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JP2010276628A - 液晶表示装置 - Google Patents

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JP2010276628A
JP2010276628A JP2009125952A JP2009125952A JP2010276628A JP 2010276628 A JP2010276628 A JP 2010276628A JP 2009125952 A JP2009125952 A JP 2009125952A JP 2009125952 A JP2009125952 A JP 2009125952A JP 2010276628 A JP2010276628 A JP 2010276628A
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Shigeo Ohashi
繁男 大橋
Yoshiharu Yamashita
芳春 山下
Katsunari Sato
克成 佐藤
Noriyuki Isojima
宣之 磯島
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Abstract

【課題】液晶表示装置の薄型化を可能としつつ、放熱性能および画質の向上を、画面サイズによらず共通して対応可能にする技術を提供するものである。
【解決手段】配線基板上に搭載された複数の発光素子からなる光源と光源の光を液晶パネル方向へ導くための導光板とを組み合わせた光源ユニットと、光源ユニットを保持する位置決め部材を設けた金属シャーシとで構成され、配線基板と導光板は、金属シャーシに設けた位置決め部材により同時に位置決めされ、光源ユニットは、前記液晶パネルの水平方向または垂直方向に画面サイズに応じて複数配列される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、筐体内部に発生する熱を効率よく排熱できる液晶表示装置に関する。
近年、表示装置として、CRT(Cathode Ray Tube)に代わって、発光型のプラズマディスプレイ表示装置や非発光型の液晶表示装置の使用が多くなっている。
このうち、液晶表示装置は、透過型の光変調素子として液晶パネルを用い、その背面に照明装置(以下、バックライトと称する)を備えて光を液晶パネルに照射する。そして、液晶パネルはバックライトから照射された光の透過率を制御することにより画像を形成している。
液晶パネルに光を照射するためのバックライトの方式としては、主として次の二つの方式が知られている。
一つは、液晶パネルの左右または上下端部に光源を配置し、側面から入射した光を平面方向に出射させるための導光板を介して照射するサイドライト方式がある。もう一つは、液晶パネルの背面から光を照射する直下方式がある。
液晶表示装置は、外形を薄く構成できることが特徴の一つとなっているが、近年はより薄く、消費電力の少ない液晶表示装置が望まれている。液晶表示装置を薄くすると、液晶表示装置の外形を構成する筺体内部に発生する熱を排熱するための空気流路の確保が困難になるため効率よく排熱できず、熱に弱い部分が温度上昇してしまうという問題が生じる。
そこで、例えば特許文献1にはサイドライト方式の液晶表示装置において、バックライトの光源としてLED(Light Emitting Diode)を用い、LEDの発熱を除熱するために光源搭載基板を放熱部材に接続して光源搭載基板の両面から放熱する構成が記載されている。
特開2007−12416号公報
液晶パネルに光を照射するためのバックライト方式のうち、サイドライト方式は、光源が画面の端に集中して配置されるため、光源からの熱の放熱もしくは冷却、例えば映像信号に応じた光源の照度の制御、及び大型化が直下方式に比較して困難である。
特に、小さい画面サイズから大きい画面サイズまで液晶表示装置のサイズ展開を図る場合、各画面サイズに応じた大きさおよび光学設計した導光板が必要となるため、部品共通化が困難で低コスト化の妨げとなる。
一方、直下方式は、サイドライト方式に比べ使用する光源数が多くなるためコストおよび消費電力が上昇する。また、直下方式は、液晶パネルに表示される映像の輝度むらを低減するためには光源から液晶パネルまでの距離(すなわち液晶パネルの厚さ方向の距離)を大きくする必要があり、液晶表示装置の薄型化に不利である。さらに、光源から液晶パネルまでの距離をとることで、光源の制御による高いコントラスト比が得にくくなるという不利な点もある。
