JP2010180364A - 低分子量ポリテトラフルオロエチレン水性分散液、低分子量ポリテトラフルオロエチレン粉末及び低分子量ポリテトラフルオロエチレンの製造方法 - Google Patents
低分子量ポリテトラフルオロエチレン水性分散液、低分子量ポリテトラフルオロエチレン粉末及び低分子量ポリテトラフルオロエチレンの製造方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】本発明は、テトラフルオロエチレン単位、又は、テトラフルオロエチレン単位と上記テトラフルオロエチレン単位と共重合可能な変性モノマー単位とを含む低分子量ポリテトラフルオロエチレンの水性分散液であって、上記低分子量ポリテトラフルオロエチレンは、平均一次粒子径が100nm以下であることを特徴とする低分子量ポリテトラフルオロエチレン水性分散液である。
【選択図】なし
Description
X(CF2)aCOOH
(式中、Xは水素原子、フッ素原子又は塩素原子、aは6〜12の整数を表す。)で表される水溶性含フッ素分散剤を用いて、低分子量PTFEを製造することが記載されている。
上記平均一次粒子径は、得られた低分子量PTFE水性分散液の透過型電子顕微鏡写真から、または上記水性分散液を凝析することにより得られた低分子量PTFE粉末の走査型電子顕微鏡写真から、低分子量PTFE一次粒子の投影面積円相当径(Heywood径)を算出し、これを低分子量PTFEの平均一次粒子径とする。
X−(CF2)m1−Y (1)
(式中、XはH又はFを表し、m1は3〜5の整数を表し、Yは−SO3M、−SO4M、−SO3R、−SO4R、−COOM、−PO3M2、−PO4M2(MはH、NH4又はアルカリ金属を表し、Rは炭素数1〜12のアルキル基を表す。)を表す。)で表される含フッ素化合物を水性分散液に対して70〜9000ppm含有することが好ましい。含フッ素化合物の含有量が水性分散液に対して70〜9000ppmであると、分散安定性が優れる。更に、上記含フッ素化合物が一般式(1)で表される化合物であると、除去が容易であり、本発明の低分子量PTFE水性分散液を添加剤として使用した場合であってもこの化合物が残留することによる悪影響がない。
X−(CF2)m2−Y (3)
(式中、XはH又はFを表し、m2は6以上の整数を表し、Yは−SO3M、−SO4M、−SO3R、−SO4R、−COOM、−PO3M2、−PO4M2(MはH、NH4又はアルカリ金属を表し、Rは炭素数1〜12のアルキル基を表す。)を表す。)で表される含フッ素化合物を含まないことが好ましい。
上記粉末の平均一次粒子径は、電子顕微鏡写真から決定するものである。粉末の平均一次粒子径の測定方法は、上記低分子量PTFE水性分散液における乳化粒子の平均一次粒子径と同様である。
上記粉末の平均一次粒子径は、電子顕微鏡写真から決定するものである。粉末の平均一次粒子径の測定方法は、上記低分子量PTFE水性分散液における乳化粒子の平均一次粒子径と同様である。
上記平均一次粒子径が小さい低分子量PTFEの粉末は、比表面積が16m2/g以上であることが好ましい。好ましい比表面積及び比表面積の測定方法は上述したものと同様である。
X−(CF2)m1−Y (1)
(式中、XはH又はFを表し、m1は3〜5の整数を表し、Yは−SO3M、−SO4M、−SO3R、−SO4R、−COOM、−PO3M2、−PO4M2(MはH、NH4又はアルカリ金属を表し、Rは炭素数1〜12のアルキル基を表す。)を表す。)で表される含フッ素化合物の含有量が低分子量ポリテトラフルオロエチレン粉末に対して100ppm以下であることが好ましく、5ppm以下であることがより好ましい。
