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JP2010152515A - 情報処理装置、情報処理方法並びにプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法並びにプログラム Download PDF

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JP2010152515A JP2008328017A JP2008328017A JP2010152515A JP 2010152515 A JP2010152515 A JP 2010152515A JP 2008328017 A JP2008328017 A JP 2008328017A JP 2008328017 A JP2008328017 A JP 2008328017A JP 2010152515 A JP2010152515 A JP 2010152515A
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Abstract

【課題】 機器状態や操作状態の変化に応じて、ストリーミング形式の映像データの再生制御を行い、ガイダンス情報による記憶容量の圧迫を押さえつつ、利用者に対して分かりやすいガイダンス情報を適切なタイミングで提供する。
【解決手段】 装置に接続されている外部装置に関する映像情報を、ネットワークを介して接続される映像配信装置から受信して表示装置に表示する情報処理装置であって、前記外部装置から、外部装置の状態を示す状態情報を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信された状態情報に基づいて、映像情報をストリーミング再生するための制御情報を生成する制御手段と、前記制御手段によって生成された制御情報を前記映像配信装置に送信する送信手段とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ユーザの操作を援助する映像情報を再生する情報処理装置に関する。
情報家電やOA機器などの情報機器やPCなどで動作するアプリケーションソフトウェアを使用するには、ユーザによる各種の設定や操作を必要とする。例えば、複写機のコピー設定には用紙サイズ、倍率、濃度、白黒/カラー、出力順など、種々の項目があり、コピー操作は、これらを正しく設定した上で行う必要がある。設定項目の中には、倍率や濃度、出力順のように標準的な値が既定値として設定されている項目や、用紙サイズや白黒/カラーのように所定のプログラムによって適当な値を自動的に設定可能な項目など、ユーザの設定操作が省略可能な項目がある。しかし、これらの設定がユーザの意図にそぐわない場合、ユーザは手動で設定を行う必要がある。また、トナー切れに対する復旧操作を例にとると、機器を正常な状態に回復させるためには、不足しているトナーを特定し、カートリッジの交換を行う必要がある。これらの復旧操作において、トナーの特定などは所定のプログラムを用いて自動的に行うことが可能であるものの、カートリッジ交換のような作業は、ユーザ自身が行わなければならない。
従来、これらの設定や操作などの作業手順は、情報機器やアプリケーションに付属の紙媒体、あるいは電子媒体のマニュアル/ヘルプに記載されており、ユーザは同マニュアル/ヘルプを適宜参照することにより作業手順の確認や操作を行っていた。特に、電子媒体のマニュアル/ヘルプでは、ユーザに対してより理解しやすい作業手順を示すために、紙媒体で表現できないアニメーションや映像などもガイダンス情報として利用している。また、インターネットの普及に伴って、これらの情報はウェブ上でも公開されるようになった。ユーザは、ウェブで公開されているQ&Aなどからガイダンス情報を入手することで、所望の作業手順を確認することができる。さらに、液晶パネルのような表示UIを持つ情報機器の場合、表示UI上にガイダンス情報を表示する方法も利用されている。
上述したようなマニュアルやヘルプ、Q&Aを参照して作業手順を確認する方法の場合、情報機器の機器状態やアプリケーションの操作状態などをユーザが判断し、状態に応じた適切な参照項目を探し出す作業を必要とする。一方で、情報機器やアプリケーションの高機能化・多機能化に伴って設定項目や操作内容は一層複雑化してきており、ユーザが適切なガイダンス情報を得ることが困難な場合がある。
このような問題に対して、プリンタなどのPC周辺機器の状態変化を検出してセットアップ等の進捗状況を判断し、進捗状況に応じた適切なガイダンス情報を自動的に選択して表示する方法が提案されている(特許文献1)。さらに、アプリケーション操作に対して、操作状態に応じた適切な映像データを自動的に選択し、繰り返し再生を行う方法が提案されている(特許文献2)。これらのガイダンス方法では、ユーザによる情報機器の機器状態やアプリケーションの操作状態の判断が不要であり、適切なガイダンス情報が自動的に選択・表示されるため、ユーザは、各種の作業を円滑に実施することができる。