本発明の目的は、上記従来技術の課題に鑑みて為されたものであり、液晶表示装置の薄型化を可能としつつ、放熱性能および画質の向上を、画面サイズによらず共通して対応可能な液晶表示装置を提供するものである。
上記目的は、液晶パネルを背面から照明する光源を備えたバックライトと、このバックライトを保持するシャーシとを備えた液晶表示装置において、前記バックライトは前記液晶パネルの表示面と平行な方向に光を放出する光源と、この光源を搭載した配線基板と、前記光源の光を前記液晶パネル方向へ導くための透光性を有する導光板とを組み合わせた複数の光源ユニットと、この光源ユニットを支持するための位置決め部材を設けた金属シャーシとからなり、前記配線基板と前記導光板が前記位置決め部材で位置決めされて取り付けられることにより達成される。
また上記目的は、前記配線基板は放熱部材と熱的に接続されるとともに、前記位置決め部材とも熱的に接続されることにより達成される。
また上記目的は、前記配線基板は配線基板の表面と裏面においてそれぞれ放熱部材および前記位置決め部材と熱的に接続されることにより達成される。
また上記目的は、前記導光板は前記配線基板と共通の前記位置決め部材によって位置決めされて取り付けられることにより達成される。
また上記目的は、液晶パネルを背面から照明する光源を備えたバックライトと、このバックライトを保持するシャーシとを備えた液晶表示装置において、前記バックライトは前記液晶パネルの表示面と平行な方向に光を放出する光源と、この光源を搭載した配線基板と、前記光源の光を前記液晶パネル方向へ導くための透光性を有する導光板とを組み合わせた複数の光源ユニットと、この光源ユニットを支持するための位置決め部材を設けた金属シャーシとからなり、前記光源ユニットは前記配線基板と前記導光板が前記位置決め部材で位置決めされ、前記バックライトは前記光源ユニットが前記液晶パネルの表示面と平行な方向に複数段もしくは複数列配列されて構成されることにより達成される。
本発明によれば、液晶表示装置の薄型化を可能としつつ、放熱性能および画質の向上が、画面サイズによらず共通して対応可能な液晶表示装置を提供することができる。
液晶表示装置の第1実施例を示す図で、内部を正面から見た図である。 図1におけるA−A断面図およびB−B断面図である。 第1の実施例に用いる配線基板の部品図である。 第1の実施例の光源ユニットの正面図および断面図である。 第2の実施例に用いる配線基板の部品図である。 第2の実施例の光源ユニットの正面図および断面図である。 第2の実施例の変形例を示す断面図およびそれに用いる部品図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、適宜図を参照して詳細に説明する。
本発明を適用した液晶表示装置の一例である液晶テレビを図1および図2に示す。
図1は、第1実施形態の液晶テレビ1内部の正面図である。
図2(a)は、図1のA−A断面の部分拡大図である。
図2(b)は、図1のB−B断面の部分拡大図である。
本実施例に係る液晶テレビは、図2(a)に示されるように、パッシブ表示デバイスとしての液晶パネル2と、この液晶パネル2に光を照射するためのバックライトユニット3と、液晶パネル2とバックライトユニット3との間に配置され、バックライトユニット3の光を拡散させるための光学シート4を備えている。液晶パネル2は、カラーフィルタ付きでも、モノクロでもよく、IPS方式,VA方式でもよい。バックライトユニット3は、たとえば、アルミ板や鋼板などの金属で箱型に成形されたシャーシ5の内部に組み付けられる。また、シャーシ5の背面には、信号制御回路,電源回路,パネル駆動回路などの回路基板6が搭載され、これらの要素を収納する筐体7などを含んで構成されるものとする。また光学シート4は、図2(a)では模式的に1枚としているが、実際は、拡散シート,プリズムシート,拡散板,偏光選択性の反射フィルムなどのいずれかを組み合わせて構成されている。これらのシートは、光源8から出射された光の一部を反射し、バックライトユニット3側に光を反射させるため、バックライトユニット3から再度反射された光が透過,拡散し、輝度均一性を高める効果がある。
