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JP2010158759A - ワーク搬送装置 - Google Patents

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JP2010158759A JP2009179339A JP2009179339A JP2010158759A JP 2010158759 A JP2010158759 A JP 2010158759A JP 2009179339 A JP2009179339 A JP 2009179339A JP 2009179339 A JP2009179339 A JP 2009179339A JP 2010158759 A JP2010158759 A JP 2010158759A
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Abstract

【課題】 装置全体の小型化を図り、製造設備のダウンサイジングに貢献することができるワーク搬送装置を提供する。
【解決手段】 ワーク搬送装置A1は、ワークを水平方向に往復移動させるハンド機構8と、ハンド機構8を鉛直方向に昇降させるシザースリフト機構4と、シザースリフト機構4を搭載する台座2と、台座2を鉛直軸周りに回転させる回転機構とを備えている。第1のシザースリンク41の下端部から中間部にかけては、下部配管が付設されているとともに、第2のシザースリンク42の上端部から中間部にかけては、上部配管5が付設されており、かつ、第1および第2のシザースリンクの中間部同士の間には、下部配管7および上部配管5に連通するように中間配管6が接続されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、たとえば真空空間において板状のワークを搬送するためのワーク搬送装置に関する。
真空空間において板状のワークを搬送する装置としては、たとえば特許文献1に開示されたものがある。同文献に開示されたワーク搬送装置は、固定ベースに対して旋回可能に保持された旋回ベース、旋回ベースが搭載された昇降ベースを鉛直方向に移動させるボールネジスライド機構、旋回ベースに対して揺動可能に支持されたリンクアーム機構、およびリンクアーム機構に支持されたハンドを備えている。
上記ハンドやリンクアーム機構は、真空空間に配置される一方、固定ベースは、筐体の上部が真空空間との隔壁をなし、その筐体の大部分が真空空間より下方の大気圧空間に配置される。このような固定ベースの内部には、旋回ベースを旋回させたりリンクアーム機構を駆動するための駆動モータや、さらにはボールネジスライド機構とその駆動モータが収容されている。
このようなワーク搬送装置では、高温状態のワークを取り扱うために周辺部品に対して輻射熱による影響がある。そのため、最も輻射熱の影響を受けやすいリンクアーム機構には、固定ベースの内部から旋回ベースを通って周辺部品を冷却するように冷媒循環路が形成されている。
特開2007−118171号公報
しかしながら、上記従来のワーク搬送装置では、駆動モータなどに対する接続ケーブルを真空空間まで引き込む必要がない反面、大気圧空間に配置される固定ベースが各種の駆動モータなどを収容しなければならないので、大きな固定ベース用の配置スペースを大気圧空間に確保する必要があった。このような固定ベースの大型化とともに装置全体も大型化される傾向にあり、製造設備の特に高さ方向のダウンサイジングを図りにくいといった面も生じる。
本発明は、このような事情のもとで考え出されたものであって、装置全体の小型化を図り、製造設備の高さ方向のダウンサイジングに貢献することができるワーク搬送装置を提供することをその課題としている。
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を採用している。
本発明により提供されるワーク搬送装置は、ワークを保持するためのハンドを往復動作させるハンド機構と、上記ハンド機構を搭載した状態でこれを鉛直方向に昇降させるシザースリフト機構と、上記シザースリフト機構を搭載する台座と、上記台座を鉛直軸周りに回転させる回転機構と、を備えていることを特徴としている。
好ましい実施の形態においては、上記ハンド機構は、上記ワークを保持するハンドと、上記ハンドを支持するとともに、このハンドを所定方向に往復直線運動させるスライドリンク機構と、上記スライドリンク機構を動作させるスライド用駆動手段と、を有しており、上記シザースリフト機構は、上記スライドリンク機構およびスライド用駆動手段を搭載するステージと、互いに交差部で交差しつつ水平軸周りに回動可能に連結され、一方の上端部が上記ステージに対して水平方向に滑り移動可能でかつ下端部が上記台座に対して水平軸周りに回動可能に連結されているとともに、他方の上端部が上記ステージに対して水平軸周りに回動可能でかつ下端部が上記台座に対して水平方向に滑り移動可能に連結された一対の交差アームからなる一または複数のシザースリンクと、上記台座に搭載され、この台座に対して滑り移動可能に連結された上記シザースリンクにおける上記交差アームの下端部を滑り移動させるリフト用駆動手段と、を有している。
好ましい実施の形態においては、上記ハンド機構と上記台座との間には、互いに連通して水平軸周りに回動可能に直接または間接に接続された複数の配管が接続されている。
好ましい実施の形態においては、上記複数の配管には、上記ハンド機構に接続されるケーブルが収容されている。
好ましい実施の形態においては、上記シザースリンクは、上記台座上において互いに平行に位置する第1および第2のシザースリンクを備えて形成され、上記複数の配管は、上記水平軸に沿う方向に離間した下部配管および上部配管を含んで形成され、上記下部配管と上記上部配管との間には、さらに中間配管が設けられており、上記下部配管は、上記台座に対して第1水平軸周りに回動可能に連結された上記第1のシザースリンクにおける上記交差アームの下端部からその交差部にかけて付設されているとともに、上記上部配管は、上記ステージに対して第2水平軸周りに回動可能に連結された上記第2のシザースリンクにおける上記交差アームの上端部からその交差部にかけて付設されており、かつ、上記中間配管は、上記第1および第2のシザースリンクにおける上記交差部同士の間において、上記下部配管および上部配管に連通するように接続されている。
好ましい実施の形態においては、上記下部配管と上記中間配管との連通接続部、および上記上部配管と上記中間配管との連通接続部の少なくともいずれか一方には、第3水平軸周りに回動可能な回転継手が設けられている。
