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JP2010241387A - 車載用電子機器の筐体構造 - Google Patents

車載用電子機器の筐体構造 Download PDF

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JP2010241387A JP2009095332A JP2009095332A JP2010241387A JP 2010241387 A JP2010241387 A JP 2010241387A JP 2009095332 A JP2009095332 A JP 2009095332A JP 2009095332 A JP2009095332 A JP 2009095332A JP 2010241387 A JP2010241387 A JP 2010241387A
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Abstract


【課題】 補強を最小限に抑えて軽量化を維持しつつ、衝撃を受けても被取付け部に残存させることができる車載用電子機器の筐体構造を提供する。
【解決手段】 ケース本体23の第2側壁22bの第1側壁22a寄りの部位に、第1ブラケット26aを設け、ケース本体23の第2側壁22bの第3側壁22c寄りの部位に、第2ブラケット26bを設け、ケース本体23の第3側壁22cの第2側壁22bから周方向に最も離れた部位に、第3ブラケット26cを設け、第1〜第3ブラケット26a〜26cの順に剛性を低下させ、衝撃によるブラケット26a〜26cの破損を時系列的に遅らせ、ケース本体23の破壊を抑制する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、エアバッグ電子制御ユニット(Electronic Control Unit;略称ECU)などの車載用電子機器に有利に実施することができる筐体構造に関する。
図1は従来技術の車載用電子機器の筐体構造を示す斜視図である。車両が衝突したときに搭乗者を衝撃から保護するために、車両のステアリングホイールおよび助手席前方のインスツルメントパネルには、エアバッグが装備され、車室内のフロアの前方中央部の車体フレーム1には、衝突時の衝撃を検出してエアバッグを展開・膨張させるためのエアバッグ電子制御ユニット(Electronic Control Unit;略称ECU)2が取り付けられている。このエアバッグECU2は、衝突時の衝撃を検出するための加速度センサ3、マイクロコンピュータおよびASIC(Application Specific Integrated Circuit)などとともに基板4に実装され、この基板4はアルミダイキャスト製のケース5内に収容され、ケース5の開口部は蓋体6によって封止されている。前記ケース5と蓋体6とは、筐体7を構成する。
前記ケース5は、略矩形の天板8の少なくとも3つの側縁部に第1〜第3側壁9a,9b,9cが連なって一体的に形成される。第2側壁9bの前記第1側壁9a寄りの部位には、第1ブラケット10aが突出して形成される。また、第2側壁9bの前記第3側壁9c寄りの部位には、第2ブラケット10bが突出して形成される。さらに、第3側壁9cの前記第2側壁9bから周方向に最も離れた部位には、第3ブラケット10cが前記第2ブラケット10bとは反対側に突出して形成される。これらの第1〜第3ブラケット10a〜10cは、ボルト11a〜11cによって前記車体フレーム1に固定される。
このようなエアバッグ電子制御ユニット2は、前方F1および側方F2からの衝撃を検出し、その検出信号を前記基板4に実装されたマイクロコンピュータによって演算処理し、衝撃が各車両毎に設定された衝突判定値を超えたとき、点火回路をオンし、これによってスクイプとも呼ばれる着火装置に通電してエアバッグを展開・膨張させるように構成されている。
