laser
valve seat
forming
valve sheet
clad
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JP2009046293A
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Inventor
Shuji Adachi
修二 足立
Kimio Nishimura
公男 西村
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

【課題】レーザ吸収率を高めてリメルト容量を増やし充分なガス抜きを実現することのできるレーザクラッドバルブシート形成方法。
【解決手段】鋳造されたシリンダーヘッド1のバルブシート形成部位2にレーザhvを照射し母材を溶かして溶融層を形成した後、その溶融層上に金属粉末4を供給しながらシリンダーヘッド1及びレーザhvを相対的に回転させつつレーザhvを照射し肉盛りしてクラッド層を形成するレーザクラッドバルブシート形成方法。本発明方法では、肉盛りしてクラッド層を形成する工程の前に、バルブシート形成部位2に、レーザhvを吸収し反射率を抑えるレーザ吸収部位18を加工した後、このレーザ吸収部位18にレーザhvを照射して加熱溶融させるリメルト工程を行う。レーザ吸収部位18は、レーザhvの照射方向と略垂直な面18Aとして形成する。
【選択図】図6

Description

本発明は、レーザクラッドバルブシート形成方法及びレーザクラッドバルブシート形成装置に関し、詳細にはリメルト加工技術に関する。
例えば、自動車エンジンでは、バルブシートとして従来のシートリングを打ち込む方式に変えてバルブシート合金をシリンダーヘッドへ直接肉盛りする方式(レーザクラッド加工)が採用され初めている。このように、バルブシート合金をシリンダーヘッドに直接肉盛りすれば、シートリングの打ち込み方式に比べて熱伝導性を大幅に向上させることができ、燃焼室バルブ周りの冷却性能を高めることができる。
レーザクラッド加工は、シリンダーヘッドのバルブシート形成部位に金属粉末(肉盛り材料)を供給しながらその金属粉末に対してレーザを照射して溶融固化させて肉盛る技術である。その中でも、内燃機関用シリンダヘッドのバルブシート部に対してレーザクラッド加工を行い、リング形状のバルブシートを形成する手法をレーザクラッドバルブシート加工という。
レーザクラッド加工は、鋳造されたシリンダーヘッドのバルブシート形成部位にレーザを照射して母材を溶融させるため、鋳造粗材に含まれているガスがクラッド表面に析出し空孔となることがある。そのため、レーザクラッド加工を行う前に、レーザを照射し母材を溶融させてガス抜きを行うリメルト工程を行っている(例えば、特許文献1等に記載)。
特開2005−152925号公報
ところで、レーザクラッドするための加工装置は、金属粉末を供給する粉末供給ノズルを前記バルブシート形成部位に対して垂直に設置する一方で、レーザ軸を金属粉末供給ノズルに対して傾けて配置している。このため、バルブシート形成面に対して斜めからレーザが照射されることになり、該バルブシート形成面に対するレーザの反射率が高くなる。
その結果、バルブシート形成部位のレーザ吸収率が落ちリメルト容量が少なくなることにより、鋳造粗材に含まれるガス抜きが充分でなくなり、最終的に得られるバルブシートに空孔が生じる等してシール性能が悪化することになる。
そこで、本発明は、レーザ吸収率を高めてリメルト容量を増やし充分なガス抜きを実現することのできるレーザクラッドバルブシート形成方法及びレーザクラッドバルブシート形成装置を提供する。
本発明のレーザクラッドバルブシート形成方法では、肉盛りしてクラッド層を形成する工程の前に、バルブシートを形成する部位に、レーザを吸収し反射率を抑えるレーザ吸収部位を加工した後、このレーザ吸収部位にレーザを照射して加熱溶融させるリメルト工程を行う
本発明のレーザクラッドバルブシート形成装置は、肉盛りしてクラッド層を形成する工程の前に、バルブシートを形成する部位に、レーザの照射方向と略垂直な面を加工する手段を備える。
本発明のレーザクラッドバルブシート形成方法によれば、バルブシート形成部位にレーザを吸収し反射率を抑えるレーザ吸収部位を加工した後にリメルト工程を行うようにしたので、リメルト工程で照射したレーザを無駄に反射させることなく吸収させることができる。これにより、バルブシート形成部位をレーザで充分に加熱し溶融することができ、鋳造粗材に含まれるガスを抜くことができる。その結果、本発明によれば、レーザクラッド加工後のクラッド層に空孔が生じることが回避され、シール性能の高いバルブシートを得ることができる。
