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JP2010250454A - 営業店システムにおける端末操作支援方法 - Google Patents

営業店システムにおける端末操作支援方法 Download PDF

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JP2010250454A JP2009097588A JP2009097588A JP2010250454A JP 2010250454 A JP2010250454 A JP 2010250454A JP 2009097588 A JP2009097588 A JP 2009097588A JP 2009097588 A JP2009097588 A JP 2009097588A JP 2010250454 A JP2010250454 A JP 2010250454A
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Masaya Umemura
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晴彦 西山
Yuichiro Nakagawa
雄一郎 中川
Toshiyuki Tsutsui
俊之 筒井
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Abstract

【課題】
営業店において顧客操作型専用端末を設置する場合、顧客が使用することが想定されるデバイスをすべての顧客操作型専用端末に付加する必要があった。また、営業店の端末操作に不慣れな顧客は、端末の操作方法がわからなくて困ることもあり、店員(行員)の支援・介助が必要である。
【解決手段】
一部の顧客のみ使用する使用するデバイスを有し、店員(行員)が操作を行うアシスト端末を準備する。アシスト端末は、顧客操作型専用端末とネットワークを介して接続している間は、アシスト端末が有するデバイスが前記顧客操作型専用端末での操作に連携して使用可能となる機構を設ける。また、接続中は、前記顧客操作型専用端末の表示画面をアシスト端末上に表示し、アシスト端末が有するキーボード、タッチパッド等を用いて、顧客の代わりに操作を行うことができる機構も設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、いわゆる営業店において、顧客が端末を用いて取引処理を行う上で、2つ以上の端末装置を用いて顧客の端末操作を支援する方法に関する。
従来、2つ以上の端末装置が連携して取引を行うものとして、特許文献1および特許文献2がある。特許文献1においては、プレ端末装置で取引情報および生体認証情報を入力しておき、自動取引装置で取引を開始すると、顧客の生体認証情報を取得し、プレ端末装置で入力されたものと比較して本人確認を行う。本人確認がされると、プレ端末装置で入力された取引情報に基づいた取引が開始される。
特許文献2においては、顧客が有するICカードを受理する機構に加えて、「仮カード」を発行する機構もしくは生体情報の登録・認識機構を設けた顧客操作型専用端末を用いて、端末装置を連携させて口座を持たない顧客に対する処理を可能にする。また、顧客操作型専用端末には、マネーロンダリング等を防止するために運転免許証などの「本人確認資料」の読取機構を設けている。
特開平11−45364 特開2007−140893
特許文献2においては、口座を持たない顧客に対応するために、顧客操作型専用端末に「仮カード」を発行する機構や、生体情報の登録・認識機構、および、運転免許証の読取機構を付加した万全な顧客操作型端末を設置することで、訪れる概ねすべての顧客に対応している。営業店においては、窓口の数だけ複数台の顧客操作型専用端末を設置することが多いと考えられるが、訪れる顧客のうちのごく一部である、新規顧客のために前記機構をすべての顧客操作型専用端末に付加して万全とする必要があった。
また、口座を持たない顧客の場合は、営業店の端末操作に不慣れであることも多く、「仮カード」の発行手順や生体情報の登録手順、および「本人確認資料」の提示手順などの操作方法がわからなくて困ることもあり、店員(行員)の支援・介助が必要である。
上記の課題を解決するために、本発明では、操作支援を実行するアシスト端末に接続された周辺装置を、操作支援を受けている操作について、そのユーザ端末の周辺装置として作動させるものである。この際、データベースから操作支援要求の未着手ものを選択して、操作支援を行うものの本発明に含まれる。
