JP2010284101A - 反応容器,並列処理装置、及びシーケンサ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明では低価格な高輝度LED光源を使用して、蛍光励起強度の10倍以上のパワー密度を達成する。これにより検出における励起光照射時間を1/10以下とすることで検出に要する時間を短縮する。これにより従来律速となっていた最小ユニットの反応時間内に3枚以上の複数の反応基板を並列に処理することにより、スループットの向上を図ることが可能となる。
【選択図】 図9
Description
103 カバー
104 スペーサ
107,112,125,524,704,705,706,707,804,805,904,910, スライドガラス
108,111 ビーズ
109 プローブオリゴ
113 円盤状のスポット
121,401,402,410,411,412,413 LED
122,418,419,420,421 非球面レンズ
123,521 バンドパスフィルタ
124,509,703,803,903 対物レンズ
126 蛍光色素
127,403,404,414,415,416,417 ヒートシンク
128 ファン
129 サーミスタ
130 フォトダイオード
206 DNA断片
213 フローセル
214 FAM−dCTP
215 Cy3−dATP
216 Texas Red−dCTP
217 Cy5−dCTP
218 計測領域
408,423,424,425,522 ダイクロイックミラー
409,426 ミラー
501 LED光源
502,701,801,901 回転ターレット
504,505,506,507 キューブ
508,702,802,902 対物レンズオートフォーカス用モータ
516 CCDカメラ
517 集光レンズ
518 駆動回路
519 電源
520 PC
523 エミッションフィルタ
525,526,907,908,912,913 送液用チューブ
905 環状ステージ
906 温調装置
Claims (22)
- 水溶液を注入する穴を少なくとも2個以上保持する基板と、注入される水溶液中に含まれる微粒子と強く結合する表面処理を施されている光透過性を持つ基板と、2つの基板の間隔を一定に保つためのスペーサと、前記スペーサを2つの基板で挟んで張り合わせることにより形成されることを特徴とする反応容器。
- 請求項1記載の反応容器において、前記微粒子の表面に増幅された複数の核酸断片が結合していること特徴とした反応容器。
- 請求項2記載の反応容器において、前記核酸断片の配列解析を前記基板上に結合した微粒子からの4色以上の蛍光信号に基づいて前記核酸断片の配列解析すること特徴とした反応容器。
- 請求項3記載の反応容器において、前記スペーサの厚みが350±50umであることを特徴とした反応容器。
- 請求項4記載の反応容器において、前記光透過性を持つ基板の大きさが25×75mmであることを特徴とした反応容器。
- 請求項5記載の反応容器において、前記微粒子の直径が1umであることを特徴とした反応容器。
- 水溶液を注入する穴を少なくとも2個以上保持する基板と、複数の微粒子を結合させた光透過性を持つ基板と、2つの基板の間隔を一定に保つためのスペーサと、前記スペーサを2つの基板で挟んで張り合わせることにより形成されることを特徴とする反応容器。
- 請求項7記載の反応容器において、前記微粒子がランダムに前記光透過性を持つ基板上に結合していることを特徴とした反応容器。
- 請求項7記載の反応容器において、前記微粒子が格子状に前記光透過性を持つ基板上に結合していることを特徴とした反応容器。
- 請求項9記載の反応容器において、前記微粒子の大きさが1umであり、かつ格子間が3umであることを特徴とした反応容器。
- 複数の反応容器をn個保持し、前記反応容器1個の最小ユニットの反応が完了する間に前記複数の反応容器n−1個の計測を自動で完了させ、順次反応を自動で進行させていくことで、計測のスループットをn倍に向上させる並列処理装置。
- 請求項11記載の装置において、前記反応が請求項1或いは7の容器内で進行することを特徴とする基板表面上におけるシーケンス反応であり、かつ前記シーケンスの最小ユニットの反応に要する時間が90分以上であり、かつシーケンス反応に用いる蛍光色素の数が4種以上であることを特徴とするシーケンサ。
- 請求項12記載の装置において、前記蛍光画像測定に用いる光源が2種類以上のLEDであり、かつ蛍光検出方法が対物レンズを介した落射蛍光検出法であり、前記蛍光色素に最適化されたバンドパスフィルタ,ダイクロイックミラー,エミッションフィルタを装着したキューブを回転ターレットにより回転制御し、かつオートフォーカスを行い、蛍光検出に用いるセンサが2次元CCDカメラであることを特徴とするシーケンサ。
- 請求項13記載の装置において、前記LED光源のON−OFFを回路上から制御することにより蛍光励起のための光の遮断を不要とし、シャッタレスであることを特徴とするシーケンサ。
- 請求項14記載の装置において、前記LED光源の出力が全て15mW/mm2以上であることを特徴とするシーケンサ。
- 請求項15記載の装置において、2種類のLED光源の一つがRoyal Blue色、もう一つがWarm-White色のLEDであり、かつダイクロイックミラーで前記2種類のLED光源から発する光を混合し、光路を同一にして照射することを特徴とするシーケンサ。
- 請求項16記載の装置において、前記LEDから発する光を高い開口角を持つ非球面レンズにより集光し、対物レンズの後焦点面にLEDの像を結像させることにより、前記反応容器の基板表面で光源の照明ムラを除去した均一な照明であるケーラー照明を行うことを特徴とするシーケンサ。
- 請求項17記載の装置において、前記反応容器をXYステージにより前記対物レンズの計測視野の大きさだけ逐次移動していくことにより前記反応容器の全表面でスキャンすることを特徴とするシーケンサ。
- 請求項18記載の装置において、前記反応容器を移動させるXYステージが反応容器を環状回転させるθステージを含み、反応容器の溶液交換および温度調節を順次回転に伴い処理していくことを特徴とするシーケンサ。
- 請求項17記載の装置において、対物レンズの後焦点面の外周付近にLEDを結像させることにより前記反応容器の基板表面で臨界角近傍における全反射照明により蛍光を4倍増強することを特徴とするシーケンサ。
- 請求項20記載の装置において、100nmのビーズを用いることによりビーズに結合した蛍光色素を全て蛍光増強場内に配置させることにより蛍光を4倍増強することを特徴とするシーケンサ。
- 請求項5記載の反応容器において、前記微粒子の直径が2umであり、1umの微粒子と比較してDNA断片の結合サイトが4倍に増加したことによる蛍光増強効果を特徴とする反応容器。
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JP2009139771A JP2010284101A (ja) | 2009-06-11 | 2009-06-11 | 反応容器,並列処理装置、及びシーケンサ |
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