好ましい実施の形態においては、上記台座には、貫通配管が設けられており、この貫通配管は、上記第1のシザースリンクにおける上記交差アームの下端部を経由して上記下部配管に連通している。
好ましい実施の形態においては、上記第1のシザースリンクにおける上記交差アームの下端部および交差部には、それぞれ上記第1水平軸および上記第3水平軸に沿って貫通する第1継手および第2継手が設けられているとともに、上記第2のシザースリンクにおける上記交差アームの交差部および上端部には、それぞれ上記第3水平軸および上記第2水平軸に沿って貫通する第3継手および第4継手が設けられており、上記下部配管の下端は、上記第1継手を介して直接または間接に上記貫通配管に連通接続されているとともに、上記下部配管の上端は、上記第2継手を介して上記中間配管の一端に連通接続され、かつ、上記上部配管の下端は、上記第3継手を介して上記中間配管の他端に連通接続されているとともに、上記上部配管の上端は、上記第4継手を介して直接または間接に上記ハンド機構に連通接続されている。
好ましい実施の形態においては、上記第2継手および第3継手の少なくともいずれか一方は、上記第3水平軸周りに回動可能な回転継手である。
好ましい実施の形態においては、上記台座には、貫通配管が設けられており、上記下部配管の下端は、上記第1のシザースリンクにおける上記交差アームの下端部を経由して直接または間接に上記貫通配管に連通接続され、上記第1水平軸周りに回動可能であるとともに、上記下部配管の上端は、上記第1のシザースリンクにおける上記交差アームの交差部を経由して上記中間配管の一端に連通接続され、上記第3水平軸周りに回動可能であり、かつ、上記上部配管の下端は、上記第2のシザースリンクにおける上記交差アームの交差部を経由して上記中間配管の他端に連通接続され、上記第3水平軸周りに回動可能であるとともに、上記上部配管の上端は、上記第2のシザースリンクにおける上記交差アームの上端部を経由して直接または間接に上記ハンド機構に連通接続され、上記第2水平軸周りに回動可能である。
好ましい実施の形態においては、上記貫通配管の内部には、上記ハンド機構に接続されるケーブル、および上記リフト用駆動手段に接続されるケーブルが収容されている。
好ましい実施の形態においては、上記下部配管、中間配管、および上部配管は、気密封止されている。
好ましい実施の形態においては、上記下部配管、中間配管、および上部配管のそれぞれは、その一部に弾性部材が用いられている。
好ましい実施の形態においては、上記複数の配管は、上部配管および下部配管を備えて形成されており、上記下部配管は、上記台座に対して第1水平軸周りに回動可能に直接または間接に接続されているとともに、上記上部配管は、上記ハンド機構に対して第2水平軸周りに回動可能に直接または間接に接続されており、これらの上部配管と下部配管とは、互いに連通して第3水平軸周りに回動可能に直接または間接に接続されている。
好ましい実施の形態においては、上記台座に対する上記下部配管の接続部には、上記第1水平軸周りに回動可能な回転継手が設けられているとともに、上記ハンド機構に対する上記上部配管の接続部には、上記第2水平軸周りに回動可能な回転継手が設けられており、さらに上記下部配管と上記上部配管との連通接続部には、上記第3水平軸周りに回動可能な回転継手が設けられている。
好ましい実施の形態においては、上記第1水平軸、上記第2水平軸、および上記第3水平軸は、互いに平行であり、これらの水平軸方向視において、上記第3水平軸は、上記第1水平軸と上記第2水平軸とを結ぶ直線に対して常にその側方に位置するように配置されている。
好ましい実施の形態においては、上記第1水平軸から上記第3水平軸までの軸間距離は、上記第2水平軸から上記第3水平軸までの軸間距離と等しく、かつ、上記第1水平軸と上記第2水平軸とを結ぶ直線は、鉛直線である。
好ましい実施の形態においては、上記上部配管および上記下部配管は、屈曲状に形成されている。
好ましい実施の形態においては、上記台座には、貫通配管が設けられており、上記下部配管は、上記貫通配管に連通して上記第1水平軸周りに回動可能に直接または間接に接続されている。
好ましい実施の形態においては、上記貫通配管には、上記ハンド機構に接続されるケーブルが収容されている。
このような構成によれば、ハンド機構、シザースリフト機構、および回転機構が備えられ、これらのうち特に回転機構を台座の下方に設けるだけでよいので、台座より下方に必要な寸法をできる限り小さくすることができる。これにより、台座の高さを低くして装置全体を容易に小型化することができ、ひいては製造設備の特に高さ方向のダウンサイジングに貢献することができる。シザースリフト機構によって鉛直方向下方にハンド機構を降下させることにより、台座からのハンドの高さ位置をできる限り低く抑えることができる。
本発明のその他の特徴および利点は、図面を参照して以下に行う詳細な説明から、より明らかとなろう。
本発明に係るワーク搬送装置の一実施形態を示す分解斜視図である。 図1に示すワーク搬送装置の要部側面図である。 図1に示すワーク搬送装置の要部正面図である。 本発明に係るワーク搬送装置の他の実施形態を示す分解斜視図である。 本発明に係るワーク搬送装置の他の実施形態を示す要部正面図である。 本発明に係るワーク搬送装置の他の実施形態を示す斜視図である。 本発明に係るワーク搬送装置の他の実施形態を示す斜視図である。 図7に示すワーク搬送装置の要部側面図である。 図7に示すワーク搬送装置の要部正面図である。 本発明に係るワーク搬送装置の他の実施形態を示す要部側面図である。 図10に示すワーク搬送装置の要部正面図である。 本発明に係るワーク搬送装置の他の実施形態を示す斜視図である。
以下、本発明の好ましい実施形態を、添付の図面を参照して具体的に説明する。
図1〜図3は、本発明に係るワーク搬送装置の一実施形態を示している。このワーク搬送装置A1は、たとえば液晶パネルといった薄板状のワークを搬送するためのものである。ワーク搬送装置A1は、回転機構(図示略)を収容する下部ユニット1、台座2、シザースリフト機構4、上部配管5、中間配管6、下部配管7、およびハンド機構8を主たる構成要素として備えている。下部ユニット1は、床面より下方の大気圧空間に配置される一方、台座2、シザースリフト機構4、上部配管5、中間配管6、下部配管7、およびハンド機構8は、たとえばチャンバー内部の真空空間に配置される。このワーク搬送装置A1では、たとえば200℃前後に熱せられたワークが真空空間において搬送される。なお、図1においては、シザースリフト機構4とハンド機構8とを切り離した形態で示している。なお、チャンバー内部は、完全な真空空間でなくてもよく、ある程度減圧された空間であってもよい。また、逆にある程度昇圧された空間であってもよい。さらに、チャンバー内部は、空気以外(たとえば窒素)が充填された空間としてもよい。
