JP2010263849A - 押出式製麺機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】押出式製麺機のノズル体に設けられた多数の孔が出口方向に向って先細(テーパ)状に形成されるとともに、前記円筒体ケーシングの先端周縁の端面に複数の係止凹凸部を設け、同様に前記ノズル体の内側周辺面の対応する箇所にも前記係止凹凸部を嵌入する受止凸凹部を設けた押出式製麺機の構造である。
【選択図】 図1
Description
100パーセント蕎麦粉だけの原材料に水分だけを添加して形成した十割蕎麦が食感の点で最高であると一般には認識されている。そこで、100パーセント蕎麦粉からなるいわゆる生粉打ち蕎麦の製造にこだわって機器の改良が行われていた。蕎麦粉を捏ねるにはある程度の圧力が必要であり、回転駆動装置も馬力のあるものを搭載する必要がある。押出式製麺機の場合、練製された原材料が製麺機の出口であるノズル体付近に到達してから急激にα化の程度が高まり、炊け具合が進行することが解明されている。そこで、スクリュによる回転混練り作動が終了した時点からノズル体に穿設された出口までの押圧移動時間のコントロールを正確にコントロールする必要がある。また、食感についてもノズル体の微妙な回転または移動が食感に変化を来す可能性があることも判明した。
また、前記係止凹凸部と前記受止凸凹部は、ケーシングの先端周縁の端面の複数箇所に凹設された係止凹部と、該凹部に対応する形状でノズル体の内側周辺面の複数箇所に該凹部と同じ間隔で突設された受止凸部とからなる構成とすることもできる。
1 ノズル体に設けられた小孔が出口方向に向って漏斗状に先細となっているので圧力が適宜に減殺されて麺の食感を上げるとともに、円筒体ケーシングの先端とが堅固に係止凹凸部を介して固着しているのでノズル体の微妙な回転や移動が排除できるので圧力のコントロールの精度が上がるので食感のよい十割蕎麦を簡易に提供することができる。
2 円筒体ケーシングの先端周面に係止凸部が設けられ、一方、係止凹部がノズル体の内側周辺面の該当箇所に設けられているので、堅固な固着が維持できるので安定的に食感のよい十割蕎麦を簡易に提供することができる。
3 円筒体ケーシングの先端周面に係止凹部が設けられ、一方、係止凸部がノズル体の内側周辺面の該当箇所に設けられているので、堅固な固着が維持できるので安定的に食感のよい十割蕎麦を簡易に提供することができる。
5 また、嵌合凹凸部がスクリュの先端面とノズル体の中心にあるので回転中にブレを生じることがなく圧力のコントロールの精度が上がるので、食感のよい十割蕎麦を簡易に提供することができる。
6 嵌合凸凹部が凸凹の位置を置き換えても同様の効果を生じる。
図1および図2に示すように、本発明の押出式製麺機1は、ノズル体の内側周縁に設けられた受止凹部14(または図3に示す受止凸部12)と、円筒体ケーシングの先端周縁の端面に設けられた係止凸部22(または図3に示す係止凹部24)と、からなる構成である。受止凸凹部と係止凸凹部とは雌雄で対応して合体嵌合する同形の凸状と凹状に構成されている。
また、別の実施例は、図5a,bに示すようなノズル体の内側面中心とスクリュ先端面中心に設けられた嵌合凸凹部(16、32または18,34)を嵌合する構成からなる。
この実施例の小孔は、図3で示すようにテーパの設けられた小孔入口70aから先端出口まで長さが約6mm程度であり、小孔の直径は3mm弱で、テーパの設けられた開口部の直径が約6mmに形成されている。隣接する小孔の開口部と重なり合わないように微調節されている箇所もあり、開口部の直径は所によって正確には少し狭くなってものもある。
また、ノズル体10の内側の周辺面にも前記係止凹凸に対応する箇所に係止凹凸部を嵌入する受止凸凹部が設けられている。図1に示す実施例では、ノズル体の内側周辺面の上下左右の4ヶ所に受止凹部14が前記凸部と同じ間隔で削設されている。