近年、車両の小型化によってクラッシャブルゾーン、すなわち衝撃吸収領域が短い小型車が開発され、車両衝突時の衝撃によって車体のフロアの変形量はより大きくなり、エアバッグECU2が設置されている車体フレーム1の変形もまた、大きなものになってしまう。そのため、車体フレーム1の変形に追従して第1〜第3ブラケット10a〜10cが変形し、筐体7が破壊されてしまう。筐体7が破壊されると、筐体7内の基板4が収容されている内部空間は、外部に開放されるため、筐体7の破片などの飛散物が筐体7内の基板4に形成される配線に接触するなどして、衝突直後に基板4が正常に動作しなくなることが予想される。
また、筐体7が破壊されると、その筐体7にビスなどによって固定されている基板4自体も破壊してしまうことが考えられるため、たとえ筐体7が破壊しても、基板4は正常に動作可能な状態で残存させる必要がある。
そのため従来から、筐体7が破壊された場合であっても、少なくともエアバッグが展開・膨張されるように、基板4の破壊を回避するための車載用電子機器の筐体構造が、たとえば特許文献1,2に提案されている。
特許文献1の従来技術には、衝撃によって車体フレームが変形すると、車体フレームに設けられている車載用電子機器であるエアバッグ電子制御ユニットの複数のブラケットが変位し、側壁に肉薄部に変形または破断を発生させ、側壁のケースと基板との間の空間に臨む領域まで変形が及ばないようにして、アルミダイキャスト製のケースの破片が空間に発生することを防ぎ、衝突時における車載用電子機器の正常な動作を確保することができる筐体構造が提案されている。
特許文献2の従来技術には、車載用電子機器であるエアバッグ電子制御ユニットのケースにブラケットとして設けられる複数の基板取付け座の一部は、基板を筐体に強固に連結する構成とし、衝撃の基板への伝達を確保し、残余の基板取付け座は、基板を筐体に柔軟に連結する構成として、筐体に発生したひずみの基板への伝達を阻止し、基板の破壊を防止して、衝突時における車載用電子機器の正常な動作を確保することができる筐体構造が提案されている。
特開2002−308021号公報 特開2005−155827号公報
特許文献1,2の各従来技術では、車両衝突時の衝撃によって車体フレームが変形したとき、その変形によって各ブラケットの少なくとも1つが脆弱部または肉薄部で破断するように構成されているため、前記車体フレームの変形がケース本体にそのまま伝達されて、ケース本体まで破壊されてしまうことは抑制できるが、前述したように車体フレームの変形が大きい場合には、各ブラケットにほぼ同時に急激に大きな外力が作用し、ケース本体にも各ブラケットから大きなひずみが伝達され、ケース本体の破壊を充分に抑制することができないという問題がある。
また、ケース本体の破壊を防止するためには、ケース本体の断面を大きくして断面性能を向上することが考えられるが、断面を大きくすると、構造上の変更を伴い、重量も増加して、製造コストが増加し、軽量化されなくなってしまうという問題が生じる。
本発明の目的は、補強のための構造上の変更を最小限に抑えて軽量化を維持し、衝撃を受けても正常に動作させることができる車載用電子機器の筐体構造を提供することである。
本発明(1)は、略矩形の天板の少なくとも3つの側縁部に、第1〜第3側壁がそれぞれ連なって一体的に形成されるケース本体と、
ケース本体の第2側壁の前記第1側壁寄りの部位から面方向外方に突出して形成され、車体の被取付け部に固定される第1ブラケットと、
ケース本体の第2側壁の前記第3側壁寄りの部位から面方向外方に突出して形成され、前記第1ブラケットよりも低い剛性を有し、車体の被取付け部に固定される第2ブラケットと、
ケース本体の第3側壁の前記第2側壁から周方向に最も離れた部位から面方向外方でかつ前記第2ブラケットとは反対側に突出して形成され、前記第2ブラケットよりも低い剛性を有し、車体の被取付け部に固定される第3ブラケットとを含むことを特徴とする車載用電子機器の筐体構造である。
本発明(1)に従えば、ケース本体の第2側壁の前記第1側壁寄りの部位には第1ブラケットが設けられ、第2側壁の前記第3側壁寄りの部位には第2ブラケットが設けられ、第3側壁の前記第2側壁から周方向に最も離れた部位には第3ブラケットが設けられ、これらの第1〜第3ブラケットは、車体の被取付け部に固定される。