下部ユニット1は、台座2を鉛直軸周りに回転させる回転機構を収容している。回転機構は、たとえば回転用駆動モータを含む遊星歯車機構からなる。回転機構の回転軸10は、中空状に形成されており、シール軸受け11を介して台座2の下部に結合されている(図1参照)。回転軸10が回転すると、台座2が鉛直軸周りに回転させられる。下部ユニット1の内部は、大気圧に保たれている。このような下部ユニット1は、鉛直軸周りに台座2を回転させるだけの回転機構を収容するため、従来に比べて特に高さ方向においてコンパクトである。すなわち、下部ユニット1の高さは、従来のものよりも相当小さくなっており、この下部ユニット1をできる限り浅い床下スペースに設置することができる。
台座2は、シザースリフト機構4を搭載するものである。台座2の上面には、貫通配管3が設けられている。この貫通配管3の一端は、回転軸10の中空部を通って下部ユニット1の内部まで引き込まれている。貫通配管3の他端は、下部中継配管30を介して下部配管7に接続されている(図2参照)。その他、台座2の上面に設けられる構成要素については後述する。
シザースリフト機構4は、ハンド機構8を搭載した状態でこのハンド機構8全体を鉛直方向に昇降させるものである。このシザースリフト機構4は、ハンド機構8を搭載するステージ40、第1および第2のシザースリンク41,42、およびリフト用駆動モータ43を有している。第1のシザースリンク41は、互いに中間の交差部で交差して第3水平軸S3周りに回転可能な一対の交差アーム410,411を有しており、第2のシザースリンク42も、同じ形状寸法をもち、互いに中間の交差部で交差して第3水平軸S3周りに回転可能な一対の交差アーム420,421を有している。このような第1および第2のシザースリンク41,42は、ステージ40の両側に分かれて平行に配置されている。こうして平行に並ぶ2つの交差アーム411,421の下端部は、台座2に対して固定位置の第1水平軸S1周りに回動可能になっており、他の2つの交差アーム410,420の上端部は、ステージ40に対して固定位置の第2水平軸S2周りに回動可能になっている。これらの第1水平軸S1、第2水平軸S2、および第3水平軸S3は、互いに平行に位置し、シザースリフト機構4の動作時には、第2水平軸S2および第3水平軸S3が鉛直方向に沿って上下移動する。
台座2の上面後端部には、交差アーム411,421の下端部を第1水平軸S1周りに回動可能に連結するための一対のブラケット21およびベアリング(図示略)が設けられている。ブラケット21とブラケット21との間には、リフト用駆動モータ43を気密封止した状態で収容するためのモータボックス22が設けられている。台座2の上面前端部には、交差アーム410,420の下端部を前後水平方向にスライド移動可能に連結するための一対のボールネジ軸23およびナットブロック24ならびに一対のスライドレール25およびリニアブロック26が設けられている。ボールネジ軸23は、リフト用駆動モータ43によって回転させられ、これによりボールネジ軸23に螺結されたナットブロック24が前後にスライド移動する。ナットブロック24の両端部には、交差アーム410,420の下端部が回動自在に連結されている。交差アーム410,420の下端部は、リニアブロック26を介してスライドレール25に支持されている。
図3に示すように、貫通配管3は、気密封止されたモータボックス22に一旦引き込まれ、このモータボックス22の内部から外部へと突き出た下部中継配管30に連通接続されている。交差アーム411の下端部およびブラケット21には、第1継手としてスイベルジョイントJ1が貫通するように設けられており、下部中継配管30は、このスイベルジョイントJ1を介して下部配管7の下端に連通接続されている。スイベルジョイントJ1は、第1水平軸S1周りに回動可能である。なお、図3は、中間配管6よりやや前方位置からシザースリフト機構4を正面視しているため、交差アーム410,411,420,421の一部を破断状に示している。
上部配管5は、交差アーム420の上端部から交差部にかけてその外側に沿うように設けられている。中間配管6は、交差アーム410,411の交差部と交差アーム420,421の交差部との間を繋ぐように設けられている。下部配管7は、図3に示すように、交差アーム411の交差部から下端部にかけてその外側に沿うように設けられている。交差アーム410,411が互いに交差する交差部には、第2継手としてL型ジョイントJ2が貫通するように設けられており、下部配管7の上端は、このL型ジョイントJ2を介して中間配管6の一端に連通接続されている。中間配管6の他端は、交差アーム420,421が互いに交差する交差部を貫通して設けられたスイベルジョイントJ3を介して上部配管5の下端に連通接続されている。スイベルジョイントJ3は、第3継手として第3水平軸S3周りに回動可能である。
ステージ40の上面には、ハンド機構8が固定される。ステージ40の下面後端部には、交差アーム410,420の上端部を第2水平軸S2周りに回動可能に連結するための一対のブラケット40Aおよびベアリング(図示略)が設けられている。ステージ40の下面前端部には、交差アーム411,421の上端部を前後水平方向にスライド移動可能に連結するための一対のスライドレール40Bおよびリニアガイド40Cが設けられている。ステージ40の下面後端部から中央部にかけては、接続配管40E,40F,40Gおよび貫通接続配管40Hが設けられている。接続配管40Eの一端は、交差アーム420の上端部およびブラケット40Aを貫通して設けられたスイベルジョイントJ4を介して上部配管5の上端に連通接続されている。スイベルジョイントJ4は、第4継手として第2水平軸S2周りに回動可能である。接続配管40Eの他端は、交差アーム410の上端部およびブラケット40Aを貫通して設けられたL型ジョイントJ5を介して接続配管40Fの一端に連通接続されている。接続配管40Fの他端は、L型ジョイントJ6を介して接続配管40Gの一端に連通接続されている。接続配管40Gの他端は、ステージ40の中央部を貫通する貫通接続配管40Hの下端にL型ジョイントJ7を介して連通接続されている。貫通接続配管40Hの上端は、ハンド機構8の適部(たとえば、後述する上部ボックス82)に接続される。
