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JP2010193350A - 通信装置及び通信システム - Google Patents

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JP2010193350A
JP2010193350A JP2009037705A JP2009037705A JP2010193350A JP 2010193350 A JP2010193350 A JP 2010193350A JP 2009037705 A JP2009037705 A JP 2009037705A JP 2009037705 A JP2009037705 A JP 2009037705A JP 2010193350 A JP2010193350 A JP 2010193350A
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JP2009037705A
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Takeshi Onodera
毅 小野寺
Hiroshi Nakano
博史 中野
Fumio Takahata
文雄 高畑
Fumiaki Maehara
文明 前原
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Waseda University
Sharp Corp
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Waseda University
Sharp Corp
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Abstract

【課題】MIMO−SDMでの希望信号の分離検出において、瞬時SINR(信号対干渉及び雑音電力比)が良好となる方法を適切に選択することを可能とし、誤り率特性が向上した通信装置等を提供すること。
【解決手段】空間分割多重された複数のストリームを複数の受信アンテナで受信し、伝搬路行列及び雑音電力を推定する伝搬路推定部と、前記伝搬路行列及び雑音電力に基づいて重み行列を算出する重み算出部と、前記受信アンテナで受信した受信信号及び前記重み行列からストリーム毎の信号を合成する合成部と、前記受信信号及び前記合成された信号とから一方を選択する方式選択部と、前記伝搬路行列又は前記伝搬路行列及び前記重み行列に基づいて、前記選択された信号の尤度情報を算出するデマッピング部と、前記尤度情報に基づいて誤り訂正復号を行う復号部とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、空間分割多重された複数のストリームを複数の受信アンテナで受信する通信装置等に関する。
送受信に複数のアンテナを使用するMIMO(Multiple-Input Multiple-Output:多入力多出力)システムにおいて、各送信アンテナから独立な信号を送り伝送効率を向上させるSDM(Space Division Multiplexing:空間分割多重)方式に関する様々な研究が行われている(例えば、非特許文献1、非特許文献2参照)。
MIMO−SDMでは複数の信号が重畳された信号を受信するため、希望信号を分離検出する必要がある。その方法として、最尤推定に基づくMLD(Maximum Likelihood Detection:最尤検出)や、線形処理であるMMSE(Minimum Mean Square Error:最小平均二乗誤差)基準による分離方法が知られている。MMSEによる分離方法は、MLDと比較して演算量を大きく軽減することができる。
一方、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplex:直交周波数分割多重)方式を用いたセルラシステムにおいて、セル間で発生する同一チャネル干渉が存在する場合に、誤り訂正復号時に干渉信号の生起確率分布を考慮した尤度を求めて適用することによって干渉を抑圧する手法が提案されている(例えば、非特許文献3参照)。