また、本発明では、一部のユーザの取引処理を支援・介助するために、使用するデバイス(たとえば、「仮カード」発行機構、生体情報の登録・認識機構、および、運転免許証の読取機構)を有し、店員(行員)が操作を行うアシスト端末を準備する。アシスト端末は、顧客操作型専用端末とネットワークを介して通信する機構を有し、顧客の要求に応じて顧客操作型専用端末と接続している間は、アシスト端末が有する「仮カード」発行機構、生体情報の登録・認識機構、および、運転免許証の読取機構などのデバイスが前記顧客操作型専用端末での操作に連携して使用可能となる機構を設ける。また、接続中は、前記顧客操作型専用端末の表示画面をアシスト端末上に表示し、アシスト端末が有するキーボード、タッチパッド等を用いて、顧客の代わりに操作を行うことができる機構も設ける。
本発明によれば、より効率的に、店員が操作支援を行うことが可能になる。
本発明の第1の実施例のシステムの概要を示す図である。 本発明の第1の実施例のシステムを構成機器の内部構成と連係動作を示す図である。 本発明の第1の実施例のアシスト端末によりユーザ端末の操作を支援する処理の流れを示す図である。 本発明の第1の実施例で、取引に際して支援・介助を必要とするユーザ端末における処理の流れを示す図である。
本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。本実施の形態は、金融機関の営業店システム(窓口システム)を例に説明するが、本発明はそれに限定されるものではない。
まず、図1に本実施の形態におけるシステムの概要を示す。本システムは、端末画面を生成するWebアプリケーションサーバ103と、前記Webアプリケーションサーバ103の要求を受けて取引処理を実施するホストコンピュータ101がTCP/IPネットワーク101上で接続されている。前記ネットワーク101には、ユーザが使用する複数台のユーザ端末104、105と店員(行員)が使用するアシスト端末106も接続されている。
ユーザ端末104は、ユーザとの対話を行うためのディスプレイとタッチパネルおよび、大多数のユーザが必要とすると思われる、例えばキャッシュカードリーダや生体情報認証装置などのデバイス(以降、このようなデバイスを必須デバイスと呼ぶことにする)を備える。
アシスト端末は、店員(行員)との対話を行うためのディスプレイとタッチパネルおよび、店員(行員)が一部のユーザの取引処理をサポートする際に使用する、例えば「仮カード」発行装置、生体情報の登録・認識装置、ICカード運転免許証読取装置、保険証等を読み取るためのスキャナ装置、および、目論見書等の印刷を行うプリンタ(以降、このようなデバイスを借用デバイスと呼ぶことにする)を備えている。
借用デバイスはアシスト端末とユーザ端末を連携させる際アシスト端末から取り外すことなくネットワークを介してユーザ端末に接続することでユーザ端末が借用し、ユーザ端末から利用する。
本発明の第1の実施例の図1で説明したように、本発明の第1の実施例においてアシスト端末にのみ借用デバイスを接続しユーザ端末に利用させるので、借用デバイスに相当するデバイスをユーザ端末の数だけ用意しユーザ端末に具備させる必要が無く、ユーザ端末を廉価に出来、また、メンテナンスすべきデバイスの数を削減できる。
営業店を訪れる顧客の一部である新規顧客のみが必要とすると思われる「仮カード」発行機構、生体情報の登録・認識機構、および、運転免許証の読取機構が付加されていない顧客操作型専用端末であっても、借用デバイスを用いて、口座を持たない新規顧客が取引を実施することが可能となる。
また、操作に不慣れな新規顧客に対して店員(行員)が「仮カード」の発行、生体情報の登録操作の補助、「本人確認資料」の読み取り操作の代行等支援・介助を行うことが可能となると共に、前記操作に店員(行員)が関与することにより、偽の本人確認資料の提示などを防止する効果もあり、不正行為を防止することができるという利点もある。
図2は、システムを構成する機器の内部構成と、連携動作について説明する図である。ユーザ端末104では、ユーザに表示するユーザ操作画面214を表示する機能を主に提供するブラウザ211が動作する。前記ブラウザ211は、前記ユーザ操作画面214上でのユーザ操作に応じて、Webアプリケーションサーバ103にリクエストを送信し、レスポンスに応じた次画面を表示する。また、前記ブラウザ211は、Webアプリケーションサーバ103より返送されるレスポンス内に含まれているApplet215を読み込み、実行する機能も有している。前記Applet215は、ユーザ端末104上のデバイス制御部212を介して、必須デバイス216を制御する機能を実現する。