X−(CF2)m2−Y (3)
(式中、XはH又はFを表し、m2は6以上の整数を表し、Yは−SO3M、−SO4M、−SO3R、−SO4R、−COOM、−PO3M2、−PO4M2(MはH、NH4又はアルカリ金属を表し、Rは炭素数1〜12のアルキル基を表す。)を表す。)で表される含フッ素化合物を含まないことが好ましい。
(式中、n1は、1〜10の整数を表し、Y1は、−SO3M1又は−COOM1を表し、M1は、H、NH4又はアルカリ金属を表す。)で表されるパーフルオロビニルアルキル化合物。
(式中、n2は、1〜5の整数を表し、Y1は、上記定義と同じ。)で表されるパーフルオロビニルアルキル化合物。
(式中、X1は、F又はCF3を表し、n3は、1〜10の整数を表し、Y1は、上記定義と同じ。)で表されるパーフルオロビニルエーテル化合物。
(式中、n4は、1〜10の整数を表し、Y1及びX1は、上記定義と同じ。)で表されるパーフルオロビニルエーテル化合物。
(式中、各X2は、同一であり、F又はHを表す。n5は、0又は1〜10の整数を表し、Y1は、上記定義と同じ。)で表されるフルオロアリルエーテル化合物。
X−(CF2)m1−Y (1)
(式中、XはH又はFを表し、m1は3〜5の整数を表し、Yは−SO3M、−SO4M、−SO3R、−SO4R、−COOM、−PO3M2、−PO4M2(MはH、NH4又はアルカリ金属を表し、Rは炭素数1〜12のアルキル基を表す。)を表す。)で表される含フッ素化合物の存在下に乳化重合を行うことが好ましい。なお、1分子中に2以上のMを有する場合は、Mは同じものであってもよいし、相違するものであってもよい。
X−(CF2)m2−Y (3)
(式中、XはH又はFを表し、m2は6以上の整数を表し、Yは−SO3M、−SO4M、−SO3R、−SO4R、−COOM、−PO3M2、−PO4M2(MはH、NH4又はアルカリ金属を表し、Rは炭素数1〜12のアルキル基を表す。)を表す。)で表される含フッ素化合物の非存在下に行うものであることが好ましい。
X−(CF2)m3−COOM (2)
(式中、XはH又はFを表し、m3は3〜5の整数を表し、MはH、NH4又はアルカリ金属を表す。)で表される含フッ素化合物であることが好ましく、C5F11COONH4であることがより好ましい。
CF2=CF−ORf (I)
(式中、Rfは、パーフルオロ有機基を表す。)で表されるパーフルオロ不飽和化合物等が挙げられる。本明細書において、上記「パーフルオロ有機基」とは、炭素原子に結合する水素原子が全てフッ素原子に置換されてなる有機基を意味する。上記パーフルオロ有機基は、エーテル酸素を有していてもよい。
ステンレス製アンカー型撹拌翼と温度調節用ジャケットとを備えた内容積6Lのステンレス製オートクレーブに、脱イオン水3.3Lを仕込み、密閉した。窒素ガスの圧入、脱気を複数回繰り返すことにより、系内の酸素を除去した後、パーフルオロオクタン酸アンモニウム〔APFO〕5.0g、連鎖移動剤として70mgのプロパンをテトラフルオロエチレン〔TFE〕で圧入し、槽内圧力を0.10MPaとした。500rpmでの撹拌下において槽内を昇温し、槽内温度が55℃に達したら、再度TFEを圧入し、槽内圧力を0.75MPaに調整した。
プロパンに代わり、連鎖移動剤として220mgのエタン、安定化剤として100gのパラフィンワックスを系中に仕込み、槽内温度を70℃に保ち、APSの仕込み量を340mgに変更し、反応中の槽内温度を70±1℃に調節し、撹拌回転数を280rpmに制御し、撹拌を停止するTFEの消費量を450gに変更する以外は、比較例1と同様にして低分子量PTFEの水性分散液を得た。上記水性分散液に比較例1と同様の凝析、洗浄、乾燥工程を行い、目的とする低分子量PTFEの粉末を得た。