図2で示すように係止凸部22と受止凹部14とを嵌合させた状態で接合部材4によりノズル体10を製麺装置の先端に螺合装着させる。
図5aに示す実施例では、スクリュの先端面の中心に半球形係合凸部32を設けるとともに、ノズル体の内側面の中心に係合凸部に対応する半球形の嵌入凹部16を設けている。
また、図5bに示す実施例では、スクリュの先端面の中心に半球形の嵌入凹部を設けるとともに、ノズル体の内側面の中心に嵌入凹部に対応する半球形の係合凸部18を設けている。
押出式製麺機の押出口に装着するノズル体10の中心と、スクリュの先端に嵌合凸凹部16(32)を設けて中心を嵌合させることによりスクリュの回転とノズル体の微動を制御することが出来たので、従来の装置にくらべて、より正確な品質の蕎麦麺をスムーズに押し出せて内部の圧力を正確に調整することが可能となった。
テーパはテーパ角度90度であり、この内角に導入された混練した原材料にはこの部分でも再加圧が加えられ麺として練成されて押し出し成形される。
2 円筒体ケーシング
3 スクリュ
4 接合部材
5 ホッパ
6 駆動装置(モータ)
10 ノズル体
12 受止凸部
14 受止凹部
16 嵌入凹部
18 係合凸部
22 円筒体ケーシングの係止凸部
24 円筒体ケーシングの係止凹部
32 スクリュの半球形係合凸部
34 スクリュの半球形嵌入凹部
70 小孔
70a 小孔入口
Claims (6)
- 円筒体からなるケーシングと、該ケーシング内に回転自在に内装されたスクリュと、前記ケーシングの先端部に付設される多数の孔が形成されたノズル体と、前記ノズル体を抱合してケーシングの先端に螺合装着させる接合部材と、前記円筒体ケーシングの開口上部に取り付けられたホッパと、駆動装置と、からなる製麺機において、
前記ノズル体に設けられた多数の孔が出口方向に向って先細(テーパ)状に形成されるとともに、前記円筒体ケーシングの先端周縁の端面に複数の係止凹凸部を設け、同様に前記ノズル体の内側周辺面の対応する箇所にも前記係止凹凸部を嵌入する受止凸凹部を設けたことを特徴とする押出式製麺機。 - 前記係止凹凸部と前記受止凸凹部は、ケーシングの先端周縁の端面の複数箇所に突設された係止凸部と、該凸部に対応する形状でノズル体の内側周辺面の複数箇所に該凸部と同じ間隔で削設された受止凹部とからなることを特徴とする請求項1記載の押出式製麺機。
- 前記係止凹凸部と前記受止凸凹部は、ケーシングの先端周縁の端面の複数箇所に凹設された係止凹部と、該凹部に対応する形状でノズル体の内側周辺面の複数箇所に該凹部と同じ間隔で突設された受止凸部とからなることを特徴とする請求項1記載の押出式製麺機。
- 円筒体からなるケーシングと、該ケーシング内に回転自在に内装されたスクリュと、前記ケーシングの先端部に付設される多数の孔が形成されたノズル体と、前記ノズル体を抱合してケーシングの先端に螺合装着させる接合部材と、前記円筒体ケーシングの開口上部に取り付けられたホッパと、駆動装置と、からなる製麺機において、
前記ノズル体に設けられた多数の孔が出口方向に向って先細(テーパ)状に形成されるとともに、前記スクリュの先端面と前記ノズル体の内側面の中心に嵌合凹凸部を設けたことを特徴とする押出式製麺機。 - 前記嵌合凹凸部は、前記スクリュの先端面の中心に半球形の係合凸部を設けるとともに、前記ノズル体の内側面の中心に前記係合凸部に対応する半球形の嵌入凹部を設けたことを特徴とする請求項4記載の押出式製麺機。
- 前記嵌合凹凸部は、前記スクリュの先端面の中心に半球形の嵌入凹部を設けるとともに、前記ノズル体の内側面の中心に前記係合凸部に対応する半球形の係合凸部を設けたことを特徴とする請求項4記載の押出式製麺機。
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