バックライトユニット3は、図2(b)に示すように、例えば発光ダイオード(LED)などの複数の発行素子を含む光源8を搭載した配線基板9と、配線基板9に設けられたアルミなどの熱伝導性の材料をL字状に成形したヒートシンク10と、該光源8から矢印Aの方向(すなわち液晶パネル2と平行な方向)に放出された光が入射され、これを矢印Bの方向(すなわち液晶パネル2の表示面と直交する方向)に折り曲げてバックライトユニット3の前面に配置される液晶パネル2に導くための導光板11とを組み合わせた光源ユニット12を含んでいる。この光源ユニット12は、図1に示されるように矢印Aの方向、および矢印Cの方向、すなわち液晶パネル2の表示面と平行な方向に複数個配列されている。
上記光源8の照度(光源8から放出される光の強度)を、回路基板6を介して、例えば映像信号の輝度情報を用いて、各光源ユニット12の光源を単位として光源ユニット12毎に制御するようにしてもよい。この場合、光源ユニット12に対応して液晶パネル2上の表示映像の明るさや色を局所的に制御することができる。その結果、係る表示映像のコントラストや色純度を向上させることができる。
光源ユニット12の数が多いほどきめ細かい制御を行うことができる。例えば図1に示されるように、光源ユニット12をA方向に8個、C方向に16個配置する場合は、各光源ユニット12に対応して液晶パネル2の表示領域が128領域に分割され、その分割領域毎にその明るさや色などを制御することができる。勿論、光源ユニット12の数(表示領域の分割数)はこれに限られるものではない。上述のように、光源ユニット12の数が多いほど決め細かい制御が可能となるが、多すぎると部品点数やコストの大幅な上昇になるので、液晶パネル2のサイズに応じて適切な数を設定することが望ましい。
また、図2(b)に示すように、光源ユニット12のシャーシ5への組み付けは、1つもしくは複数の光源ユニット12をアルミなどの熱伝導性の金属からなるサブシャーシ13にあらかじめ固定し、光源ユニット12を搭載したサブシャーシ13をシャーシ5に取り付けるようにしてもよい。これにより、組み立て性を向上することができる。バックライトユニット3を光源ユニット12に分割し、配列することで、分割領域毎に輝度や色の制御を行う、いわゆるエリア制御時に所望の領域の輝度制御が容易になり、高コントラストで高品位な映像を低消費電力で提供できるバックライトユニット3を実現できるだけでなく、画面サイズが変わっても光源ユニット12の共有化ができ画面サイズ展開が低コストで図れる。
さらに、本実施例の光源ユニットの詳細を図3を用いて説明する。
図3は、光源8として発光ダイオード(LED)を実装する配線基板9を示す。
図3は、LED搭載前の状態であるが、LED8はLEDの電極に対応して形成した配線パッド部9aに半田接続される。配線基板9には、LED搭載面9b及び裏面においてLED8への給電用の銅の配線パターン9cが形成される。表面の配線パターン9cと裏面の配線パターン(図示せず)とは、複数のスルーホール9dにより電気的および熱的に接続される。LED8で発生する熱は、表面の配線パターン9cで面方向に拡散されるとともにスルーホール9dを介して裏面に熱伝導され、さらに裏面の配線パターンによって面方向に拡散される。
表裏で熱拡散された後、後述するように図2(b)に示したヒートシンク10およびサブシャーシ13に熱が伝えられる。配線基板の裏面は全面がヒートシンク10に接続されるので、LED8の熱ができるだけ短距離で裏面に伝えられるようスルーホール9dは、なるべくLED8が実装されるパターン部9aに近いほうが望ましい。
LED8は、例えばRGB三色の発光素子の組を複数設けた構成としてもよく、またRGB以外の色(例えば青,黄色)の組を用いてもよい。複数色の発光素子を使用する場合は、これら異なる色の発光素子からの光を混色させるための光学部品を光源8に設けてもよい。また、単一色(例えば白色)の発光素子を複数設けた構成としてもよい。
図4(a)〜(c)に上記配線基板9をサブシャーシ13に搭載した光源ユニット12の断面図を示す。
図4(a)は、図2(b)の矢印Bの方向から見た正面断面図を示し、図4(b)は、図4(a)のA−A断面で、LED8とLED8の間の非搭載部での断面を、図4(c)は、図4(a)のB−B断面で、LED8の搭載部での断面を示す。
配線基板9には、図4(b)(c)に示すように、配線基板9の裏面の概略全面でL字状に成形したヒートシンク10が熱伝導性の接着材などで接着される。サブシャーシ13にはツメ状の切り起こし片14が形成されている。配線基板9を接着したヒートシンク10をサブシャーシ13に取り付ける際、この切り起こし片14の片面を配線基板9のLED8とLED8の間の非搭載部において表面の配線パターン9c(図3に示す)に接触させてヒートシンク10をサブシャーシ13に固定する。