本発明のレーザクラッドバルブシート形成装置によれば、肉盛りしてクラッド層を形成する工程の前に、バルブシートを形成する部位にレーザの照射方向と略垂直な面を加工する手段を備えているので、この手段によりレーザの照射方向と略垂直な面をバルブシートを形成する部位に加工できることにより、レーザクラッド加工時のレーザをそのまま状態で使用することができる。つまり、既存のレーザ照射装置を利用できる。
図1はレーザクラッドバルブシート形成装置を示す斜視図である。 図2はシリンダーヘッドのバルブシートを形成する部位に金属粉末を供給する状態を示す図である。 図3はシリンダーヘッドのバルブシートを形成する部位にレーザを照射し母材を溶かした溶融層上に金属粉末を供給する状態を示す図である。 図4はバルブシートを形成する部位の要部拡大平面図である。 図5は図4のA−A線における要部拡大断面図である。 図6は図4のB−B線における要部拡大断面図である。 図7は図4のバルブシートを形成する部位に形成したレーザ吸収部位の要部拡大平面図である。 図8はレーザ吸収部位を形成するための刻印部材を示す図である。 図9はリメルト加工後のリメルト溶融量を示す図である。 図10はレーザ照射方向に対する垂直面の面積とリメルト溶融量との関係を示す図である。 図11は刻印部材の複数本を纏めて同時にバルブシートを形成する部位に押し付けてレーザ吸収部位を形成する状態を示す図である。
以下、本発明を適用した具体的な実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
「レーザクラッドバルブシート形成装置の構成説明」
先ず、レーザクラッドバルブシート形成装置について説明する。図1はレーザクラッドバルブシート形成装置を示す斜視図である。このレーザクラッドバルブシート形成装置は、図1に示すように、例えば自動車用エンジンなどのシリンダーヘッド1のバルブシートを形成する部位であるバルブシート形成部位2にレーザhvを照射するレーザ照射装置3と、バルブシート形成部位2に金属粉末4を供給する粉末供給装置5とを備えている。
レーザ照射装置3は、レーザ発振器6と、このレーザ発振器6により発振されるレーザの強さなどを制御するレーザ発振器制御部7と、NC制御装置8と、レーザを集光してバルブシート形成部位2に照射させる集光ヘッド9とからなる。
レーザ発振器6で発振されたレーザhvは、レーザ発振器制御部7で制御されて集光ヘッド9に供給され、この集光ヘッド9で所定のスポット径に絞られてバルブシート形成部位2に照射される。
粉末供給装置5は、バルブシート形成部位2に金属粉末4を供給するノズル10(図1では図示を省略し図2に示す)と、金属粉末4を収容して置くホッパー11と、金属粉末4の量を計測する荷重計12と、ホッパー11からノズル10へと金属粉末4を送り込むフィーダ13と、これらを制御する粉末制御部14とからなる。
ノズル10の先端からは、ホッパー11に収容された金属粉末4がフィーダ13により送られることで、前記バルブシート形成部位2へと吹き付けられる。金属粉末4としては、例えば熱伝導性に優れる銅合金などが使用される。
このレーザクラッド装置では、前記レーザ発振器6とレーザ発振器制御部7とNC制御装置8と粉末供給制御部14とがそれぞれコンピュータ15によって制御されている。そして、このように構成されたレーザクラッドバルブシート形成装置によりバルブシート形成部位2に金属粉末4を供給しながらレーザhvを照射して肉盛りを行うことでクラッド層(バルブシート)を形成するが、その際に、図2及び図3に示すように、シリンダーヘッド1を回転装置16の上に固定し、該シリンダーヘッド1を矢印Aで示すように回転させながらレーザクラッド加工を行う。
図1のレーザクラッドバルブシート形成装置は、肉盛りしてクラッド層を形成するレーザクラッド加工工程前に、バルブシート形成部位2に、レーザhvの照射方向と略垂直な面を加工する手段である刻印部材を備えている。刻印部材については、図10を参照して後述するものとする。
「レーザクラッドバルブシート形成方法の説明」
次に、レーザクラッドバルブシート形成方法について説明する。先ず、鋳造用金型に溶融したアルミニウム合金を流し込むことにより、シリンダーヘッド1を作成する。次に、鋳造したシリンダーヘッド1のバルブシート形成部位2に、図4に示すように、切削加工により円環凹溝17を形成する。円環凹溝17は、図4のA−A線で示す断面図である図5に示すように、シリンダーヘッド1の上面1aとほぼ平行な底面17Aと、この底面17Aの両側に傾斜する傾斜面17B、17Cとからなる。
