JP2010158214A - 培養容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】いったん生成された均一な大きさの凝集塊が移植までの間に接触してさらに大きな凝集塊となってしまうことを防止する。
【解決手段】細胞5の通過を制限し、培養液の通過を許容する多数の透孔3aを有し、細胞5を載置するメンブレンフィルタ3と、メンブレンフィルタ3の上面に配置され、相互に区画されたメンブレンフィルタ3を底面とする複数の凹部25を形成する隔壁7と、メンブレンフィルタ3の上方に培養液を貯留する液体貯留部9と、液体貯留部9内において上下方向に移動可能に設けられ、隔壁7の上端にほぼ接触する位置まで下降させられる蓋部材11とを備える培養容器100を提供する。
【選択図】図1
【解決手段】細胞5の通過を制限し、培養液の通過を許容する多数の透孔3aを有し、細胞5を載置するメンブレンフィルタ3と、メンブレンフィルタ3の上面に配置され、相互に区画されたメンブレンフィルタ3を底面とする複数の凹部25を形成する隔壁7と、メンブレンフィルタ3の上方に培養液を貯留する液体貯留部9と、液体貯留部9内において上下方向に移動可能に設けられ、隔壁7の上端にほぼ接触する位置まで下降させられる蓋部材11とを備える培養容器100を提供する。
【選択図】図1
Description
本発明は、培養容器に関するものである。
従来、種細胞を均一な大きさの球状細胞組織体に培養するために、規則配列された細胞培養セルを備える培養容器が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この培養容器によれば、種細胞を一定の大きさの細胞塊に凝集させることで、細胞の活性を向上して、治療効果の高い細胞組織体を提供することができる。
この培養容器によれば、種細胞を一定の大きさの細胞塊に凝集させることで、細胞の活性を向上して、治療効果の高い細胞組織体を提供することができる。
しかしながら、従来の培養容器は区画形成された複数の細胞培養セルが上方の空間に開放しているので、各細胞培養セル内において均一な大きさの球状細胞組織体に培養された後に、特に搬送時等に、振動等によって球状細胞組織体が細胞培養セルから出ると、他の細胞培養セル内に培養されている球状細胞組織体に接触し、より大きな凝集塊が形成されてしまう不都合がある。大きな凝集塊は、シリンジ等を用いた注入の際に、注射針等の細い部分を通過できずに詰まってしまうことになる。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであって、いったん生成された均一な大きさの凝集塊が移植までの間に接触してさらに大きな凝集塊となってしまうことを防止することができる培養容器を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を採用する。
本発明は、細胞の通過を制限し、培養液の通過を許容する多数の透孔を有し、細胞を載置するフィルタ部材と、該フィルタ部材の上面に配置され、相互に区画された前記フィルタ部材を底面とする複数の凹部を形成する隔壁部と、前記フィルタ部材の上方に培養液を貯留する液体貯留部と、該液体貯留部内において上下方向に移動可能に設けられ、前記隔壁部の上端にほぼ接触する位置まで下降させられる蓋部材とを備える培養容器を提供する。
本発明は、細胞の通過を制限し、培養液の通過を許容する多数の透孔を有し、細胞を載置するフィルタ部材と、該フィルタ部材の上面に配置され、相互に区画された前記フィルタ部材を底面とする複数の凹部を形成する隔壁部と、前記フィルタ部材の上方に培養液を貯留する液体貯留部と、該液体貯留部内において上下方向に移動可能に設けられ、前記隔壁部の上端にほぼ接触する位置まで下降させられる蓋部材とを備える培養容器を提供する。
本発明によれば、液体貯留部内に培養液を貯留しフィルタ部材上に細胞を載置することで、隔壁部によって形成される複数の凹部ごとに細胞を凝集させて細胞の活性を向上し、凹部ごとに均一な大きさの凝集塊として細胞を培養することができる。
また、蓋部材を隔壁部の上端にほぼ接触する位置まで下降することで、細胞を凹部ごとに閉じ込め、搬送時等に振動等が生じても細胞の凝集塊が凹部間で移動してしまうのを防ぐことができる。これにより、いったん生成された均一な大きさの凝集塊が、移植までの間に他の凹部内の凝集塊に接触してさらに大きな凝集塊となってしまうことを防止することができる。
また、培養した細胞を回収する場合は、蓋部材を上昇させた状態で、透孔を通過可能な液体をフィルタ部材の細胞が載置されている側とは反対側から供給するだけで、細胞をフィルタ部材から剥離させて容易に回収することができる。
なお、フィルタ部材としては、例えば、メンブレンフィルタ等が挙げられる。
なお、フィルタ部材としては、例えば、メンブレンフィルタ等が挙げられる。
上記発明においては、前記透孔の口径が、約0.4〜8μmの範囲に設定されていることとしてもよい。
このように構成することで、フィルタ部材上に細胞を保持しつつ、液体のみを効率的に通過させることができる。