前記Webアプリケーションサーバ103は画面コンテンツ201、ユーザ操作画面生成部202、ホストコンピュータ102と連動して取引処理を実現する業務アプリケーション203を動作させる基盤であるWebサーバ205および、アシストの要求一覧を保持し、アシスト端末106に提示する機能を有するアシストディスパッチアプリケーション204により構成されており、前記ブラウザ211より受信したリクエストに応じ、前記業務アプリケーション203で処理を実行して生成した次画面を前記ブラウザ211に返送する。
ユーザ端末104には、ユーザ端末104に接続されたディスプレイに対して実行する画面描画コマンドと、デバイス制御部212が実行するデバイス操作コマンドをキャプチャし、ネットワーク経由でそれらのコマンドを送信する機能を有する画面・デバイス転送サービス213が動作する。
アシスト端末106では、前記画面・デバイス転送サービス213から送信された画面描画コマンドを受信し、アシスト端末106に接続されたディスプレイに描画し、タッチパネルから入力された画面位置情報を返送する機能と、同じく前記画面・デバイス転送サービス213から送信されたデバイス操作コマンドを受信し、アシスト端末106に接続された借用デバイス222を操作する機能を有する画面・デバイス操作クライアント221が稼動する。
ユーザ端末104が電源ONもしくはリセットされると、ブラウザ211が起動され、Webアプリケーションサーバ103に接続する。Webアプリケーションサーバ103は、業務アプリケーション203を起動し、ホストコンピュータ102とユーザの取引を受け付けるための準備を行ったのち、ユーザ操作画面生成部202において画面コンテンツ201を用いて、取引メニューおよび画面操作等で困ったときに使用するヘルプボタンを表示するユーザ操作画面を生成し、ユーザ端末104のブラウザ211に返送する。以降、ユーザ端末104上のブラウザ211において、ユーザが必須デバイス216を用いてユーザ操作画面214を操作すると、前記ブラウザ211はユーザの操作内容(メニュー選択や、文字コード入力)に応じて適切なリクエストを生成し、Webアプリケーションサーバ103に送信する。Webアプリケーションサーバ103は、業務アプリケーション203が前記リクエストを処理し、必要に応じてホストコンピュータ102と連携し、ユーザの取引処理を実行する。
ユーザの取引処理において、借用デバイス222が必要となった場合、もしくは、ユーザの操作内容として、ヘルプボタンが押下された場合、Webアプリケーションサーバ103上の業務アプリケーション203はアシストディスパッチアプリケーション204に、アシストの必要なユーザ端末の識別子と、ユーザの取引処理の内容により決定されるアシスト内容(例えば、運転免許証の読取装置の借用要求や、操作の補助など)の識別子、および、アシスト要求発生時刻の識別子の組により構成されるアシスト要求メッセージを通知する。
アシストディスパッチアプリケーション204は、通知されたアシスト要求メッセージを格納するデータベースを管理する。データベースに格納するレコードは、アシスト要求メッセージ内に記載された各識別子をそれぞれ格納するフィールドと、アシスト要求の対応状況(未着手、対応中、対応済み)を格納するフィールドと、対応完了時刻を格納するフィールドを有する。業務アプリケーション203が生成した、アシスト要求を発行したユーザ端末の識別子と、取引画面の内容に応じたアシスト内容識別子とが含まれているアシスト要求メッセージを受け取ると、アシストディスパッチアプリケーション204は、アシスト要求メッセージ内の各識別子に記載された内容と、アシスト要求発行時刻、および、アシスト要求の対応状況として「未着手」が記載された新規レコードをデータベースに追加する。
本発明の第1の実施例の図2で説明したように、本発明の第1の実施例において、ユーザ端末を操作するユーザの取引に応じて借用デバイスが必要になりアシスト要求ボタンを表示したり、ユーザが困った時の為にヘルプボタンを表示し、これらいずれかのボタンを押すことで店員(行員)が操作するアシスト端末をディスパッチできる。
ディスパッチ情報をデータベースで管理しアシスト端末が参照する事でユーザ端末のアシストの要否と借用デバイスの要否と、アシスト状況を把握でき、店員(行員)は緊急度が把握できアシストする順番が計画でき、ユーザに対して公平な待ち行列を実現できる。
図3は、本実施例でアシスト端末106がユーザ端末104での画面およびデバイスの操作を支援する処理の流れを示すフローチャートである。