これにより、切り起こし片14を基準として、配線基板9すなわちLED8が位置決めされるとともに、LED8の発熱は、配線基板9の表裏の配線パターンにより熱拡散されて配線基板9の表裏からサブシャーシ13に熱伝導され、サブシャーシ13内で熱拡散される。さらに、サブシャーシ13から図2(a)で示したシャーシ5に放熱されることになる。配線基板9の表裏で熱拡散され広い面積で放熱に寄与するため高い放熱性能が得られる。
特に、表面の配線パターンから切り起こし片14への熱経路は、LED8から速やかに放熱されるため有効である。なお、配線基板9とヒートシンク10の接続は、熱伝導性の両面テープなどでも良い。また、配線パターン部は、電気絶縁のための絶縁層が形成される。
一方、導光板11は、サブシャーシ13に面する側が傾斜しており、光の入射面11aから離れるに従い薄くなっており端部において薄肉部を有する。導光板入射面11aの近傍に、当該薄肉部11bの形状と対応した形状の段差11cを設け、隣り合う導光板の端部の薄肉部11bが乗せられる形状になっている。例えば、導光板11の入射面11aの近傍には、導光板11dの端部の薄肉部11bの一部が乗せられるような形状の段差11cが形成されており、複数の導光板11,11dの位置決めを容易にしている。
さらに、導光板11も配線基板9を位置決めしている切り起こし片14を基準としてサブシャーシ13に固定される。たとえば、導光板11の光入射面11aに複数の凸部11eを設け、これらの凸部11eを切り起こし片14の配線基板9と接触する面と逆の面に接触させて固定する。前記凸部11eは、導光板11に一体成形してもよいし別の部材であっても良い。LED8と導光板11の位置関係は、光源の光利用効率を左右するため、光源ユニットにおいて、LEDと導光板の位置関係を精度良く決める必要がある。
本実施例によれば、サブシャーシの起こし片を基準としてLEDと導光板の位置関係を容易に精度良く決めることができる。特に、光源ユニットを分割,配列する場合、すべての光源ユニットにおいて、LEDと導光板の位置関係を精度良く決める必要があるため、位置決めが容易にできることは生産性の向上において重要である。本実施例によれば、光源の放熱性能と位置決め性の向上を同時に行うことが可能で、組み立てが容易になり、生産性を向上させる効果がある。このため、光源の放熱性能に優れているだけでなく、生産コストを低減したバックライトユニットを提供可能である。
また、複数の光源ユニットを単位としてサブシャーシに搭載する場合、複数の光源ユニットの導光板を互いに連結して一体化することで、サブシャーシに搭載された複数の光源ユニット(LEDを搭載した配線基板およびヒートシンク)に対し、1つの導光板という構成とすることもできる。このような導光板は、例えば一体成形などの製造方法により製造することができる。そのため、シャーシへの取り付けが容易になり、組み立て工数を減らすことができる。従って、より生産コストを低減したバックライトユニットを提供可能である。
なお、部品点数を削減するため、サブシャーシを用いずシャーシに直接位置決め用の切り起こし片を設け、光源ユニットをシャーシに直接設置するようにしても良い。
本発明の配線基板に係る第2実施例について、図5を参照して説明する。
上記第1実施例の配線基板は、LEDへの給電用のケーブルを取り出すためのスペースが配線基板の裏面に必要となるため、たとえば、コネクタなどを取り付けるとその分、ヒートシンクとの接続面積を減少せざるを得ない。第2実施例では、図5に示すように、配線基板として、ポリイミドなどの絶縁フィルム上に銅の配線パターンを形成したフレキシブル配線基板15を使用し、LED実装エリア15aと配線エリア15bの2領域を設け、両者の間の破線で示した部位でフレキシブル配線基板15を折り曲げてヒートシンクに接続するようにしている。
LED実装エリア15aは、複数のLEDを搭載するエリアで、配線エリア15bは、主として各LEDへの給電用の配線パターンを形成したエリアである。LED実装エリア15aでは、LED8の熱を拡散させるため幅広の配線パターン15cを形成し、当該配線パターン15cを経由して配線エリア15bに形成した配線パターン15dに接続されている。LED実装エリア15aでは、必要に応じて表裏に配線パターン15cを設け両者を接続する貫通ビアを設けても良い。なお、後で述べるように、フレキシブル配線基板15の折り曲げ部分には切欠15eが設けられる。
図6(a)〜(c)に上記フレキシブル配線基板15をサブシャーシ13に搭載した光源ユニット12の断面図を示す。
図6(a)は、図2(b)の矢印Bの方向から見た正面断面図を示し、図6(b)は、図6(a)のA−A断面で、LED8とLED8の間の非搭載部での断面を、図6(c)は、図6(a)のB−B断面で、LED8の搭載部での断面を示す。