さらに、MIMO−SDMにおいて希望信号を分離する際に、希望信号(復調対象信号)以外の信号を干渉信号として捉えて、上記の誤り訂正復号時に干渉信号の生起確率分布を考慮した尤度を求めて適用する手法を用いることによって、干渉信号を抑圧して信号分離精度を向上させる手法が提案されている(例えば、非特許文献4参照)。
Yoshio KARASAWA、「MIMO Propagation Channel Modeling」、IEICE Trans. Commun.、vol.E88-B、no.5、pp.1829-1842、2005年5月 Takeo OHGANE他、「Applications of Space Division Multiplexing and Those Performance in a MIMO Channel」、IEICE Trans. Commun.、vol.E88-B、no.5、pp. 1843-1851、2005年5月 平他、「同一チャネル干渉下におけるCOFDMシステム用軟判定ゆう度情報生成法」、信学論(B)、Vol.J91-B、No.5、pp.575-584、2008年5月 吉原他、「誤り訂正復号における尤度操作による干渉抑圧方式の有相関伝搬路MIMO−SDMシステムへの適用」、2008年信学ソ大、B-8-2、2008年9月
しかしながら、従来のMMSE基準による信号分離法では、送受信アンテナ間に設定される複数の伝搬路の独立性が崩れて相関を有する場合、信号分離精度が著しく劣化し、誤り率特性が劣化するという問題があった。
また、MIMO−SDMにおいて希望信号を分離する際に、希望信号以外の信号を干渉信号として捉えて、上記の誤り訂正復号時に干渉信号の生起確率分布を考慮した尤度を求めて適用する手法は、伝搬路の相関の大きさによらずほぼ一定の誤り率特性を実現できるが、相関の小さい伝搬路においてはMMSE基準による信号分離法を用いた場合に比べ誤り率特性が劣ってしまうという問題があった。
さらに、上記2つの信号分離・検出手法を用いた場合に、どちらの手法がより良い誤り率特性を実現することができるかは、伝搬路の相関の大きさ、受信信号のS/N比(信号対雑音電力比)、MMSE合成後のS/N比、及び干渉信号の生起確率分布を考慮した尤度を用いた誤り訂正復号における干渉抑圧効果などの様々な要因によって変化するため、容易に判定することはできなかった。
上述した課題に鑑み、本発明が目的とするところは、MIMO−SDMでの希望信号の分離検出において、瞬時SINR(Signal to Interference plus Noise power Ratio:信号対干渉及び雑音電力比)が良好となる方法を適切に選択することを可能とし、誤り率特性が向上した通信装置等を提供することである。
上述した課題に鑑み、本発明の通信装置は、空間分割多重された複数のストリームを複数の受信アンテナで受信する通信装置であって、伝搬路行列及び雑音電力を推定する伝搬路推定部と、前記伝搬路行列及び雑音電力に基づいて重み行列を算出する重み算出部と、前記受信アンテナで受信した受信信号及び前記重み行列からストリーム毎の信号を合成する合成部と、前記受信信号及び前記合成された信号とから一方を選択する方式選択部と、前記伝搬路行列又は前記伝搬路行列及び前記重み行列に基づいて、前記選択された信号の尤度情報を算出するデマッピング部と、前記尤度情報に基づいて誤り訂正復号を行う復号部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の通信装置において、前記重み算出部は、前記受信信号を最小平均二乗誤差基準によって前記複数のストリームに分離するためのMMSE重み行列を算出することを特徴とする。
また、本発明の通信装置において、前記デマッピング部は、前記方式選択部で合成されたストリーム毎の信号が選択された場合に、各ストリームに関する合成後の残留干渉成分の生起確率分布に基づいて、前記尤度情報を算出することを特徴とする。
また、本発明の通信装置において、前記デマッピング部は、前記方式選択部で受信信号が選択された場合に、前記受信信号に重畳された複数のストリームのうち尤度情報算出の対象とするストリームを除いた、干渉成分となる他のストリームに関する生起確率分布に基づいて、前記尤度情報を生成することを特徴とする。