また、動画データを格納するホスト制御部と、作業工程ごとにホスト制御部から動画データをダウンロードして再生するクライアントによって構成される通信制御システムが提案されている(特許文献3)。この通信制御システムでは、クライアント装置が作業工程ごとにガイダンスに必要な映像データを適宜ダウンロードするため、クライアント装置の記憶容量を小さくし、コストを削減することができる。
特開2001−113792号公報 特開2004−30446号公報 特開2003−141209号公報
しかしながら、上述した特許文献1、2に記載された技術を用いることにより、操作状態に応じて適切にガイダンス情報を再生することができるが、ガイダンス情報を保持するための大きな記憶容量を必要としてしまう。一方、特許文献3に記載された技術を用いて、ガイダンス情報に含まれる映像データを外部装置からダウンロードすることにより記憶容量の削減することができる。しかし、映像データのようにデータサイズが大きなデータを扱う場合や通信速度が十分でない場合には、ダウンロード完了までの待機時間が長く、利用者に適切なタイミングでガイダンス情報を表示できないという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、機器状態や操作状態の変化に応じて、ストリーミング形式の映像データの再生制御を行うことで、ガイダンス情報を適切なタイミングで提供することを目的とする。
上記問題を解決するために、本発明の情報処理装置は、接続されている外部装置に関する映像情報を、ネットワークを介して接続される映像配信装置から受信して表示装置に表示する情報処理装置であって、前記外部装置から、外部装置の状態を示す状態情報を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信された状態情報に基づいて、映像情報をストリーミング再生するための制御情報を生成する制御手段と、前記制御手段によって生成された制御情報を前記映像配信装置に送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、機器状態や操作状態の変化に応じて、ストリーミング形式の映像データの再生制御を行うことで、ガイダンス情報を適切なタイミングで提供することができる。
以下、添付の図面を参照して、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態において示す構成は一例に過ぎず、本発明は図示された構成に限定されるものではない。
<第1の実施形態>
図1は本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置と外部装置、映像配信装置の全体構成を表すブロック図である。図1に示すように、本実施例はプリンタ101、情報処理装置102、映像配信装置103から構成される。
プリンタ101は、ガイダンス対象の情報機器本体であり、状態検出部104、表示要求部105、状態通知部106、構成情報記憶部107、通信部108から構成されている。状態検出部104は、プリンタ101においてヘルプボタン押下を検出すると、表示要求部105に対して機器状態及び操作状態に応じたガイダンスの表示要求検出通知を行う。また、状態検出部104は、ガイダンス表示時に、プリンタ101において、トナー切れやカバーオープンなどの機器状態の変化や、タッチパネル操作などの操作状態の変化を検出すると、状態通知部106に対して状態変化検出通知を行う。
表示要求部105は、表示要求検出通知を受けると、構成情報記憶部107から機器状態及び操作状態に応じたガイダンス情報の構成情報を取得し、通信部108を介して、取得した構成情報とともに表示制御開始要求を行う。状態通知部106は、状態変化検出通知を受けると、通信部108を介して状態変化通知を送信する。
情報処理装置102は、表示制御部109、通信部111から構成されている。表示制御部109は、外部もしくは内部に接続された表示装置110にガイダンス情報を表示する。表示制御部109は通信部111を介して受信した表示制御開始要求又は状態変化通知に基づいて、映像情報を再生するための制御情報を生成する。詳細は後述する。
映像配信装置103は、配信制御部112、ガイダンス映像記憶部113、通信部114から構成されている。配信制御部112は、通信部114を介して受信した制御情報に応じてガイダンス映像記憶部からガイダンス映像を取得し、ストリーミング配信を行う。
図2は、表示制御部109の制御のフローチャート図である。S201において、表示制御部109は表示制御開始要求を受信したかどうか判断する。表示制御開始要求を受信すると、S202に移行する。受信していない場合、再びS201に戻る。S202において、表示制御部109は表示制御開始要求とともに受信した構成情報を取得して、S203に移行する。
ここで構成情報の記述例を図3に示す。構成情報とは、エラー等が発生した際に、エラーから復旧するための操作手順(ガイダンス情報)を記述したものである。META_INFO要素301は、構成情報300のルート要素であり、構成情報を一意に識別可能なKEY属性を持つ。図3では、META_INFO要素301のKEY属性に、「OUT_OF_PAINT」が設定されており、トナー切れの際のガイダンス情報に関する構成情報の例を示している。他のKEY属性の例として、紙詰まりの際のガイダンス情報に関する構成情報を取得するための「JAM」や、コピー設定を行う際のガイダンス情報に関する構成情報を取得するための「COPY_CONFIG」などが設定可能である。また、META_INFO要素は、1つ以上のSTATE_INFO要素から構成される。