ステップ301からステップ308は、アシスト端末106上の画面・デバイス操作クライアント221が実行する処理を示すもので、電源ONもしくはリセットされると、アシスト端末106は、画面・デバイス操作クライアント221を起動する。ステップ301では、画面・デバイス操作クライアント221が、店員(行員)が要求されたアシストの内容を確認した上で、対応するアシスト要求を選択するステップである。ステップ301は、以下に示す処理の流れで実現される。まず、画面・デバイス操作クライアント221がWebアプリケーションサーバ103上のアシストディスパッチアプリケーション204にアシスト要求確認メッセージを送信する。アシストディスパッチアプリケーション204は、データベースからアシスト要求の対応状況が「未着手」のレコードを検索し、画面・デバイス操作クライアント221に返送する。画面・デバイス操作クライアント221は返送されたアシスト要求の一覧を、アシスト端末106の画面上に表示する。店員(行員)は、アシスト端末106のタッチパネルを用いて、提示されたアシスト要求の一覧から、対応するアシスト要求を選択する。ここで、画面・デバイス操作クライアント221がアシスト要求確認メッセージを送信し、アシストディスパッチアプリケーション204が「未着手」レコードを返送する処理は、店員(行員)が対応するアシスト要求を選択するまで繰り返し実行されるようにしてもよい。
ステップ302では、画面・デバイス操作クライアント221が、アシスト要求を発行したユーザ端末104上で稼動する画面・デバイス転送サービスと通信を開始するステップである。ステップ302は、以下に示す処理の流れで実現される。まず、画面・デバイス操作クライアント221は、ステップ301で入手したアシスト要求一覧より、店員(行員)が選択したアシスト対象のユーザ端末104の識別子を取得する。その上で、画面・デバイス操作クライアント221は、該当するユーザ端末104上で動作する画面・デバイス転送サービス213に対して転送サービス接続要求を送信する。さらに、画面・デバイス操作クライアント221は、画面・デバイス転送サービス213の接続応答を受信する。
ステップ303では、画面・デバイス操作クライアント221が、ステップ302で接続した画面・デバイス転送サービス213と相互認証を実施するステップである。例えば、画面・デバイス転送サービス213をSSLサーバとして実装し、画面・デバイス操作クライアント221にアシスト端末106ごとに固有の識別子とパスワードのような秘密情報を付与し、SSL通信路上でユーザ名/パスワード認証を行うことにより、画面・デバイス操作クライアント221と、画面・デバイス転送サーバ双方のなりすましを防ぐことが可能になる。
ステップ304では、ステップ303の相互認証に成功したか確認するステップで、認証に成功してアシスト処理を開始する場合には、アシストディスパッチアプリケーション204に対応するアシスト要求を報告する。アシストディスパッチアプリケーション204は、報告に従い、対応を開始したアシスト要求に対応するレコードの実施状況を「未着手」から「対応中」に変更する。認証に失敗した場合には再度ステップ303を実施するが、あらかじめ設定しておいた回数以上認証に失敗した場合は、店員(行員)の指示に従い、ステップ302に戻って再度転送サービス接続要求を再度実施したり、ステップ301に戻ってアシスト要求を確認したりするようにしておいてもよい。
ステップ305からステップ308では、相互認証に成功した場合に実行されるステップである。まず、ステップ305は、アシスト端末106に接続された借用デバイス222を、ユーザ端末104で利用可能なデバイスとして接続するステップである。借用デバイス222がUSBデバイスであれば、画面・デバイス操作クライアント221にはUSBルートハブ機能と、USBホストコントローラ機能を、画面・デバイス転送サービスにはUSBハブアダプタ機能を実装した上で、TCP/IPネットワーク101を介してUSBホストコントローラとUSBハブアダプタがデータを相互に交換する機能を実現し、アシスト端末106に借用デバイス222を接続すると、ユーザ端末104がエニュメレーション処理を行うようにすればよい。すなわち、ステップ305からステップ308までの一連の処理で、アシスト端末106はアシスト端末106にあらかじめ接続されている借用デバイスを制御する為のUSBのパケットをユーザ端末104に対して中継し、ユーザ端末104が借用デバイスをユーザ端末104に直結されたUSBデバイスと認識し利用できるようにプラグアンドプレイする。
ステップ306では、ユーザ端末104に表示された画面データおよび、デバイス制御部より要求された借用デバイス222への送信データを受信し、画面表示および借用デバイス222へのデータ転送処理を実行するステップである。ステップ307は、アシスト端末106のタッチパネルに入力されたユーザイベントと、借用デバイス222からの受信データを画面・デバイス転送サービス213に送信するステップである。