また、本発明の通信装置は、前記重み行列と前記伝搬路行列及び雑音電力に基づいて、前記合成後の各ストリームに関する第1の信号対干渉及び雑音電力比を算出し、前記伝搬路行列及び雑音電力に基づいて、前記受信信号の各ストリームに関する第2の信号対干渉及び雑音電力比を算出するSINR算出部をさらに備え、前記方式選択部は、前記第1の信号対干渉及び雑音電力比が前記第2の信号対干渉及び雑音電力比よりも大きい場合は前記合成されたストリーム毎の信号を選択し、前記第2の信号対干渉及び雑音電力比が前記第1の信号対干渉及び雑音電力比よりも大きい場合は前記受信信号を選択し、前記第1の信号対干渉及び雑音電力比と前記第2の信号対干渉及び雑音電力比が等しい場合は前記合成されたストリーム毎の信号と前記受信信号のどちらか一方を選択することを特徴とする。
また、本発明の通信装置において、前記SINR算出部は、前記誤り訂正復号によって抑圧される干渉信号電力を用いて前記第1及び第2の信号対干渉及び雑音電力比を算出することを特徴とする。
本発明の通信システムは、複数のストリームを複数の送信アンテナから空間分割多重して送信する送信機と、前記送信機から送信された信号を複数の受信アンテナで受信する受信機を含む通信システムであって、前記受信機は、伝搬路行列及び雑音電力を推定する伝搬路推定部と、前記伝搬路行列及び雑音電力に基づいて重み行列を算出する重み算出部と、前記受信アンテナで受信した受信信号及び前記重み行列からストリーム毎の信号を合成する合成部と、前記受信信号及び前記合成された信号とから一方を選択する方式選択部と、前記伝搬路行列又は前記伝搬路行列及び前記重み行列に基づいて、前記選択された信号の尤度情報を算出するデマッピング部と、前記尤度情報に基づいて誤り訂正復号を行う復号部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、MIMO−SDMでの希望信号の分離検出において、瞬時SINR(Signal to Interference plus Noise power Ratio:信号対干渉及び雑音電力比)が良好となる方法を選択することが可能となり、誤り率特性が向上した通信装置及び通信システムを提供することができる。
本実施形態におけるシステムの構成を説明するための図である。 本実施形態における生起確率分布について説明するための図である。 本実施形態における送信機の構成を説明するための図である。 本実施形態における受信機の構成を説明するための図である。 本実施形態におけるMIMO分離部の構成を説明するための図である。 本発明を適用した場合の通信システムにおける特性を説明するための図である。 本発明を適用した場合の通信システムにおける特性を説明するための図である。 本発明を適用した場合の通信システムにおける特性を説明するための図である。
以下に、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplex:直交周波数分割多重)方式おいて、MIMO−SDM(Multiple-Input Multiple-Output - Space Division Multiplexing:多入力多出力−空間分割多重)を用いて通信を行う通信システム及び通信装置に、本発明を適用した実施例を挙げて説明する。
まず、図1は送受信アンテナとして各々2本を配置し、2本の送信アンテナからそれぞれ異なるデータ系列(ストリーム)の送信信号を送信する、2×2MIMO−SDMシステムの構成を示した図である。
送信信号行列をS、伝搬路行列をH、受信信号行列をR、熱雑音行列をNとし、MIMO−SDMの信号分離として干渉と雑音の電力和が最小となるように線形処理を行うMMSE(Minimum Mean Square Error:最小平均二乗誤差)基準による方法を用いる場合のMMSE重み行列をW、MMSE後の出力信号行列をS’とする。
まず、誤り訂正復号時に干渉信号の生起確率分布を考慮した尤度を求めて適用することによって干渉を抑圧する手法を、MMSE後の残留干渉成分に対して適用する方式(以下、第1の方式と記す)について説明する。
図1に示したMIMO−SDMシステムにおけるMMSE後の出力信号行列S’の各要素は数1で表現される。
Figure 2010193350
ただし、Aij=Wijij(i=1,2、j=1,2)である。
数1より、MMSE後も信号S’に関してA12が、信号S’に関してA21が干渉成分として残ることがわかる。