STATE_INFO要素302a〜302dは、機器状態及び操作状態に応じたガイダンス操作情報を表し、META_INFO要素301の中で、ガイダンス操作情報を一意に識別可能なKEY属性を持つ。図3の例では、STATE_INFO要素302a〜302dのKEY属性として、それぞれ「START」「COVER_OPEN」「REPLACE_CARTRIGE」「COVER_CLOSE」が設定されており、4つの処理手順に応じたガイダンス操作情報が記述されている。他のKEY属性の例として、META_INFO要素のKEY属性が「JAM」の場合には、「START」「COVER_OPEN」「REJECT」「COVER_CLOSE」などがある。各STATE_INFO要素302は、0以上のDATA_INFO要素から構成される。STATE_INFO要素にDATA_INFO要素が含まれない場合は、ガイダンス情報表示の終了を意味する。
DATA_INFO要素303a〜303cは、S204の繰り返しにおいて、順番に取得されるガイダンスデータ情報であり、それぞれURL要素、START_TIME要素、END_TIME要素から構成される。各URL要素304a〜304cには、S207において、ストリーミング映像を取得するための接続URLが設定される。START_TIME要素305a〜305cは、それぞれURL要素304a〜304cによって接続したガイダンス映像の再生開始時刻を表す。END_TIME要素306a〜306cは、それぞれURL要素304a〜304cによって接続したガイダンス映像の再生終了時刻を表す。また、構成情報中に、他の構成情報へのリンク情報を記述し、リンク先の構成情報を使用しても良い。
ここで図2のフローチャートの説明に戻る。S203において、表示制御部109は表示制御開始要求とともに受信した構成情報から、対応するガイダンス操作情報を取得し、S204に移行する。S204において、表示制御部109は設定されたガイダンス操作情報について、S205〜S210を繰り返し実行する。
S205において、表示制御部109はガイダンス操作情報からガイダンスデータ情報を1つ取得してS206に移行する。S206において、表示制御部109はガイダンスデータ情報に記述されたストリーミング映像取得URLに接続済みであるかどうかを判断する。未接続である場合はS207へ移行し、接続済みである場合はS208へ移行する。
S207において、表示制御部109は通信部111を介してストリーミング映像取得URLへの接続コマンドの生成・実行処理を行い、S208へ移行する。
図4(a)はストリーミング映像への接続コマンドの例である。401はストリーミング映像を得るために304aで指定されたストリーミング映像取得URLに基づいて生成・実行されるコマンドであり、情報処理装置(C)から映像配信装置(W)へ送信される。402は401に対するレスポンスであり映像配信装置から情報処理装置へ送信される。
S208において、表示制御部109はガイダンスデータ情報から再生開始時間を取得し、取得した再生開始時間に応じたストリーミング映像再生のための制御コマンドを生成・実行する。
図4(b)はストリーミング映像への再生制御コマンドの例である。403はS207で接続したストリーミング映像の0:00:00−0:02:03を再生するために、305a、306aに指定された再生開始時刻及び再生終了時刻に基づいて生成・実行されるコマンドである。「Range:smpte=0:00:00−0:02:03」と指定することで、時刻0:00:00−0:02:03の再生コマンドを生成・実行できる。404は403に対するレスポンスであり、映像配信装置から情報処理装置へ送信される。受信したストリーミング映像は表示装置110に表示される。
S209において、表示制御部109は状態変化通知を受信したかどうか判断する。状態変化通知を受信していない場合はS210に移行する。
S210において、表示制御部109はガイダンスデータ情報から再生終了時刻を取得し、再生終了時刻に達しているかどうかを判断する。再生終了時刻に達していない場合はS209に戻り、再生終了時刻に達している場合はS204の繰り返しに戻る。S204で、設定されたガイダンス操作情報についての繰り返しが終了すると、再びS204の処理を行う。また、S209で、状態変化通知を受信した場合は、S211に移行する。
S211において、表示制御部109は状態変化通知がガイダンスを終了させる状態変化通知であるかどうかを判断する。ガイダンスを終了させる状態変化通知でない場合はS212へ移行する。
S212において、表示制御部109は状態変化通知とともに受信した機器状態及び操作状態に応じて、S202で取得した構成情報から対応するガイダンス操作情報を取得し、S204に戻る。また、S211で、状態変化通知がガイダンスを終了させる状態変化通知である場合はS213へ移行する。S213において、表示制御部109はストリーミング接続を切断して、S201に戻る。
