JP2010269759A - 照明装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】照明装置20は、複数の発光体21と、光線制御部25を有する導光体22とを備えている。発光体21からの光は、導光体22へ入光面28から入射し、反射面24側に配設された光線制御部25を経て、その発光面23から光を出射する。前記照明装置は、反射面の反射効率を高めるため、反射部材26を反射面側に備えていてもよい。
【選択図】図8
Description
本発明の他の目的は、照明装置の意匠性を向上できるだけでなく、その照度を向上することができる照明装置を提供することである。
本発明の別の目的は、複数の発光体間に生じる明暗ムラを解消し、高品位の発光をすることができる照明装置を提供することである。
前記照明装置は、室内の所定の座席よりも前方に取り付けられるとともに、発光体と、この発光体から出射される光を一側面から入光させて、光出射側の主面から発光する導光体とを備え、
前記導光体は、その発光面と相対する反射面に、複数の点状の陥凹部からなる光線制御部を有し、前記陥凹部は、前記導光体の反射面に底面を有し、導光体の内部に向かって陥凹している。
前記陥凹部では、導光体の反射面と入光面の双方と直交する切断面において、陥凹部の前記入光面側の頂点と底面とを結ぶ直線と、前記導光体の入光面との間の角度が、1°〜85°であってもよい。この照明装置には、導光体の反射面と隣接して、反射部材が形成されていてもよい。
また、導光体は、その発光面側に、入光面側に向かって低くなる段差を有していてもよく、その入光面に光学パターンが形成されていてもよい。
また、反射部材を設けると、さらなる照度の向上や発光面の均一化を実現することが可能であるだけでなく、点灯時および/または非点灯時の照明装置の外観を向上することができる。
さらにまた、光線制御部における陥凹部の配列を制御することにより、光線方向に輝線が発生するのを効果的に抑制することができる。
さらにまた、導光体の発光面において、入光面側に向かって低くなる段差を設けると、発光体の光が直接視認されてしまう、いわゆる光漏れを低減することができる。
(発光体)
照明装置に配設される発光体としては、例えば各種LED(白色LEDなど)などが例示できる。発光体の数は、照明装置のサイズおよび必要とされる輝度などに応じて適宜設定することができ、例えば、2〜15個程度、好ましくは3〜10個程度であってもよい。
導光体は、透明材料から形成され、有機材料(例えば、(メタ)アクリル系樹脂、スチレン系樹脂、オレフィン系樹脂、ポリカーボネート樹脂など)および無機材料(例えば、ガラスなど)のいずれでもよい。これらのうち、(メタ)アクリル樹脂やポリカーボネート樹脂、ガラス等が好ましい。
導光体は、その発光面と相対する反射面に、複数の点状の陥凹部からなる光線制御部を有している。
各陥凹部は、その形状に応じて、反射面において規則的に配設されても、ランダムに配設されてもよいが、規則的な配列によってモアレなどが生じる場合、ランダムに配設されるのが好ましい。
これらの陥凹部は、前記角度を維持する限り、互いに必ずしも同一形状である必要はないが、複数の陥凹部の前記角度は一致しているのが好ましく、複数の陥凹部のすべてが、互いに相似形状であるのがより好ましい。
また、各陥凹部の底面のアスペクト比は、陥凹部の底面積に応じて適宜設定することができ、例えば、(長辺)/(短辺)=5/1〜1/1程度であってもよく、好ましくは4/1〜1/1程度、より好ましくは3/1〜1/1程度であってもよい。
このような場合、Lmaxに対する、LmaxとLminとの差(Lmax−Lmin)/Lmaxは、例えば、0.1〜0.5程度、好ましくは0.15〜0.3程度であってもよい。
導光体の反射面の反射効率を高める観点から、必要に応じて、導光体の反射面と隣接して、反射部材を形成してもよい。反射部材は、照明装置に求められる性質に応じて、正反射する材質(例えば、ステンレス、アルミニウム、銅、Ag、各種合金などの金属性物質)から形成してもよく、拡散反射する材質(例えば、白色樹脂、セラミックなど)から形成してもよい。このような反射部材を設けると、照明装置の照度を高めることができるだけでなく、点灯時や非点灯時の美観も向上できる。
図13に示すように、照明装置40を作製した。照明装置40は、基板4Aに取り付けられた発光体41と、この発光体41から出射される光を一側面(または入光面)48から入光させて、正面(または発光面)43方向へと発光させる導光体42とを備えている。導光体42において、発光面43と相対する反射面44側には、光線制御部45が形成されている。車室内に取り付けるために、白色のポリカーボネート製のケースCの中に前記構成物を入れ、全体を保持した。次いで、表面の意匠性を高めるために、発光面43に、外側に凸となる半径2000mm程度の曲面加工を施した。
陥凹部の入光面側の頂点と底面とを結ぶ直線と、前記導光体の入光面との間の角度θ1を、表1に示すように変化させる以外は、実施例1と同様にして照明装置を作製した。その照度を表1に示す。また、作製された照明装置では、いずれも、モアレは発生せず、発光部の見栄えも良好であるとともに、光線方向に輝線は発生していなかった。