このMMSE後の残留干渉成分について、その生起確率分布Pと雑音成分のガウス分布Pを用いて、数2に基づいて誤り訂正復号時に用いる尤度P(u)を算出する。
Figure 2010193350
ここで、振幅±mを等確率でとる変調方式BPSK(Binary Phase Shift Keying)を例にとって説明する。このとき、信号S’に関する干渉成分A12は±mA12を等確率でとる。図2は、この様子を示したものである。したがって、信号S’に対する干渉成分の生起確率分布P(S)は数3で表現される。
Figure 2010193350
ただし、δはディラックのデルタ関数である。
さらに、同様の議論により、信号S’に関する干渉成分A21の生起確率分布P(S)は数4で表現される。
Figure 2010193350
以上より、信号S’とS’に関する尤度P(u)とP(u)は数5で与えられる。
Figure 2010193350
ただし、σ とσ は信号S’とS’に関する雑音成分電力を意味し、数6で表せる。
Figure 2010193350
なお、σは熱雑音の標準偏差である。
数5に基づき算出される尤度を誤り訂正復号時に導入することで、MMSE後の残留干渉成分を抑圧し、MMSEによる信号分離精度をなお一層向上させることができる。また、BPSK以外の変調方式に対しても、同様にして尤度を算出することが可能である。
次に、MMSEを行わずに、誤り訂正復号時に干渉信号の生起確率分布を考慮した尤度を求めて適用することによって干渉を抑圧する手法を、MIMO−SDMにおいて受信アンテナに重畳して到来する複数の信号のうち、復調対象外の干渉信号に対して適用する方式(以下、第2の方式と記す)について説明する。
有相関伝搬路の場合、MMSEによる信号分離法では、伝搬路の相関の増大に伴い信号分離精度が劣化する。そこでこのような伝搬路の場合、MMSEによる信号分離を行わずに、受信アンテナに重畳して到来する信号のうち、一方を希望信号、他方を干渉信号とみなし、その干渉信号の生起確率分布を考慮した尤度を誤り訂正復号時に用いることによって干渉信号を抑圧する。
このとき、受信信号行列Rの各要素は数7で表せる。
Figure 2010193350
数7において、信号Rに関してH21を、信号Rに関してH12を干渉成分とみなし、その生起確率分布を考慮した尤度を算出することで、干渉信号を抑圧し、希望信号を抽出する。上記と同様の議論により、変調方式をBPSKとしたときの信号RとRに関する尤度P’(u)とP’(u)は数8で与えられる。
Figure 2010193350
ただし、σは熱雑音の標準偏差である。
本実施形態では、上記の第1の方式と第2の方式を、サブキャリア単位で瞬時SINR(Signal to Interference plus Noise power Ratio:信号対干渉及び雑音電力比)が良好となる方式を選択して切り替える。
希望信号電力をP、干渉信号電力をP、雑音電力をPとすると、真値のSINRをγとするとγは数9で表せる。
Figure 2010193350
まず、MMSE後の残留干渉成分を抑圧する第1の方式における瞬時SINRを算出する。MMSE後の各ストリームの瞬時SINRγとγは、数1及び数9より数10で表せる。
Figure 2010193350
しかしながら、数10中の干渉信号電力|A12と|A21は残留干渉成分の抑圧前の電力であり、ビット誤りに直結するSINRを求めるには、残留干渉成分抑圧後の干渉信号電力を算出する必要がある。そこで、尤度適用に基づく干渉抑圧量Tを導入し、干渉抑圧後の干渉信号電力を|A12/Tと|A21/Tとして瞬時SINRγ’とγ’を数11に基づき算出する。
Figure 2010193350
同様の議論により、MMSEを行わずに干渉を抑圧する第2の方式における各ストリームの瞬時SINRγ”とγ”を、数7及び数9と尤度適用に基づく干渉抑圧量Tを用いて数12に基づき算出する。
Figure 2010193350
数11と数12に基づきγ’とγ”(i=1,2)を算出し、γ’>γ”のとき、MMSE後の残留干渉成分を抑圧する第1の方式を、γ’<γ”のとき、MMSEを行わずに干渉を抑圧する第2の方式をサブキャリア毎に選択する。
上記のようにして、各方式における干渉抑圧後の瞬時SINRγ’、γ’、γ”及びγ”を算出し、これらを比較することによって、第1の方式と第2の方式とから誤り率特性の良好となる方式を適切に選択することが可能となる。