図4(c)はストリーミング映像への切断コマンドの例である。405はS207での接続を終了し、切断するために生成・実行されるコマンドである。406は405に対するレスポンスであり、映像配信装置から情報処理装置へ送信される。
図5は、図3に示す構成情報の記述例におけるストリーミング制御シーケンスを表す図である。最初に、501において、表示制御部109は、受信した表示制御開始要求に基づいてガイダンスデータ情報303aを取得し、304aに設定されたURL(http://www.help/help001.wmv)への接続処理を行う。502において、表示制御部109は、501で接続されたストリーミング映像を、305aに設定された再生開始時刻「00:00:00’00」から再生するように、制御コマンドを生成・実行する。
503において、502において再生されていたストリーミング映像が、306aに設定された再生終了時刻「00:02:03’00」に達したので、再び305aに設定された再生開始時刻「00:00:00’00」から再生するように、表示制御部109は、制御コマンドを生成・実行する。
504において、表示制御部109は、状態変化通知に基づいてガイダンスデータ情報303b1を取得し、映像ストリーミングの制御を行う。304b1に設定されたURL(http://www.help/help001.wmv)への接続処理は501で既になされているため、305b1に設定された再生開始時刻「00:02:03’00」から再生するように、制御コマンドを生成・実行する。
505において、表示制御部109は、504によって再生されていたストリーミング映像が、306b1に設定された再生終了時刻「00:04:28’00」に達したので、次のガイダンスデータ情報303b2を取得し、映像ストリーミングの制御を行う。304b2に設定されたURL(http://www.help/help001.wmv)への接続処理は501で既になされているため、305b2に設定された再生開始時刻「00:20:08’00」から再生するように、制御コマンドを生成・実行する。
506おいて、表示制御部109は、状態変化通知に基づいてガイダンスデータ情報303cを取得し、映像ストリーミングの制御を行う。304cに設定されたURL(http://www.help/help001.wmv)への接続処理は501で既になされているため、305cに設定された再生開始時刻「00:04:28’00」から再生するように、制御コマンドを生成・実行する。
507において、表示制御部109は、状態変化通知に基づいて、ストリーミング接続を切断し、ガイダンス表示を終了する。
このように本実施形態では、機器状態や操作状態の変化に応じて、ストリーミング形式の映像データの再生制御を行うことで、ガイダンス情報を適切なタイミングで提供することができる。
<第2の実施形態>
第1の実施形態においては、機器状態や操作状態に応じて、再生するストリーミング映像および再生開始時刻、再生終了時刻を制御する実施形態について説明した。このような場合に、ストリーミング映像の再生途中で状態変化が検出されると、映像が自動的に状態変化後のガイダンス映像に切り替えられる。そのため、切り替え前後におけるガイダンス映像間の関連がわかりにくい可能性がある。また、ユーザは、ガイダンス映像の未再生部分を確認することができないため、設定や操作に抜けや誤りがあったとしても気づかない可能性がある。第2の実施形態においては、これらを鑑みて、さらに、通常再生や早送り再生、コマ送り再生など、ストリーミング映像の再生方法を制御する実施形態について説明する。
図6は、本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置における表示制御部109の制御のフローチャート図である。第1の実施形態と同一の処理については説明を省略する。
S601では、ストリーミング映像の再生モードとして、「通常再生モード」を設定して、S203に移行する。S602において、表示制御部109は、ガイダンスデータ情報からストリーミング映像の再生モードに応じた再生方法と再生開始時間を取得し、取得した再生方法および再生開始時間に応じた制御コマンドを生成・実行する。受信したストリーミング映像は表示装置110に表示される。
S603において、表示制御部109はストリーミング映像の再生モードとして、「切替待機モード」を設定して、S605に移行する。また、S211において、表示制御部109は状態変化通知がガイダンスを終了させる状態変化通知である場合はS604へ移行する。
S604おいて、表示制御部109はストリーミング映像の再生モードとして、「終了待機モード」を設定して、S605に移行する。S605において、表示制御部109は、ガイダンスデータ情報からストリーミング映像の再生モードに応じた再生方法を取得し、再生中のストリーミング映像の再生方法を変更して再生するように制御コマンドを生成・実行する。ストリーミング映像は表示装置110に表示される。S605が実行されると、S204の繰り返しに戻る。
S606において、表示制御部109はストリーミング映像の再生モードが、「終了待機モード」であるかどうかを判断する。ストリーミング映像の再生モードが、「終了待機モード」である場合はS607へ移行する。