撹拌を停止するTFEの消費量を1420gに変更する以外は、比較例2と同様にして低分子量PTFEの水性分散液を得た。上記水性分散液に比較例1と同様の凝析、洗浄、乾燥工程を行い、目的とする低分子量PTFEの粉末を得た。
APFOに代わり、パーフルオロヘキサン酸アンモニウム塩〔APFH〕5.0gを系中に仕込んだ他は、比較例1と同様にして低分子量PTFEの水性分散液を得た。上記水性分散液に比較例1と同様の凝析、洗浄、乾燥工程を行い、目的とする低分子量PTFEの粉末を得た。
CH2=CFCF2OCF(CF3)CF2OCF(CF3)COONH4(反応性化合物A)の50%水溶液66mgを系中に仕込んだ他は、比較例4と同様にして低分子量PTFEの水性分散液を得た。上記水性分散液に比較例1と同様の凝析、洗浄、乾燥工程を行い、目的とする低分子量PTFEの粉末を得た。
反応性化合物A50%水溶液の仕込量を132mgに変更する以外は、比較例5と同様にして低分子量PTFEの水性分散液を得た。上記水性分散液に比較例1と同様の凝析、洗浄、乾燥工程を行い、目的とする低分子量PTFEの粉末を得た。
反応性化合物A50%水溶液の仕込量を330mgに変更する以外は、比較例5と同様にして低分子量PTFEの水性分散液を得た。上記水性分散液に比較例1と同様の凝析、洗浄、乾燥工程を行い、目的とする低分子量PTFEの粉末を得た。
反応性化合物A50%水溶液の仕込量を660mgに変更する以外は、比較例5と同様にして低分子量PTFEの水性分散液を得た。上記水性分散液に比較例1と同様の凝析、洗浄、乾燥工程を行い、目的とする低分子量PTFEの粉末を得た。
反応性化合物A50%水溶液の仕込量を3.3gに変更する以外は、比較例5と同様にして低分子量PTFEの水性分散液を得た。上記水性分散液に比較例1と同様の凝析、洗浄、乾燥工程を行い、目的とする低分子量PTFEの粉末を得た。
水性分散液(Xg)を150℃にて3時間加熱した加熱残分(Zg)に基づき、式:P=Z/X×100(%)にて決定した。
得られた低分子量PTFE水性分散液を、標準ポリスチレン標準試料(セラダイン社製、直径230nm、10重量%)を用いて、最終のPTFE/ポリスチレンの混合分散液の濃度が、PTFE固形分100ppm、ポリスチレン固形分3.2ppmとなるよう、イオン交換水でそれぞれを希釈して、混合した。希釈した低分子量PTFE水性分散液と標準ポリスチレン分散液を混合して得られた分散液をCu製200−Aメッシュ(応研商事株式会社製)に付着させ、室温にて乾燥させることにより試料付着メッシュを作成した。さらに、試料付着メッシュの白金/パラジウム蒸着、ついでカーボン蒸着処理を行い、試料付着メッシュを透過型電子顕微鏡H−7100FA(日立製作所製)を用い、加圧電圧100kV、倍率10000倍もしくは15000倍にて低分子量PTFEの一次粒子径の観察を行い、電子顕微鏡写真を撮影した。
また、水性分散液を凝析することにより得られた粉末を白金/パラジウムで前処理し、走査型電子顕微鏡S−4000(日立製作所製)を用いて、加速電圧5kV、倍率20000×20000倍においても撮影した。
撮影された電子顕微鏡写真を画像解析式粒度分布測定ソフトウエアMac−View ver4.0により、低分子量PTFE一次粒子の投影面積円相当径(Heywood径)を算出し、これを低分子量PTFEの平均一次粒子径とした。
JIS K 6891に準拠して測定した。