つづいて、送信機及び受信機の構成について説明する。図3は、本実施形態における送信機の構成を表すブロック図である。
送信機300は、符号化部301a、301bと、変調部302a、302bと、パイロット生成部303と、パイロット多重部304a、304bと、周波数時間変換部305a、305bと、GI挿入部306a、306bと、無線送信部307a、307bと、送信アンテナ部308a、308bとを有して構成されている。
符号化部301a及び符号化部301bは、2つの異なるデータ系列、あるいは1つのデータ系列を2組に分けたデータ系列である、第1の送信データと第2の送信データがそれぞれ入力され、それぞれを誤り訂正符号化して符号化データを出力する。
変調部302a及び変調部302bは、符号化部301a及び符号化部301bからそれぞれ出力された符号化データを変調し、変調データシンボルを出力する。
パイロット生成部303は、互いに直交する2系列のパイロットシンボル(第1の送信パイロットシンボルおよび第2の送信パイロットシンボル)を生成し、それぞれパイロット多重部304aとパイロット多重部304bに出力する。互いに直交する2系列のパイロットシンボルとしては、時分割つまり一方が既知信号を送信中に他方が無信号となるように生成された系列に基づくもの、周波数分割つまりそれぞれ重複しないサブキャリアによって送信されるように生成されたもの、あるいは互いに直交する符号系列によって生成された系列に基づくものなどを用いることが好ましいが、これらに限定されるものではない。
パイロット多重部304a及びパイロット多重部304bは、パイロット生成部303で生成された2系列のパイロットシンボルをそれぞれ変調データシンボルと多重し出力する。
周波数時間変換部305a及び周波数時間変換部305bは、パイロットシンボルの多重された変調データシンボルを周波数時間変換、例えばIFFT(Inverse Fast Fourier Transform:高速逆フーリエ変換)して、OFDMの時間信号を生成する。
GI挿入部306a及びGI挿入部306bは、OFDM時間信号に対してそれぞれGI(Guard Interval:ガード期間)を付加して出力する。
無線送信部307a及び無線送信部307bは、GIが付加されたOFDM時間信号を無線信号に変換し、それぞれ送信アンテナ部308a及び送信アンテナ部308bから送信する。図1における送信信号Sは送信アンテナ部308aから、送信信号Sは送信アンテナ部308bから送信された信号である。
図4は、本実施形態における受信機の構成を表すブロック図である。受信機400は、受信アンテナ部401a、401bと、無線受信部402a、402bと、GI除去部403a、403bと、時間周波数変換部404a、404bと、パイロット分離部405a、405bと、伝搬路推定部406と、MIMO分離部407と、復号部408a、408bとを有して構成されている。
無線受信部402a及び無線受信部402bは、それぞれ受信アンテナ部401a及び受信アンテナ部401bを通して送信機300から送信された無線信号を受信し、ベースバンドのOFDM時間信号へ変換し出力する。
GI除去部403a及びGI除去部403bは、それぞれOFDM時間信号からGIを除去し出力する。
時間周波数変換部404a及び時間周波数変換部404bは、それぞれGIが除去されたOFDM時間信号を時間周波数変換、例えばFFT(Fast Fourier Transform:高速フーリエ変換)して、変調シンボルを出力する。
パイロット分離部405aは、時間周波数変換部404aが出力した変調シンボルを第1の受信パイロットシンボルと第1のデータシンボルに分離し出力する。パイロット分離部405bは、時間周波数変換部404bが出力した変調シンボルを第2の受信パイロットシンボルと第2のデータシンボルに分離し出力する。
伝搬路推定部406は、第1の受信パイロットシンボル及び第2の受信パイロットシンボルを用いて送信機300の各送信アンテナと、受信機400の各受信アンテナとの間の伝搬路をそれぞれ推定して伝搬路行列H及び雑音電力σ を求め、伝搬路推定結果として出力する。