S607では、ストリーミング接続を切断して、S201に戻る。また、S606においては、ストリーミング映像の再生モードが、「終了待機モード」である場合はS608へ移行する。
S608において表示制御部109は、ストリーミング映像の再生モードが、「切替待機モード」であるかどうかを判断する。ストリーミング映像の再生モードが、「切替待機モード」である場合はS609へ移行する。
S609では、ストリーミング映像の再生モードとして、「通常再生モード」を設定して、S610に移行する。S610において表示制御部109は、状態変化通知とともに受信した機器状態及び操作状態に応じて、S2020で取得した構成情報から対応するガイダンス操作情報を取得し、S204に戻る。
また、S608で、ストリーミング映像の再生モードが、「切替待機モード」である場合はS204へ移行する。
図7は、第2の実施形態に係る情報処理装置において、構造情報記憶部107に記憶されている構成情報700の記述例である。
図7において、PLAY_MODE要素707a〜707cは、ストリーミング映像の再生モードに応じた再生方法を表し、NORMAL_MODE要素、WAIT_CHANGE_MODE要素、WAIT_FINISH_MODE要素から構成される。NORMAL_MODE要素708a〜708cは、「通常再生モード」が設定された場合の再生方法を指定する要素である。WAIT_CHANGE_MODE要素709a〜709cは、「切替待機モード」が設定された場合の再生方法を指定する要素である。WAIT_FINISH_MODE要素710a〜710cは、「終了待機モード」が設定された場合の再生方法を指定する要素である。
NORMAL_MODE要素708a〜708c、WAIT_CHANGE_MODE要素709a〜709c、WAIT_FINISH_MODE710a〜710c要素には、それぞれ以下の再生方法を設定できる。再生方法として、再生を行う「PLAY」、再生をスキップする「SKIP」、早送り再生を行う「FAST_FORWARD」、コマ送り再生を行う「FRAME_BY_FRAME_ADVANCE」、停止を行う「STOP」、巻き戻し再生を行う「FAST_REWIND」などがある。
図8にS605において生成されるコマンドの例を示す。801はS603でガイダンス切替待機モードが設定された場合に生成・実行される制御コマンドであり、情報処理装置102から映像配信装置103へ送信される、802は801に対するレスポンスである。
図9は、図7に示す構成情報700の記述例におけるストリーミング制御シーケンスを表す図である。まず、901において、表示制御部109は、受信した表示制御開始要求に基づいてガイダンスデータ情報を取得し、704aに設定されたURL(http://www.help/help001.wmv)への接続処理を行う。このとき、映像ストリーミングの再生モードは「通常再生モード」である。
902において、表示制御部109は、再生モードが「通常再生モード」であるので、901で接続されたストリーミング映像を、705aに設定された再生開始時刻「00:00:00’00」から708aに設定された「PLAY」で再生するように、制御コマンドを生成・実行する。
903において、表示制御部109は、再生モードが「通常再生モード」であり、902によって再生されていたストリーミング映像が、706aに設定された再生終了時刻「00:02:03’00」に達したので、再び705aに設定された再生開始時刻「00:00:00’00」から708aに設定された「PLAY」で再生するように、制御コマンドを生成・実行する。
904において、表示制御部109は、再生モードに「切替待機モード」が設定されるので、再生途中のストリーミング映像の再生方法を709aに設定された再生方法「FAST_FORWARD」に変更するように、制御コマンドを生成・実行する。
905において、表示制御部109は、再生モードが「切替待機モード」であり、904によって再生されていたストリーミング映像が、706aに設定された再生終了時刻「00:02:03’00」に達したので、状態変化通知に基づいてガイダンスデータ情報703b1を取得し、映像ストリーミングの制御を行う。再生モードに「通常再生モード」が設定され、704b1に設定されたURL(http://www.help/help001.wmv)への接続処理は901で既になされているため、705b1に設定された再生開始時刻「00:02:03’00」から708b1に設定された「PLAY」で再生するように、制御コマンドを生成・実行する。
906において、表示制御部109は、再生モードが「通常再生モード」であり、905によって再生されていたストリーミング映像が、706b1に設定された再生終了時刻「00:04:28’00」に達したので、次のガイダンスデータ情報703b2を取得し、映像ストリーミングの制御を行う。再生モードに「通常再生モード」が設定され、704b2に設定されたURL(http://www.help/help001.wmv)への接続処理は901で既になされているため、705b2に設定された再生開始時刻「00:20:08’00」から708b2に設定された「FLAME_BY_FLAME_ADVANCE」で再生するように、制御コマンドを生成・実行する。