すなわち、貫通配管3、下部中継配管30、上部配管5、中間配管6、下部配管7、接続配管40E,40F,40G、および貫通接続配管40Hは、下部ユニット1の内部からハンド機構8まで連通した管路を形成している。この管路は、気密封止されることで大気圧に保たれている。このような管路には、後述するハンド機構8のスライド用駆動モータやリフト用駆動モータ43に電力を供給するための電源ケーブルが収容され、さらにはハンド機構8の適部を冷却するための冷媒循環パイプが収容される。これにより、電源ケーブルや冷媒循環パイプは、真空空間に露出することなく下部ユニット1の内部からモータボックス22やハンド機構8へと引き回される。なお、冷媒としては、ドライエア(乾燥した空気)、あるいは水等の液体を適用するのが熱効率の観点から望ましい。本実施形態において、上部配管5からハンド機構8までの管路は、接続配管40E,40F,40G、および貫通接続配管40Hによって形成されるが、これに限定されるものではない。上部配管5の上端とハンド機構8との相対的な位置関係は、シザースリフト機構4が動作しても変化しないため、上部配管5の上端とハンド機構8とは、適宜に配管を介して連通接続することができる。
ハンド機構8は、ワークを保持する2つのハンド80、これらのハンド80を独立して前後水平方向に往復直線運動させる2組のスライドリンク機構81、スライドリンク機構81を動作させるスライド用駆動モータ、およびスライド用駆動モータを収容して気密封止された上部ボックス82を有している。このようなハンド機構8の主な構成および動作については、従来のものと同様である。上部ボックス82には、2組のスライドリンク機構81をそれぞれ独立して動作させるために2つのスライド用駆動モータが収容されている。上部ボックス82は、ステージ40の上面中央部に固定されており、上部ボックス82の底部には、気密封止された状態で貫通接続配管40Hが接続されている。上部ボックス82の内部やスライドリンク機構81の周辺部には、図示しない冷媒循環路が設けられている。この冷媒循環路には、貫通接続配管40Hから導かれてきた冷媒循環パイプが接続されている。このような冷媒循環路によれば、高温のワークを搬送する際、そのワークからの輻射熱によって熱せられるスライドリンク機構81や上部ボックス82の内部が冷媒循環路を流れる冷媒によって効率よく冷却される。そのため、熱膨張による変形や搬送精度の低下を防ぐことができる。
次に、ワーク搬送装置A1の動作について説明する。
真空空間においてワークを受け渡しする際には、ハンド機構8がワークを保持しながら水平方向に移動させ、このハンド機構8全体を鉛直方向に昇降させるようにシザースリフト機構4が動作する。下部ユニット1に収容された回転機構は、シザースリフト機構4およびハンド機構8を一体的に回転させる。これにより、ワークは、3次元空間内の所定位置から所望とする位置へと搬送させる。
図2に示すように、シザースリフト機構4が動作する際には、ボールネジ軸23が回転させられ、それに伴いナットブロック24がボールネジ軸23に沿って前後水平方向にスライド移動させられる。ナットブロック24の両端部には、交差アーム410,420の下端部が連結されているため、これら交差アーム410,420の下端部がスライドレール25に沿ってスライド移動する。
交差アーム410,420の下端部がスライド移動するのに伴い、これらの交差アーム410,420の上端部が第2水平軸S2周りに回動する。また、他方の交差アーム411,421の下端部が第1水平軸S1周りに回動し、これらの交差アーム411,421の上端部がスライドレール40Bに沿って従動的にスライド移動する。これにより、ステージ40は、水平姿勢を保ちつつ鉛直方向に昇降動作する。
たとえば図2に示すように、シザースリフト機構4の動作によってステージ40が仮想線で示す高さ位置まで鉛直方向下方に降下させられると、このステージ40に搭載された図示しないハンド機構8全体も台座2を基準にして最も低い高さ位置まで引き下げられることにより、ハンド80の高さ位置ができる限り低く抑えられる。
なお、シザースリフト機構4の動作によってステージ40を最も低い位置に降下させても、シザースリフト機構4の特性上、台座2とステージ40との間には高さ方向に隙間が生じる。この高さ方向の隙間に収まるようにモータボックス22を設けると、シザースリフト機構4の高さ方向のダウンサイジングができるだけでなく、台座2上のスペースを有効活用することができる。
モータボックス22の高さ方向寸法は、リフト用駆動モータ43の大きさなどによって決まるため、ステージ40を最も低い位置に降下させたときに生じる隙間にモータボックス22が収まらない場合が考えられる。すなわち、シザースリフト機構4の動作によってステージ40を最も低い位置に降下させると、モータボックス22とステージ40あるいは接続配管40E,40Gが当接するおそれがある。この問題の回避方法としては、たとえば、モータボックス22とステージ40や接続配管40E,40Gが当接しないようにシザースリフト機構4の高さ方向の動作を制御すればよい。さらには、当接防止用の機構を設けるのが好ましい。すなわち、ステージ40は、本来可能な最も低い位置よりも幾分高い所定の位置までしか降下させることができないが、その高低差は僅かであるため、高さ方向のダウンサイジングができるという効果にほとんど影響を及ぼさない。
上記とは別の回避方法としては、たとえば、ステージ40や接続配管40E,40Gと当接しない位置にモータボックス22を設けてもよい。そのために必要であれば、台座2の面積を広げればよい。この際、リフト用駆動モータ43とボールネジ軸23との間に必要に応じてギアボックスを介在させれば、モータボックス22の設置位置の自由度が高まる。
このようなシザースリフト機構4の動作時においては、交差アーム410,411,420,421に付設された上部配管5、中間配管6、下部配管7、および接続配管40Eが相対的な位置関係を変化させる。これらの上部配管5、中間配管6、下部配管7、および接続配管40Eは、気密封止されたスイベルジョイントJ1,J3,J4およびL型ジョイントJ2を介して互いに回動可能に連通接続されているため、内部に引き込まれた電源ケーブルや冷媒循環パイプの配線・配管が乱れることはない。回転機構の動作時においても、電源ケーブルや冷媒循環パイプが複雑に絡まったり、あるいは大きくねじ曲がるといったことはなく、交差アーム410,411,420,421に沿って安定した配線・配管姿勢が保たれる。