このように構成することで、フィルタ部材上に細胞を保持しつつ、液体のみを効率的に通過させることができる。
また、上記発明においては、前記透孔の口径が、約1〜4μmの範囲に設定されていることとしてもよい。
また、上記発明においては、前記フィルタ部材の上面および前記隔壁部の表面が親水性処理されていることとしてもよい。
このように構成することで、細胞がフィルタ部材の上面や隔壁部の表面に付着してしまうのを抑制し、所望の大きさの細胞の凝集塊を生成することができる。
また、上記発明においては、前記フィルタ部材の上面および前記隔壁部の表面が親水性処理されていることとしてもよい。
このように構成することで、細胞がフィルタ部材の上面や隔壁部の表面に付着してしまうのを抑制し、所望の大きさの細胞の凝集塊を生成することができる。
また、上記発明においては、前記フィルタ部材を保持する保護部材を備えることとしてもよい。
このように構成することで、フィルタ部材の安定して配置することができる。
このように構成することで、フィルタ部材の安定して配置することができる。
本発明によれば、いったん生成された均一な大きさの凝集塊が移植までの間に接触してさらに大きな凝集塊となってしまうことを防止することができるという効果を奏する。
以下、本発明の一実施形態に係る培養容器100について、図面を参照して説明する。
本実施形態に係る培養容器100は、図1に示すように、細胞5および培養液を収容する容器本体1を備えている。培養する細胞5としては、例えば、ES細胞、iPS細胞、幹細胞(骨髄、脂肪、筋、神経、肝、胎盤、臍帯血、末梢血由来)、軟骨細胞、肝細胞、骨細胞、上皮細胞、心筋細胞、骨格筋細胞、血管内皮細胞、神経細胞等が挙げられる。
本実施形態に係る培養容器100は、図1に示すように、細胞5および培養液を収容する容器本体1を備えている。培養する細胞5としては、例えば、ES細胞、iPS細胞、幹細胞(骨髄、脂肪、筋、神経、肝、胎盤、臍帯血、末梢血由来)、軟骨細胞、肝細胞、骨細胞、上皮細胞、心筋細胞、骨格筋細胞、血管内皮細胞、神経細胞等が挙げられる。
容器本体1は、細胞5を載置するメンブレンフィルタ(フィルタ部材)3と、メンブレンフィルタ3の上面に配置され鉛直上方に延びる複数の隔壁(隔壁部)7と、メンブレンフィルタ3の上方に培養液を貯留する液体貯留部9と、液体貯留部9を密閉する蓋部材11とを備えている。
メンブレンフィルタ3は、細胞5を保持するためのものであり、細胞5の通過を制限し培養液の通過を許容する多数の透孔3aを有している。透孔3aは、例えば、口径が約0.4〜8μmの範囲、より好ましくは、約1〜4μmの範囲に設定されている。
また、メンブレンフィルタ3は、容器本体1の底面1aから所定の隙間をあけて設けられ、液体貯留部9内を上下に区画するように配置されている。また、メンブレンフィルタ3の上面、すなわち、細胞5が載置される表面には親水性処理が施されている。
隔壁7は、メンブレンフィルタ3上方のスペースを区画するものであり、メンブレンフィルタ3を底面とする複数の凹部25を形成している。これら隔壁7の間には、隔壁7と略等しい高さの柱状のストッパ17が間隔をあけて複数本配置されている。これら隔壁7およびストッパ17の表面には、メンブレンフィルタ3の上面と同様に親水性処理が施されている。
液体貯留部9のメンブレンフィルタ3の上方には、液体の出入り口となる開閉自在な液流入口13および液流出口15が設けられている。これら液流入口13および液流出口15は、ストッパ17より高い位置に配置されている。また、液体貯留部9のメンブレンフィルタ3の下方には、細胞5を回収する回収溶液を供給するための回収溶液流入口18および培養液等を排出するための廃液口19がそれぞれ開閉自在に設けられている。
蓋部材11は、液体貯留部9の天井を構成するものであり、平坦な天井面11aを有している。この蓋部材11は、液体貯留部9内において上下方向に移動可能に設けられ、ストッパ17に突き当たるまで、すなわち、隔壁7の上端にほぼ接触する位置まで下降することができるようになっている。
次に、このように構成された本実施形態に係る培養容器100の作用について説明する。
培養容器100を用いて細胞5を培養するには、まず、蓋部材11を上昇させた状態で、細胞5を含む細胞懸濁液を液流入口13から注入し、メンブレンフィルタ3上に細胞5を播種する。隔壁7によって区画された各凹部25に細胞5がほぼ均等に振り分けられるように注入することが望ましい。
培養容器100を用いて細胞5を培養するには、まず、蓋部材11を上昇させた状態で、細胞5を含む細胞懸濁液を液流入口13から注入し、メンブレンフィルタ3上に細胞5を播種する。隔壁7によって区画された各凹部25に細胞5がほぼ均等に振り分けられるように注入することが望ましい。
続いて、液流入口13から培養液を注入し、液体貯留部9内に培養液を貯留する。液体貯留部9内に培養液が貯留されたら、図2に示すように、蓋部材11を下降してストッパ17に突き当てる。このとき、メンブレンフィルタ3上の培養液は、蓋部材11の天井面11aによってメンブレンフィルタ3を通過する方向に押し出されて廃液口19から排出される。この状態で培養容器100を保存または輸送して細胞5を培養する。