907において、表示制御部109は、再生モードに「切替待機モード」が設定されるので、再生途中のストリーミング映像の再生方法を709b2に設定された再生方法「FAST_FORWARD」に変更するように、制御コマンドを生成・実行する。
908において、表示制御部109は、再生モードが「切替待機モード」であり、907によって再生されていたストリーミング映像が、706b2に設定された再生終了時刻「00:21:32’00」に達したので、状態変化通知に基づいてガイダンスデータ情報703cを取得し、映像ストリーミングの制御を行う。再生モードに「通常再生モード」が設定され、704cに設定されたURL(http://www.help/help001.wmv)への接続処理は901で既になされているため、705cに設定された再生開始時刻「00:04:28’00」から708cに設定された「PLAY」で再生するように、制御コマンドを生成・実行する。
909において、表示制御部109は、状態変化通知を受信して、再生モードに「終了待機モード」が設定されるので、再生途中のストリーミング映像の再生方法を710cに設定された再生方法「SKIP」に変更するように、制御コマンドを生成・実行する。ストリーミング映像の再生がスキップされると、ストリーミング接続が切断され、ガイダンス表示が終了される。
このように本実施形態では、機器状態や操作状態の変化に応じて、ストリーミング形式の映像データの再生制御を行うことで、ガイダンス情報を適切なタイミングで提供することができる。
<第3の実施形態>
図10は第3の実施形態に係る情報処理装置の全体構成を表すブロック図である。
図10に示すように、本実施形態は複写機1001、映像配信装置103から構成されている。複写機1001は、ガイダンス対象の情報機器本体であり、状態検出部104、表示要求部105、状態通知部106、構成情報記憶部107、表示制御部109、ディスプレイパネル110、通信部111から構成されている。
第1及び第2の実施形態においては、図1に示すように、表示制御部109が情報処理装置102の一部を構成し、内部又は外部に接続されている表示装置110上に、プリンタ101のガイダンス情報を表示する例を説明した。第三の実施形態においては、図10に示すように、表示制御部109が複写機1001の一部を構成し、複写機1001の表示装置110上に、複写機1001のガイダンス情報を表示する。また、表示装置110は、複写機に外部接続された図示しないパネルでも良い。
以上、説明した実施形態では、状態検出部104がヘルプボタンの押下を検出してガイダンス表示が開始される例を示したが、特定の状態変化を検出した際に、自動的にガイダンス表示を開始しても良い。
また、ガイダンス対象にプリンタや複写機を用いた説明をしたが、本発明の対象は複写機に限るものではなく、他の任意の情報機器にも適用可能である。例えば、情報処理装置に接続されるスキャナやデジタルカメラ等にも適用可能である。また、DVDプレーヤ等、デジタルテレビに接続される機器もガイダンス対象となりえる。この場合、デジタルテレビが本発明の情報処理装置に該当し、ディスプレイにガイダンス情報を再生することができる。さらに、情報機器そのものでなく、情報機器にインストールされた任意のアプリケーションソフトウェアや情報機器に接続された別の情報機器をガイダンス対象としても良い。
<その他の実施形態>
図11は、本実施形態における情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。この例では、CPU1101、ROM1102、RAM1103、ハードディスク1104、入力部1105、出力部1106、通信I/F1107がバス1109に接続されている。CPU1101はROM1102に格納されているプログラムに従って上述した処理を実行する。RAM1103はCPU1101が処理を実行時に使用される作業領域や各種テーブルなどを含むメモリである。入力部1105はカメラなどの画像入力を行う。出力部1106は表示装置等に画像出力を行う。そして、通信I/F1107はネットワーク1108との間でデータ通信を制御する。
尚、本発明は複数の機器(例えば、ホストコンピュータ、インターフェース機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用しても良い。
また、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPU若しくはMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行する。これによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、コンピュータ読み取り可能な記録媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
このプログラムコードを供給するための記録媒体として、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、次の場合も含まれることは言うまでもない。即ち、プログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理により前述した実施形態の機能が実現される場合である。