次に、バルブシート形成部位2に、図6及び図7に示すようなレーザhvを吸収し反射率を抑えるレーザ吸収部位18を加工する。レーザ吸収部位18は、円環凹溝17に対して円周方向に小さな凹みとして所定間隔を置いて複数配列して形成する。本実施形態では、この小さな凹みとして形成するレーザ吸収部位18を所定間隔を置いて複数配列させて円形状としたものを、溝幅方向で複数列となるように形成する。これにより、円環凹溝17の殆どの領域にレーザ吸収部位18が形成されることになる。
前記レーザ吸収部位18は、レーザhvの照射方向と略垂直な面となるレーザ吸収面18Aと、レーザhvが照射されないレーザ非照射面18Bとからなる。そして、このレーザ吸収部位18は、レーザ吸収面18Aとレーザ非照射面18Bとが約90度のなす角度を持つ断面形状をV字状とし且つ平面形状を長方形状とする小さな溝として形成される。なお、図7(A)では、レーザ吸収面18を理解し易いようにグレー色にて表記してある。
前記レーザ吸収部位18を形成するには、図8に示すように、先端を尖らせたV字状の刻印部材19をバルブシート形成部位2に押し付けるようにして形成する。つまり、レーザ吸収部位18を、刻印部材19を使用して転造にて形成する。刻印部材19は、例えばV字状をなす先端部に形成される第1刻印面19Aを水平面20に対しなす角度(θ1)30度とし、第2刻印面19Bを水平面20に対しなす角度(θ2)60度としている。かかる刻印部材19は、例えば剛性の高いダイヤ或いは鋼材からなる。
前記刻印部材19は、例えば図示を省略するエアー駆動手段により荷重Fが加えられることにより、そのV字状をなす先端部を円環凹溝17に押し付けて打刻する。打刻後は、戻りバネ21によって刻印部材19が元の位置に戻る。このように構成された打刻部材19を使用し、シリンダーヘッド1を回転させながら円環凹溝17に所定間隔を置いて順次打刻することで複数のレーザ吸収部位18を形成する。これにより、円環凹溝17には、レーザhvの照射方向と略垂直な面(レーザ吸収面18A)が数多く形成されることになる。このレーザ吸収部位形成工程は、シリンダーヘッド1に形成される全てのバルブシート形成部位2に対して行う。
次に、肉盛りしてクラッド層を形成するレーザクラッド加工を行う工程の前に、前記レーザ吸収部位18に前記したレーザ照射装置3からレーザhvを照射して加熱溶融させるリメルト工程を行う。このリメルト工程では、レーザhvの照射方向と垂直な面として形成されたレーザ吸収部位18のレーザ吸収面18Aにレーザhvが垂直に照射されることになる。そのため、照射されたレーザhvは、レーザ吸収面18Aに吸収され易くなり、反射する量が大幅に減る。つまり、このレーザ吸収面18Aのレーザ吸収率が向上し、より多く吸収した分だけ加熱され母材が溶融する。この時のリメルト溶融量Rを、図9に示す。図9の斜線で示す部位が母材が溶融した領域を示している。リメルト溶融量Rは、図10に示すように、レーザ照射方向に対する垂直面の面積が増加するにつれて増加する。本実施形態では、刻印部材19でレーザ吸収部位18によるレーザ吸収面18Aを数多く形成しているため、リメルト溶融量Rの増加が図れる。
前記リメルト工程を行うことで、母材が溶融するため、鋳造粗材に含まれるガスを抜くことができる。特に、本実施形態におけるように、レーザhvを反射させることなく効率良く吸収して母材を溶融したので、バルブシート形成部位2に存在するガス抜きを確実に行うことができる。
次に、前記リメルト工程を完了ししたらレーザクラッド加工工程を行う。レーザクラッド加工は、バルブシート形成部位2にレーザhvを照射し母材を溶かして溶融層(図示は省略する)を形成した後、その溶融層上に金属粉末4を供給しながらシリンダーヘッド1及びレーザhvを相対的に回転させつつレーザhvを照射して肉盛りしてクラッド層を形成する。そして、最後に仕上げ用切削工具を回転させながらクラッド層に押し当てて、当該クラッド層の表面を研磨する。
以上のように本実施形態のレーザクラッドバルブシート形成方法によれば、バルブシート形成部位2にレーザhvを吸収し反射率を抑えるレーザ吸収部位18を加工した後にリメルト工程を行うようにしたので、リメルト工程で照射したレーザhvを無駄に反射させることなく吸収させることができる。これにより、バルブシート形成部位2をレーザhvで充分に加熱し溶融することができ、鋳造粗材に含まれるガスを抜くことができる。その結果、本発明方法によれば、レーザクラッド加工後のクラッド層に空孔が生じることが回避され、シール性能の高いバルブシートを得ることができる。
また、本実施形態のレーザクラッドバルブシート形成方法によれば、レーザ吸収部位18を、レーザhvの照射方向と略垂直な面(レーザ吸収面18A)として形成したので、反射するレーザ量が少なくなり、該レーザ吸収部位18におけるレーザ吸収率を高めることができる。
また、本実施形態のレーザクラッドバルブシート形成方法によれば、レーザ吸収部位18を、バルブシートを形成する部位の円環凹溝17に対して円周方向に複数配列して形成したので、レーザhvを吸収するレーザ吸収部位18の数が増えることにより、レーザ吸収効率が大幅に増え充分に母材を加熱溶融することが可能となる。