したがって、本実施形態のワーク搬送装置A1によれば、ワークを搬送するための機構として、ハンド機構8、シザースリフト機構4、および回転機構が備えられ、これらのうち特に回転機構を台座2の下方に設けるだけでよいので、回転機構を収容する下部ユニット1の高さ寸法を抑えることできる。これにより、台座2の高さを低くしてワーク搬送装置A1全体を容易に小型化することができ、ひいては製造設備の特に高さ方向のダウンサイジングに貢献することができる。具体的には、下部ユニット1をできる限り浅い床下スペースに設置することができる。
電源ケーブルおよび冷媒循環パイプについては、下部ユニット1からハンド機構8まで管路を介して導くことができるので、シザースリフト機構4や回転機構の動作に支障なく安定した配線・配管姿勢で引き回すことができる。
また、シザースリフト機構4によって鉛直方向下方にハンド機構8を降下させることにより、台座2からのハンド80の高さ位置をできる限り低く抑えることができる。
図4〜12は、本発明に係るワーク搬送装置の他の実施形態を示している。なお、先述した実施形態と同一または類似の構成要素については、同一符号を付してその説明を省略する。
図4に示すワーク搬送装置A2は、先述した実施形態によるものとハンド機構8が異なる。ハンド機構8には、ハンド80を水平に安定した姿勢でスライド移動させるためのガイドレール83が設けられている。上部ボックス82は、ガイドレール83の下方に設けられている。このようなハンド機構8の主な構成および動作も従来のものと同様であり、上部ボックス82の内部やガイドレール83の周辺部には、図示しない冷媒循環路が設けられている。冷媒循環路には、貫通接続配管40Hから導かれてきた冷媒循環パイプが接続されている。したがって、このようなワーク搬送装置A2によっても、装置全体を容易に小型化することができるとともに、電源ケーブルや冷媒循環パイプを安定した配線・配管姿勢で引き回すことができる。
図5に示すワーク搬送装置A3においては、交差アーム410,420の上端部よりもやや下方位置には、これらを結束するように補強シャフト50が設けられている。一方、交差アーム411,421の交差部よりもやや上方位置には、これらを結束するとともに中間配管6を支持するように補強シャフト51が設けられている。このような補強シャフト50,51を設けることにより、堅牢なシザースリフト機構4を実現することできる。
シザースリフト機構4においては、その上部と下部で極端な温度差が生じ、それによって交差アーム410,411,420,421が熱変形して滑らかに動作しないおそれもある。これに対する対処策として、たとえば図5に示すように、上部配管5、中間配管6、および下部配管7の一部には、弾性部材90を用いるようにしてもよい。この弾性部材90としては、ベローズ状に形成されたもので、気密を保ちつつ伸縮変形可能なものが適用される。これによれば、第1および第2のシザースリンク41,42における上部と下部との間隔にある程度の差異が生じてもよく、許容レベルの熱変形であれば、シザースリフト機構4をスムーズに動作させることができる。
シザースリフト機構に搭載されるハンド機構としては、図6に示すように、2つのハンド80を独立して動作させるベルト駆動機構(図示略)をガイド部材82’に組み込み、このガイド部材82’上において各ハンド80を前後水平方向にスライド移動させるような構成のものでもよい。ガイド部材82’の内部には、ベルト駆動機構とともにスライド用駆動モータを収容して気密封止されたケース(図示略)が内蔵されている。このようなガイド部材82’の内部や周辺部に冷媒循環路を設けた場合、ガイド部材82’内のケースに気密封止した状態で貫通接続配管(40H)を接続すればよい。このような貫通接続配管を介して冷媒循環パイプやスライド用駆動モータの電源ケーブルをガイド部材82’内のケースに引き込むことができる。
図7〜9は、先述した実施形態によるものとは配管の配置が異なるワーク搬送装置A4を示している。このワーク搬送装置A4は、配管として、貫通配管3(図8および図9に図示)、下部中継配管30、上部配管5、および下部配管7を備える。上部配管5および下部配管7は、シザースリフト機構4を迂回して下部ユニット1と上部ボックス82とを連通させるように設けられている。図7および図9に示す中間軸6’および上部回転軸40E’は、先述した中間配管6や接続配管40Eと同様に、第1および第2のシザースリンク41,42間を繋ぐように設けられたものであるが、配管としての機能をもたず、シザースリフト機構4を堅牢化してスムーズに動作させるための補強シャフトとして機能する。その他の構成要素は、先述したワーク搬送装置A1におけるものと同様である。たとえば、シザースリフト機構4自体の動作は、先述したワーク搬送装置A1によるものの動作と同様である。なお、図7〜9においては、ハンド機構8から上部ボックス82を切り離してステージ40上に固定した形態を示す。
図8に示すように、貫通配管3は、台座2を貫通して下部ユニット1とモータボックス22とを連通させるように設けられている。この貫通配管3は、図9に示すように、モータボックス22から水平横方向に突き出た下部中継配管30に連通接続される。下部中継配管30は、図7に示すように、第2のシザースリンク42における一対の交差アーム420,421の下方隙間を通って外方へと延びる。これにより、シザースリフト機構4は、交差アーム420,421が下部中継配管30に当接しない程度の高さ位置まで降下可能である(図8の仮想線を参照)。
上部配管5は、シザースリフト機構4の外側方に位置し、その上端がスイベルジョイントJ4を介してステージ40上の上部ボックス82に連通接続されている。このような上部配管5の上端は、スイベルジョイントJ4によって第2水平軸S2’周りに回動可能である。上部配管5の下端は、さらにシザースリフト機構4の外側方に位置するスイベルジョイントJ3を介して下部配管7の上端に連通接続されている。これにより、上部配管5の下端も、スイベルジョイントJ3によって第3水平軸S3’周りに回動可能である。
下部配管7は、上部配管5よりもシザースリフト機構4の外側方に位置し、その下端がスイベルジョイントJ1を介して下部中継配管30に連通接続されている。このような下部配管7の下端は、スイベルジョイントJ1によって第1水平軸S1’周りに回動可能である。下部配管7の上端は、スイベルジョイントJ3を介して上部配管5の下端に接続されている。そのため上述したように、上部配管5と下部配管7とは、これらの連通接続部におけるスイベルジョイントJ3によって互いに第3水平軸S3’周りに回動可能である。このような第1水平軸S1’、第2水平軸S2’、および第3水平軸S3’は、互いに平行に位置し、シザースリフト機構4の動作時には、台座2に対して第1水平軸S1’が固定位置にあるのに対し、第2水平軸S2’および第3水平軸S3’が鉛直方向に沿って上下移動する。