図5に示したように、フレキシブル配線基板15は、LED8の実装エリア15aと配線エリア15bの間の破線で示した部位で折り曲げられ、実装エリアの裏面の概略全面でL字状に成形したヒートシンク16に熱伝導性の接着材などで接着される。フレキシブル配線基板15の折り曲げ部分では曲げ半径に相当する分、矢印B方向に高さが必要となる。
本実施例では、LED8の実装エリア15aと配線エリア15bの間のLED8が搭載される折り曲げ部分に切欠15eを設け、LEDの実装エリア15aと配線エリア15bをつなぐ配線パターンのエリア部分のみに曲げ部が形成されるようにしている。これにより、LED8が搭載される部分に曲げ半径分に相当する高さを必要とせず折り曲げることができる。
図6(b)がLED8の実装エリア15aと配線エリア15bをつなぐ配線パターンのエリア部分で曲げた部分での断面を示し、図6(c)がLED8が搭載された部分での断面を示している。
ヒートシンク16にもフレキシブル配線基板15と同様に切欠16aを設けることにより、図6(c)に示すように、フレキシブル配線基板15のLED8が搭載された面15fでの接続面積が確保できる。また、ヒートシンク16は、フレキシブル配線の配線エリア15bを逃げるためフレキシブル配線基板15の厚さに相当する段差16bが設けられ、サブシャーシ13に取り付けられる。サブシャーシ13にはツメ状の切り起こし片14が形成されており、フレキシブル配線基板15を接着したヒートシンク16をサブシャーシ13に取り付ける際、この切り起こし片14の切り起こされた面をフレキシブル配線基板15のLED8とLED8の間の非搭載部において接触させてヒートシンク16をサブシャーシ13に固定する。
LED実装エリア15aに設けた幅広の配線パターン15c(図5に示す)で熱が拡散された後、ヒートシンク16及びサブシャーシ13に設けた切り起こし片14によりフレキシブル配線基板15の両面から放熱されるので、高い放熱性能が得られる。
なお、図6(a)に示すように、フレキシブル配線基板15の配線エリア15bの一部にLED8の点灯や照度を制御するための制御回路と接続するためのコネクタや各種センサ、LED駆動用のドライバ素子などの回路部品17を搭載してもよい。この場合、搭載部品17の形状に応じてヒートシンク16の段差部に切欠部16cを設ける。この切欠部16cは、LED実装エリア15aとの接着部には及ばないので、LED実装エリア15aとヒートシンク16との接続面積が損なわれることがなく、LED8からヒートシンク16に効率よく熱を伝えることができる。導光板については、第1実施例と同様の構成とすることができる。
本実施例によれば、光源の放熱性能とLEDと導光板の位置決め性の向上を同時に行うことが可能で、組み立てが容易になり、生産性を向上させる効果がある。このため、光源の放熱性能に優れているだけでなく、生産コストを低減したバックライトユニットを提供可能である。また、光源ユニットに回路部品の一部を搭載することができるので高機能の光源ユニットが提供可能で、シャーシ背面に設置する回路基板の規模を縮小でき装置の薄型化も可能になる。
また、図7に示すように、図6の第2実施例で示したフレキシブル配線基板15とヒートシンク16に、第2のヒートシンク18によってフレキシブル配線基板15をヒートシンク16と第2のヒートシンク18で挟むような構成にしても良い。
図7(a)は、図6(b)のA−A断面に相当する断面図で、図7(b)は、第2のヒートシンク18を示す。
本実施例では、第2のヒートシンク18をLED8と導光板11の位置決め部材として共用する。第2のヒートシンク18は、フレキシブル配線基板の配線エリアとヒートシンク段差部と接触する平面部18aを有し、当該平面部の端部に複数の切り起こし片18bを設けたものである。
切り起こし片18bは、フレキシブル配線基板15のLED8とLED8の間の非搭載部においてフレキシブル配線基板15のLED搭載面と接触し、フレキシブル配線基板15がヒートシンク16と第2のヒートシンク18とで挟まれるように構成される。
ここで、ヒートシンク16と第2のヒートシンク18ともフレキシブル配線基板15に同時に接着しても良い。LED8を搭載したフレキシブル配線基板15,ヒートシンク16および第2のヒートシンク18からなる光源モジュールは、サブシャーシ13を介して、もしくは、直接シャーシ5に取り付けられる。いずれの場合も、第2のヒートシンク18に設けられた起こし片18bのフレキシブル配線基板15との接触面の裏面側18cが導光板11を設置する位置決めの基準とする。