また、本実施形態のレーザクラッドバルブシート形成方法によれば、レーザ吸収部位18を、略垂直な面を形成するために先端を尖らせたV字状の刻印部材19をバルブシートを形成する部位に押し付けて形成するので、簡単にレーザ吸収部位18を形成することができる。
また、本実施形態のレーザクラッドバルブシート形成装置によれば、肉盛りしてクラッド層を形成する工程の前に、バルブシートを形成する部位にレーザhvの照射方向と略垂直な面を加工する手段を備えているので、この手段によりレーザhvの照射方向と略垂直な面をバルブシートを形成する部位に加工できることにより、レーザクラッド加工時のレーザhvをそのまま状態で使用することができる。つまり、本実施形態によれば、既存のレーザ照射装置を利用できる。
「その他の実施形態」
図11は刻印部材の複数本を纏めて同時にバルブシートを形成する部位に押し付けてレーザ吸収部位を形成する状態を示す図である。
ここでは、図11に示すように、図8で使用した刻印部材19の複数本を纏めて基台22に配列して固定し、1回の打刻で同時にバルブシート形成部位2に押し付けてレーザ吸収部位18を形成する。
この実施形態によれば、複数本の打刻部材19により1回の打刻で同時にバルブシート形成部位2に一度で複数のレーザ吸収面18Aをすることができ、リメルト前処理加工の速度を高めることができる。したがって、本実施形態によれば、作業時間の短縮及び製造コストの低下を実現できる。
本発明は、バルブシート合金をシリンダーヘッドへ直接肉盛りするレーザクラッド加工前に行うリメルト加工技術に利用することができる。
1…シリンダーヘッド
2…バルブシート形成部位
3…レーザ照射装置
4…金属粉末
5…粉末供給装置
6…レーザ発振器
10…ノズル
16…回転装置
17…円環凹溝
18…レーザ吸収部位
18A…レーザ吸収面
19…刻印部材

Claims (6)

  1. 鋳造されたシリンダーヘッドのバルブシートを形成する部位にレーザを照射し母材を溶かして溶融層を形成した後、その溶融層上に金属粉末を供給しながらシリンダーヘッド及びレーザを相対的に回転させつつレーザを照射し肉盛りしてクラッド層を形成するレーザクラッドバルブシート形成方法において、
    前記肉盛りしてクラッド層を形成する工程の前に、前記バルブシートを形成する部位に、レーザを吸収し反射率を抑えるレーザ吸収部位を加工した後、このレーザ吸収部位にレーザを照射して加熱溶融させるリメルト工程を行う
    ことを特徴とするレーザクラッドバルブシート形成方法。
  2. 請求項1に記載のレーザクラッドバルブシート形成方法であって、
    前記レーザ吸収部位を、前記レーザの照射方向と略垂直な面として形成した
    ことを特徴とするレーザクラッドバルブシート形成方法。
  3. 請求項2に記載のレーザクラッドバルブシート形成方法であって、
    前記レーザ吸収部位を、前記バルブシートを形成する部位の円環凹溝に対して円周方向に複数配列して形成した
    ことを特徴とするレーザクラッドバルブシート形成方法。
  4. 請求項3に記載されるレーザクラッドバルブシート形成方法であって、
    前記レーザ吸収部位を、前記略垂直な面を形成するために先端を尖らせたV字状の刻印部材を前記バルブシートを形成する部位に押し付けて形成した
    ことを特徴とするレーザクラッドバルブシート形成方法。
  5. 請求項4に記載されるレーザクラッドバルブシート形成方法であって、
    前記刻印部材の複数本を纏めて同時に前記バルブシートを形成する部位に押し付けて前記レーザ吸収部位を形成する
    ことを特徴とするレーザクラッドバルブシート形成方法。
  6. 鋳造されたシリンダーヘッドのバルブシートを形成する部位にレーザを照射し母材を溶かして溶融層を形成した後、その溶融層上に金属粉末を供給しながらシリンダーヘッド及びレーザを相対的に回転させつつレーザを照射し肉盛りしてクラッド層を形成するレーザクラッドバルブシート形成装置において、
    前記肉盛りしてクラッド層を形成する工程の前に、前記バルブシートを形成する部位に、レーザの照射方向と略垂直な面を加工する手段を備えた
    ことを特徴とするレーザクラッドバルブシート形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111218684A (zh) * 2020-02-11 2020-06-02 江苏大学 一种激光辅助超高速激光熔覆制备高熔点涂层的方法

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