なお、伝搬路行列Hと雑音電力σ の推定は、例えば次のようにして行う。送信機の送信アンテナ部308aから送信された第1の送信パイロットシンボルと、送信アンテナ部308bから送信された第2の送信パイロットシンボルそれぞれは直交しているため、第1の受信パイロットシンボル及び第2の受信パイロットシンボルは、それぞれをさらに第1の送信パイロットシンボルと第2の送信パイロットシンボルを受信した結果に分離することができる。
ここで各サブキャリアについて、第1の送信パイロットシンボルの複素数表現をx、第2の送信パイロットシンボルの複素数表現をx、第1の受信パイロットシンボルから分離された第1の送信パイロットシンボルの受信結果の複素数表現をy11、第2の受信パイロットシンボルから分離された第1の送信パイロットシンボルの受信結果の複素数表現をy12、第1の受信パイロットシンボルから分離された第2の送信パイロットシンボルの受信結果の複素数表現をy21、第2の受信パイロットシンボルから分離された第2の送信パイロットシンボルの受信結果の複素数表現をy22とすると、伝搬路行列Hは数13に基づいて推定される。
Figure 2010193350
また、伝搬路が変動していないと見なせる期間の受信パイロットシンボル(y11、y12、y21あるいはy22のいずれか1つ以上)の平均値を求めることによってランダムな雑音成分を相殺したものを、平均前の元の受信パイロットシンボルから減算することにより、元の受信パイロットシンボルに含まれる雑音成分を抽出することができる。この雑音成分の電力を求めることにより、雑音電力σ を推定できる。
MIMO分離部407は、伝搬路推定部406で推定された伝搬路推定結果に基づいて、第1のデータシンボル及び第2のデータシンボルを、MIMOで多重された2つの(符号化された)データ系列に分離検出し、それぞれの尤度を出力する。なお、MIMO分離部407の詳細は後述する。
復号部408a及び復号部408bは、MIMO分離部407から出力された2つの符号化データ系列の尤度に基づいて誤り訂正復号を行い、それぞれ第1の受信データ及び第2の受信データを出力する。
続いて、図5を用いて、MIMO分離部407の構成を説明する。重み算出部501は、伝搬路推定部406から出力された伝搬路推定結果から、MMSE基準によるMIMOの信号分離のためのMMSE重み行列W(重み行列W)を算出し出力する。
MMSE合成部502は、パイロット分離部405a及びパイロット分離部405bから出力された第1のデータシンボルと第2のデータシンボルを、重み算出部501で算出したMMSE重み行列Wを用いてMMSE合成を行い、第1のMMSE後シンボルと第2のMMSE後シンボルを出力する。
SINR算出部503は、伝搬路推定部406から出力された伝搬路推定結果(伝搬路行列H及び雑音電力σ )、MMSE重み算出部501で算出したMMSE重み行列Wとから、上記第1の方式を用いた場合の各ストリームの瞬時SINRγ’とγ’を数11に基づいて算出し、第2の方式を用いた場合の各ストリームの瞬時SINRγ”とγ”を数12に基づいて算出し、出力する。なお、数11及び数12における干渉抑圧量Tの決定方法については後述する。
方式選択部504aは、第1のデータシンボルと第1のMMSE後シンボルが入力され、SINR算出部503において算出した第1のストリームに関する瞬時SINRγ’とγ”を比較し、γ’>γ”の場合は第1のMMSE後シンボルを選択して出力し、γ’<γ”の場合は第1のデータシンボルを選択して出力する。なお、γ’=γ”の場合はどちらを選択しても良く、ここでは第1のMMSE後シンボルを選択するものとする。
方式選択部504bは、第2のデータシンボルと第2のMMSE後シンボルが入力され、SINR算出部503において算出した第2のストリームに関する瞬時SINRγ’とγ”を比較し、γ’>γ”の場合は第2のMMSE後シンボルを選択して出力し、γ’<γ”の場合は第2のデータシンボルを選択して出力する。なお、γ’=γ”の場合はどちらを選択しても良く、ここでは第2のMMSE後シンボルを選択するものとする。
デマッピング部505aは、方式選択部504aで選択されたシンボルが入力され、SINR算出部503において算出した第1のストリームに関する瞬時SINRγ’とγ”を比較し、γ’>γ”の場合は伝搬路推定結果及びMMSE重み行列Wを用いて数5に基づいて符号化データ系列の各ビットの尤度を算出し、γ’<γ”の場合は伝搬路推定結果を用いて数8に基づいて符号化データ系列の各ビットの尤度を算出して、第1の尤度情報として出力する。なお、γ’=γ”の場合はどちらの方法で尤度を算出しても良く、ここでは伝搬路推定結果及びMMSE重み行列Wを用いて数5に基づいて尤度を算出するものとする。