レーザー回折式粒度分布測定装置(日本電子社製)を用い、カスケードは使用せず、圧力0.1MPa、測定時間3秒で粒度分布を測定し、得られた粒度分布積算の50%に対応する値に等しいとした。
ASTM D 1238に準拠し、フローテスター(島津製作所製)及び2φ−8Lのダイを用い、予め測定温度(380℃)で5分間加熱しておいた2gの試料を0.7MPaの荷重にて上記温度に保って測定を行った。
エスアイアイ・ナノテクノロジー社製の示差走査熱量測定機RDC220(DSC)を用い、事前に標準サンプルとして、インジウム、鉛を用いて温度校正した上で、低分子量PTFE粉末約3mgをアルミ製パン(クリンプ容器)に入れ、200ml/分のエアー気流下で、250〜380℃の温度領域を10℃/分で昇温させて行い、上記領域における融解熱量の極小点を融点とした。
BET法により、表面分析計(商品名:MONQSORB、QUANTA CHLROME社製)を用いて測定した。なお、キャリアガスとして、窒素30%、ヘリウム70%の混合ガスを用い、冷却は液体窒素を用いて行った。
Claims (18)
- テトラフルオロエチレン単位、又は、テトラフルオロエチレン単位と前記テトラフルオロエチレン単位と共重合可能な変性モノマー単位とを含む低分子量ポリテトラフルオロエチレンの水性分散液であって、
前記低分子量ポリテトラフルオロエチレンは、平均一次粒子径が100nm以下である
ことを特徴とする低分子量ポリテトラフルオロエチレン水性分散液。 - 低分子量ポリテトラフルオロエチレンの固形分濃度が10質量%以上である
請求項1記載の低分子量ポリテトラフルオロエチレン水性分散液。 - テトラフルオロエチレン単位、又は、テトラフルオロエチレン単位と前記テトラフルオロエチレン単位と共重合可能な変性モノマー単位とを含む低分子量ポリテトラフルオロエチレンの粉末であって、
前記低分子量ポリテトラフルオロエチレンは、平均一次粒子径が100nm以下である
ことを特徴とする低分子量ポリテトラフルオロエチレン粉末。 - テトラフルオロエチレン単位、又は、テトラフルオロエチレン単位と前記テトラフルオロエチレン単位と共重合可能な変性モノマー単位とを含む低分子量ポリテトラフルオロエチレンの粉末であって、
比表面積が16m2/g以上である
ことを特徴とする低分子量ポリテトラフルオロエチレン粉末。 - 比表面積が20m2/g以上である
請求項4記載の低分子量ポリテトラフルオロエチレン粉末。 - 反応性化合物及び連鎖移動剤の存在下、テトラフルオロエチレン、又は、テトラフルオロエチレンと前記テトラフルオロエチレンと共重合可能な変性モノマーとの乳化重合を水性媒体中で行うものであって、
前記反応性化合物は、ラジカル重合で反応可能な官能基と親水基とを有し、前記水性媒体に対して10ppmに相当する量を超える量である
ことを特徴とする低分子量ポリテトラフルオロエチレンの製造方法。 - 反応性化合物は、不飽和結合を有する化合物である請求項6記載の低分子量ポリテトラフルオロエチレンの製造方法。
- 反応性化合物は、下記式(1a)
CF2=CF−(CF2)n1−Y1 (1a)
(式中、n1は、1〜10の整数を表し、Y1は、−SO3M1又は−COOM1を表し、M1は、H、NH4又はアルカリ金属を表す。)で表されるパーフルオロビニルアルキル化合物、下記式(1b)
CF2=CF−(CF2C(CF3)F)n2−Y1 (1b)
(式中、n2は、1〜5の整数を表し、Y1は、前記定義と同じ。)で表されるパーフルオロビニルアルキル化合物、下記式(1c)
CF2=CF−O−(CFX1)n3−Y1 (1c)