すなわち、当該面に導光板の光入射面に設けた凸部11eを突き当てるようにして導光板11を設置していく。これにより、光源モジュール自体に位置決め基準を設けることができるのでサブシャーシもしくはシャーシに位置決め用の切り起こし片を設けることなく放熱性能とLEDと導光板の位置決め性の向上を同時に実現することが可能となる。
以上のごとく本発明は、液晶パネルの表示面と平行な方向に光を放出する光源と該光源の光を前記液晶パネル方向へ導くための透光性を有する導光板とを組み合わせた光源ユニットと、該光源ユニットを保持もしくは支持する、位置決め部材を設けた金属シャーシとを含み、前記光源は、配線基板上に搭載された複数の発光素子からなり、配線基板は、配線基板に形成された前記発光素子への給電用の配線パターンを介して、ヒートシンクに接続されるとともに前記金属シャーシに設けた位置決め部材とも熱的に接続するようにしたものである。
前記導光板は、側面の一つが前記光源からの光が入射される光入射面とされており、前記金属シャーシに設けた位置決め部材により配線基板と同時に位置決めされ、前記光源ユニットは、前記液晶パネルの背面側において、前記液晶パネルの水平方向または垂直方向に画面サイズに応じて複数配列される。光源ユニットを分割配置しても、光源ユニットを構成する光源と導光板との位置関係および光源ユニット間の位置関係を位置決め部材により精度よく位置決めできるとともに位置決め部材を介した金属シャーシへの放熱が可能になるという、放熱性能と位置決め性の向上を同時に図ることができる。
液晶パネルの表示面と直交する方向において、一つの光源ユニットの前記導光板と、他の光源ユニットの導光板とが重ね合うように複数の光源ユニットを配列してもよい。また、光源を搭載した配線基板の裏面を金属板に熱的に接続して搭載し、前記配線基板の光源が搭載された面の発光素子と発光素子との間の領域で前記金属シャーシに設けられた位置決め部材と接触させるとともに前記金属板を金属シャーシに固定するようにしたものである。
1 液晶テレビ
2 液晶パネル
3 バックライトユニット
5 シャーシ
8 光源(LED)
9 配線基板
10,16 ヒートシンク
11 導光板
11e 導光板凸部
12 光源ユニット
13 サブシャーシ
14 切り起こし片(位置決め部材)
15 フレキシブル配線基板
18 第2のヒートシンク

Claims (5)

  1. 液晶パネルを背面から照明する光源を備えたバックライトと、このバックライトを保持するシャーシとを備えた液晶表示装置において、
    前記バックライトは前記液晶パネルの表示面と平行な方向に光を放出する光源と、この光源を搭載した配線基板と、前記光源の光を前記液晶パネル方向へ導くための透光性を有する導光板とを組み合わせた複数の光源ユニットと、この光源ユニットを支持するための位置決め部材を設けた金属シャーシとからなり、
    前記配線基板と前記導光板が前記位置決め部材で位置決めされて取り付けられることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 請求項1記載の液晶表示装置において、
    前記配線基板は放熱部材と熱的に接続されるとともに、前記位置決め部材とも熱的に接続されることを特徴とする液晶表示装置。
  3. 請求項1記載の液晶表示装置において、
    前記配線基板は配線基板の表面と裏面においてそれぞれ放熱部材および前記位置決め部材と熱的に接続されることを特徴とする液晶表示装置。
  4. 請求項1に記載の液晶表示装置において、
    前記導光板は前記配線基板と共通の前記位置決め部材によって位置決めされて取り付けられることを特徴とする液晶表示装置。
  5. 液晶パネルを背面から照明する光源を備えたバックライトと、このバックライトを保持するシャーシとを備えた液晶表示装置において、
    前記バックライトは前記液晶パネルの表示面と平行な方向に光を放出する光源と、この光源を搭載した配線基板と、前記光源の光を前記液晶パネル方向へ導くための透光性を有する導光板とを組み合わせた複数の光源ユニットと、この光源ユニットを支持するための位置決め部材を設けた金属シャーシとからなり、
    前記光源ユニットは前記配線基板と前記導光板が前記位置決め部材で位置決めされ、前記バックライトは前記光源ユニットが前記液晶パネルの表示面と平行な方向に複数段もしくは複数列配列されて構成されることを特徴とする液晶表示装置。
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