デマッピング部505bは、方式選択部504bで選択されたシンボルが入力され、SINR算出部503において算出した第2のストリームに関する瞬時SINRγ’とγ”を比較し、γ’>γ”の場合は伝搬路推定結果及びMMSE重み行列Wを用いて数5に基づいて符号化データ系列の各ビットの尤度を算出し、γ’<γ”の場合は伝搬路推定結果を用いて数8に基づいて符号化データ系列の各ビットの尤度を算出して、第2の尤度情報として出力する。なお、γ’=γ”の場合はどちらの方法で尤度を算出しても良く、ここでは伝搬路推定結果及びMMSE重み行列Wを用いて数5に基づいて尤度を算出するものとする。
図6は、計算機シミュレーションにより取得した干渉抑圧量Tに対するBER(Bit Error Ratio:ビット誤り率)特性のグラフである。
計算機シミュレーションでは、サンプリング周期をT、OFDMシンボル周期をT(=80T)とし、送受信機間におけるシンボル同期と周波数同期は完全であると仮定している。また、遅延波はすべてGI内に収まるものとした。伝搬環境は、LOS(Line Of Sight:見通し)環境とNLOS(Non-Line Of Sight:見通し外)環境を想定し、LOS環境における直接波と反射波の電力比を表すライスファクタKは3dBに設定し、さらに各受信アンテナに直接波が同位相で到来する最悪の環境を想定した。また、送受信アンテナにおける相関を表すパラメータとしてクロネッカーモデルに従って、送信相関係数μと受信相関係数ρを導入した。なお、送信相関係数μと受信相関係数ρは0≦μ,ρ≦1の値をとり、0のとき無相関、1のとき同一伝搬路となる。
図6は、変調方式をBPSK、E/N(Energy per bit to Noise power spectral density ratio)を18dB、送信相関係数μを0.3としたときの干渉抑圧量T対BER特性を示したものである。
移動通信における伝搬路は、見通し状況は常に変化する。特に、今後高い周波数帯を使用すべくマイクロセル化された場合、見通し状況が頻繁に変化する可能性がある。また、受信端末毎にアンテナ間隔が異なる場合、受信相関が変化する。そのため、干渉抑圧量Tを見通し内外や相関の大小によらず一意に決定することが好ましい。よって例えば、ほとんどの環境によってBER特性がフロアを引き始める点を干渉抑圧量Tとして設定する。
以下、本実施形態では図6よりTを10dBと設定する。このとき図6より、干渉抑圧量Tを設定しない場合(すなわちT=0dB)と比較して、10dBに設定することよりBERが最大10分の1程度に改善できることがわかる。
図7は、計算機シミュレーションにより取得した、変調方式をBPSK、E/N=18dB、送信相関係数μ=0.3としたときのLOS環境(K=3dB)における受信相関係数ρ対BER特性である。また同様に、図8はNLOS環境における受信相関係数ρ対BER特性である。
同図より、MMSE後の残留干渉成分を抑圧する第1の方式(図中○印)では、相関の増大に伴いBER特性が劣化するのに対して、MMSEを行わずに干渉を抑圧する第2の方式(図中△印)では、相関によらず常に一定の特性を示し、相関が大きい環境では、第1の方式と比較して良好な特性を示すことがわかる。
また、本発明の方式(図中□印)では、サブキャリア単位でSINRが良好となる方式を選択するため、見通し内外の条件、すなわち送受信アンテナ間の複数の伝搬路間における相関の大小によらず良好なBER特性が得られることがわかる。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も特許請求の範囲に含まれる。
また、上述した通信装置は、基地局装置、端末局装置、無線機、携帯端末局装置、携帯電話等の何れの通信装置であっても良いことは勿論である。
300 送信機
301a、301b 符号化部
302a、302b 変調部
303 パイロット生成部
304a、304b パイロット多重部
305a、305b 周波数時間変換部
306a、306b GI挿入部
307a、307b 無線送信部
308a、308b 送信アンテナ部
400 受信機
401a、401b 受信アンテナ部
402a、402b 無線受信部