(式中、X1は、F又はCF3を表し、n3は、1〜10の整数を表し、Y1は、前記定義と同じ。)で表されるパーフルオロビニルエーテル化合物、下記式(1d)
CF2=CF−O−(CF2CFX1O)n4−CF2CF2−Y1 (1d)
(式中、n4は、1〜10の整数を表し、Y1及びX1は、前記定義と同じ。)で表されるパーフルオロビニルエーテル化合物、又は、下記式(1e)
CX2 2=CFCF2−O−(CF(CF3)CF2O)n5−CF(CF3)−Y1 (1e)
(式中、各X2は、同一であり、F又はHを表す。n5は、0又は1〜10の整数を表し、Y1は、前記定義と同じ。)で表されるフルオロアリルエーテル化合物である請求項6又は7記載の低分子量ポリテトラフルオロエチレンの製造方法。 - 更に含フッ素化合物の存在下に乳化重合を行うものであって、
前記含フッ素化合物は、下記一般式(1)
X−(CF2)m1−Y (1)
(式中、XはH又はFを表し、m1は3〜5の整数を表し、Yは−SO3M、−SO4M、−SO3R、−SO4R、−COOM、−PO3M2、−PO4M2(MはH、NH4又はアルカリ金属を表し、Rは炭素数1〜12のアルキル基を表す。)を表す。)で表される請求項6、7又は8記載の低分子量ポリテトラフルオロエチレンの製造方法。 - 含フッ素化合物は、水性媒体の100〜10000ppmに相当する量である請求項6、7、8又は9記載の低分子量ポリテトラフルオロエチレンの製造方法。
- テトラフルオロエチレンと共重合可能な変性モノマーが、ヘキサフルオロプロピレン、パーフルオロプロピルビニルエーテル又はフッ化ビニリデンである請求項6、7、8、9又は10記載の低分子量ポリテトラフルオロエチレンの製造方法。
- 請求項6、7、8、9、10又は11記載の低分子量ポリテトラフルオロエチレンの製造方法により得られることを特徴とする低分子量ポリテトラフルオロエチレン水性分散液。
- 請求項6、7、8、9、10又は11記載の低分子量ポリテトラフルオロエチレンの製造方法により得られることを特徴とする低分子量ポリテトラフルオロエチレン。
- 請求項1、2若しくは12記載の低分子量ポリテトラフルオロエチレン水性分散液、請求項3、4若しくは5記載の低分子量ポリテトラフルオロエチレン粉末、又は、請求項13記載の低分子量ポリテトラフルオロエチレンを含有することを特徴とする塗料。
- 請求項1、2若しくは12記載の低分子量ポリテトラフルオロエチレン水性分散液、請求項3、4若しくは5記載の低分子量ポリテトラフルオロエチレン粉末、又は、請求項13記載の低分子量ポリテトラフルオロエチレンを含有することを特徴とするエンジニアリングプラスチック。
- 請求項1、2若しくは12記載の低分子量ポリテトラフルオロエチレン水性分散液、請求項3、4若しくは5記載の低分子量ポリテトラフルオロエチレン粉末、又は、請求項13記載の低分子量ポリテトラフルオロエチレンを含有することを特徴とする化粧品。
- 請求項1、2若しくは12記載の低分子量ポリテトラフルオロエチレン水性分散液、請求項3、4若しくは5記載の低分子量ポリテトラフルオロエチレン粉末、又は、請求項13記載の低分子量ポリテトラフルオロエチレンを含有することを特徴とするグリース。
- 請求項1、2若しくは12記載の低分子量ポリテトラフルオロエチレン水性分散液、請求項3、4若しくは5記載の低分子量ポリテトラフルオロエチレン粉末、又は、請求項13記載の低分子量ポリテトラフルオロエチレンを含有することを特徴とするトナー。
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