図8において紙面を垂直に貫く方向にシザースリフト機構4を見た場合、第1水平軸S1’と第2水平軸S2’とは、常に所定の鉛直線L上に位置する。また、第1水平軸S1’から第3水平軸S3’までの上部配管5に沿う軸間距離は、第2水平軸S2’から第3水平軸S3’までの下部配管7に沿う軸間距離と等しい。シザースリフト機構4が最上位の高さ位置まで上昇した状態において、第1水平軸S1’から第2水平軸S2’までの鉛直線Lに沿う長さは、上記2つの軸間距離を合わせた長さよりも短くなっている。これにより、第3水平軸S3’は、常に鉛直線Lの側方に位置し、上部配管5と下部配管7とは、その第3水平軸S3’が所在する連通接続部で屈折した姿勢をなす。
上記のような幾何学的関係から、シザースリフト機構4が最上位の高さ位置から最下位の高さ位置まで昇降動作する際、第3水平軸S3’は、常に鉛直線Lの側方を移動し、鉛直線L上の思案点を通ることはない。これにより、上部配管5および下部配管7は、シザースリフト機構4の昇降動作に連動し、第3水平軸S3’を中心として互いに逆方向にスムーズに回動する。また、シザースリフト機構4が最上位や最下位の高さ位置まで昇降動作しても、第3水平軸S3’がステージ40の上方や台座2の下方にまで移動することはなく、上部配管5および下部配管7も、ステージ40の上方や台座2の下方まで延び出ることはない。そのため、シザースリフト機構4の昇降動作に際しては、それに追従して上部配管5や下部配管7ができる限り小さな可動域で何ら支障なく回動させられる。
このような貫通配管3、下部中継配管30、上部配管5、および下部配管7は、下部ユニット1の内部からハンド機構8の上部ボックス82まで連通した管路を形成している。この管路は、気密封止されることで大気圧に保たれている。このような管路には、先述した実施形態と同様に、ハンド機構8のスライド用駆動モータに電力を供給するための電源ケーブルが収容され、さらにはハンド機構8の適部を冷却するための冷媒循環パイプが収容される。
上記ワーク搬送装置A4において、シザースリフト機構4が鉛直方向に昇降動作する際には、ステージ40の上下運動に追従して上部配管5および下部配管7が回動する。これらの上部配管5および下部配管7は、気密封止されたスイベルジョイントJ3を介して互いに回動可能に連通接続されている。そのため、内部に引き込まれた電源ケーブルや冷媒循環パイプの配線・配管が大きく捻れるようなことはない。
したがって、本実施形態のワーク搬送装置A4によっても、電源ケーブルや冷媒循環パイプを下部ユニット1からハンド機構8まで適切に導くことができ、シザースリフト機構4や回転機構の動作に支障なく安定した配線・配管姿勢とすることができる。
図10および図11は、配管の位置および形状をより最適なものとしたワーク搬送装置A5を示している。このワーク搬送装置A5も、配管として、貫通配管3、上部配管5、および下部配管7を備えるが、これらの配置や形状が先述したワーク搬送装置A4とは異なる。これらの貫通配管3、上部配管5、および下部配管7は、第1および第2のシザースリンク41,42間に配置される。上部ボックス82の下部には、ステージ40を貫通するように貫通接続配管40Hが連通接続されている。この貫通接続配管40Hには、スイベルジョイントJ4を介して上部配管5の上端が連通接続されている。これにより、上部配管5の上端は、第2水平軸S2’周りに回動可能である。
図10に示すように、貫通配管3は、台座2の中央部付近を貫通し、モータボックス22外となる一対のボールネジ軸23の間を通るように設けられている。貫通配管3の先端部は、水平横方向に延びており、この先端部にスイベルジョイントJ1を介して下部配管7の下端が連通接続されている。これにより、下部配管7の下端は、第1水平軸S1’周りに回動可能である。
図11に示すように、上部配管5および下部配管7は、第1および第2のシザースリンク41,42間にあって、ステージ40と台座2との間に形成される空間において回動するように設けられている。図10に示すように、上部配管5および下部配管7は、くの字状に屈曲した形状を呈し、互いに中間のスイベルジョイントJ3を介して連通接続されている。このような上部配管5および下部配管7は、第1水平軸S1’と第2水平軸S2’とを結ぶ鉛直線Lよりも、第1および第2のシザースリンク41,42がスライド移動する前方側へと屈曲するように配置されている。そのため、シザースリフト機構4が昇降動作する際、第3水平軸S3’は、常に鉛直線Lの側方に位置し、シザースリフト機構4が最下位の高さ位置まで降下しても、上部配管5および下部配管7がステージ40と台座2との間で互いに折り重なり、ナットブロック24などを避けた姿勢となる。これにより、シザースリフト機構4は、ステージ40がモータボックス22に当接しない程度の高さ位置、すなわち最も低位となる高さ位置まで降下可能である(図10の仮想線を参照)。
上記のような上部配管5および下部配管7の配置ならびに形状により、シザースリフト機構4が最上位の高さ位置から最下位の高さ位置まで昇降動作する際、上部配管5および下部配管7は、ステージ40と台座2との間において中間のスイベルジョイントJ3を中心として互いに逆方向にスムーズに回動する。その際、第3水平軸S3’を回転軸としてもつスイベルジョイントJ3ならびに上部配管5および下部配管7は、台座2上の部材に当接することなく、できる限り小さな可動域で何ら支障なく動作させられる。
このような貫通配管3、上部配管5、下部配管7、および貫通接続配管40Hは、下部ユニット1の内部からハンド機構8の上部ボックス82まで連通した管路を形成している。この管路は、気密封止されることで大気圧に保たれている。このような管路には、先述した実施形態と同様に、ハンド機構8のスライド用駆動モータに電力を供給するための電源ケーブルが収容され、さらにはハンド機構8の適部を冷却するための冷媒循環パイプが収容される。
上記ワーク搬送装置A5において、シザースリフト機構4が鉛直方向に昇降動作する際には、ステージ40の上下運動に追従して上部配管5および下部配管7が回動する。これらの上部配管5および下部配管7は、気密封止されたスイベルジョイントJ3を介して第3水平軸S3’周りに回動可能に連通接続されている。そのため、内部に引き込まれた電源ケーブルや冷媒循環パイプの配線・配管が大きく捻れるようなことはない。
したがって、本実施形態のワーク搬送装置A5によれば、電源ケーブルや冷媒循環パイプの取り回しを適切に行うことができるのに加え、ステージ40と台座2との間の空隙に配管を通すことにより、装置全体をよりコンパクト化することができる。