実施例1の導光体42の光線制御部45において、入光面に沿って平行に配列された複数の連続した溝(ピッチ0.5mm、高さ0.43mm、底面を底辺として窪む断面三角形状)を設ける以外、実施例1と同様にして照明装置を作製した。作製された照明装置の照度は17.6lxと高い照度であったが、その照射範囲は狭く、また、照射面にはモアレやギラツキが発生していた。さらに、発光部の見栄えも劣っており、光線方向に輝線が発生していた。
実施例1〜3の照明装置に対して、それぞれ図17で示されるように、導光板42の反射面44と隣接して0.1mm厚の拡散シートを反射板46として配置する以外は、実施例1〜3と同様にして照明装置を製造した。
実施例1〜3の照明装置に対して、それぞれ図17で示されるように、導光板42の反射面44と隣接して0.18mm厚の白色PETフィルムを反射板46として配置する以外は、実施例1〜3と同様にして照明装置を製造した。
1.48倍の照度向上が確認された。また、実施例12の照明装置では12.7lxと実施例2の1.48倍、実施例13の照明装置では11.4lxと実施例3の1.48倍とさらなる照度向上が確認された。
実施例1〜3の照明装置に対して、それぞれ図17で示されるように、導光板42の反射面44と隣接して0.3mm厚のアルミ板を反射板46として配置する以外は、実施例1〜3と同様にして照明装置を製造した。
1.57倍の照度向上が確認された。また、実施例15の照明装置では13.5lxと実施例2の1.57倍、実施例16の照明装置では12.1lxと実施例3の1.57倍とさらなる照度向上が確認された。
光線制御部として、下記に示す所定の四角錘台形状の複数の陥凹部が、約2.5mm間隔で配列されたものを用いる以外、実施例14と同様にして照明装置を作製した。
実施例1の照明装置の導光体において、入光面48にドット形状を施す以外は、実施例1と同様にして照明装置を作製した。
このドット形状は、半径0.1mm、深さ0.1mmの半球状の窪みであり、それぞれのドット間隔を0.25mmとして連続的に入光面48に施した。
実施例1の照明装置の導光体を、底面44全体を入光面48から遠ざかるにつれて傾斜させた楔状とする以外は、実施例1と同様にして照明装置を作製した。
前記導光体は、その入光面48側の厚みが4mmであり、入光面48と対向する面側の厚みが2.5mmである。また、図14で示すように、各陥凹部は、開き角θVとして90°を有しており、導光体42の反射面44と入光面48の双方と直交する切断面において、すなわち陥凹部の前記入光面側の頂点と底面とを結ぶ直線と、前記導光体の入光面との間の角度θ1は、44°である。実施例1と同様に、20mAの電流を流し、照度を測定したところ、実施例1と同程度の照度が得られた。
円錐の開き角θVを、75°とする以外は、実施例19と同様にして照明装置を作製した。なお、これらの開きθVは、上記角度θ1としては、36.5°に対応している。
円錐の開き角θVを、65°とする以外は、実施例19と同様にして照明装置を作製した。なお、これらの開きθVは、上記角度θ1としては、31.5°に対応している。
実施例1の照明装置の導光板において、図12に示すような段差をもうける以外は、実施例1と同様にして照明装置を作製した。
すなわち、この導光体の発光面には、入光面38に接する部分から有効発光エリアまで、有効発光エリアの面より低くなるように、1mmの段差が幅4mmで設けられている。
11,21,31,41…発光体
12,22,32,42…導光体
13,23,33,43…導光体の発光面
14,24,34,44…導光体の反射面
15,25,35,45…導光体の光線制御部
26,46…反射部材
19,29…陥凹部
Claims (9)
- 輸送手段の室内の天井面に配設される照明装置であって、
前記照明装置は、室内の所定の座席よりも前方に取り付けられるとともに、発光体と、この発光体から出射される光を一側面から入光させて、光出射側の主面から発光する導光体とを備え、
前記導光体は、その発光面と相対する反射面に、複数の点状の陥凹部からなる光線制御部を有し、前記陥凹部は、前記導光体の反射面に底面を有し、導光体の内部に向かって陥凹している照明装置。 - 請求項1において、各陥凹部では、導光体の反射面と入光面の双方と直交する切断面において、陥凹部の前記入光面側の頂点と底面とを結ぶ直線と、前記導光体の入光面との間の角度が、1°〜85°である照明装置。
- 請求項1または2において、導光体の反射面と隣接して、反射部材が形成されている照明装置。
- 請求項1から3のいずれか一項において、陥凹部の形状が、導光体の反射面と入光面の双方と直交する切断面において、三角形、台形、および円弧状から選択された少なくとも一種である照明装置。
- 請求項1から4のいずれか一項において、光線制御部に、底面からの高さが異なる陥凹部が含まれている照明装置。
- 請求項1から5のいずれか一項において、光線制御部に、複数の陥凹部のうち、導光体の反射面において、入光面と平行に配列された陥凹部が少なくとも含まれている照明装置。
- 請求項1から6のいずれか一項において、複数の陥凹部が、導光体の反射面にランダムに配列されている照明装置。
- 請求項1から7のいずれか一項において、導光体は、その発光面側に、入光面側に向かって低くなる段差を有している照明装置。
- 請求項1から8のいずれか一項において、導光体の入光面に光学パターンが形成されている照明装置。
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