メンブレンフィルタ3の上面や隔壁7およびストッパ17の表面には親水性処理されているので、細胞5がメンブレンフィルタ3の上面や隔壁7およびストッパ17の表面に付着してしまうのを抑制することができる。これにより、複数の凹部25ごとに細胞5を効率的に凝集させて細胞5の活性を向上することができる。そして、凹部25ごとに均一な大きさの細胞5の凝集塊50を生成することができる。
また、蓋部材11を隔壁7の上端にほぼ接触する位置まで下降することで、天井面11aによって凹部25ごとに細胞5が閉じ込められる。したがって、例えば、搬送時等に振動等が生じても、生成した細胞5の凝集塊50が凹部25間で移動してしまうのを防ぐことができる。これにより、所望の大きさの凝集塊50として細胞5を安定して培養することができる。
次に、メンブレンフィルタ3上で培養された細胞5を回収するには、まず、廃液口19を開放して、液体貯留部9内に貯留されている培養液を排出する。そして、図3に示すように、蓋部材11を上昇させ、透孔3aを通過可能な回収溶液(液体)を回収溶液流入口18から供給して液流出口15から排出させる。
メンブレンフィルタ3の下方から回収溶液を供給することで、透孔3aを通過する回収溶液によってメンブレンフィルタ3から細胞5の凝集塊50が剥離し、回収溶液中に浮遊する。したがって、液流出口15から回収溶液とともに細胞5の凝集塊50を取り出すことができ、培養した細胞5を容易に回収することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る培養用器100によれば、蓋部材11によって凹部25ごとに細胞5を閉じ込めることで、細胞5の凝集塊50が凹部25間で移動してしまうのを防ぐことができる。これにより、いったん生成された均一な大きさの凝集塊50が、移植までの間に他の凹部25内の凝集塊50に接触してさらに大きな凝集塊となってしまうことを防止することができる。
なお、本実施形態においては、メンブレンフィルタ3が容器本体1の底面1aから所定の隙間をあけて配置されていることとしたが、例えば、図4に示すように、容器本体1の内部を上下に区画する平板状の保護フレーム(保護部材)21を設け、保護フレーム21の上にメンブレンフィルタ3を配置することとしてもよい。この場合、保護フレーム21には、厚さ方向に貫通する複数の貫通孔21aを所定の間隔をあけて形成することとすればよい。このようにすることで、培養液や回収溶液の流通を可能にしつつ、メンブレンフィルタ3を安定的に保持することができる。
また、本実施形態においては、隔壁7およびストッパ17の高さが略等しいものとして説明したが、蓋部材11を下降した状態で凹部25に収容されている細胞5の凝集塊50が他の凹部25に移動してしまうのを防ぐことができればよく、例えば、細胞5の凝集塊50の大きさより小さい範囲でストッパ17が隔壁7より高く設定されていてもよい。
また、本実施形態においては、フィルタ部材としてメンブレンフィルタ3を例示して説明したが、これに限定されるものではなく、細胞5の通過を制限し培養液の通過を許容する多数の透孔を有するものであればよい。例えば、メンブレンフィルタ3に代えて、不織布、多孔体(スポンジなど)等を採用することとしてもよい。
また、本実施形態においては、フィルタ部材としてメンブレンフィルタ3を例示して説明したが、これに限定されるものではなく、細胞5の通過を制限し培養液の通過を許容する多数の透孔を有するものであればよい。例えば、メンブレンフィルタ3に代えて、不織布、多孔体(スポンジなど)等を採用することとしてもよい。
3 メンブレンフィルタ(フィルタ部材)
3a 透孔
5 細胞
7 隔壁(隔壁部)
9 液体貯留部
11 蓋部材
21 保護フレーム(保護部材)
25 凹部
100 培養容器
3a 透孔
5 細胞
7 隔壁(隔壁部)
9 液体貯留部
11 蓋部材
21 保護フレーム(保護部材)
25 凹部
100 培養容器
Claims (5)
- 細胞の通過を制限し、培養液の通過を許容する多数の透孔を有し、細胞を載置するフィルタ部材と、
該フィルタ部材の上面に配置され、相互に区画された前記フィルタ部材を底面とする複数の凹部を形成する隔壁部と、
前記フィルタ部材の上方に培養液を貯留する液体貯留部と、
該液体貯留部内において上下方向に移動可能に設けられ、前記隔壁部の上端にほぼ接触する位置まで下降させられる蓋部材と
を備える培養容器。 - 前記透孔の口径が、約0.4〜8μmの範囲に設定されている請求項1に記載の培養容器。
- 前記透孔の口径が、約1〜4μmの範囲に設定されている請求項2に記載の培養容器。
- 前記フィルタ部材の上面および前記隔壁部の表面が親水性処理されている請求項1から請求項3のいずれかに記載の培養容器。
- 前記フィルタ部材を保持する保護部材を備える請求項1から請求項4のいずれかに記載の培養容器。
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