これらの第1〜第3ブラケットの剛性は、この順序に低くなるように構成されるので、被取付け部の変形によって第1〜第3ブラケットは順次的に破壊し、ケース本体に第1〜第3ブラケットからほぼ同時に大きな外力が作用して高い応力が発生することを回避することができる。これによって、ケース本体が広範囲に破壊してしまうことが防がれ、基板の破損が防がれ、基板への破片の接触によって基板が故障してしまうことが防がれる。
本発明(1)によれば、第1〜第3ブラケットの剛性が順次的に低くなるように構成されるので、衝撃によって被取付け部が変形しても、第1〜第3ブラケットが同時に破壊することが防がれる。これによって、ケース本体に高い応力が発生することが防がれ、ケース本体の広範囲の破壊によって基板が破損し、あるいは破片などの接触によって故障してしまうことが防がれる。このように筐体を補強のために大きな構造上の変更を要することなく、したがって最小限の変更によって軽量化を維持し、衝撃を受けても正常な機能を維持することができる。
従来技術の車載用電子機器の筐体構造を示す斜視図である。 本発明の一実施形態の車載用電子機器の筐体構造が適用されたエアバッグ筐体20を下方から見た斜視図である。 エアバッグ筐体20の平面図である。 エアバッグ筐体20を上方から見た斜視図である。 第1および第2ブラケット26a,26bおよびその近傍を上方から見た一部の斜視図である。 エアバッグ電子制御ユニット19のエアバッグ筐体20の第2ブラケット22bおよびその近傍を示す断面図である。 図6に示すエアバッグ電子制御ユニット19の第1ブラケット22aおよびその近傍を示す一部の断面図である。
図2は本発明の一実施形態の車載用電子機器の筐体構造が適用されたエアバッグ筐体20を下方から見た斜視図であり、図3はエアバッグ筐体20の平面図であり、図4はエアバッグ筐体20を上方から見た斜視図であり、図5は第1および第2ブラケット26a,26bおよびその近傍を上方から見た一部の斜視図である。なお、本実施の形態において、車両の進行方向を前方Aとし、進行方向とは逆方向を後方Bとする。
車両が衝突したときに搭乗者を衝撃から保護するために、車両のステアリングホイールおよび助手席前方のインスツルメントパネルには、エアバッグが装備され、車室内のフロアの前方中央部の車体フレーム24には、衝突時の衝撃を検出してエアバッグを展開・膨張させるためのエアバッグ電子制御ユニット(Electronic Control Unit;略称ECU)19が取り付けられている。このエアバッグECU19は、衝突時の衝撃を検出するための加速度センサ43、マイクロコンピュータおよびASIC(Application Specific
Integrated Circuit)などとともに基板44に実装され、この基板44はアルミダイキャスト製のエアバッグ筐体20内に収容され、エアバッグ筐体20の開口部は蓋体45によって封止されている。車両が衝突したときの加速度信号は、前記43加速度センサによって検出される。この加速度センサ43は、たとえばピエゾ抵抗ゲージによって実現されてもよい。
本実施の形態のエアバッグ筐体20は、略矩形の天板21の少なくとも3つの側縁部に第1〜第3側壁22a,22b,22cが連なって一体的に形成されるケース本体23と、ケース本体23の第2側壁22bの前記第1側壁22a寄りの部位から面方向外方である前方Aに突出して形成され、車体の被取付け部であるフロアの車体フレーム24に取付ボルト25aによって固定される第1ブラケット26aと、ケース本体23の第2側壁22bの前記第3側壁22c寄りの部位から面方向外方である前方Aに突出して形成され、前記第1ブラケット26aよりも低い剛性を有し、前記車体フレーム24に取付ボルト25bによって固定される第2ブラケット26bと、ケース本体23の第3側壁22cの前記第2側壁22bから周方向に最も離れた部位から面方向外方である後方Bでかつ前記第2ブラケット26bとは反対側に突出して形成され、前記第2ブラケット26bよりも低い剛性を有し、車体フレーム24に取付ボルト25cによって固定される第3ブラケット26cとを含む。