図12は、図7〜9に示したものとはシザースリフト機構4の構成が異なるワーク搬送装置A6を示している。このワーク搬送装置A6におけるシザースリフト機構4は、単に一つのシザースリンク42によってステージ40を昇降させるように構成されている。シザースリンク42を構成する2つの交差アーム420,421は、比較的太い長手状の部材からなる。これにより、一つのシザースリンク42でも、ステージ40やこれに搭載されるハンド機構8の重量を十分支えることができる。シザースリフト機構4自体の動作は、先述したワーク搬送装置A1による動作と同様である。また、貫通配管(図示略)、下部中継配管30、上部配管5、および下部配管7の接続形態も、先述したワーク搬送装置A4によるものと同様である。
したがって、本実施形態のワーク搬送装置A6によれば、電源ケーブルや冷媒循環パイプの取り回しを適切に行うことができる。
本発明は、上述した実施形態の態様に限定されるものではない。
上記の実施形態では、符号J1,J3,J4で示すものをスイベルジョイントとし、符号J2,J5で示すものを非回転継手としてのL型ジョイントとしたが、これに限定されるものではなく、たとえば図1に示すワーク搬送装置A1においては、符号J1,J2,J5で示すものをスイベルジョイントとし、符号J3,J4で示すものをL型ジョイントとしてもよい。いずれにしても、シザースリフト機構4が動作する際に生じる中間配管6および接続配管40Eの回転をスイベルジョイントで許容できるような構成にすればよい。すなわち、たとえばジョイントJ2〜J5の全てをL型ジョイントにしてしまうと、中間配管6および接続配管40Eそれぞれの両端部が回転不可能な接続形態になってしまうため、シザースリフト機構4は動作することができなくなる。このような観点から、シザースリフト機構4において、ジョイントJ1に加えて中間配管6および接続配管40Eの各一方の片側に配置されるジョイントについては、スイベルジョイントとすることにより、シザースリフト機構4を何ら規制することなく昇降動作させることができる。もちろん、全てのジョイントJ1〜J5をスイベルジョイントとしてもよいが、上記のように一部のジョイントをL型ジョイントにすることによりコストを抑えることができる。
図12に示すワーク搬送装置A6においては、図10および図11に示すような配管を採用してもよい。これにより、装置全体の重量低減とともにコンパクト化を図ることができる。
図7〜12に示すワーク搬送装置A4〜A6においても、図1や図4あるいは図6に示すようなハンド機構8を採用してもよい。
第1のシザースリンク41における交差アーム410,411や第2のシザースリンク42における交差アーム420,421は、互いにちょうど長手方向の中間位置となる交差部において交差しているが、そのような中間位置よりも長手方向上端側あるいは下端側にある程度偏った位置に交差部を設定し、2つの交差アームを交差させてもよい。すなわち、一対の交差アームが互いに交差して連結される交差部とは、交差アームのちょうど中間となる位置だけでなく、その上端と下端との間の適当な位置をも含む。
図7〜12に示すワーク搬送装置A4〜A6においては、上部配管5や下部配管7が他の部材に当接せずに何ら支障なく動作することができるのであれば、これら上部配管5および下部配管7に沿う軸間距離を互いに異なる長さとしたり、あるいは第1水平軸S1’と第2水平軸S2’とを結ぶ直線を鉛直線Lに対して傾くように設定してもよい。
図7〜12に示すワーク搬送装置A4〜A6の変形例としては、上部配管5と下部配管7との間に、これらに連通して水平軸周りに回動可能な中間配管をさらに接続するようにしてもよい。ステージ40が昇降動作する際には、このような3つの配管も折り畳むように動作させられるので、先述した実施形態と同様の効果が得られる。
図8、図10、図12に示す第3水平軸S3’は、たとえば第1水平軸S1’と第2水平軸S2’とを結ぶ直線が鉛直線Lに対して傾いている場合であっても、その直線に対して常にその側方に位置するように配置されていればよい。
第1水平軸S1’および第2水平軸S2’の位置は、図8、図10、図12に示した位置に限定されるものではなく、別の位置でもよい。たとえば、第1水平軸S1’および第2水平軸S2’の位置は、図2に示す第1水平軸S1および第2水平軸S2の位置に一致させてもよい。
たとえば、上部配管5の上端および下端、ならびに下部配管7の下端および上端は、スイベルジョイントと同様の構造を有する部分としてもよい。この場合、たとえば中間配管6の両端には、スイベルジョイントを用いることなく上部配管5の下端と下部配管7の上端とを第3水平軸S3周りに回動可能に接続することができる。
本発明に係るワーク搬送装置A1〜A6は、もちろん冷却が不要な環境にも対応することができる。この場合、配管の内部には、冷媒循環用のパイプを通す必要はない。
A1,A2 ワーク搬送装置
S1,S1’ 第1水平軸
S2,S2’ 第2水平軸
S3,S3’ 第3水平軸
J1 スイベルジョイント(第1継手)
J2 L型ジョイント(第2継手)
J3 スイベルジョイント(第3継手)
J4 スイベルジョイント(第4継手)
2 台座
3 貫通配管
4 シザースリフト機構
40 ステージ
40H 貫通接続配管
41 第1のシザースリンク
410,411 交差アーム
42 第2のシザースリンク(シザースリンク)
420,421 交差アーム
43 リフト用駆動モータ(リフト用駆動手段)
5 上部配管
6 中間配管
7 下部配管
8 ハンド機構
80 ハンド
81 スライドリンク機構
82 上部ボックス
82’ ガイド部材

Claims (20)

  1. ワークを保持するためのハンドを往復動作させるハンド機構と、
    上記ハンド機構を搭載した状態でこれを鉛直方向に昇降させるシザースリフト機構と、
    上記シザースリフト機構を搭載する台座と、
    上記台座を鉛直軸周りに回転させる回転機構と、
    を備えていることを特徴とする、ワーク搬送装置。
  2. 上記ハンド機構は、
    上記ワークを保持するハンドと、
    上記ハンドを支持するとともに、このハンドを所定方向に往復直線運動させるスライドリンク機構と、
    上記スライドリンク機構を動作させるスライド用駆動手段と、
    を有しており、
    上記シザースリフト機構は、
    上記スライドリンク機構およびスライド用駆動手段を搭載するステージと、
    互いに交差部で交差しつつ水平軸周りに回動可能に連結され、一方の上端部が上記ステージに対して水平方向に滑り移動可能でかつ下端部が上記台座に対して水平軸周りに回動可能に連結されているとともに、他方の上端部が上記ステージに対して水平軸周りに回動可能でかつ下端部が上記台座に対して水平方向に滑り移動可能に連結された一対の交差アームからなる一または複数のシザースリンクと、