ステップ308では、画面・デバイス接続サービス213との接続を終了するか判断するステップで、アシスト端末106の画面上に表示された画面・デバイス操作クライアント221で接続終了コマンドを選択すると、通信処理を終了してステップ301に戻る。
なお、ステップ306からステップ308までの処理を繰り返している間、ステップ301で実行しているアシスト要求の一覧を、アシスト端末106の画面上に表示する処理を実行し、店員(行員)が未対応のアシスト要求を確認できるようにしてもよい。
次に、ステップ311からステップ317は、ユーザ端末104上の画面・デバイス転送サービス213の処理を示すもので、電源ONもしくはリセットされると、ユーザ端末104は、画面・デバイス転送サービス213を起動する。ステップ311は、アシスト端末106上の画面・デバイス操作クライアント221からの接続要求を待ち受けるステップであり、接続された場合には応答を送信する。
ステップ312は、画面・デバイス操作クライアント221と相互認証を実施するステップである。画面・デバイス転送サービス213をSSLサーバとして実装する場合、X.509証明書を準備してサーバ認証と通信路の暗号化を実現する。また、画面・デバイス転送サービス213は、各アシスト端末106上の画面・デバイス操作クライアント221に対応する識別子および秘密情報のペアを管理し、画面・デバイス操作クライアント221のユーザ名/パスワード認証に使用する。
ステップ313では、ステップ312の相互認証に成功したか確認するステップであり、認証に失敗した場合には再度ステップ312に戻る。あらかじめ設定しておいた回数以上認証に失敗した場合には、ステップ311に戻り、転送サービス接続要求待ちに戻ってもよい。
ステップ314からステップ317では、相互認証に成功した場合に実行されるステップである。まず、ステップ314は、アシスト端末106に接続された借用デバイス222を、仮想的にユーザ端末104のデバイスとして接続するステップで、画面・デバイス転送クライアント221との間でデバイスのエニュメレーション処理を実行し、借用デバイス222に対応するドライバをロードし、デバイス制御部212から利用できるように準備する。
ステップ315では、ユーザ端末104上のブラウザ211に表示されたユーザ操作画面214をキャプチャしたデータと、デバイス制御部212を介してApplet215が仮想的に接続された借用デバイス222に対して送信するデータを、画面・デバイス操作クライアント221に送信するステップである。ここで、ユーザ操作画面214をキャプチャしたデータと、借用デバイス222に対して送信するデータは個別の通信路を用いて画面・デバイス操作クライアント221に送信するようにしてもよい。
ステップ316では、画面・デバイス操作クライアント221から受信した、アシスト端末106のタッチパネルに入力されたユーザイベントと、借用デバイス222から送信されたデータを受信するステップで、前記ユーザイベントは、ブラウザ211のユーザ操作画面214に対して入力される。借用デバイス222から送信されたデータは、デバイス制御部212を介してApplet215に引き渡される。
ステップ317では、画面・デバイス操作クライアント221との接続を終了するか判断するステップで、画面・デバイス操作クライアント221が通信処理を終了した場合にはステップ311に戻り、終了していない場合にはステップ315に戻る。
図3で説明したように、本発明の第1の実施例においてアシスト端末側で、対応するアシスト要求を選択して始めてユーザ端末に接続を開始するので、アシスト端末はユーザ端末に束縛されない。すなわち、多数のユーザ数が来店しアシスト要求が増えた時でも、稼動していなかったアシスト端末に電源を入れれば即座にユーザの支援・介助が始められる。これにより、混雑時に稼動するアシスト端末数を容易に増やせ、ユーザの待ち行列を短縮し、混雑解消が容易となる。また、これにより、店舗に設置されたアシスト端末の大部分を非稼動にでき、この間の電力消費の削減でき、またこの間店員(行員)を他の業務に充てられるので柔軟な人員配置が可能となる。
図4は、本実施例でのアシストを必要とするユーザの取引処理において、ユーザ端末104および、Webアプリケーションサーバ103で行われる処理の流れを示すフローチャートである。ユーザ端末104は、電源ONもしくはリセットされると、ブラウザ211を起動し(ステップ401)、取引開始前のメニュー画面を要求するリクエストをWebアプリケーションサーバ103に送信する(ステップ402)。