第1および第2ブラケット26a,26bは、車体フレーム24に直接接触して支持される厚肉の支持部30a,30bと、各支持部30a,30bと第2側壁22bとにわたって延びる薄肉のフランジ部31とを有し、各支持部30a,30bには取付ボルト25a,25bの各軸部が挿通する円柱状の取付け孔32a,32bがそれぞれ形成される。第1および第3ブラケット26a,26c間の開口部には、基板44に実装されるコネクタ47が嵌着され、開口部が塞がれている。
第3ブラケット26cは、車体フレーム24に直接接触して支持される支持部30cと、支持部30cと第3側壁22cとにわたって延びるアーム部33とを有し、これらの支持部30cおよびアーム部33は、第1および第2ブラケット26a,26bの各支持部30a,30bと同一の厚みを有し、支持部30cには取付ボルト25cの軸部が挿通する円柱状の取付け孔32cが形成される。前記アーム部33は、細幅に形成されて脆弱部を構成し、第1および第2ブラケット26a,26bの各支持部30a,30bと第2側壁22bとにわたって一体的に形成される前記フランジ部31に比べて断面が小さく、最も断面性能を低くして、剛性が低くなるように形成されている。
したがって、衝撃によって車体フレーム24が図3の紙面に垂直手前側に変形したとき、第1〜第3ブラケット26a〜26cのうちで第3ブラケット26cが前記アーム部31において変形して折損し、残余の第1および第2ブラケット26a,26bが残存する。これによって、ケース本体23全体に同時に大きな応力が発生して破壊してしまうことが防がれる。なお、前記車体フレーム24は、車体の構造上、衝突によって衝撃を受けたとき、すなわち車体が平面視で面内方向に外力を受けたとき、車体フレーム24が上方へ変形するように構成されている。
前記フランジ部31は、第1ブラケット26aと第2ブラケット26bとの間で、第1および第2ブラケット26a,26b間にわたって第2側壁22bから前方Aへ延びて一体的に形成される。フランジ部31の裏面には、第1および第2ブラケット26a,26b間の中間部に第1凹所45が形成され、第1凹所45と第2ブラケット26bとの間には第2凹所46が形成される。
第2側壁22bおよび第1ブラケット26aは、これらの第2側壁22bおよび第1ブラケット26a間にわたって一体的に形成される一対の第1補強リブ48,49によって連結される。また、第2側壁22bおよび第2ブラケット26bは、これらの第2側壁22bおよび第2ブラケット26b間にわたって一体的に形成され、前記第1補強リブ48,49よりも低い断面性能を有する1つの第2補強リブ50によって連結される。
図6はエアバッグ電子制御ユニット19のエアバッグ筐体20の第2ブラケット22bおよびその近傍を示す断面図であり、図7は図6に示すエアバッグ電子制御ユニット19の第1ブラケット22aおよびその近傍を示す一部の断面図である。前記第1および第2ブラケット26a,26bの前記第2側壁22b寄りの基端部には、前記第2側壁22b近傍の薄肉のフランジ部31と車体フランジ24に接触する厚肉の支持部30a,30bとに連なる段差部51a,51bが設けられる。第1ブラケット26aの段差部51aと第1補強リブ48,49との重ね幅B1は、第2ブラケット26bの段差部51bと第2補強リブ50との重ね幅B2よりも大きく形成される。
このような構成によって、第1ブラケット26aの前記第2側壁22bから突出する方向に垂直な断面は、第2ブラケット26bの前記第2側壁22bから突出する方向に垂直な断面よりも大きくし、これによって第1ブラケット26aの断面性能、たとえば断面2次モーメントを大きくし、高い剛性を実現することができる。