403a、403b GI除去部
404a、404b 時間周波数変換部
405a、405b パイロット分離部
406 伝搬路推定部
407 MIMO分離部
501 MMSE重み算出部
502 MMSE合成部
503 SINR算出部
504a、504b 方式選択部
505a、505b デマッピング部
408a、408b 復号部

Claims (7)

  1. 空間分割多重された複数のストリームを複数の受信アンテナで受信する通信装置であって、
    伝搬路行列及び雑音電力を推定する伝搬路推定部と、
    前記伝搬路行列及び雑音電力に基づいて重み行列を算出する重み算出部と、
    前記受信アンテナで受信した受信信号及び前記重み行列からストリーム毎の信号を合成する合成部と、
    前記受信信号及び前記合成された信号とから一方を選択する方式選択部と、
    前記伝搬路行列又は前記伝搬路行列及び前記重み行列に基づいて、前記選択された信号の尤度情報を算出するデマッピング部と、
    前記尤度情報に基づいて誤り訂正復号を行う復号部と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 前記重み算出部は、前記受信信号を最小平均二乗誤差基準によって前記複数のストリームに分離するためのMMSE重み行列を算出することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記デマッピング部は、前記方式選択部で合成されたストリーム毎の信号が選択された場合に、各ストリームに関する合成後の残留干渉成分の生起確率分布に基づいて、前記尤度情報を算出することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  4. 前記デマッピング部は、前記方式選択部で受信信号が選択された場合に、前記受信信号に重畳された複数のストリームのうち尤度情報算出の対象とするストリームを除いた、干渉成分となる他のストリームに関する生起確率分布に基づいて、前記尤度情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  5. 前記重み行列と前記伝搬路行列及び雑音電力に基づいて、前記合成後の各ストリームに関する第1の信号対干渉及び雑音電力比を算出し、前記伝搬路行列及び雑音電力に基づいて、前記受信信号の各ストリームに関する第2の信号対干渉及び雑音電力比を算出するSINR算出部をさらに備え、
    前記方式選択部は、前記第1の信号対干渉及び雑音電力比が前記第2の信号対干渉及び雑音電力比よりも大きい場合は前記合成されたストリーム毎の信号を選択し、前記第2の信号対干渉及び雑音電力比が前記第1の信号対干渉及び雑音電力比よりも大きい場合は前記受信信号を選択し、前記第1の信号対干渉及び雑音電力比と前記第2の信号対干渉及び雑音電力比が等しい場合は前記合成されたストリーム毎の信号と前記受信信号のどちらか一方を選択することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  6. 前記SINR算出部は、前記誤り訂正復号によって抑圧される干渉信号電力を用いて前記第1及び第2の信号対干渉及び雑音電力比を算出することを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
  7. 複数のストリームを複数の送信アンテナから空間分割多重して送信する送信機と、前記送信機から送信された信号を複数の受信アンテナで受信する受信機を含む通信システムにおいて、
    前記受信機は、
    伝搬路行列及び雑音電力を推定する伝搬路推定部と、
    前記伝搬路行列及び雑音電力に基づいて重み行列を算出する重み算出部と、
    前記受信アンテナで受信した受信信号及び前記重み行列からストリーム毎の信号を合成する合成部と、
    前記受信信号及び前記合成された信号とから一方を選択する方式選択部と、
    前記伝搬路行列又は前記伝搬路行列及び前記重み行列に基づいて、前記選択された信号の尤度情報を算出するデマッピング部と、
    前記尤度情報に基づいて誤り訂正復号を行う復号部と、
    を備えることを特徴とする通信システム。
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