JP2010177506A - 配線基板及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】抵抗素子と、抵抗素子と接して形成された絶縁層と、抵抗素子と電気的に接続された導電用配線層と、抵抗素子において発生した熱を放熱する放熱用配線層と、を備える配線基板が提供される。絶縁層は、抵抗素子が露出するように形成された貫通孔と、底部が抵抗素子と対向すると共に、抵抗素子が露出しないように形成された凹部と、を有する。導電用配線層は、貫通孔に配される。放熱用配線層は、凹部に配される。
【選択図】図1
Description
101,601 基板
102,502 第2絶縁層
103 抵抗素子
303,403 抵抗膜
103A 抵抗素子前駆層
303A,403A 抵抗膜前駆層
104,204,304,404,504 第1絶縁層
104A,204A,304A,404A 第1絶縁層前駆層
104a,204a,304a,404a 導電用貫通孔
104b,204b,304b,404b 放熱用凹部
105 シード層
106 導電用配線層
107 放熱用配線層
111,312,412 マスク(フォトレジスト)
112 マスク
113,214,315,415 ガラスマスク
114,115,411 マスク
204c 凸部
212,313,413 第1マスク
213,314,414 第2マスク
304c 傾斜
308,408 導電性薄膜
311 マスク
408A 導電性薄膜前駆層
502a 放熱用凹部
507 放熱用配線層
509 シード層
609 貫通電極
Claims (25)
- 抵抗素子と、
前記抵抗素子と接して形成された絶縁層と、
前記抵抗素子と電気的に接続された導電用配線層と、
前記抵抗素子において発生した熱を放熱する放熱用配線層と、を備え、
前記絶縁層は、前記抵抗素子が露出するように形成された貫通孔と、底部が前記抵抗素子と対向すると共に、前記抵抗素子が露出しないように形成された凹部と、を有し、
前記導電用配線層は、前記貫通孔に配され、
前記放熱用配線層は、前記凹部に配されることを特徴とする配線基板。 - 前記絶縁層は、第1絶縁層と、前記第1絶縁層との間に前記抵抗素子を介在させるように形成された第2絶縁層と、を有し、
前記貫通孔は、前記第1絶縁層に形成され、
前記凹部は、前記第1絶縁層と前記第2絶縁層のうち、少なくとも一方に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の配線基板。 - 前記第1絶縁層の厚さは、1μm〜30μmであることを特徴とする請求項2に記載の配線基板。
- 前記第2絶縁層と接する基板をさらに備えることを特徴とする請求項2又は3に記載の配線基板。
- 前記凹部の前記底部は、前記抵抗素子の電流経路の中央部に面していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の配線基板。
- 前記抵抗素子は、複数の薄膜から形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の配線基板。
- 前記抵抗素子は、抵抗膜と、前記抵抗膜とは光の反射率が異なる導電性薄膜と、を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の配線基板。
- 前記貫通孔は、前記導電性薄膜を露出するように形成されていることを特徴とする請求項7に記載の配線基板。
- 前記導電性薄膜は、前記抵抗膜上に形成され、
前記凹部の前記底部は、前記導電性薄膜と対向し、
前記貫通孔は、前記抵抗膜を露出するように形成されていることを特徴とする請求項7に記載の配線基板。 - 前記凹部の側面と底面とで形成される角部は丸みを帯びていることを特徴とする請求項7〜9のいずれか一項に記載の配線基板。
- 前記絶縁層のうち少なくとも前記貫通孔及び前記凹部を形成する部分が、感光性の樹脂から形成されていることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の配線基板。
- 前記抵抗素子は銅を含有し、
前記絶縁層のうち少なくとも前記凹部を形成する部分の前駆体は、ポリアミック酸を含有することを特徴とする請求項11に記載の配線基板。 - 前記放熱用配線層は銅を含有し、
前記絶縁層のうち少なくとも前記凹部を形成する部分の前駆体は、ポリアミック酸を含有することを特徴とする請求項11に記載の配線基板。 - 前記絶縁層のうち前記凹部の底部を形成する部分は、銅を含有することを特徴とする請求項11〜13のいずれか一項に記載の配線基板。
- 前記凹部は、その底部の少なくとも1つの凸部又は凹部を有することを特徴とする請求項1〜14のいずれか一項に記載の配線基板。
- 抵抗素子を形成する工程と、
前記抵抗素子に接する絶縁層を形成する工程と、
前記絶縁層に、前記抵抗素子を露出する貫通孔と、底部が前記抵抗素子に面し、前記抵抗素子を露出しない凹部とを同一処理で形成する工程と、
前記貫通孔に、前記抵抗素子と電気的に接続する導電用配線層を形成する工程と、
前記凹部に、放熱用配線層を形成する工程と、を含むことを特徴とする配線基板の製造方法。 - 前記導電用配線層及び前記放熱用配線層は同一処理で形成することを特徴とする請求項16に配線基板の製造方法。
- 前記絶縁層を感光性樹脂から形成し、
前記貫通孔を形成する領域と前記凹部を形成する領域の露光量を異ならせることにより前記貫通孔及び前記凹部を形成することを特徴とする請求項16又は17に記載の配線基板の製造方法。 - 前記第1絶縁層の前駆層を露光する際、
前記貫通孔を形成する領域を覆う第1マスクと、前記凹部を形成する領域を覆う第2マスクとの光透過率を異ならせることを特徴とする請求項18に記載の配線基板の製造方法。 - 前記貫通孔を形成する領域に面する領域に、前記抵抗素子の一部である導電性薄膜を形成し、
前記凹部を形成する領域に面する領域に、前記抵抗素子の一部であり、前記導電性薄膜とは光反射率が異なる抵抗膜を形成し、
前記抵抗素子上に前記第1絶縁層の前駆層を形成して、前記絶縁層の前駆層を露光することにより前記貫通孔及び前記凹部を形成することを特徴とする請求項18に記載の配線基板の製造方法。 - 前記凹部を形成する領域に面する前記抵抗素子の一部と、前記第1絶縁層の前駆層の一部とを反応させることにより、前記凹部と前記抵抗素子間に前記第1絶縁層を残存させて、前記凹部を形成することを特徴とする請求項16〜20のいずれか一項に記載の配線基板の製造方法。
- 前記絶縁層の前駆体はポリアミック酸を含有する感光性樹脂であり、
前記抵抗素子の少なくとも一部は銅を含有することを特徴とする請求項21に記載の配線基板の製造方法。 - 放熱用配線層を形成する工程と、
放熱用配線層を覆う第2絶縁層を形成する工程と、
前記第1絶縁層上に、前記放熱用配線層との間に前記第1絶縁層を介して抵抗素子を形成する工程と、
前記抵抗素子に接する第1絶縁層を形成する工程と、
前記第1絶縁層に、前記抵抗素子を露出する貫通孔を形成する工程と、
前記貫通孔に、前記抵抗素子と電気的に接続する導電用配線層を形成する工程と、を含むことを特徴とする配線基板の製造方法。 - 前記放熱用配線層と、前記第2絶縁層の前駆層の一部とを反応させることにより、前記放熱用配線層上に前記第2絶縁層を残存させて、前記第2絶縁層を形成することを特徴とする請求項23に記載の配線基板の製造方法。
- 前記第2絶縁層の前駆体はポリアミック酸を含有する感光性樹脂であり、
前記放熱用配線層は銅を含有することを特徴とする請求項24に記載の配線基板の製造方法。
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