更に、記録媒体から読出されたプログラムコードがコンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込む。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理により前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
第1の実施形態の全体構成を表すブロック図 第1の実施形態における表示制御部109の制御のフローチャート図 第1の実施形態における構成情報の記述例 第1の実施形態における表示制御部109で生成される制御コマンドの記述例 第1の実施形態におけるストリーミング制御シーケンス 第2の実施形態における表示制御部109の制御のフローチャート図 第2の実施形態における構成情報の記述例 第2の実施形態における表示制御部109で生成される制御コマンドの記述例 第2の実施形態におけるストリーミング制御シーケンス 第3の実施形態の全体構成を表すブロック図 その他の実施形態における映像処理装置のハードウェア構成を示す図

Claims (10)

  1. 接続されている外部装置に関する映像情報を、ネットワークを介して接続される映像配信装置から受信して表示装置に表示する情報処理装置であって、
    前記外部装置から、外部装置の状態変化を示す状態変化通知を受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信された状態変化通知に基づいて、映像情報をストリーミング再生するための制御情報を生成する制御手段と、
    前記制御手段によって生成された制御情報を前記映像配信装置に送信する送信手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記受信手段は更に、前記外部装置から、外部装置の状態に対する操作手順を示す情報である構成情報を受信し、
    前記制御手段は、前記状態変化通知と前記構成情報とに基づいて前記制御情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記構成情報は、前記外部装置にエラーが発生した際に、エラーから復旧するための操作手順を示す情報であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御手段は、前記受信手段によって受信された状態変化通知から、対応する映像情報を映像配信装置から受信するための制御コマンドを生成することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御手段は、映像情報の再生中に新たな状態変化通知を受信した場合に、前記再生中の映像情報の再生モードを変更することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 装置に関する映像情報を、ネットワークを介して接続される映像配信装置から受信する情報処理装置であって、
    該情報処理装置の状態を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された該情報処理装置の状態と、外部装置の状態に対する操作手順を示す情報である構成情報に基づいて、映像情報をストリーミング再生するための制御情報を生成する制御手段と、
    前記制御手段によって生成された制御情報を前記映像配信装置に送信する送信手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  7. 接続されている外部装置に関する映像情報を、ネットワークを介して接続される映像配信装置から受信して表示装置に表示する情報処理方法であって、
    前記外部装置から、外部装置の状態変化を示す状態変化通知を受信する受信工程と、
    前記受信工程によって受信された状態変化通知に基づいて、映像情報をストリーミング再生するための制御情報を生成する制御工程と、
    前記制御工程によって生成された制御情報を前記映像配信装置に送信する送信工程と
    を備えることを特徴とする情報処理方法。
  8. 情報処理装置に関する映像情報をネットワークを介して接続される映像配信装置から受信する情報処理方法であって、
    該情報処理装置の状態を検出する検出工程と、
    前記検出工程によって検出された該情報処理装置の状態と、外部装置の状態に対する操作手順を示す情報である構成情報に基づいて、映像情報をストリーミング再生するための制御情報を生成する制御工程と、
    前記制御工程によって生成された制御情報を前記映像配信装置に送信する送信工程と
    を備えることを特徴とする情報処理方法。
  9. 請求項7又は8に記載の情報処理方法をコンピュータに実行させるプログラム。
  10. 請求項9に記載のプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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