    上記台座に搭載され、この台座に対して滑り移動可能に連結された上記シザースリンクにおける上記交差アームの下端部を滑り移動させるリフト用駆動手段と、
    を有している、請求項1に記載のワーク搬送装置。
  3. 上記ハンド機構と上記台座との間には、互いに連通して水平軸周りに回動可能に直接または間接に接続された複数の配管が接続されている、請求項2に記載のワーク搬送装置。
  4. 上記複数の配管には、上記ハンド機構に接続されるケーブルが収容されている、請求項3に記載のワーク搬送装置。
  5. 上記シザースリンクは、上記台座上において互いに平行に位置する第1および第2のシザースリンクを備えて形成され、
    上記複数の配管は、上記水平軸に沿う方向に離間した下部配管および上部配管を含んで形成され、
    上記下部配管と上記上部配管との間には、さらに中間配管が設けられており、
    上記下部配管は、上記台座に対して第1水平軸周りに回動可能に連結された上記第1のシザースリンクにおける上記交差アームの下端部からその交差部にかけて付設されているとともに、上記上部配管は、上記ステージに対して第2水平軸周りに回動可能に連結された上記第2のシザースリンクにおける上記交差アームの上端部からその交差部にかけて付設されており、かつ、上記中間配管は、上記第1および第2のシザースリンクにおける上記交差部同士の間において、上記下部配管および上部配管に連通するように接続されている、請求項3または4に記載のワーク搬送装置。
  6. 上記下部配管と上記中間配管との連通接続部、および上記上部配管と上記中間配管との連通接続部の少なくともいずれか一方には、第3水平軸周りに回動可能な回転継手が設けられている、請求項5に記載のワーク搬送装置。
  7. 上記台座には、貫通配管が設けられており、この貫通配管は、上記第1のシザースリンクにおける上記交差アームの下端部を経由して上記下部配管に連通している、請求項6に記載のワーク搬送装置。
  8. 上記第1のシザースリンクにおける上記交差アームの下端部および交差部には、それぞれ上記第1水平軸および上記第3水平軸に沿って貫通する第1継手および第2継手が設けられているとともに、上記第2のシザースリンクにおける上記交差アームの交差部および上端部には、それぞれ上記第3水平軸および上記第2水平軸に沿って貫通する第3継手および第4継手が設けられており、
    上記下部配管の下端は、上記第1継手を介して直接または間接に上記貫通配管に連通接続されているとともに、上記下部配管の上端は、上記第2継手を介して上記中間配管の一端に連通接続され、かつ、
    上記上部配管の下端は、上記第3継手を介して上記中間配管の他端に連通接続されているとともに、上記上部配管の上端は、上記第4継手を介して直接または間接に上記ハンド機構に連通接続されている、請求項7に記載のワーク搬送装置。
  9. 上記第2継手および第3継手の少なくともいずれか一方は、上記第3水平軸周りに回動可能な回転継手である、請求項8に記載のワーク搬送装置。
  10. 上記台座には、貫通配管が設けられており、
    上記下部配管の下端は、上記第1のシザースリンクにおける上記交差アームの下端部を経由して直接または間接に上記貫通配管に連通接続され、上記第1水平軸周りに回動可能であるとともに、上記下部配管の上端は、上記第1のシザースリンクにおける上記交差アームの交差部を経由して上記中間配管の一端に連通接続され、第3水平軸周りに回動可能であり、かつ、
    上記上部配管の下端は、上記第2のシザースリンクにおける上記交差アームの交差部を経由して上記中間配管の他端に連通接続され、上記第3水平軸周りに回動可能であるとともに、上記上部配管の上端は、上記第2のシザースリンクにおける上記交差アームの上端部を経由して直接または間接に上記ハンド機構に連通接続され、上記第2水平軸周りに回動可能である、請求項5に記載のワーク搬送装置。
  11. 上記貫通配管の内部には、上記ハンド機構に接続されるケーブル、および上記リフト用駆動手段に接続されるケーブルが収容されている、請求項7ないし10のいずれかに記載のワーク搬送装置。
  12. 上記下部配管、中間配管、および上部配管は、気密封止されている、請求項5ないし11のいずれかに記載のワーク搬送装置。
  13. 上記下部配管、中間配管、および上部配管のそれぞれは、その一部に弾性部材が用いられている、請求項5ないし12のいずれかに記載のワーク搬送装置。
  14. 上記複数の配管は、上部配管および下部配管を備えて形成されており、
    上記下部配管は、上記台座に対して第1水平軸周りに回動可能に直接または間接に接続されているとともに、上記上部配管は、上記ハンド機構に対して第2水平軸周りに回動可能に直接または間接に接続されており、これらの上部配管と下部配管とは、互いに連通して第3水平軸周りに回動可能に直接または間接に接続されている、請求項3または4に記載のワーク搬送装置。
  15. 上記台座に対する上記下部配管の接続部には、上記第1水平軸周りに回動可能な回転継手が設けられているとともに、上記ハンド機構に対する上記上部配管の接続部には、上記第2水平軸周りに回動可能な回転継手が設けられており、さらに上記下部配管と上記上部配管との連通接続部には、上記第3水平軸周りに回動可能な回転継手が設けられている、請求項14に記載のワーク搬送装置。
  16. 上記第1水平軸、上記第2水平軸、および上記第3水平軸は、互いに平行であり、これらの水平軸方向視において、上記第3水平軸は、上記第1水平軸と上記第2水平軸とを結ぶ直線に対して常にその側方に位置するように配置されている、請求項15に記載のワーク搬送装置。
  17. 上記第1水平軸から上記第3水平軸までの軸間距離は、上記第2水平軸から上記第3水平軸までの軸間距離と等しく、かつ、上記第1水平軸と上記第2水平軸とを結ぶ直線は、鉛直線である、請求項16に記載のワーク搬送装置。
  18. 上記上部配管および上記下部配管は、屈曲状に形成されている、請求項17に記載のワーク搬送装置。
  19. 上記台座には、貫通配管が設けられており、上記下部配管は、上記貫通配管に連通して上記第1水平軸周りに回動可能に直接または間接に接続されている、請求項11ないし18のいずれかに記載のワーク搬送装置。
  20. 上記貫通配管には、上記ハンド機構に接続されるケーブルが収容されている、請求項19に記載のワーク搬送装置。
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