このような構成、すなわち(a)第1ブラケット26aおよび第2側壁22b間に第1補強リブ48,49を設け、第2ブラケット26bおよび第2側壁22b間に第2補強リブ50を設け、(b)フランジ部31に第1および第2凹所45,46を形成し、さらに(c)第1ブラケット26a側の段差部51aの重ね幅B1を第2ブラケット26b側の段差部51bの重ね幅B2よりも大きくすることによって、第1〜第3ブラケット26a〜26cの剛性は、この順序に低くなるように構成されるので、車体フレーム24の変形によって第1〜第3ブラケット26a〜26cは順次的に時系列的に遅らせて破壊するようにし、ケース本体23に第1〜第3ブラケット26a〜26cからほぼ同時に大きな外力が作用して高い応力が発生することを回避することができる。これによって、ケース本体23が広範囲に破壊してしまうことが防がれ、基板44の破損が防がれ、基板44への破片の接触によって基板44が故障してしまうことが防がれる。このようにエアバッグ筐体20を補強のために大きな構造上の変更を要することなく、したがって最小限の変更によって軽量化を維持し、衝撃を受けても正常な機能を維持することができる。
本発明の他の実施形態として、前記(a),(b),(c)のいずれか1つ、または前記(a),(b),(c)のいずれか2つの組み合わせによって、前述と同様な効果を達成するようにしてもよい。
本発明は、前述の実施形態のエアバッグ電子制御ユニット19のエアバッグ筐体20だけでなく他の車載用電子機器、たとえばエンジン制御ユニット、ナビゲーション装置および各種計測機器などの筐体に対して好適に実施することができ、衝撃などの変形を伴う外力による不所望な筐体の破損を制限し、収容された基板や各種電子部品の本来的な機能を損なうような壊滅的な破壊を回避することができる。
19 エアバッグ電子制御ユニット
20 エアバッグ筐体
21 天板
22a〜22c 第1〜第3側壁
23 ケース本体
24 車体フレーム
25a〜25c 取付ボルト
26a〜26c 第1〜第3ブラケット
30a〜30c 支持部
31 フランジ部
33 アーム部
45,46 凹所
48,49 第1補強リブ
50 第2補強リブ
51a,51b段差部
A 前方
B 後方

Claims (5)

  1. 略矩形の天板の少なくとも3つの側縁部に、第1〜第3側壁がそれぞれ連なって一体的に形成されるケース本体と、
    ケース本体の第2側壁の前記第1側壁寄りの部位から面方向外方に突出して形成され、車体の被取付け部に固定される第1ブラケットと、
    ケース本体の第2側壁の前記第3側壁寄りの部位から面方向外方に突出して形成され、前記第1ブラケットよりも低い剛性を有し、車体の被取付け部に固定される第2ブラケットと、
    ケース本体の第3側壁の前記第2側壁から周方向に最も離れた部位から面方向外方でかつ前記第2ブラケットとは反対側に突出して形成され、前記第2ブラケットよりも低い剛性を有し、車体の被取付け部に固定される第3ブラケットとを含むことを特徴とする車載用電子機器の筐体構造。
  2. 第2側壁および第1ブラケットは、これらの第2側壁および第1ブラケット間にわたって一体的に形成される第1補強リブによって連結され、
    第2側壁および第2ブラケットは、これらの第2側壁および第2ブラケット間にわたって一体的に形成され、前記第1補強リブよりも低い断面性能を有する第2補強リブによって連結されることを特徴とする請求項1に記載の車載用電子機器の筐体構造。
  3. 第1ブラケットの前記第2側壁から突出する方向に垂直な断面は、第2ブラケットの前記第2側壁から突出する方向に垂直な断面よりも大きいことを特徴とする請求項1または2に記載の車載用電子機器の筐体構造。
  4. 前記第1および第2ブラケットの前記第2側壁寄りの基端部には、前記第2側壁近傍の薄肉部と被取付け部に接触する厚肉部とに連なる段差部が設けられ、第1ブラケットの段差部の前記第1補強リブとの重ね幅は、第2ブラケットの段差部の前記第2補強リブとの重ね幅よりも大きくなるように形成されることを特徴とする請求項2に記載の車載用電子機器の筐体構造。
  5. 第1ブラケットと第2ブラケットとの間には、第1および第2ブラケット間にわたって第2側壁から延びるフランジ部が形成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の車載用電子機器の筐体構造。
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