一方、Webアプリケーションサーバ103は、電源ONもしくはリセットされると、Webサーバ205および、アシストディスパッチアプリケーション204を起動し(ステップ411)、前記Webサーバ205はそれぞれ接続要求待ち状態になる(ステップ412)。Webサーバ205がステップ412を実行中にブラウザ211がステップ402を実行すると、Webサーバ205が取引開始前のメニュー画面を返送し(ステップ413)、ブラウザ211上に取引開始前のメニュー画面が表示される(ステップ403)。
以降のシーケンスでは、Webサーバ205は、ユーザ端末104とのやり取りを、IPアドレスやクッキー等を用いてセッション管理し、どのユーザ端末104からのリクエストか識別できるようにする。
ユーザが表示されたメニュー画面内の項目をタッチパネルで選択すると、ブラウザ211は、預金引き出しや振込みといった取引画面を要求するリクエストをWebサーバ205に送信する(ステップ404)。Webサーバ205がリクエストを受信し(ステップ414)、ユーザ操作画面生成部202および業務アプリケーション203に引き渡す。業務アプリケーション203およびユーザ操作画面生成部202はリクエストに応じた画面を生成し(ステップ415)、レスポンスとして返送すると(ステップ416)、ブラウザ211はレスポンスを受信し(ステップ405)、レスポンスに応じた取引画面を表示する(ステップ406)。
ステップ404で要求されたリクエストが、ユーザの取引を終了させるものであるかどうかは、ブラウザ211ではステップ407で判断する。セッションが終了しない場合はステップ404に、終了する場合はステップ402に戻る。Webサーバ205では、ステップ417でユーザの取引を終了させるものであるかどうか判断する。セッションが終了させないもの場合はステップ414に、終了させるもの場合はステップ412に戻る。
ステップ404で要求したリクエストにより、ステップ406の結果ブラウザ211に表示された取引画面が以下のようなものであった場合、ステップ415において業務アプリケーソン203は、アシストディスパッチアプリケーション402に、必要なアシスト内容を示す識別子を含んだアシスト要求メッセージを送信する。
(1) 口座の開設等など、本人確認情報の登録を必要とする取引画面の場合
(2) 高額の受け払い取引など、本人確認を必要とする取引画面の場合
(3) 金融商品の購入など、目論見書の提示と店員(行員)の説明が取引画面の場合
また、メニュー画面および、各取引画面には、「ヘルプ」ボタンを付加しておいてもよい。「ヘルプ」ボタンを選択した際にブラウザ211が送信するリクエストをWebサーバ205が受信した場合は、アシスト要求の識別子は、操作の補助を示す識別子が挿入される。
アシスト要求メッセージに呼応して、行員113がアシスト端末106で、対応するアシスト要求を選択301することで、図3で説明した店員(行員)による支援・介助に移行する。支援・介助が終了し、接続終了308、317を迎えると、ユーザ端末はアシスト要求メッセージを送信した処理に復帰する。
図3で説明したように、本発明の第1の実施例においてユーザが取引の為にユーザ端末を操作する間、必要に応じてアシスト端末を呼び出し、店員(行員)の支援・介助を受けられるので、支援・介助を受けた後ユーザがホストコンピュータにトランザクションを発生でき、取引を完了出来る。
アシスト端末からの店員(行員)による支援・介助を受ける事で、ユーザ端末の操作時間は短縮でき、ユーザのユーザ端末占有時間が短縮できるので、店舗の混雑が解消できる。また、ユーザ端末の稼働台数を削減できる。
以上の実施の形態によれば、営業店を訪れる顧客の一部である新規顧客のみが必要とすると思われる「仮カード」発行機構、生体情報の登録・認識機構、および、運転免許証の読取機構が付加されていない顧客操作型専用端末を用いて、口座を持たない新規顧客が取引を実施することが可能となる。また、操作に不慣れな新規顧客に対して店員(行員)が「仮カード」の発行、生体情報の登録操作の補助、「本人確認資料」の読み取り操作の代行等支援・介助などを行うことが可能となると共に、前記操作に店員(行員)が関与することにより、偽の本人確認資料の提示などを防止する効果もあり、不正行為を防止することができるという利点もある。
101・・・TCP/IPネットワーク、102・・・取引処理を実施するホストコンピュータ、103・・・端末画面を生成するWebアプリケーションサーバ、104、105・・・ユーザが使用するユーザ端末、106・・・店員(行員)が使用するアシスト端末。

Claims (10)

  1. アシスト端末を利用して、営業店で用いられ、当該営業店に複数設置された取引のために利用者が使用するユーザ端末での操作を支援する端末操作支援方法において、
    前記利用者の操作により、前記複数のユーザ端末からデータベースに、操作支援要求を送信し、
    前記データベースにおいて、前記操作支援要求について、未着手か否かを示す情報と対応付けて記憶しておき、
    前記データベースが、前記アシスト端末からの要求に応じて、前記データベースから未着手を示す情報と対応付けられた操作支援要求を選択し、選択された未着手の操作支援要求の一覧を前記アシスト端末に送信し、
    前記アシスト端末が、前記一覧から、当該アシスト端末の使用者である店員から選択された操作支援要求を特定し、
    前記アシスト端末が、特定された操作支援要求を送信したユーザ端末との接続を行って当該ユーザ端末での操作を支援する際に、前記アシスト端末に接続された周辺装置を、前記ユーザ端末の周辺装置として当該操作支援での操作で利用することを特徴とする端末操作支援方法。
  2. 請求項1に記載の端末操作支援方法において、
    前記アシスト端末は、前記ユーザ端末との接続を、前記アシスト端末および前記ユーザ端末が互いに認証を成功した場合に、接続を実行することを特徴とする端末操作支援方法。
  3. 請求項2に記載の端末操作支援方法において、
    前記認証が成功した場合、選択された前記操作支援要求に対応付けられた未着手を示す情報を、対応中を示す情報に変更することを特徴とする端末操作支援方法。
  4. 請求項2または3のいずれかに記載の端末操作支援方法において、
    前記認証のうち、前記ユーザ端末についての認証は、ICカードを用いた認証であることを特徴とする端末操作支援方法。
  5. 請求項4に記載の端末操作支援方法において、
    前記ICカードは、前記取引で用いられる口座を有しない者が利用する仮カードであることを特徴とする端末操作支援方法。
  6. アシスト端末を利用して、営業店で用いられ、当該営業店に複数設置された取引のために利用者が使用するユーザ端末での操作を支援する端末操作支援システムにおいて、
    前記利用者の操作により、前記複数のユーザ端末から送信される操作支援要求を受信する手段と、
    前記操作支援要求について、未着手か否かを示す情報と対応付けて記憶しておくデータベースと、
    前記アシスト端末からの要求に応じて、前記データベースから未着手を示す情報と対応付けられた操作支援要求を選択し、選択された未着手の操作支援要求の一覧を前記アシスト端末に送信する手段とを有し、
    前記アシスト端末が、前記一覧から、当該アシスト端末の使用者である店員から選択された操作支援要求を特定し、特定された操作支援要求を送信したユーザ端末との接続を行って当該ユーザ端末での操作を支援する際に、前記アシスト端末に接続された周辺装置を、前記ユーザ端末の周辺装置として当該操作支援での操作で利用することを可能とする端末操作支援システム。
  7. 請求項6に記載の端末操作支援システムにおいて、
    前記アシスト端末は、前記ユーザ端末との接続を、前記アシスト端末および前記ユーザ端末が互いに認証を成功した場合に、接続を実行することを特徴とする端末操作支援システム。
  8. 請求項7に記載の端末操作支援システムにおいて、
    前記認証が成功した場合、選択された前記操作支援要求に対応付けられた未着手を示す情報を、対応中を示す情報に変更する手段をさらに有することを特徴とする端末操作支援システム。
  9. 請求項7または8のいずれかに記載の端末操作支援システムにおいて、
    前記認証のうち、前記ユーザ端末についての認証は、ICカードを用いた認証であることを特徴とする端末操作支援システム。
  10. 請求項9に記載の端末操作支援システムにおいて、
    前記ICカードは、前記取引で用いられる口座を有しない者が利用する仮カードであることを特徴とする端末操作支援システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013148978A (ja) * 2012-01-17 2013-08-01 Hitachi Ltd 行員サポート型窓口受付システム及び窓口処理方法
JP2014167730A (ja) * 2013-02-28 2014-09-11 Sumitomo Mitsui Banking Corp 営業店端末と顧客用端末の連動認証方法およびシステム

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